JPH04104519U - 磁気式ロータリエンコーダ - Google Patents

磁気式ロータリエンコーダ

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JPH04104519U
JPH04104519U JP1309291U JP1309291U JPH04104519U JP H04104519 U JPH04104519 U JP H04104519U JP 1309291 U JP1309291 U JP 1309291U JP 1309291 U JP1309291 U JP 1309291U JP H04104519 U JPH04104519 U JP H04104519U
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magnetic
guide member
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drum
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弘 松永
修 斉藤
拓 阿部
友夫 神垣
克也 三塚
智章 門馬
保久 大隅
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ドラムと磁気センサ間のギャップをスペ
ーサを用いて調整する際に、該スペーサに対して磁気セ
ンサを一定の力で圧接させる。 【構成】 回転機31の回転軸32に挿入固定される磁
気ドラム21と、磁気センサ22が固定されたガイド部
材23と、このガイド部材23を相対的移動可能に保持
し、回転機31に取付けられるホルダ24と、磁気セン
サ22を磁気ドラム21に近づく方向へ弾性付勢するば
ね25と、ホルダ24とガイド部材23を回転機31に
固定するねじ26とを備えたことを特徴としている。 【効果】 磁気ドラムと磁気センサ間のギャップを簡単
かつ正確に調整できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気式ロータリエンコーダに係り、特に、磁気ドラムと磁気センサ間 のギャップ調整にスペーサを用いる磁気式ロータリエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
図19はこの種の磁気式ロータリエンコーダの従来例を示し、実開昭62−3 012号公報等に記載されたものである。同図において、1は磁気ドラム、2は 回転機、3は回転軸、4はベース材、5は保持部材、6は磁気センサ、7はプリ ント基板、8はリード線、9は支持筒、10はカバー、11は回路部品、12は ねじである。
【0003】 磁気ドラム1は磁性材料からなり、その周面には磁気パターンがN、S、S、 N、N、S、S、N……の如く隣り合う磁極対が逆極性になるように等ピツチ間 隔で連続形成されている。モータ等の回転機2からは回転軸3が突出しており、 該回転軸3は前記磁気ドラム1の中心に固着されている。この回転機2の一端に は取付基準面となる段落部2aが形成され、該段落部2aにベース材4がねじ止 めされている。このベース材4は円盤状であり、その上面は前記回転軸2の軸線 に対して直交する基準平面部4aとなつており、保持部材5はこの基準平面部4 a上にねじ止めされている。この保持部材5には磁気抵抗効果素子からなる磁気 センサ6が接着されており、該磁気センサ6は前記磁気ドラム1の周面と所定間 隔を存して対向している。プリント基板7には前記磁気センサ6から出力される 電気信号を処理する回路部品11が搭載されており、該プリント基板7はねじ1 2を支持筒9を挿通してベース材4に螺入することによつて磁気ドラム1の上方 に配設されている。リード線8の一端は磁気センサ6に、他端はプリント基板7 にそれぞれ接続されている。また、前記回転機2の端面にはカバー10が被着さ れており、該カバー10によつて前述した磁気ドラム1や磁気センサ6等は防塵 対策が施されている。前記磁気センサ6を構成する磁気抵抗効果素子は、磁気ド ラム1に着磁配列された磁気パターンの各磁極ピツチpにたいしてnp+ 1/4 p(ただしnは整数)位相がずれるように2組配置されており、またこれら磁気 抵抗効果素子のそれぞれの磁気方向が回転軸3と直交するように磁気パターンに 対向して配置されている。したがって磁気ドラム1が回転すると、磁気センサ6 のそれぞれの磁気抵抗効果素子からは90度の位相差をもつ信号が出力される。
【0004】 以上のように構成された磁気式ロータリエンコーダにあっては、回転機2によ つて磁気ドラム1が所定方向に回転すると、磁気センサ6のそれぞれの磁気抵抗 効果素子からは90度の位相差をもつ連続的な信号が出力され、これらをリード 線8を介してプリント基板7に導き、その信号処理回路で増幅・検波・整合など の処理を行なうことによりインクレメンタルパルスが得られ、磁気ドラム1の変 位量と回転方向が検出される。
