JPH04106981U - 釣り用リールの発音構造 - Google Patents
釣り用リールの発音構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプールの回転状態を報知する音を軽快なも
のにする。 【構成】 スプール3の横側面に外周部33Bをその横
側面より離間させて取付けられた共鳴体33と、リール
本体1に取付けられその共鳴体33に接触作用しクリッ
ク音を発する音出し係止ピン32とで、発音機構Dを構
成するとともに、音出し係止ピン32と係合してその音
出し係止ピン32をはじき振動させる係止溝33aを形
成し、この係止溝33aを、前記共鳴体33の外周端よ
り中心部に向けて一定長さだけ入り込む切欠溝に形成し
てある。
のにする。 【構成】 スプール3の横側面に外周部33Bをその横
側面より離間させて取付けられた共鳴体33と、リール
本体1に取付けられその共鳴体33に接触作用しクリッ
ク音を発する音出し係止ピン32とで、発音機構Dを構
成するとともに、音出し係止ピン32と係合してその音
出し係止ピン32をはじき振動させる係止溝33aを形
成し、この係止溝33aを、前記共鳴体33の外周端よ
り中心部に向けて一定長さだけ入り込む切欠溝に形成し
てある。
Description
【0001】
本考案は回転体が回転状態にあることを釣り人に知らせる釣り用リールの発音
構造に関する。
【0002】
従来の釣り用リールの発音構造としては、回転体に形成した複数個の係止部と
しての歯部に対して、共鳴体としての係止爪を直接接触作用させ、回転する歯部
で係止爪をはじくことによって発音させていた(例えば特公平1―30450号
公報)。
【0003】
しかし、前記係止爪としては歯部との接触に耐えるだけの強度を備えると同時
に、共鳴体としての快適で明瞭な音の発生を要求されるのであるが、構造上両機
能を同時に満足させることは難しく、強度面を優先させることによって快適で明
瞭な音を確保することが困難である。
特に、トローリング時において、針掛りした魚の走りによってドラグ力に抗し
て糸が引き出されて行くことを回転体としてのスプールの回転を利用して発音さ
せる場合に、船上の騒音に抗して行う必要があるので、明瞭でかつ快適な音に対
する要望は大なるものがある。
本考案の目的は共鳴体として合理的なものを採用し明瞭でかつ快適な発音が可
能な釣り用リールの発音構造を提供する点にある。
【0004】
本第1考案の特徴構成は回転体の回転によってクリック音を発生する発音機構
を設けるとともに、前記発音機構を、音出し係止ピンと、この音出し係止ピンに
対して前記回転体の回転につれて相対回転して共鳴音を発する共鳴体とで構成し
、前記共鳴体に前記音出し係止ピンを係合してはじき振動させる係止溝を複数個
形成し、この係止溝を、前記共鳴体の外周端より中心部に向けて一定長さだけ入
り込む切欠溝に形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0005】
回転体の回転につれて音出し係止ピンが係止溝に落ち込む際に音出し係止ピン
が発音するとともに、その音出し係止ピンが係止溝に落ち込む衝撃力を受けて共
鳴体が振動し発音する。この共鳴体は、係止溝を外周端が開放端となる切欠溝に
形成してあるので、共鳴体としては大きな振動面を有する割には切欠分だけ軽量
化され振動し易く、かつ、隣接する係止溝に挟まれた部分は片持梁となっている
ので、更に、振動し易い状態となっており、高音で快適な音が発せられる。
【0006】
つまり、従来のように、音出し係止ピンだけでなく、音出し係止ピンをはじき
発音させる相手側を共鳴体とすることによって、大きな発音が期待できるととも
に、共鳴体の係止溝を切欠溝に形成することによって、高音で快よい音を発生で
き、船上においても、回転体の回転状態を明確に確認できる。しかも、係止溝の
切り込み長さ、或いは、形成個数、及び切込み幅等を異なるものにすることによ
って、微妙な音色の変化を与え得る。
【0007】
本第2考案による特徴構成は前記共鳴体は、前記係止溝が穿設された外周部を
、取付対象である回転体又はリール本体の取付面より離間させるとともに、その
中心部を前記取付面に接触させた状態で前記回転体又はリール本体に取付けられ
ている点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0008】
つまり、共鳴体のうち係止溝を穿設した部分が、取付面より離間した状態にあ
るので、この部分は取付面の規制を受けることなく、自由振動し易い片持状態に
あり、係止ピンの“たたき”作用を受けて自由振動し、高音を発する。
【0009】
したがって、前記穿設部分を取付面より離間させるだけの簡単な工夫を加える
