JPH0582364A - リアクトル - Google Patents
リアクトルInfo
- Publication number
- JPH0582364A JPH0582364A JP23935391A JP23935391A JPH0582364A JP H0582364 A JPH0582364 A JP H0582364A JP 23935391 A JP23935391 A JP 23935391A JP 23935391 A JP23935391 A JP 23935391A JP H0582364 A JPH0582364 A JP H0582364A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- reactor
- core leg
- magnetic flux
- iron core
- Prior art date
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- Pending
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイルに用いられている絶縁物の寿命が長
く、効率の良いリアクトルを得る。 【構成】 鉄心脚の空隙箇所に、フリンジング磁束を減
殺する補償コイルを設ける。 【効果】 フリンジング磁束の減殺により、コイルの局
部的な損失発生、およびこれによる過熱が防止でき、従
って、絶縁物の寿命が長くなり、かつ、効率が向上す
る。
く、効率の良いリアクトルを得る。 【構成】 鉄心脚の空隙箇所に、フリンジング磁束を減
殺する補償コイルを設ける。 【効果】 フリンジング磁束の減殺により、コイルの局
部的な損失発生、およびこれによる過熱が防止でき、従
って、絶縁物の寿命が長くなり、かつ、効率が向上す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鉄心脚中に空隙を有す
るリアクトルに関するものである。
るリアクトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば電気書院昭和35年発行「変
圧器設計工作法」の305 〜306 ページに記された従来の
リアクトルを示す断面図であり、図において、1はけい
素鋼帯を積層して構成した鉄心、2は鉄心1の鉄心脚、
3は鉄心脚2に設けられた空隙、4は鉄心脚2の周囲に
巻回されたコイルであり、図10の斜視図に示すように断
面が長方形でその表面に絶縁物(図示せず)で絶縁が施
された素線41から成る単導体または複導体を使用して円
筒状に巻回されている。
圧器設計工作法」の305 〜306 ページに記された従来の
リアクトルを示す断面図であり、図において、1はけい
素鋼帯を積層して構成した鉄心、2は鉄心1の鉄心脚、
3は鉄心脚2に設けられた空隙、4は鉄心脚2の周囲に
巻回されたコイルであり、図10の斜視図に示すように断
面が長方形でその表面に絶縁物(図示せず)で絶縁が施
された素線41から成る単導体または複導体を使用して円
筒状に巻回されている。
【0003】このようなリアクトルにおいては、図9に
示するように大部分の磁束φ1 は鉄心脚2中を、空隙3
を通過しながら通るが、一部は空隙3の箇所でフリンジ
ング磁束φ2 となって鉄心脚2から外側へ広がる。この
ような状況において図10に示すようなコイル4を使用し
た場合、図11に示すようにフリンジング磁束φ2 がコイ
ル4の素線41中を通り、フリンジング磁束φ2 の方向に
対して直角方向の素線41寸法が大きいので、コイル4中
に生じる渦電流損が大きくなる。素線5の幅寸法Dと厚
さ寸法t(D>t)を逆にして図12のようにエッジワイ
ズ巻きにしたコイル4の場合も上記と同様な挙動を呈す
る。
示するように大部分の磁束φ1 は鉄心脚2中を、空隙3
を通過しながら通るが、一部は空隙3の箇所でフリンジ
ング磁束φ2 となって鉄心脚2から外側へ広がる。この
ような状況において図10に示すようなコイル4を使用し
た場合、図11に示すようにフリンジング磁束φ2 がコイ
ル4の素線41中を通り、フリンジング磁束φ2 の方向に
対して直角方向の素線41寸法が大きいので、コイル4中
に生じる渦電流損が大きくなる。素線5の幅寸法Dと厚
さ寸法t(D>t)を逆にして図12のようにエッジワイ
ズ巻きにしたコイル4の場合も上記と同様な挙動を呈す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリアクトルは以
上のように構成されているので、フリンジング磁束によ
ってコイルに大きな渦電流損が生じ、そのため、温度が
高くなってコイルに用いられている絶縁物の寿命が短か
くなり、また、電力損失により効率が低下するなどの問
題点があった。この発明は上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、コイルに用いられている
絶縁物の寿命が長く、効率の良いリアクトルを得ること
を目的とする。
上のように構成されているので、フリンジング磁束によ
ってコイルに大きな渦電流損が生じ、そのため、温度が
高くなってコイルに用いられている絶縁物の寿命が短か
くなり、また、電力損失により効率が低下するなどの問
題点があった。この発明は上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、コイルに用いられている
絶縁物の寿命が長く、効率の良いリアクトルを得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリアクト
ルは、コイルと鉄心脚の間で空隙箇所に、ほゞ1ターン
を形成して両端が互いに開放された導体を、鉄心脚の軸
と直角方向に互いに離隔して2つ配置し、上記2つの導
体の両端の互いに対応する同士を接続したものである。
また、上記において2つの導体の両端を互いに接続する
のに代えて、互いに対応する一端同士を接続するととも
に、他端を外部回路に接続するようにしたものである。
ルは、コイルと鉄心脚の間で空隙箇所に、ほゞ1ターン