【0005】 このような磁気式ロータリエンコーダでは、磁気ドラム1と磁気センサ6との 間に必要とされるギャップを調整する際、保持部材5を相対的に移動させて適正 な前記ギャップを得、該保持部材5をベース材4に固着するようになつている。 そして従来、磁気ドラム1と磁気センサ6間のギャップを調整する際、例えばギ ャップ調整用のスペーサを磁気ドラム1の円周面に付着させた後、保持部材5を 手などで押圧して前記スペーサに磁気センサ6を当接させるようになっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来技術にあっては、磁気ドラム1と磁気センサ6間のギ ャップを調整する際に保持部材5を手などで押圧することから、この押圧力を一 定に設定することが困難であり、特に、保持部材5に過度の押圧力が加えられた 場合、回転軸3が第19図の左方向へあおられてしまい、このような状態で保持 部材5をベース材4に固着して磁気ドラム1からギャップ調整用のスペーサを取 り除くと、回転軸3の位置が第19図の右方向へ復元するので、その結果、磁気 ドラム1と磁気センサ6間のギャップが所定の寸法よりも小さくなるという不具 合があった。
【0007】 本考案はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的 は、磁気ドラムと磁気センサ間のギャップ調整を簡単かつ正確に設定することの できる磁気式ロータリエンコーダを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、周方向に磁気パターンを有し、回転機の 回転軸に挿入固定された磁気ドラムと、磁気センサが固定されたガイド部材と、 このガイド部材を相対的移動可能に保持するとともに、前記回転機に取付けられ るホルダと、これらのホルダおよびガイド部材間に設けられ、前記磁気センサを 前記磁気ドラムに近づく方向へ弾性付勢するばねと、前記ガイド部材および前記 ホルダを前記回転機に固定するねじとを備えた構成にしてある。
【0009】
【作用】
本考案は上記のように、磁気センサが固定されたガイド部材は、ホルダにより 相対的移動可能に保持させるともに、ばねにより磁気ドラムに近づく方向へ弾性 力が付与されているので、磁気ドラムと磁気センサ間のギャップをスペーサを用 いて調整する際、前記のばねによってガイド部材は磁気ドラムに近づく方向へ移 動し、これによって、ギャップ調整用スペーサに対して磁気センサを一定の力で 圧接させることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の磁気式ロータリエンコーダの実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案の磁気式ロータリエンコーダの第1の実施例を示す斜視図、図2は ガイド部材に磁気センサを固定した状態を示す斜視図、図3はホルダを示す斜視 図、図4はホルダにガイド部材を装着する工程を説明する斜視図、図5はガイド 部材およびホルダに挿通されるピンを示す断面図、図6はガイド部材および磁気 センサ間に設けられたばねの部分を示す断面図、図7はホルダおよびガイド部材 のそれぞれ設けられた貫通孔を示す平面図、図8は磁気ドラムの円周面にギャッ プ調整用スペーサが付着された状態を示す正面図、図9は磁気ドラムと磁気セン サ間のギャップの調整時の状態を示す説明図、図10は磁気ドラムと磁気センサ 間のギャップの調整後の状態を示す説明図である。
【0011】 この第1の実施例の磁気式ロータリエンコーダは、図1に示すように、周方向 に磁気パターンを有する磁気ドラム21と、磁気センサ22が固定されたガイド 部材23と、このガイド部材23を相対的回動可能に保持するホルダ24と、こ れらのホルダ24およびガイド部材23間に設けられ、該ガイド部材23に対し て磁気ドラム21に近づく方向へ弾性力を付与するばね25と、ホルダ24に挿 通され、ガイド部材23を案内するねじ26と、ガイド部材23の回動中心に設 けられたピン27などとから構成されている。
【0012】 上述した磁気ドラム21は、前述した図19に示す従来のものと同様に磁性材 料からなり、その周面には磁気パターンがN、S、S、N、N、S、S、N…… の如く隣り合う磁極対が逆極性になるように等ピツチ間隔で連続形成されるとと もに、この磁気ドラム21の中心に設けられた軸取付孔に、モータ等の回転機3 1から突出する回転軸32が圧入されている。磁気センサ22は、図2に示すよ うに、磁気感応部が形成されたセンサ本体28と、このセンサ本体28が装着さ れて磁気感応部への電源供給と磁気感応部からの検出信号を処理する回路素子が 混成集積配線されたHIC基板29と、このHIC基板29に接続されたワイヤ ハーネス33とからなっている。ガイド部材23は、HIC基板29を保持する 基部34と、この基部34の一端より突出する腕部35とからなり、基部34に 、回動中心に位置する孔36、および腕部35の付け根部に位置し、回動方向に 沿って形成された長孔37を備えている。