だけで、より高音で澄んだ快適音を発することができるに至った。しかも、係止
溝の切込み長さ、或いは、形成個数、及び、切込み幅等を異なるものにすること
によって、微妙な音色の変化を与え得る。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、リール本体1に横向き姿勢に配置したスプール軸
2に対し釣り糸を巻回するスプール3を遊転支承すると共に、ハンドル4と連結
する筒軸5からの動力をギヤ変速機構A、及び、ドラグ装置Bを介してスプール
3に伝える巻取り用の伝動系を備えて両軸受リールが構成されている。
前記リール本体1は左右のサイドケース1A,1B、及び、これらサイドケー
ス1A,1Bを継ぐ横向きフレーム1C、右サイドケース1Bにおけるハンドル
支持ケース1Dとからなり、夫々のケース1A,1B,1C,1Dはアルミニウ
ム製の鍛造切削品或いはアルミニウム製のダイキャスト品である。
【0011】
図1に示すように前記ギヤ変速機構Aは、筒軸5に遊転支承した高速巻き取り
用の第1ギヤ6と、低速巻き上げ用の第2ギヤ7と、これらのギヤと咬合する状
態で前記スプール軸2に一体回転可能に支持された第3ギヤ8と第4ギヤ9と、
筒軸5からの動力を第1、第2ギヤ6,7のいずれか一方に伝えるため、第1、
第2ギヤ6,7の係合孔6a,7aに係入可能、かつ、筒軸5にスライド自在に
支持された係合片10と、この係合片10の位置を決める2つの圧縮バネ11a
,11bと、係合片10の位置を設定する操作軸12とを有して成り、このギヤ
変速機構Aでは操作軸12が押し出された状態では内端側の圧縮バネ11aの付
勢力で係合片10が第1ギヤ6の係合孔6aに係入し、図1に示すように操作軸
12を押込み操作した状態では、内端側の圧縮バネ11aを圧縮することで、外
端側の圧縮バネ11bの付勢力で係合片10が第2ギヤ7の係合孔7aに係入す
る。
尚、操作軸12の外端部には溝が形成され、この溝に係合する、スライド型の
ストッパ13がハンドル4に設けられているため、操作軸12を押込み操作した
際には、ストッパ13との係合により操作軸12が押込み状態を保持すると共に
、係合片10と第2ギヤ7の係合孔7aとの位相が一致しない場合には、係合片
10が第2ギヤ7の側面に接触した状態に維持され、この後ハンドル4の回動に
より位相が一致する状態に達すると、圧縮バネ11bの付勢力により係入が完了
するようになっている。
【0012】
更に、このギヤ変速機構Aでは、前記係合片10は筒軸5に形成されたスリッ
トにガイドされるため、筒軸5の軸心と直交する平面上での傾動(回転方向への
傾動)はスリット内面との接触によって阻止されるものの、筒軸5の軸心が存在
する平面に沿う方向での傾動を生じやすいため、係合片10の筒軸内部位に筒軸
5の軸心に沿う方向で筒軸5の内端側に向けて突出する突起部10aを形成し、
この係合片10が筒軸5の内端外壁に操作される際に突起部10aに摺接して係
合片10の傾動を阻止するよう、筒状の姿勢保持部材14が備えられている。
因みに、この姿勢保持部材14は筒軸5の内端部に螺合させたバネ受け部材1
5に一体的に形成されている。
【0013】
次に、ドラグ装置Bについて説明する。図2に示すように、ハンドル4を軸支
する右サイドケース1Bに対してスプール3を挟んで反対側に位置する左サイド
ケース1A側にドラグ装置Bを配置する。前記スプール3をスプール軸2に対し
てスプール軸心周りに回転自在にかつスプール軸心方向にスライド移動可能に支
承するとともに、スプール3の横外側面に摩擦板16を設ける。この摩擦板16
に対向して摩擦面を有する受け止め部材17を配置し、この受け止め部材17を
スプール軸2と一体回転自在でかつスプール軸2のその軸心方向への移動を許容
する状態に、スプール軸2に取付けてある。図2で示すように、スプール3を受
け止め部材17に対して離間した非作用状態からスプール軸2と一体でスプール
3を移動させ、摩擦板16を受け止め部材17の摩擦面に作用させる作用状態に
切替えることのできるドラグ装置Bを構成する。
【0014】
ドラグ装置Bの操作構造について説明する。図1に示すように右サイドケース
1Bのスプール軸心位置にプリセットツマミ22を右サイドケース1Bに回転の
み可能に取付けるとともに、このプリセットツマミ22の内端部にスプール軸2
をその軸心方向に押圧移動させる中間伝動部材23と更に、この中間伝動部材2
3に外嵌螺合され中間伝動部材23の螺進移動を許すとともに、その中間伝動部
材23と一体でスプール軸心方向に移動可能な可動カム体24Aを設けてあり、
この中間伝動部材23をプリセットツマミ22と一体回転可能にかつ後記するカ
ム機構24によってスプール軸心方向にプリセットツマミ22及び可動カム体2
4Aに対して相対移動可能にプリセットツマミ22に装着してある。
