JPH04104764U - タンデム型ブレーキ倍力装置 - Google Patents

タンデム型ブレーキ倍力装置

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JPH04104764U
JPH04104764U JP1468291U JP1468291U JPH04104764U JP H04104764 U JPH04104764 U JP H04104764U JP 1468291 U JP1468291 U JP 1468291U JP 1468291 U JP1468291 U JP 1468291U JP H04104764 U JPH04104764 U JP H04104764U
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center
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front diaphragm
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透 佐藤
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自動車機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 2つの変圧室間の連通路が遮断されて作動応
答性に悪影響がでることを防止する。 【構成】 密閉シェル6をセンタープレート12とその
前後に配置されたフロントおよびリアの2つのダイアフ
ラム14,16によって4つの室に区画する。両ダイア
フラムの前面側の室を定圧室A,C、後方側の室B,D
を変圧室とする。弁機構20を内蔵したバルブボディ1
8の外周にセンターボディ24を嵌合させる。センター
ボディはセンタープレート12の中央部をシール部材2
6を介して摺動する。上記フロントダイアフラムの内周
部を、センターボディ24の内側へ挿入し、上記シール
部材よりも後方側でバルブボディ18とセンターボディ
24との間に挾持させる。センターボディの内面とフロ
ントダイアフラム14の外面との間を2つの変圧室B,
Dの連通路にし、フロントダイアフラムの外面に複数の
突起14cを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、密閉シェル内にフロントおよびリアの2つのパワーピストンが直列 に配設されたタンデム型ブレーキ倍力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のタンデム型ブレーキ倍力装置は、フロントシェルとリアシェルとから成 る密閉シェル内をセンタープレートによって2つの室に区画し、さらに、センタ ープレートより前方側の室をフロントパワーピストンとフロントダイアフラムに よって2つの室に、また、後方側の室をリアパワーピストンとリアダイアフラム によって2つの室に区画している。
【0003】 センタ−プレ−トの中心部には、流体通路の開閉を行う弁機構を内蔵したバル ブボディがシ−ル部材を介して摺動自在に嵌合し、フロントおよびリアのパワ− ピストンとダイアフラムの内周部は、センタ−プレ−トの前後においてバルブボ ディの外周に固定されている。
【0004】 また、バルブボディ内には、常時負圧源に連通されたフロントダイアフラムの 前面側の室(定圧室)とリアダイアフラムの前面側の定圧室とを連通する通路と 、両ダイアフラムの背面側の室(変圧室)間を連通する通路等が形成されている 。
【0005】 上記従来の構成では、バルブボディとセンタ−プレ−トとの摺動部と、フロン トダイアフラムおよびフロントパワ−ピストンとバルブボディとの締結部とが軸 方向に直列に並んでいるため、倍力装置の全長が長くなるという問題があった。
【0006】 そこで本考案者は、タンデム型ブレーキ倍力装置の全長を短縮するために、バ ルブボディを、弁機構を内蔵する部分とこれに連結される筒状のセンターボディ とに分割し、フロントダイアフラムをセンターボディの先端側から挿入してその 内周部を上記シール部材よりも後方側でバルブボディとセンターボディとにより 挾持させ、センターボディの内面とフロントダイアフラムの外面との間を上記変 圧室間の通路とする構成の考案をした。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、フロントダイアフラムが膨らんでセンターボデ ィの内面に接触した場合に、両変圧室間の連通路を塞いでしまい作動応答性を阻 害するおそれがあった。