【0013】 上述したホルダ24は、図3に示すように、略T字形の板体にプレス加工を施 すことにより一体的に形成されており、ガイド部材23の基部34の下側に配置 される基板41と、基部34の上側に配置される段部42と、基部34の後側に 配置され、ばね25の一端を受ける折曲部43とからなっている。基板41には 、上記の孔36、および回転機31の取付面31aに形成されるねじ孔44に対 向するねじ孔45と、取付面31aに形成される孔46に係合する突部47とが 設けられている。段部42には、上記の長孔37、および取付面31aに形成さ れるねじ孔48に対向する孔49が設けられている。長孔37は、図7に示すよ うに、孔49より大きく形成されており、これらの長孔37、孔49にねじ26 が挿入されたとき、このねじ26が長孔37を形成する縁部に接触しないように なっている。折曲部43には、基部34に対向し、ばね25の一端に係合する突 部50が設けられている。上述したピン27は、図5に示すように、ばね51が 装着されるとともに、孔36に挿通される円筒部52と、この円筒部52の一端 に設けられ、ドライバ等により回転駆動される頭部53と、円筒部52の他端に 設けられ、ねじ孔45に螺合するねじ部54と、このねじ部54および円筒部5 2間に形成される小径部55とからなっている。
【0014】 この第1の実施例にあっては、まず予備工程として、図2に示すように、ガイ ド部材23に磁気センサ22を接着固定して、HIC基板32にワイヤハーネス 33をはんだ付けした後、図4に示すように、磁気センサ22が接着固定された ガイド部材23にホルダ24を組み込み、ばね51を介してピン27をガイド部 材23の孔36に挿入し、ピン27のねじ部54をホルダ24のねじ孔45に螺 合させる。次いで、図6に示すように、ばね25をたわませて一端を折曲部43 の突部50に係合させ、他端をガイド部材23の後端に当接させることにより、 該ばね25をホルダ24およびガイド部材23間に装着する。このようにして磁 気センサ22、ガイド部材23およびホルダ24などからなるブロツク56を得 るとともに、磁気ドラム21に着磁処理を施した後、円周面にギャップ調整用の スペーサ57を貼り付ける。
【0015】 このようにして得たブロツク56および磁気ドラム21はアツセンブリメーカ に搬送され、アツセンブリメーカでは、本工程として、図8に示すように回転機 31の回転軸32に磁気ドラム21を所定位置まで圧入し、これと前後して、図 9に示すように回転機31の取付面31aにブロツク56を載置し、磁気ドラム 21の円周面に付着したスペーサ57に磁気センサ22のセンサ本体31を当接 させる。このとき、ホルダ24の突部47を取付面31aの孔46に挿入すると もに、ピン27のねじ部54を取付面31aのねじ孔44に螺合させた状態で該 ピン27を締め込む。これにより、図5に示すように、ピン27の小径部55が ホルダ24のねじ孔45に係合し、ピン27の円筒部52の端部によりホルダ2 4が取付面31aに対して押圧されるので、ホルダ24が固定される。また、ガ イド部材23は、ばね51により弾性的に支持されて水平方向に回動可能となっ ており、ばね25によりドラム21に近づく方向へ弾性力を付与されていること から、該ガイド部材23は所定位置まで回動する。次いで、図10に示すように 、孔49、37に挿入され、ねじ孔48に螺合するねじ26を締め込み、ガイド 部材23を固定した後、磁気ドラム21の円周面からスペーサ57を取り除くよ うになっている。
【0016】 このように構成した第1の実施例では、磁気ドラム21と磁気センサ22間の ギャップをスペーサ57を用いて調整する際、該スペーサ57に対して磁気セン サ22をばね25により一定の力で圧接させることができる。また、ねじ26が ガイド部材23の長孔37を形成する縁部に接触しないようになっていることか ら、該ガイド部材23の回動時にねじ26との摩擦が生じることがなく、ガイド 部材23の回動を円滑に行うことができ、磁気センサ22の押圧する力がばらつ くことを防止できる。
【0017】 図11は本考案の磁気式ロータリエンコーダの第2の実施例を示す斜視図、図 12はガイド部材に磁気センサを固定した状態を示す斜視図、図13はホルダを 示す斜視図、図14はホルダにガイド部材を装着する工程を説明する正面図、図 15はガイド部材およびホルダ間にばねを装着する状態を示す正面図、図16は 磁気ドラムの円周面にギャップ調整用スペーサが付着された状態を示す正面図、 図17は磁気ドラムと磁気センサ間のギャップの調整時の状態を示す説明図、図 18は磁気ドラムと磁気センサ間のギャップの調整後の状態を示す説明図である 。なお、前述した図1〜図10に示すものと同等のものは同一符号を付してある 。すなわち、21は磁気ドラム、22は磁気センサ、31は回転機、31aは取 付面、32は回転軸、57はスペーサである。
