JPH04101730U - 自動車用内装品 - Google Patents
自動車用内装品Info
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- JPH04101730U JPH04101730U JP1167091U JP1167091U JPH04101730U JP H04101730 U JPH04101730 U JP H04101730U JP 1167091 U JP1167091 U JP 1167091U JP 1167091 U JP1167091 U JP 1167091U JP H04101730 U JPH04101730 U JP H04101730U
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- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2つの表皮材の接合作業を容易にするととも
に、コスト低減および外観の向上を図る。 【構成】 表皮材9aの接合部8aに、接合部8aの表
面側から裏面側に向かって突出する断面Ω形状の嵌合部
82を形成する。表皮材9bの接合部8bに、接合部8
bの裏面側から表面側に向かって突出する断面Ω形状の
被嵌合部84を形成する。嵌合部82の内周部は、被嵌
合部84の外周部とほぼ一致した曲面に形成されてい
る。そして、嵌合部82の開放部81から被嵌合部84
の外周部を挿入して嵌合させることにより表皮材9aと
表皮材9bとを互いに接合する。
に、コスト低減および外観の向上を図る。 【構成】 表皮材9aの接合部8aに、接合部8aの表
面側から裏面側に向かって突出する断面Ω形状の嵌合部
82を形成する。表皮材9bの接合部8bに、接合部8
bの裏面側から表面側に向かって突出する断面Ω形状の
被嵌合部84を形成する。嵌合部82の内周部は、被嵌
合部84の外周部とほぼ一致した曲面に形成されてい
る。そして、嵌合部82の開放部81から被嵌合部84
の外周部を挿入して嵌合させることにより表皮材9aと
表皮材9bとを互いに接合する。
Description
【0001】
本考案は、隣接した2つの表皮材を備えた自動車用内装品に関する。
【0002】
従来のこの種の自動車用内装品としては、図5に示すものがある。
この自動車内装品1は、2つの表皮材4a、4bと、これら2つの表皮材4a
、4bの裏面側に充填されたポリウレタンフォーム5とを備えている。
2つの表皮材4a、4bは、隣接する端部2a、2bが裏面側(図において左
側)にそれぞれ折り曲げられて接合部3a、3bが形成され、これら接合部3a
、3bが互いに接合されている。
この種の自動車用内装品を製造するには、まず、表皮材4a、4bの各接合部
3a、3bを互いに当接させた後、表皮材4aと表皮材4bとの表面側境部4c
にシール材6(粘着テープ)を貼着して2つの表皮材4a、4bを接合する。
次に、接合された表皮材4a、4bを発泡型(図示せず。)にセットした後、ポ
リウレタンフォーム5を発泡型に注入して発泡させることにより製造される。
なお、上記シール材6は、接合部3a、3bの端部隙間3cから浸入したポリ
ウレタンフォーム5が上記表面側境部4cから漏れるのを防止するためのもので
ある。
【0003】
上記従来の自動車用内装品1では、製造工程において、上記表面側境部4cに
シール材6を貼着しなければならない。このため、表皮材4aと表皮材4bとの
接合作業が面倒になるとともに、コスト高になるという問題があった。
また、製造された自動車用内装品1には、上記表面側境部4cにシール材6が
露出することになる。このため、自動車用内装品1の外観が損なわれるとともに
、表皮材4aと表皮材4bとの一体感を出すのが難しいという問題もあった。
なお、図6に示すように、互いに当接させた接合部3a、3bの端部隙間3c
をシール材6′で包みこむことにより、上記表面側境部4cからのポリウレタン
フォーム5の漏れを防止する方法も提唱されているが、この場合においても、表
皮材4aと表皮材4bとの接合作業が面倒になるという問題があった。
本考案は以上のような従来の技術的課題を背景になされたものであり、2つの
表皮材の接合作業を容易にするとともに、経済的および外観にも優れた自動車用
内装品を提供することを目的とする。
【0004】
本考案は、上記目的を達成するために、端部が表面側から裏面側に向かって折
り曲げられることによってそれぞれ接合部が形成され、これら接合部どうしが接
合された2つの表皮材と、2つの表皮材の裏面側に充填されたポリウレタンフォ
ームとを備えた自動車用内装品において、前記2つの接合部のうちの一方の接合
部に、他方の接合部側が開放された断面Ω形状の嵌合部を形成し、他方の接合部
に、前記嵌合部に対応した断面Ω形状の被嵌合部を形成し、前記嵌合部の開放部
から前記被嵌合部を挿入して嵌合させることにより前記表皮材を接合したことを
特徴とするものである。
【0005】
