JPH04107114U - ホイールローダの変速操作装置 - Google Patents

ホイールローダの変速操作装置

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JPH04107114U
JPH04107114U JP1775991U JP1775991U JPH04107114U JP H04107114 U JPH04107114 U JP H04107114U JP 1775991 U JP1775991 U JP 1775991U JP 1775991 U JP1775991 U JP 1775991U JP H04107114 U JPH04107114 U JP H04107114U
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裕史 大内
修治 今野
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東洋運搬機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドルから手を離す必要がなく誤動作の恐
れも少ないホイールローダの変速操作装置を提供する。 【構成】 車体の換向のためのハンドル12と、該ハン
ドル12付近に設けられ前進後進及び車速段を切り換え
る変速レバー5と、該変速レバー5とは別に設けられ作
業機を操作するための作業機レバーとを備えたホイール
ローダの変速操作装置において、前記変速レバー5は、
揺動自在であると共に軸方向の自動復帰位置に対して押
し引き自在であり、揺動により前進(F)後進(R)が
切り換えられ、押し引きの回数により車速段(1)〜
(4)が切り換えられるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ショベル等の作業機を車体前部に有し、四輪駆動されるホイールロ ーダの変速操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示されるように、ホイールローダは、車体1の前部に、ショベル等の揺 動自在且つ昇降自在な作業機2を有するものであり、車体1は四輪のタイヤ3で 走行自在となっている。そして、車体1を前進させつつ土砂4等を作業機2にす くい、車体1を後進させつつ作業機2内の土砂4を例えばトラックの荷台に排出 するものである。これらの作業を行うため、ホイールローダの車体1には、前進 又は後進の車速を複数段に切り換える変速レバー11、車体の換向のためのハン ドル12及び作業機を操作するための作業機レバー13等を備えた変速操作装置 が設けられている。
【0003】 このようなホイールローダにおいて、例えば、土砂4を作業機2にすくいとっ て図示されないダンプカーに運び入れる場合、右手で作業機レバー13を操作し て作業機2の姿勢を操作しつつ、左手でハンドル12を操作しホイールローダの 走行方向を制御する必要がある。一方、土砂4の運搬に際しては、前進から後進 に切り換える必要があり、土砂4への突っ込みや土砂4からの退避に際しては、 車速段を高速から低速又は低速から高速へと切り換える必要がある。その場合、 右手は作業機レバー13にあり、左手はハンドル12にあって塞がっているため 、前進後進及び車速段の切換が行いずらい変速レバー11となっている。
【0004】 このような変速レバーを備えた変速操作装置の従来例を図4により説明する。 図4において、変速レバー11はハンドル基部に横付けされており、ハンドル面 と略平行面内で揺動させると前進(F)後進(R)が切り換わり、回転させると 高速の四速(4)から低速の一速(1)へと順に切り換わるので、一本の変速レ バー11で前進後進と車速段の切り換えができる。この変速レバー11は、制御 装置20及び電磁弁装置21を介して、油圧クラッチ22を切り換える。なお、 油圧クラッチ22は四輪23とトルクコンバータ24の間に設けられ、トルクコ ンバータ24はエンジン25で駆動される。メインポンプ26は歯車を介してエ ンジン25に連結されている。12はハンドルであり、四輪23を介して車体を 所定の方向に換向させる。13は作業機レバーであり、メインポンプ26からの 油圧で駆動される作業機27を操作する。14はアクセルペダルであり、エンジ ン25の回転数を制御する。15はブレーキペダルであり、四輪23を制動する 。28は操作パネルである。16は操作機レバー13の握り部13aに設けられ たシフトダウンスイッチであり、制御装置20及び電磁弁装置21を介して、例 えば土砂への突っ込み時に車速を低速へと切り換える。
【0005】 図5は他の従来の変速レバーを示す図である。変速レバーは第1レバー11a と第2レバー11bとからなっている。第1レバー11aをハンドル面と略平行 面内で揺動させると前進(F)後進(R)が切り換わり、第2レバー11bをハ ンドル面と略平行面内で揺動させると四速(4)から低速の一速(1)へと順に 切り換わるものである。この第1レバー11a及び第2レバー11bはハンドル 12のノブ近くに配置されており、ノブに掛けた手の指先で操作できる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
図4で説明した回転式の変速レバー11においては、回転させて車速段を切り 換えるためには手で変速レバー11を摘む必要がある。そのため、走行中に車速 段を切り換える場合、操作機レバー13から右手を離し、ハンドル12を左手か ら右手に持ち替える必要があるという問題点がある。また、図5で説明した2本 式の変速レバー11a,11bにおいては、ハンドル12から手を離さずに指先 で操作できるものの、一速から三・四速へとか、三・四速から一速へと誤操作す る可能性が高いという問題点を有していた。
【0007】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、ハンドルから手を離す必要がなく誤動作の恐れも少 ないホイールローダの変速操作装置を提供せんとすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のホイールローダの変速操作装置は、車体の換向のためのハンドルと、 該ハンドル付近に設けられ前進後進及び車速段を切り換える変速レバーと、該変 速レバーとは別に設けられ作業機を操作するための作業機レバーとを備えたホイ ールローダの変速操作装置において、前記変速レバーは、ハンドル面と略平行面 内で揺動自在であると共にハンドル面と略垂直面内で自動復帰位置に対して押し 引き自在であり、揺動により前進後進が切り換えられ、押し引きの回数により車 速段が切り換えられるものである。そして、この変速レバーに付け加えて、ハン ド近辺の作業機レバー側に、ハンドル面と略垂直面内で自動復帰位置に対して押 し引き自在であり、押し引きの回数により車速段が切り換えられる補助変速レバ ーを設けるか、又はブレーキペダル近辺に、自動復帰位置に対して前後揺動自在 であり、前後揺動の回数により車速段が切り換えられる補助変速ペダルを設ける ことが好ましい。
