JPH0410080A - 画像処理における対象領域識別方法 - Google Patents

画像処理における対象領域識別方法

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JPH0410080A
JPH0410080A JP2112988A JP11298890A JPH0410080A JP H0410080 A JPH0410080 A JP H0410080A JP 2112988 A JP2112988 A JP 2112988A JP 11298890 A JP11298890 A JP 11298890A JP H0410080 A JPH0410080 A JP H0410080A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像処理において対象領域と背景領域との境界
を求めて対象領域を抽出する対象領域識別方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
自動車の自律走行には、画像処理による走行路判別の技
術が必要とされている。従来、画像分割領域から道路端
や走行コースを求めるには、得られた走行コース領域と
背景領域との境界を逐次追跡して境界線に対応する点列
群を求めることにより行われていた。つまり、走行路領
域の境界部に位置する画素をこの境界に沿って一つ一つ
逐次追跡し、この追跡の跡を点列群とし、この点列群に
基づいて道路端を判断していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため、従来の走行領域の境界端を求める方法におい
ては、求まる点列群の数が多くなる。従って、走行路領
域の境界を多角形で近似し、余分な点を間引く必要があ
り、処理に時間がかかる。
また、画像処理の結果得られる走行路領域の境界は滑ら
かなものであれば良いが、実際にはこの境界の形状が複
雑になる。従って、複数の領域について境界の画素を逐
次追跡することにより得られるデータは大量になり、こ
の結果、処理に時間がかかる。このように処理時間がか
かると自立走行の自動走行に支障を来たすことになる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解消するためになされたもの
で、画像分割された各領域にラベル付けされた画像を一
定方向の区分線により区分し、定方向に直交する方向の
リストを区分線毎に作成し、区分線に沿って画像走査し
て各領域のラベル値の変化点を識別することにより区分
線と各領域の境界線との交点に位置する境界点を求めて
一定方向におけるリストを境界点毎に作成し、各領域の
ラベル値の接続関係に基づいて一定方向における区分線
に沿った境界点の属性を求めて一定方向のリストに属性
を記述し、各領域のラベル値の接続関係に基づいて一定
方向に直交する方向における分割領域の境界線に沿った
境界点の属性を求めて一定方向のリストに属性を記述し
、各リストに記述された属性に基づいて一定方向に直交
する方向のリストの連結長さを求め、長さが所定長さ以
上のリストに対応する境界点の点列を対象領域の境界に
該当するものと判断し、対象領域の境界を識別するもの
である。
〔作用〕
リストに記述された属性により、各領域の境界点の連結
関係が構造化されたストラフチャにおいて表現され、こ
のストラフチャから対象領域の境界が識別される。
〔実施例〕
本発明の一実施例によるカラー画像処理装置における対
象領域識別方法を、自律走行車の走行制御に適用した場
合について以下に説明する。本実施例の方法により、走
行車の走行コースは自動的に認識され、走行車は認識さ
れた走行コースに基づいてステアリングの操舵角やエン
ジンへの燃料噴出量などを決定し、自律走行する。
第45図は本実施例によるカラー画像処理装置全体の概
略構成を示すブロック図である。
カラー画像処理装置は、道路情報を撮像するカラーカメ
ラ101と、撮像されたRGB情報をISH変換するI
SH変換部102と、ISH変換された画像情報から道
路候補領域等を抽出するカラー処理部103と、カラー
処理された画像についてラベリング処理を施すラベリン
グハード部104と、ラベリングされた画像領域につい
て併合処理等を実行するCPU処理部105とに大別さ
れる。ISH変換部102は、カラーカメラ入力ボード
、ISH変換ボードおよびフィルタ等によって構成され
ている。
第2図はこのカラー画像処理装置における画像処理方法
を示す概略のフローチャートである。
カラーカメラ101により道路画像106がRGB情報
として取り込まれ、ISH変換部102において明度(
I)、彩度(S)2色相(H)の各画像に変換される(
ステップ201)。これら各画像を基にしてカラー処理
部103において走行コースの基になる道路候補領域が
抽出される(ステップ202)。ここで、CPUのステ
ータスレジスタにある低輝度のしきい値存在フラグがオ
ンしているか否かを判断する(ステップ203)。この
フラグは取り込まれた原画像に影や変色部分などの低輝
度領域が有るか否かを示すフラグであり、フラグがオン
していればカラー処理部103において低輝度領域が抽
出される(ステップ204)。抽出された道路候補領域
および低輝度領域はラベリングハード部104において
ラベル付けされ、各領域間の接続関係が判断される。こ
の判断結果に基づき、各領域が併合すべき関係にある場
合にはCPU処理部105においてマージ(併合)処理
が実行される(ステップ205)。
次に、CPUのステータスレジスタにある高輝度のしき
い値存在フラグがオンしているか否かを判断する(ステ
ップ206)。ステップ203 (Zおいて低輝度のし
きい値存在フラグがオンしていない場合には、直ちにこ
のステップ206の処理が実行される。この高輝度のし
きい値存在フラグは、取り込まれた原画像に日向や変色
部分などの高輝度領域が有るか否かを示すフラグであり
、フラグがオンしていればカラー処理部103において
高輝度領域が抽出される(ステップ207)。
抽出された道路候補領域および高輝度領域はラベリング
ハード部104においてラベル付けされ、各領域間の接
続関係が判断される。この判断結果に基づき、各領域が
併合すべき関係にある場合にはCPU処理部105にお
いてマージ(併合)処理が実行される(ステップ208
)。
このようにして併合された道路候補領域に基づき、領域
の左右の境界端、つまり、道路端の境界線が点列として
求められる。この点列情報により、今回撮像された原画
像に基づく走行コースが認識される(ステップ209)
。この後、ステップ201の処理に戻り、自律走行車の
移動に伴って引き続いて得られる画像情報について上記
と同様な処理が繰り返し実行され、自律走行車の走行制
御が実行される。
次に、以上の処理内容について、第45図に示されたカ
ラー処理装置の構成図に基づいてより詳しく説明する。
カラーカメラ101は自律走行車の車体に固定して設置
してあり、このカラーカメラ101には走行車の前方に
位置する道路画像106がRGB情報として撮像される
。ISH変換部102の変換処理部107には、このR
GB情報が与えられる。この変換処理部107において
、後に詳述するFROMテーブルを用いたカラー画像の
ISH変換処理」が実行され、RGBの道路画像情報は
明度(1)画像108.彩度(S)画像109および色
相(H)画像110の各画像情報に変換される。
明度画像108は道路候補領域抽出手段111に与えら
れ、後に詳述する「テンプレート画像を用いた繰返しき
い値処理による走行コースの抽出手法」により、明度画
像に基づく道路候補領域画像113が抽出される。また
、彩度画像109は道路候補領域抽出手段112に与え
られ、上記と同様の手法により、彩度画像に基づく道路
候補領域114が抽出される。この手法における領域区
分のためのしきい値は、後に詳述する「繰返しきい値処
理における特徴量ヒストグラムの形状に基づくしきい値
設定手段」により決定される。求められた各道路候補領
域画像113,114は論理積演算手段115に与えら
れ、明度および彩度から得られた各道路候補領域の共通
部分が取り出され、カラー情報に基づく新たな道路候補
領域画像116になる。
また、明度画像108から抽出した道路候補領域に低輝
度領域が繋がっている場合には、CPUのステータスレ
ジスタ117に有る低輝度のしきい値存在フラグがオン
する。このフラグがオンしている場合に、低輝度領域抽
出手段118は明度画像108を取り込む。そして、後
に詳述する[明るさの違いに注目した走行コースからの
影や高輝度部分の抽出手段」により、低輝度領域を抽出
する。抽出された低輝度領域は低輝度画像119になる
。この低輝度領域画像119は、論理積演算手段120
において、彩度画像109から抽出された道路候補領域
画像114と論理積が取られ、低輝度領域のうちで道路
候補領域と似た彩度の領域が抽出される。抽出されたこ
の低輝度領域の画像情報は、道路候補領域画像116に
加えられる。
また、明度画像108に高輝度領域が存在している場合
には、カラー処理部のステータスレジスタ117にある
高輝度のしきい値存在フラグがオンする。このフラグが
オンしている場合に、高輝度領域抽出手段121は明度
画像108を取り込む。そして、後に詳述する「明るさ
の違いに注目した走行コースからの影や高輝度部分の抽
出手段」により、高輝度領域を抽出する。抽出された高
輝度領域は高輝度領域画像122になる。この高輝度領
域画像122は、論理積演算手段123において、彩度
画像109から抽出された道路候補領域画像114と論
理積が取られ、高輝度領域のうちで道路候補領域と似た
彩度の領域が抽出される。
抽出されたこの高輝度領域の画像情報は、道路候補領域
画像116に加えられる。
上記各手段により、道路候補領域画像116には、画素
値1の道路候補領域画像1131画素値2の低輝度領域
画像119および画素値3の高輝度領域画像122が含
まれる。
道路候補領域画像116はラベリング処理部124に与
えられる。ラベリング処理部124は与えられた画像の
各領域にラベル付けをし、ラベル画像126を作成する
。また、これと同時に、ラベリング処理部124は同一
ラベル領域の面積や重心などを演算する。これらの各演
算値はラベリング処理部124に対応した演算値125
になる。このラベリング処理は、後に詳述する「ラベリ
ング処理装置」によって実行される。
CPUはラベル画像126を小領域除去手段127に取
り込む。ここで、ノイズ等によって生じた小領域や地平
線位置より重心が上に位置する領域は、道路領域に該当
するものではないものとし、これら領域は各ラベル画像
の中から除去される。小領域除去手段127により、道
路候補領域から小領域が除去されたラベル画像は、新た
なラベル画像128になる。また、各領域に付けられた
ラベル毎の演算値125(特徴量)の内、小領域除去手
段127によって除去されなかった各領域の特徴量はり
スト1に記述される。
リスト1に記憶された特徴量129.ラベル画像128
.道路画像116に基づいて、道路候補領域画像の各ラ
ベル領域と低輝度領域画像の各ラベル画像、および道路
候補領域画像の各ラベル領域と高輝度領域画像の各ラベ
ル画像が併合すべき関係にある場合には、領域併合手段
130において併合処理が実行され、新たなラベル画像
131がメモリ1に記憶される。以上の併合処理は、後
に詳述する「複数の領域の併合手段」により実行される
最終的に得られたラベル画像131に基づいて道路領域
の左右端の道路位置座標132が演算される。この道路
端位置座標132に基づき、道路端に相当する点列デー
タ133が求まる。この道路端を求める処理は、後に詳
述する「走行可能範囲を求める手段」、並びに本発明の
特徴である「多様な形状の走行コースの内部表現手法」
により実行される。この点列データ133は、自立走行
車の走行制御のための画像処理データ統括管理を行うデ
ータ管理部へ送出され、カラー画像処理が終了する。
次に、カラーカメラで撮像して得られたRGBデータを
、明度I、彩彩度8包 変換するFROMテーブルを用いたカラー画像のISH
変換処理」について、第3図を用いて以下に説明する。
まず、カラーカメラから原画像301をRGBデータと
して入力する。原画像301にはRGBの各データが混
在しているため、RGBデータの各成分を分離する。そ
して、分離した各RGBデータをR画像メモリ302,
0画像メモリ303および8画像メモリ304の3つの
各画像メモリに各々別個に記憶する。これら各R,G、
B画像メモリ302〜304は8ビツトの階調を持った
複数の画素値から構成されており、次のようにISH変
換される。
まず、8ビツトの各RGBデータを読み出す際に上位の
6ビツトのみを読みだし、下位2ビツトを切り捨てる。
つまり、上位6ビツトをとることにより、8階調の画素
値を6階調の画素値に近似する。この上位6ビツトによ
る数値は16進数で00〜3F (hex)の間で変化
する(切り捨てた下位2ビツトを考慮すると00〜FC
(hex)の間で変化する)。また、この上位6ビツト
の値を40(heX)で割った数値をそれぞれR,G。
B値とする。これらR,G、Bの6値は実数の0から約
1までの範囲で変化する。
R,G、Bの6値を(R+G十B)で割った値をそれぞ
れr、g、bとすると、R,G、B値からI、S、H値
への変換は次式に従って行われる。
ここで、min (r、g、b)は、r、g、bの各特
徴量のうちの最少の値を持つ特徴量の値を示す。
1−  (R+G+B)/3          ・・
・ (1)S−1−(1/3)  台 min  (r
、  g、  b)H=1/2+ (1/π)  ・a
rctan ((3) 1/2(g−b)  /  (
2r−g−b)  1この変換はラスラスキャン類にR
,G、Bの各画素毎に行われ、変換された各I、S、H
値は全て0から1までの値とる実数となる。ROM30
5にはRGBから明度Iへの変換テーブルデータ、RO
M306にはRGBから彩度Sへの変換テーブルデータ
、ROM307にはRGBから色相Hへの変換テーブル
データが記憶されている。
これら各ROM305〜307はルックアップテーブル
として機能する。また、各ROM305〜307にデー
タが記憶されるアドレスは、変換前の各R,G、B値の
8ビツトの数値のうち、上位6ビツトの数値によって定
まる。なお、各ROM305〜307の記憶容量は18
ビツト(−256にバイト)である。
ROM305,306に記憶された各特徴量はCPUか
らの取り込み命令に応じて明度データ308、彩度デー
タ309として即座に読み出され、必要とされる画像処
理にリアルタイムに供給される。また、ROM307か
ら読み出された色相データ310の特徴量は、さらに、
3X3平均値フイルタ311によってノイズが除去され
て平均化される。このため、各画像処理に供される色相
データ312は平滑化されたノイズのないデータとなる
。また、読み出された各特徴量データ(明度308.彩
度3091色相310および312)は下位2ビツトが
0で、上位6ビツトが有効な8ビツトの近似データであ
る。
次に、本アルゴリズムを用いたIH3変換処理例につい
て、本アルゴリズムを用いないIH9変換処理例と比較
しつつ、第4図〜第7図を参照して説明する。
各図の(a)はカラーカメラに撮像された原画像の概略
である。つまり、第4図(a)は走行路が遠方でカーブ
する情景を示し、走行路の片側にはガードレールが設置
されており、このガードレールの遠方には樹木が生い茂
っている。第5図(a)は走行路端が雑草等によって区
画されている走行路を示し、遠方には住居や樹木等があ
る情景になっている。第6図(a)は夜間の高速道路に
おける走行路を示し、路面は月明りおよび照明燈によっ
てわずかな光が照らされている情景になっている。第7
図(a)は天気の良い日中の走行路を示し、走行路上に
はブロック塀の中にある樹木による影ができている情景
になっている。
また、第4図から第7図の各図の(b−1)および(b
−2)は明度Iを特徴量とするヒストグラム、各図の(
c−1)および(c−2)は彩度Sを特徴量とするヒス
トグラム、各図の(d−1)および(d−2)は3×3
平均値フイルタ311にかける前の色相H′を特徴間と
するヒストグラム、各図の(e−1)および(e−2)
は3×3平均値フイルタ311にかけた後の色相Hを特
徴間とするヒストグラムである。
各ヒストグラムの縦軸は各特徴間の画素数を示し、全画
面の1/4を最大としている。また、各ヒストグラムの
横軸は明度11彩度S1色相H′Hの各特徴間の度合い
を示す。この各特徴間の度合いは原点から遠ざかる程強
まるように表示されており、0〜F F (h e x
)の各数値に割り当てられた各特徴間の度合いを64分
割して表示しである。また、原画像の画素数は512X
512より若干少なくなっている。これは画像周辺部に
はR,G、Bの各データが全てOの部分があるためであ
り、各ヒストグラムはこの部分を含んだデータ値により