を形成して両端が互いに開放された導体を、鉄心脚の軸
と直角方向に互いに離隔して2つ配置し、上記2つの導
体の両端の互いに対応する同士を接続したものである。
また、上記において2つの導体の両端を互いに接続する
のに代えて、互いに対応する一端同士を接続するととも
に、他端を外部回路に接続するようにしたものである。
【0006】
【作用】この発明におけるリアクトルは、2つの導体で
囲む空間を通る磁束に対して電磁誘導作用によりこれを
打消すので、フリンジング磁束を減殺する。また、2つ
の導体の一端同士を接続するとともに他端を外部回路に
接続することにより、フリンジング磁束を減殺するとと
もに外部回路で電力を利用することができる。
囲む空間を通る磁束に対して電磁誘導作用によりこれを
打消すので、フリンジング磁束を減殺する。また、2つ
の導体の一端同士を接続するとともに他端を外部回路に
接続することにより、フリンジング磁束を減殺するとと
もに外部回路で電力を利用することができる。
【0007】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例による
リアクトルを示す断面図、図2は図1のII−II線に沿っ
た断面図である。これらの図において、1〜4は図8の
従来例と同様であるので説明を省略する。5は補償コイ
ル、6はコイル4と鉄心脚2の間で空隙3の箇所に配置
された第1の導体で、ほゞ1ターンを形成しているが、
その両端すなわち巻始めと巻終りは互いに閉じずに開放
されている。7は第1の導体6と同様の第2の導体で、
鉄心脚2の軸と直角方向に第1の導体6とは寸法Aだけ
離隔してその外側に配置されている。8,9は第1、第
2の導体6,7の両端の互いに対応する同士、つまり、
巻始め同士と巻終り同士をそれぞれ接続する第1、第2
の接続部である。6〜9が一体的になって補償コイル5
を構成し、閉回路を形成している。図3にその斜視図を
示す。
リアクトルを示す断面図、図2は図1のII−II線に沿っ
た断面図である。これらの図において、1〜4は図8の
従来例と同様であるので説明を省略する。5は補償コイ
ル、6はコイル4と鉄心脚2の間で空隙3の箇所に配置
された第1の導体で、ほゞ1ターンを形成しているが、
その両端すなわち巻始めと巻終りは互いに閉じずに開放
されている。7は第1の導体6と同様の第2の導体で、
鉄心脚2の軸と直角方向に第1の導体6とは寸法Aだけ
離隔してその外側に配置されている。8,9は第1、第
2の導体6,7の両端の互いに対応する同士、つまり、
巻始め同士と巻終り同士をそれぞれ接続する第1、第2
の接続部である。6〜9が一体的になって補償コイル5
を構成し、閉回路を形成している。図3にその斜視図を
示す。
【0008】次に動作について説明する。鉄心脚2中
を、空隙3を通過しながら通る磁束φ1 に対しては、補
償コイル5が1ターンを形成していないのでリアクトル
としての動作に何ら支障はない。一方、フリンジング磁
束φ2 は間隔Aの所で補償コイル5と鎖交し、電磁誘導
作用によりフリンジング磁束φ2 を打消す電流が補償コ
イル5に流れる。このため、コイル4などにおける局部
的な損失発生およびこれによる過熱を避けることができ
る。
を、空隙3を通過しながら通る磁束φ1 に対しては、補
償コイル5が1ターンを形成していないのでリアクトル
としての動作に何ら支障はない。一方、フリンジング磁
束φ2 は間隔Aの所で補償コイル5と鎖交し、電磁誘導
作用によりフリンジング磁束φ2 を打消す電流が補償コ
イル5に流れる。このため、コイル4などにおける局部
的な損失発生およびこれによる過熱を避けることができ
る。
【0009】実施例2.図4はこの発明の他の実施例に
よるリアクトルを示す断面図であり、その補償コイル5
の斜視図を図5に示す。第2の導体7の、図において高
さ方向の寸法を、第1の導体6のそれに比べて大きくし
ている。そのため、図6の一点鎖線で示す補償コイル5
の開口の面積および向きが、フリンジング磁束φ2 と鎖
交するのに、より適したものになっている。
よるリアクトルを示す断面図であり、その補償コイル5
の斜視図を図5に示す。第2の導体7の、図において高
さ方向の寸法を、第1の導体6のそれに比べて大きくし
ている。そのため、図6の一点鎖線で示す補償コイル5
の開口の面積および向きが、フリンジング磁束φ2 と鎖
交するのに、より適したものになっている。
【0010】実施例3.図7はこの発明の更に他の実施
例によるリアクトルの補償コイルを示す説明図であり、
第1、第2の導体6,7の互いに対応する一端同士が接
続部8で互いに接続されているが、他端は互いに接続さ
れず、それぞれに端子10が設けられ、そこから外部回路
11へ接続されている。外部回路11は、例えば整流回路12
と平滑回路13で構成されている。この実施例において
は、補償コイル5に流れる電流によりフリンジング磁束
を減殺するとともに、外部回路11を通して電力を利用す
ることにより効率を向上させることができる。
例によるリアクトルの補償コイルを示す説明図であり、
第1、第2の導体6,7の互いに対応する一端同士が接
続部8で互いに接続されているが、他端は互いに接続さ
れず、それぞれに端子10が設けられ、そこから外部回路
11へ接続されている。外部回路11は、例えば整流回路12
と平滑回路13で構成されている。この実施例において
は、補償コイル5に流れる電流によりフリンジング磁束
を減殺するとともに、外部回路11を通して電力を利用す
ることにより効率を向上させることができる。
【0011】なお、上記実施例では空隙3が1箇所のリ
アクトルを示したが、2箇所以上の空隙3を有するリア
クトルについても同様に適用できる。
アクトルを示したが、2箇所以上の空隙3を有するリア
クトルについても同様に適用できる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば鉄心脚
の空隙箇所に補償コイルを設けるように構成したので、
電磁誘導作用によりフリンジング磁束を減殺し、したが
ってコイルに生じる大きな渦電流損が防止され、そのた
め絶縁物の寿命が長くなるとともに効率が向上する。ま