前記中間伝動部材23を、カム機構24を構成する可動カム体24Aに螺進可
能に内嵌するとともに、この可動カム体24Aを右サイドケース1Bのボス部1
bにスリットを介してスプール軸心方向にのみ相対スライド移動可能に取付けて
ある。この可動カム体24Aに対向して前記ボス部1bの内周面に回転カム体2
4Bを相対回転可能に配置し、この回転カム体24Bの外端にドラグ操作具25
を一体回転可能に取付けてある。
前記回転カム体24Bと可動カム体24Aとの接当部分にカム機構24を設け
、前記ドラグ操作具25をスプール軸2中心に回転させると、前記カム機構24
の作用によって、可動カム体24A、及び、中間伝動部材23を一体でスプール
軸心方向に移動させ、スプール軸2、及び、スプール3を正逆移動させる。
以上のように、プリセットツマミ22によって中間伝動部材23のみを移動さ
せてドラグ力を初期設定するとともに、ドラグ操作具25で可動カム体24A、
及び、中間伝動部材23を一体で移動させて初期設定力を基準にドラグ力を増減
できる。
【0015】
図5に示すように、ドラグ操作具25の操作域において、図上F位置には外方
に向けて突出付勢された第1ストッパ27を設け、プリセット値にかかわらず、
ドラグ力を最小値とする第1ストッパ27の位置でドラグ操作具25に抵抗を与
えドラグ操作具25がF位置に至ったことを知らせるべく構成するとともに、更
に、フリー域に移動させる場合にはドラグ操作具25を移動させて強制的に第1
ストッパ27を押し込み、ドラグ操作具25の移動を許容する構成を採っている
。ドラグ操作具25を強ドラグ側に移動させそのドラグ操作具25をストライク
ポジション位置Sで受け止める第2ストッパ28を設け、第2ストッパ28を付
勢バネ29で突出付勢された受け止め姿勢と付勢力に抗してドラグ操作具25の
移動域より引退する待機姿勢とに切換可能に構成するとともに、第2ストッパ2
8の頭部を半径方向に右サイドケース1B側面に沿って押し込むことによって、
更に、強力なドラグ域にドラグ操作具25を移動させることができる。
前記第2ストッパ28を付勢バネ29で突出付勢し、右サイドケース1B側面
に沿って押し込む状態に構成するとともに、突出付勢姿勢においても第2ストッ
パ28の頭部が右サイドケース1Bの外周端よりはみ出さない状態に第2ストッ
パ28を設置してあり、この第2ストッパ28の頭部を引掛けてストッパ自体を
損傷させるといったことを防止できる。尚、強ドラグ域より通常ドラグ域に戻す
にはドラグ操作具25を該方向に移動させるだけでよい。第2ストッパ28はド
ラグ操作具25によって待機姿勢に押し込められ、ドラグ操作具25が通過する
と自動的に受け止め姿勢に復帰する。又、図中43はドラグ操作具25のガイド
板である。
【0016】
次に、スプール回転時の音出し機構Dについて説明する。図1に示すように、
右サイドケース1Bの内周面よりスプール3右横側面に向けて、内向きボス1C
を突設するとともに、この内向きボス1Cに音出し係止ピン32をその軸心方向
にスライド移動自在に収納するとともに、バネ30によってスプール3右横側面
に向けて突出付勢する。右サイドケース1Bの外側端にカム部材31を嵌着する
とともに、このカム部材31の中心を貫通して音出し係止ピン32の支持部32
Aをカム部材31より外方に突出させている。このカム部材31の更に外方に回
転筒41を配置し、この回転筒41に操作用ノブ41Aを取付けるとともに、こ
の回転筒41とカム部材31とを一体回転可能に係合連結してある。前記カム部
材31の外側端面にカム面31aを形成するとともに、操作用ノブ41Aを回転
させることによって、カム面31aに沿って係止ピン32を出退移動させること
ができる。一方、スプール3の右横外側面にディスク状の共鳴体33を取付け、
この共鳴体33の外周端に、中心部に向けて一定長さだけ入り込む切欠状係止溝
33aを複数個等間隔に形成してある。この共鳴体33はステンレス製で硬度の
高いものがよい。
前記共鳴体33の複数の係止溝33aと音出し係止ピン32とが順次係合離脱
を繰返すことにより、音出し係止ピン32がはじかれて振動し、共鳴体33を“
たたき”共鳴音を発生させる。前記共鳴体33の中心部33Aをスプール2の右
横側面に接触させて、この中心部33Aで共鳴体33を取付けるとともに、係止
溝33aを設けている穿設部33Bをスプール横外側面より一定間隔をおいて延
出してある。したがって、この穿設部33Bはスプール横外側面の規制を受ける
ことなく、自由振動が可能であり、それだけ高音で澄んだ音を発生する。
【0017】
図2に示すように、前記受け止め部材17の左サイドケース側にラチェットホ
イール18を配置し、このラチェットホイール18を連結部18cを介して受け
止め部材17と一体連結するとともに、このラチェットホイール18の外歯18
