JPH041164Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041164Y2 JPH041164Y2 JP17049288U JP17049288U JPH041164Y2 JP H041164 Y2 JPH041164 Y2 JP H041164Y2 JP 17049288 U JP17049288 U JP 17049288U JP 17049288 U JP17049288 U JP 17049288U JP H041164 Y2 JPH041164 Y2 JP H041164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- winding
- bobbin
- wire
- winding start
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、端子ピン付きボビン用巻線装置に関
する。
する。
「従来の技術」
従来、端子ピン付きのボビンにコイルを巻装す
る場合は、第19図に示す如く、まず、線材1の
先端をクランパー2でクランプして、ボビン3の
巻始め用端子ピン4を中心にしてノズル5を周回
させ、これによりコイルの始端となる線材1の先
部を巻始め用端子ピン4にからげ付け、次いで、
ノズル5をボビン3の胴部に沿つて送りながらボ
ビン3を回転させれば、ノズル5から線材1が繰
り出されて、ボビン3の胴部に所定の巻数だけ巻
回する。その後、上記と同様に、ボビン3の巻終
り用端子ピン6の周囲を所定の回数だけノズル5
を周回させれば、該巻終り用端子ピン6に線材1
がからげ付けられる。巻始め用端子ピン4及び巻
終り用端子ピン6にからげ付けられた線材1の渡
り線は、カツター7などで切断するようになつて
いる。
る場合は、第19図に示す如く、まず、線材1の
先端をクランパー2でクランプして、ボビン3の
巻始め用端子ピン4を中心にしてノズル5を周回
させ、これによりコイルの始端となる線材1の先
部を巻始め用端子ピン4にからげ付け、次いで、
ノズル5をボビン3の胴部に沿つて送りながらボ
ビン3を回転させれば、ノズル5から線材1が繰
り出されて、ボビン3の胴部に所定の巻数だけ巻
回する。その後、上記と同様に、ボビン3の巻終
り用端子ピン6の周囲を所定の回数だけノズル5
を周回させれば、該巻終り用端子ピン6に線材1
がからげ付けられる。巻始め用端子ピン4及び巻
終り用端子ピン6にからげ付けられた線材1の渡
り線は、カツター7などで切断するようになつて
いる。
「考案が解決しようとする課題」
しかしながら、上記従来の巻線装置では、ボビ
ン3の巻始め用端子ピン4に線材1をからげ付け
ると、第14図に示す如く、巻始め用端子ピン4
の先端からボビン3の胴部に向けて線材1が渡
り、この部分の線材が巻始め用端子ピン4やボビ
ン3の壁部との間に、ある間隙をもつて浮き上が
るために、次の工程において線材1がからげ付け
られた巻始め用端子ピン4に半田盛りをすべく、
該巻始め用端子ピン4を半田槽に浸漬した際に、
上記巻始め用端子ピン4の先端からボビン3の胴
部に向けて渡る線材1に沿つて半田が上り、ボビ
ン3の胴部に巻回されたコイルにも不用意に半田
が付着するといつた問題がある。更に巻始め用端
子ピン4の先端からボビン3の胴部に渡る線材1
が上記の如くボビン3から浮き上がつているため
に、不用意な荷重が加わつて切断しやすいといつ
た不具合いもある。巻始め用端子ピン4の先端か
らボビン3の胴部に渡る線材1のボビン3からの
浮き上がりを防止すべく、線材1を巻始め用端子
ピン4の先端から基端に向けて折り返し重ねてか
らげ付けても、巻始め用端子ピン4の先端で線材
1の折り返される箇所がクロスするために、該箇
所が他のからげ付け部分より膨出する。この結
果、上記半田盛り工程で、巻始め用端子ピン4を
半田槽に浸漬した際に、巻始め用端子ピン4の先
端の膨出するからげ付け線材1のために、溶融半
田が巻始め用端子ピン4の基端側のからげ付け線
材1に行き亙ることが阻止されて、半田盛りが十
分に行われないといつた問題がある。
ン3の巻始め用端子ピン4に線材1をからげ付け
ると、第14図に示す如く、巻始め用端子ピン4
の先端からボビン3の胴部に向けて線材1が渡
り、この部分の線材が巻始め用端子ピン4やボビ
ン3の壁部との間に、ある間隙をもつて浮き上が
るために、次の工程において線材1がからげ付け
られた巻始め用端子ピン4に半田盛りをすべく、
該巻始め用端子ピン4を半田槽に浸漬した際に、
上記巻始め用端子ピン4の先端からボビン3の胴
部に向けて渡る線材1に沿つて半田が上り、ボビ
ン3の胴部に巻回されたコイルにも不用意に半田
が付着するといつた問題がある。更に巻始め用端
子ピン4の先端からボビン3の胴部に渡る線材1
が上記の如くボビン3から浮き上がつているため
に、不用意な荷重が加わつて切断しやすいといつ
た不具合いもある。巻始め用端子ピン4の先端か
らボビン3の胴部に渡る線材1のボビン3からの
浮き上がりを防止すべく、線材1を巻始め用端子
ピン4の先端から基端に向けて折り返し重ねてか
らげ付けても、巻始め用端子ピン4の先端で線材
1の折り返される箇所がクロスするために、該箇
所が他のからげ付け部分より膨出する。この結
果、上記半田盛り工程で、巻始め用端子ピン4を
半田槽に浸漬した際に、巻始め用端子ピン4の先
端の膨出するからげ付け線材1のために、溶融半
田が巻始め用端子ピン4の基端側のからげ付け線
材1に行き亙ることが阻止されて、半田盛りが十
分に行われないといつた問題がある。
又、巻始め用端子ピン4及び巻終り用端子ピン
6に線材1をからげ付ける際は、第13図に示す
如く、巻始め用端子ピン4若しくは巻終り用端子
ピン6を中心にしてノズル5を周回させるため
に、特にトランスなどのコイルを巻装する際に、
線材1に径の太いものや硬いものを用いると、上