【0008】 本考案は上記欠点を除くためになされたもので、変圧室間の通路を遮断してし まうおそれのないタンデム型ブレーキ倍力装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るタンデム型ブレ−キ倍力装置は、密閉シェル内を前後に区画する センタープレートと、センタープレートの前後の室内に進退動可能に配置され、 各室をそれぞれ前方側の定圧室と後方側の変圧室とに区画するフロントダイアフ ラムおよびリアダイアフラムと、バルブボディに内蔵され、上記定圧室と変圧室 間および変圧室と大気間を開閉制御する弁機構と、上記バルブボディに連結され 、上記センタープレートの中心部をシール部材を介して摺動するセンターボディ とを備えており、さらに、上記フロントダイアフラムの内周部を、センターボデ ィの内部でこのセンターボディとバルブボディとの間に挾持させ、センターボデ ィの内面とフロントダイアフラムの外面との間を上記両変圧室間の連通路とし、 かつ、フロントダイアフラムの上記外面に突起を設けたものである。
【0010】
【作用】
本考案に係るタンデム型ブレ−キ倍力装置では、フロントダイアフラムの外面 に突起を形成したので、センターボディの内面とフロントダイアフラムの外面と の間に設けられた両変圧室間の連通路が閉塞されるおそれがない。
【0011】
【実施例】
以下、図示実施例により本考案を説明する。図1は本考案の一実施例に係るタ ンデム型ブレ−キ倍力装置の縦断図面であり、フロントシェル2とリアシェル4 とにより構成された密閉シェル6内にフロントパワ−ピストン8とリアパワーピ ストン10とが直列に配置されている。この密閉シェル6内は、センタープレー ト12によりフロントパワーピストン8側の前方室と、リアパワーピンスト10 側の後方室とに区画され、さらに前方室は上記フロントパワーピストン8の背面 に取り付けたフロントダイアフラム14により圧力室A,Bに、また後方室はリ アパワーピンスト10の背面に取付けたリアダイアフラム16により圧力室C, Dにそれぞれ区画されている。
【0012】 密閉シェル6の軸芯部には、小径の筒部18aをリアシェル4の後方側へ突出 させてバルブボディ18が配設されている。このバルブボディ18内には、従来 周知の弁機構20が内蔵されており、入力軸22の操作によって上記両ダイアフ ラム14,16の前面側の圧力室A,C(定圧室)と背面側の圧力室B,D(変 圧室)との間、および変圧室B,Dと大気中との間を連通遮断する。
【0013】 バルブボディ18の密閉シェル6内に位置する大径部18bの外周にはセンタ ーボディ24が嵌合されている。バルブボディ18の中央部外周には環状溝18 cが形成され、この環状溝18c内にリアパワーピストン10およびリアダイア フラム16の内周部が嵌着されており、このリアパワーピストン10とバルブボ ディ18の段部との間に、センタボディ24の後端に設けられた内向きフランジ 24aが挾持固定されている。
【0014】 センタボディ24の外周面は、センタープレート12の中央部に対し、シール 部材26を介して摺動するようになっている。
【0015】 フロントパワーピストン8の内周部は、リア側へ延びる円筒状になっており、 この円筒部8aがセンターボディ24の内面に対して間隙を隔てて嵌合している 。フロントパワーピストン8の円筒部8a後端は内側へ折曲げられており、バル ブボディ18の外周段部18dに係合している。バルブボディ18の外周段部1 8dに隣接して環状溝18eが設けられており、この環状溝18e内にフロント ダイアフラム14の内周縁部14aが嵌着され、その外周側に、センターボディ 24の肉厚部24b内面がオーバーラップしてフロントダイアフラム14および フロントパワーピストン8を固定している。なお、フロントダイアフラム14の 内周縁部14aは、センターボディ24とシール部材26との摺動部、すなわち センターボディ24の外周面の内側に位置している。
【0016】 センターボディ24の肉厚部24bには軸方向に貫通する孔24cが形成され ている。フロントパワーピストン8の円筒部8aの外面に支持されているフロン トダイアフラム14の円筒部分14bの外面には、複数個の突起14cが設けら れてる。また、センターボディ24の先端面にはスリット24dが形成されてい 。そして、上記センターボディ24の貫通孔24c、フロントダイアフラム14 の円筒部分14bとセンターボディ24内面との間の空間27およびセンターボ ディ24の先端面とこれに向かい合うフロントダイアフラム14との間の間隙2 8によって、上記両変圧室B,D間を接続する大気通路が構成されている。
