JPH0410202B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0410202B2 JPH0410202B2 JP63147548A JP14754888A JPH0410202B2 JP H0410202 B2 JPH0410202 B2 JP H0410202B2 JP 63147548 A JP63147548 A JP 63147548A JP 14754888 A JP14754888 A JP 14754888A JP H0410202 B2 JPH0410202 B2 JP H0410202B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- winding
- bobbin
- wire
- terminal pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 220
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 24
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 14
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 14
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 14
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005429 filling process Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、端子ピン付きボビンへのコイルの巻
線方法並びにその装置に関する。
線方法並びにその装置に関する。
「従来の技術」
従来、端子ピン付きのボビンにコイルを巻装す
る場合は、第21図に示す如く、まず、線材1の
先端をクランパー2でクランプして、ボビン3の
巻始め用端子ピン4を中心にしてノズル5を周回
させ、これによりコイルの始端となる線材1の先
部を巻始め用端子ピン4にからげ付け、次いで、
ノズル5をボビン3の胴部に沿つて送りながらボ
ビン3を回転させれば、ノズル5から線材1が繰
り出されて、ボビン3の胴部に所定の巻数だけ巻
回する。その後、上記と同様に、ボビン3の巻終
り用端子6の周囲に所定の回数だけノズル5を周
回させれば、該巻終り用端子ピン6に線材1がか
らげ付けられる。巻始め用端子ピン4及び巻終り
用端子ピン6にからげ付けられた線材1の渡り線
は、カツター7などで切断するようになつてい
る。
る場合は、第21図に示す如く、まず、線材1の
先端をクランパー2でクランプして、ボビン3の
巻始め用端子ピン4を中心にしてノズル5を周回
させ、これによりコイルの始端となる線材1の先
部を巻始め用端子ピン4にからげ付け、次いで、
ノズル5をボビン3の胴部に沿つて送りながらボ
ビン3を回転させれば、ノズル5から線材1が繰
り出されて、ボビン3の胴部に所定の巻数だけ巻
回する。その後、上記と同様に、ボビン3の巻終
り用端子6の周囲に所定の回数だけノズル5を周
回させれば、該巻終り用端子ピン6に線材1がか
らげ付けられる。巻始め用端子ピン4及び巻終り
用端子ピン6にからげ付けられた線材1の渡り線
は、カツター7などで切断するようになつてい
る。
「発明が解決しようとする課題」
しかしながら、上記従来の巻線方法で、ボビン
3の巻始め用端子ピン4に線材1をかげ付ける
と、第22図に示す如く、巻始め用端子ピン4の
先端からボビン3の胴部に向けて線材1が渡り、
この部分の線材が巻始め用端子ピン4やボビン3
の壁部との間に、ある間〓をもつて浮き上げるた
めに、次の工程において線材1がからげ付けられ
た巻始め用端子ピン4に半田盛りをすべく、該巻
始め用端子ピン4を半田槽に浸漬した際に、上記
巻始め用端子ピン4の先端からボビン3の胴部に
向けて渡る線材1に沿つて半田が上り、ボビン3
の胴部に巻回されたコイルにも不用意に半田が付
着するといつた問題がある。更に巻始め用端子ピ
ン4の先端からボビン3の胴部に渡る線材1が上
記の如くボビン3から浮き上がつているために、
不用意な荷重が加わつて切断しやすいといつた不
具合いもある。巻始め用端子ピン4の先端からボ
ビン3の胴部に渡る線材1のボビン3からの浮き
上がりを防止すべく、線材1を巻始め用端子ピン
4の先端から基端に向けて折り返し重ねてからげ
付けても、巻始め用端子ピン4の先端で線材1の
折り返される箇所がクロスするために、該箇所が
他のからげ付け部分より膨出する。この結果、上
記半田盛り工程で、巻始め用端子ピン4を半田槽
に浸漬した際に、巻始め用端子ピン4の先端の膨
出するからげ付け線材1のために、溶融半田が巻
始め用端子ピン4の基端側のからげ付け線材1に
行き互ることが阻止されて、半田盛りが十分に行
われないといつた問題がある。
3の巻始め用端子ピン4に線材1をかげ付ける
と、第22図に示す如く、巻始め用端子ピン4の
先端からボビン3の胴部に向けて線材1が渡り、
この部分の線材が巻始め用端子ピン4やボビン3
の壁部との間に、ある間〓をもつて浮き上げるた
めに、次の工程において線材1がからげ付けられ
た巻始め用端子ピン4に半田盛りをすべく、該巻
始め用端子ピン4を半田槽に浸漬した際に、上記
巻始め用端子ピン4の先端からボビン3の胴部に
向けて渡る線材1に沿つて半田が上り、ボビン3
の胴部に巻回されたコイルにも不用意に半田が付
着するといつた問題がある。更に巻始め用端子ピ
ン4の先端からボビン3の胴部に渡る線材1が上
記の如くボビン3から浮き上がつているために、
不用意な荷重が加わつて切断しやすいといつた不
具合いもある。巻始め用端子ピン4の先端からボ
ビン3の胴部に渡る線材1のボビン3からの浮き
上がりを防止すべく、線材1を巻始め用端子ピン
4の先端から基端に向けて折り返し重ねてからげ
付けても、巻始め用端子ピン4の先端で線材1の
折り返される箇所がクロスするために、該箇所が
他のからげ付け部分より膨出する。この結果、上
記半田盛り工程で、巻始め用端子ピン4を半田槽
に浸漬した際に、巻始め用端子ピン4の先端の膨
出するからげ付け線材1のために、溶融半田が巻
始め用端子ピン4の基端側のからげ付け線材1に
行き互ることが阻止されて、半田盛りが十分に行
われないといつた問題がある。
又、巻始め用端子ピン4及び巻終り用端子ピン
6の線材1をからげ付ける際は、第21図に示す
如く、巻始め用端子ピン4若しくは巻終り用端子
ピン6を中心にしてノズル5を周回させるため
に、特にトランスなのどコイルを巻装する際に、
線材1の径の太いものや硬いものを用いると、上