記巻始め用端子ピン4や巻終り用端子ピン6に大
きな荷重が加わつても、折れ曲がるといつた問題
の発生もあつた。
6に線材1をからげ付ける際は、第13図に示す
如く、巻始め用端子ピン4若しくは巻終り用端子
ピン6を中心にしてノズル5を周回させるため
に、特にトランスなどのコイルを巻装する際に、
線材1に径の太いものや硬いものを用いると、上
記巻始め用端子ピン4や巻終り用端子ピン6に大
きな荷重が加わつても、折れ曲がるといつた問題
の発生もあつた。
そこで、本考案は、上記事情に鑑み、自動巻線
する際に、ボビンの各端子ピンに線材をからげ付
ける時に、折り返して二重にからげ付けることな
く、端子ピンの基端からボビンの胴部に向けて線
材を渡すことができて、この渡り線の部分がボビ
ンから浮き上がることによる従来の各種問題の発
生を解消でき、又線材に径の太いものや硬いもの
を使用しても各端子ピンに大きな荷重が加わつて
折れ曲がるといつた事態の発生もなく、更に巻終
り用ノズル及び巻始め用ノズルが2個で1組と
し、同時に2個の端子ピンにからげ付けることが
できると共に、2本の線材を同時にボビン胴部に
巻線できる端子ピン付きボビン用巻線装置を提供
することを目的とする。
する際に、ボビンの各端子ピンに線材をからげ付
ける時に、折り返して二重にからげ付けることな
く、端子ピンの基端からボビンの胴部に向けて線
材を渡すことができて、この渡り線の部分がボビ
ンから浮き上がることによる従来の各種問題の発
生を解消でき、又線材に径の太いものや硬いもの
を使用しても各端子ピンに大きな荷重が加わつて
折れ曲がるといつた事態の発生もなく、更に巻終
り用ノズル及び巻始め用ノズルが2個で1組と
し、同時に2個の端子ピンにからげ付けることが
できると共に、2本の線材を同時にボビン胴部に
巻線できる端子ピン付きボビン用巻線装置を提供
することを目的とする。
「課題を解決するための手段並びに作用」
本考案は、上記目的を達成するために、それぞ
れ2個で1組の巻終り用ノズル及び巻始め用ノズ
ルを有し、該巻終り用ノズル及び巻始め用ノズル
が、線材を挿通するための基端側から先端に至る
挿通孔と、先端部にボビンの端子ピンが嵌入する
所定の深さの受け穴とを備え、まず巻終り用ノズ
ルと巻始め用ノズルとの相互間の先端を突き合わ
せて、線材を巻終り用ノズルの基端側から巻終り
用ノズル及び巻始め用ノズルの各挿通孔に挿通さ
せて巻始め用ノズルの基端側より外部に引き出し
た後、巻終り用ノズルから巻始め用ノズルを、そ
れぞれの挿通孔内に線材を貫通させた状態を保持
したまま引き離し、次いで巻始め用ノズルの受け
穴をボビンの巻始め用端子ピンに嵌入させ、該巻
始め用端子ピンを中心にして巻始め用ノズルを回
転させて線材をボビンの巻始め用端子ピンにから
げ付けた後、巻始め用ノズルから線材及びボビン
の巻始め用端子ピンを抜出させ、更に上記ボビン
を回転させて巻終り用ノズルから繰り出される線
材をボビンの胴部に所定巻数だけ巻回し、次いで
巻終り用ノズルの受け穴をボビンの巻終り用端子
ピンに嵌入させた後、該巻終り用端子ピンを中心
にして巻終り用ノズルを回転させて、該巻終り用
端子ピンに線材をからげ付けるようにしたもので
ある。
れ2個で1組の巻終り用ノズル及び巻始め用ノズ
ルを有し、該巻終り用ノズル及び巻始め用ノズル
が、線材を挿通するための基端側から先端に至る
挿通孔と、先端部にボビンの端子ピンが嵌入する
所定の深さの受け穴とを備え、まず巻終り用ノズ
ルと巻始め用ノズルとの相互間の先端を突き合わ
せて、線材を巻終り用ノズルの基端側から巻終り
用ノズル及び巻始め用ノズルの各挿通孔に挿通さ
せて巻始め用ノズルの基端側より外部に引き出し
た後、巻終り用ノズルから巻始め用ノズルを、そ
れぞれの挿通孔内に線材を貫通させた状態を保持
したまま引き離し、次いで巻始め用ノズルの受け
穴をボビンの巻始め用端子ピンに嵌入させ、該巻
始め用端子ピンを中心にして巻始め用ノズルを回
転させて線材をボビンの巻始め用端子ピンにから
げ付けた後、巻始め用ノズルから線材及びボビン
の巻始め用端子ピンを抜出させ、更に上記ボビン
を回転させて巻終り用ノズルから繰り出される線
材をボビンの胴部に所定巻数だけ巻回し、次いで
巻終り用ノズルの受け穴をボビンの巻終り用端子
ピンに嵌入させた後、該巻終り用端子ピンを中心
にして巻終り用ノズルを回転させて、該巻終り用
端子ピンに線材をからげ付けるようにしたもので
ある。
「実施例」
以下に、本考案に係る端子ピン付きボビン用巻
線装置の一実施例を図面に基づき説明する。
線装置の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図乃至第3図において、11はノズル駆動
ベースである。ノズル駆動ベース11は、従来の
自動巻線機のノズルが装着されたものと同一構成
であり、第1図に示す如く、それぞれ主制御機構
10を構成する左右方向駆動機構12により左右
方向に移動可能で、かつ上下方向駆動機構13に
より上下方向に移動可能で、更に前後方向駆動機
構14により前後方向に移動可能になつている。
左右方向駆動機構12、上下方向駆動機構13、
及び前後方向駆動機構14は、パルスモータ15
で回転駆動されるスクリユーロツド16と、該ス
クリユーロツド16に螺合されて、スクリユーロ
ツド16が回転すると移動する移動ブロツク17
とから成つている。第2図に示す如く、ノズル駆
動ベース11には支持板18を垂設し、該支持板
18に回動板19を回動自在に軸支する。回動板
19の支軸20には、アーム21を介してエアシ
リンダ22を連結する。回動板19にはノズルベ
ース23を固設させてあつて、該ノズルベース2
3がエアシリンダ22によつて支軸20の軸心延
長線上を中心にして45度乃至90度の角度の範囲内
において往復周回する横転機構32が設けてあ
る。ノズルベース23には支持部材24を介して