表されているからである。
また、各図の(b−1)、  (c−1)、  (d 
−1)、(e−1)は従来手法に基づいて得られたヒス
トグラムであり、各画像メモリにCPUが直接アクセス
し、R,G、Bデータを変換式に従ってI、S、Hデー
タに変換することにより得られたものである。これに対
して各図の(b−2)。
(c−2)、  (d−2)、  (e−2)は本実施
例の手法によるアルゴリズムに基づいて得られたヒスト
グラムであり、ROMに6ビツト階調のRGBデータか
らI、S、Hの各特徴間への変換テーブルを記憶し、こ
れを読み出すことにより得られたものである。
第4図〜第7図の各(b−1)、(b−2)および各(
c−1)、  (c−2)に示されるように、明度Iお
よび彩度Sについては、本手法によるヒストグラム分布
と従来手法によるヒストグラム分布とには大差がないこ
とが分かる。このことは、RGBデータをISHデータ
に変換する本手法による機能は、従来手法による変換機
能に比較して劣る面がないことを示している。一方、各
図の(d−1)、(d−2)に示される3X3平均値フ
イルタ311にかける前の特徴間である色相H′のヒス
トグラム分布は、従来手法と本手法とでは全体的な傾向
が変わっている。これは本例に用いたような画像では、
RGBデータから色相Hへ変換する式の中の(g−b)
および(2r−g−b)の値は0付近の極めて限定され
た値しか取らないため、本手法によるデータの6ビツト
への圧縮により情報が極端に離散化してしまったことに
起因する。
しかじ、この色相H′を3×3平均値フイルタ311に
かけることにより得られるヒストグラム分布は、各図の
(e−1)、  (e−2)に示されるように、従来手
法による分布に十分対応するものになっている。色相デ
ータの計算値はRGBデータの小さな雑音によって容易
に変化する不安定な値であり、また、色相の画像には非
常に大きなノイズがある。このため、本手法のように、
色相変換の計算値結果について何等かの平滑化を行うこ
とは妥当な処理であり、この平滑化を行うことにより特
徴間を6ビツトに圧縮して処理しても同等問題は生じな
いことが理解される。なお、色相の計算値は雑音によっ
て容易に変化する不安定な値であるからこそ、色相H′
のデータを平均値フィルタに通すことにより、従来手法
によるヒストグラム分布と同様な分布が得られた。
このように、ROM305〜307をルックアップテー
ブルとして用いてI、S、f(の各特徴間を予め変換処
理することにより、従来のように処理が必要とされる度
毎に各画像メモリにCPUがアクセスして演算する必要
は無(なる。この結果、本実施例によるデータ変換の際
の演算処理速度はビデオレートで高速に実行することが
可能となり、処理速度が向上する。また、上述のR,G
、BデータからI、S、Hデータへの変換式が変わって
も、同一のハードウェアによって対処することが可能で
ある。つまり、この変換式の変更が与える影響は、RO
M305〜307の記憶内容の変化だけである。このた
め、ハードウェアは変換式の変更によっては変化しない
。また、R,G、Hの各画素値を6ビツトに圧縮したた
め、ハードウェアの量を小さくすることが可能になる。
さらに、ルックアップテーブルから色相Hを読み出す際
に3×3平均値フイルタ311を通すことにより、デー
タを6ビツトに圧縮したことによる悪影響、例えば、ヒ
ストグラムの離散化等を防ぐことができる。
次に、「繰返しきい値処理における特徴量ヒストグラム
の形状に基づくしきい値設定手段」について説明する。
この手段は走行路領域を抽出するカラー画像処理の前処
理として行われる。
第8図はこの処理過程の概略を示すフローチャートであ
り、走行車両に設置されたカラーカメラから得られた原
画像データのコントラストが低い場合における処理を示
す。
まず、カメラから得られた原画像のRGBデジタル画像
データを基にして色の特徴ff1(明度または彩度)に
対する頻度を表すヒストグラムを作成する。このヒスト
グラムの横軸は色の特徴量(明度または彩度)、縦軸は
特徴量の頻度に設定する。
このヒストグラムは原画像のコントラストが低いため、
ヒストグラムの原点側に偏って分布する。
また、コントラストの低い画像はモードが単峰形になり
易く、明確な谷が発生しない。このため、−膜内には各
画素値について所定の演算を行って画像強調を行った後
にヒストグラムを作成するのであるが、本手法の場合に
は、ヒストグラムのデータ上でこのヒストグラムを横軸
方向に単に引き伸ばすことにより、画像強調を行う(ス
テップ801)。
そして、強調されたヒストグラムの左端処理(ステップ
802)、および右端処理(ステップ803)を実行す
る。次に、ヒストグラムの頻度の分布状態から特徴量に
対する頻度の大きい仮の頂上(ピーク)、および特徴量
に対する頻度の小さい仮の谷をピーク・谷テーブル上に
設定する(ステップ804)。求まった仮の谷の頻度に
基づいて谷の評価をこのテーブル上で行う(ステップ8
05)。さらに、この谷に隣接するピークに基づいて再
度谷の評価をテーブル上で行う(ステップ806)。最
後に、評価されたピーク・谷テーブルの平滑化を行い、
ピークと谷の相対関係から領域区分の対象領域とこの背
景領域との区分に有効な谷を抽出する(ステップ807
)。
一方、上記の処理に並行してステップ801で作成され
たヒストグラムに対して大津の判別分析法を適用し、こ
の判別分析法による領域区分しきい値を得る。そして、
得られたしきい値とステップ807で抽出された谷の位
置とを比較し、しきい値の近傍に位置する谷の頻度を真
のしきい値とし、大津の判別分析法によるしきい値を補
正する。
次に、各処理の詳細について以下に説明する。
ステップ804における仮のピークおよび仮の谷の設定
は次のように行われる。つまり、特徴量に対する頻度の
分布状態を基にして仮のピークおよび谷を判断する。具
体的には、ヒストグラム上の着目点の左右の隣接点の頻
度により、ピークおよび谷の状態は第9図(a)〜(f
)に図示される6通りの状態に分けられる。ここで、ヒ
ストグラム上の着目点をhl  (添字のiはヒストグ
ラムの横軸に添ってN個の点を均等に割り振った時の任
意の1点を意味し、0〜N−1の値とする)、着目点h
jより特徴量が小さい隣接点をhl−1、着目点h1よ
り特徴量が大きい隣接点をh iiiとする。また、着
目点h1と隣接点h i−1との各頻度の差をピッチT
)If (pH−hl −hj−1) 、隣接点h i
i1と着目点h+との各頻度の差をピッチpi2 (p
H2−h DI −h i )とする。
i−1〜N−2の範囲(ヒストグラムの両端点は除く)
において、ピーク・谷テーブル値pk tjを以下のよ
うに設定する。すなわち、pilの符号とp+2の符号
が異なる時、(1)  pH≧0、かつ、p12≦0な
らば、テーブル値pktl=1 (2)  p11≦0、かつ、pH2≧0ならば、テー
ブル値pkti=  1 第9図(a)は、p 11> 0、かつ、p 12−0
の状態であり、従ってテーブル値pkti −1である
。同図(b)は、pil>O5かつ、p 12< 0の
状態であり、従ってテーブル値pkti −1である。
同図(c)は、p Il−0、かつ、p12< Oの状
態であり、従ってテーブル値pkti −1である。同
図(d)は、p ii< o、かつ、p 12−0の状
態であり、従ってテーブル値pkti=−1である。同
図(e)は、p if< 0、かつ、p12> 0の状
態であり、従ってテーブル値pkt1=−1である。同
図(f)は、p il−0、かつ、p12〉0の状態で
あり、従ってテーブル値pkti −−1である。
このようにして隣接する各点の相対的な各頻度の関係か
ら、同図(a)、(b)、(c)の状態はpkti−1
であると演算され、着目点h1は仮のピークと判断され
る。同図(d)、(e)。
(f)の状態はpktl=−1であると演算され、着目
点h1は仮の谷と判断される。
また、ステップ805における頻度による谷の評価処理
は次のように行われる。つまり、i−1〜N−2におい
て着目点hiが仮のピークであるとき(pktl−1)
、 (1)  隣接点hjと着目点h+との比が0.1より
小さい(hj /hl <0.1)隣接点hjが着目点
h1の左側にあるならば、隣接点hjに対応するテーブ
ル値pk tjを−1にする(pktj  =−1) 
 。
(2)隣接点hfflと着目点hl との比が0.1よ
り小さい(hm/hl <0.1)隣接点hmが着目点
h1の右側にあるならば、隣接点hmに対応するテーブ
ル値pktmを−1にする(pkt摺−一1)。
また、ステップ806における隣接ピークに基づく谷の
評価処理は次のように行われる。
i−0〜N−1において、 (1)着目点hiが仮の谷の時(pktl==1)、 ■谷の左側の仮のピーク(隣接点hk、 テーブル値p
ktk=1)をt opLと呼ぶことにする。
■谷の右側の仮のピーク(隣接点hj、テーブル値pk
tj=1)をtopRと呼ぶことにする。
(2)  着目点hiにt opLおよびtopRが共
に存在する時、 ■着目点h+とt opLとの比flcΩ−hj/1o
pL)が着目点h1とtopRとの比r(r−hl/1
opR)より小さければ(47<r)、テーブル値pk
 tjに1を加算する。
■比1)(hl/1opL)が比r (hi /1op
R)より大きければ(ρ≧r)、テーブル値pk tk
に1を加算する。
(3)  着目点hiにt opLおよびtopRが共
に存在し、かつ、比1t<0.5、または比rく0.5
ならば、着目点htに対応するテーブル値pktiから
1を減じる。
(4)  上記の(3)以外の場合には、テーブル値p
k tiを−4に書き替える。
(5)  谷の右側にのみ仮のピークtopRが存在す
る時、比r<0.5ならば、テーブル値pk tiから
1を減じる。
(6)  谷の左側にのみ仮のピークtopLが存在す
る時、比1)<0.5ならば、隣接点hjに対応するテ
ーブル値pk tjから1を減じる。
また、ステップ807におけるピーク・谷テーブルの平
滑化処理、つまり、ピーク・谷テーブルpktにおいて
、求まった谷どうしの距離が十分に近い場合には平滑化
処理が次のように行われる。
i−1〜N−1において、着目点h1に対応するテーブ
ル値pktiが−2であり、この谷の右側に位置する谷
のテーブル値pktj も−2であり、しかも、これら
谷どうしの距離(j−i)が所定のしきい値よりも小さ
い時、 (1)  着目点h+の頻度の方が隣接点hjの頻度よ
りも大きければ(hi >hj ) 、テーブル値pk
 tiを0にする(pkti−0)。
(2)  着目点hjの頻度の方が隣接点hjの頻度よ
りも小さければ(hl ≦hj)、右側に位置する谷の
テーブル値pktjを0にする(pktj =0)。
次に、上記方法を用いた具体的な例について以下に説明
する。
例えば、第10図(a)に示される特徴量ヒストグラム
が得られた場合を想定する。同図の横軸は明度または彩
度の色の特徴量であり、縦軸はその特徴量の画像におけ
る頻度である。このヒストグラムについて第8図に示さ
れた処理を行うと、同図(b)に示されるピーク・谷テ
ーブルpktのテーブル値は、同図(b)の一番人側の
列に記された1〜8の番号に沿って以下のように推移す
る。この推移の結果、再下段に示された数値が最終のテ
ーブル値として求まる。なお、同図(b)の各テーブル
値が記載されている位置は、同図(a)のヒストグラム
の各特徴ff1A−Lに対応している。つまり、記載さ
れた各テーブル値は、点線で示されるように、その記載
された位置の上方の特徴量に対応している。
まず、特徴量ヒストグラムの左端処理および右端処理を
実行しくステップ802,803)、引き続いて仮ピー
クおよび仮の谷を設定する(ステップ804)。この設
定は前述のステップ804の処理に従って行われ、この
結果得られる各テーブル値は番号1のテーブルに示され
るものとなる。
次に、頻度による谷の評価(ステップ805)および隣
接ピークに基づく谷の評価(ステップ806)を、前述
の処理に従って行う。
特徴量がAの谷の場合には谷の右側にtopRのみが存
在し、また、特徴i1Aにおける頻度と谷の右側の仮の
ピークの頻度との比rは0.5以下である(hi /l
 opR<0.5)oこのため、特徴ff1Aに対応す
るテーブル値から1を減じ、この結果、テーブル値は−
2になってテーブルは番号2に示されるテーブルに推移
する。
また、特徴量がDの谷の場合には、この谷の両側にto
pLおよびtopRが共に存在する。しかも、この谷の
頻度と左側の仮のピークの頻度との比gは0.5以下で
ある(hl/1opL<0.5)。従って、特徴ff1
Dに対応するテーブル値pk tiから1を減じ、この
結果、テーブル値は−2になる。また、特徴量がDの谷
の両側の仮の各ピーク値の頻度と谷の頻度との各地pお
よび比rは、比「の方が大きい(1)<r)。従って、
谷の右側に位置する仮のピーク(特徴ff1E)のテー
ブル値pk tjに1を加算することにより、テーブル
値は2になる。この結果、ピーク・谷テーブルは番号3
に示されるテーブルになる。
また、特徴量がFの谷の両側には共にt opLおよび
topRが存在し、比gまたは比rの一方は0,5より
小さい(g、r<Q、5)。従って、特徴量Fに対応す
るテーブル値pk tlから1を減じ、テーブル値を−
2にする。また、比pは比rより大きい(f!≧r)。
従って、谷の左側に位置する仮のピーク(特徴量E)の
テーブル値pktkに1を加算し、テーブル値を3にす
る。
この結果、テーブルは番号4に示されるテーブルに推移
する。
また、特徴量がHの谷の両側には共にtopLおよびt
opRが存在し、比gまたは比rの一方が0.5より大
きい(i)、r≧0.5)。従って、特徴量Hに対応す
るテーブル値pk tlを−4に書き替える。また、比
pは比rよりも小さい(g<「)。従って、谷の右側の
仮のピーク(特徴量I)に対応するテーブル値pk t
jに1を加える。
この結果、特徴jlIに対応するテーブル値は2になり
、テーブルは番号5に示されるテーブルに推移する。
また、特徴量Jの谷の両側には共にt opLおよびt
opRが存在し、比rは0.5より小さい(r<0.5
)。従って、この谷に対応するテーブル値pkt+から
1を減じる。また、比gは比rより大きい(1)≧r)
。従って、谷の左側に位置する仮のピーク(特徴ffi
りに対応するテーブル値pk tkに1を加算し、テー
ブル値を3にする。この結果、テーブルは番号6に示さ
れるテーブルに推移する。
また、特徴ff1Lの谷は谷の左側にtopLのみが存
在し、比pは0.5より小さいi <0.5)。従って
、この谷に対応するテーブル値pk tiから1を減じ
る。この結果、テーブル値は−2になり、テーブルは番
号7に示されるテーブルに推移する。
次に、このようにして得られた番号7のピーク・谷テー
ブルpktについてデータの平滑化を前述のように行う
(ステップ807)。つまり、特徴量りの谷h1とこの
右側に位置する特徴ff1Fの谷hjとの距離は所定の
しきい値より小さく、かつ、各省のテーブル値は−2で
ある。さらに、特徴ff1Fの谷の頻度は特徴量りの谷
の頻度より太きい(hi≦hj)。従って、特徴量Fの
谷に対応するテーブル値pktjを0にする。この結果
、テーブルは最終的に第10図(b)の最下段に示され
るテーブルになる。
この最終的なテーブルのうち、特徴量A、D。
H,J、Lに対応するヒストグラム上の各点が谷として
求まるが、ヒストグラムの両端にある谷A。
Lは対象にはならず、また、テーブル値が−4の谷(特
徴ff1H)も対象にはならない。すなわち、データ画
像を対象領域と背景領域とに区分するのに有効な谷は、
テーブル値−2が二重丸で囲まれた特徴ff1Dおよび
Jに対応する谷である。これら谷のうち、第10図(a
)のヒストグラムに大津の判別分析法を適用して得られ
た領域区分しきい値に近い谷の頻度が真の領域区分しき
い値になる。
このように大津の判別分析法のあいまいな結果が補正さ
れることにより、誤差が少なく確度の高い走行路判別を
行うことが可能になる。
次に、「テンプレート画像を用いた繰返しきい値処理に
よる走行コースの抽出手法」について説明する。なお、
以下の説明では、自律走行車が草や土等で区切られたコ
ースを走行することを前提にし、走行路領域を抽出する
場合について述べることにする。
第11図は走行路認識のアルゴリズムの概要を表すフロ
ーチャートである。
まず、走行車に搭載されたカラーCCDカメラにより、
走行路の情頻を撮像する(ステップ1101)。そして
、撮像されたRGBのカラー画像信号をカラーカメラ入
力装置に取り込み、取り込んだRGB原画像データを前
述のようにISHデータに変換する(ステップ1102
)。IsHデータに変換された特微量画像に基づき、前
述のように各特徴量とその画素数との特性を表すヒスト
グラムをカラー画像処理装置で作成する(ステップ11
03)。
次に、作成したヒストグラムに基づき、しきい値処理を