記巻始め用端子ピン4や巻終り用端子ピン6に大
きな荷重が加わつて、折れ曲がるといつた問題の
発生もあつた。
6の線材1をからげ付ける際は、第21図に示す
如く、巻始め用端子ピン4若しくは巻終り用端子
ピン6を中心にしてノズル5を周回させるため
に、特にトランスなのどコイルを巻装する際に、
線材1の径の太いものや硬いものを用いると、上
記巻始め用端子ピン4や巻終り用端子ピン6に大
きな荷重が加わつて、折れ曲がるといつた問題の
発生もあつた。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、自動巻線
する際に、ボビンの各端子ピンに線材をからげ付
ける時に、折り返して二重にからげ付けることな
く、端子ピンの基端からボビンの胴部に向けて線
材を渡すことができて、この渡り線の部分がボビ
ンから浮き上がることによる従来の各種問題の発
生を解消でき、又線材に径の太いものや硬いもの
を使用しても各端子ピンに大きな荷重が加わつて
折り曲がるといつた事態の発生もない端子ピン付
きボビンへのコイルの巻線方法並びに装置を提供
することを目的とする。
する際に、ボビンの各端子ピンに線材をからげ付
ける時に、折り返して二重にからげ付けることな
く、端子ピンの基端からボビンの胴部に向けて線
材を渡すことができて、この渡り線の部分がボビ
ンから浮き上がることによる従来の各種問題の発
生を解消でき、又線材に径の太いものや硬いもの
を使用しても各端子ピンに大きな荷重が加わつて
折り曲がるといつた事態の発生もない端子ピン付
きボビンへのコイルの巻線方法並びに装置を提供
することを目的とする。
「課題を解決するための手段」
本発明は、上記目的を達成するために、まず請
求項1においては、巻終り用ノズル及び巻始め用
ノズルを有し、該巻終り用ノズル及び巻始め用ノ
ズルが、線材を挿通するための基端側から先端に
至る挿通孔と、先端部にボビンの端子ピンが嵌入
する所定の深さの受け穴とを備え、まず巻終り用
ノズルと巻始め用ノズルと相互間の先端を突き合
わせて、線材を巻終り用ノズルの基端側から巻終
り用ノズル及び巻始め用ノズルの各挿通孔に挿通
させて巻始め用ノズルの基端側より外部に引き出
した後、巻終り用ノズルから巻始め用ノズルを、
それぞれの挿通孔内に線材を貫通させた状態を保
持したまま引き離し、次いで巻始め用ノズルの受
け穴をボビンの巻始め用端子ピンに嵌入させ、該
巻始め用端子ピンを中心にして巻始め用ノズルを
回転させて線材をボビンの巻始め用端子ピンにか
らげ付けた後、巻始め用ノズルから線材及びボビ
ンの巻始め用端子ピンを抜出させ、更に上記ボビ
ンを回転させて巻終り用ノズルから繰り出される
線材をボビンの胴部に所定巻数だけ巻回し、次い
で巻終り用ノズルの受け穴をボビンの巻終り用端
子ピンに嵌入させた後、該巻終り用端子ピンを中
心にして巻終り用ノズルを回転させて、該巻終り
用端子ピンに線材をからげ付けてなる端子ピン付
きボビンコイルへのコイルの巻線方法を特徴とす
るものである。請求項2は、線材を挿通するため
の基端側から先端に至る挿通孔と、先端部にボビ
ンの端子ピンが嵌入する所定の深さの受け穴とを
それぞれ備えた巻終り用ノズル及び巻始め用ノズ
ルを有し、該巻終り用ノズルを端子ピンへのから
げ付けのための回転駆動が可能にノズルベースに
支承させ、かつ該ノズルベースを、前後左右及び
上下方向に移動制御されるノズル駆動ベースに、
横転可能に軸支し、上記巻始め用ノズルを上記巻
終り用ノズルとの先端相互間で突き合わせ可能に
反転させる反転機構、巻終り用ノズルから離間さ
せる逃げ機構、及び線材をボビンの端子ピンにか
らげ付けるための回転動作をさせる回転機構とを
介して上記ノズル駆動ベースに設け、かつボビン
が装着されて好転するスピンドルを備えてなる端
子ピン付きボビンへのコイルの巻線装置を特徴と
するものである。
求項1においては、巻終り用ノズル及び巻始め用
ノズルを有し、該巻終り用ノズル及び巻始め用ノ
ズルが、線材を挿通するための基端側から先端に
至る挿通孔と、先端部にボビンの端子ピンが嵌入
する所定の深さの受け穴とを備え、まず巻終り用
ノズルと巻始め用ノズルと相互間の先端を突き合
わせて、線材を巻終り用ノズルの基端側から巻終
り用ノズル及び巻始め用ノズルの各挿通孔に挿通
させて巻始め用ノズルの基端側より外部に引き出
した後、巻終り用ノズルから巻始め用ノズルを、
それぞれの挿通孔内に線材を貫通させた状態を保
持したまま引き離し、次いで巻始め用ノズルの受
け穴をボビンの巻始め用端子ピンに嵌入させ、該
巻始め用端子ピンを中心にして巻始め用ノズルを
回転させて線材をボビンの巻始め用端子ピンにか
らげ付けた後、巻始め用ノズルから線材及びボビ
ンの巻始め用端子ピンを抜出させ、更に上記ボビ
ンを回転させて巻終り用ノズルから繰り出される
線材をボビンの胴部に所定巻数だけ巻回し、次い
で巻終り用ノズルの受け穴をボビンの巻終り用端
子ピンに嵌入させた後、該巻終り用端子ピンを中
心にして巻終り用ノズルを回転させて、該巻終り
用端子ピンに線材をからげ付けてなる端子ピン付
きボビンコイルへのコイルの巻線方法を特徴とす
るものである。請求項2は、線材を挿通するため
の基端側から先端に至る挿通孔と、先端部にボビ
ンの端子ピンが嵌入する所定の深さの受け穴とを
それぞれ備えた巻終り用ノズル及び巻始め用ノズ
ルを有し、該巻終り用ノズルを端子ピンへのから
げ付けのための回転駆動が可能にノズルベースに
支承させ、かつ該ノズルベースを、前後左右及び
上下方向に移動制御されるノズル駆動ベースに、
横転可能に軸支し、上記巻始め用ノズルを上記巻
終り用ノズルとの先端相互間で突き合わせ可能に
反転させる反転機構、巻終り用ノズルから離間さ
せる逃げ機構、及び線材をボビンの端子ピンにか
らげ付けるための回転動作をさせる回転機構とを
介して上記ノズル駆動ベースに設け、かつボビン
が装着されて好転するスピンドルを備えてなる端
子ピン付きボビンへのコイルの巻線装置を特徴と
するものである。
「実施例」
以下に、本発明に係る端子ピン付きボビンへの
コイルの巻線方法並びにその装置の一実施例を図
面に基づき説明する。まず端子ピン付きボビンへ
のコイルの巻線方法を実施するための装置につい
て説明すれば、第1図及び第2図において、11
はノズル駆動ベースである。ノズル駆動ベース1
1は、従来の自動巻線機のノズルが装着されたも
のと同一構成であり、第3図に示す如く、それぞ
れ主制御機構10を構成する左右方向駆動機構1
2により左右方向に移動可能で、かつ上下方向駆
動機構13により上下方向に移動可能で、更に前
後方向駆動機構14により前後方向に移動可能に
なつている。左右方向駆動機構12、上下方向駆
動機構13、及び前後方向駆動機構14は、パル
スモータ15で回転駆動されるスクリユーロツド
16と、該スクリユーロツド16に螺合されて、