た、補償コイルから外部コイルへ接続することにより電
力が利用でき、上記効果に加えて、総合的な効率が向上
する効果がある。
の空隙箇所に補償コイルを設けるように構成したので、
電磁誘導作用によりフリンジング磁束を減殺し、したが
ってコイルに生じる大きな渦電流損が防止され、そのた
め絶縁物の寿命が長くなるとともに効率が向上する。ま
た、補償コイルから外部コイルへ接続することにより電
力が利用でき、上記効果に加えて、総合的な効率が向上
する効果がある。
【図1】この発明の実施例1のリアクトルを示す断面図
である。
である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図1のリアクトルの補償コイルを示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】この発明の実施例2のリアクトルを示す断面図
である。
である。
【図5】図4のリアクトルの補償コイルを示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】図5の補償コイルの動作を示す説明図である。
【図7】この発明の実施例3のリアクトルの補償コイル
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図8】従来のリアクトルを示す断面図である。
【図9】図8のリアクトルの動作を示す説明図である。
【図10】図8のリアクトルのコイルを示す断面図であ
る。
る。
【図11】図8のリアクトルの動作を示す説明図であ
る。
る。
【図12】他の従来例のリアクトルの動作を示す説明図
である。
である。
2 鉄心脚 3 空隙 4 コイル 6 第1の導体 7 第2の導体 8 第1の接続部 9 第2の接続部 10 端子 11 外部回路
Claims (2)
- 【請求項1】 空隙を有する鉄心脚、および、この鉄心
脚の周囲に巻回されたコイルを備えたリアクトルにおい
て、上記コイルと鉄心脚の間で上記空隙箇所に、ほゞ1
ターンを形成して両端が互いに開放された導体を、上記
鉄心脚の軸と直角方向に互いに離隔して2つ配置し、上
記2つの導体の両端の互いに対応する同士を接続したこ
とを特徴とするリアクトル。 - 【請求項2】 請求項1記載のリアクトルにおいて、2
つの導体の両端の互いに対応する同士を接続することに
代えて、2つの導体の互いに対応する一端同士を接続す
るとともに、他端を外部回路に接続するようにしたこと
を特徴とするリアクトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23935391A JPH0582364A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | リアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23935391A JPH0582364A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | リアクトル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582364A true JPH0582364A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17043491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23935391A Pending JPH0582364A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | リアクトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0582364A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6642828B2 (en) | 2000-09-08 | 2003-11-04 | Emerson Energy Systems Ab | Airgapped magnetic component |
| CN104126208A (zh) * | 2012-03-21 | 2014-10-29 | 赖茵豪森机械制造公司 | 带有电子构件的功率变压器 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP23935391A patent/JPH0582364A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6642828B2 (en) | 2000-09-08 | 2003-11-04 | Emerson Energy Systems Ab | Airgapped magnetic component |
| CN104126208A (zh) * | 2012-03-21 | 2014-10-29 | 赖茵豪森机械制造公司 | 带有电子构件的功率变压器 |
| US20150009001A1 (en) * | 2012-03-21 | 2015-01-08 | Volker Karrer | Power transformer with electronic components |
| JP2015514308A (ja) * | 2012-03-21 | 2015-05-18 | マシイネンフアブリーク・ラインハウゼン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 電子部品を備えた電力変圧器 |
| US9218902B2 (en) * | 2012-03-21 | 2015-12-22 | Maschinenfabrik Reinhausen Gmbh | Power transformer with electronic components |
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