aに係合するラチェット爪19を左サイドケース1Aの内周面に揺動可能に軸支
してある。図6に示すように、このラチェット爪19は、ラチェットホイール1
8の外歯18aに咬合する先端係止爪部19Aを備え、板バネ20によって係合
力を受けている。このラチェットホイール18とラチェット爪19によってスプ
ール3の糸繰出し方向への回転を阻止する逆転防止機構Cを構成する。
前記スプール3の先端よりドラグ装置Bの摩擦面を囲む状態にカバー部3Aを
延設するとともに、そのカバー部3Aの内端周面の内側にラチェットホイール1
8のボス部18bを位置させ、このカバー部3Aの内端周面とボス部18b外周
面との間にリップ式環状シール材21を介在させている。前記ラチェットホイー
ル18を外歯形式にすることによって、簡単な構造で環状シール材21を装着す
るボス部18bの外径をラチェット爪19からの衝撃力に耐え得る範囲で細くす
ることができる。その細くなった前記ボス部18bの外径がラチェットホイール
18の外歯18aよりも小径であるので、環状シール材21としてスプール3の
自由回転に与える回転抵抗を小さくできるとともに防水効果も確実性を増し、環
状シール材21のボス部18bに接当するシールリップも小径に出来るので、ス
プールフリー回転時にわざわざシールリップのボス部18bに対する接当作用を
解除する構造を設ける必要もない。
【0018】
〔別実施例〕
図7ないし図8に示すように、ステンレス製の共鳴体33とスプール3横外
側面との間にプラスチックプレート34を介在させて、そのプラスチックプレー
ト34と共鳴体33とをスプール3横外側面にとも付けするとともに、前記共鳴
体33の係止溝33aにプラスチックプレート34より突起部34aを臨ませ、
その突起部34a先端を音出し係止ピン32に向けて突出する。このような構成
により、スプール3の回転につれて共鳴体33側面上に摺接する音出し係止ピン
32は突起部34aで一旦持ち上げられた後落下して共鳴体33側面上に落下す
る際に共鳴体33を“たたく”音だけに限られるので、澄んだ大きな音がする。
図9及び図10に示すように、共鳴体33の先端部33bを音出し係止ピン
32に向けて突設すべく折り曲げ形成にする。係止溝33aは外周端に達する切
欠溝とする。一方、音出し係止ピン32をホルダー35に支持させ、そのホルダ
ー35より延出したロッド35aを右サイドケース1Bに回転自在に枢支する。
右サイドケース1Bの外側面側に、前記ロッド35aに外嵌させてカム体36を
取付けるとともに、このカム体36のカム面36aに接当する位置決めピン35
bをロッド35aに突設してある。前記カム面36aに前記位置決めピン35b
を位置保持する3段階の位置決め部を設け、前記音出し係止ピン32の共鳴体3
3に対する相対位置を変更できるようになっている。つまり、ロッド35a先端
に設けた操作ノブ35Cを回転させ、位置決めピン35bを最低高さの位置決め
部に接当させると、図示するように、音出し係止ピン32とその音出し係止ピン
32に突設した弾性音出し板32cが係止溝33aに係入して、両者32,32
cが音出しをする。この状態より、操作ノブ35cを回転させ、位置決めピン3
5bを中間高さの位置決め部に接当させると、図示するように、弾性音出し板3
2aだけが折り曲げ部より突設した係止溝33aに係合し、音出しを行う。操作
ノブ35cを回転させ、位置決めピン35bを最高高さの位置決め部に接当させ
ると、弾性音出し板32a及び音出し係止ピン32ともに係止溝33aより離間
し、音出しを行わない。
図11及び図12に示すように、スプール3に音出し係止ピン32を埋め込
み装着するとともに、そのピン32先端部をスプール3横外側方に突出させ、そ
の先端部を共鳴体33の係止穴33c内に位置させる。一方、右サイドケース1
Bに音出し係止ピン32の先端部をはじく、固定はじき体37を設け、この固定
はじき体37をトグルバネ38と切換レバ42とによって、音出し係止ピン32
先端に作用する状態と、音出し係止ピン32先端軌跡より外れる非作用状態とに
、切換設定可能に構成してある。音は音出し係止ピン32が固定はじき体37に
接当する毎に自身が発生するとともに、その音出し係止ピン32が共鳴体33の
係止穴33cをたたくことによって、共鳴体33が発音する。このような構成に
よって、音を出す状態と音を出さない状態との切換構造が容易になる。
図13及び図14に示すように、スプール3の横外側面と共鳴体33との間
にプラスチック製固定体39を挟在させるとともに、この固定体39の周壁39
Aの凹入部に共鳴体33の折り返し先端部33cを位置させる。一方、折り返し
先端部33cに対応したスプール軸2の大径部分2Aに前記折り返し先端部33
cに接当する音出し片40を軸支してある。スプール軸2とスプール3が相対回