スクリユーロツド16が回転すると移動する移動
ブロツク17とから成つている。ノズル駆動ベー
ス11には支持板18は垂設し、該支持板18に
回動板19を回動自在に軸支する。回動板19の
支軸20には、アーム21を介してエアシリンダ
22を連結する。回動板19にはノズルベース2
3を固設させてあつて、該ノズルベース23がエ
アシリンダ22によつて支軸20の軸心延長線上
を中心にして45度乃至90度の角度の範囲内におい
て往復周回する横転機構32が設けてある。ノズ
ルベース23には取付け部材24を介してベアリ
ング25により巻終り用ノズル26を回転自在に
取付ける。巻終り用ノズル26は上部にタイミン
グプーリ27を有して、該タイミングプーリ27
とパルスモータ28の出力軸に有するタイミング
プーリ29との間にタイミングベルト30を掛回
させてある。パルスモータ28は、上記ノズルベ
ース23に取付け金具31を介して固設させてあ
る。巻終り用ノズル26は、線材を貫通させるた
めの基端側から先端面に至る挿通孔33と、先端
部に設けられてボビン34の各端子ピン34a〜
34dが嵌入される所定の深さの受け穴35とを
有している。
コイルの巻線方法並びにその装置の一実施例を図
面に基づき説明する。まず端子ピン付きボビンへ
のコイルの巻線方法を実施するための装置につい
て説明すれば、第1図及び第2図において、11
はノズル駆動ベースである。ノズル駆動ベース1
1は、従来の自動巻線機のノズルが装着されたも
のと同一構成であり、第3図に示す如く、それぞ
れ主制御機構10を構成する左右方向駆動機構1
2により左右方向に移動可能で、かつ上下方向駆
動機構13により上下方向に移動可能で、更に前
後方向駆動機構14により前後方向に移動可能に
なつている。左右方向駆動機構12、上下方向駆
動機構13、及び前後方向駆動機構14は、パル
スモータ15で回転駆動されるスクリユーロツド
16と、該スクリユーロツド16に螺合されて、
スクリユーロツド16が回転すると移動する移動
ブロツク17とから成つている。ノズル駆動ベー
ス11には支持板18は垂設し、該支持板18に
回動板19を回動自在に軸支する。回動板19の
支軸20には、アーム21を介してエアシリンダ
22を連結する。回動板19にはノズルベース2
3を固設させてあつて、該ノズルベース23がエ
アシリンダ22によつて支軸20の軸心延長線上
を中心にして45度乃至90度の角度の範囲内におい
て往復周回する横転機構32が設けてある。ノズ
ルベース23には取付け部材24を介してベアリ
ング25により巻終り用ノズル26を回転自在に
取付ける。巻終り用ノズル26は上部にタイミン
グプーリ27を有して、該タイミングプーリ27
とパルスモータ28の出力軸に有するタイミング
プーリ29との間にタイミングベルト30を掛回
させてある。パルスモータ28は、上記ノズルベ
ース23に取付け金具31を介して固設させてあ
る。巻終り用ノズル26は、線材を貫通させるた
めの基端側から先端面に至る挿通孔33と、先端
部に設けられてボビン34の各端子ピン34a〜
34dが嵌入される所定の深さの受け穴35とを
有している。
一方、直立状態にある巻終り用ノズル26の上
方に位置させて線材送りノズル36を配設する。
線材送りノズル36は、線材が挿通されるノズル
孔37に送りローラ38,39を臨ませてある。
送りローラ38は、モータ40により駆動され、
この駆動により送りローラ39が追従して回転
し、これによりノズル孔37から線材を繰り出す
ようになつている。送りローラ39は、送りロー
ラ38との間において線材を挾持する方向にその
回転軸をスプリング41で弾性付勢させてある、
又、送りローラ39は、その回転軸をプランジヤ
ーソレノイド42がスプリング41の弾性付勢に
抗して押圧し、送りローラ38との間での線材の
挾持を解除できるようになつている。上記線材送
りノズル36及び送りローラ38,39は、可動
台43に装着するようになつている。上記モータ
40及びプランジヤーソレノイド42も可動台4
3内に取付けるようになつている。可動台43
は、エアシリンダ44によりロツド45を介して
上下動可能になつている。可動台43は、エアシ
リンダ44により下動すると、線材送りノズル3
6の下端が巻終り用ノズル26の基端と接面し、
ノズル孔37と挿通孔33とが一致し連通するよ
うになつている。この場合、巻終り用ノズル26
の基端に凹陥部26aを形成させておき、該凹陥
部26aに線材送りノズル36の下部を嵌入させ
て、ノズル孔37と挿通孔33との位置合わせが
良好に行われるようにすることも可能である。ロ
ツド45はスラストベアリング46を介してノズ
ル駆動ベース11上の支持部材47に上下動自在
に支承させておく。エアシリンダ44は、取付け
金具などを介してノズル駆動ベース11に取付け
ておく。線材送りノズル36と巻終り用ノズル2
6との間にはガイドローラ48を配設する。ガイ
ドローラ48は、支持部材48aを介してノズル
ベース23に取付ける。ガイドローラ48は、線
材送りノズル36が巻終り用ノズル26の基端と
接面すべく下動した時、線材送りノズル36と当
接してスプリング48bの弾性付勢に抗して逃げ
動作をするようになつている。巻終り用ノズル2
6の挿通孔33基端縁部に丸みを持たせた場合に
は、上記ガイドローラ48は不用である。
方に位置させて線材送りノズル36を配設する。
線材送りノズル36は、線材が挿通されるノズル
孔37に送りローラ38,39を臨ませてある。
送りローラ38は、モータ40により駆動され、
この駆動により送りローラ39が追従して回転
し、これによりノズル孔37から線材を繰り出す
ようになつている。送りローラ39は、送りロー
ラ38との間において線材を挾持する方向にその
回転軸をスプリング41で弾性付勢させてある、
又、送りローラ39は、その回転軸をプランジヤ
ーソレノイド42がスプリング41の弾性付勢に
抗して押圧し、送りローラ38との間での線材の
挾持を解除できるようになつている。上記線材送
りノズル36及び送りローラ38,39は、可動
台43に装着するようになつている。上記モータ
40及びプランジヤーソレノイド42も可動台4
3内に取付けるようになつている。可動台43
は、エアシリンダ44によりロツド45を介して
上下動可能になつている。可動台43は、エアシ
リンダ44により下動すると、線材送りノズル3
6の下端が巻終り用ノズル26の基端と接面し、
ノズル孔37と挿通孔33とが一致し連通するよ
うになつている。この場合、巻終り用ノズル26
の基端に凹陥部26aを形成させておき、該凹陥
部26aに線材送りノズル36の下部を嵌入させ
て、ノズル孔37と挿通孔33との位置合わせが
良好に行われるようにすることも可能である。ロ