【0018】 この第2の実施例の磁気式ロータリエンコーダは、図11に示すように、磁気 ドラム21と、磁気センサ22が固定されたガイド部材61と、このガイド部材 61を相対的移動可能に保持するホルダ62と、これらのホルダ62およびガイ ド部材61間に設けられ、該ガイド部材61に対して磁気ドラム21に近づく方 向へ弾性力を付与するばね63と、ホルダ62に挿通され、ガイド部材61を案 内する一対のねじ64、65と、ホルダ62を固定する一対のねじ66、67な どとから構成されている。
【0019】 上述したガイド部材61の両端には、図12に示すように、該ガイド部材61 の移動方向に沿って形成され、ねじ64、65がそれぞれ挿入される長孔71、 72が設けられている。一方の長孔71は、回転機31の取付面31aに形成さ れるねじ孔73に対向し、他方の長孔72も取付面31aに形成される別のねじ 孔74に対向する。上述したホルダ62は、図13に示すように、板体にプレス 加工を施すことにより一体的に形成されており、ガイド部材61の上側に配置さ れる基板75と、ガイド部材61の前側にそれぞれ突出し、取付面31aに取付 られる段部76、77と、ガイド部材61の後側に配置され、ばね63の一端を 受ける折曲部78とからなっている。基板75には、上記の長孔71、72にそ れぞれ対向する孔79、80が設けられている。一方の長孔71は孔79より大 きく形成され、これらの長孔71、孔79にねじ64が挿入されたとき、このね じ64が長孔71を形成する縁部に接触しないようになっており、他方の長孔7 2も同様である。段部77には、回転機31の取付面31aに形成されるねじ孔 81に対向する孔82が設けられ、他の段部76にも同様の孔83が設けられて いる。折曲部78には、ガイド部材61の後端に対向し、ばね63の一端に係合 する突部84が設けられている。
【0020】 この第2の実施例にあっては、まず予備工程として、図12に示すように、ガ イド部材61に磁気センサ22を接着固定して、HIC基板32にワイヤハーネ ス33をはんだ付けした後、図14に示すように、磁気センサ22が接着固定さ れたガイド部材61にホルダ62を組み込み、図15に示すように、ばね63を たわませて一端を折曲部78の突部84に係合させ、他端をガイド部材61の後 端に当接させることにより、該ばね63をホルダ62およびガイド部材61間に 装着する。このようにして磁気センサ22、ガイド部材61およびホルダ62な どからなるブロツク85を得るとともに、磁気ドラム21に消磁処理を施した後 、円周面にギャップ調整用のスペーサ57を貼り付ける。
【0021】 このようにして得たブロツク85および磁気ドラム21はアツセンブリメーカ に搬送され、アツセンブリメーカでは、本工程として、図16に示すように回転 機31の回転軸32に磁気ドラム21を所定位置まで圧入し、これと前後して、 図17に示すように回転機31の取付面31aにブロツク85を載置し、ホルダ 62の孔82を取付面31aのねじ孔81に対向させ、これらの孔82、ねじ孔 81にねじ67を挿入して締め込む。同様にしてねじ66を締め込んで、ホルダ 62を回転機31の取付面31aに固定する。このとき、磁気ドラム21の円周 面に付着したスペーサ57に磁気センサ22のセンサ本体31が当接するともに 、ガイド部材61の上面とホルダ62の基板75の下面と間には、図15に示す ように、所定寸法、例えば0.1mm以下の間隙が設けられていることから、磁 気センサ22およびガイド部材61は同図15の左方向へあおられている。そこ で、ホルダ62の孔79、ガイド部材61の長孔71にねじ64を挿入して、取 付面31aのねじ孔73に螺合させて仮締めし、同様に他のねじ65を仮締めす ると、センサ基板22およびガイド部材61があおられる状態が解除される。こ れによって、ガイド部材61は水平方向へ移動可能となり、また、ばね63によ りドラム21に近づく方向へ弾性力を付与されていることから、該ガイド部材6 1は所定の位置まで移動する。次いで、図11に示すように、ねじ64、65を さらに締め込んでガイド部材61を固定した後、磁気ドラム21の円周面からス ペーサ57を取り除くようになっている。
【0022】 このように構成した第2の実施例でも、磁気ドラム21と磁気センサ22間の ギャップをスペーサ57を用いて調整する際、該スペーサ57に対して磁気セン サ22をばね63により一定の力で圧接させることができる。また、ねじ64の ねじ面がガイド部材61の長孔79を形成する縁部に接触しないようになってお り、他のねじ65も同様であることから、該ガイド部材61の移動時にねじ64 、65との摩擦が生じることがなく、ガイド部材61の回動を円滑に行うことが でき、磁気センサ22の押圧する力がばらつくことを防止できる。