繰り返し適用して走行路を2値化画像として抽出する。
このように抽出された画像はノイズや細かく分断された
領域を有するので、次の処理を実行する。つまり、後に
詳述するラベリング装置によって各領域にラベルを付け
る(ステップ1104)。そして、ラベル付けされた各
領域の面積と重心とを計測し、カメラの取り付は位置か
ら計算される地平線位置より重心が上の領域、および面
積が小さい領域を除去する(ステップ1105)。
次に、カラー画像処理装置において最初に抽出された走
行路画像に基づいて、走行路領域より明るさが暗い領域
および明るい領域を求め、これらの領域を併合し、また
、各領域どうしの関係を記述する(ステップ1106)
。この領域併合および領域関係の記述を基にして走行可
能範囲、つまり、道路端を検出し、画像取り込み時刻を
この走行可能範囲情報に付与する。そして、走行可能範
囲情報を画像処理装置を構成するデータ管理部へ伝送す
る(ステップ1107)。この後、ステップ1102に
戻って以上の処理を繰り返す。
第12図は走行路領域を抽出する処理の詳細を表すブロ
ック図である。
まず、撮像された原画像のRGBデータから明度データ
Iおよび彩度データSを求め、各データを特微量画像と
して画像メモリに記憶する(ブロック1201)。次に
、画像メモリに記憶された明度データIを基にして明度
を特徴量とするヒストグラムを作成する(ブロック12
02)。このヒストグラムの横軸となる特徴量の分割数
は40ポイントであり、このポイント数は大局的に走行
路の抽出を行うのには十分な大きさである。次に、作成
したヒストグラムを正規化する(ブロック1203)。
そして、正規化されたヒストグラムについて周知の大津
の判別分析法を適用し、走行路領域と背景領域とを区分
するためのしきい値を計算する(ブロック1204)。
一方、作成したヒストグラムの形状に基づいて特徴量の
画素数が多いピーク、および特徴量の画素数が少ない谷
を前述のように求め、ピークと谷の一覧表であるピーク
・谷テーブルを作成する(ブロック1205)。各ピー
クおよび谷における各特徴量の値をしきい値処理のため
の候補値とする。
ブロック1204で求めた大津の判別分析法によるしき
い値には誤差が含まれる場合があるため、ブロック12
05で求めたしきい値処理のだめの候補値により、大津
の判別分析法によるしきい値を補正する。つまり、ブロ
ック1204で求めたしきい値とブロック1205で求
めた候補値とを比較し、ブロック1204のしきい値に
最も近いブロック1205の候補値を走行路領域と背景
領域とを区分するためのしきい値とする(ブロック12
06)。次に、このしきい値により明度画像を2値化す
る(ブロック1207)。
明度画像は512X512個の画素によって構成されて
おり、I  (i、j)として表現される。
ここで、i、jは条件式0≦i、j≦511を満足する
整数である。また、ブロック1206で求まったしきい
値をXI、領域分割の対象となる特徴量範囲の最少の特
徴量の値をしきい値XO1最大の特徴量の値をしきい値
X2とする。なお、しきい値XOおよびX2の各初期値
はOおよびFF(h e x)である。ここで、明度画
像1  (i、j)が次の条件式を満足する場合には、
メモリM1(i、j)にFF(hex)を書き込む(ブ
ロック1208)。
XO:WI (i、j)<Xl また、明度画像1  (i、j)が次の条件式を満足す
る場合には、メモリM2 (i、j)にFF(h e 
x)を書き込む(ブロック1209)。
X1≦I (i、j)<X2 次に、ROMに記憶されたテンプレート画像を読み出す
(ブロック1210)。このテンプレート画像内には最
も安定した走行路情報が得られるようにテンプレート領
域が設定されている。この領域設定は自律走行車に取り
付けられたカラーカメラの俯角1画角、焦点距離を基に
して行われ、テンプレート領域に対応するメモリにはF
F(h e x)が記憶されている。次に、読み出した
テンプレート画像とメモリM1およびメモリM2との重
複度を計算する(ブロック1211)。つまり、テンプ
レート画像とメモリM1およびメモリM2との各論理積
を取り、論理積結果が「1」の画素数を各メモリM1お
よびメモリM2毎に累計する。
次に、各メモリ毎に累計された画素数が、テンプレート
領域内にある画素数に占める比率を求める。この比率が
50%以上になるメモリ情報には走行路領域が含まれて
いるものとし、さらに、比率が50%以上のメモリM1
またはM2に記憶された画像ついて、以下のように繰り
返して領域分割を行う。また、この比率に基づくメモリ
の選択により、しきい値X1によって画像が領域分割さ
れたことになり、また、ヒストグラム上においても分割
が行われたことになる。
つまり、特徴量がXO〜X1の範囲内にあるメモリM1
に記憶された領域と、特徴量がX1〜X2の範囲内にあ
るメモリM2に記憶された領域とに分割されたことにな
る。また、各メモリM1およびM2とテンプレート画像
との重複度がいずれも50%を越えない時には、メモリ
M1とメモリM2との和が記憶されたメモリM3が選択
され(ブロック1212)、メモリM3に基づいた領域
分割が次に行われる。
例えば、メモリM1とテンプレート画像との重複度が高
かった場合には、しきい値XOからX1内の特徴量によ
って構成された領域を道路候補領域にする(ブロック1
213)。そして、この道路候補領域をさらに繰り返し
て領域分割する。この繰り返し領域分割のためのしきい
値X1′は、ブロック1205で求めた谷の候補値のう
ち、しきい値XO〜x1の範囲内にあるものとなる(ブ
ロック1214)。また、もし、この範囲内に谷の候補
値が無い場合には、繰り返し分割処理は行われない。
繰り返し領域分割の対象となる特徴量範囲の最小値XO
′は前回の領域分割と変わらないしきい値XOになり、
最大値X2’ はしきい値X1になる。この範囲内の特
徴量により構成される領域についてブロック1207で
再度2値化を行い、その後前回の領域分割と同様な処理
を実行することにより、繰り返し領域分割が行われる。
この繰り返しは、分割する道路候補領域の特徴量の範囲
内にブロック1205で求めた谷の候補値がなくなるま
で行う。このようにして処理を繰り返して実行すること
により、最終的に最初の道路画像領域が得られる。
得られた道路画像領域の明度より暗い影の領域、および
明るい高輝度の領域がある場合には、これらの各領域を
求めるためのしきい値を後述のように設定する(ブロッ
ク1215)。そして、このしきい値に基づき、各領域
について前述と同様にして領域分割し、影の領域および
高輝度の領域を求める。また、同時に行われる彩度画像
に基づく処理結果により、求めた影の領域の彩度と道路
画像領域の彩度とが似ている場合には、各々の論理積を
とり、1つの領域として最終的な低輝度領域とする。ま
た、同様に、求めた高輝度領域の彩度と道路画像領域の
彩度とが似ている場合には、各々の論理積をとり、1つ
の領域として最終的な高輝度領域とする。さらに、道路
画像領域と低輝度領域との接続関係を調べ、併合できる
関係にある場合は併合処理を行う。また、同様に、道路
画像領域と高輝度領域との接続関係を調べる。
このように併合できる関係にある場合には併合処理を行
う。この結果、走行路に影がある場合または自己の位置
が影内で走行路の遠方に直射日光が照射されて高輝度部
分がある場合には、この併合処理を行うことによって現
実の走行路に即した形状の走行路領域が得られることに
なる。
以上の処理は明度画像に対するものであったが、彩度画
像に対しても同様な処理を行う。但し、ブロック121
5の処理は明度画像に対する特有なものであるため、こ
の処理は実行しない。この彩度画像による処理結果にお
いて、各領域のR,G。
Bが似た値になる同系色の場合には、各領域のヒストグ
ラム分布は同様な形状になる。これは、前述のRGBデ
ータから彩度Sデータへの変換式%式%) 従って、R,G、Bの各位が似た値になる曇天時の空や
一般舗装路では、彩度に基づいて各領域を区別すること
は困難である。しかし、色差があって各領域のR,G、
B値が似ていない場合には、各領域の明度に差がなくて
も各領域を区別することが可能である。このため、道路
画像領域をいかなる情景の下でも正確に抽出するために
、明度および彩度の2つの特徴量を用いる。そして、明
度画像および彩度画像から抽出した2種類の道路画像の
論理積を取ることにより、確度の高い走行路領域情報を
得ることが出来る。
第13図は、道路画像領域の抽出処理における道路候補
領域の抽出過程を示す。
まず、明度の特微量画像1301から特徴量ヒストグラ
ム1302を作成する。このヒストグラム1302の横
軸は明度を示し、この明度は0〜F F (h e x
)の数値によって表現されている。
また、縦軸は各明度における原画像中の画素数を示す。
大津の判別分析法をこのヒストグラム1302に適用し
、道路領域と背景領域とを区別するためのしきい値Cを
求める。また、ヒストグラム1302の形状に基づき、
ヒストグラムのビーりおよび谷を求め、ピーク・谷テー
ブルを作成する。そして、求めた谷を繰返しきい値処理
のためのしきい値の候補値とする。このヒストグラム1
302では特徴ff1a+  b、d、e、fが候補値
になっている。
大津の判別分析法によって求めたしきい値Cを、ピーク
・谷テーブルから求めた候補値によって補正する。つま
り、しきい値Cに最も近い候補値すを補正したしきい値
とする。そして、このしきい値すによって特微量画像1
301を2値化する。
この結果、特徴量が00(hex)〜bの分割画像13
03と、特徴量がb−FF(hex)の分割画像130
4とが得られる。この時点では分割された各画像130
3.1304のうち、どちらの画像に走行路領域が含ま
れているのかが分からない。
このため、道路位置を想定したテンプレート画像130
5と各画像1303.1304との論理積を取り、各画
像との重複度を計算する。テンプレート画像1305の
下部には台形のテンブレート領域が図示のように設定さ
れている。このテンプレート領域に対応するメモリ素子
には前述したようにFF (hex)が記憶されており
、また、テンプレート領域の背景領域に対応するメモリ
素子には00(heX)が記憶されている。本例の場合
には、画像1304にテンプレート画像1305との重
なり部分が最も多く存在する。このため、重複度の計算
結果により、特徴量がb〜FF (hex)の画像13
04に走行路領域が含まれているものと判断され、画像
1304に対応した道路候補領域画像1306が得られ
る。
b−FF(hex)の特徴量の間にはまだ他の候補値が
残っているので、次に、さらにこの道路候補領域画像1
306について領域分割を行う。
つまり、道路候補領域画像1306をしきい値dで2値
化する。この2値化により、特徴量がb〜dの分割画像
1307と、特徴量がd−FF(h e x)の分割画
像1308とが得られる。次に、得られた各画像130
7.1308について、前述と同様にしてテンプレート
画像1305との重複度を計算する。本例の場合には、
画像1308の方がテンプレート画像1305との重複
度が高いため、特徴量がd−FF(hex)の画像13
08に走行路領域が含まれているものと判断され、画像
1308に対応した道路候補領域画像1309が得られ
る。
d−FF(hex)の特徴量の間にはまだ他の候補値e
が残っているため、道路候補領域画像1309をこのし
きい値eで2値化する。この2値化により、特徴量がd
−eの分割画像1310と、特徴量がe−FF(hex
)の分割画像1311とが得られる。そして、前述と同
様にして各画像1310.1311とテンプレート画像
1305との重複度を計算する。本例の場合には、画像
1310の方がテンプレート画像1305との重複度が
高いため、特徴量がd −eの画像1310に走行路領
域が含まれているものと判断され、画像1310に対応
した道路候補領域1312が得られる。
d −eの特徴量の間にはもう他の候補値が残りていな
いので、この道路候補領域1312が最終的な道路領域
の2値画像になる。以上の処理は明度画像に対して行っ
たが、彩度画像に対しても同様な処理を行う。その後、
明度画像から抽出された走行路領域と彩度画像から抽出
された走行路領域との論理積を取り、最終的な走行路領
域を得る。
しきい値を用いて画像を2値化し、画像の領域分割をす
る手法は一般的である。しかし、本実施例のように、走
行路の位置を考慮したテンプレート画像を用いて分割画
像との重複度を計算することにより、ヒストグラム上に
おいて行われる次の領域分割のためのしきい値を決定す
る処理は高速にかつ簡素に行える。この結果、現実の走
行路に即した走行路領域が高速にかつ容易にかつ低コス
トで得られる。
また、次のようにカメラに撮像される情景の明暗が変化
する場合がある。例えば、自軍の進行方向がカーブによ
って変更したために明るさが変化した場合や、天候が晴
れたり曇ったりするために明暗が変わる場合などがある
。このような場合には、特徴量ヒストグラムは常に一定
の形状を示さないため、固定されたしきい値による領域
分割では正しい走行路領域が得られない。しかし、本手
法では、入力された画像の状態、つまり、明るさが時々
刻々と変化しても常に正確な走行路領域の抽出を行うこ
とが可能である。これは、本手法では、テンプレート画
像との重複度が最も高い特徴量分布を見つけ、時々刻々
と変化する画像についてその時の特徴量に応じた最適な
しきい値をその都度設定するからである。
従来、領域分割を行う画像処理にあっては、原画像を複
数の領域に分割し、分割した画像について識別処理を行
って道路の妥当性を検証していた。
しかし、上述した本手法にあっては、目的とする対象物
(道路)を抽出するために、しきい値処理による領域分
割を行っている。このように、従来の手法では処理結果
から対象物を検証したが、本手法では処理の当初から対
象物を目的としている点で処理のアプローチが逆になっ
ている。このため、道路領域を効率良く抽出することが
可能になっている。
次に、「明るさの違いに注目した走行コースからの影や
高輝度部分の抽出手法」について説明する。本手法は上
述した「テンプレート画像を用いた繰返しきい値処理に
よる走行コースの抽出手法」の説明において既に簡単に
説明したものであり、以下にこの手法を詳述する。
明度画像について、上述した「テンプレート画像を用い
た繰返しきい値処理による走行コースの抽出手法」、お
よび「繰返しきい値処理における特徴量ヒストグラムの
形状に基づくしきい値設定手法」を適用することにより
、走行コースの特徴量の分布するヒストグラムが求めら
れた。本手法は、このヒストグラムを基にして道路領域
より暗い領域および道路領域より明るい領域を求めるも
のである。また、本手法はカラー画像処理装置内で処理
されるものである。
第14図は、種々の入力画像が撮像された各ケースにつ
いて、本手法を適用した場合の処理の概要を示す。ケー
ス1は、−様な路面状況の走行コースのみが入力画像と
して撮像された場合である。
この場合、自車は、右側にカーブする道路のカーブ手前
に位置している。このケース1において抽出される道路
候補領域は、入力画像と同様な形状になる。これは入力
画像が−様な走行コースのみだからであり、従って、本
手法により低輝度領域および高輝度領域は抽出されない
また、ケース2は、走行コースの路面上に部分的に影が
でき、しかも、走行コースの遠方に反射光などによる高
輝度部分ができている入力画像が撮像された場合である
。この場合の例では、道路は右側にカーブし、この右側
カーブの手前に左側にカーブする分岐路を有している。
自車はこれらカーブの手前に位置している。このケース
2において抽出される道路候補領域は、影ができている
暗い領域および高輝度領域である明るい領域が除外され
た形状になる。また、道路の手前側にできている影の部
分は本手法による低輝度領域の抽出により、個別に取り
出すことができる。また、道路の遠方にできている反射
光による高輝度領域は高輝度領域の抽出により、個別に
取り出すことができる。
ケース3は、陽射しが強い天候の時に、樹木による影が
走行コースの路面上にできている入力画像が撮像された
場合であり、路面上に木洩れ日がさしている場合である
。この場合の例では、自軍は、左側にカーブする道路の
カーブ手前に位置している。このケース3において抽出
される道路候補領域は、木洩れ日によってできる影と同
じ形状である。これは、強い陽射しのために影が、テン
プレート画像との重複度が高くなるためである。
従って、本手法により低輝度の領域は抽出されない。ま
た、遠方の道路領域および木洩れ日がさしている部分は
強い陽射しのために高輝度の領域として抽出される。
ケース4は、道路の側帯に沿って帯状に変色部分ができ
ている場合であり、例えば、舗装路の工事等によって道
路が変色した場合である。この場合の例では、自車は、
直線状に進む道路にできた変色部分を右手にみて走行す
る位置にある。このケース4において抽出される道路候
補領域は、この変色部分が除外された形状になる。また