ツド45はスラストベアリング46を介してノズ
ル駆動ベース11上の支持部材47に上下動自在
に支承させておく。エアシリンダ44は、取付け
金具などを介してノズル駆動ベース11に取付け
ておく。線材送りノズル36と巻終り用ノズル2
6との間にはガイドローラ48を配設する。ガイ
ドローラ48は、支持部材48aを介してノズル
ベース23に取付ける。ガイドローラ48は、線
材送りノズル36が巻終り用ノズル26の基端と
接面すべく下動した時、線材送りノズル36と当
接してスプリング48bの弾性付勢に抗して逃げ
動作をするようになつている。巻終り用ノズル2
6の挿通孔33基端縁部に丸みを持たせた場合に
は、上記ガイドローラ48は不用である。
上記ノズル駆動ベース11には第1図及び第4
図に示す如く巻始め用ノズル49が設けてある。
巻始め用ノズル49は、巻終り用ノズル26と同
様に、線材を挿通させるための基端側から先端面
に至る挿通孔50と、先端部にボビン34の端子
ピン34a〜34dが嵌入する所定の深さの受け
穴51とを有している。又巻始め用ノズル49の
基端には、カツプリング溝52を形成させてあ
る。上記巻始め用ノズル49は、取付け金具53
を介してベアリング54により回転自在にL字状
アーム55に枢着する。L字状アーム55は可動
台56に回動自在に軸支させてある。L字状アー
ム55の支軸57にはピニオン58を備えて、か
つ該ピニオン58がラツク59と噛合する反転機
構65を設けてある。ラツク59は、可動台56
に固設した受台60上をエアシリンダ61により
往復摺動できるようになつている。エアシリンダ
61は、支持部材などを介して可動台56に設け
ておく。可動台56には支持部材62,63間に
架設された案内ロツド64を有し、該案内ロツド
64に摺動筒66を摺動自在に装着し、該摺動筒
66には摺動部材67を固設する。摺動部材67
はアリ溝結合などにより摺動自在に上記ノズル駆
動ベース11に取付ける。摺動部材67はノズル
駆動ベース11に有するエアシリンダ68に連結
させておく。該エアシリンダ68、摺動部材6
7、可動台56、及びL字状アーム55により、
巻終り用ノズル26に対し巻始め用ノズル49を
接離方向に移動させる機構は、逃げ機構89とし
てある。又摺動部材67には一方の支持部材63
に取付けたエアシリンダ69を連結させて、該エ
アシリンダ69により可動台56、延いては巻始
め用ノズル49を上下動できるようになつてい
て、これを上下動機構90としてある。上記巻始
め用ノズル49にはドラム70を有し、該ドラム
70にスプリング71による弾発力でシユー72
が圧接して、巻始め用ノズル49が不用意に回転
しないようにしてある。シユー72は、その後部
より突出する支持ロツド74が支持具73の貫通
孔75内に摺動自在に貫通されている。支持具7
3はL字状アーム55に固設させてある。つま
り、ドラム70及びシユー72は巻始め用ノズル
49が反転機構65により直立状に反転した時
に、そのままカツプリング溝52が後述するカツ
プリング突起76と結合できるように、巻始め用
ノズル49の位置保持を行うためのもので、端子
ピンへのからげ付け動作時には、ドラム70とシ
ユー72とは単に摺べり動作をするようになつて
いる。巻始め用ノズル49の不用意な回転防止に
ドラム70とシユー72による他、穴と該穴に嵌
入自在なスプリングにより弾性付勢されたボール
とから成る周知構成のノツク機構でも適用が可能
である。巻始め用ノズル49が反転機構65によ
り上方に反転した位置で巻始め用ノズル49のカ
ツプリング溝52と結合するカツプリング突起7
6を備えたカツプリング部材77を回転軸78に
設けてある。カツプリング部材77は、巻始め用
ノズル49の上動で押圧されて、スプリング79
の弾性付勢に抗して回転軸78に沿い上昇でき、
かつキー結合78aやその他の周知の結合機構で
回転軸78と共に回転できるようになつている。
回転軸78は取付け板80に回転自在に支承する
と共に、その上端にタイミングプーリ81を有
し、該タイミングプーリ81とパルスモータ82
の出力軸に有するタイミングプーリ83との間に
タイミングベルト84を掛回させてある。パルス
モータ82は、取付け部材85を介して上記取付
け板80に固設する。取付け板80は、台座86
を介して上記ノズル駆動ベース11に固設する。
パルスモータ82からカツプリング突起76に至
る機構は、巻始め用ノズル49の回転機構88と
してある。取付け板80は、第4図に二点鎖線で
示す如く、台座86によりノズル駆動ベース11
に固設することなく、直接上記可動台56に固設
することも可能で、この場合カツプリング部材7
7を回転軸78の下端に単に固設するのみでよ
い。ボビン34は、従来と同様に回転制御される
スピンドル87に脱着自在に装着されることは勿
論であり、又コイルの始端及び終端がからげ付け
られる巻始め用端子ピン34a,34c及び巻終
り用端子ピン34b,34dを有している。各端
子ピン34a〜34dの数はボビン34に巻回し
て形成すべき巻層数に対応させてある。
図に示す如く巻始め用ノズル49が設けてある。
巻始め用ノズル49は、巻終り用ノズル26と同
様に、線材を挿通させるための基端側から先端面
に至る挿通孔50と、先端部にボビン34の端子
ピン34a〜34dが嵌入する所定の深さの受け
穴51とを有している。又巻始め用ノズル49の
基端には、カツプリング溝52を形成させてあ
る。上記巻始め用ノズル49は、取付け金具53
を介してベアリング54により回転自在にL字状
アーム55に枢着する。L字状アーム55は可動
台56に回動自在に軸支させてある。L字状アー
ム55の支軸57にはピニオン58を備えて、か
つ該ピニオン58がラツク59と噛合する反転機
構65を設けてある。ラツク59は、可動台56
に固設した受台60上をエアシリンダ61により
往復摺動できるようになつている。エアシリンダ
61は、支持部材などを介して可動台56に設け
ておく。可動台56には支持部材62,63間に
架設された案内ロツド64を有し、該案内ロツド
64に摺動筒66を摺動自在に装着し、該摺動筒
66には摺動部材67を固設する。摺動部材67
はアリ溝結合などにより摺動自在に上記ノズル駆
動ベース11に取付ける。摺動部材67はノズル
駆動ベース11に有するエアシリンダ68に連結
させておく。該エアシリンダ68、摺動部材6
7、可動台56、及びL字状アーム55により、
巻終り用ノズル26に対し巻始め用ノズル49を
接離方向に移動させる機構は、逃げ機構89とし
てある。又摺動部材67には一方の支持部材63
に取付けたエアシリンダ69を連結させて、該エ
アシリンダ69により可動台56、延いては巻始
め用ノズル49を上下動できるようになつてい
て、これを上下動機構90としてある。上記巻始
