JPH04106145U - 工作機械の故障予防装置 - Google Patents
工作機械の故障予防装置Info
- Publication number
- JPH04106145U JPH04106145U JP1601191U JP1601191U JPH04106145U JP H04106145 U JPH04106145 U JP H04106145U JP 1601191 U JP1601191 U JP 1601191U JP 1601191 U JP1601191 U JP 1601191U JP H04106145 U JPH04106145 U JP H04106145U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- failure
- machine tool
- diagnosis
- normal state
- rule
- Prior art date
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- Pending
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- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工作機械の故障を未然に防止する。比較的精
度の荒い故障判定レベルの設定で、故障の予防診断を正
確に行えるようにする。 【構成】 工作機械1の連続運転中の振動,音,負荷,
サイクルタイム等を統計処理し、正常状態を正常状態学
習手段10に学習させるようにする。この学習結果か
ら、故障診断ルールをルール設定部12に設定し、故障
予防診断手段11より故障の発生を予知させる。その判
断結果により、故障する前に機械を停止し、メンテナン
スを促すようにする。故障予防の診断に際しては、統計
的に異常を捕らえるようにする。
度の荒い故障判定レベルの設定で、故障の予防診断を正
確に行えるようにする。 【構成】 工作機械1の連続運転中の振動,音,負荷,
サイクルタイム等を統計処理し、正常状態を正常状態学
習手段10に学習させるようにする。この学習結果か
ら、故障診断ルールをルール設定部12に設定し、故障
予防診断手段11より故障の発生を予知させる。その判
断結果により、故障する前に機械を停止し、メンテナン
スを促すようにする。故障予防の診断に際しては、統計
的に異常を捕らえるようにする。
Description
【0001】
この考案は、旋盤やマシニングセンタ等の工作機械において故障の予防診断を
行う工作機械の故障予防装置に関するものである。
【0002】
従来、工作機械の故障予防を図る場合、故障しかけていることを機械の異常音
等から作業者の経験により判断したり、あるいは送り軸モータの負荷を設定値と
比較して異常負荷の場合に機械を自動停止させるようにしている。
【0003】
しかし、作業者の経験により判断する場合は、不確実でかつ判断が難しいとい
う問題点がある。また、モータの異常負荷による判断の場合は、機械各部の状態
の相互関係等によって異常と判断すべきレベルが変わるため、しきい値のレベル
設定が難しく、正確な診断が難しいという問題点がある。
【0004】
この考案の目的は、比較的精度の粗い故障判定レベルの設定で、故障の予防診
断が正確に行え、故障の発生を未然に防止できる工作機械の故障予防装置を提供
することである。
【0005】
この考案の構成を実施例に対応する図1と共に説明する。
工作機械(1)の連続運転中の発生音,振動,負荷,および所定時間間隔のう
ちの少なくとも2以上の検出要素を統計的に処理し正常状態の前記各検出要素の
状態量を記憶する正常状態学習手段(10)を設ける。この正常状態学習手段(
10)で記憶した各状態量を基準として作成される故障診断ルールを、ルール設
定部(12)に設定する。前記各検出要素を監視し、ルール設定部(12)の故
障診断ルールに従って故障予知信号(a)を出力する故障予防診断手段(11)
を設ける。
【0006】
この構成よると、正常状態学習手段(10)により、機械連続運転中の発生音
,振動,負荷,および所定時間間隔のうちの少なくとも2以上の検出要素が統計
的に処理され、正常状態の前記各検出要素の状態量が記憶される。この記憶した
各状態量を基準として故障診断ルールを作成し、ルール設定部(12)に設定す
る。故障診断ルールは、前記正常状態の各状態量から、オペレータの判断を加え
て人為的に作成するようにしても良く、また自動生成するようにしても良い。
【0007】
機械の運転時においては、故障予防診断手段(11)により前記各検出要素を
監視し、ルール設定部(12)に設定された故障診断ルールに従って故障予知信
号(a)を出力する。
【0008】
この考案の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。
工作機械1は、後に図2と共に説明するNC旋盤であり、NC装置におけるプ
ログラマブルコントローラの一部の機能手段として、故障予防制御部2が設けて
ある。工作機械1には、音検出器3,振動検出器4,負荷検出器5,および計時
手段6が設けてあり、前記各検出器3〜5の検出信号は、各々サンプリング手段
7〜9を介して故障予防制御部2に入力される。計時手段6の検出信号は、直接
に故障予防制御部2に入力される。
【0009】
故障予防制御部2は、主に正常状態学習手段10と、故障予防診断手段11と
、ルール設定部12とで構成される。正常状態学習手段10は、工作機械1の各
検出器3〜5および計時手段6の検出値を統計的に処理して正常状態時の各状態
量を記憶する手段である。ルール設定部12は、所定の故障診断ルールを設定す
るものであり、前記故障診断ルールは、正常状態学習手段10で記憶した各状態
量を基準として作成される。故障予防診断手段11は、工作機械1の各検出器3
〜5および計時手段6の検出値をを監視し、ルール設定部12の故障診断ルール
に従って故障予知信号aを出力する手段である。故障予知信号aは、工作機械1
の停止指令となり、かつ報知手段13による故障予知の報知指令に使用される。
報知手段13は、ランプやブザー、またはCRT画面によるメッセージ表示手段
等からなる。
【0010】
図2は工作機械1であるタレット旋盤の概略平面図である。主軸台14に支持
された主軸15は、プーリに掛装したベルト16を介して主軸モータ17により
駆動される。タレット18は周面部分に各種の工具19を装着したドラム状のも
のであり、タレットキャリッジ20にタレット軸21を介して割出回転および軸
方向(Z方向)移動可能に搭載されている。タレットキャリッジ20は、ベッド
22のレール23上に横(X方向)移動自在に設置され、送りねじ24およびモ
ータ25により駆動される。主軸台14およびタレットキャリッジ20の前面は
、機体カバー26の一部で覆われ、かつ主軸15の前方に、工具19の磨耗量を
測定する刃先検定装置27が回動アーム28を介して退避可能に設けてある。
【0011】
図1において、音検出器3は工作機械1の所定個所の発生音を検出するマイク
ロフォンであり、振動検出器4は図2の機体カバー26等の振動を検出する手段
からなる。これら音検出器3および振動検出器4は、1または複数個設けられ、
複数個設ける場合は、各々の音検出器3および振動検出器4の検出値が故障予防
制御部2に入力される。振動検出器4は、ワークWの加工面に形成される縞模様
から振動を検出する手段であっても良い。
【0012】
負荷検出器5は、タレットキャリッジ20の駆動用モータ25の負荷電流検出
検出器5aや、タレット18のZ方向送り用モータの負荷電流検出器(図示せず
)、主軸モータ17の負荷電流検出器5b、ベルト16のテンション検出器5c
等からなる。これら各検出器5a〜5cの検出値は、各々が図1の故障予防制御
部2に入力される。図1の負荷検出器5は、これらの検出器5a〜5c等を代表
して示したものである。工作機械1がローダ(図示せず)を有するものである場
合は、ローダの各軸の負荷電流検出器の検出値も故障予防制御部2に入力するよ
うにする。計時手段6は、1個のワークWが加工されるサイクルタイムを計測す
る手段や、刃先検定装置27で工具磨耗量を検定した結果による工具寿命の判定
手段等からなる。
【0013】
図3は、図1の故障予防制御部2の具体例を示す。故障予防制御部2はファジ
ィ制御を行う装置からなり、支援システム29と、故障予防診断手段11と、マ
ンマシン部31とで構成される。故障予防診断手段11は、ファジィ推論部32
と、前記ルール設定部12と、入力変換部33と、出力変換部34と、統計処理
部38とで構成される。
【0014】
ルール設定部12に設定される故障診断ルールは、ファジィ推論部32で推論
を行うための多数の制御ルールからなり、その制御ルールにはIF〜THEN形
式のルールが用いられる。ルール内の程度を表すラベルは、メンバーシップ関数
を用いて定義される。入力変換部33は、図1の各検出器3〜5等から前記のよ
うに故障予防制御部2に入力される各入力信号を、ファジィ推論を行うために正
規化する手段である。出力変換部34は、ファジィ推論により求めた正規化され
た制御量を量子化する手段である。統計処理部38は、所定の検出要素につき、
多数回の検出値の統計的なデータを演算し、演算結果を入力変換部33に出力す
る手段である。
【0015】
支援システム29は、特徴抽出部35とシュミレーション手段36とからなり
、特徴抽出部35に前記正常状態学習手段10が設けてある。特徴抽出部35は
、機械連続運転中の正常状態や異常発生状態の特徴を故障予防制御部2の入力デ
ータから抽出し、故障診断ルールとメンバーシップ関数とを自動生成してルール
設定部12に設定する手段である。シュミレーション手段36は、ルール設定部
12の制御ルールを用いて入力データを変化させたときに、どのような制御出力
が出されるか等の評価を行う手段である。
【0016】
マンマシン部31はルールエディタ37を有し、ルール設定部12に設定され
る制御ルールやメンバーシップ関数の作成,変更,追加,削除等をオペレータの
操作により可能としてある。また、マンマシン部31により、統計処理部38の
処理プログラムや設定値変更を可能としてある。
【0017】
上記構成の動作を説明する。工作機械1の正常状態の連続運転中において、各
検出器3〜5および計時手段6により検出した音,振動,負荷,および所定時間
間隔の検出信号が、故障予防制御部2の正常状態学習手段10により学習される
。この場合に、例えば1個のワークWの加工開始から加工完了までに渡って連続
して出力される各検出器3〜5のアナログ値からなる検出信号b〜dは、サンプ
リング手段7〜9により適宜のサンプリング周期でサンプリングされ、ディジタ
ル値e〜gとして故障予防制御部22に入力される。
【0018】
正常状態学習手段10は、複数回のワーク加工における検出信号を統計的に処
理して、正常状態における各検出要素の状態量や特徴、および各検出要素間の状
態量の関係等を抽出し、記憶する。この記憶された状態量や特徴を基準として、
故障診断ルールやメンバーシップ関数を自動生成し、ルール設定部12に設定す
る。これら故障診断ルールやメンバーシップ関数の自動生成に際して、必要なデ
ータはルールエディタ37により入力され、また自動生成された故障診断ルール
の修正等もルールエディタ37を用いて行われる。
【0019】
故障予防の診断は次のように行われる。工作機械1の運転時において、故障予
防診断手段11は、各検出器3〜5、および計時手段6で検出される検出値を監
視し、ルール設定部12に設定された故障診断ルールに従って故障予知信号aを
出力する。この故障予知信号aにより、工作機械1を停止させ、かつ報知手段1
3に報知を行わせてメンテナンスを促す。
【0020】
前記故障診断に際しては、統計処理部38により演算された統計的な要素、例
えば多数回の運転の繰り返しにおける各回の負荷値の変動等も判断要素とされる
。また、音,振動,負荷等の検出要素の種類や、その検出要素における程度等に
よっては、1回の異常の場合でも、故障予知信号aが出力される。
【0021】
この工作機械の故障予防装置は、このように機械連続運転中の振動や音等を統
計処理し、学習した正常状態と比較することによって故障前に故障予知信号aを
出力するようにしたので、故障の発生を未然に防止することができる。この場合
に、音,振動,負荷,および所定時間間隔のうちの複数の検出要素を総合的に判
断することができるので、正確な故障予知判断が行え、また各検出要素について
の故障判定レベルの設定も比較的精度が粗くて済む。
【0022】
