JPH04105879U - 小型テープカセツト - Google Patents
小型テープカセツトInfo
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- JPH04105879U JPH04105879U JP1991015244U JP1524491U JPH04105879U JP H04105879 U JPH04105879 U JP H04105879U JP 1991015244 U JP1991015244 U JP 1991015244U JP 1524491 U JP1524491 U JP 1524491U JP H04105879 U JPH04105879 U JP H04105879U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一対のリールハブの不要な回転を夫々防止す
る両ブレーキ機構の解除動作を連動可能に構成した小型
テープカセットにおいて、記録再生装置のカセット駆動
部がカセット下方より挿入される側のリールハブ25の
回転を防止するブレーキ部材51に、カセット駆動部に
より押上げられるリールハブ25の下リールフランジ2
6と当接可能で、このブレーキ部材51を解除方向に移
動させる斜面状係合部56を設ける。 【効果】 磁気テープの巻上げ過ぎで供給側リールハブ
25が移動不能になっても、カセットケースへの収納、
VTRへの装填時に、リールハブ25の下リールフラン
ジ26とブレーキ部材51の斜面状係合部56との当接
により、ブレーキが自動的に解除されるため、供給側リ
ールハブ25が回転可能となって、移動できることによ
り、確実に収納、装填できる。
る両ブレーキ機構の解除動作を連動可能に構成した小型
テープカセットにおいて、記録再生装置のカセット駆動
部がカセット下方より挿入される側のリールハブ25の
回転を防止するブレーキ部材51に、カセット駆動部に
より押上げられるリールハブ25の下リールフランジ2
6と当接可能で、このブレーキ部材51を解除方向に移
動させる斜面状係合部56を設ける。 【効果】 磁気テープの巻上げ過ぎで供給側リールハブ
25が移動不能になっても、カセットケースへの収納、
VTRへの装填時に、リールハブ25の下リールフラン
ジ26とブレーキ部材51の斜面状係合部56との当接
により、ブレーキが自動的に解除されるため、供給側リ
ールハブ25が回転可能となって、移動できることによ
り、確実に収納、装填できる。
Description
【0001】
本考案は、例えば標準テープカセット専用ビデオテープレコーダ(以下VTR
と略記)等の記録再生装置に直接装着するには小型であって、そのVTRでの使
用にはテープカセットアダプタ等を必要とする小型テープカセットに関し、特に
供給側リールハブ及び巻取り側リールハブの各ブレーキ解除動作を連動して確実
に行なえる小型テープカセットに関するものである。
【0002】
周知の如く一般のVTRには、標準タイプの大きさのテープカセットが使用さ
れており、また標準テープカセットよりも小型で、その標準タイプ専用VTRと
の互換性を保ちながら記録再生を可能とした小型テープカセットも実用化されて
いる。
この小型テープカセットは、その小型テープカセット専用VTRにて記録再生
できる一方、標準テープカセット専用VTRで使用する場合には、標準テープカ
セットと略同一形状のテープカセットアダプタを用いて、そのアダプタに小型テ
ープカセットを収納することにより、標準テープカセットと同等に使用可能であ
る。
また携帯撮影に適するようビデオカメラと小型テープカセット専用VTRとが
一体になった所謂カメラ一体型VTRも実用化されている。
【0003】
図13は従来の一般的な小型テープカセットを示す下方から見た外観斜視図で
、開蓋状態を示しており、1は小型テープカセット、2は磁気テープ、3はカセ
ット筐体、4はその上ハーフ、5は同下ハーフ、6はカセット筐体3の前面側開
口を開閉する蓋体、16はブレーキ解除ピン挿入口、21は巻取り側リールハブ
、25は供給側リールハブである。
図示のように、磁気テープ2は、カセット筐体3の前面側開口において、その
左右両端に設けたガイドローラ10,10により案内された状態で張架されてお
り、蓋体6の閉蓋により保護される。カセット筐体3の下ハーフ5には、上ハー
フ4と組立てた状態で、巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外周面
に形成された歯車23をカセット筐体3の一側面に臨ませる切欠部11が形成さ