め用ノズル49にはドラム70を有し、該ドラム
70にスプリング71による弾発力でシユー72
が圧接して、巻始め用ノズル49が不用意に回転
しないようにしてある。シユー72は、その後部
より突出する支持ロツド74が支持具73の貫通
孔75内に摺動自在に貫通されている。支持具7
3はL字状アーム55に固設させてある。つま
り、ドラム70及びシユー72は巻始め用ノズル
49が反転機構65により直立状に反転した時
に、そのままカツプリング溝52が後述するカツ
プリング突起76と結合できるように、巻始め用
ノズル49の位置保持を行うためのもので、端子
ピンへのからげ付け動作時には、ドラム70とシ
ユー72とは単に摺べり動作をするようになつて
いる。巻始め用ノズル49の不用意な回転防止に
ドラム70とシユー72による他、穴と該穴に嵌
入自在なスプリングにより弾性付勢されたボール
とから成る周知構成のノツク機構でも適用が可能
である。巻始め用ノズル49が反転機構65によ
り上方に反転した位置で巻始め用ノズル49のカ
ツプリング溝52と結合するカツプリング突起7
6を備えたカツプリング部材77を回転軸78に
設けてある。カツプリング部材77は、巻始め用
ノズル49の上動で押圧されて、スプリング79
の弾性付勢に抗して回転軸78に沿い上昇でき、
かつキー結合78aやその他の周知の結合機構で
回転軸78と共に回転できるようになつている。
回転軸78は取付け板80に回転自在に支承する
と共に、その上端にタイミングプーリ81を有
し、該タイミングプーリ81とパルスモータ82
の出力軸に有するタイミングプーリ83との間に
タイミングベルト84を掛回させてある。パルス
モータ82は、取付け部材85を介して上記取付
け板80に固設する。取付け板80は、台座86
を介して上記ノズル駆動ベース11に固設する。
パルスモータ82からカツプリング突起76に至
る機構は、巻始め用ノズル49の回転機構88と
してある。取付け板80は、第4図に二点鎖線で
示す如く、台座86によりノズル駆動ベース11
に固設することなく、直接上記可動台56に固設
することも可能で、この場合カツプリング部材7
7を回転軸78の下端に単に固設するのみでよ
い。ボビン34は、従来と同様に回転制御される
スピンドル87に脱着自在に装着されることは勿
論であり、又コイルの始端及び終端がからげ付け
られる巻始め用端子ピン34a,34c及び巻終
り用端子ピン34b,34dを有している。各端
子ピン34a〜34dの数はボビン34に巻回し
て形成すべき巻層数に対応させてある。
次に、端子ピン付きボビンへのコイルの巻線方
法を説明すれば、反転機構65により、つまりエ
アシリンダ61によりラツク59及びピニオン5
8を介してL字状アーム55を回転させて、巻始
め用ノズル49を先端が上向きになるように逆立
ち状にし、かつ逃げ機構89により、つまりエア
シリンダ68により可動台56を左右方向に移動
させて、第5図に示す如く巻終り用ノズル26の
先端に巻始め用ノズル49の先端を突き合わせ
る。一方、線材送りノズル36は、エアシリンダ
44により下動させて線材送りノズル36の下端
を巻終り用ノズル26の基端に接合させ、線材送
りノズル36のノズル孔37と巻終り用ノズル2
6の挿通孔33と巻始め用ノズル49の挿通孔5
0とを互いに一直線上に連通させておく。次に、
モータ40を駆動させて送りローラ38,39に
より線材Aを線材送りノズル36のノズル孔37
から繰り出して巻終り用ノズル26の基端側から
挿通孔33内に挿通させ、更に巻始め用ノズル4
9の先端からその挿通孔50内に挿通させ、巻始
め用ノズル49の基端から下方に所定の長さだけ
突出させる。その後、エアシリンダ44を復動さ
せて、線材送りノズル36を上動させ、これによ
り線材送りノズル36を巻終り用ノズル26の基
端から離間させる。次に、第6図に示す如く、横
転機構32により巻終り用ノズル26を45度乃至
90度だけ横転させる。つまり、エアシリンダ22
により回動板19を介してノズルベース23を回
転させて上記の如く巻終り用ノズル26を45度乃
至90度だけ横転させ、これにより巻終り用ノズル
26の先端と線材Aとの掛かり合い抵抗を軽減さ
せる。次に第4図及び第7図に示す如く逃げ機構
89により巻始め用ノズル49を逆立ち状態のま
ま巻終り用ノズル26から離間させる。この時、
線材Aは、巻始め用ノズル49の先端との掛かり
合い抵抗により巻終り用ノズル26の挿通孔33
から繰り出されながら、巻始め用ノズル49が巻
終り用ノズル26から離間する。そして、第8図
に示す如く、巻始め用ノズル49を反転機構65
により直立状に反転させた後、第9図に示す如く
主制御機構10によりノズル駆動ベース11を前
後左右に移動させて巻始め用ノズル49を、スピ
ンドル87に装着されたボビン34の巻始め用端
子ピン34aの上方に位置させる。次いで、第1
0図及び第19図に示す如く、主制御機構10に
よりノズル駆動ベース11を下動させて、巻始め
用ノズル49の受け穴51をボビン34の巻始め
用端子ピン34aに嵌入させ、上記回転機構88
によりカツプリング突起76及びカツプリング溝
52を介して巻始め用ノズル49を回転させなが
ら、主制御機構10によりノズル駆動ベース11
を介して巻始め用ノズル49をからげ付けピツチ
に応じて上動させる。従つて、巻始め用ノズル4
9は、ボビン34の巻始め用端子ピン34aを中
心にして回転しながら上昇するために、該巻始め
用ノズル49の挿通孔50に挿通された線材Aが
巻始め用端子ピン34aにからげ付く。巻始め用
端子ピン34aに所定巻数だけ線材Aをからげ付
けた後は、第11図に示す如く、上下動機構90
により巻始め用ノズル49を上昇させて、該巻始
め用ノズル49の受け穴51を巻始め用端子ピン
34aから抜出させる。その後、第12図に示す
如く、横転機構32により巻終り用ノズル26を
直立状態に戻した後、第13図に示す如き主制御
機構10により該巻終り用ノズル26をボビン3
4の胴部の巻始め位置まで移動させる。次いで、
第14図に示す如く主制御機構10により巻終り
用ノズル26をボビン34の胴部の軸長方向に沿
つて送り動作させながら、スピンドル87と共に
ボビン34を所定回数だけ回転させる。この時、
第13図に示す如く、予めプランジヤーソレノイ
ド42によりスプリング41の弾性付勢力に抗し
て、送りローラ38,39の相互間を離間させて
おき、これによりボビン34の回転によるその胴
部への線材Aの巻回力によつて、該線材Aが図示
しない原線スプールにより線材送りノズル36及
び巻終り用ノズル26から繰り出されるようにし
ておく。ボビン34の胴部に所定巻数だけ巻線を
施した後、第15図に示す如く、主制御機構10
によりノズル駆動ベース11を移動させて、巻終
り用ノズル26をボビン34の巻終り用端子ピン