【0017】 上記構成に係るタンデム型ブレーキ倍力装置では、フロントダイアフラム14 およびフロントパワーピストン8をセンターボディ24の内側ヘ入れ、センター プレート12とセンターボディ24との摺動部(シール部材26)よりも後方側 において、バルブボディ18とセンターボディ24とによって固定したもので軸 方向の長さを短縮することができる。なお、倍力装置の作動時には、フロントダ イアフラム14の内周縁部14aがシール部材24よりも前方へ移動する場合も 有る。また、センターボディ24とフロントダイアフラム14との空間27を大 気通路とし、センターボディ24の固定はバルブボディ18とリアーパワーピス トン10とで行い、大気通路部には荷重のかからない構成とすることにより通路 面積を大きくとれるようにした。
【0018】 しかも、センターボディ24の先端面にスリット24dを形成したので、バキ ュームを作用させない状態で入力軸を踏み込んだ場合、例えばマスターシリンダ のエア抜き作業時等において、フロントダイアフラム14がパワーピストン8か ら離れてセンターボディ24と接触しても、変圧室B,D間の連通を遮断するこ とがないので、大きな抵抗となるおそれがなく、また、通常作動時の応答性への 影響がでることも防止できる。
【0019】 さらに、フロントダイアフラム14のセンターボデイ24内の部分に突起14 cを設けたので、フロントダイアフラム14が膨らんだ場合でも常に変圧室B, D間の通路を確保するこができるので、作動応答性への悪影響がでることを防止 でき、また、バキュームなしでの踏込時の抵抗が大きくなることも防止できる。 しかも、上記突起14cは、センターボデイ24の組付挿入時のガイドとなるの で、組付作業性を改善することができる。
【0020】 なお、上記実施例では、センターボデイ24の先端面にスリット24dを設け たけが、これに変えて、この先端面と向かい合うフロントダイアフラム14側に 凹凸あるいは突条を設けても良いことは勿論である。また、フロントダイアフラ ム14の外面に設けた複数の突起14cに変えて軸方向に延びる突条等を設けて 大気通路を確保するようにしても良い。
【0021】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、タンデム型ブレーキ倍力装置の両変圧室間 の連通路を確保することができるので、作動応答性に悪影響をが出るのを防止す ることができ、また、バキュームを作用させない状態での踏込時の抵抗が大きく なることを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るタンデム型ブレーキ倍
力装置の縦断面図である。
【符号の説明】
6 密閉シェル 12 センタープレート 14 フロントダイアフラム 14a フロントダイアフラムの内周部 14c フロントダイアフラムの突起 16 リアダイアフラム 18 バルブボディ 20 弁機構 24 センターボディ 26 シール部材 A,C 定圧室 B,D 変圧室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉シェル内を前後に区画するセンター
    プレートと、センタープレートの前後の室内に進退動可
    能に配置され、各室をそれぞれ前方側の定圧室と後方側
    の変圧室とに区画するフロントダイアフラムおよびリア
    ダイアフラムと、バルブボディに内蔵され、上記定圧室
    と変圧室間および変圧室と大気間を開閉制御する弁機構
    と、上記バルブボディに連結され、上記センタープレー
    トの中心部をシール部材を介して摺動するセンターボデ
    ィとを備えたタンデム型ブレーキ倍力装置において、上
    記フロントダイアフラムの内周部を、センターボディの
    内部でこのセンターボディとバルブボディとの間に挾持
    させ、センターボディの内面とフロントダイアフラムの
    外面との間を上記両変圧室間の連通路とし、かつ、フロ
    ントダイアフラムの上記外面に突起を設けたことを特徴
    とするタンデム型ブレーキ倍力装置。
JP1991014682U 1991-02-21 1991-02-21 タンデム型ブレーキ倍力装置 Expired - Lifetime JP2537330Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035167U (ja) * 1989-05-31 1991-01-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH035167U (ja) * 1989-05-31 1991-01-18

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