れている。蓋体6は、カセット筐体3側面に形成されたU字状溝12に嵌装した
板ばね13により前面側へ付勢された摺動片14によって、クリック的に開蓋及
び閉蓋位置に保持される。カセット筐体3側面の切欠部11より後方には、下ハ
ーフ5下面から上ハーフ4にかけて誤挿入防止用溝15が形成されており、下ハ
ーフ5下面で誤挿入防止用溝15側の隅部には、ブレーキ解除ピン挿入口16が
形成されている。
以上の小型テープカセット1を図示せぬ小型テープカセット専用VTRに装着
して使用する場合は、そのVTRのテープカセット挿入口から所定位置まで小型
テープカセット1を挿入することにより、蓋体6を図13の如く略水平位置まで
回動させて開蓋して、この小型テープカセット1を例えば下降させることにより
、供給側リールハブ25がVTRの供給側リールディスク(図示せず)に嵌合し
、巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外周面の歯車23がVTRの
駆動歯車(図示せず)に噛合する。そしてカセット筐体3の前面側開口の凹部7
,8,9に、VTRの垂直及び傾斜ローディング部材とキャプスタン(何れも図
示せず)が夫々臨ませられる。
このように小型テープカセット専用VTRに小型テープカセット1を装着して
、記録再生が可能となる。
また小型テープカセット1を図示せぬ標準テープカセット専用VTRに装着し
て使用する場合には、実公昭60−37739号公報に開示の如く標準テープカ
セットと同一形状のテープカセットアダプタ、或いは標準テープカセットと小型
テープカセットとがともに収納可能な収納トレイの小型テープカセット収納部に
、小型テープカセット1を収納した状態で装着される。
【0004】
ところで、VTRに使用される標準テープカセットや小型テープカセットでは
、カセット筐体内に磁気テープを巻回する一対のリールハブが収納されており、
記録再生時、供給側リールハブに巻回された磁気テープが前面側開口より繰り出
されて、VTRの磁気ヘッドと摺動し、この後、前面側開口から再びその内部に
戻り、巻取り側リールハブに巻回される。また巻戻し時、磁気テープは巻取り側
リールハブから直接供給側リールハブに移送される。
こうした磁気テープの供給巻戻しを行なう供給側リールハブ及び巻取り側リー
ルハブには、夫々のブレーキ機構が設けられており、そのブレーキ機構の動作に
よって、供給側リールハブ及び巻取り側リールハブの不要な回転が防止されてい
る。即ち小型テープカセットの持運び等で外部から衝撃が加えられた場合、供給
側リールハブ、或いは巻取り側リールハブが不要に回動して、磁気テープに緩み
が生じ、これにより回転ムラや磁気テープの折れ曲り、更には切断等のトラブル
が生じる虞を回避するために、ブレーキ機構が備えられている。
【0005】
図14は図13の小型テープカセット1の上ハーフ4を外した状態を示すもの
である。
図示のように、下ハーフ5内に巻取り側リールハブ21及び供給側リールハブ
25が収納されており、磁気テープ2はこの両リールハブ21,25間に張架さ
れる。巻取り側リールハブ21及び供給側リールハブ25には夫々のブレーキ機
構が設けられており、17は巻取り側リールハブ21近傍の下ハーフ5内面に起
設した支軸、31はこの支軸に非回転に軸支された巻取り側リールストッパであ
る。
【0006】
図15は供給側リールハブ25のブレーキ機構を示すもので、供給側リールハ
ブ25の下リールフランジ26の下面には、断面台形状の放射状リブ18…が設
けられており、この放射状リブ18…と対応するように、下ハーフ5内面上には
、放射状溝19…が形成されている。供給側リールハブ25は、図14に示す状
態において、上ハーフ4に固定されたリールスプリング(図示せず)により、上
ハーフ4から下ハーフ5に向かって押圧される。この時、供給側リールハブ25
の下リールフランジ26下面の放射状リブ18…が、下ハーフ5内面上の放射状
溝19…と互いに係合することにより、ブレーキ動作が得られて、供給側リール
ハブ25の不要な回動が常時防止される。
即ち供給側リールハブ25のブレーキ機構は、供給側リールハブ25の下リー
ルフランジ26下面の放射状リブ18…と下ハーフ5内面上の放射状溝19…か
らなる。
このブレーキ解除動作は、小型テープカセット1のVTRへの装着後、VTR
の供給側リールディスクが小型テープカセット1の供給側リールハブ25の下方
からその内容に挿入され、供給側リールハブ25が下ハーフ5内面より若干上方
に押上げられ、上述の放射状リブ18…及び放射状溝19…の係合が外れること
によって行なわれる。
【0007】
図16は巻取り側リールハブ21のブレーキ機構を示すもので、巻取り側リー