ベアリング25により巻終り用ノズル26を回転
自在に取付ける。巻終り用ノズル26は、2個で
1組とし、各巻終り用ノズル26a,26bが上
端のギヤ27a、ギヤ27bの噛合で互いに逆向
きに回転できるようになつており、下部には回転
中心線上に位置させて所定深さの受け穴35を有
し、かつ上端から下端に貫通する挿通孔33が回
転中心よりずれた位置に設けてある。巻終り用ノ
ズル26a,26bへのいずれかのギヤ27a,
27bとパルスモータ28の出力軸に有するタイ
ミングプーリ29との間にタイミングベルト30
を掛回させてある。パルスモータ28は、上記ノ
ズルベース23に取付け金具31を介して固設さ
せてある。
ベースである。ノズル駆動ベース11は、従来の
自動巻線機のノズルが装着されたものと同一構成
であり、第1図に示す如く、それぞれ主制御機構
10を構成する左右方向駆動機構12により左右
方向に移動可能で、かつ上下方向駆動機構13に
より上下方向に移動可能で、更に前後方向駆動機
構14により前後方向に移動可能になつている。
左右方向駆動機構12、上下方向駆動機構13、
及び前後方向駆動機構14は、パルスモータ15
で回転駆動されるスクリユーロツド16と、該ス
クリユーロツド16に螺合されて、スクリユーロ
ツド16が回転すると移動する移動ブロツク17
とから成つている。第2図に示す如く、ノズル駆
動ベース11には支持板18を垂設し、該支持板
18に回動板19を回動自在に軸支する。回動板
19の支軸20には、アーム21を介してエアシ
リンダ22を連結する。回動板19にはノズルベ
ース23を固設させてあつて、該ノズルベース2
3がエアシリンダ22によつて支軸20の軸心延
長線上を中心にして45度乃至90度の角度の範囲内
において往復周回する横転機構32が設けてあ
る。ノズルベース23には支持部材24を介して
ベアリング25により巻終り用ノズル26を回転
自在に取付ける。巻終り用ノズル26は、2個で
1組とし、各巻終り用ノズル26a,26bが上
端のギヤ27a、ギヤ27bの噛合で互いに逆向
きに回転できるようになつており、下部には回転
中心線上に位置させて所定深さの受け穴35を有
し、かつ上端から下端に貫通する挿通孔33が回
転中心よりずれた位置に設けてある。巻終り用ノ
ズル26a,26bへのいずれかのギヤ27a,
27bとパルスモータ28の出力軸に有するタイ
ミングプーリ29との間にタイミングベルト30
を掛回させてある。パルスモータ28は、上記ノ
ズルベース23に取付け金具31を介して固設さ
せてある。
一方、直立状態にある巻終り用ノズル26の上
方に位置させて線材送りノズル36を配設する。
線材送りノズル36は、線材が挿通されるノズル
孔37に送りローラ38,39を臨ませてある。
送りローラ38は、モータ40により駆動され、
この駆動により送りローラ39が追従して回転
し、これにより線材送りノズル36から線材を繰
り出すようになつている。送りローラ39は、送
りローラ38との間において線材を挟持する方向
にその回転軸をスプリング41で弾性付勢させて
ある。又、送りローラ39は、その回転軸をプラ
ンジヤーソレノイド42がスプリング41の弾性
付勢に抗して押圧し、送りローラ38との間での
線材の挟持を解除できるようになつている。上記
線材送りノズル36及び送りローラ38,39
は、可動台43に装着するようになつている。上
記モータ40及びプランジヤーソレノイド42も
可動台43内に取付けるようになつている。可動
台43は、エアシリンダ44によりロツド45を
介して上下動可能になつている。可動台43は、
エアシリンダ44により下動すると、線材送りノ
ズル36の下端が巻終り用ノズル26の基端と接
面し、線材送りノズル36と挿通孔33とが一致
し連通するようになつている。この場合、巻終り
用ノズル26の基端に凹陥部を形成させておき、
該凹陥部に線材送りノズル36の下部を嵌入させ
て、線材送りノズル36と挿通孔33との位置合
わせが良好に行われるようにすることも可能であ
る。ロツド45はスラストベアリングを介してノ
ズル駆動ベース11上の支持部材47に上下動自
在に支承させておく。エアシリンダ44は、取付
け金具などを介してノズル駆動ベース11に取付
けておく。線材送りノズル36と巻終り用ノズル
26との間にはガイドローラ48を配設する。ガ
イドローラ48は、支持部材48aを介してノズ
ルベース23に取付ける。ガイドローラ48は、
線材送りノズル36が巻終り用ノズル26の基端
と接面すべく下動した時、線材送りノズル36と
当接して支持部材48a自身の弾性付勢に抗して
逃げ動作をするようになつている。巻終り用ノズ
ル26の挿通孔33の基端縁部に丸みを持たせた
場合には、上記ガイドローラ48は不用である。
方に位置させて線材送りノズル36を配設する。
線材送りノズル36は、線材が挿通されるノズル
孔37に送りローラ38,39を臨ませてある。
送りローラ38は、モータ40により駆動され、
この駆動により送りローラ39が追従して回転
し、これにより線材送りノズル36から線材を繰
り出すようになつている。送りローラ39は、送
りローラ38との間において線材を挟持する方向
にその回転軸をスプリング41で弾性付勢させて
ある。又、送りローラ39は、その回転軸をプラ
ンジヤーソレノイド42がスプリング41の弾性
付勢に抗して押圧し、送りローラ38との間での
線材の挟持を解除できるようになつている。上記
線材送りノズル36及び送りローラ38,39
は、可動台43に装着するようになつている。上
記モータ40及びプランジヤーソレノイド42も
可動台43内に取付けるようになつている。可動
台43は、エアシリンダ44によりロツド45を
介して上下動可能になつている。可動台43は、
エアシリンダ44により下動すると、線材送りノ
ズル36の下端が巻終り用ノズル26の基端と接