34bの上方に位置させた後、第16図に示す如
く、主制御機構10によりノズル駆動ベース11
を下動させて、巻終り用ノズル26の受け穴35
をボビン34の巻終り用端子ピン34bに嵌入さ
せて、パルスモータ28により巻終り用ノズル2
6を回転させながら、主制御機構10により該巻
終り用ノズル26をからげ付けピツチに応じて上
昇させれば、上記巻始め用ノズル49と同様に、
巻終り用ノズル26の挿通孔33に挿通された線
材Aが巻終り用端子ピン34bに所定回数だけか
らげ付く、巻終り用端子ピン34bと巻終り用ノ
ズル26との渡り線を切断する。その後、主制御
機構10によりノズル駆動ベース11を上動させ
て、第17図に示す如く、巻終り用ノズル26の
受け穴35を巻終り用端子ピン34bから抜出さ
せる。次いで、第18図に示す如く、逃げ機構8
9を復動させると共に反転機構65を駆動させ
て、巻始め用ノズル49を逆立ち状態にして、該
巻始め用ノズル49の先端を巻終り用ノズル26
の先端に突き合わせた、第5図に示す如く、次の
巻線への準備をし、以後巻線作業を行うたびに上
記動作を繰り返す。ボビン34にコイルが巻線さ
れると、第20図に示す如く、巻始め用端子ピン
34a及び巻終り用端子ピン34bの基端からボ
ビン34の胴部に線材Aが引き出されて巻回され
る状態になる。巻始め用端子ピン34a及び巻終
り用端子ピン34bにからげ付けられた後の余分
な突出する線材A、特に太い線材や硬い線材は、
第20図に示す如く適時カツター95,96で切
断されて除去される。カツター95,96は、自
動巻線機のフレームに設けておく。又、細い線材
や軟性のある線材は、クランパー93,94で挾
持して巻始め用端子ピン34a若しくは巻終り用
端子ピン34bに対して引張すれば、線材Aが巻
始め用端子ピン34a若しくは巻終り用端子ピン
34bへのからげ付け終端で切断される。クラン
パー93は、線材送りノズル36に、又クランパ
ー94は、巻始め用ノズル49のカツプリング溝
52に邪魔にならない位置にそれぞれ巻始め用端
子ピン34a若しくは巻終り用端子ピン34bか
ら離間自在に設けておく。斯様な離間動作に際
し、クランパー93は線材送りノズル36の上動
により、又クランパー94は巻始め用ノズル49
の動作により行わせしめる。又、複数個のボビン
に上記巻線処理を同時い行う場合には、上記巻始
め用ノズル49及び巻終り用ノズル26を含む構
成をノズル駆動ベース11に複数組設置すれば行
える。
法を説明すれば、反転機構65により、つまりエ
アシリンダ61によりラツク59及びピニオン5
8を介してL字状アーム55を回転させて、巻始
め用ノズル49を先端が上向きになるように逆立
ち状にし、かつ逃げ機構89により、つまりエア
シリンダ68により可動台56を左右方向に移動
させて、第5図に示す如く巻終り用ノズル26の
先端に巻始め用ノズル49の先端を突き合わせ
る。一方、線材送りノズル36は、エアシリンダ
44により下動させて線材送りノズル36の下端
を巻終り用ノズル26の基端に接合させ、線材送
りノズル36のノズル孔37と巻終り用ノズル2
6の挿通孔33と巻始め用ノズル49の挿通孔5
0とを互いに一直線上に連通させておく。次に、
モータ40を駆動させて送りローラ38,39に
より線材Aを線材送りノズル36のノズル孔37
から繰り出して巻終り用ノズル26の基端側から
挿通孔33内に挿通させ、更に巻始め用ノズル4
9の先端からその挿通孔50内に挿通させ、巻始
め用ノズル49の基端から下方に所定の長さだけ
突出させる。その後、エアシリンダ44を復動さ
せて、線材送りノズル36を上動させ、これによ
り線材送りノズル36を巻終り用ノズル26の基
端から離間させる。次に、第6図に示す如く、横
転機構32により巻終り用ノズル26を45度乃至
90度だけ横転させる。つまり、エアシリンダ22
により回動板19を介してノズルベース23を回
転させて上記の如く巻終り用ノズル26を45度乃
至90度だけ横転させ、これにより巻終り用ノズル
26の先端と線材Aとの掛かり合い抵抗を軽減さ
せる。次に第4図及び第7図に示す如く逃げ機構
89により巻始め用ノズル49を逆立ち状態のま
ま巻終り用ノズル26から離間させる。この時、
線材Aは、巻始め用ノズル49の先端との掛かり
合い抵抗により巻終り用ノズル26の挿通孔33
から繰り出されながら、巻始め用ノズル49が巻
終り用ノズル26から離間する。そして、第8図
に示す如く、巻始め用ノズル49を反転機構65
により直立状に反転させた後、第9図に示す如く
主制御機構10によりノズル駆動ベース11を前
後左右に移動させて巻始め用ノズル49を、スピ
ンドル87に装着されたボビン34の巻始め用端
子ピン34aの上方に位置させる。次いで、第1
0図及び第19図に示す如く、主制御機構10に
よりノズル駆動ベース11を下動させて、巻始め
用ノズル49の受け穴51をボビン34の巻始め
用端子ピン34aに嵌入させ、上記回転機構88
によりカツプリング突起76及びカツプリング溝
52を介して巻始め用ノズル49を回転させなが
ら、主制御機構10によりノズル駆動ベース11
を介して巻始め用ノズル49をからげ付けピツチ
に応じて上動させる。従つて、巻始め用ノズル4
9は、ボビン34の巻始め用端子ピン34aを中
心にして回転しながら上昇するために、該巻始め
用ノズル49の挿通孔50に挿通された線材Aが
巻始め用端子ピン34aにからげ付く。巻始め用
端子ピン34aに所定巻数だけ線材Aをからげ付
けた後は、第11図に示す如く、上下動機構90
により巻始め用ノズル49を上昇させて、該巻始
め用ノズル49の受け穴51を巻始め用端子ピン
34aから抜出させる。その後、第12図に示す
如く、横転機構32により巻終り用ノズル26を
直立状態に戻した後、第13図に示す如き主制御
機構10により該巻終り用ノズル26をボビン3
4の胴部の巻始め位置まで移動させる。次いで、
第14図に示す如く主制御機構10により巻終り
用ノズル26をボビン34の胴部の軸長方向に沿
つて送り動作させながら、スピンドル87と共に
ボビン34を所定回数だけ回転させる。この時、
第13図に示す如く、予めプランジヤーソレノイ
ド42によりスプリング41の弾性付勢力に抗し
て、送りローラ38,39の相互間を離間させて
おき、これによりボビン34の回転によるその胴
部への線材Aの巻回力によつて、該線材Aが図示
しない原線スプールにより線材送りノズル36及
び巻終り用ノズル26から繰り出されるようにし
ておく。ボビン34の胴部に所定巻数だけ巻線を
施した後、第15図に示す如く、主制御機構10
によりノズル駆動ベース11を移動させて、巻終
り用ノズル26をボビン34の巻終り用端子ピン
34bの上方に位置させた後、第16図に示す如
く、主制御機構10によりノズル駆動ベース11