ルハブ21近傍の下ハーフ5内面に起設した支軸17に非回転に軸支された巻取
り側リールストッパ31には、下方へ複数の山形状歯部32…が形成されており
、図示せぬスプリングによって、リールストッパ31が下方に付勢されている。
これによりリールストッパ31の山形状歯部32…が、巻取り側リールハブ21
の下リールフランジ22外周面の歯車23に噛合することにより、ブレーキ動作
が得られて、巻取り側リールハブ21の不要な回動が常時防止される。
即ち巻取り側リールハブ21のブレーキ機構は、スプリング、リールストッパ
31の山形状歯部32…及び巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外
周面の歯車23からなる。
このブレーキ解除動作は、小型テープカセット1のVTRへの装着時、VTR
の図示せぬリールブレーキ解除ピンが下ハーフ5のブレーキ解除ピン挿入口16
の下方からその内方に挿入され、リールストッパ31が下ハーフ5内面より上方
に押上げられ、上述の山形状歯部32…と歯車23との噛合が外れることによっ
て行なわれる。
【0008】
ところで、前述したカメラ一体型VTRの普及につれて、小形テープカセッ
トを持運ぶ機会の増加、長時間撮影可能な小形テープカセットへの要求が生じ
ている。
このため前記については、外部から衝撃が加えられても、収納されている磁
気テープに損傷を与えないような構成のテープカセットを得ること、また前記
については、小形テープカセット筐体の寸法上の制約から、従来より薄いベース
フィルムの磁気テープを用いるとともに、同様に、外部から衝撃が加えられても
、収納されている磁気テープに損傷を与えないような構成の小形テープカセット
を得ることが望まれている。
【0009】
そこで本出願人は、特願平2−229804号にて、磁気テープが張架された
一対のリールハブと、この両リールハブの不要な回転を夫々防止する一対のブレ
ーキ機構を備え、且つこの両ブレーキ機構を、その一方のブレーキ機構のブレー
キ解除動作を他方のブレーキ機構に伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連動
可能に構成してなる小型テープカセットを提案した。
しかしながら、その小型テープカセットでは、2つのリールハブを、その夫々
のブレーキ機構が磁気テープの巻上げ方向には回転可能としながら、巻緩み方向
には回転しないようにしたことから、例えば何等かの理由で磁気テープに緩みが
発生してしまった際、或いは適正な磁気テープのたるみを磁気テープの緩みと誤
解して、それを修正しようとした場合等に使用者が巻上げ過ぎると、巻上げられ
過ぎた磁気テープの張力によって、位置移動可能のリールハブ、即ち供給側リー
ルハブが磁気テープの経路方向に引かれ、小型ビデオカセットのカセットケース
への収納や記録再生装置への装填が困難になることが判った。
【0010】
そこで本考案の目的は、磁気テープが誤って巻上げられ過ぎて、供給側リール
ハブが移動不能になった場合でも、カセットケースへの収納、VTRへの装填を
可能とした小型テープカセットを提供することにある。
【0011】
以上の課題を解決すべく本考案は、磁気テープが張架された一対のリールハブ
と、この両リールハブの不要な回転を夫々防止する一対のブレーキ機構を備え、
且つこの両ブレーキ機構を、その一方のブレーキ機構のブレーキ解除動作を他方
のブレーキ機構に伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連動可能に構成してな
る小型テープカセットであって、記録再生装置へのカセット装着時において、そ
の記録再生装置のカセット駆動部がカセット下方より挿入される側のリールハブ
の回転を防止するブレーキ部材に、前記カセット駆動部により押上げられるリー
ルハブの上リールフランジまたは下リールフランジの少なくとも一方と当接可能
で、このブレーキ部材を解除方向に移動させる斜面状または円弧状の何れかの形
状による係合部を設けたことを特徴とする。
【0012】
ブレーキ部材に設けた斜面状または円弧状の何れかの形状による係合部が、記
録再生装置のカセット駆動部により押上げられるリールハブの上リールフランジ
または下リールフランジの少なくとも一方と当接することにより、ブレーキ部材
が解除方向に移動して、カセット駆動部がカセット下方より挿入される側のリー
ルハブのブレーキ状態が解除される。
【0013】
以下に本考案の実施例を図1乃至図12に基づいて説明する。
始めに、図1乃至図12においては、前述した図13乃至図16に示したもの