面し、線材送りノズル36と挿通孔33とが一致
し連通するようになつている。この場合、巻終り
用ノズル26の基端に凹陥部を形成させておき、
該凹陥部に線材送りノズル36の下部を嵌入させ
て、線材送りノズル36と挿通孔33との位置合
わせが良好に行われるようにすることも可能であ
る。ロツド45はスラストベアリングを介してノ
ズル駆動ベース11上の支持部材47に上下動自
在に支承させておく。エアシリンダ44は、取付
け金具などを介してノズル駆動ベース11に取付
けておく。線材送りノズル36と巻終り用ノズル
26との間にはガイドローラ48を配設する。ガ
イドローラ48は、支持部材48aを介してノズ
ルベース23に取付ける。ガイドローラ48は、
線材送りノズル36が巻終り用ノズル26の基端
と接面すべく下動した時、線材送りノズル36と
当接して支持部材48a自身の弾性付勢に抗して
逃げ動作をするようになつている。巻終り用ノズ
ル26の挿通孔33の基端縁部に丸みを持たせた
場合には、上記ガイドローラ48は不用である。
上記ノズル駆動ベース11には第3図に示す如
く巻始め用ノズル49が設けてある。巻始め用ノ
ズル49は、巻終り用ノズル26と同一構成で、
第4図に示す如く、2個で1組とし、各巻始め用
ノズル49a,49bが上端のギア54a,54
bの噛合で互いに逆向きに回転するようになつて
いる。各巻始め用ノズル49a,49bは、線材
を挿通させるための基端側から先端面に至る挿通
孔50と、先端部にボビン34の端子ピン34a
〜34dが嵌入する所定の深さの受け穴51とを
有している。又何れかの巻始め用ノズル49の基
端には、カツプリング溝52を形成させてある。
上記巻始め用ノズル49は、取付け金具53を介
してベアリング25により回転自在にL字状アー
ム55及び支持補助材55aに枢着する。L字状
アーム55は可動台56に回動自在に軸支させて
ある。L字状アーム55の支軸57にはピニオン
58を備えて、かつ該ピニオン58がラツク59
と噛合する反転機構65を設けてある。ラツク5
9は、可動台56に固設した受台60上をエアシ
リンダ61により往復摺動できるようになつてい
る。エアシリンダ61は、支持部材などを介して
可動台56に設けておく。可動台56には支持部
材62,63間に架設された案内ロツド64を有
し、該案内ロツド64に摺動筒66を摺動自在に
装着し、該摺動筒66には摺動部材67を固設す
る。摺動部材67はアリ溝結合などにより摺動自
在に上記ノズル駆動ベース11に取付ける。摺動
部材67はノズル駆動ベース11に有するエアシ
リンダ68に連結させておく。該エアシリンダ6
8、摺動部材67、可動台56、及びL字状アー
ム55により、巻終り用ノズル26に対し巻始め
用ノズル49を接離方向に移動させる機構は、逃
げ機構89としてある。又摺動部材67には一方
の支持部材63に取付けたエアシリンダ69を連
結させて、該エアシリンダ69により可動台5
6、延いては巻始め用ノズル49を上下動できる
ようになつていて、これを上下動機構90として
ある。上記巻始め用ノズル49の何れかは、スプ
リング71による弾発力でシユー72は圧接し
て、巻始め用ノズル49が不用意に回転しないよ
うにしてある。シユー72は、その後部より突出
する支持ロツド74が支持具73の貫通孔内に摺
動自在に貫通されている。支持具73はL字状ア
ーム55に固設させてある。つまり、シユー72
は巻始め用ノズル49が反転機構65により直立
状に反転した時に、そのままカツプリング溝52
が後述するカツプリング突起76と結合できるよ
うに、巻始め用ノズル49の位置保持を行うため
のもので、端子ピンへのからげ付け動作時には、
巻始め用ノズル49bとシユー72とは単に摺べ
り動作をするようになつている。巻始め用ノズル
49の不用意な回転防止としてシユー72による
他、穴と該穴に嵌入自在なスプリングにより弾性
付勢されたボールとから成る周知構成のノツク機
構でも適用が可能である。巻始め用ノズル49が
反転機構65により上方に反転した位置で巻始め
用ノズル49のカツプリング溝52と結合するカ
ツプリング突起76を備えたカツプリング部材7
7を回転軸78に設けてある。カツプリング部材
77は、巻始め用ノズル49の上動で押圧され
て、スプリング79の弾性付勢に抗して回転軸7
8の沿い上昇でき、かつキー結合78aやその他
の周知の結合機構で回転軸78と共に回転できる
ようになつている。回転軸78は取付け板80に
回転自在に支承すると共に、その上端にタイミン
グプーリ81を有し、該タイミングプーリ81と
パルスモータ82の出力軸に有するタイミングプ
ーリ83との間にタイミングベルト84を掛回さ
せてある。パルスモータ82は、取付け部材85
を介して上記取付け板80に固設する。取付け板
80は、台座86を介して上記ノズル駆動ベース
11に固設する。パルスモータ82からカツプリ
ング突起76に至る機構は、巻始め用ノズル49
の回転機構88としてある。取付け板80は、第
3図に二点鎖線で示す如く、台座86によりノズ
ル駆動ベース11に固設することなく、直接上記
可動台56に固設することも可能で、この場合カ
ツプリング部材77を回転軸78の下端に単に固
設するのみでよい。ボビン34は、従来と同様に
回転制御されるスピンドル87に脱着自在に装着
されることは勿論であり、又コイルの始端及び終
端がからげ付けられる巻始め用端子ピン34a,
34b及び巻終り用端子ピン34c,34dを有
している。各端子ピン34a〜34dの数はボビ
ン34に巻回して形成すべき巻層数に対応させて
ある。
く巻始め用ノズル49が設けてある。巻始め用ノ
ズル49は、巻終り用ノズル26と同一構成で、
第4図に示す如く、2個で1組とし、各巻始め用
ノズル49a,49bが上端のギア54a,54
bの噛合で互いに逆向きに回転するようになつて
いる。各巻始め用ノズル49a,49bは、線材