、この変色部分は道路領域より明度が高いため、本手法
により高輝度領域として抽出される。また、道路の路面
上には影などがないため、低輝度領域は抽出されない。
次に、上述したケース2を例として、本手法の詳細を以
下に説明する。
第15図は、ケース2において撮像された入力画像を基
にして作成されたヒストグラムである。
このヒストグラムの特徴量は明度であり、横軸にこの明
度が示されている。また、縦軸は、各明度における画素
数である。
図のA部分の特徴量範囲は走行路領域が含まれる範囲で
あり、前述した「テンプレート画像を用いた繰返しきい
値処理による走行コースの抽出手法」において最も走行
コースに相当する画素が含まれる範囲とされる部分であ
る。また、範囲Aは特徴量がtlからt2まての範囲て
あり、各特徴ff1tlおよびt2をしきい値として領
域分割される。また、特徴Jltlより左側にあるB部
分は谷と谷とに挾まれた1つの山を形成し、A部分より
明度の低い暗い範囲の特徴量分布である。このB部分の
特徴量範囲はt3からtlまでであり、各特徴量t3お
よびtlは領域分割のためのしきい値になる。また、特
徴量t2より右側にあるC部分は、A部分より明度の高
い明るい範囲の特徴量分布であり、B部分と同様に谷と
谷とに挾まれた1つの山を形成している。このC部分の
特徴量範囲はt2からtiまでであり、各特徴ff1t
2およびtiは領域分割のためのしきい値になる。
なお、図に示されるB部分やC部分は1つの山を形成し
ているが、このように1つの山を形成しない特徴量分布
は、画像上において領域分割のために有意義な領域を形
成する分布とは認められない。このため、このような特
徴量分布は優位な分布ではないものとして領域抽出の対
象として選定しない。図示の本例の場合にはB部分およ
びC部分の双方ともに優位な分布になっているが、一方
のみが優位な分布であっても本手法は適用される。
A部分の特徴量分布は第14図に示されたケース2の道
路候補領域に相当する。また、B部分の特徴量分布はこ
の道路候補領域より明度の低い影の領域に相当し、C部
分の特徴量分布は道路候補領域よりも明度の高い高輝度
部分に相当するものである。本手法は、A部分に隣接す
るB部分およびC部分の各特徴量分布に相当する各領域
を抽出するものである。
まず、ヒストグラムのB部分に相当する領域を抽出する
ため、しきい値t3およびtlによって明度を特徴量と
する入力画像を2値化する。また、前述した[テンプレ
ート画像を用いた繰返しきい値処理による走行コースの
抽出手法」において、彩度を特徴量とする入力画像に基
づいて道路領域画像が求められていた。この道路領域画
像は、原画像が最初に領域分割されることにより得られ
たものであり、影などの暗い領域や高輝度領域が道路領
域に含まれた状態の画像である。この道路領域に相当す
るメモリ素子には1が記憶されており、その他の背景領
域に相当するメモリ素子にはOが記憶されている。また
、上記の2値化画像において、明度がt3からtlの画
素領域に相当するメモリ素子には1が記憶されており、
その他の領域に相当するメモリ素子には0が記憶されて
いる。
このため、道路領域画像と2値化画像との論理積をとる
ことにより、走行路領域上にある例えば影の部分などの
暗い領域のみが個別に抽出される。
また、C部分に相当する領域を抽出するため、上記の暗
い領域を求めるのと同様に、しきい値t2およびtiに
よって明度画像を2値化する。
そして、彩度画像から抽出された道路領域画像とこの2
値化画像との論理積を上記のB部分の抽出の場合と同様
にとることにより、高輝度領域が個別に抽出される。
次に、B部分およびC部分を領域分割する際に必要とさ
れるしきい値t3およびtiを求める方法について説明
する。前述した「繰返しきい値処理における特徴量ヒス
トグラムの形状に基づくしきい値設定手段」により、第
10図(b)に示されるピーク・谷テーブルを求めたが
、第15図に示されるヒストグラムについてもこれと同
様にして図示しないピーク・谷テーブルを求める。この
ピーク・谷テーブルにおける各テーブル値は、第10図
(b)と同様に、pk tiとして表現する。
添字のiは、グラフの原点側から各テーブル値に対応し
て順にi−0,1,2,・・・N、N−1と変化するも
のとする。
第15図のヒストグラムにおいて、しきい値t1に相当
するテーブル値をpk tjとする。そして、ピーク・
谷テーブルにおいてこのテーブル値pktiから左側へ
各テーブル値を見て行き、pktOのところまでにテー
ブル値が負となるpktk  (pktk<0)がある
か否かを判断する。テーブル値が負になる特徴点は谷の
底に相当する点である。pk toまでに負となるpk
 tkが有り、しかも、pktjの特徴点からpk t
kの特徴点までの距離がしきい値より小さい場合(pk
 tj −pk tk <Lきい値)、このテーブル値
pk tkに相当する特徴量をしきい値t3とする。ま
た、pk tOまでに負となるpktkが無い場合、ま
たは距離がしきい値を越える場合には、道路領域より暗
い優位な領域は無いものとする。
ヒストグラム上のしきい値t4に相当する特徴量は、し
きい値t3に相当する特徴量を求める方法と同様にして
求めることができる。つまり、しきい値t2に相当する
ピーク・谷テーブル値をpktmとすると、このpkt
mから右側へ各テーブル値を見て行き、p k t N
−1までに負となるpktn  (pktn<0)が有
るか否かを判断する。p k t N−1までに負とな
るpktnが有り、しかも、pktnの特徴点からpk
t+aの特徴点までの距離がしきい値より小さい場合(
pktn−pktmくしきい値) このテーブル値pk
tnに相当する特徴量をしきい値t4とする。
また、p k t N−1までに負となるpktnが無
い場合、または、距離がしきい値を越える場合には、道
路領域より明るい優位な領域は無いものとする。
以上のように、本手法は、「繰返しきい値処理における
特徴量ヒストグラムの形状に基づくしきい値設定手段」
で求められたピーク・谷テーブルを利用することにより
、天候の変化や舗装路の工事等によって道路の路面状況
が変化しても、影や高輝度部分および変色部分を個別に
抽出することができる。
次に、「ラベリング装置」について以下に詳述する。「
テンプレート画像を用いた繰返しきい値処理による走行
コースの抽出手法」において抽出された画像は、ノイズ
や細かく分断された領域を有する。このため、ラベリン
グ装置により抽出画像の各領域にラベル付けをし、ラベ
ル付けされた各領域の有効性を判断する。このラベリン
グ処理の結果に基づき、地平線位置より重心が上の領域
や、ノイズ等によって発生した不要な小領域を除去する
第16図はこのラベリング装置の概略構成を示すブロッ
ク図であり、第17図はこのラベリング処理の概略を示
すゼネラルフローチャートである。
まず、カラー処理装置において抽出された画像を画像バ
ス(NE  BUS)を介して入力メモリ1601に取
り込む(ステップ1701)。この画像情報は512X
512X8ビツトの情報であり、これを多値の原画像入
力とする。次に、後述するランを用いた仮ラベル付は方
式を用いて1次ラベリングを行う(ステップ1702)
。この1次ラベリングは、ラベリングプロセッサ(KL
P)1602、  ラインバッファメモリ(LBM)1
603およびラベルマツチングメモリ(LMM)160
4等において主として実行される。
この1次ラベリングの後、ラベルマツチングメモリLM
M1604のデータ配置を整理するために前処理を行う
(ステップ1703)。この前処理の後に2次ラベリン
グを行うと同時に各領域の面積や重心などの特徴量を抽
出する(ステップ1704)。ステップ1703および
ステップ1704の処理は主として特徴抽出プロセッサ
KLC1605において実行される。この2次ラベリン
グにより、各アドレスに位置する画素に付けられたラベ
ルをラベルメモリ(LABELM)1606に記憶する
。また、同時に、抽出された各領域の面積や重心を特徴
メモリ1607に2岱。
する。この後、LABELM1606に記憶されたラベ
ル画像情報をNE  BUSに出力する(ステップ17
05)。
ラベル生成のためのKLP1602の使用個数は1個で
あり、ラン処理用のラインレジスタであるLBM160
3は後述するラベルメモリKLMを4個使用して構成す
る。また、LMM1604は仮ラベルの最大数が102
3の時にはKLMを8個使用して構成する。仮ラベルの
最大数が4095の時にはKLMを32個使用してLM
M1604を構成する。
従来のラベリングは入力画像が2値画像の場合について
だけ行っていたが、本手法によるラベリングはKLP1
602を使用することにより、多値画像についてもラベ
リングを行うことが可能になっている。つまり、数種類
の画像を一度にラベリングをすることが可能である。例
えば、第18図に示されるように、3種類の2値入力画
像1801.1802.1803が入力された場合を想
定する。これら2値画像は足し合されて512X512
X8ビツトの多値画像1804に変換される。この変換
処理はラベリング処理の前処理として行われる。ライン
レジスタ1805(LBM1603)とラベルマツチン
グメモリ1806 (LMM1604)とを使用したラ
ベリングプロセッサ1807 (KLP1602)の制
御により、多値入力画像1804はラベリングされる。
このラベリングにおいて各領域のラベル付けを整理し、
最終的に512X512X12ビツトのラベル画像18
08として出力する。このラベリングプロセッサ180
7 (KLP1602)を使用することにより、多値画
像に対してのラベリング処理、ランを用いた仮ラベル数
の削減および1スキヤンラベリングが可能になる。
多値入力画像の各画素には、各画素値に応じたラベル付
けがKLP1602の制御によって行われる。そして、
同一のラベル値を持つ各画素間の結合関係に基づいて領
域区分が行われ、また、この結合関係に基づいて新しい
ラベルが生成される。
例えば、従来、入力画像に第19図(a)に示される階
段状画素からなる領域が形成されている場合には、ラス
ク走査の順番に沿って各画素に仮ラベル付けを行い、再
度各画素について走査を行うことによりラベル生成が実
行されていた。この結果、仮ラベル付けの際には、図示
のごとく1〜3の3種類の仮ラベルを必要としていた。
しかし、本方式によるランを用いたラベリング方式によ
れば、第19図(a)と同様な階段状画素からなる同図
(b)に示される入力画像が有っても、ランを用いるこ
とにより仮ラベル数を削減することが出来る。つまり、
同図(C)に示されるように、各画素をラスク走査に沿
ったランという1つの行毎に区分けする。図示の場合に
は、2つのラン1およびラン2に区分けされる。ラベリ
ングプロセッサKLPはランの走査が最後の画素に至る
まではラインバッファメモリLBMにフラグを書き込み
、仮ラベルの判定を行い、その行の最後の画素でそのラ
ンの全画素に各画素間の結合関係を考慮した仮ラベルを
書き込む。
同図(C)に示されるラン1について走査して上記の処
理を施した結果、ラン1に対応する画素には同図(d)
に示される仮ラベル付けが行われる。この仮ラベル「1
」のラベル付けは、各画素に同時に行われる。これは、
メモリには後に詳述するラベリングメモリKLMが使用
されているためである。引き続いてラン2について走査
することにより、同図(e)に示される仮ラベル付けが
行われる。ラン2はラン1の仮ラベル「1」に接続され
ているので、ラン2の最後の画素を走査する時点でラン
2の各画素には仮ラベル「1」が同時に書き込まれる。
このようにランを用いたラベリングにより、同図(b)
に示される階段状画素へのラベル付けは、1種類のラベ
ル「1」によって行うことが出来、仮ラベル数は削減さ
れる。つまり、画素をランという1つのまとまりにまと
め、ラン単位で処理を行うことにより、ラベリング回路
の規模を削減することが出来る。
次に、ラベリングプロセッサNLPによるラベリング処
理の詳細について説明する。ラベリングは第20図に示
されるウィンドが各ランに沿って各画素を走査すること
により行われる。このウィンドを各ランに沿って走査す
ることにより、T(ターゲット)部には注目する画素が
現れ、a部にはT部の上に位置する画素が現れ、b部に
はT部の右側の隣に位置する画素が現れる。以下、T。
a、bは各部に現れる入力画像のラベル値を示すことに
する。なお、ランの途中をウィンドが走査している時に
は、出力ラベルとしてフラグの値がラインバッファメモ
リLBMに出力され、ウィンドがランの最後の画素に達
した時に、フラグの立っている全ての画素にラベルが書
き込まれる。
KLPの内部構成は第21図のブロック構成図に示され
る。KLPは、セレクタ2101.仮ラベルレジスタT
m I 2102. カウンタCnt210B、第1の
比較回路2104およびi2の比較回路2105により
構成されている。第1の比較回路2104にはラベル値
T、a、bが与えられ、入力画像の多値比較が行われる
。この比較結果はセレクタ2101のセレクト端子se
llに与えられる。第2の比較回路2105には、ラベ
ル値aのラベルマツチングメモリLMMの値Mat(a
)、仮ラベルレジスタTm12102の値およびカウン
タCnt2103の値が与えられ、同時に多値はセレク
タ2101の端子A、B。
Cに与えられる。このTm12102の値は、セレクタ
2101からの出力信号によって決定される。また、セ
レクタ2101の端子りにはラインバッファメモリLB
Mに記憶されるフラグFLAGの値が与えられる。
第2の比較回路2105は与えられたこれらの多値を比
較する。この比較結果により各ラベル間の連結関係が判
断され、比較結果はセレクタ2101のセレクト端子5
eloに出力される。
セレクタ2101は与えられた多値に基づき、マクチン
グアドレスMAT  ADDRおよびマツチングデータ
MAT  DATAを出力し、ラベルマツチングメモリ
LMMの記憶内容の変更を行う。
また、これと共に、セレクタ2101は仮ラベルの値お
よび出力ラベルの値(LABEL)を出力する。
第22図〜第27図はウィンド処理のフローチャートを
示す。
第22図は、第1の比較回路2104における多値T、
a、bの比較判断処理をする際のフローチャートを示す
。まず、着目画素のラベル値Tが0に等しいか否かを判
断する(ステップ2201)。Tが0の場合には後述す
る処理1を実行する(ステップ2202)。TがOでな
い場合には、ラベル値Tとラベル値すとを比較する(ス
テップ2203)。ラベル値Tとラベル値すとが等しい
場合には、ラベル値Tとラベル値aとを比較する(ステ
ップ2204)。ラベル値Tとラベル値aとが等しい場
合には処理2を実行する(ステップ2205)。つまり
、処理2は多値T。
a、bが等しい場合に実行される処理である。この場合
、各ラベル値をOと表現すると、ウィンドウ状態はステ
ップ2205の図示の処理ボックスに隣接して描かれた
状態になる。
ラベル値Tとラベル値aとが等しくない場合には処理3
を実行する(ステップ2206)。つまり、処理3はラ
ベル値Tとラベル値すとが等しく、ラベル値Tとラベル
値aとが異なる場合に実行される処理である。この場合
、ラベル値Tとラベル値すを○と表現し、ラベル値aを
×と表現すると、ウィンドウ状態はステップ2206の
図示の処理ボックスに隣接して描かれた状態になる。そ
して、ステップ2205またはステップ2206の処理
後に、ラインバッファメモリLBM160Bのウィンド
Tの位置にフラグを立てる(ステップ2207)。
また、ステップ2203において、ラベル値Tとラベル
値すとが等しくない場合にも、ラベル値Tとラベル値a
とを比較する(ステップ2208)。ラベル値Tとラベ
ル値aとが等しい場合には処理4を実行する(ステップ
2209)。
つまり、処理4はラベル値Tとラベル値aとが等しく、
ラベル値Tとラベル値すとが異なる場合に実行される処
理である。この場合、ラベル値Tとラベル値aをOと表
現し、ラベル値すをXと表現すると、ウィンドウ状態は
ステップ2209の図示の処理ボックスに隣接して描か
れた状態になる。
ラベル値Tとラベル値aとが等しくない場合には処理5
を実行する(ステップ2210)。つまり、処理5はラ
ベル値Tとラベル値aとが異なり、しかも、ラベル値T
とラベル値すとが異なる場合に実行される処理である。
この場合、ラベル値TをOと表現し、ラベル値aとラベ
ル値すを×と表現すると、ウィンドウ状態はステップ2
210の図示の処理ボックスに隣接して描かれた状態に
なる。そして、ステップ2209またはステップ221
0の処理後にKLP内の仮ラベルレジスタTmlをクリ
アする(ステップ2211)。このTmlは、現在のウ
ィンド位置に達する直前のT部に有った画素に対するラ
ベルが記憶されているものである。
以下に説明する第23図から第27図のフローチャート
は、処理1から処理5までの比較判断処理のフローチャ
ートを示す。
第23図は上述の処理1のフローチャートを示す。処理