と同一構成部分には同一符号を付して、以下では、その説明を省略し、また図8
、図11及び図12では、都合上、本考案に係る斜面状係合部または円弧状係合
部を有する部分を省略した。
本考案を適用した小型テープカセットの上ハーフを外して巻取り側リールハブ
21及び供給側リールハブ25の両ブレーキ機構40,50を含み要部を示す図
8のように、本考案の小型テープカセットにおいては、前述した小型テープカセ
ット1からリールストッパ31及び図示せぬスプリングを外し、後述する一対の
ブレーキ機構40,50を付加した構成のものとなっており、供給側リールハブ
25の下リールフランジ26の外周には凹凸状の歯溝27…が形成されている。
尚、凹凸状の歯溝27…としたが、それ以外の形状でも良い。
【0014】
先ず巻取り側リールハブ21のブレーキ機構40は、ブレーキアーム41及び
スプリング49からなる。
ブレーキアーム41は、図8及び図9に示すように、巻取り側リールハブ21
近傍の下ハーフ5内面に起設した支軸17に回転自在に軸支されており、下方に
取付けたスプリング49によって図示矢印a方向に常時付勢されている。
このブレーキアーム41は、スプリング49による矢印a方向の常時付勢によ
り巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外周面の歯車23に係合する
爪部42と、VTRのリールブレーキ解除ピン36によって図示矢印b方向に回
動されるブレーキ解除ピン受け部43と、供給側リールハブ25のブレーキ機構
50側に延びるアーム部45と、このアーム部45の先端に設けられて、供給側
リールハブ25のブレーキ機構50のブレーキ片51に係合する解除動作連動用
の係合ピン部46とを備える。ブレーキ解除ピン受け部43にはピン係合端面4
4が形成されている。
【0015】
図10に示すように、ブレーキアーム41の支軸17は、巻取り側リールハブ
21外周の略接線方向に位置していることから、ブレーキアーム41の爪部42
の形状を、巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外周面の歯車23の
歯面と密に係合するよう選択することにより、図示矢印d方向(巻取り側リール
ハブ21に巻回された磁気テープ2が緩む方向)への巻取り側リールハブ21の
回動を常時確実に防止でき、また図示矢印c方向(巻取り側リールハブ21に磁
気テープ2が巻取られる方向)への巻取り側リールハブ21の回転を常時可能と
する。
【0016】
そして供給側リールハブ25のブレーキ機構50は、図8及び図11に示すよ
うに、ブレーキ片51及びスプリング59からなる。
ブレーキ片51は、供給側リールハブ25近傍の下ハーフ5内面に起設した支
軸37に回転自在に軸支されており、下方に取付けたスプリング59によって図
示矢印e方向に常時付勢されている。
このブレーキ片51は、スプリング59による矢印e方向の常時付勢により供
給側リールハブ25の下リールフランジ26外周面の歯溝27に係合する爪部5
2と、前記ブレーキアーム41のアーム部45先端の係合ピン部46によって図
示矢印f方向に回動される解除動作連動用係合部53とを備える。解除動作連動
用係合部53にはピン部係合端面54が形成されている。
【0017】
図11に示すように、ブレーキ片51の支軸37は、供給側リールハブ25外
周の略接線方向に位置していることから、ブレーキ片51の爪部52の形状を、
供給側リールハブ25の下リールフランジ22外周面の歯溝27に係合するよう
選択することにより、図示矢印h方向(供給側リールハブ25に巻回された磁気
テープ2が緩む方向)への供給側リールハブ25の回動を常時確実に防止でき、
また図示矢印g方向(供給側リールハブ25に磁気テープ2が巻取られる方向)
への供給側リールハブ25の回転を常時可能とする。
【0018】
ところで、上述した小型テープカセットにおいては、ブレーキ作動状態では、
巻取り側リールハブ21及び供給側リールハブ25ともに、磁気テープ2の巻上
げ方向には回転可能であるが、磁気テープ2の緩み方向には回転しない。
従って、例えば何等かの理由で磁気テープに緩みが発生してしまった際、或い
は適正な磁気テープのたるみを磁気テープの緩みと誤解して、それを修正しよう
とした場合等に使用者が巻上げ過ぎると、巻上げられ過ぎた磁気テープ2の張力
によって、図12に示すように、位置移動可能の供給側リールハブ25が磁気テ
ープ2の経路方向に引かれてしまう。
こうなると、供給側リールハブ25は、磁気テープ2の経路方向に引かれてい
ることから、カセット内の移動可能領域を移動できず、カセットをカセットケー