【0023】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、磁気ドラムと磁気センサ間のギャップを スペーサを用いて調整する際、該スペーサに対して磁気センサをばねにより一定 の力で圧接させることができ、したがって、磁気センサに過度の押圧力が加えら れることを防止でき、磁気ドラムと磁気センサ間のギャップ調整を簡単かつ正確 に再現性良く行うことができる。
【提出日】平成3年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 この第1の実施例にあっては、まず予備工程として、図2に示す ように、ガイド部材23に磁気センサ22を接着固定して、HIC基板29にワ イヤハーネス33をはんだ付けした後、図4に示すように、磁気センサ22が接 着固定されたガイド部材23にホルダ24を組み込み、ばね51を介してピン2 7をガイド部材23の孔36に挿入し、ピン27のねじ部54をホルダ24のね じ孔45に螺合させる。次いで、図6に示すように、ばね25をたわませて一端 を折曲部43の突部50に係合させ、他端をガイド部材23の後端に当接させる ことにより、該ばね25をホルダ24およびガイド部材23間に装着する。この ようにして磁気センサ22、ガイド部材23およびホルダ24などからなるブロ ツク56を得るとともに、磁気ドラム21に着磁処理を施した後、円周面にギャ ップ調整用のスペーサ57を貼り付ける。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 このようにして得たブロツク56および磁気ドラム21はアツセ ンブリメーカに搬送され、アツセンブリメーカでは、本工程として、図8に示す ように回転機31の回転軸32に磁気ドラム21を所定位置まで圧入し、これと 前後して、図9に示すように回転機31の取付面31aにブロツク56を載置し 、磁気ドラム21の円周面に付着したスペーサ57に磁気センサ22のセンサ本 体28を当接させる。このとき、ホルダ24の突部47を取付面31aの孔46 に挿入するともに、ピン27のねじ部54を取付面31aのねじ孔44に螺合さ せた状態で該ピン27を締め込む。これにより、図5に示すように、ピン27の 小径部55がホルダ24のねじ孔45に係合し、ピン27の円筒部52の端部に よりホルダ24が取付面31aに対して押圧されるので、ホルダ24が固定され る。また、ガイド部材23は、ばね51により弾性的に支持されて水平方向に回 動可能となっており、ばね25によりドラム21に近づく方向へ弾性力を付与さ れていることから、該ガイド部材23は所定位置まで回動する。次いで、図10 に示すように、孔49、37に挿入され、ねじ孔48に螺合するねじ26を締め 込み、ガイド部材23を固定した後、磁気ドラム21の円周面からスペーサ57 を取り除くようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 この第2の実施例にあっては、まず予備工程として、図12に示 すように、ガイド部材61に磁気センサ22を接着固定して、HIC基板29に ワイヤハーネス33をはんだ付けした後、図14に示すように、磁気センサ22 が接着固定されたガイド部材61にホルダ62を組み込み、図15に示すように 、ばね63をたわませて一端を折曲部78の突部84に係合させ、他端をガイド 部材61の後端に当接させることにより、該ばね63をホルダ62およびガイド 部材61間に装着する。このようにして磁気センサ22、ガイド部材61および ホルダ62などからなるブロツク85を得るとともに、磁気ドラム21に着磁処 理を施した後、円周面にギャップ調整用のスペーサ57を貼り付ける。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 このようにして得たブロツク85および磁気ドラム21はアツセ ンブリメーカに搬送され、アツセンブリメーカでは、本工程として、図16に示 すように回転機31の回転軸32に磁気ドラム21を所定位置まで圧入し、これ と前後して、図17に示すように回転機31の取付面31aにブロツク85を載 置し、ホルダ62の孔82を取付面31aのねじ孔81に対向させ、これらの孔 82、ねじ孔81にねじ67を挿入して締め込む。同様にしてねじ66を締め込 んで、ホルダ62を回転機31の取付面31aに固定する。このとき、磁気ドラ ム21の円周面に付着したスペーサ57に磁気センサ22のセンサ本体28が当 接するともに、ガイド部材61の上面とホルダ62の基板75の下面と間には、 図15に示すように、所定寸法、例えば0.1mm以下の間隙が設けられている ことから、磁気センサ22およびガイド部材61は同図15の左方向へあおられ ている。