1は何も実行せずに終了する。
第24図は上述の処理2のフローチャートを示す。まず
、仮ラベルレジスタTmlに記憶された前回の画素のラ
ベル値と0とを比較する(ステップ2401)。Tml
のラベル値が0に等しい場合には、ラベル値aのラベル
マツチングメモリ(LMM)1604の値Mat(a)
を仮ラベルレジスタTm12102に書き込む(ステッ
プ2402)。Tmlのラベル値が0と等しくない場合
には、Tmlのラベル値とカウンタCnt2103のカ
ウンタ値とを比較する(ステップ240B)。カウンタ
2103には最も新しいラベルの値が記憶されている。
仮ラベルレジスタTmlのラベル値とカウンタCntの
カウンタ値とが等しい場合には、ラベル値aのラベルマ
ツチングメモリ(LMM)の値Mat(a)をTmlに
書き込む(ステップ2404)、また、Tmlの値とカ
ウンタCntの値とが等しくない場合には、LMMの値
Mat(a)とTmlの値とを比較する(ステップ24
05) 。LMMの値Mat(a)とTmlの値とが等
しい場合には何も実行されない(ステップ2406)、
LMMの値Mat(a)とTmlの値とが等しくない場
合には、Tmlの値とLMMの値Mat(a)とのうち
の小さい方の値iM i n (Tm I、 Ma t
 (a) ) lをTmlに書き込む。さらに、両者の
うちの小さい方の値(M i n (Tm l、 Ma
 t  (a))] を、両者のうちの大きい方の値に
等しいラベル値のラベルマツチングメモリ [Ma t
  (M i n (Tm 1. Ma t(a))1
〕に書き込む(ステップ2407)。
第25図は前述の処理3のフローチャートを示す図であ
る。処理3では、まず、仮ラベルレジスタTmlの値と
0とを比較する(ステップ2501)。Tmlの値が0
に等しい場合には、カウンタ2103のカウンタ値をT
mlに書き込む(ステップ2502)、また、Tmlの
値が0、に等しくない場合には、何も実行されない(ス
テップ2503)。
第26図は前述の処理4のフローチャートを示す図であ
る。ます、Tm1O値と0とを比較する(ステップ26
01)。Tmlの値が0に等しい場合には、ラベル値a
のLMMの値Mat(a)をターゲットエリアのラベル
値として、T部とフラグが立っている全てのレジスタに
このMat(a)を書き込む(ステップ2602)。こ
の時、LBMのフラグは全てクリアされる。また、ステ
ップ2601でTmlの値が0に等しくない場合には、
Tmlの値とCntの値とを比較する(ステップ260
3)。Tmlの値とCntの値とが等しい場合には、ラ
ベル値aのLMMの値Mat(a)をターゲットエリア
のラベル値として、T部とフラグが立っている全てのレ
ジスタにこのMat(a)を書き込む(ステップ260
4)。
この時、LBMのフラグは全てクリアされる。
また、Tmlの値とCntの値とが等しくない場合には
、Tmlの値とMat(a)の値とを比較する(ステッ
プ2605)。そして、Tmlの値とMat(a)の値
とが等しい場合には、ラベル値aのLMMの値Mat(
a)をターゲットエリアのラベル値として、T部とフラ
グが立っている全てのレジスタにこのMat(a、)を
書き込む(ステップ2606)。この時、LBMのフラ
グは全てクリアされる。また、Tmlの値とMat(a
)の値とが等しくない場合には、Tmlの値とラベル値
aのLMMの値Mat(a)との小さい方の値(M i
 n (Tm l、 Ma t (a) ) lをター
ゲットエリアのラベル値として、T部とフラグが立って
いる全てのレジスタに書き込む。この時、LBMのフラ
グは全てクリアされる。さらに、Tmlの値とLMMの
値Mat(a)とのうちの小さい方の値IM i n 
(Tm l、 Ma t (a))1を、これら両者の
うちの大きい方の値に等しいラベル値のラベルマツチン
グメモリ[MatfMi n (Tml、Ma t  
(a))l ]に書き込む(ステップ2607)。
第27図は前述の処理5のフローチャートを示す図であ
る。まず、仮ラベルレジスタTmlの値と0とを比較す
る(ステップ2701)。Tmlの値が0に等しい場合
には、Cn tの値をターゲットエリアのラベル値とし
て、T部とフラグが立っている全てのレジスタにこのC
ntの値を書き込む。この時、LBMのフラグは全てク
リアされる。さらに、Cntの値を、Cntの値に等し
いラベル値のMat(Cnt)に書き込み、Cntの値
を1つカウントアツプする(ステップ2702)。
また、Tmlの値がOに等しくない場合には、Tmlの
値をターゲットエリアのラベル値として、T部とフラグ
が立っている全てのレジスタにTmlの値を書き込む(
ステップ2703)。この時、LBMの全てのフラグは
クリアされる。次に、Tmlの値とCntの値とを比較
する(ステップ2704)。Tmlの値とCntの値と
が等しい場合には、Cntの値を、Cntの値に等しい
ラベル値のMat(Cnt)に書き込む。さらに、Cn
tの値を1つカウントアツプする(ステップ2705)
。また、Tmlの値とCntの値とが等しくない場合に
は、何も実行しない(ステップ2706)。
次に、ラインバッフ7メモリLBMやラベルマツチング
メモリLMMに使用されるラベリングメモリKLMにつ
いて説明する。今までのメモリは、1回のアドレス指定
により1個の内部レジスタにしかデータが書き込めなか
った。しかし、以下に説明するKLMを使用することに
より、複数個の内部レジスタに1度にデータを書き込む
ことが出来る。このため、本ラベリングメモリKLMは
、ラン処理用のラインレジスタ(LBM)、  ラベル
統合不要のラベルマツチングメモリ(LMM)。
1スキヤン用のラベル画像メモリ(LABELM)およ
びラベル整合を行えるラベルマツチングメモリに使用す
ることが出来る。
KLMは複数のレジスタにより構成されているが、第2
8図はこれらレジスタの中の1個のレジスタのブロック
構成を示している。このブロックはKLMの構成の1単
位になっている。各レジスタ2801にはコンパレータ
2802が対になって接続されている。このコンパレー
タ2802には、レジスタ2801からの出力データD
ATAおよびこの出力データに一比較されるべき情報c
Mが与えられる。コンパレータ2802は与えられたデ
ータを比較し、その比較結果をアンド回路2803に出
力する。アンド回路2803にはこの他にアドレスデコ
ーダ回路2804の出力が与えられている。アンド回路
2803は、コンパレータ2802またはデコーダ回路
28o4のいずれか一方が信号を出力していれば、オア
回路2805に信号を出力する。
オア回路2805にはCPUからのライト信号WRが与
えられており、このライト信号WRに同期してレジスタ
2801にイネーブル信号が与えられる。つまり、アド
レスデコーダ回路28o4によってセレクトされるか、
コンパレータ回路2802での比較結果が一致した場合
に、ライト信号WRに同期してレジスタ2801にデー
タが書き込まれる。各デコーダ回路28o4へのアドレ
シングおよび各コンパレータ回路28o2での比較判断
は全て同時に実行される。このため、1回のアドレシン
グまたは1回のデータの比較判断により、KLMを構成
する複数個のレジスタの内容を同時に書き替えることが
可能である。
前述したランを用いたラベリング処理によって得られた
仮ラベルは、ラベル統合を行うと不連続な値になる。こ
の時のラベルマツチングメモリLMMの内容は第29図
(a)に示される。各アドレス1〜10の画素に対応し
てラベル1,3.6がデータとして記憶されている。こ
のラベル値は不連続な値になっているため、同図(b)
に示され後に詳述する特徴抽出プロセッサKLCにより
、同図(c)に示される連続な値を持つラベルに変換す
る。すなわち、KLMによって構成されたラベルマツチ
ングメモリLMMに記憶されるラベル値は、1,2.3
と連続した値になる。
より詳細には、ラベリングプロセッサKLCはLMMの
アドレスを発生し、該当アドレスの示すデータを取り込
む。引き続いて取り込んだデータとアドレスとを比較し
、6値が同じならば新しいデータをLMMに出力してラ
ベル値を書き替える。
また、6値が異なる場合には、LMMへ次のアドレスを
出力して次のアドレスとデータとを比較する。以後、こ
の処理を繰り返して実行することにより、第29図(a
)に示される不連続なラベル値は同図(c)に示される
連続なラベル値に変換される。
具体的には、同図(a)のアドレス1のデータ(1)は
アドレスと同じであるため、KLCは新しいデータとし
て1を出力し、アドレス1のデータと同じデータ(1)
を持つアドレス2,4,5゜7のデータを新しいデータ
1に書き替える。図示の場合には、古いデータと新しい
データとがたまたま同じ1になっているため、同図(a
)と同図(C)との該当アドレスのデータに変化は無い
次に、アドレス、2のデータ(1)とアドレスとを比較
する。アドレスとデータとは異なるため、次のアドレス
3を発生する。そして、アドレス3のデータ(3)とア
ドレスとを比較する。アドレスとデータとは同じである
ため、新しいデータとして2を出力する。LMMはKL
Mによって構成されていため、アドレス3のデータと同
じデータ(3)を持つアドレス9.10のデータは同図
(C)に示されるように全て同時に2に書き替えられる
。次に、KLCは新たなアドレス4を発生する。アドレ
スとデータとは異なるためにさらに次にアドレス5を発
生し、以後、上記と同様な処理を繰り返す。この結果、
不連続値は連続値:こ変換される。
第30図はこの特徴抽出ブロモ・ソサK L Cの内部
構成を示すブロック図である。このKLCを使用するこ
とにより、1次ラベリングによって発生する仮ラベルの
前処理が行われる。また、2次ラベリングの時、ラベリ
ングと同時に、同一ラベル領域の面積の演算、同一ラベ
ル領域のX方向アドレスの合計の演算および同一ラベル
領域のY方向アドレスの合計の演算がこのKLCによっ
て実行される。
KLCは、+1加算器3001と、2つの加算器300
2.3003と、比較器3004および2つのカウンタ
3005,3006とから構成されている。+1加算器
3001は、同一ラベル値を持つ画素入力が有った場合
にそのカウント数を1つづつカウントアツプし、同一ラ
ベル領域の面積を演算してこれを5izeとして出力す
る。加算器3002.3003にはX方向アドレス値Y
方向アドレス値が入力されている。そして、同一ラベル
値の画素入力が有った場合に、各方向ごとにアドレス値
を加算していき、各アドレス方向ごとに同一ラベル領域
のアドレス値の合計を演算する。各合計値はX  AD
DRおよびY  ADDRとして出力される。各方向の
アドレスの合計値を同一ラベル領域の面積で割ることに
より、各方向の重心を求めることが出来る。そして、各
同一ラベル領域の重心を求め、地平線よりも上に重心が
ある領域は、道路候補領域の抽出に有効な領域ではない
ものとして除去する。
比較器3004およびカウンタ3005゜3006は、
1次ラベリングの時に発生する仮ラベルの前処理、つま
り、不連続なラベル値を連続なラベル値に変換する処理
に使用される。カウンタ3005,3006にはクロッ
ク信号CLKが入力され、カウンタ3005の出力はラ
ベルマツチングメモリLMMへ出力されるマツチングア
ドレスMAT  ADDRになる。このアドレスは比較
器3004にも同時に与えられる。また、カウンタ30
06の出力はラベルマツチングメモリLMMへ出力され
るデータMAT  DATAになる。
比較器3004は与えられたアドレスおよびデータを前
述のようにして比較し、アドレスとデータの多値が一致
する場合にはカウンタ3006に信号を出力する。カウ
ンタ3006はこの信号を入力した場合にはMat  
DATAに現在のカウンタの値を出力し、値を1つカウ
ントアツプする。
以上説明してきたラベリング処理の処理時間は、各ラン
に沿って行われる2スキヤンのラスク走査時間と、ラベ
ル統合時間との和の時間を必要とした。しかし、第16
図に示されるラベルメモリLABELM1606に前述
したラベリングメモリKLMを使用して構成することに
より、1スキヤンでラベリング処理を実行することが出
来る。すなわち、第31図に示されるように、多値の入
力画像3101が取り込まれた場合に、ラベリングプロ
セッサKLP3102はラインレジスタ3103および
ラベルマツチングメモリ31o4を使用して前述と同様
にラベリング処理を実行する。そして、このラベリング
によって得られた各画素のラベル値は、各ランの最終の
画素の走査時点でラベル画像メモリ31o5にそのまま
書き込まれる。なお、ラベル統合は行われないため、各
ラベルの値は不連続な値のままに記憶される。
ラベリングメモリKLMは、前述したように、各内部レ
ジスタにコンパレータが対になって接続されており、コ
ンパレータでの比較結果が一致したレジスタおよびアド
レスセレクトされたレジスタに、−度に新しいデータが
書き込まれるものである。このKLMの特徴によって1
スキヤンラベリングが可能になっている。また、ラベリ
ングプo−tyッ+I−KLPは、本方式のアルゴリズ
ムがハードウェア化されたものであり、高速ラベリング
を可能にするものである。
この1スキャンラベリング方式により、ラベリング処理
時間を今までの1/2以下に短縮することが可能になる
。例えば、装置が8M Hzのクロック信号で動作して
いる場合には、今までのラベリング処理時間には、ウィ
ンドウを2スキヤンするための66m5 e cと、ラ
ベル統合に必要とされる時間とを必要とした。しかし、
この1スキャン方式によれば、1/2以下の33m5e
cでラベリング処理を行うことが出来る。
また、通常の画素の走査は入力画像の画面左上から右下
に行うが、道路領域を抽出する画像処理においては、目
的とする画像は画像の下方に位置する。従って、目的と
する画像を走査する際に仮ラベルを記憶するメモリかオ
ーバーフローする事態が発生する可能性がある。このた
め、走査を画面の右下から左上に行い、目的とする画像
を初めに走査することにより、目的とする画像を常に取
得できるようにする。つまり、目的とする画像を最初に
取得すれば、メモリのオーバーフローが発生してもその
オーバーフロー時の画像走査は不要な画像部分について
の走査になり、目的とする画像を常に取得することがで
きる。
次に、画像分割されて得られた「複数の領域の併合手法
」について説明する。
「テンプレート画像を用いた繰返しきい値処理による走
行コースの抽出手法」により道路候補領域が求められ、
「明るさの違いに注目した走行コース上の影や高輝度部
分の抽出手段」により低輝度領域である影や高輝度領域
が求められた。この道路候補領域を基準にし、道路候補
領域と強く繋がっている低輝度領域や高輝度領域を道路
候補領域に併合し、一つの領域として扱い、これを走行
コースとみなす。このためには、各領域に隣接している
共通境界長と各領域の周囲長とを求め、繋がっている各
領域どうしの関係を記述する。この各領域どうしの関係
の記述により併合関係が表され、従来のようにラベルの
付は替え操作を行わなくても、領域と領域の併合処理を
したのと同じ結果が得られる。なお、共通境界長は各領
域に隣接している画素の辺の長さに基づいて求まり、周
囲長は各領域の最外部の画素の辺の長さに基づいて求ま
る。
以下に本手法のアルゴリズムを示す。本手法は二通りあ
り、第1に、逆り字のマスクを走査させる逆り字マスク
走査式手法があり、この手法は簡単なアルゴリズムでハ
ードウェア化に適している。
第2に、領域の境界を局所的に探査する領域境界探査式
手法があり、この手法は必要な領域の境界のみを探査す
るため、少ないメモリで処理できて有効である。
第1の手法である逆り字マスク走査式手法は、第32図
に示される逆り字マスクをラベル画像の左から右へ、上
から下へ走査することにより実行される。図示のマスク
に現れるX画素は行目する画素であり、a画素は着目画
素Xの上に位置する画素、b画素は着目画素Xの左隣に
位置する画素である。例えば、第33図に示される画素
領域を想定する。同図に示される口は1つの画素を表し
ており、この口の中の数値はその画素のラベル値を表し
ている。本例の場合には、ラベル値1の領域とラベル値
4の領域とが隣接している。なお、図には示されていな
いが、背景領域はラベル値が0になっている。
各領域の周囲長obは、逆り字マスクを各領域の行に沿
って、つまり、ランに沿って走査することにより求まる
。具体的には、ラベル値1の領域の周囲長Ob]は次の
ように求まる。まず、逆り字マスクのX画素を最上段の
ランの左端に位置する画素に合わせる。この場合、a画
素およびb画素は背景領域にあり、ラベル値は0になっ
ているため、この画素の2辺はラベル値1の領域の周囲
に位置していることが分かる。従って、周囲長oblを
カウントするカウンタに2を加える。次に、逆り字マス
クを右に走査し、X画素を右隣の画素に合わせる。この
場合、a画素は背景領域にあり、b画素は前回マスクを
合わせたラベル値1の本領域内の画素にある。従って、