スに収納する際、或いはVTRに装填する際に、カセットのボス、或いはVTR
のリールディスクと位置が合わず、収納、装填不良を起こすことが判った。
【0019】
そこで本考案の第1実施例では、小型テープカセットがVTRに装填された際
の位置よりも供給側リールハブ25が磁気テープ2の経路方向に引かれた状態の
時、供給側リールハブ25の下リールフランジ26が当接する高さに、その下リ
ールフランジ26と当接して、供給側リールハブ25のブレーキ部材をなすブレ
ーキ片51をブレーキ解除方向に回動させる斜面状係合部を、ブレーキ片51に
設ける。
即ち第1実施例を適用したブレーキ片を示す図1のように、ブレーキ片51の
爪部52の上方に突部55を延長して設けるとともに、この突部55の下リール
フランジ26側端面に、爪部52上方に連続する図示例では供給側リールハブ2
5に近づく方向に延びた凹状湾曲斜面による斜面状係合部56を形成する。
【0020】
巻上げ過ぎにより磁気テープ2の経路方向に引かれて、可動範囲内での供給側
リールハブ25の移動が不能になった小型テープカセットを、カセットケースに
収納、或いはVTRに装填した場合の作用を次に説明する。
図2に示すように、供給側リールハブ25がカセットケースのボス(図示せず
)、或いはVTRのカセット駆動部であるリールディスク(図示せず)に当接し
、カセット上方に押上げられることによって、供給側リールハブ25の下リール
フランジ26がブレーキ片51の爪部52に沿って上昇し、記録再生時の供給側
リールハブ25の回転位置の高さを越えたところで、その下リールフランジ26
が斜面状係合部56に当接する。
そして供給側リールハブ25が更に上昇することにより、その下リールフラン
ジ26が斜面状係合部56を押して、ブレーキ片51をブレーキ解除方向に回動
させる。
このブレーキ解除動作によって、供給側リールハブ25は磁気テープ2の緩み
方向に回転可能となり、即ち磁気テープ2を若干繰り出して移動可能となるため
、カセットケースのボス、或いはVTRのカセット駆動部であるリールディスク
(リール台)との位置合わせが可能となって、両者が嵌合できるようになる。
【0021】
次に図3は本考案の第2実施例を示すものである。
この第2実施例では、ブレーキ片51に、供給側リールハブ25の上リールフ
ランジ28と当接する高さの突片57を設けて、この突片57の下面に、図示例
では供給側リールハブ25に近づく方向に延びた凸状湾曲斜面等の如き斜面状係
合部58を形成する。
尚、51aは前記スプリング59挿入用の溝である。
【0022】
この第2実施例によっても、前記第1実施例と同様、図4に示すように、供給
側リールハブ25がカセット上方に押上げられることによって、その供給側リー
ルハブ25の上リールフランジ28が、ブレーキ片51の突片57の斜面状係合
部58に当接し、供給側リールハブ25が更に上昇することにより、その上リー
ルフランジ28が斜面状係合部58を押して、ブレーキ片51をブレーキ解除方
向に回動させて、ブレーキを解除する。
【0023】
次に図5は本考案の第3実施例を示すものである。
この第3実施例では、ブレーキ片51の爪部52の上方に突部155を延長し
て設けるとともに、この突部155の外周を、爪部52上方に連続してブレーキ
状態の供給側リールハブ25と逆方向に膨らみを持たせた円弧状係合部152と
して形成する。
【0024】
この第3実施例によっても、図6の如く供給側リールハブ25の下リールフラ
ンジ26外周の歯溝27とブレーキ片51の爪部52との係合状態において、前
記実施例と同様に供給側リールハブ25がカセット上方に押上げられることによ
り、その供給側リールハブ25の下リールフランジ26が、ブレーキ片51の爪
部52上方に連続する突部155外周の円弧状係合部152に当接する。すると
、図7に示すように、この円弧状係合部152は、爪部52によるブレーキ状態
の供給側リールハブ25と逆方向に膨らみを持たせた形状であり、しかも歯溝2
7に対して充分な大きさの曲率であるため、歯溝27と係合する働きは、ほとん
ど失われている。よって供給側リールハブ25を図示矢印h方向に回転させよう
とする力が加わった場合、円弧状係合部152は、下リールフランジ26外周の
歯溝27から容易に外れ、ブレーキ片51が図示矢印f方向に回動し、ブレーキ
を解除することになる。
【0025】
尚、斜面状係合部または円弧状係合部の取付位置は、実施例に限らず、新たに
斜面状係合部または円弧状係合部を有する突部等をブレーキ部材に設けても良い
のは勿論である。
また以上はVTRに使用される小型テープカセットについて述べたが、VTR
