JPH04101041U - 車両用サスペンシヨンのブツシユ装置 - Google Patents
車両用サスペンシヨンのブツシユ装置Info
- Publication number
- JPH04101041U JPH04101041U JP322891U JP322891U JPH04101041U JP H04101041 U JPH04101041 U JP H04101041U JP 322891 U JP322891 U JP 322891U JP 322891 U JP322891 U JP 322891U JP H04101041 U JPH04101041 U JP H04101041U
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- Japan
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- vehicle
- elastic member
- rigidity
- outer cylinder
- cylindrical elastic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サスペンションの車両前後方向の剛性を減少
させると共に、車幅方向の剛性を増加させ、車両の乗り
心地及び走行安定性をともに向上させる。 【構成】 セミトレーリング式サスペンションに適用さ
れたブッシュ装置10は、筒状弾性部材22と外筒21
との間に形成され、当該筒状弾性部材22の車両前後方
向でみた剛性を減少させる空隙部27と、前記外筒21
の両側に配置され、筒状弾性部材22の軸線方向でみた
剛性を増加させる一対のストッパリング23,24とを
備えている。軸線方向の剛性が大きく、車両前後方向の
剛性が小さいブッシュ装置10は、セミトレーリング式
サスペンションの車幅方向の剛性を向上させ、車両前後
方向の剛性を減少させる。
させると共に、車幅方向の剛性を増加させ、車両の乗り
心地及び走行安定性をともに向上させる。 【構成】 セミトレーリング式サスペンションに適用さ
れたブッシュ装置10は、筒状弾性部材22と外筒21
との間に形成され、当該筒状弾性部材22の車両前後方
向でみた剛性を減少させる空隙部27と、前記外筒21
の両側に配置され、筒状弾性部材22の軸線方向でみた
剛性を増加させる一対のストッパリング23,24とを
備えている。軸線方向の剛性が大きく、車両前後方向の
剛性が小さいブッシュ装置10は、セミトレーリング式
サスペンションの車幅方向の剛性を向上させ、車両前後
方向の剛性を減少させる。
Description
【0001】
本考案は、車両用サスペンションのブッシュ装置に関する。
【0002】
車両のサスペンションのアームは、ブッシュ装置を介して車体側に取り付けら
れている。
図4は、従来のブッシュ装置を示し、ブッシュ装置1は、車体フレーム(図示
せず)の車体側取付部に固着されたブラケットの各取付壁2,2と、トレーリン
グアーム3の車体側端に設けられた取付孔3aとの間に介在されている。即ち、
トレーリングアーム3の車体側端は、ブラケットの各取付壁2間に配置され、こ
れに取り付けられる。
【0003】
ブッシュ装置1は、内筒5と、該内筒5の周りに配置された外筒6と、これら
内筒5と外筒6間に介在される筒状弾性部材7等より構成されている。内筒5は
、前記各取付壁2に、ボルト8を介して回動不能に取り付けられる。また、外筒
6は、前記取付孔3a内に圧入されている。従って、車輪を懸架するサスペンシ
ョンは、この筒状弾性部材7を弾性変形させながら揺動し、車輪をバンプ及びリ
バウンドさせる。また、走行時におけるサスペンションの振動は、この筒状弾性
部材7が弾性変形して吸収する。
【0004】
このブッシュ装置1は、サスペンションの剛性に大きく影響する。ブッシュ装
置1の剛性は、筒状弾性部材7でほぼ決定される。
【0005】
ところで、車両の乗り心地を向上させるには、サスペンションの前後方向の剛
性を、ある程度減少させれば良い。また、車両の走行安定性を向上させるには、
サスペンションの車幅方向の剛性を増加させれば良い。
しかしながら、上記従来のブッシュ装置1においては、サスペンションの前後
方向の剛性を減少させるために、筒状弾性部材7の弾性係数を減少させた場合に
は、前後方向の剛性に伴って車幅方向の剛性も減少し、車両の走行安定性が悪化
する。また、サスペンションの車幅方向の剛性を増加させるために、筒状弾性部
材7の弾性係数を増加させた場合には、車幅方向の剛性に伴って前後方向の剛性
も増加し、車両の乗り心地が悪化してしまう。即ち、ブッシュ装置1は、サスペ
ンションの前後方向の剛性と、車幅方向の剛性とを別々に設定することができず
、車両の乗り心地と走行安定性とをともに向上させることができないという問題
があった。
【0006】
本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもので、車両の乗り心地と
走行安定性とをともに向上させることのできる、車両用サスペンションのブッシ
ュ装置を提供することを目的とする。
【0007】
上記目的を達成するために本考案によれば、車両用サスペンションのアームと
該アームが取り付けられる車体側取付部との間に介在された内筒と、該内筒の周
りに配置される外筒と、これら内筒と外筒との間に介在されて内筒及び外筒を連