この画素の1辺がラベル値1の本領域の周囲に位置して
いることが分かり、カウンタにさらに1を加える。この
ように逆り字マスクをランに沿ってラベル値1の領域に
ついて走査することにより、周囲長oblは18になる
。なお、周囲長Obの単位は画素の辺の数である。
ラベル値4の領域の周囲長obJも上記の周囲長obl
と同様にして求められ、その値は20になる。
また、ラベル値1の領域とラベル値4の領域との共通境
界具cbは次のようにして求めることが出来る。この共
通境界具cbは、ラベル値1の領域から見たラベル値4
の領域との共通境界具cb14と、ラベル値4の領域か
ら見たラベル値1の領域との共通境界具cb41とで異
なる場合がある。つまり、マスクが逆り字の形状をして
おり、各画素の2近傍の画素しか考慮しないために共通
境界具に差が生じるのであるか、複数の領域の併合処理
に際しては同等問題とならない。なお、走査するマスク
を着目画素の4近傍を見る十字形状にすれば、共通境界
具に差がでることはない。
ラベル値1の領域から見たラベル値4との共通境界具c
b14は、周囲長oblを求める際のマスク走査によっ
て求められる。この共通境界具cb14は0になる。す
なわち、ラベル値1の領域の各ランについて逆り字マス
クを走査しても、a画素およびb画素にはラベル値4の
画素が現れないからである。
ラベル値4の領域から見たラベル値1の領域との共通境
界具cb41は、周囲長ob4を求める際のマスク走査
によって求めることが出来る。この共通境界具cb41
は3になる。すなわち、ラベル値4の領域の2段目およ
び3段目のランの先頭画素にマスクが位置する場合、b
画素にはラベル値1の画素が現れる。このため、3段目
までのランについてのマスク走査により、共通境界具c
b41をカウントするカウンタの値は2になる。
さらに、4段目のランの先頭位置にマスクが位置する際
には、マスクのa画素にはラベル値1の画素が現れる。
このため、カウンタに1が加えられてカウンタの積算値
は3になり、共通境界具cb41は3になる。なお、共
通境界具cbの単位は画素の辺の数である。
次に、このように求めた各領域間の共通境界具および各
領域の周囲長は、第34図に示されるラベル間境界長マ
トリクスにその値が記憶される。
同マトリクスの各列に付された数字0,1.2・・・、
j、・・・klおよび各行に付された数字0,1゜2 
・・・、i、・・・gはラベル値を示す。各列および各
行の数値によって指定される場所に記憶される数値mi
jは、ラベル値iの領域から見たラベル値jの領域との
共通境界具である。また、k+1番目の列に記憶される
数値t1は、ラベル値iの領域の周囲長である。
第33図に示された画素領域を例とすると、ラベル値1
の領域から見たラベル値4の領域との共通境界具cb1
4の値は0であるため、同マトリクスの1行4列に位置
するメモリにはOが記憶される。また、ラベル値4の領
域から見たラベル値1の領域との共通境界具cb41の
値は3であるため、同マトリクスの4行1列に位置する
メモリには3が記憶される。
各領域の周囲長および各領域間の共通境界具を求めてマ
トリクスを作成した後、各領域間の接続度を計算する。
この接続度は共通境界長と周囲長とに基づく次式により
求まる。
接続度−X/m i n (A、  B)ここで、Aは
ラベル値lの領域の周囲長、Bはラベル値jの領域の周
囲長であり、m1n(A。
B)はA、Hの各数値の内の小さい方の数値を表す。ま
た、Xは次式で表される各領域間の共通境界長の平均値
である。
X−(X1+X2)/2 Xlはラベル値iの領域から見たラベル値jの領域との
共通境界長、X2はラベル値jの領域から見たラベル値
iの領域との共通境界長である。
上記のXを示す式は、XlおよびX2共に0てない(X
i≠O,X2≠O)場合に有効である。
X2が0 (X2−0)の場合にはXは次式に示される
−X  1 Xlが0 (Xi−0)の場合にはXは次式に示される
−X2 計算した接続度か所定のしきい値以上であれば、ラベル
値iの領域とラベル値jの領域との繋がりは強く、各領
域は併合すべき関係にある。また、接続度が所定のしき
い値以下であれば、ラベル値iの領域とラベル値jの領
域との繋がりは薄く、各領域は併合すべき関係にはない
。この併合関係は、第35図に示される特徴量リストの
接続ラベル欄に記述される。
同リストのラベルNo、はラベル値であり、面積2重心
はそのラベル値の領域の面積および重心である。この面
積および重心は前述のラベリング処理の時に得られる。
外接長方形とは、そのラベル値の領域内の全ての画素を
囲む長方形である。
外接長方形は、辺と辺との交点である4つの頂点の内、
左上の頂点の座標tL (x、y)と、右下の頂点の座
標bR(x、y)とによって特定される。各座標は上述
の境界の探査過程処理の時に求められる。また、接続ラ
ベル欄に記載されたラベルNo、は、そのラベル値の領
域と併合すべき関係にある領域のラベル値を示している
。この欄に記載された領域とさらに併合すべき領域があ
る場合には、図示のように、接続ラベルがさらにポイン
タにより繋げられる。
また、同リストに記述された各特徴量は第36図に示さ
れる各領域のものである。各領域にはラベル値β1〜g
4が付され、また、61〜G4は各領域の重心位置を示
している。また、各領域には外接長方形が描かれている
。この長方形の上の1辺と領域との接点は座標st (
x、y)として表され、領域開始点tL (x、y)か
ら水平操作することにより求まる。座標stは後述する
手法において利用される。
ラベル値g1の領域とラベル値p2の領域とは併合すべ
き関係にあるため、特徴量リストのラベルNo、、l!
1の行の接続ラベル欄にはラベル値g2が記述される。
さらに、ラベル値Allの領域は、ラベル値g3の領域
およびラベル値g4の領域とも併合すべき関係にあるた
め、ラベル値p3およびp4の接続ラベルがポインタに
より繋げられる。また、ラベルNo、j)2〜Ω4の各
行の接続ラベル欄にも同様な考え方で各領域間の接続関
係が記述される。
次に、領域境界探査式手法について説明する。
まず、対象とする領域に外接する長方形を描き、この外
接長方形と領域とが接する座標5t(x。
y)に位置する探索開始画素を求める。そして、この探
索開始画素の8近傍に位置する画素について調査する。
8近傍に位置する各参照画素には、第37図に示される
ように位置No、を付す。つまり、着目画素の上に位置
するNo、を0とし、時計回りに順に番号を付す。探索
開始画素の次に探索すべき画素の座標は、第38図(a
)、(b)に表された画素参照テーブルを用いて決定す
る。
同図(a)に示されるテーブルは画素の探索を時計回り
(右回り)に実行する際に参照されるテーブルであり、
同図(b)に示されるテーブルは画素の探索を反時計回
り(左回り)に実行する際に参照されるテーブルである
。テーブルの括弧()に挾まれた0〜7の数値は、第3
7図の参照画素の位置No、に対応するものである。
次に探査すべき画素は、前回の画素位置に対する今回の
画素位置に対応する参照画素位置No。
を求め、この位置No、に一致するテーブルの行No、
の列No、を参照することにより決定される。画素参照
テーブルを用いた探索画素の決定方式について以下に具
体的に説明する。画素領域の境界部が第39図のように
形成されている場合を想定する。同図の斜線が付された
口はラベル値が0ではない画素を示している。前回探索
した画素を記号Δで示し、現在探索する画素を記号0で
示し、次に探索すべき画素を記号◎で示す。
前回の画素位置Δに対する今回の画素位置Oは、第37
図の参照画素位置No、では1に対応する。
領域の境界付近の画素を右回りに探索することにすると
、画素参照テーブルは第38図(a)のテーブルを参照
することになる。参照画素位置No。
は1であるため、行No、が1の列No、  (7゜0
.1,2.3,4,5.61を参照する。なお、行No
、は最上段の行が0であり、順に1〜7となっている。
また、列No、には参照すべき画素のNo、が全で記さ
れており、画素の8近傍の参照をこの順番に従って行う
ことにより、通児のアドレス計算におけるモジュロ計算
を避けることが出来る。
すなわち、列No、は7から始まっているため、次に探
査すべき画素は現在位置○の斜め左上に位置する画素◎
になる。画素◎は背景領域てあり、ラベル値は0である
ため、列No、に従って次の画素を探索する。つまり、
次の参照画素位置N。
はOであるため、現在位置○の上に位置する画素を探索
する。この画素も背景領域にあるため、さらに、列No
、に従って参照画素位置No、が1の画素を探索する。
この画素はラベル値を持っており、0ではないため、次
に探索する画素の基準をこの位置No、1の画素におき
、この8近傍について上記と同様に探索する。そして、
領域の境界に沿った各画素について上記の処理を行い、
探索開始画素に戻るまで同様の処理を各画素について繰
り返す。
また、この探索の処理において、次の規則に従った処理
を行うことにより、ラベル値iの自身の領域の周囲長o
biおよびラベル値jの隣接する領域との共通境界長c
bljを求めることが出来る。
つまり、現在位置の上下左右の4近傍に隣接する領域に
ラベル値jが存在すれば、共通境界長cbijをカウン
トするカウンタに1を加算する。
同時に、自己の周囲長obiをカウントするカウンタに
1を加算する。また、現在位置の4近傍に自身のラベル
値iと同一のラベル値の画素が存在しない場合には、自
己の周囲長のカウンタに1を加算する。
次に、求めた周囲長および共通境界長に基づき、逆り字
マスク操作式手法における計算と同様にして各領域間の
接続度を求める。これと同時に前述と同様にして特徴量
リストを作成する。この特徴量リストの接続ラベルには
各領域間の接続関係が記述され、複数の領域の併合関係
が判断される。
つまり、本手法によっても、各領域のラベルの付は替え
操作を行わなくとも各領域の併合関係が判明する。なお
、上記の境界探査は右回りに行ったが、境界探査を左回
りに実行する場合には、第38図(b)に示される左回
り用の画素参照テーブルを用いることにより、右回りと
同様にして処理を行うことが可能である。
このように画素参照テーブルを用いることにより、速い
境界探査が可能になる。つまり、探索の基準となる画素
の8近傍の全ての画素について調査する必要は無い。ま
た、領域の境界部付近の画素のみを探索すれば良く、領
域内の全ての画素について探索する必要が無くなる。従
って、処理時間は短縮される。
以上説明した各手法によれば、従来のようにラベルの付
は替え走査を行わずに各分割領域間の併合関係を判断す
ることが出来る。つまり、「テンプレート画像を用いた
繰返しきい値処理による走行コースの抽出手法」で得ら
れた道路候補領域と、「明るさの違いに注目した走行コ
ース上の影や高輝度部分の抽出手段」で得られた低輝度
および高輝度領域とが併合され、現実に即した走行コー
ス領域を得ることが出来る。
次に、「走行可能範囲を求める手段」について説明する
。本手段は、「テンプレート画像を用いた繰返しきい値
処理による走行コースの抽出手法」、[繰返しきい値処
理における特徴量ヒストグラムの形状に基づくしきい値
設定手段」、「明るさの違いに注目した走行コース上の
影や高輝度部分の抽出手段」によって求められた走行コ
ース画像から最終的な走行可能範囲、すなわち、道路端
座機を求めるものである。
第40図は本手法による走行コース認識システムの処理
全体の流れを示すフローチャートである。
まず、カラーカメラ入力装置によって走行コースの画像
情報を取り込み、取り込まれたR、G、8画像を前述の
ようにして明度!、彩度Sの各画像に変換する。変換さ
れた各画像に基づき、カラー処理装置において明度Iを
特徴量とするヒストグラムおよび彩度Sを特徴量とする
ヒストグラムを前述のように作成する(ステップ400
1)。次に、作成した各ヒストグラムに基づき、「テン
プレート画像を用いた繰返しきい値処理による走行コー
スの抽出手法」により道路候補領域を抽出し、小領域を
除去する(ステップ4002)。
次に、本手法により、抽出した道路候補領域の道路端の
点列を評価する(ステップ4003)。
そして、この道路端の点4列の評価結果に基づき、抽出
した道路候補領域は単調路か否かを判断する(ステップ
4004)。道路らしい単調路である場合には、さらに
、求まった複数の各点列間の関係を比較し、評価する(
ステップ4005)。そして、この評価結果を最終的に
出力する(ステップ4006)。この後、今回入力され
た画像に対する点列は求められたものとし、次の画像に
対する処理を実行する。
また、ステップ4004での判断結果が道路らしさが低
くて単調路でない場合には、「明るさの違いに注目した
走行コース上の影や高輝度部分の抽出手段」、により、
低輝度領域が有ればこれを抽出する(ステップ4007
)。そして、求めた低輝度領域と道路候補領域とを併合
し、本手法により道路端の点列を評価する(ステップ4
008)。
この道路端の点列の評価結果に基づき、抽出した道路候
補領域は単調路か否かを判断する(ステップ4009)
。単調路である場合には、ステップ4005以降の処理
を実行し、次の画像に対する処理に移行する。
また、単調路でない場合には、次に、「明るさの違いに
注目した走行コース上の影や高輝度部分の抽出手段」に
より、高輝度領域が有ればこれを抽出する(ステップ4
010)。そして、求めた高輝度領域と道路候補領域と
を併合し、本手法により道路端の点列を評価する(ステ
ップ4011)。この道路端の点列の評価結果に基づき
、抽出した道路候補領域は単調路か否かを判断する(ス
テップ4012)。単調路である場合には、ステップ4
005以降の処理を実行し、次の画像に対する処理に移
行する。単調路でない場合には、低輝度領域および高輝
度領域を道路候補領域に併合し、3領域を併合した領域
から得られる道路端の点列を評価する(ステップ401
3)。
この後ステップ4005移行の処理を実行し、次の画像
に対する処理に移行する。
次に、上記の道路候補領域の道路端の点列座標を求める
手法について以下に説明する。
例えば、第41図に示される画像領域が得られた場合を
想定する。図の左上を原点とし、X座標は水平方向を右
に向かって正とし、X座標は垂直方向を下に向かって正
とする。この画像に示された道路領域には切れ込みが存
在し、また、ノイズ等により画像情報が得られなかった
箇所が散在する。同図に示される画像の各画素にラベリ
ング処理が行われ、この処理結果、得られる画素領域が
第42図のように示されたものとする。同図の斜線部は
ラベル値が0ではなく、あるラベル値を持った画素とす
る。なお、斜線のない画素はラベル値がOの背景領域に
位置する画素である。また、3X3個の画素を囲む枠4
201はウィンドウWであり、ウィンドウWの中に存在
する斜線画素(0でない画素値を有する画素)の数はヒ
ストグラムの値になる。図示に位置する場合のウィンド
ウWによるヒストグラムの値は5である。また、図示の
ウィンドWは3×3のウィンドウになっているが、5X
5等の他の大きさのウィンドウであっても良い。
まず、ウィンドウWを画像の中央部から左に向けて水平
に走査する。なお、画像の中央部からウィンドウWを走
査するのは、処理の開始時だけである。移動しながら各
位置におけるウィンドウWのヒストグラムの値を求める
。このヒストグラム値を監視しながらウィンドウWを移
動し、所定のしきい値以下のヒストグラム値が連続して
得られた場合、つまり、ウィン°ドウW内の斜線画素の
密度が低くな・った場合、ウィンドウWは道路領域から
外れたものと判断する。そして、ヒストグラム値が所定
のしきい値以下になった最初のウィンドウWの位置を左
側の道路端の点列座標XLとする。
次に、ウィンドウWを右側へ向けて水平走査し、ウィン
ドウW内のヒストグラム値が連続して所定のしきい値以
下になった場合、このヒストグラム値の変化する最初の
ウィンドウWの位置を右側の道路端の点列座標XRとす
る。
次に、ウィンドウWの位置するY座標を1つ減らし、ウ
ィンドウWを画像の上方へ移動して水平走査位置をずら
す。そして、上記の最初の水平走査により得られた道路
端座標XL、XRから道路領域の中央位置を式(XR−
XL)/2の計算をすることにより求める。この中央位
置をウィンドウWの走査開始位置とし、ウィンドウWを
左右に走査する。この走査においても上記と同様にして
ウィンドウW内のヒストグラム値を監視し、ヒストグラ
ム値の変化する位置を道路端の座標とする。
以下、水平走査位置のY座標が地平線位置になるまで同
様の処理を繰り返すことにより、左右の道路端の一連の
点列座標を得ることが出来る。
また、このウィンドウWの走査において、走査開始位置
のウィンドウWから得られるヒストグラム値が最初から
所定のしきい値以下であり、しかも、ウィンドウWを左
側へ走査して得られるヒストグラム値が連続して所定の
しきい値以下の場合には、中央位置が道路端座標になっ
てしまう。しかし、この場合にはウィンドウWの走査方