を挿通させるための基端側から先端面に至る挿通
孔50と、先端部にボビン34の端子ピン34a
〜34dが嵌入する所定の深さの受け穴51とを
有している。又何れかの巻始め用ノズル49の基
端には、カツプリング溝52を形成させてある。
上記巻始め用ノズル49は、取付け金具53を介
してベアリング25により回転自在にL字状アー
ム55及び支持補助材55aに枢着する。L字状
アーム55は可動台56に回動自在に軸支させて
ある。L字状アーム55の支軸57にはピニオン
58を備えて、かつ該ピニオン58がラツク59
と噛合する反転機構65を設けてある。ラツク5
9は、可動台56に固設した受台60上をエアシ
リンダ61により往復摺動できるようになつてい
る。エアシリンダ61は、支持部材などを介して
可動台56に設けておく。可動台56には支持部
材62,63間に架設された案内ロツド64を有
し、該案内ロツド64に摺動筒66を摺動自在に
装着し、該摺動筒66には摺動部材67を固設す
る。摺動部材67はアリ溝結合などにより摺動自
在に上記ノズル駆動ベース11に取付ける。摺動
部材67はノズル駆動ベース11に有するエアシ
リンダ68に連結させておく。該エアシリンダ6
8、摺動部材67、可動台56、及びL字状アー
ム55により、巻終り用ノズル26に対し巻始め
用ノズル49を接離方向に移動させる機構は、逃
げ機構89としてある。又摺動部材67には一方
の支持部材63に取付けたエアシリンダ69を連
結させて、該エアシリンダ69により可動台5
6、延いては巻始め用ノズル49を上下動できる
ようになつていて、これを上下動機構90として
ある。上記巻始め用ノズル49の何れかは、スプ
リング71による弾発力でシユー72は圧接し
て、巻始め用ノズル49が不用意に回転しないよ
うにしてある。シユー72は、その後部より突出
する支持ロツド74が支持具73の貫通孔内に摺
動自在に貫通されている。支持具73はL字状ア
ーム55に固設させてある。つまり、シユー72
は巻始め用ノズル49が反転機構65により直立
状に反転した時に、そのままカツプリング溝52
が後述するカツプリング突起76と結合できるよ
うに、巻始め用ノズル49の位置保持を行うため
のもので、端子ピンへのからげ付け動作時には、
巻始め用ノズル49bとシユー72とは単に摺べ
り動作をするようになつている。巻始め用ノズル
49の不用意な回転防止としてシユー72による
他、穴と該穴に嵌入自在なスプリングにより弾性
付勢されたボールとから成る周知構成のノツク機
構でも適用が可能である。巻始め用ノズル49が
反転機構65により上方に反転した位置で巻始め
用ノズル49のカツプリング溝52と結合するカ
ツプリング突起76を備えたカツプリング部材7
7を回転軸78に設けてある。カツプリング部材
77は、巻始め用ノズル49の上動で押圧され
て、スプリング79の弾性付勢に抗して回転軸7
8の沿い上昇でき、かつキー結合78aやその他
の周知の結合機構で回転軸78と共に回転できる
ようになつている。回転軸78は取付け板80に
回転自在に支承すると共に、その上端にタイミン
グプーリ81を有し、該タイミングプーリ81と
パルスモータ82の出力軸に有するタイミングプ
ーリ83との間にタイミングベルト84を掛回さ
せてある。パルスモータ82は、取付け部材85
を介して上記取付け板80に固設する。取付け板
80は、台座86を介して上記ノズル駆動ベース
11に固設する。パルスモータ82からカツプリ
ング突起76に至る機構は、巻始め用ノズル49
の回転機構88としてある。取付け板80は、第
3図に二点鎖線で示す如く、台座86によりノズ
ル駆動ベース11に固設することなく、直接上記
可動台56に固設することも可能で、この場合カ
ツプリング部材77を回転軸78の下端に単に固
設するのみでよい。ボビン34は、従来と同様に
回転制御されるスピンドル87に脱着自在に装着
されることは勿論であり、又コイルの始端及び終
端がからげ付けられる巻始め用端子ピン34a,
34b及び巻終り用端子ピン34c,34dを有
している。各端子ピン34a〜34dの数はボビ
ン34に巻回して形成すべき巻層数に対応させて
ある。
次に、上記構成の端子ピン付きボビン用巻線装
置の動作を説明すれば、反転機構65により、つ
まりエアシリンダ61によりラツク59及びピニ
オン58を介してL字状アーム55を回動させ
て、巻始め用ノズル49を先端が上向きになるよ
うに逆立ち状にし、かつ逃げ機構89により、つ
まりエアシリンダ68により可動台56を左右方
向に移動させて、第5図に示す如く各巻終り用ノ
ズル26a,26bの先端に巻始め用ノズル49
a,49bの先端を突き合わせる。一方、線材送
りノズル36は、エアシリンダ44により下動さ
せて線材送りノズル36の下端を各巻終り用ノズ
ル26a,26bの基端に接合させ、線材送りノ
ズル36のノズル孔と各巻終り用ノズル26a,
26bの挿通孔33と巻始め用ノズル49a,4
9bの挿通孔50とを互いに一直線上に連通させ
ておく。次に、モータ40を駆動させて送りロー
ラ38,39により線材Aを線材送りノズル36
から繰り出して巻終り用ノズル26a,26bの
基端側から挿通孔33内に挿通させ、更に巻始め
用ノズル49a,49bの先端からその挿通孔5
0内に挿通させ、巻始め用ノズル49a,49b
の基端から下方に所定の長さだけ突出させる。そ
の後、エアシリンダ44を復動させて、線材送り
ノズル36を上動させ、これにより線材送りノズ
ル36を巻終り用ノズル26a,26bの基端か
ら離間させる。次に、第6図に示す如く、横転機
構32により巻終り用ノズル26a,26bを45
度乃至90度だけ横転させる。つまり、エアシリン
ダ22により回動板19を介してノズルベース2
3を回転させて上記の如く巻終り用ノズル26
a,26bを45度乃至90度だけ横転させ、これに
より巻終り用ノズル26a,26bの先端と線材
Aとの掛かり合い抵抗を軽減させる。次に第3図
及び第7図に示す如く逃げ機構89により巻始め
用ノズル49a,49bを逆立ち状態のまま巻終
り用ノズル26a,26bから離間させる。この
時、線材Aは、巻始め用ノズル49a,49bの
先端との掛かり合い抵抗により巻終り用ノズル2
6a,26bの挿通孔33から繰り出されなが
ら、巻始め用ノズル49a,49bが巻終り用ノ
ズル26a,26bから離間する。そして、第8
図に示す如く、巻始め用ノズル49a,49bを
反転機構65により直立状に反転させた後、第9
図に示す如く主制御機構10によりノズル駆動ベ
ース11を前後左右に移動させて巻始め用ノズル
49a,49bを、スピンドル87に装着された
ボビン34の巻始め用端子ピン34aの上方に位
置させる。次いで、第10図及び第19図に示す
如く、主制御機構10によりノズル駆動ベース1
1を下動させて、巻始め用ノズル49a,49b
の各受け穴51をボビン34の巻始め用端子ピン
34a,34bに嵌入させ、上記回転機構88に
よりカツプリング突起76及びカツプリング溝5
2を介して巻始め用ノズル49a,49bを回転
させながら、主制御機構10によりノズル駆動ベ
ース11を介して巻始め用ノズル49a,49b
をからげ付けピツチに応じて上動させる。従つ
て、巻始め用ノズル49a,49bは、ボビン3
4の巻始め用端子ピン34aを中心にして回転し
ながら上昇するために、該巻始め用ノズル49
a,49bの挿通孔50に挿通された線材Aが巻
始め用端子ピン34a,34bにからげ付く。巻
始め用端子ピン34a,34bに所定巻数だけ線
材Aをからげ付けた後、第10図に示す如く、上
下動機構90により巻始め用ノズル49a,49
bを上昇させて、該巻始め用ノズル49a,49
bの各受け穴51を巻始め用端子ピン34a,3
4bから抜出させる。その後、第11図に示す如
く、横転機構32により巻終り用ノズル26a,
26bを直立状態に戻した後、主制御機構10に
より該巻終り用ノズル26a,26bをボビン3
4の胴部の巻始め位置にまで移動させる。次い
で、主制御機構10により該巻終り用ノズル26
a,26bをボビン34の胴部の軸長方向に沿つ
て送り動作させながら、スピンドル87と共にボ
ビン34を所定回数だけ回転させる。この時、予
めプランジヤーソレノイド42によりスプリング
41の弾性付勢力に抗して、送りローラ38,3
9の相互間を離間させておき、これによりボビン
34の回転によるその胴部への線材Aの巻回力に
よつて、該線材Aが原線スプールより線材送りノ
ズル36及び巻終り用ノズル26a,26bから
繰り出されるようにしておく。ボビン34の胴部
に所定巻数だけ巻線を施した後、主制御機構10
によりノズル駆動ベース11を移動させて、巻終
り用ノズル26a,26bをボビン34の巻終り
用端子ピン34c,34dの上方に位置させた
後、第12図に示す如く、主制御機構10により
ノズル駆動ベース11を下動させて、巻終り用ノ
ズル26a,26bの各受け穴35をボビン34
の巻終り用端子ピン34c,34dに嵌入させ
て、パルスモータ28により巻終り用ノズル26
a,26bを回転させながら、主制御機構10に
より該巻終り用ノズル26a,26bをからげ付
けピツチに応じて上昇させれば、上記巻始め用ノ
ズル49a,49bと同様に、巻終り用ノズル2
6a,26bの挿通孔33に挿通された線材Aが
巻終り用端子ピン34c,34dに所定回数だけ
からげ付き、巻終り用端子ピン34c,34dと
巻終り用ノズル26a,26bとの渡り線を切断
する。その後、主制御機構10によりノズル駆動
ベース11を上動させて、第17図に示す如く、
巻終り用ノズル26a,26bの受け穴35を巻
終り用端子ピン34c,34dから抜出させる。
次いで、逃げ機構89を復動させると共に反転機
構65を駆動させて、巻始め用ノズル49a,4
9bを逆立ち状態にして、該巻始め用ノズル49
a,49bの先端を巻終り用ノズル26a,26
bの先端に突き合わせ、第5図に示す如く、次の
巻線への準備をし、以後巻線作業を行うたびに上
記動作を繰り返す。ボビン34にコイルが巻線さ
れると、巻始め用端子ピン34a,34b及び巻
終り用端子ピン34c,34dの基端からボビン
34の胴部に線材Aが引き出されて巻回される状
態になる。巻始め用端子ピン34a,34b及び
巻終り用端子ピン34c,34dにからげ付けら
れた後の余分な突出する線材A、特に太い線材や
硬い線材は、適時カツターで切断されて除去され
る。カツターは自動巻線機のフレームに設けてお
く。又、細い線材や軟性のある線材は、クランパ
ーで挟持して巻始め用端子ピン34a,34b若
しくは巻終り用端子ピン34c,34dに対して
引張させて、線材Aが巻始め用端子ピン34a,
34b若しくは巻終り用端子ピン34c,34d
へのからげ付け終端で切断させることも可能であ
る。又、複数個のボビンに上記巻線処理を同時に
行う場合には、それぞれ2個で1組の巻始め用ノ
ズル49及び巻終り用ノズル26を含む構成をノ
ズル駆動ベース11に複数組設置すれば行える。
置の動作を説明すれば、反転機構65により、つ
まりエアシリンダ61によりラツク59及びピニ
オン58を介してL字状アーム55を回動させ
て、巻始め用ノズル49を先端が上向きになるよ
うに逆立ち状にし、かつ逃げ機構89により、つ
まりエアシリンダ68により可動台56を左右方
向に移動させて、第5図に示す如く各巻終り用ノ
ズル26a,26bの先端に巻始め用ノズル49
a,49bの先端を突き合わせる。一方、線材送
りノズル36は、エアシリンダ44により下動さ
せて線材送りノズル36の下端を各巻終り用ノズ
ル26a,26bの基端に接合させ、線材送りノ
ズル36のノズル孔と各巻終り用ノズル26a,
26bの挿通孔33と巻始め用ノズル49a,4
9bの挿通孔50とを互いに一直線上に連通させ
ておく。次に、モータ40を駆動させて送りロー
ラ38,39により線材Aを線材送りノズル36
から繰り出して巻終り用ノズル26a,26bの
基端側から挿通孔33内に挿通させ、更に巻始め
用ノズル49a,49bの先端からその挿通孔5
0内に挿通させ、巻始め用ノズル49a,49b
の基端から下方に所定の長さだけ突出させる。そ
の後、エアシリンダ44を復動させて、線材送り
ノズル36を上動させ、これにより線材送りノズ
ル36を巻終り用ノズル26a,26bの基端か
ら離間させる。次に、第6図に示す如く、横転機
構32により巻終り用ノズル26a,26bを45
度乃至90度だけ横転させる。つまり、エアシリン
ダ22により回動板19を介してノズルベース2
3を回転させて上記の如く巻終り用ノズル26
a,26bを45度乃至90度だけ横転させ、これに
より巻終り用ノズル26a,26bの先端と線材
Aとの掛かり合い抵抗を軽減させる。次に第3図
及び第7図に示す如く逃げ機構89により巻始め
用ノズル49a,49bを逆立ち状態のまま巻終
り用ノズル26a,26bから離間させる。この
時、線材Aは、巻始め用ノズル49a,49bの
先端との掛かり合い抵抗により巻終り用ノズル2
6a,26bの挿通孔33から繰り出されなが
ら、巻始め用ノズル49a,49bが巻終り用ノ
ズル26a,26bから離間する。そして、第8
図に示す如く、巻始め用ノズル49a,49bを
反転機構65により直立状に反転させた後、第9
図に示す如く主制御機構10によりノズル駆動ベ
ース11を前後左右に移動させて巻始め用ノズル
49a,49bを、スピンドル87に装着された
ボビン34の巻始め用端子ピン34aの上方に位
置させる。次いで、第10図及び第19図に示す
如く、主制御機構10によりノズル駆動ベース1
1を下動させて、巻始め用ノズル49a,49b
の各受け穴51をボビン34の巻始め用端子ピン
34a,34bに嵌入させ、上記回転機構88に
よりカツプリング突起76及びカツプリング溝5
2を介して巻始め用ノズル49a,49bを回転
させながら、主制御機構10によりノズル駆動ベ
ース11を介して巻始め用ノズル49a,49b
をからげ付けピツチに応じて上動させる。従つ
て、巻始め用ノズル49a,49bは、ボビン3
4の巻始め用端子ピン34aを中心にして回転し
ながら上昇するために、該巻始め用ノズル49
a,49bの挿通孔50に挿通された線材Aが巻
始め用端子ピン34a,34bにからげ付く。巻
始め用端子ピン34a,34bに所定巻数だけ線
材Aをからげ付けた後、第10図に示す如く、上
下動機構90により巻始め用ノズル49a,49
bを上昇させて、該巻始め用ノズル49a,49
bの各受け穴51を巻始め用端子ピン34a,3
4bから抜出させる。その後、第11図に示す如
く、横転機構32により巻終り用ノズル26a,
26bを直立状態に戻した後、主制御機構10に
より該巻終り用ノズル26a,26bをボビン3
4の胴部の巻始め位置にまで移動させる。次い
で、主制御機構10により該巻終り用ノズル26
a,26bをボビン34の胴部の軸長方向に沿つ
て送り動作させながら、スピンドル87と共にボ
ビン34を所定回数だけ回転させる。この時、予
めプランジヤーソレノイド42によりスプリング
41の弾性付勢力に抗して、送りローラ38,3
9の相互間を離間させておき、これによりボビン
34の回転によるその胴部への線材Aの巻回力に
よつて、該線材Aが原線スプールより線材送りノ
ズル36及び巻終り用ノズル26a,26bから
繰り出されるようにしておく。ボビン34の胴部
に所定巻数だけ巻線を施した後、主制御機構10
によりノズル駆動ベース11を移動させて、巻終
り用ノズル26a,26bをボビン34の巻終り
用端子ピン34c,34dの上方に位置させた
後、第12図に示す如く、主制御機構10により
ノズル駆動ベース11を下動させて、巻終り用ノ
ズル26a,26bの各受け穴35をボビン34
の巻終り用端子ピン34c,34dに嵌入させ
て、パルスモータ28により巻終り用ノズル26
a,26bを回転させながら、主制御機構10に
より該巻終り用ノズル26a,26bをからげ付
けピツチに応じて上昇させれば、上記巻始め用ノ
ズル49a,49bと同様に、巻終り用ノズル2
6a,26bの挿通孔33に挿通された線材Aが
巻終り用端子ピン34c,34dに所定回数だけ
からげ付き、巻終り用端子ピン34c,34dと
巻終り用ノズル26a,26bとの渡り線を切断
する。その後、主制御機構10によりノズル駆動
ベース11を上動させて、第17図に示す如く、
巻終り用ノズル26a,26bの受け穴35を巻
終り用端子ピン34c,34dから抜出させる。
次いで、逃げ機構89を復動させると共に反転機
構65を駆動させて、巻始め用ノズル49a,4
9bを逆立ち状態にして、該巻始め用ノズル49
a,49bの先端を巻終り用ノズル26a,26
bの先端に突き合わせ、第5図に示す如く、次の
巻線への準備をし、以後巻線作業を行うたびに上
記動作を繰り返す。ボビン34にコイルが巻線さ
れると、巻始め用端子ピン34a,34b及び巻
終り用端子ピン34c,34dの基端からボビン
34の胴部に線材Aが引き出されて巻回される状
態になる。巻始め用端子ピン34a,34b及び
巻終り用端子ピン34c,34dにからげ付けら
れた後の余分な突出する線材A、特に太い線材や
硬い線材は、適時カツターで切断されて除去され
る。カツターは自動巻線機のフレームに設けてお
く。又、細い線材や軟性のある線材は、クランパ
ーで挟持して巻始め用端子ピン34a,34b若
しくは巻終り用端子ピン34c,34dに対して
引張させて、線材Aが巻始め用端子ピン34a,
34b若しくは巻終り用端子ピン34c,34d
へのからげ付け終端で切断させることも可能であ
る。又、複数個のボビンに上記巻線処理を同時に
行う場合には、それぞれ2個で1組の巻始め用ノ
ズル49及び巻終り用ノズル26を含む構成をノ
ズル駆動ベース11に複数組設置すれば行える。
「考案の効果」
以上の如く、本考案に係る端子ピン付きボビン
用巻線装置によれば、ボビンの各端子ピンに線材
をからげ付ける時に、従来の如く折り返して二重
にからげ付けることなく、端子ピンの基端からボ
ビンの胴部に向けて線材を渡すことができ、この
渡り線の部分がボビンから浮き上がることによる
従来の各種問題の発生を解消でき、また線材に径
の太いものや硬いものを使用しても各端子ピンに
大きな荷重が加わつて折れ曲がるといつた事態の
発生もなく、しかも巻終り用ノズル及び巻始め用
ノズルが2個で1組にしたことから、2本の線を
同時に巻線し、かつ端子ピンにからげ付けること
ができて利用上頗る便利である。
用巻線装置によれば、ボビンの各端子ピンに線材
をからげ付ける時に、従来の如く折り返して二重
にからげ付けることなく、端子ピンの基端からボ
ビンの胴部に向けて線材を渡すことができ、この
渡り線の部分がボビンから浮き上がることによる
従来の各種問題の発生を解消でき、また線材に径
の太いものや硬いものを使用しても各端子ピンに
大きな荷重が加わつて折れ曲がるといつた事態の
発生もなく、しかも巻終り用ノズル及び巻始め用
ノズルが2個で1組にしたことから、2本の線を
同時に巻線し、かつ端子ピンにからげ付けること
ができて利用上頗る便利である。
第1図は本考案に係る端子ピン付きボビン用巻
線装置の主制御装置の構成図、第2図は巻終り用
ノズルの構成を示す正面図、第3図は巻始め用ノ
ズルの構成を示す正面図、第4図は巻終り用ノズ
ル及び巻始め用ノズルの要部断面図、第5図乃至
第12図は端子ピン付きボビンに巻線処理をする
際の工程図、第13図は従来のボビンの巻始め用
端子ピンに線材をからげ付ける状態を示す説明
図、第14図は従来のボビンの各端子ピンに線材
をからげ付けた状態を示すボビンの側面図であ
る。 10……主制御機構、11……ノズル駆動ベー
ス、26……巻終り用ノズル、28……パルスモ
ータ、32……横転機構、33……挿通孔、34
……ボビン、34a〜34d……端子ピン、35
……受け穴、36……線材送りノズル、49……
巻始め用ノズル、50……挿通孔、51……受け
穴、65……反転機構、87……スピンドル、8
8……回転機構、89……逃げ機構、90……上
下動機構、A……線材。
線装置の主制御装置の構成図、第2図は巻終り用
ノズルの構成を示す正面図、第3図は巻始め用ノ
ズルの構成を示す正面図、第4図は巻終り用ノズ
ル及び巻始め用ノズルの要部断面図、第5図乃至
第12図は端子ピン付きボビンに巻線処理をする
際の工程図、第13図は従来のボビンの巻始め用
端子ピンに線材をからげ付ける状態を示す説明
図、第14図は従来のボビンの各端子ピンに線材
をからげ付けた状態を示すボビンの側面図であ
る。 10……主制御機構、11……ノズル駆動ベー
ス、26……巻終り用ノズル、28……パルスモ
ータ、32……横転機構、33……挿通孔、34
……ボビン、34a〜34d……端子ピン、35
……受け穴、36……線材送りノズル、49……
巻始め用ノズル、50……挿通孔、51……受け
穴、65……反転機構、87……スピンドル、8
8……回転機構、89……逃げ機構、90……上
下動機構、A……線材。
Claims (1)
- 線材を挿通するための基端側から先端に至る挿
通孔と、先端部にボビンの端子ピンが嵌入する所
定の深さの受け穴とをそれぞれ備えた巻終り用ノ
ズル及び巻始め用ノズルを有し、該巻終り用ノズ
ルを端子ピンへのからげ付けのための回転駆動が
可能にノズルベースに支承させ、かつ該ノズルベ
ースを、前後左右及び上下方向に移動制御される
ノズル駆動ベースに、横転可能に軸支し、上記巻
始め用ノズルを、上記巻終り用ノズルとの先端相
互間で突き合わせ可能に反転させる反転機構、巻
終り用ノズルから離間させる逃げ機構、及び線材
をボビンの端子ピンにからげ付けるための回転動
作をさせる回転機構とを介して上記ノズル駆動ベ
ースに設け、かつ上記巻終り用ノズル及び巻始め
用ノズルのそれぞれが一体に固設されたギアで噛
合させて2個で1組とし、上記ボビンが装着され
て巻線のために回転するスピンドルを備えてなる
ことを特徴とする端子ピン付きボビン用巻線装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17049288U JPH041164Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17049288U JPH041164Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0291751U JPH0291751U (ja) | 1990-07-20 |
| JPH041164Y2 true JPH041164Y2 (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=31461488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17049288U Expired JPH041164Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH041164Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP17049288U patent/JPH041164Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0291751U (ja) | 1990-07-20 |
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