転した場合に音が発せられる。つまり、ドラグ力が作用してないフリー状態か、
ドラグ力以上の引き力が作用した場合にスプールが回転して発音する。
発音機構Dの検出対象となる回転体としてはスプール3に対する伝動系を構
成するギヤであってもよい。
【0019】
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記
すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】右サイドケースの内の構造を示す縦断面図
【図2】左サイドケースの内の構造を示す縦断面図
【図3】回転ディスクを示す側面図
【図4】ストッパを示す一部切欠側面図
【図5】ストッパとドラグ操作具との作用状態を示す側
面図
面図
【図6】逆止機構を示す縦断側面図
【図7】発音機構の別実施例を示す縦断面図
【図8】図7における回転ディスクを示す側面図
【図9】発音機構の別実施例を示す縦断面図
【図10】図9における回転ディスクを示す側面図
【図11】発音機構の別実施例を示す縦断面図
【図12】図11における回転ディスクを示す側面図
【図13】発音機構の別実施例を示す縦断面図
【図14】図13における回転体を示す側面図
1 リール本体
3 回転体
32 音出し係止ピン
33 共鳴体
33A 中心部
33a 係止溝
D 発音機構
Claims (2)
- 【請求項1】 回転体(3)の回転によってクリック音
を発生する発音機構(D)を設けるとともに、前記発音
機構(D)を、音出し係止ピン(32)と、この音出し
係止ピン(32)に対して前記回転体(3)の回転につ
れて相対回転して共鳴音を発する共鳴体(33)とで構
成し、前記共鳴体(33)に前記音出し係止ピン(3
2)を係合してはじき振動させる係止溝(33a)を複
数個形成し、この係止溝(33a)を、前記共鳴体(3
3)の外周端より中心部に向けて一定長さだけ入り込む
切欠溝に形成してある釣り用リールの発音構造。 - 【請求項2】 前記共鳴体(33)は、前記係止溝(3
3a)が穿設された外周部を、取付対象である回転体
(3)又はリール本体(1)の取付面より離間させると
ともに、その中心部(33A)を前記取付面に接触させ
た状態で前記回転体(3)又はリール本体(1)に取付
けられている請求項1記載の釣り用リールの発音構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP873191U JPH04106981U (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 釣り用リールの発音構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP873191U JPH04106981U (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 釣り用リールの発音構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04106981U true JPH04106981U (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=31899524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP873191U Pending JPH04106981U (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 釣り用リールの発音構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04106981U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020048470A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社シマノ | スピニングリールの発音機構及びスピニングリール |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP873191U patent/JPH04106981U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020048470A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社シマノ | スピニングリールの発音機構及びスピニングリール |
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