向を逆の右側に変える。そして、所定のしきい値以上の
ヒストグラム値が連続して得られた場合には、最初に所
定のしきい値以上のヒストグラム値が得られたウィンド
ウWの位置を左側の道路端の座標とする。右側の道路端
の座標は、ウィンドウWをさらに右側に走査し、ヒスト
グラム値の変化する位置を求めることにより判明する。
次に、このように求めた道路端の点列座標は領域の境界
付近に存在するため、各点を繋ぐことにより得られる境
界線は一様に滑らかなものではない。このため、ある1
点の前後に位置する各点とこの1点とがなす角度を点列
の全点について計算し、この分散値を滑らかさの基準と
する。また、得られた角度が鋭角のときはその点は除去
して計算する。このように左右の道路端の各点列座標を
平滑化した後、これら点列座標を実空間へ射影変換する
。この射影変換は自律走行車に取り付けたカラーカメラ
の俯角、高さ、焦点距離に基づいて行われる。
さらに、この射影変換後の点列において、左右の点列を
一組として左右の各点列間の距離、つまり、道路幅を求
める。そして、この道路幅が走行車の車体幅より狭くな
る点の数を数え、点列の全点数に対するこの狭い幅の点
数を計算する。全点数に対する狭い幅の点数の比率が小
さい場合には、狭い幅の点は道路端の点としてはふされ
しくないため、これら各点は除去する。
また、この道路端の点列の評価に際して、最初に求めた
一組の左右端によって定まる道路幅と差の少ない左右の
組を数える。差の少ない左右の組みが全部の組みに対し
て占める比率が大きい場合、つまり、左右の道路端列が
ある程度平行している場合には、道路らしさとしての評
価は最も高くなり、単調路として判断される。このよう
に単調路として判断される場合には、第40図に示され
たフローチャートのステップ4003,4008゜40
1]の処理をしなくても道路端を得ることが出来る。
次に、自立走行車が道路端に極端に近付き過ぎた場合に
おける、道路左右端の点列の補正手段について説明する
。第43図(a)〜(d)は自律走行車が道路端に近付
く過程を示している。同図(a)は自律走行車が曲率の
きついカーブ手前に位置している場合を示している。こ
の場合には、自律走行車に取り付けられたカラーカメラ
には、左側の道路端りおよび右側の道路端Rが視野内に
捕らえられている。道路のカーブの曲率がきり場合、同
図(a)に位置していた自律走行車は同図(b)に示さ
れる位置に移動する。この場合、右側の道路端Rはカメ
ラの視野から消える。
さらに、自律走行車は同図(c)に示される位置に移動
し、テンプレートに占める道路外領域の比率は段々高く
なる。図示の斜線部は道路外領域を示している。さらに
、自律走行車は同図(d)に示される位置に移動する。
この場合、カメラの視野には左側の道路端および道路外
領域の左側の境界部が捕らえられている。また、テンプ
レート画像に占める道路外領域の占める比率は高くなり
、道路外領域が走行路コースと誤認される。この結果、
左側の道路端は右側の道路端Rとして誤認され、道路外
領域の左側の境界は左側の道路端りと誤認される。
しかし、順次撮像される画像情報から得られる道路端の
点列は、前回画像における右側の点列が今回画像におい
て極端に左側に位置する点列になることはない。また、
逆に、前回画像における左側の点列が今回画像において
極端に右側に位置する点列になることはない。従って、
1処理サイクル前の画像情報から得た点列情報を記憶保
持しておき、今回の画像情報から得た点列とこの前回の
画像情報から得た点列との距離を後述するように計算す
る。そして、例えば、前回求めた右側の道路端の点列と
今回求めた右側の道路端の点列との距離が離れており、
前回の右側点列が今回の左側点列に近い場合には、左右
の道路端の位置が逆転したものと判断する。そして、今
回得た道路端の右側と左側とを入れ替える。
これを第43図に示される画像を用いて説明する。同図
(c)の画像を前回得られた画像とし、左側の道路端の
点列をL i−1と表現する。同図(d)の画像を今回
求めた画像とし、誤認している左側の道路端の点列をL
l、誤認している右側の道路端の点列をR1と表現する
。左右の道路端の点列が逆転しているか否かの判断は、
前回の点列L i−1が今回の点列Li、Rjのうちど
ちらに近いかを判断することにより行う。前回の点列L
i−1が今回の点列R1に近い場合には、左右の道路端
の点列は逆転したものと判断する。
−膜内に、この点列の近さの判断は次のように行う。つ
まり、今回の画像から得た左側の点列を1グループ、右
側の点列をもう1つのグループとし、前回の左側または
右側の点列がこれら各グループのうちのどちらのグルー
プに近いかを判断することにより行う。このどちらのグ
ループに近いかの判断は、以下に詳述するマハラノビス
の汎距離によって決定する。第44図はこのマハラノビ
スの汎距離を説明するための図である。
前回の画像情報による左側点列Ll−1(または右側点
列R1−1)の点を(x、y)、今回の画像情報による
左側点列Llの点を(x lj、  y lj)、今回
の画像情報による右側点列Riの点を(x 2j。
Y 2j)とする。前回の点列の点(x、y)が今回の
点列L1とRi とのうちのどちらに近いかは、マハラ
ノビスの汎距離を点列Li−1(または点列R1−1)
の全点に対して以下のように計算し、距離の短い点が多
く属すほうの点列に近いものとする。また、今回の画像
により求まった点列が直線の時には、この直線までの距
離を計算する。
まず、点列Ll上の各点について、X方向成分の平均値
μm1.  y方向成分の平均値μm2.X方向成分の
分散値σ11.y方向成分の分散値σ12.x。
y各方向の共分散値σ112および相関係数ρ1を求め
る。ここで、niは点列Ll上に位置する点の数である
。なお、点列Ri上の各点についても以下の式と同様な
式により求めることが出来る。
μll−Σxlj/ nl 、  μl2−Σy lj
/ n 1σ112−Σ(xlj−R11) 2/ (
nl −1)σ122−Σ(7問−μm2) 2/ (
nl −1)σ112−Σ(xlj−μll)  (y
lj−μl2) /(nl −1) ρ1−σ112 /σIIX σ12 これら各数値に基づいて、前回の点列の点(x。
y)と今回の点列Llの点(x lj、  y lj)
との間のマハラノビスの汎距離Diを次式により求める
ことが出来る。
Di 2− + [(x−μll) /(711] 2
+ [CY一 −μ 12)/  σ 12コ      2  ρ 
l   [(x  −μ ll)  /σ 11コメ、
[(y  −μ 12) / σ 11コ ) /(1
−ρ l)2また、同様に前回の点列の点(x、y)と
今回の点列Riの点(x 2j、  y 2j)との間
のマハラノビスの汎距離D2を次式により求めることが
出来る。
D22−  ([(x−μ21) /cy21] 2+
 [(Y一μ22)/σ22]2ρ2 [(X−μ21
)/σ 21]X’[(y  −μ 22) / σ 
22コ  )  ハ 1− ρ 2)2上記の各式に基
づいて各汎距離を計算した結果、Di2〉D22が成立
する場合には、前回の点(x、y)は今回の右側の道路
端の点列R1に近いことになる。また、Dl >D22
が成立しない場合には、逆に、前回の点(x、y)は今
回の左側の道路端の点列L+に近いことになる。
以上のように画像分割処理の結果得られた道路候補領域
か、ノイズなどによって不明瞭な輪郭の領域になっても
、本手法による前記のウィンドウのヒストグラム値の変
化に基づけば、道路の端点を確実に得ることか出来る。
これは、本手法か領域を基にしてその端点を探索してい
るためであり、本手法によれば領域の左右端を明確に区
別することが出来る。
また、「明るさの違いに注目した走行コース上の影や高
輝度領域の抽出手段」で求められた低輝度領域は、走行
コースが全体的に暗い場合には、道路外に位置する場合
もある。このような場合に道路外の低輝度領域と道路領
域とが併合される場合があり、道路候補領域の輪郭の形
状が複雑化する。しかし、本手法により、得られた道路
端の点列データを平滑化することにより、複雑な輪郭の
領域は大局的に評価され、上記のような低輝度領域は無
視され、自動車が走行する上で同等支障の無い道路端の
情報を得ることが出来る。
また、「テンプレート画像を用いた繰返しきい値処理に
よる走行コースの抽出手法」によれば、自律走行車が曲
率のきつい道路の左または右に極端に近付いた場合、テ
ンプレートが道路外に出てしまってそこを道路とみなし
てしまう場合がある。
この場合には道路端の左右の認識を誤ってしまう。
しかし、上述の本手法によれば、道路の左右端のデータ
を誤って認識しても、直ぐにこの認識は補正され、常に
信頼性の高い道路端の情報を得ることが出来る。
次に、本発明の特徴である「多様な形状の走行コースの
内部表現手法」、つまり、得られた道路端の多様な点列
を構造化して表現する手法について説明する。
本手法は、「テンプレート画像を用いた繰返しきい値処
理による走行コースの抽出手段」で得られた走行コース
の画像と、「明るさの違いに注目した走行コースからの
影や高輝度部分の抽出手段」で得られた画像と、「複数
の領域の併合手段」で求めた特徴間リストに基づき、画
像のラベル変位箇所を検知しながら領域の境界点のスト
ラフチャを作成し、前後方向のリンクを付け、境界の属
性を付与することによって、走行コースをコンピュータ
内部に表現し、走行のための有効な点列群を求めるもの
である。「複数の領域を併合する手段」において作成さ
れた領域と領域との記述を表した特徴間リストを利用し
て、高速に領域の端点が得られ、道路端、路肩端1分岐
路および合流路は計算機の内部に構造化されたリストに
よって表現される。
第1図は道路の構造化処理の概略を示すフローチャート
である。
まず、カラーカメラ入力装置などの各ハードウェアの初
期設定時に領域境界点ストラフチャのX方向のリストを
作成する(ステップ4501)。
次に、各領域に付けられたラベル値のX方向の変化箇所
を検出してX方向のリストを作成し、各境界点のX方向
についてリンクする(ステップ4502)。そして各領
域の特徴間リストの接続ラベルを考慮して領域の左端お
よび右端にその属性を付与し、各領域の左右端を区分す
る(ステップ4503)。次に、後述する穴などの属性
を各境界点に付与しながら、画面の前後方向(X方向)
の各境界点の関連付けを行い、各境界点のX方向につい
てリンクする(ステップ4504)。また、道路領域が
分岐したり、合流したりする場合が有り、これら各場合
に各領域の境界の連続性を判断し、各境界点に付与され
た属性の付は替えを行う(ステップ4505)。この後
、各領域の境界点の点列の開始位置を選択し、有効点列
を検出する(ステップ4506)。
以上の各処理について以下に詳述する。
ステップ4501の処理について、第46図を参照して
説明する。
同図(a)は、実空間上における道路面(水平面と仮定
する)を画像上に射影変換する際の原理を示す図である
。道路面4601は等間隔(11)に区分され、道路領
域および道路上の各区分線は遠方の1点に向けて画像4
602上に射影され、カラーカメラのビューボートが得
られる。同図(b)はこのようにして得られた画像の詳
細を示す図である。画像上には道路領域の境界線460
3および区分線4604が射影変換されている。実空間
上における区分線は間隔ρの等間隔であったが、画像上
においては道路領域の遠方に行くに従ってその間隔が詰
まっている。この各区分線4604が位置するy座標を
求め、同図(c)に示されるX方向の領域境界点ストラ
フチャ4605を作成する。
この領域境界点ストラフチャ4605の6枠は、道路領
域の境界線4603のうちの左端の境界線と区分線46
04との交点に位置する各境界点に対応している。6枠
は、図示の矢印に示されるポインタによって相互の連結
関係が表現されている。
これらの各枠内には各境界点の特徴が、同図(d)に示
されるリスト4606として記述されている。
まず、求めたy座標の6値がリスト4606に記述され
、X方向のリストが作成される。このリスト4606に
は、上記のy座標の他に各境界点が有する後述する各特
徴が記述される。
つまり、X座標1点列開始点iDを表す属性1゜実空間
における隣接点間距離を表す属性21着目する境界点と
右隣の境界点との連結関係を表す右隣へのポインタ、左
隣の境界点との連結関係を表す左隣へのポインタ、X方
向における画面手前の境界点との連結関係を表す手前へ
のポインタおよび画面後方の次の境界点との連結関係を
表す次へのポインタが記述される。
次にステップ4502の処理について、第47図を参照
して説明する。
同図(a)に示される画像4701は撮像された画像に
ついてラベリング処理が実行された画像である。このラ
ベリング処理により、道路領域を構成する各領域のそれ
ぞれにはラベル値が付けられる。各区分線と領域の境界
との交点のうち、○印が付された交点は、ラベル値が変
化するラベル変位箇所である。まず、ステップ4501
の処理で求めたリストの各y座標位置において水平方向
、つまり、X方向に画像を走査する。この走査において
、ラベル値がOである背景領域からラベル値が0ではな
い道路領域に移動した場合、または、ラベル値が0では
ない道路領域からラベル値が0である背景領域に移動し
た場合、新しい領域境界点ストラフチャを作成する。
この領域境界点ストラフチャは同図(b)に示される。
図示のように、各領域の境界と区分線との交点に位置す
る各境界点に対応して、新たにX方向に枠が設けられる
。この新たな6枠は、既に前述のステップで作成された
X方向の領域境界点ストラフチャの6枠と連結される。
この連結関係は図示の矢印に表されるポインタにより表
現され、このポインタにより6枠は水平方向にリンクさ
れている。
次に、ステップ4503の処理について、第48図を参
照して説明する。
ステップ4502の処理で作成された領域境界点ストラ
フチャの水平方向の各点の組が同一領域に存在するか否
かを判断する。同一領域であるが否かの判断は、前述の
「複数の領域の併合手法」において求めた特徴量リスト
に基づいて行われる。
隣接する各点が同一領域に存在する場合、左側に位置す
る境界点は左エツジ、右側に位置する境界点は右エツジ
とし、この属性を各リストに記述する。この属性により
、領域の左右端を区別することが出来る。また、この左
エツジから右エツジまでの実空間における距離を演算し
、同様に各リストに記述する。この距離演算には、前述
の射影変換と逆の処理である逆射影変換処理を実行し、
画像から現実の道路領域を求める必要がある。
第48図(a)に示される画像について、エツジの識別
方法を具体的に説明する。道路領域4801は3つの領
域A、B、Cが併合されて表現されている。ここで、前
述の特徴量リストの接続ラベルは同図(b)のように示
されている。つまり、領域Aの接続ラベル欄には領域C
が記述されており、領域Bの接続ラベル欄には何も記述
されておらず、領域Cの接続ラベル欄には領域Aが記述
されている。このため、領域Aと領域Cとは併合すべき
同一領域であることが判別され、また、領域Bは領域A
と領域Bとで形成される領域とは異なる領域であること
が判別する。
従って、各境界点を区分線4802に沿って水平方向に
画像走査した場合、○印の付された境界点a、b、c、
dがラベル変位箇所として求まる。
従って、境界点aと境界点すとは同一領域上の点として
存在しており、境界点aは左エツジ、境界点すは右エツ
ジという属性が付与され、領域境界点ストラフチャのリ
ストに記述される。また、境界点Cと境界点dはそのラ
ベル値が同じであるために同一領域に存在しており、境
界点Cは左エツジ、境界点dは右エツジという属性が付
与され、領域境界点ストラフチャのリストに記述される
次に、ステップ4504の処理について、第49図およ
び第50図を参照して説明する。
第49図(a)に示される画像において、左側の境界線
と各区分線との交点に位置する各境界点をat、ai+
t、右側の境界線と各区分線との交点に位置する各境界
点をbl、bl+1とする。ここで、領域境界点ストラ
フチャのy方向で1番目とi+1番目の各境界点が同一
領域に存在するか否かを判断し、同一領域ならば前後の
リンクを行う。つまり、境界点a1とa i+1とが同
一領域に有るか否か、また、境界点b1とb I+1と
が同一領域に有るか否かを判断する。図示の場合には、
各境界点は同一領域に有るため、同図(b)に示される
領域境界点ストラフチャにおいて、太い線で示されるポ
インタにより画面の前後に位置する各境界点がリンクさ
れる。
また、左エツジと右エツジとの間に存在する内部点が有
るならば、第50図に示されるように、領域の境界を追
跡する。同図(a)は、処理の対象とする道路領域50
01の中央部に車線区分線である白線5002が描かれ
ている画像である。
この白線5002のラベル値はOである。ここで、各区
分線に沿って水平方向に画像を走査すると、白線500
2部において、同図(b)に示される内部点E 11.