なお、前記実施例では故障予防制御部2はファジィ制御を行うものとしたが、
通常のクリスプ集合の演算による処理のみで故障予知診断を行うものとしても良
い。
【0023】
また、前記実施例は旋盤に適用した場合につき説明したが、この考案は工作機
械一般に適用することができる。
【0024】
この考案の工作機械の故障予防装置は、工作機械の連続運転中の発生音,振動
,負荷,および所定時間間隔等の検出要素を統計的に処理して正常状態を学習す
る正常状態学習手段を設け、この学習結果を基準として作成される故障診断ルー
ルに従い、運転時の各検出要素を監視して故障予知信号を出力するようにしたの
で、故障の発生を未然に防止することができる。この場合に、音,振動,負荷,
および所定時間間隔のうちの複数の検出要素を総合的に判断することができるの
で、正確な故障予知判断が行え、故障判定レベルの設定も比較的精度が粗くて済
むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る故障予防装置の構成
を示す概念図である。
を示す概念図である。
【図2】同故障予防装置を用いる工作機械の一例の平面
図である。
図である。
【図3】同故障予防装置における一部の具体例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1…工作機械、2…故障予防制御部、3…音検出器、4
…振動検出器、5…負荷検出器、6…計時手段、10…
正常状態学習手段、11…故障予防診断手段、12…ル
ール設定部、13…報知手段、a…故障予知信号
…振動検出器、5…負荷検出器、6…計時手段、10…
正常状態学習手段、11…故障予防診断手段、12…ル
ール設定部、13…報知手段、a…故障予知信号
Claims (1)
- 【請求項1】 工作機械の連続運転中の発生音,振動,
負荷,および所定時間間隔のうちの少なくとも2以上の
検出要素を統計的に処理し正常状態の前記各検出要素の
状態量を記憶する正常状態学習手段と、この正常状態学
習手段で記憶した各状態量を基準として作成される故障
診断ルールを設定したルール設定部と、前記各検出要素
を監視し前記ルール設定部の故障診断ルールに従って故
障予知信号を出力する故障予防診断手段とを備えた工作
機械の故障予防装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1601191U JPH04106145U (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 工作機械の故障予防装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1601191U JPH04106145U (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 工作機械の故障予防装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04106145U true JPH04106145U (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=31903115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1601191U Pending JPH04106145U (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 工作機械の故障予防装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04106145U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018072029A (ja) * | 2016-10-25 | 2018-05-10 | ファナック株式会社 | 学習モデル構築装置、故障予測システム、学習モデル構築方法及び学習モデル構築プログラム |
| JP2018156151A (ja) * | 2017-03-15 | 2018-10-04 | ファナック株式会社 | 異常検知装置及び機械学習装置 |
| CH716583A1 (de) * | 2019-09-13 | 2021-03-15 | Reishauer Ag | Verfahren zur Überwachung eines Bearbeitungsprozesses, bei dem Zahnflanken vorverzahnter Werkstücke mit einer Feinbearbeitungsmaschine bearbeitet werden. |
| US12619216B2 (en) | 2019-09-13 | 2026-05-05 | Reishauer Ag | Automatic process control in a gear processing machine |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP1601191U patent/JPH04106145U/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018072029A (ja) * | 2016-10-25 | 2018-05-10 | ファナック株式会社 | 学習モデル構築装置、故障予測システム、学習モデル構築方法及び学習モデル構築プログラム |
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| EP4113228A1 (de) * | 2019-09-13 | 2023-01-04 | Reishauer AG | Automatische prozesskontrolle in einer verzahnungsmaschine |
| US12619216B2 (en) | 2019-09-13 | 2026-05-05 | Reishauer Ag | Automatic process control in a gear processing machine |
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