以外の技術分野においても、本考案を適用できることは勿論である。
【0026】
以上のように本考案によれば、一対のリールハブの不要な回転を夫々防止する
両ブレーキ機構の解除動作を連動可能に構成するとともに、特に記録再生装置の
カセット駆動部がカセット下方より挿入される側のリールハブの回転を防止する
ブレーキ部材に、カセット駆動部により押上げられるリールハブの上リールフラ
ンジまたは下リールフランジの少なくとも一方と当接可能で、このブレーキ部材
を解除方向に移動させる斜面状または円弧状の何れかの形状による係合部を設け
てなる小型テープカセットのため、磁気テープが誤って巻上げられ過ぎて、供給
側リールハブが移動不能になり、カセットケースへの収納、VTRへの装填が不
能となった場合にも、その収納、装填作業時にブレーキが自動的に解除されて、
供給側リールハブが回転可能となり、供給側リールハブを移動できることにより
、特別の操作を何等必要とせずに、カセットケースへの収納、VTRへの装填を
確実に行なうことができる。
【図1】本考案を適用した小型テープカセットにおける
第1実施例に係るブレーキ片を示す斜視図
第1実施例に係るブレーキ片を示す斜視図
【図2】本考案の第1実施例に係るブレーキ片による動
作説明図
作説明図
【図3】本考案を適用した小型テープカセットにおける
第2実施例に係るブレーキ片を示す斜視図
第2実施例に係るブレーキ片を示す斜視図
【図4】本考案の第2実施例に係るブレーキ片による動
作説明図
作説明図
【図5】本考案を適用した小型テープカセットにおける
第3実施例に係るブレーキ片を示す要部斜視図
第3実施例に係るブレーキ片を示す要部斜視図
【図6】本考案の第3実施例を適用したブレーキ片によ
るブレーキ状態を示す平面図
るブレーキ状態を示す平面図
【図7】本考案の第3実施例に係るブレーキ片によるブ
レーキ解除動作を示す平面図
レーキ解除動作を示す平面図
【図8】本考案を適用した小型テープカセットの上ハー
フを外した状態の巻取り側リールハブ及び供給側リール
ハブの両ブレーキ機構を含み要部を示す斜視図
フを外した状態の巻取り側リールハブ及び供給側リール
ハブの両ブレーキ機構を含み要部を示す斜視図
【図9】巻取り側リールハブのブレーキ機構を示す斜視
図
図
【図10】巻取り側リールハブのブレーキ機構を示す平
面図
面図
【図11】供給側リールハブのブレーキ機構を示す平面
図
図
【図12】本考案を適用した小型テープカセットにおけ
る供給側リールハブが磁気テープによりテープ繰り出し
方向に引かれた状態を示す平面図
る供給側リールハブが磁気テープによりテープ繰り出し
方向に引かれた状態を示す平面図
【図13】従来の一般的な小型テープカセットを示す下
方から見た外観斜視図
方から見た外観斜視図
【図14】従来の一般的な小型テープカセットの上ハー
フを外した状態を示す斜視図
フを外した状態を示す斜視図
【図15】従来の一般的な小型テープカセットにおける
供給側リールハブのブレーキ機構を示す分解斜視図
供給側リールハブのブレーキ機構を示す分解斜視図
【図16】従来の一般的な小型テープカセットにおける
巻取り側リールハブのブレーキ機構を示す分解斜視図
巻取り側リールハブのブレーキ機構を示す分解斜視図
2…磁気テープ、21,25…リールハブ、22,26
…下リールフランジ、28…上リールフランジ、40,
50…ブレーキ機構、41,51…ブレーキ部材、4
2,52…爪部、46,53…解除動作連動用係合部、
56,58…斜面状係合部、152…円弧状係合部。
…下リールフランジ、28…上リールフランジ、40,
50…ブレーキ機構、41,51…ブレーキ部材、4
2,52…爪部、46,53…解除動作連動用係合部、
56,58…斜面状係合部、152…円弧状係合部。
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気テープが張架された一対のリールハ
ブと、この両リールハブの不要な回転を夫々防止する一
対のブレーキ機構を備え、且つこの両ブレーキ機構を、
その一方のブレーキ機構のブレーキ解除動作を他方のブ
レーキ機構に伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連
動可能に構成してなる小型テープカセットであって、記
録再生装置へのカセット装着時において、その記録再生
装置のカセット駆動部がカセット下方より挿入される側
のリールハブの回転を防止するブレーキ部材に、前記カ
セット駆動部により押上げられるリールハブの上リール
フランジまたは下リールフランジの少なくとも一方と当
接可能で、このブレーキ部材を解除方向に移動させる斜
