JPH04106461U - 吸着器 - Google Patents
吸着器Info
- Publication number
- JPH04106461U JPH04106461U JP1016691U JP1016691U JPH04106461U JP H04106461 U JPH04106461 U JP H04106461U JP 1016691 U JP1016691 U JP 1016691U JP 1016691 U JP1016691 U JP 1016691U JP H04106461 U JPH04106461 U JP H04106461U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorbent
- helium gas
- polar
- selectively adsorbs
- polar molecules
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 極低温冷凍機に使用するヘリウムガス中に含
まれている極性分子及び非極性分子による不純物を完全
に除去し極低温冷凍機の故障発生を防止する。 〔構成〕 吸着器4の内部に充填する吸着剤を非極性分
子を選択的に吸着する第一吸着剤7(活性炭)と、極性
分子を選択的に吸着する第二吸着剤8(モレキュラーシ
ーブ又は活性アルミナ)を層別又は混合して使用する。
まれている極性分子及び非極性分子による不純物を完全
に除去し極低温冷凍機の故障発生を防止する。 〔構成〕 吸着器4の内部に充填する吸着剤を非極性分
子を選択的に吸着する第一吸着剤7(活性炭)と、極性
分子を選択的に吸着する第二吸着剤8(モレキュラーシ
ーブ又は活性アルミナ)を層別又は混合して使用する。
Description
【0001】
本考案はギフォード・マクマホンサイクル等による極低温冷凍機に利用される
ヘリウム圧縮機ユニットに関するもので、特にヘリウム圧縮機ユニット内の吸着
器に関する。
【0002】
極低温冷凍機のヘリウム圧縮機ユニットの一般的な構成を図2に示す。リザー
バータンク5内のヘリウムガスはヘリウム圧縮機1により圧縮され、高温高圧の
状態となる。このヘリウムガスは冷却器2で冷却されて油分離器3に送られ、ヘ
リウム圧縮機1内でヘリウムガスに混入した潤滑油が分離される。
【0003】
油分離器3で分離された潤滑油はヘリウム圧縮機1に戻され、潤滑油を分離さ
れたヘリウムガスは吸着器4を経て極低温冷凍機10に送られる。この極低温冷
凍機10内でギフォード・マクマホンサイクル等により寒冷を発生するために膨
張して低圧となったヘリウムガスは前記リザーバータンク5に戻される。
【0004】
上述のヘリウムガスのフローにおいて、ヘリウム圧縮機1内でヘリウムガスに
混入した潤滑油の大部分は油分離器3で分離されるが、極微量はヘリウムガスと
共に極低温冷凍機10に混入してしまう。これを防止するために吸着器4で残留
潤滑油を吸着して極低温冷凍機10へ流入することを防止している。
【0005】
図3は上述の吸着器4として従来から一般に使用されているものの縦断面図で
ある。吸着器本体9には、下側にヘリウムガスの導入管9aが、上側にはヘリウ
ムガスの排出管9bが設けられている。
【0006】
この吸着器本体9の内部には、導入管9a及び排出管9b側にそれぞれフィル
ター6、6が設けられており、このフィルター6、6の間に活性炭7(第一吸着
剤7)が充填されている。
【0007】
油分離器3を通過した後のヘリウムガス中には、極微量の潤滑油と、ヘリウム
圧縮器1内で潤滑油の成分が熱分解、あるいは重合した生成物が含まれてしまう
。これらの潤滑油及び前記生成物は吸着器4内の活性炭7に吸着されて除去され
る筈である。
【0008】
しかし、活性炭7は非極性分子を選択的に吸着する第一吸着剤7であるため、
潤滑油及び生成物中の水等の極性分子は吸着され難い。これらの吸着され難い極
性分子はヘリウムガスと共に極低温冷凍機10に送られ、極低温冷凍機10の寒
冷発生部であるシリンダ内部に凝結し、蓄積される。この凝結した蓄積物により
、極低温冷凍機10から異音が発生し、ひいては極低温冷凍機10の正常な運転
が不可能となってしまう。
【0009】
本考案は上述の問題を解決して、長期間正常運転が可能な極低温冷凍機を提供
することを課題とする。
【0010】
上述の課題を解決するために、ギフォード・マクマホンサイクル等による極低
温冷凍機10に利用されるヘリウム圧縮機ユニット内の吸着器4において、この
吸着器4内に非極性分子を選択的に吸着する第一吸着剤7と、極性分子を選択的
に吸着する第二吸着剤8とを充填したものである。
なお、前記極性分子を選択的に吸着する第二吸着剤8としてモレキュラーシー
ブを利用したもの、又は活性アルミナを利用したものがある。
【0011】
本考案の一実施例としての吸着器を図1に示す。吸着器本体9の形状は図3の
従来の吸着器4と同じである。
【0012】
吸着器本体9内の下側及び上側に設けられたフィルター6、6の間に、下側か
ら第二吸着剤8、第一吸着剤7、第二吸着剤8が充填されている。
【0013】
この第一吸着剤7としては活性炭が使用されているが、第二吸着剤8としては
モレキュラーシーブ、又は活性アルミナが使用される。
【0014】
油分離器3を通過したヘリウムガスには極微量の潤滑油と、潤滑油の成分が熱
分解或いは重合により生じた極微量の生成物とが含まれている。このヘリウムガ
スは吸着器4の下部の導入管9aから吸着器本体9の内部に送られる。
【0015】
吸着器本体9に送られたヘリウムガスは下側のフィルター6を通過し、下側の
第二吸着剤8の吸着層内を通過する。この時、ヘリウムガス中に含まれている極
性分子の不純物は第二吸着剤8に吸着される。
【0016】
下側の第二吸着剤8を通過したヘリウムガスは第一吸着剤7の吸着層を通過す
る。この時、ヘリウムガス中に含まれている非極性分子の不純物は第一吸着剤7
に吸着される。
【0017】
第一吸着剤7を通過したヘリウムガスは更に上側の第二吸着剤8の吸着層内を
通過し、ヘリウムガス中の極性分子の不純物は完全に吸着され、除去される。
【0018】
上側の第二吸着剤8を通過したヘリウムガスは上側のフィルター6を通過して
吸着器本体9の上側の排出管9bから極低温冷凍機10に送られる。
【0019】
上述の実施例では、第一吸着剤7を第二吸着剤8で挟むように吸着層を層別し
て配置したが、第一吸着剤7及び第二吸着剤8を混合して充填しても同様の効果
があることは勿論である。
【0020】
上述のように、吸着器4内に非極性分子を選択的に吸着する第一吸着剤7(活
性炭)と極性分子を選択的に吸着する第二吸着剤8(モレキュラーシーブ又は活
性アルミナ)を充填することにより、ヘリウムガス中に含まれる非極性分子と極
性分子の全ての不純物を除去することが可能である。
【0021】
この結果、極低温冷凍機10に送られるヘリウムガス中の不純物は完全に除去
され、不純物の凝結による極低温冷凍機10の故障発生がなくなる。
【0022】
これにより、信頼性が向上すると共に、極低温冷凍機10の寒冷発生部分が凝
結した不純物による汚染がなく、冷却性能が低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の吸着器の縦断面図である。
【図2】極低温冷凍機のヘリウム圧縮機ユニットの一般
的な構成図である。
的な構成図である。
【図3】従来の吸着器の縦断面図である。
4 吸着器
6 フィルター
7 第一吸着剤
8 第二吸着剤
9 吸着器本体
9a 導入管
9b 排出管
Claims (3)
- 【請求項1】 ギフォード・マクマホンサイクル等によ
る極低温冷凍機に利用されるヘリウム圧縮機ユニット内
の吸着器において、この吸着器内に非極性分子を選択的
に吸着する第一吸着剤と、極性分子を選択的に吸着する
第二吸着剤とを充填したことを特徴とする吸着器。 - 【請求項2】 前記極性分子を選択的に吸着する第二吸
着剤としてモレキュラーシーブを利用した請求項1の吸
着器。 - 【請求項3】 前記極性分子を選択的に吸着する第二吸
着剤として活性アルミナを利用した請求項1の吸着器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1016691U JPH04106461U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 吸着器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1016691U JPH04106461U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 吸着器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04106461U true JPH04106461U (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=31900208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1016691U Pending JPH04106461U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 吸着器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04106461U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016193404A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 大陽日酸株式会社 | 液体ヘリウム用フィルター、及び液体ヘリウム用フィルターユニット |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1016691U patent/JPH04106461U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016193404A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 大陽日酸株式会社 | 液体ヘリウム用フィルター、及び液体ヘリウム用フィルターユニット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0543214B1 (de) | Kühlvorrichtung und Kühlverfahren zur Kühlung eines Mediums innerhalb eines Gefässes | |
| EP1284405A2 (en) | Apparatus and method for purifying air used in cryogenic air separation | |
| KR20010022761A (ko) | 냉매 회수 장치, 냉매 회수 방법, 냉매 회수 장치를 갖춘 냉동 장치, 냉매 회로내의 냉매의 제어 방법 또는 냉매회수 장치의 재생 장치 및 재생 방법 | |
| US4939903A (en) | Refrigerant recovery and purification system and method | |
| EP2137408A1 (en) | Sorption pump with integrated thermal switch | |
| JP4033591B2 (ja) | Sf6ガス回収装置 | |
| US4097248A (en) | Method for decontaminating compressed gas | |
| US5951741A (en) | Hydrocarbon vapor recovery processes and apparatus | |
| JP2002514734A (ja) | 低温発生法及び低温発生装置 | |
| US20230191317A1 (en) | Adsorptive separation apparatus | |
| US2011551A (en) | Method of manufacturing solid carbon dioxide | |
| CN110523206B (zh) | 一种基于压缩低温冷凝方式回收有机溶剂的装置 | |
| CN105944498A (zh) | 油气回收系统及油气回收方法 | |
| JPS62113876A (ja) | クライオポンプ | |
| JP6319264B2 (ja) | 給油装置 | |
| JP3407939B2 (ja) | ガス精製装置 | |
| CN115388616B (zh) | 采用增压液化的火星表面二氧化碳连续捕集系统及其方法 | |
| JP2000274938A (ja) | ガス回収装置 | |
| JPH07294065A (ja) | 冷凍システム | |
| JP3732035B2 (ja) | パルス管冷凍機における動作用冷媒ガスの純度保持方法 | |
| JP2006250457A (ja) | 流体分離装置 | |
| CN223429955U (zh) | 污油超声波分离装置油气冷冻回收装置 | |
| JPH03168569A (ja) | 極低温冷凍機 | |
| JPH0643643Y2 (ja) | 蓄冷式冷凍装置 | |
| JPH0731099Y2 (ja) | 冷凍装置での油吸着器 |