2つの表皮材は、嵌合部に対し、その開放部から被嵌合部を挿入して嵌合させ
るだけで接合される。したがって、容易に2つの表皮材を接合することができる
。
【0006】
また、接合された2つの表皮材の裏面側にポリウレタンフォームを充填する際
には、ポリウレタンフォームの発泡圧が嵌合部の外周部を内周部側に向かって押
圧するとともに、被嵌合部側の開放部から内周部に浸入して被嵌合部の内周部を
外周部側に向かって押圧する。したがって、嵌合部と被嵌合部とは、強く密着す
る。このため、表皮材の接合端部の隙間から浸入したポリウレタンフォームが表
皮材の表面側に漏れるのを防止することができる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図1〜図4を参照して説明する。
なお、本実施例は、自動車用内装品として、2トーンインストルメントパネル
パッド(以下、「インパネパッド」という。)を例に採ったものである。
【0008】
インパネパッド7は、図1および図2に示すように、黒色の表皮材9aおよび
灰色の表皮材9bと、これら表皮材9a、9bの裏面側に充填されたポリウレタ
ンフォーム10とを備えている。
【0009】
表皮材9a、9bとしては、TPOあるいはPVCなどの素材が使用できるが
、特に限定されるものではなく、例えば、ファブリックの裏面側にTPOあるい
はPVCをラミネートしたもの、またはTPO、PVCあるいはファブリックの
裏面側にオレフィンフォームをラミネートしたものなども使用できる。また、本
実施例では、異色(黒色と灰色)の表皮材9a、9bを用いているが、必ずしもこ
れに限定する必要はなく、例えば、互いに同色あるいは異色の表皮材であって、
一方が硬い素材からなる表皮材と、他方が軟らかい素材からからなる表皮材とを
用いることも可能である。
【0010】
表皮材9a、9bは、隣接する端部が表面側(図2において右側)から裏面側に
にそれぞれ折り曲げられて接合部8a、8bが形成され、これら接合部8a、8
bが互いに接合されている。
【0011】
接合部8aには、図2〜図4に示すように、下方に開放部81を有する断面Ω
形状の嵌合部82が形成されている。嵌合部82のΩ形状は、接合部8aの表面
側から裏面側に向かって突出して形成されている。一方、接合部8bには、嵌合
部82と同様、下方に開放部83を有する断面Ω形状の被嵌合部84が形成され
ている。被嵌合部84のΩ形状は、接合部8bの裏面側から表面側に向かって突
出して形成されている。嵌合部82の内周面82aは、被嵌合部84の外周面8
4aとほぼ一致した曲面に形成されている。これにより、嵌合部82の開放部8
1から被嵌合部84を挿入して嵌合させると、嵌合部82の内周面82aに被嵌
合部84の外周面84aが密着した状態で表皮材9aと9bとが互いに接合され
る。
【0012】
ポリウレタンフォーム10は、インパネパッド7のクッション材としての役割
を果すものであり、軟質、半硬質、硬質のいずれも使用することができる。
なお、図2において符号11はインパネパッド7の芯材であり、通常、ABS
樹脂、ASGあるいはPPGなどの素材を射出成形にて一体に成形したものが使
用される。
【0013】
次に、図3および図4を参照してインパネパッド7の製造方法を説明する。
まず、表皮材(PVC、厚さ1.2mm)9a、9bの各接合部8a、8bに真
空成形にてそれぞれ断面Ω形状の嵌合部82と被嵌合部84とを形成する。次に
、嵌合部82の開放部81から被嵌合部84を挿入して嵌合させる。これにより
、表皮材9aと表皮材9bとが接合され図3に示すようになる。このとき、被嵌
合部84の開放部83は開放状態になっている。
【0014】
次に、互いに接合された表皮材9a、9bを発泡型(図示せず。)の下型にセッ
トするとともに、射出成形にて一体に成形した芯材11(ABS樹脂)を上型にセ
ットする。
【0015】
次に、ポリウレタンフォーム10(硬質)を発泡型に注入して発泡させる。この
とき、ポリウレタンフォーム10は、図4に示すように、被嵌合部84の開放部
83から被嵌合部84の内周部84bに浸入する。すると、ポリウレタンフォー
ム10の発泡圧Pが被嵌合部84の内周面84cを押して嵌合部82の内周面8
2aと被嵌合部84の外周面84aとを強く密着させるように作用する。このた
め、2つの表皮材9a、9bの接合端部の隙間8cから浸入したポリウレタンフ
ォーム10が、表皮材9aと表皮材9bとの表面側境部9cから漏れるのを防止
することができる。したがって、従来のように、表面側境部9cにシール材を貼
着する必要がなくなる。
【0016】
次に、ポリウレタンフォーム10が固化した後、離型して図1に示すような黒
色と灰色の2色のインパネパッド7を得た。得られたインパネパッド7は、表面
にウレタンフォーム10の漏れもなく、一体感のあるものであった。
【0017】
上記構成のインパネパッド7においては、嵌合部82の開放部81から被嵌合
部84を挿入して嵌合させるだけで2つ表皮材9a、9bが接合されるようにな
っている。したがって、インパネパッド7を製造する際、容易に2つの表皮材9
a、9bを接合することができ、コスト低減を図ることが可能となる。
【0018】
また、従来のように、表皮材9aと表皮材9bとの表面側境部9cにシール材
を貼着する必要がないため、インパネッド7の表面側にシール材が露出しなくな
る。したがって、インパネパッド7の外観が向上する。
【0019】
本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない
範囲において変更可能である。
例えば、本実施例では2つの表皮材9a、9bが接合されたインパネパッド7
を例に採ったが、必ずしもこれに限定する必要はなく、2以上の表皮材が接合さ
れたインパネパッドにも採用できることは言うまでもない。
【0020】
本考案の自動車用内装品によれば、2つの接合部のうちの一方の接合部に、他
方の接合部側が開放された断面Ω形状の嵌合部を形成し、他方の接合部に、前記
嵌合部に対応した断面Ω形状の被嵌合部を形成し、前記嵌合部の開放部から前記
被嵌合部を挿入して嵌合させることにより前記表皮材を接合している。したがっ
て、自動車用内装品を製造する際、容易に2つの表皮材を接合することができ、
コスト低減を図ることが可能となる。
【0021】
また、従来のように、2つの表皮材の表面側境部にシール材を貼着する必要が
ないため、自動車用内装品の表面側にシール材が露出しなくなる。したがって、
自動車用内装品の外観が向上するという効果などが得られる。
【図1】本考案の自動車用内装品(インパネパッド)の全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】2つ表皮材の接合部が接合された状態を示す図
である。
である。
【図4】接合された2つの表皮材の裏面側にポリウレタ
ンフォームが充填された状態を示す図である。
ンフォームが充填された状態を示す図である。
【図5】従来の自動車用内装品を示す図である。
【図6】従来の自動車用内装品を示す図である。
7 インパネパッド(自動車用内装品)
8a、8b 接合部
81、83 開放部
82 嵌合部
84 被嵌合部
9a、9b 表皮材
10 ポリウレタンフォーム
Claims (1)
- 【請求項1】 端部が表面側から裏面側に向かって折り
曲げられることによってそれぞれ接合部が形成され、こ
れら接合部どうしが接合された2つの表皮材と、2つの
表皮材の裏面側に充填されたポリウレタンフォームとを
備えた自動車用内装品において、前記2つの接合部のう
ちの一方の接合部に、他方の接合部側が開放された断面
Ω形状の嵌合部を形成し、他方の接合部に、前記嵌合部
に対応した断面Ω形状の被嵌合部を形成し、前記嵌合部
の開放部から前記被嵌合部を挿入して嵌合させることに
より前記表皮材を接合したことを特徴とする自動車用内
装品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1167091U JPH081959Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 自動車用内装品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1167091U JPH081959Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 自動車用内装品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04101730U true JPH04101730U (ja) | 1992-09-02 |
| JPH081959Y2 JPH081959Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31745275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1167091U Expired - Lifetime JPH081959Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 自動車用内装品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081959Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1167091U patent/JPH081959Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH081959Y2 (ja) | 1996-01-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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