結する筒状弾性部材とを備えるブッシュ装置において、前記筒状弾性部材の外周
面の一部を凹ますことで当該筒状弾性部材と外筒との間に形成され、当該筒状弾
性部材の径方向でみた剛性を減少させる空隙部と、前記外筒の両側に配置され、
前記筒状弾性部材の軸線方向でみた剛性を増加させる一対の環状弾性部材とを備
えて構成するものである。
【0008】
筒状弾性部材と外筒との間には、空隙部が形成されている。このため、ブッシ
ュ装置の径方向の剛性は、空隙部が形成された方向で減少する。また、外筒の両
側には、それぞれ環状弾性部材が介在されている。このため、ブッシュ装置の軸
線方向の剛性が増加する。
【0009】
このブッシュ装置の軸線を、車幅方向に略沿わし、空隙部を車両前後方向に位
置して形成した場合には、サスペンションの車両前後方向の剛性が減少し、車幅
方向の剛性が増加する。
【0010】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、本考案に係るブッシュ装置を示し、図2は、このブッシュ装置を適用
した車両用サスペンションを示している。ブッシュ装置10を適用するサスペン
ション11は、例えば、後輪12を懸架するセミトレーリング式サスペンション
で、アーム13は、クロスメンバ15より、車両後側且つ車幅方向外側に向けて
斜めに延出している。このため、ブッシュ装置10は、その軸線を車幅方向に略
沿わせて配設される。
【0011】
また、このアーム13は、アウタアーム13Aとインナアーム13Bとが車輪
側端13cで連結して形成された所謂Aアーム形状をなしている。アーム13の
車輪側端13cには、後輪12が回転自在に支持されている。アーム13の各車
体側端13d,13eには、車幅方向に略沿って取付孔13f,13fがそれぞ
れ設けられている。また、車幅方向に略沿って配置されるクロスメンバ15の所
定位置には、サスペンション取付用のブラケット16,17が固着されている。
これら各ブラケット16,17は、それぞれ一対の取付壁を備えてなり、これら
一対の取付壁間には、アーム13の各車体側端13d,13eが配置される。
【0012】
ブッシュ装置10は、アーム13の車体側端13dの取付孔13fとブラケッ
ト16間、及び、車体側端13eの取付孔13fとブラケット17間にそれぞれ
介在されている。なお、これら各ブッシュ装置10は同様に構成されているので
、車体側端13e側のブッシュ装置10のみについて説明し、車体側端13d側
のブッシュ装置10についての説明は省略する。
【0013】
ブッシュ装置10は、図1に示すように、内筒20、外筒21、筒状弾性部材
22、ストッパリング23,24等より構成されている。内筒20は、ブラケッ
ト17の各取付壁17a間に配置されている。内筒20の両端は、緩やかに拡径
しており、その各端面を各取付壁17aに当接させている。この内筒20内には
、ボルト26が圧入されている。ボルト26は、内筒20を各取付壁17a間に
回動不能に取り付ける。
【0014】
外筒21は、内筒20の周りに同心状に配置されている。外筒21の軸線方向
の長さは、内筒20のそれに比べて短く設定されている。また、外筒21の一端
には、フランジ21aが形成されている。この外筒21は、取付孔17fに圧入
されている。
筒状弾性部材22は、厚肉部22aと、該厚肉部部22aの両端面よりそれぞ
れ延出する薄肉部22bより構成され、これらは一体に成形されている。厚肉部
22aは、外筒21と略同じ長さに設定されている。また、厚肉部22aの外周
面には、凹部22cが例えば4箇所に形成されている。各凹部22cは、厚肉部
22aの両端部の所定位置、具体的には、車両前後方向両側位置にそれぞれ形成
される。また、各薄肉部22bは、内筒20の両端近傍位置にまで延出している
。各薄肉部22bの内周面は、内筒20の外周面両端部に合致するように成形さ
れている。
【0015】
この筒状弾性部材22は、内筒20と外筒21との間に介在されている。筒状
弾性部材22の内周面及び外周面は、内筒20の外周面及び外筒21の内周面に
それぞれ接着されており、相対回動不能とされている。また、厚肉部22aには
各凹部22cが形成されているので、筒状弾性部材22と外筒21との間には、
車両前側及び後側に向けてそれぞれ2箇所ずつの空隙部27が形成される(図3
)。
【0016】
各ストッパリング23,24は、ともにゴムで成形されている。各ストッパリ
ング23,24の弾性係数は、筒状弾性部材22の弾性係数に比べて大きく設定
されている。各ストッパリング23,24は、それぞれ筒状弾性部材22の各薄
肉部22bの外周面に嵌め込まれ、外筒21の両端と各取付壁17aとの間に介
在される。
【0017】
以下、作用を説明する。
ボルト26に取り付けられるブッシュ装置10は、外筒21をアーム13の取
付孔13fに圧入させている。従って、アーム13からブッシュ装置10への径
方向の入力は、外筒21、筒状弾性部材22及び内筒20を介してボルト26に
伝達される。このため、ブッシュ装置10の径方向の剛性は、殆ど筒状弾性部材
22により決定される。ブッシュ装置10には、車両前後方向両側に位置する各
空隙部27が設けられている。従って、図4に示す従来のブッシュ装置1に比べ
て、ブッシュ装置10の車両前後方向の剛性が減少する。
【0018】
一方、外筒21の両端と各取付壁17aとの間には、それぞれストッパリング
23,24が介在されている。従って、アーム13からブッシュ装置10への軸
線方向の入力は、外筒21より筒状弾性部材22及び内筒20を介してボルト2
6に、また、外筒21より各ストッパリング23,24を介して各取付壁17a
にそれぞれ伝達される。このため、ブッシュ装置10の軸線方向の剛性は、筒状
弾性部材22及び各ストッパリング23,24により決定される。即ち、図4の
ブッシュ装置1に比べて、ブッシュ装置10の軸線方向の剛性が増加する。
【0019】
ブッシュ装置10は、その軸線を車幅方向に略沿わせて配置される。このため
、車両前後方向の剛性が小さく、軸線方向の剛性が大きいブッシュ装置10は、
サスペンション11の車両前後方向の剛性を減少させ、車幅方向の剛性を増加さ
せる。
なお、本実施例においては、車両後方且つ車幅方向外方に向けて斜めに延出す
るアーム13にブッシュ装置10を適用した場合について説明したがこれに限る
ものではなく、車両前後方向に延出するアーム状部材や、車両前方且つ車幅方向
内方に向けて斜めに延出するアーム状部材等に適用しても良い。
【0020】
以上説明したように、本考案によれば、ブッシュ装置を上述のように構成した
ので、ブッシュ装置の剛性を、その径方向と軸線方向とで別々に設定することが
できる。この結果、車両用サスペンションの剛性を、車両前後方向では減少させ
、車幅方向では増加させることができ、車両の乗り心地と走行安定性とをともに
向上させることができるという優れた効果がある。
【図1】本考案に係る車両用サスペンションのブッシュ
装置の一実施例を示す断面図である。
装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のブッシュ装置を適用した車両用サスペン
ションの平面図である。
ションの平面図である。
【図3】図1の矢線III −III に沿う、ブッシュ装置の
断面図である。
断面図である。
【図4】従来の車両用サスペンションのブッシュ装置の
上方からみた断面図である。
上方からみた断面図である。
10 ブッシュ装置
11 サスペンション
13 アーム
13f 取付孔
17a 取付壁
20 内筒
21 外筒
22 筒状弾性部材
22c 凹部
23,24 ストッパリング
27 空隙部
Claims (1)
- 【請求項1】 車両用サスペンションのアームと該アー
ムが取り付けられる車体側取付部との間に介在された内
筒と、該内筒の周りに配置される外筒と、これら内筒と
外筒との間に介在されて内筒及び外筒を連結する筒状弾
性部材とを備えるブッシュ装置において、前記筒状弾性
部材の外周面の一部を凹ますことで当該筒状弾性部材と
外筒との間に形成され、当該筒状弾性部材の径方向でみ
た剛性を減少させる空隙部と、前記外筒の両側に配置さ
れ、前記筒状弾性部材の軸線方向でみた剛性を増加させ
る一対の環状弾性部材とを備えることを特徴とする車両
用サスペンションのブッシュ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP322891U JPH04101041U (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 車両用サスペンシヨンのブツシユ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP322891U JPH04101041U (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 車両用サスペンシヨンのブツシユ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04101041U true JPH04101041U (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31731984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP322891U Pending JPH04101041U (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 車両用サスペンシヨンのブツシユ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04101041U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03140641A (ja) * | 1989-10-26 | 1991-06-14 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 防振ブッシュ |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP322891U patent/JPH04101041U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03140641A (ja) * | 1989-10-26 | 1991-06-14 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 防振ブッシュ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980120 |