【0009】
【作用】
押し引きで車速段が切り換わるのでハンドルから手を離すことなく指先で操作 可能であり、押し引きの回数で車速段が決まり誤動作も少ない。そして、補助変 速レバー又は補助変速ペダルを設けるとハンドルに集中しつつ車速段を切り換え られる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案のホイール ローダの変速操作装置における変速レバーを示す図である。
【0011】 図1において、変速レバー5は握り部5aと軸5bからなり、軸5bの端は支 持部6となっている。そして、支持部6は、ハンドル基部12aに対して、ハン ドル面と略平行面内で揺動自在であると共に、ハンドル面と略垂直面内で押し引 き自在に支持されている。また、ハンドル基部12aの空洞7には2本のバネ部 材8,8が装着され、このバネ部材8,8の間に変速レバー5の軸5bが位置し ており、図示の水平位置にとどまろうとする自己復帰型となっている。また、空 洞7にはスイッチ9,10が内設されており、変速レバー5の軸5bがスイッチ 9,10に対する作動片となっている。バネ部材8,8に抗して変速レバー5の 握り部5aを指先でA位置に引くと、スイッチ9が作動し、制御装置20は車速 段を一つ上げるものと判断する。逆に、バネ部材8,8に抗して変速レバー5の 握り部5aを指先でB位置に押すと、スイッチ10が作動し、制御装置20は車 速段を一つ下げるものと判断する。すなわち、一速で2回押すと三速に切り換わ る。また、三速で2回引くと一速に切り換わる。順次の切り換わりで誤動作が少 ない。そして、現状の車段速が操作パネル28の液晶表示部28aに図示のよう に表示され、減速又は増速に際して、何回押し引きするかが一目で判断できる。 なお、ハンドル面と略平行面内で揺動自在であり、前進(F)の前方位置又は後 進の手前位置(R)で安定して止まる変速レバー5の構造は、バネ部材8,8や スイッチ9,10のケース全体をハンドル基部12aに対して揺動自在にするこ とにより従来と同様の構造とすることができる。
【0012】 図2は上述した変速レバー5に加えて、補助変速レバー30を設けたものであ る。この補助変速レバー30はウインカーレバー兼用であり、その軸及び支持部 が図1の変速レバー5と同様の構造となっている。この場合、左手でハンドル1 2をしっかり操作しつつ、右手を一時的に操作機レバー13から離し、この補助 変速レバー30を操作する。変速レバー5又は補助変速レバー30と臨機応変に 変速操作ができる。
【0013】 図3は上述した変速レバー5に加えて、補助変速ペダル31を設けたものであ る。この補助変速ペダル31は軸32によって揺動自在であり、図示されないバ ネ部材により図示の位置に自己復帰するようになっている。そして、足で前に一 回揺動させると車速段が一つ上がり、足で後ろに一回揺動させると車速段が一つ 下がるようになっている。この場合も、左手でハンドル12をしっかり操作しつ つ、遊んでいる左足で補助変速ペダル31を操作する。変速レバー5又は補助変 速ペダル31と臨機応変に変速操作ができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案のホイールローダの変速操作装置の変速レバーは、ハンドル面と略平行 面内で揺動自在であると共にハンドル面と略垂直面内で自動復帰位置に対して押 し引き自在であり、揺動により前進後進が切り換えられ、押し引きの回数により 車速段が切り換えられるものであり、ハンドルから手を離すことなく指先で操作 可能であり、押し引きの回数で車速段が決まり誤動作も少ないので、操作し易い 。そして、この変速レバーに付け加えて、補助変速レバー又は補助変速ペダルを 設けるとハンドルに集中しつつ車速段を切り換えられるので、一層操作し易くな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のホイールローダの変速操作装置
を示す図である。
【図2】図2は本考案の他のホイールローダの変速操作
装置を示す図である。
【図3】図3は本考案の他のホイールローダの変速操作
装置を示す図である。
【図4】図4は従来のホイールローダの変速操作装置を
示す図である。
【図5】図5は従来の他のホイールローダの変速操作装
置を示す図である。
【図6】図6はホイールローダの外形図である。
【符号の説明】
6 変速レバー 12 ハンドル 13 作業機レバー 30 補助変速レバー 31 補助変速ペダル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の換向のためのハンドルと、該ハン
    ドル付近に設けられ前進後進及び車速段を切り換える変
    速レバーと、該変速レバーとは別に設けられ作業機を操
    作するための作業機レバーとを備えたホイールローダの
    変速操作装置において、前記変速レバーは、ハンドル面
    と略平行面内で揺動自在であると共に、ハンドル面と略
    垂直面内で自動復帰位置に対して押し引き自在であり、
    揺動により前進後進が切り換えられ、押し引きの回数に
    より車速段が切り換えられることを特徴とするホイール
    ローダの変速操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のホイールローダの変速操
    作装置において、ハンドル近辺の作業機レバー側に、ハ
    ンドル面と略垂直面内で自動復帰位置に対して押し引き
    自在であり、押し引きの回数により車速段が切り換えら
    れる補助変速レバーが設けられたことを特徴とするホイ
    ールローダの変速操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のホイールローダの変速操
    作装置において、ブレーキペダル近辺に、自動復帰位置
    に対して前後揺動自在であり、前後揺動の回数により車
    速段が切り換えられる補助変速ペダルが設けられたこと
    を特徴とするホイールローダの変速操作装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003002081A (ja) * 2001-06-26 2003-01-08 Isuzu Motors Ltd ステアリングホイールの下方に備えられた変速指令操作機構
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JPH02124722U (ja) * 1989-03-23 1990-10-15

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