そこで、ホルダ62の孔79、ガイド部材61の長孔71にねじ64を 挿入して、取付面31aのねじ孔73に螺合させて仮締めし、同様に他のねじ6 5を仮締めすると、磁気センサ22が実装された基板およびガイド部材61があ おられる状態が解除される。これによって、ガイド部材61は水平方向へ移動可 能となり、また、ばね63によりドラム21に近づく方向へ弾性力を付与されて いることから、該ガイド部材61は所定の位置まで移動する。次いで、図11に 示すように、ねじ64、65をさらに締め込んでガイド部材61を固定した後、 磁気ドラム21の円周面からスペーサ57を取り除くようになっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 このように構成した第2の実施例でも、磁気ドラム21と磁気セ ンサ22間のギャップをスペーサ57を用いて調整する際、該スペーサ57に対 して磁気センサ22をばね63により一定の力で圧接させることができる。また 、ねじ64のねじ面がガイド部材61の長孔71を形成する縁部に接触しないよ うになっており、他のねじ65も同様であることから、該ガイド部材61の移動 時にねじ64、65との摩擦が生じることがなく、ガイド部材61の回動を円滑 に行うことができ、磁気センサ22の押圧する力がばらつくことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の磁気式ロータリエンコーダの第1の実
施例を示す斜視図である。
【図2】ガイド部材に磁気センサを固定した状態を示す
斜視図である。
【図3】ホルダを示す斜視図である。
【図4】ホルダにガイド部材を装着する工程を説明する
斜視図である。
【図5】ガイド部材およびホルダに挿通されるピンを示
す断面図である。
【図6】ガイド部材および磁気センサ間に設けられたば
ねの部分を示す断面図である。
【図7】ホルダおよびガイド部材のそれぞれ設けられた
貫通孔を示す平面図である。
【図8】磁気ドラムの円周面にギャップ調整用スペーサ
が付着された状態を示す正面図である。
【図9】磁気ドラムと磁気センサ間のギャップの調整時
の状態を示す説明図である。
【図10】磁気ドラムと磁気センサ間のギャップの調整
後の状態を示す説明図である。
【図11】本考案の磁気式ロータリエンコーダの第2の
実施例を示す斜視図である。
【図12】ガイド部材に磁気センサを固定した状態を示
す斜視図である。
【図13】ホルダを示す斜視図である。
【図14】ホルダにガイド部材を装着する工程を説明す
る正面図である。
【図15】ガイド部材およびホルダ間にばねを装着する
状態を示す正面図である。
【図16】磁気ドラムの円周面にギャップ調整用スペー
サが付着された状態を示す正面図である。
【図17】磁気ドラムと磁気センサ間のギャップの調整
時の状態を示す説明図である。
【図18】磁気ドラムと磁気センサ間のギャップの調整
後の状態を示す説明図である。
【図19】磁気式ロータリエンコーダの従来例を示す断
面図である。
【符号の説明】
31 回転機 32 回転軸 21 磁気ドラム 22 磁気センサ 23 ガイド部材 24 ホルダ 25 ばね 26 ねじ 61 ガイド部材 62 ホルダ 63 ばね 64、65 ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 神垣 友夫 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)考案者 三塚 克也 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)考案者 門馬 智章 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)考案者 大隅 保久 宮城県仙台市宮城野区大梶4−2−603

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に磁気パターンを有し、回転機の
    回転軸に挿入固定される磁気ドラムと、磁気センサが固
    定されたガイド部材と、このガイド部材を相対的移動可
    能に保持するとともに、前記回転機に取付けられるホル
    ダと、これらのホルダおよびガイド部材間に設けられ、
    前記磁気センサを前記磁気ドラムに近づく方向へ弾性付
    勢するばねと、前記ガイド部材および前記ガイド部材を
    前記回転機に固定するねじとを備えたことを特徴とする
    磁気式ロータリエンコーダ。
JP1309291U 1991-02-18 1991-02-18 磁気式ロータリエンコーダ Withdrawn JPH04104519U (ja)

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