  E 1i+l、  E 2L  E 2i+1が得
られる。
従って、領域の境界を追跡して各内部点の関係を探査す
−る。内部点Elfから白線5002の境界線に沿って
この境界を追跡すると内部点EII+1に達する。また
、内部点E21から境界を追跡すると内部点E 2i+
1に達する。このように隣接する内部点E 11.  
E 21が、より上に位置する区分線上の次の内部点E
 1i+l、  E 2i+1に連続している時、左側
に位置する内部点Eliを内部点左エツジ、右側に位置
する内部点E2+を内部点右エツジという属性を付ける
また、境界を追跡して内部点がより上の区分線上の内部
点に連続せずに隣接する内部点に達する時は、隣接する
各内部点に穴という属性を付与する。つまり、内部点E
 li+Iから境界を追跡すると、隣接する内部点E 
2i+1に達する。この場合、各内部点E IDI、 
 E 2i+1に穴という属性を付与する。
以上の処理をリストの各y座標に沿ってこのy座標が地
平線位置5003に達するまで行う。また、この際、内
部点左エツジから内部点右エツジまでの実空間上におけ
る距離りを演算する。この演算は、実空間上における右
エツジ点のX座標値から実空間上における左エツジ点の
X座標値を引き算することにより求まる。
次に、ステップ4505の処理について、第51図を参
照して説明する。
以上の各ステップの処理による属性の付与の方法では、
道路がY字状に分岐したり、道路が合流する場合には正
しい属性が付与されない。つまり、各境界点の前後方向
の関連付けが正しく行われない場合がある。このため、
このような場合に本ステップにおいて、境界を追跡して
境界の評価を修正する。
例えば、ここまでの各ステップの処理により、第51図
(a)−に示される画像が得られたとする。
この画像における道路領域5101はY字状に分岐して
おり、本道5102と分岐路5103とに分かれている
。画面の下側から上側に向かって各区分線(i、i+1
.i+2.・・・)は画像走査され、また、各区分線に
おいて画面左側から右側へ画像走査される。この走査に
より、左端の境界線と各区分線との交点に位置する境界
点にはaという符号が付けられ、左端の境界線から一つ
右に位置する境界線と区分線との交点に位置する境界点
にはbという符号が付けられ、左端の境界線から二つ右
に位置する境界線と区分線との交点に位置する境界点に
はCという符号が付けられる。この結果、同図(b)に
示される領域境界点ストラフチャが得られる。
この領域境界点ストラフチャによる各境界点の関連付け
は図から理解されるように現実の道路の境界に合致して
おらず、各境界点には正しい属性が付与されていない。
このため、内部点から領域の境界を追跡し、次の点が左
または右の領域端に存在する境界点てあれば、この内部
点と次の点とは連結しているものと判断し、これら各点
のリンクの付は替えを行う。同図の場合にあっては、内
部点c i+4から領域の境界を追跡する。追跡すると
次の点はa i+5であり、この点は左の領域端である
ため、リンクの付は替えを行う。つまり、a1+5以降
の各境界点に付けられた属性を内部点C++4と同じC
の属性とする。このリンクの付は替え処理により、同図
(c)に示される領域境界点ストラフチャが得られる。
このストラフチャは現実の道路の境界に合致したものと
なっている。
同図(d)および(e)は、このリンクの付は替え処理
の前および後の領域境界の状態をベクトル表現によって
示した図である。つまり、同図(d)はリンクの付は替
え前のベクトル状態であり、同図(b)の領域境界点ス
トラフチャに基づいて各境界線の連結関係をベクトルに
より表現したものである。属性aが付けられたベクトル
および属性Cが付けられたベクトルは現実の道路の境界
に対応したものとなっていない。同図(e)はリンクの
付は替え処理を実行した後のベクトル状態であり、同図
(c)の修正された領域境界点ストラフチャに基づいて
各境界線の連結関係をベクトルにより表現したものであ
る。属性aが付けられたベクトルの終端部分は上述のよ
うに修正され、属性Cに付は替えられている。このため
、各ベクトルa、b、cによって表現される道路領域の
境界は現実のものに即した形状になっている。
同図(f)および(g)は、道路が合流する場合の領域
境界の状態を上記と同様にしてベクトルにより表現した
図である。同図(f)はリンクの付は替え前の領域境界
をベクトルによって表現したものである。属性dが付け
られたベクトルは、属性eおよびfが付けられたベクト
ルが形成する合流路の入り口を塞いでいる。同図(g)
は、前述と同様なリンクの付は替え処理後の領域境界を
ベクトルによって表現したものである。属性dが付けら
れたベクトルの始端部分はリンクの付は替え処理により
、属性fに修正され、領域境界は現実の合流路に合致し
たものとなっている。
次に、ステップ4506の処理について、第52図を参
照して説明する。
例えば、同図(a)に示される道路画像を想定する。こ
の道路画像には道路領域5201があり、道路領域52
01の左側には白線5202で区切られた路肩5203
がある。この道路画像の各領域の境界線と区分線との交
点には境界点が付けられ、同図(b)に示される道路端
および路肩端の点列が得られる。なお、画像の縁に掛か
る点は点列から除いである。以上の各ステップの操作に
より得られたy方向の各領域境界点ストラフチャのリン
クを画像下部に相当するところから上部へ辿る。そして
、領域境界点ストラフチャのリンクが所定個数以上ある
場合には、この領域境界点ストラフチャのリンクの画像
下部に相当するところに点列の開始点という属性を付け
る。図示の点列の開始点はΔ印で示されている。
開始点という属性が付いているストラフチャのうち、領
域境界の左エツジから右エツジまでの実空間における距
離が走行車の車幅以上のストラフチャの組を道路端とす
る。同図(b)の場合には、点列5204および点列5
205に相当するストラフチャの組が道路端となる。ま
た、道路端の隣にストラフチャの組があり、このストラ
フチャ群と道路端との間の距離が道路端を表すストラフ
チャ群の幅より狭く、かつ、ストラフチャ群と他方の道
路端との間の距離が車幅より広く、しかも、ストラフチ
ャ群の相互の実距離が20cm前後で連続する場合には
、このストラフチャ群は白線を形成するものとする。そ
して、ストラフチャ群と一方の道路端とに挾まれたとこ
ろは白線で区分された路肩とみなす。
同図(b)の点列においては、点列5206および点列
5207に相当するストラフチャの組により白線が形成
され、この白線と道路端5204との間が路肩とみなさ
れる。
ところで、前述した「走行可能範囲を求める手段」は領
域を主体として走行コースを認識するものであり、画像
処理の結果得られる道路領域が1つの領域となることが
前提である。同手段によれば、単調路や分岐路の道路端
を識別することは可能である。しかし、白線によって分
断された領域、特に、道路と路肩とに分断された場合に
は、それらを区別して取り扱うことは困難である。これ
は、同手段が領域の内部からウィンドウを走査して領域
境界を探査するため、同時に道路端と路肩端とを識別で
きないからである。
しかし、以上のように、ラベル画像を画像の下部から上
部まで水平に走査し、局所的な領域の境界追跡を行って
各領域のラベル値の変位箇所を求めることにより、領域
の境界を知ることが出来る。
これと共に、領域間の関係をストラフチャにおいて更新
し、領域の境界点を構造化することにより、道路領域は
計算機内部に構造化して表現される。
従って、この「多様な形状の走行コースの内部表現手法
」によれば、路肩や走行車線等の複数の領域の境界端座
標が得られ、領域境界を容易に検出することが出来、「
走行可能範囲を求める手段」のように対象とする領域が
単一領域に限定されない。さらに、上記の白線によって
分断された路肩等をも識別することが出来る。
また、従来の領域境界手法に比べてメモリ容量は少なく
て済み、自立走行車が自動走行するのに十分な走行コー
スの走行可能範囲を、逐次的な境界探査や多角形近似を
行って評価するといった処理をすることなく得ることが
出来る。さらに、走行コースが単調路で無く、道路が分
岐していたり、合流していたりする場合においても、こ
れら分岐路や合流路の形状を統一的に表現することがで
き、走行コースの境界を正確に識別することが可能であ
る。
以上説明したように「多様な形状の走行コースの内部表
現手法」によれば、リストに記述された属性により、各
領域の境界点の連結関係が構造化されたストラフチャに
おいて表現され、このストラフチャから対象領域の境界
が識別される。このため、従来のように求まる点列群の
数が多いため、対象領域の境界を多角形で近似し、余分
な点を間引く処理が無くなる。また、従来のように各領
域の全ての境界画素を逐次的に一つ一つ追跡する必要は
無くなり、所定の境界画素のみについて処理することに
より、対象領域が識別される。従って、処理時間は短縮
され、自立走行車の自動走行に適した領域識別方法が提
供される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、リストに記述され
た属性により、各領域の境界点の連結関係が構造化され
たストラフチャにおいて表現され、このストラフチャか
ら対象領域の境界が識別される。このため、従来のよう
に求まる点列群の数が多いため、対象領域の境界を多角
形で近似し、余分な点を間引く処理が無くなる。また、
従来のように各領域の全ての境界画素を逐次的に一つ一
つ追跡する必要は無くなり、所定の境界画素のみについ
て処理することにより、対象領域が識別される。従って
、処理時間は短縮され、自立走行車の自動走行に適した
領域識別方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による「多様な形状の走行コ
ースの内部表現手法」における道路領域の構造化処理の
概略を示すフローチャート、第2図は走行路領域を抽出
するカラー画像処理の概略の流れを示すフロチャート、
第3図はFROMテーブルを用いたカラー画像のISH
変換処理」におけるISH変換処理のアルゴリズムを示
すブロック図、第4図および第5図および第6図および
第7図のそれぞれはこのISH変換処理の処理例を従来
の処理例と比較して説明するための図、第8図は[繰返
しきい値処理における特徴量ヒストグラムの形状に基づ
くしきい値設定手段」におけるカラー画像の前処理の概
略を示すフローチャート、第9図はこの前処理における
ピーク・谷の状態を説明するための図、第10図はこの
前処理におけるテーブル値の推移を説明するための図、
第11図は走行路の認識処理の概要を示すフローチャー
ト、第12図は「テンプレート画像を用いた繰返しきい
値処理による走行コースの抽出手段」における走行路抽
出の処理の詳細を示すフローチャート、第13図はこの
道路候補領域の抽出処理における各過程を説明するため
の図、第14図は「明るさの違いに注目した走行コース
からの影や高輝度部分の抽出手段」における種々の入力
画像に対する処理の概要を説明するための図、第15図
はこの手段における影や高輝度部分の説明をするための
明度ヒストグラムの一例を示すグラフ、第16図は「ラ
ベリング処理装置」のラベリングボード構成図、第17
図はラベリング処理のゼネラルフローチャート、第18
図は多値人力ラベリング方式を説明するための図、第1
9図はランを用いたラベリング方式を説明するための図
、第20図はラベリング処理の画像走査で使用されるウ
ィンドウを示す図、第21図はラベリングプロセッサK
LPの構成図、第22図および第23図および第24図
および第25図および第26図および第27図のそれぞ
れはラベリング処理の画像走査で行われるウィンドウ処
理を示すフローチャート、第28図はラベリングメモリ
KLMの構成図、第29図は最終的に付与されるラベル
値を整合する処理を説明するための図、第30図は特徴
抽出プロセッサKLCの構成図、第31図は1スキャン
ラベリング方式を説明するための図、第32図は「複数
の領域の併合手段」においてラベル領域を探査するため
に使用される逆り字マスクを示す図、第33図は第32
図に示された逆り字マスクを用いた領域境界探査を説明
する際に使用される分割領域の一例を示す図、第34図
は逆り字マスク走査式手法により求まったラベル領域境
界探査界長領域の周囲長が記憶されるラベル間境界長マ
ドリスクを示す図、第35図は各領域間の接続関係およ
び各ラベル領域の有する特微量が記述される特微量リス
トを示す図、第36図は第35図に示された特微量リス
トに記述された各特微量を有するラベル領域の一例、第
37図は境界探査式手法において着目される画素の近傍
に付される参照画素位置No、を示す図、第38図は境
界探査式手法において使用される画素参照テーブルを示
す図、第39図は第38図に示された画素参照テーブル
の使用方法を説明する際に用いられる画素領域の一例を
示す図、第40図は「走行可能範囲を求める手段」にお
ける走行コース認識システムの処理の流れを示すフロー
チャート、第41図はこの手段の説明において使用され
る取り込み画像でのウィンドウの移動を示す図、第42
図は対象領域におけるウィンドウおよびヒストグラムの
値を説明するための図、第43図は曲率のきついカーブ
で走行車が道路端に近付き過ぎた場合に生じる道路端の
識別の逆転を説明するための図、第44図は第43図に
示された道路端の認識の逆転を防止するために求めた点
列群の関係をマハラノビスの汎距離を用いて補正する手
法を説明するための図、第45図はカラー画像処理装置
全体の概略構成を示すブロック図、第46図は「多様な
形状の走行コースの内部表現手法」におけるy方向リス
トと領域境界点ストラフチャとを説明するための図、第
47図はラベル変位箇所と領域境界点ストラフチャとを
説明するための図、第48図は領域境界の属性を説明す
るための図、第49図は領域境界点の前後方向のリンク
処理を説明するための図、第50図は内部点エツジおよ
び穴という属性を説明するための図、第51図は一旦付
与された属性の付は替え処理を説明するための図、第5
2図は道路端および路肩端の検出を説明するための図で
ある。 101・・・カラーカメラ、102・・・ISH変換部
、103・・・カラー処理部、104・・・ラベリング
ハード、105・・・CPU処理部、148・・・ラベ
ル画像、149・・・特徴量りスト1.150・・・道
路位置座標、151・・・点列画像、4603・・・道
路領域の境界線、4604・・・区分線、4605・・
・y方向の領域境界点ストラフチャ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、画像分割された各領域にラベル付けされた画像を一
    定方向の区分線により区分し、該一定方向に直交する方
    向のリストを前記区分線毎に作成し、 前記区分線に沿って画像走査して前記各領域のラベル値
    の変化点を識別することにより該区分線と前記各領域の
    境界線との交点に位置する境界点を求めて前記一定方向
    におけるリストを該境界点毎に作成し、 各領域のラベル値の接続関係に基づいて前記一定方向に
    おける前記区分線に沿った前記境界点の属性を求めて前
    記一定方向のリストに該属性を記述し、 各領域のラベル値の接続関係に基づいて前記一定方向に
    直交する方向における前記分割領域の境界線に沿った前
    記境界点の属性を求めて前記一定方向のリストに該属性
    を記述し、前記各リストに記述された前記属性に基づい
    て前記一定方向に直交する方向のリストの連結長さを求
    め、該長さが所定長さ以上のリストに対応する前記境界
    点の点列を対象領域の境界に該当するものと判断し、 対象領域の境界を識別することを特徴とする画像処理に
    おける対象領域識別方法。 2、対象領域の境界端の間に内部点が存在する場合、該
    内部点から前記一定方向に直交する方向に沿って分割領
    域の境界を追跡し、次に現れる境界点が別の内部点であ
    り、該別の内部点が前記区分線上で隣接するさらに別の
    内部点に連結している場合には、これら各内部点により
    前記対象領域中に別の領域が形成されているものと認識
    することを特徴とする請求項1記載の対象領域識別方法
    。 3、対象領域の境界端の間に内部点が存在する場合、こ
    の内部点から前記一定方向に直交する方向に沿って分割
    領域の境界を追跡し、次に現れる境界点が対象領域の境
    界端に有る境界点である場合には、前記内部点と該境界
    点とは連結関係にあるものと判断し、該境界点と該境界
    点を求める以前に求めた境界点との連結関係を切断し、
    該境界点と前記内部点とを連結することにより、求めた
    対象領域の境界を修正することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の対象領域識別方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008123090A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Casio Comput Co Ltd カメラポインタ装置、ラベリング方法及びプログラム
CN115166120A (zh) * 2022-06-23 2022-10-11 中国科学院苏州生物医学工程技术研究所 一种谱峰识别方法、设备、介质及产品

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JP2008123090A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Casio Comput Co Ltd カメラポインタ装置、ラベリング方法及びプログラム
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