JPH0410662Y2 - - Google Patents

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JPH0410662Y2
JPH0410662Y2 JP1985059236U JP5923685U JPH0410662Y2 JP H0410662 Y2 JPH0410662 Y2 JP H0410662Y2 JP 1985059236 U JP1985059236 U JP 1985059236U JP 5923685 U JP5923685 U JP 5923685U JP H0410662 Y2 JPH0410662 Y2 JP H0410662Y2
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JP
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electromagnetic shield
tank
magnetic flux
conductor
current
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は交流電気機器における電磁シールド
装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
この種装置の従来の構成を第3図に示す。
この図において1は交流電気機器の構造物であ
るタンク、2A,2Bはこのタンク内に収納さ
れ、交流電気機器の交流電流を流す導体である往
復電流バー、3は電磁シールドで、上記往復電流
バー2A,2Bに流れる交流電流によつて発生す
る磁束が上記タンク1に侵入することにより生ず
る漂遊損失を低減すると共にタンクの局部過熱を
防止するため、上記往復電流バーとタンクとの間
でタンク1に近接して平板状の導電体を配設した
ものである。なお、A、B、C、D、Eは電磁シ
ールドおよびタンクの特定の位置を表示するため
の符号である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに上述のような構成の電磁シールドにお
いては、その設置範囲が狭い場合に、電磁シール
ドに生ずる渦電流損失が端部に行くに従つて急激
に増加し、また、タンクに生ずる渦電流損失も電
磁シールドの端部付近に集中しやすいという傾向
があり、その結果、集中部分において局部過熱が
発生するため、所定の損失低減効果および局部過
熱防止効果を得るためには、かなり広い範囲に電
磁シールドを設ける必要があつた。
この考案は、このような問題点を解決するため
になされたものであり、所定の範囲内に設置され
た電磁シールドによつて渦電流損失の低減と、構
造物の局部過熱の防止とを効果的に達成し得るよ
うにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、電磁シールドの端部を、交流電流
の流れる導体に向けて曲面状に折曲して交流電気
機器の構造物からはなしたものである。
〔作用〕
電磁シールドの端部を、交流電流の流れる導体
に向けて曲面状に折曲して交流電気機器の構造物
からはなすことにより、電磁シールドの端部に集
中する渦電流(上記導体に流れる電流による磁束
の内、電磁シールドを通過する磁束によつて電磁
シールド内に発生する)による磁界の影響を上記
構造物に与えにくくなると共に、電磁シールド内
に発生する上記渦電流によつて導体電流による磁
束と反対方向の磁束が生じ、導体電流による磁束
を打消し、結果的に構造物に達する磁束が減少す
る。
〔考案の実施例〕
以下、第1図に示すこの考案の一実施例につい
て説明する。
この図において3はこの考案の特徴とする電磁
シールドで、設置範囲、形状、構成材料等は従来
のものと同様であるが、その端部3Aが交流電流
が流れる導体である往復電流バー2A,2Bに向
けて曲面状に折り曲げられて構造物たるタンク1
から離れるようになされている。その他の構成は
従来のものと同様であるため説明を省略する。電
磁シールド3を上記のように、端部3Aを交流電
流が流れる導体である往復電流バー2A,2Bに
向けて曲面状に折曲してタンク1からはなれる構
成にすることにより、電磁シールドの端効果が緩
和されて損失等が改善されるものである。即ち、
往復電流バー2A,2Bに流れる電流による磁束
の内、電磁シールド3を通過する磁束によつて電
磁シールド3内に発生する渦電流によつて、往復
電流バー2A,2Bの電流による磁束とは反対方
向の磁束が生じ、往復電流バー2A,2Bの電流
による磁束を打ち消し、結果的に構造物であるタ
ンク1に達する磁束を減少させ、タンク1に発生
する渦電流損失を低減させると共に、電磁シール
ド3自身における渦電流損失をも低減させるもの
である。更に重要なことは、電磁シールド3内の
渦電流は表皮効果により端部に集中する性質があ
るため、電磁シールド3が平板のままであると、
端部3Aに集中する渦電流による磁束が多くな
り、タンク1が近くにあると、その影響を大きく
受け、タンク1に生じる渦電流損失も電磁シール
ド3の端部3A付近に集中しやすく、局部過熱が
発生しやすいのであるが、上記のように電磁シー
ルド3の端部3Aを往復電流バー2A,2Bに向
けて曲面状に折曲して、タンク1からはなしてい
るので、端部3Aに集中する渦電流によりタンク
1に生じる渦電流損失が低減し、その局部加熱も
防止しうるものである。
第2図は損失の改善状況を示すための特性図
で、同図aは電磁シールドの各位置における損失
密度を示すもので、横軸のA,B,Cは第1図お
よび第3図においてそれぞれA,B,Cで示した
位置に対応するものでる。この特性図からも明ら
かなとおり、この考案によれば、電磁シールド3
の端部、即ちB位置あるいはC位置近辺における
損失密度のピークが従来のものに比して非常に低
下している。
また、第2図bはタンクの各位置における損失
密度を示すもので、横軸のD,Eは第1図および
第3図においてそれぞれD,Eで示した位置に対
応するものである。この特性図からも明らかなと
おり、この考案によれば、電磁シールドの端部近
辺、即ちE位置付近における損失密度のピークが
従来のものに比して非常に低下している。
この結果、電磁シールドおよびタンクの全損失
も減少し、タンクの局部過熱もほとんど生じな
い。
なお、以上の実施例では交流電気機器における
磁束の発生原因を往復電流バーとして説明した
が、これが変圧器やリアクトルの巻線、その他の
交流電気機器であつても同様であることはいうま
でもない。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成され、電磁シール
ドの端部を交流電流の流れる導体に向けて曲面状
に折曲して構造物からはなした構成にしているた
め渦電流損失の低減と局部過熱の防止に効果があ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す概略図、第
2図は上記実施例における損失改善状況を示すた
めの特性図で、aは電磁シールドの損失密度の分
布を示し、bはタンクの損失密度の分布を示す。
また、第3図は従来の装置を示す概略図である。 図中、1はタンク、2A,2Bは往復電流バ
ー、3は電磁シールドである。なお、同一符号は
それぞれ相当部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 交流電気機器の構造物と交流電流が流れる導
    体との間に、導電体からなる平板状の電磁シー
    ルドを配置してなる交流電気機器の電磁シール
    ド装置において、上記電磁シールドの端部を上
    記導体に向けて曲面状に折曲して上記構造物か
    らはなしたことを特徴とする交流電気機器の電
    磁シールド装置。 (2) 構造物は交流電気機器のタンクであることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の交流電気機器の電磁シールド。 (3) 交流電気機器は変圧器であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    のいずれかに記載の交流電気機器の電磁シール
    ド。 (4) 交流電気機器はリアクトルであることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項のいずれかに記載の交流電気機器の電磁シ
    ールド。
JP1985059236U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH0410662Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985059236U JPH0410662Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JP1985059236U JPH0410662Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Publication Number Publication Date
JPS61174729U JPS61174729U (ja) 1986-10-30
JPH0410662Y2 true JPH0410662Y2 (ja) 1992-03-17

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ID=30585476

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5368916U (ja) * 1976-11-12 1978-06-09
JPS54165721U (ja) * 1978-05-15 1979-11-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61174729U (ja) 1986-10-30

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