を下動させて、巻終り用ノズル26の受け穴35
をボビン34の巻終り用端子ピン34bに嵌入さ
せて、パルスモータ28により巻終り用ノズル2
6を回転させながら、主制御機構10により該巻
終り用ノズル26をからげ付けピツチに応じて上
昇させれば、上記巻始め用ノズル49と同様に、
巻終り用ノズル26の挿通孔33に挿通された線
材Aが巻終り用端子ピン34bに所定回数だけか
らげ付く、巻終り用端子ピン34bと巻終り用ノ
ズル26との渡り線を切断する。その後、主制御
機構10によりノズル駆動ベース11を上動させ
て、第17図に示す如く、巻終り用ノズル26の
受け穴35を巻終り用端子ピン34bから抜出さ
せる。次いで、第18図に示す如く、逃げ機構8
9を復動させると共に反転機構65を駆動させ
て、巻始め用ノズル49を逆立ち状態にして、該
巻始め用ノズル49の先端を巻終り用ノズル26
の先端に突き合わせた、第5図に示す如く、次の
巻線への準備をし、以後巻線作業を行うたびに上
記動作を繰り返す。ボビン34にコイルが巻線さ
れると、第20図に示す如く、巻始め用端子ピン
34a及び巻終り用端子ピン34bの基端からボ
ビン34の胴部に線材Aが引き出されて巻回され
る状態になる。巻始め用端子ピン34a及び巻終
り用端子ピン34bにからげ付けられた後の余分
な突出する線材A、特に太い線材や硬い線材は、
第20図に示す如く適時カツター95,96で切
断されて除去される。カツター95,96は、自
動巻線機のフレームに設けておく。又、細い線材
や軟性のある線材は、クランパー93,94で挾
持して巻始め用端子ピン34a若しくは巻終り用
端子ピン34bに対して引張すれば、線材Aが巻
始め用端子ピン34a若しくは巻終り用端子ピン
34bへのからげ付け終端で切断される。クラン
パー93は、線材送りノズル36に、又クランパ
ー94は、巻始め用ノズル49のカツプリング溝
52に邪魔にならない位置にそれぞれ巻始め用端
子ピン34a若しくは巻終り用端子ピン34bか
ら離間自在に設けておく。斯様な離間動作に際
し、クランパー93は線材送りノズル36の上動
により、又クランパー94は巻始め用ノズル49
の動作により行わせしめる。又、複数個のボビン
に上記巻線処理を同時い行う場合には、上記巻始
め用ノズル49及び巻終り用ノズル26を含む構
成をノズル駆動ベース11に複数組設置すれば行
える。
ボビン34に1層の巻線を施した後、更にその
上層に巻線を施す場合も、上記と同じ動作で行え
る。この時、ボビン34の巻始め用端子ピン34
c及び巻終り用端子ピン34dを利用して線材A
をからげ付ける。
上層に巻線を施す場合も、上記と同じ動作で行え
る。この時、ボビン34の巻始め用端子ピン34
c及び巻終り用端子ピン34dを利用して線材A
をからげ付ける。
尚、巻終り用ノズル26及び巻始め用ノズル4
9の各挿通孔33,50は、第19図に示す如
く、先端部のみ有して、基端部側を溝91,92
形式にしても可能である。
9の各挿通孔33,50は、第19図に示す如
く、先端部のみ有して、基端部側を溝91,92
形式にしても可能である。
上記エアシリンダ44,61,68は、自動巻
線機のフレームに設けておくこともでき、この場
合、適宜可動台43、ラツク59、摺動部材67
とそれぞれ駆動可能に連結させる。
線機のフレームに設けておくこともでき、この場
合、適宜可動台43、ラツク59、摺動部材67
とそれぞれ駆動可能に連結させる。
「発明の効果」
以上の如く、本発明に係る端子ピン付きボビン
へのコイルの巻線方法並びにその装置によれば、
自動巻線する際に、ボビンの各端子ピンに線材を
からげ付ける時に、折り返して二重にからげ付け
ることなく、端子ピンの基端からボビンの胴部に
向けて線材を渡すことができ、この渡り線の部分
がボビンから浮き上がることによる従来の各種問
題の発生を解消でき、又線材に径の太いものや硬
いものを使用しても各端子ピンに大きな荷重が加
わつて折れ曲がるといつた事態の発生もなく利用
上頗る便利である。
へのコイルの巻線方法並びにその装置によれば、
自動巻線する際に、ボビンの各端子ピンに線材を
からげ付ける時に、折り返して二重にからげ付け
ることなく、端子ピンの基端からボビンの胴部に
向けて線材を渡すことができ、この渡り線の部分
がボビンから浮き上がることによる従来の各種問
題の発生を解消でき、又線材に径の太いものや硬
いものを使用しても各端子ピンに大きな荷重が加
わつて折れ曲がるといつた事態の発生もなく利用
上頗る便利である。
第1図は本発明に係る端子ピン付きボビンへの
コイルの巻線方法を実施する装置の要部断面図、
第2図は巻終り用ノズルの構成を示す側面図、第
3図は従来より使用されているノズル駆動ベース
の主制御機構の構成図、第4図は巻始め用ノズル
の構成を示す正面図、第5図乃至第18図は端子
ピン付きボビンに巻線処理をする際の工程図、第
19図はボビンの巻始め用端子ピンに線材をから
げ付ける時の巻始め用ノズルの動作を示す説明
図、第20図は巻線処理された端子ピン付きボビ
ンの側面図、第21図は従来のボビンの巻始め用
端子ピンに線材をからげ付ける状態を示す説明
図、第22図は従来のボビンの各端子ピンに線材
をからげ付けた状態を示すボビンの側面図であ
る。 10……主制御機構、11……ノズル駆動ベー
ス、26……巻終り用ノズル、28……パルスモ
ータ、32……横転機構、33……挿通孔、34
……ボビン、34a〜34d……端子ピン、35
……受け穴、36……線材送りノズル、49……
巻始め用ノズル、50……挿通孔、51……受け
穴、65……反転機構、87……スピンドル、8
8……回転機構、89……逃げ機構、90……上
下動機構、A……線材。
コイルの巻線方法を実施する装置の要部断面図、
第2図は巻終り用ノズルの構成を示す側面図、第
3図は従来より使用されているノズル駆動ベース
の主制御機構の構成図、第4図は巻始め用ノズル
の構成を示す正面図、第5図乃至第18図は端子
ピン付きボビンに巻線処理をする際の工程図、第
19図はボビンの巻始め用端子ピンに線材をから
げ付ける時の巻始め用ノズルの動作を示す説明
図、第20図は巻線処理された端子ピン付きボビ
ンの側面図、第21図は従来のボビンの巻始め用
端子ピンに線材をからげ付ける状態を示す説明
図、第22図は従来のボビンの各端子ピンに線材
をからげ付けた状態を示すボビンの側面図であ
る。 10……主制御機構、11……ノズル駆動ベー
ス、26……巻終り用ノズル、28……パルスモ
ータ、32……横転機構、33……挿通孔、34
……ボビン、34a〜34d……端子ピン、35
……受け穴、36……線材送りノズル、49……
巻始め用ノズル、50……挿通孔、51……受け
穴、65……反転機構、87……スピンドル、8
8……回転機構、89……逃げ機構、90……上
下動機構、A……線材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 巻終り用ノズル及び巻始め用ノズルを有し、
該巻終り用ノズル及び巻始め用ノズルが、線材を
挿通するための基端側から先端に至る挿通孔と、
先端部にボビンの端子ピンが嵌入する所定の深さ
の受け穴とを備え、まず巻終り用ノズルと巻始め
用ノズルとの相互間の先端を突き合わせて、線材
を巻終り用ノズルの基端側から巻終り用ノズル及
び巻始め用ノズルの各挿通孔に挿通させて巻始め
用ノズルの基端側より外部に引き出した後、巻終
り用ノズルから巻始め用ノズルを、それぞれの挿
通孔内に線材を貫通させた状態を保持したまま引
き離し、次いで巻始め用ノズルの受け穴をボビン
の巻始め用端子ピンに嵌入させ、該巻始め用端子
ピンを中心にして巻始め用ノズルを回転させて線
材をボビンの巻始め用端子ピンにからげ付けた
後、巻始め用ノズルから線材及びボビンの巻始め
用端子ピンを抜出させ、更に上記ボビンを回転さ
せて巻終り用ノズルから繰り出される線材をボビ
ンの胴部に所定巻数だけ巻回し、次いで巻終り用
ノズルの受け穴をボビンの巻終り用端子ピンに嵌
入させた後、該巻終り用端子ピンを中心にして巻
終り用ノズルを回転させて、該巻終り用端子ピン
に線材をからげ付けてなることを特徴とする端子
ピン付きボビンへのコイルの巻線方法。 2 線材を挿通するための基端側から先端に至る
挿通孔と、先端部にボビンの端子ピンが嵌入する
所定の深さの受け穴とをそれぞれ備えた巻終り用
ノズル及び巻始め用ノズルを有し、該巻終り用ノ
ズルを端子ピンへのからげ付けのための回転駆動
が可能にノズルベースに支承させ、かつ該ノズル
ベースを、前後左右及び上下方向に移動制御され
るノズル駆動ベースに、横転可能に軸支し、上記
巻始め用ノズルを、上記巻終り用ノズルとの先端
相互間で突き合わせ可能に反転させる反転機構、
巻終り用ノズルから離間させる逃げ機構、及び線
材をボビンの端子ピンにからげ付けるための回転
動作をさせる回転機構とを介して上記ノズル駆動
ベースに設け、かつボビンが装着されて回転する
スピンドルを備えてなることを特徴とする端子ピ
ン付きボビンへのコイルの巻線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63147548A JPH01315120A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 端子ピン付きボビンヘのコイルの巻線方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63147548A JPH01315120A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 端子ピン付きボビンヘのコイルの巻線方法並びにその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01315120A JPH01315120A (ja) | 1989-12-20 |
| JPH0410202B2 true JPH0410202B2 (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=15432814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63147548A Granted JPH01315120A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 端子ピン付きボビンヘのコイルの巻線方法並びにその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01315120A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100499394B1 (ko) * | 2002-10-31 | 2005-07-05 | 서재석 | 코일 자동 권취기 |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP63147548A patent/JPH01315120A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01315120A (ja) | 1989-12-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS61265173A (ja) | 自動糸通し可能なミシン | |
| JPS6115021B2 (ja) | ||
| JPS6353099B2 (ja) | ||
| JPH0410202B2 (ja) | ||
| US4352466A (en) | Device for making a thread reserve | |
| JPH041164Y2 (ja) | ||
| DE2927742C2 (ja) | ||
| JP2752112B2 (ja) | コイル用のテーピング装置 | |
| JPH07211572A (ja) | 巻線機のフィルム巻付機構 | |
| JP2676802B2 (ja) | フック式巻線機 | |
| DE1291978B (de) | Doppelsteppstich-Naehmaschine | |
| JPS6410431B2 (ja) | ||
| JP2002270452A (ja) | トロイダルコアの巻線機 | |
| JP3399744B2 (ja) | トロイダルコアの巻線機 | |
| JP3330642B2 (ja) | コイル加工装置 | |
| CN221064258U (zh) | 一种多线材自动切断的送线装置 | |
| JPH0634376Y2 (ja) | ミュール精紡機における玉揚げ時のワインディングフォーラワイヤの作動装置 | |
| JPS6366048B2 (ja) | ||
| US2957406A (en) | Wire tying machines | |
| JPS605558Y2 (ja) | 巻線機の線材チヤツキング機構 | |
| JPS594574A (ja) | 巻取ボビンへの線条の巻付け方法 | |
| JPH0124833Y2 (ja) | ||
| JPS6187312A (ja) | 巻線方法およびその巻線装置 | |
| KR950011631B1 (ko) | 자동 저항선 권장기(自動低抗線卷裝機) | |
| CN120158915A (zh) | 面料裁切装置及裁切方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |