JPH0410260Y2 - - Google Patents

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JPH0410260Y2
JPH0410260Y2 JP16590488U JP16590488U JPH0410260Y2 JP H0410260 Y2 JPH0410260 Y2 JP H0410260Y2 JP 16590488 U JP16590488 U JP 16590488U JP 16590488 U JP16590488 U JP 16590488U JP H0410260 Y2 JPH0410260 Y2 JP H0410260Y2
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artificial turf
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、人工芝を敷設した野球場や競技場
の排水構造に関し、特に詳しく言うと、排水機能
を損なうことなく野球場や競技場の略外周一杯に
人工芝を敷設することができるようにした人工芝
製運動競技場用排水構造に関する。
〔従来の技術〕
人工芝製全天候型野球場や競技場では、人工芝
は基盤となるアスコン舗装やコンクリート舗装の
上に敷設されるが、従来では、人工芝敷設端部に
はアスコンやコンクリート基板の舗装止めを兼ね
て、必ず現場打ちのコンクリート側溝あるいは既
成のコンクリート側溝等の排水溝が設置され、人
工芝はこれら側溝の手前まで敷設されてきた。こ
の場合、人工芝の端部近辺で競技が行なわれる際
には、側溝部分には人工芝が敷設されていないの
で、競技者にとつては、競技場の表面が人工芝か
ら側溝の蓋の部分に変わつた時に脚部に対する地
面の反力が急変し、側溝の蓋部分を強く踏んで足
を捻挫したり、足を引つ掛けて転倒し、怪我をし
たりすることがあつた。そのため、近年の人工芝
製野球場等では、人工芝端末の側溝際の予め設定
された幅内をクレー舗装にして、人工芝との間に
緩衝ゾーンを設け、プレーヤに危険を予知させる
ように構成されているものも提供されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記のような緩衝地帯を設けても、表
面が人工芝から突然クレー舗装に変化するので、
表面を確認する間もなく懸命にプレイしているプ
レーヤにとつては、その表面の変化により脚部に
違和感を感じることになり、危険性は回避できた
としても、プレーヤにとつて歓迎されるものでは
なかつた。
また、雨上がりのあとでは、人工芝側の降水は
排水されていたとしても、クレー舗装部分はぬか
るんでいる場合が多く、そのぬかるみによつて人
工芝部分からクレー部分にかわつたときに滑り、
かえつて危険性が増すこともあつた。さらに、人
工芝とクレーの舗装境界部分では、経時変化によ
り段差が生じることがあり、これもプレーヤにと
つて危険な状況を引き起こす原因となつていた。
この考案は上述のような従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その目的は、人工芝舗装が途
中で他の舗装に急変することによる危険性を排除
し、排水性を確保して安全なプレーを保障できる
人工芝製運動競技場用の排水構造を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、舗装構築物と、この舗装用構築物
の上面に敷設された人工芝と、この人工芝の端部
に位置する外部構造物とから構成された人工芝製
運動競技場の排水構造において、一方の側壁に第
1透水孔を、他方の側壁に第2透水孔をそれぞれ
有し、第1透水孔側の側壁を外部構築物の側壁に
間隔をあけて対向させて埋設され、上面が閉鎖可
能な排水溝構造体を有し、舗装用構築物の上面か
ら閉鎖された排水溝構造体の上面にかけて、少な
くとも排水用の間隙を残して外部構築物に隣接す
る位置まで人工芝を敷設したことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
この構成では、排水溝構造体は上面を閉鎖可能
な暗渠構造とし、その暗渠構造体を外部構造体に
対し排水導入用の所定の間隔をあけて埋設すると
ともに、暗渠構造体の上面に排水用の間隙を残し
て全て人工芝を敷設してある。一方、間隙形成部
の対向する上記暗渠構造体の一方の側壁には第1
の透水孔を、他方の側壁部分には人工芝を敷設し
た舗装用構築物の下面側に開口した第2の透水孔
を備えているので、人工芝表面を外部構築物側に
流れた降水は、間隙から第1透水孔を経て暗渠構
造体内に流入し、人工芝表面から舗装用構築物内
に浸透した降水は第2の透水孔から暗渠構造体内
に流入する。
これにより、暗渠構造体の上面は、降水が外部
構築物に沿つて流下できるだけの間隙を除いて全
て人工芝で覆うことが可能になり、プレー中に表
面の変化が生じることはなくなる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例について説
明する。
まず、第1図に示すこの考案の第1実施例を説
明すると、この実施例は外部構築物としてのコン
クリート壁1と、このコンクリート壁1に隣接し
て設けられた暗渠構造体としてのU型側溝2と、
U型側溝の内側に設けられた舗装用構築物3と、
U型側溝2と舗装用構築物3の上面に敷設された
人工芝4とから主に構成されている。
コンクリート壁1はその内面が鉛直となるよう
に基礎地盤5上に構築され、舗装用構築物3から
突出した部分には安全のために緩衝材6が貼付さ
れて緩衝壁として機能する。
U型側溝2は両側透水型、すなわち、U型側溝
2の両側壁7,8にそれぞれ第1および第2透水
壁9,11が形成されたもので、コンクリート壁
1の内面10から10mmないし100mm、好適には50
mmの間隔を離して埋設される。この埋設に際して
は、止水用のモルタル12でU型側溝2の下部と
第1透水壁9のほぼ下端部までを固定し、コンク
リート壁1の内面と側壁7との隙間にこの例の場
合には6号のないし7号の単粒度砕石13を充填
する。また、このU型側溝2の上面の開口にはコ
ンクリート製の蓋14が載置され、これにより暗
渠構造となつている。
舗装用構築物3は、基礎地盤5の適宜位置に透
水管(図示しない)を布設し、その上にフイルタ
層として砂層15を敷き詰め、その上に砕石層1
6を積層し、さらにU型側溝2の内側に沿つて舗
装止め用の縁石17を配置し、その内側に、蓋1
4とほぼ同一水準であつて、若干コンクリート壁
1側に排水用の下り勾配を付けて2層にわたつて
透水アスコン層18を積層することによつて形成
される。このとき、砂層15の積層水準をU型側
溝2の第2透水壁9の水準と合わせておくことが
肝要で、これにより、透水アスコン層18、砕石
層16、砂層15の透水舗装を経て、上部からの
浸透水は集水されU型側溝2に導かれる。そし
て、上述のようにしてU型側溝2と透水アスコン
層18の上面をほぼ同一水準に形成したあと、透
水性アンダーパツド19と透水性砂入り人工芝4
の端末を、コンクリート壁1の内面とU型側溝2
の側壁7との隙間に突出させ、若干の間隙dをあ
けて敷設する。なお、この実施例では人工芝4の
端末を上述の隙間の部分まで突出させているの
で、この隙間に単粒度砕石13を充填している
が、この隙間の充填材は、粒状物であれば何でも
よく、さらに、透水性を有していれば粒状物でな
くとも同様の機能を発揮することができる。ま
た、人工芝4の敷設状態が安定しておれば、何も
充填せずに、空間をあけておいても良いことは言
うまでもない。また、間隙dは緩衝材6の厚さに
比べて極めて小さいので、表面から一見して排水
経路となる間隙dが視認されるようなことはな
い。
上述のように構成すると、豪雨時や降雨継続時
間の長い場合には、人工芝4の表面水は上述間隙
dおよび隙間を経て、U型側溝2の第1透水壁9
からU型側溝2内に流入する。また、人工芝4の
表面からの浸透排水も同時に進行する。これに対
し、豪雨にまで至らない降雨量の場合には、舗装
部分全体が透水構造のため、人工芝4の表面から
浸透した雨水は容易に下部層まで到達し、砕石層
16あるいは砂層15を経て、第2透水壁11か
らU型側溝2内に透過・流入する。また、U型側
溝2から離れたエリアでは、適宜設けられた前述
の透水管により集水され、U型側溝2に排出され
る。さらに、豪雨に至らなくとも、舗装構築物の
透水能力を越える降雨の場合には、オーバーフロ
ーした分は人工芝4の表面を経て間隙dからU型
側溝2内に流入し、浸透した分は上述のように第
2透水壁11から排水される。
また、この第1実施例の場合、蓋14は通常の
コンクリート蓋であるが、例えば透水性を有する
材料あるいは透水性を有する構造の蓋を採用すれ
ば、さらに排水性は向上する。
次に、第2図により第2実施例について説明す
る。第1図に示した第1実施例と同様な構成要素
には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。この第2の実施例は、排水用溝構造体とし
て、両側に開口を有する暗渠ブロツク21を使用
したものである。
さて、第2図において、暗渠ブロツク21の側
壁22には開口23が形成され、側壁24には砂
層15内を通る透水管25と連通する透水孔26
が穿設されている。また、この透水管25が連通
していない部分であつて、砂層15と接触してい
る部分には、任意の間隔で図示しない透水孔を形
成し、より効率的に砂層15から浸透してきた雨
水を排水できるようにしている。この暗渠ブロツ
ク21は開口23の下端部27をコンクリート壁
1の内面に当接させ、上端がその内面10と30mm
の所定の間隔dを有するように設定されている。
また、下端部27は、第2図に示すように、若干
下り勾配がつけられ、間隔dを有する隙間から降
雨を暗渠ブロツク21内に導入できるようになつ
ている。このような暗渠ブロツク21を使用する
と、上部に開口がないことから、第1実施例のよ
うな舗装止め用の縁石16を設けなくとも、暗渠
ブロツク21そのもので舗装止めを行なうことが
できるため、縁石16は省略して舗装用構築物3
を構成している。
これにより、舗装用構築物3は基礎地盤5上に
砂層15、砕石層16、および単一層からなる透
水アスコン層18を積層して構成されることにな
り、さらに、ほぼ同一水準の透水アスコン層18
と暗渠ブロツク21の上面に透水性のアンダーパ
ツド19と砂入り人工芝4とを間隙dの隙間を残
して一面に敷設することができ、一見した限りで
は全面に人工芝が敷設された野球場や競技場が構
築されたようになる。
この第2実施例も第1の実施例と同様の排水効
果を有するが、さらに第1の実施例に比べて排水
構造が簡単になるという利点がある。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案の人工芝製運動競技場用
排水構造は、第1透水孔と第2透水孔とがそれぞ
れ側壁部分に形成され、上面が閉鎖可能な排水用
溝構造体を、外部構築物との間に所定の間隔をお
いて埋設し、閉鎖された上面に人工芝を降水が排
水可能な間隙を残して外部構築物に隣接する位置
まで敷設したものであり、排水経路が外部構築物
と排水用溝構造体との間から第1透水孔を介して
排水構造体に導く経路と、舗装用構築物から浸透
してきた降水を第2透水孔を介して排水用溝構造
体に導く経路との2つの経路が設けられているの
で、排水用溝構造体の上面を閉鎖することができ
る。したがつて、排水用溝構造体の上面の全面に
人工芝を敷設しても十分な排水機能を持たせるこ
とができ、従来のように異なつた材質の表面を構
築する必要がない。これにより、人工芝舗装が途
中で他の舗装に急変することによる危険性を排除
することが可能となり、人工芝敷設構築物におい
て安全なプレーを保障することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例における排水構
造を示す要部断面説明図、第2図は第2実施例に
おける排水構造を示す要部断面説明図である。 図面において、1はコンクリート壁、2はU型
側溝、3は舗装用構築物、4は人工芝、5は基礎
地盤、6は緩衝材、7,8,22,24は側壁、
9は第1透水壁、11は第2透水壁、12は止水
用モルタル、13は単粒度砕石、14は蓋、15
は砂層、16は砕石層、17は縁石、18は透水
アスコン層、19は透水性アンダーパツド、21
は暗渠ブロツク、23は開口、25は透水管、2
6は透水孔、27は下端部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 舗装構築物と、この舗装用構築物の上面に敷設
    された人工芝と、この人工芝の端部に位置する外
    部構造物とから構成された人工芝製運動競技場の
    排水構造において、一方の側壁に第1透水孔を、
    他方の側壁に第2透水孔をそれぞれ有し、前記第
    1透水孔側の前記側壁を前記外部構築物の側壁に
    間隔をあけて対向させて埋設され、上面が閉鎖可
    能な排水溝構造体を有し、前記舗装用構築物の上
    面から閉鎖された前記排水溝構造体の上面にかけ
    て、少なくとも排水用の間隙を残して前記外部構
    築物に隣接する位置まで前記人工芝を敷設したこ
    とを特徴とする人工芝製運動競技場用排水構造。
JP16590488U 1988-12-22 1988-12-22 Expired JPH0410260Y2 (ja)

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JP16590488U JPH0410260Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22

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JP16590488U JPH0410260Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22

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Publication Number Publication Date
JPH0289003U JPH0289003U (ja) 1990-07-13
JPH0410260Y2 true JPH0410260Y2 (ja) 1992-03-13

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