面状または円弧状の何れかの形状による係合部を設けた
ことを特徴とする小型テープカセット。 - 【請求項2】 磁気テープが張架された一対のリールハ
ブと、この両リールハブの不要な回転を夫々防止する一
対のブレーキ機構を備え、且つこの両ブレーキ機構を、
その一方のブレーキ機構のブレーキ解除動作を他方のブ
レーキ機構に伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連
動可能に構成してなる小型テープカセットであって、記
録再生装置へのカセット装着時において、その記録再生
装置のカセット駆動部がカセット下方より挿入される側
のリールハブの回転を防止するブレーキ部材に、前記カ
セット駆動部により押上げられるリールハブの下リール
フランジと当接可能で、このブレーキ部材の解除を容易
にさせる斜面状または円弧状の何れかの形状による係合
部を設けたことを特徴とする小型テープカセット。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1524491U JP2526120Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 小型テープカセット |
| US07/744,436 US5326047A (en) | 1990-08-31 | 1991-08-13 | Reel-locking mechanism for compact tape cassette |
| HU912754A HU212694B (en) | 1990-08-31 | 1991-08-21 | Compact tape cassette |
| DE69114617T DE69114617T2 (de) | 1990-08-31 | 1991-08-22 | Kassette in kompakter Form mit Band. |
| EP91307757A EP0473368B1 (en) | 1990-08-31 | 1991-08-22 | Compact size tape cassette |
| CS912668A CZ283610B6 (cs) | 1990-08-31 | 1991-08-29 | Kompaktní kazeta na magnetickou pásku |
| PL91291558A PL168262B1 (pl) | 1990-08-31 | 1991-08-29 | Kaseta typu compact PL PL |
| KR1019910014996A KR960003656B1 (ko) | 1990-08-31 | 1991-08-29 | 소형 테이프 카세트 |
| US08/216,405 US5529256A (en) | 1990-08-31 | 1994-03-23 | Dual reel-locking mechanism for compact tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1524491U JP2526120Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 小型テープカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04105879U true JPH04105879U (ja) | 1992-09-11 |
| JP2526120Y2 JP2526120Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31902495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1524491U Expired - Lifetime JP2526120Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1991-02-22 | 小型テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2526120Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP1524491U patent/JP2526120Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2526120Y2 (ja) | 1997-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |