JPH04108108A - プロピレン重合体延伸物及びその製造方法 - Google Patents
プロピレン重合体延伸物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH04108108A JPH04108108A JP22467690A JP22467690A JPH04108108A JP H04108108 A JPH04108108 A JP H04108108A JP 22467690 A JP22467690 A JP 22467690A JP 22467690 A JP22467690 A JP 22467690A JP H04108108 A JPH04108108 A JP H04108108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crystal orientation
- propylene polymer
- strength
- stretching
- ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、プロピレン重合体延伸物及びその製造方法に
関するものであって、より詳しくは、比較的分子量の高
いポリプロピレン、すなわち、極限粘度[ηJが少なく
とも3.5dβ/g以上であるようなプロピレン重合体
を、流動助剤を使う事なく、ドラフトをかけながら溶融
紡糸することによって得られる、破断強度、破断伸度、
および出力エネルギー量のすぐれたプロピレン重合体延
伸物及びその製造方法に関する。
関するものであって、より詳しくは、比較的分子量の高
いポリプロピレン、すなわち、極限粘度[ηJが少なく
とも3.5dβ/g以上であるようなプロピレン重合体
を、流動助剤を使う事なく、ドラフトをかけながら溶融
紡糸することによって得られる、破断強度、破断伸度、
および出力エネルギー量のすぐれたプロピレン重合体延
伸物及びその製造方法に関する。
[従来の技術及びその問題点]
現在市眼されているポリプロピレン強力糸は、通常、原
料は最も大きい分子量でも極限粘度[η]が2.6d9
/g程度であり、破断伸度は大きいものの破断強度は0
5ないし0.6 GPa程度であり、出力エネルギー量
も小さく満足できるものではない。これは、成形性の面
から、十分に大きな分子量のポリプロピレンを使いこな
せなかったためである。すなわち、十分に分子量の高い
原料を使って紡糸すれば、高強度が期待されるものの、
流動性、成形性の面より従来の技術では高分子1は使い
づらいことから、低分子量品による成形に留まっている
。
料は最も大きい分子量でも極限粘度[η]が2.6d9
/g程度であり、破断伸度は大きいものの破断強度は0
5ないし0.6 GPa程度であり、出力エネルギー量
も小さく満足できるものではない。これは、成形性の面
から、十分に大きな分子量のポリプロピレンを使いこな
せなかったためである。すなわち、十分に分子量の高い
原料を使って紡糸すれば、高強度が期待されるものの、
流動性、成形性の面より従来の技術では高分子1は使い
づらいことから、低分子量品による成形に留まっている
。
一方、何とか高分子量のポリプロピレンを使いこなせな
いか、多くの試みがなされている。例えば、朽木らは、
ポリエチレンにおいて成功したゾーン延伸法をポリプロ
ピレンに適用して、分子量475万のポリプロピレンを
延伸することにより、16.9GPaの弾性率と、0.
74GPa引張強度を有するポリプロピレン繊維を得て
いる。(Journal ofApplied Pol
ymer 5cience、Vnl、28.P179〜
189゜1983+。ここでゾーン延伸法とは、あらか
じめ従来の溶融紡糸法などで調製した繊維の1ないし2
mm部分を局所加熱炉を使用して加熱し、当該部分を延
伸することにより超延伸を行なう方法である。また、ゲ
ル繊維・超延伸法をポリプロピレンに適用した例として
は、PeguyとMan I eyの報告(Polym
er Communication、Vol、25.
P39〜42.1984)があり、彼らはSm1thと
Lemstraが超高分子量ポリエチレンにおいて採用
した方法(Journal ofPolymer Bu
lletin、Vol、 1.733.19791と同
様の方法により、0.75 ないし1,5重量%の溶
液を用いてゲル紡糸・超延伸を行い、36GPaの弾性
率および1.03 GPaの引張強度を有するポリプロ
ピレン繊維を得ている。
いか、多くの試みがなされている。例えば、朽木らは、
ポリエチレンにおいて成功したゾーン延伸法をポリプロ
ピレンに適用して、分子量475万のポリプロピレンを
延伸することにより、16.9GPaの弾性率と、0.
74GPa引張強度を有するポリプロピレン繊維を得て
いる。(Journal ofApplied Pol
ymer 5cience、Vnl、28.P179〜
189゜1983+。ここでゾーン延伸法とは、あらか
じめ従来の溶融紡糸法などで調製した繊維の1ないし2
mm部分を局所加熱炉を使用して加熱し、当該部分を延
伸することにより超延伸を行なう方法である。また、ゲ
ル繊維・超延伸法をポリプロピレンに適用した例として
は、PeguyとMan I eyの報告(Polym
er Communication、Vol、25.
P39〜42.1984)があり、彼らはSm1thと
Lemstraが超高分子量ポリエチレンにおいて採用
した方法(Journal ofPolymer Bu
lletin、Vol、 1.733.19791と同
様の方法により、0.75 ないし1,5重量%の溶
液を用いてゲル紡糸・超延伸を行い、36GPaの弾性
率および1.03 GPaの引張強度を有するポリプロ
ピレン繊維を得ている。
さらに、特開昭58−5228号公報には、ポリプロピ
レンの実施例についても開示されており、極限粘度[η
1)8dI2/g(分子量330万)の超高分子量ポリ
プロピレンの6重量%の濃度の溶液から、弾性率が2:
1.9 GPaであり、引張強度が1.04 GPaで
ある超高分子量ポリプロピレン繊維を製造する例が示さ
れている。
レンの実施例についても開示されており、極限粘度[η
1)8dI2/g(分子量330万)の超高分子量ポリ
プロピレンの6重量%の濃度の溶液から、弾性率が2:
1.9 GPaであり、引張強度が1.04 GPaで
ある超高分子量ポリプロピレン繊維を製造する例が示さ
れている。
ところが、このような従来の超高分子量ポリエチレン繊
維の調製方法を利用した方法により得られた超高分子量
ポリプロピレン繊維あるいはテープについて検討してみ
ると、いずれの方法を利用しても得られる超高分子量ポ
リプロピレン延伸ヤーンあるいはテープの弾性率は7な
いし10GPa程度、引張強度、0.5ないし1.04
GPa程度である。ところで、超高分子量ポリプロピ
レンの理論強度は32 GPa程度であり、超高分子量
ポリプロピレンの理論強度は18GPa程度であり、超
高分子量ポリプロピレンの理論強度が超高分子量ポリエ
チレンの理論強度の1/2程度になることがすでに知ら
れている。([繊維と工業J Vol、40. P。
維の調製方法を利用した方法により得られた超高分子量
ポリプロピレン繊維あるいはテープについて検討してみ
ると、いずれの方法を利用しても得られる超高分子量ポ
リプロピレン延伸ヤーンあるいはテープの弾性率は7な
いし10GPa程度、引張強度、0.5ないし1.04
GPa程度である。ところで、超高分子量ポリプロピ
レンの理論強度は32 GPa程度であり、超高分子量
ポリプロピレンの理論強度は18GPa程度であり、超
高分子量ポリプロピレンの理論強度が超高分子量ポリエ
チレンの理論強度の1/2程度になることがすでに知ら
れている。([繊維と工業J Vol、40. P。
407〜418.19841゜そして、現時点において
、超高分子量ポリエチレン繊維については、すてに弓張
強度が6 GPa程度のものが得られており、この値か
らすると、超高分子量ポリプロピレン繊維に関する引張
強度0.5ないし1.04 GPaという値は必ずし
も満足できる値ではない。すなわち、超高分子量ポリプ
ロピレンに関しては、引張強度が3GPaになるはずで
あり、この値からすると、その引張強度はほとんど改良
されていないのが実状である。
、超高分子量ポリエチレン繊維については、すてに弓張
強度が6 GPa程度のものが得られており、この値か
らすると、超高分子量ポリプロピレン繊維に関する引張
強度0.5ないし1.04 GPaという値は必ずし
も満足できる値ではない。すなわち、超高分子量ポリプ
ロピレンに関しては、引張強度が3GPaになるはずで
あり、この値からすると、その引張強度はほとんど改良
されていないのが実状である。
超高分子量ポリプロピレンの引張強度の改良に成功した
例としては、金兄等によって報告された方法(日本繊維
学会誌、昭和62年度年次大会研究発表予稿集)がある
。この方法では、1%以下の濃度の超高分子量ポリプロ
ピレン溶液から溶媒を蒸発除去することにより、ソルベ
ント・キャストフィルムを調製し、次いでこのフィルム
をポリエチレン製のビユレットで両側から挟み込むよう
にして擬メルト状態で固相延伸し、さらにコニカルダイ
を通過させることにより約6倍に延伸した後、この同相
延伸フィルムを通常の引張り延伸することにより延伸比
約72倍の高延伸繊維を得ている。この方法は、ポリエ
チレン製のビユレットを用いているため、脆弱的な試料
を用いても、試料が損傷破断することなく高い延伸率で
延伸することができる。具体的にはこの方法により1分
子量360万の超高分子量ポリプロピレンを使用して、
引張強度2.3 GPaを有する延伸成形体が得られて
いる。
例としては、金兄等によって報告された方法(日本繊維
学会誌、昭和62年度年次大会研究発表予稿集)がある
。この方法では、1%以下の濃度の超高分子量ポリプロ
ピレン溶液から溶媒を蒸発除去することにより、ソルベ
ント・キャストフィルムを調製し、次いでこのフィルム
をポリエチレン製のビユレットで両側から挟み込むよう
にして擬メルト状態で固相延伸し、さらにコニカルダイ
を通過させることにより約6倍に延伸した後、この同相
延伸フィルムを通常の引張り延伸することにより延伸比
約72倍の高延伸繊維を得ている。この方法は、ポリエ
チレン製のビユレットを用いているため、脆弱的な試料
を用いても、試料が損傷破断することなく高い延伸率で
延伸することができる。具体的にはこの方法により1分
子量360万の超高分子量ポリプロピレンを使用して、
引張強度2.3 GPaを有する延伸成形体が得られて
いる。
しかしながら、この方法は連続して繊維を製造すること
が難しく、工業的な生産性およびコストの点で極めて不
利である。また、この方法で得られた超高分子量ポリプ
ロピレン延伸成形体の破断伸度は極めて小さい。すなわ
ち、超高分子量ポリプロピレン繊維は、−1に超高分子
量ポリプロピレンの希薄溶液を調製し、この溶液から紡
糸したゲル繊維を高延伸することにより製造される。
が難しく、工業的な生産性およびコストの点で極めて不
利である。また、この方法で得られた超高分子量ポリプ
ロピレン延伸成形体の破断伸度は極めて小さい。すなわ
ち、超高分子量ポリプロピレン繊維は、−1に超高分子
量ポリプロピレンの希薄溶液を調製し、この溶液から紡
糸したゲル繊維を高延伸することにより製造される。
ところが、このようなゲル紡糸・超延伸法を利用した場
合には、必然的に繊維が高い弾性率を有するようになる
ため、高強度は得られるものの、繊維の伸び率が低下す
るため、出力エネルギー量の面から見ると極めて低いエ
ネルギー量とならざるを得ない。また、このような繊維
を、例えばスプリングのようなエネルギー回生弾性体と
して使用する場合、その蓄積エネルギー量の小さいこと
もさることながら、伸び率が小さいためにエネルギーの
回生時間が著しく短くなり有効にエネルギーを蓄積し、
再生することができない。
合には、必然的に繊維が高い弾性率を有するようになる
ため、高強度は得られるものの、繊維の伸び率が低下す
るため、出力エネルギー量の面から見ると極めて低いエ
ネルギー量とならざるを得ない。また、このような繊維
を、例えばスプリングのようなエネルギー回生弾性体と
して使用する場合、その蓄積エネルギー量の小さいこと
もさることながら、伸び率が小さいためにエネルギーの
回生時間が著しく短くなり有効にエネルギーを蓄積し、
再生することができない。
他方、紡糸する際に温度勾配とせん断応力とを繊維に与
えながら紡糸した繊維を熱処理することにより、100
%近い変形においても、塑性変形することなく弾性が回
復する八−ド・エラスチック・ファイバーが得られるこ
とが知られている(繊維と工業 Vol、:lO,No
、 1. P、 18〜21.19701゜この他にも
、ポリプロピレンを高速紡糸し、熱処理することにより
、伸び率の大きいハード・エラスチック・ファイバーが
得られることがN告されている(繊維と工業 Vol、
36.P、51〜57.19801゜また、多孔質ポリ
プロピレン繊維が伸び率40%という値を有し、この繊
維がエネルギー回生用弾性体に適していることが報告さ
れている(特開昭63−24971)号公報)が、この
場合も繊維の強度は依然として低いものにとどまってい
る。
えながら紡糸した繊維を熱処理することにより、100
%近い変形においても、塑性変形することなく弾性が回
復する八−ド・エラスチック・ファイバーが得られるこ
とが知られている(繊維と工業 Vol、:lO,No
、 1. P、 18〜21.19701゜この他にも
、ポリプロピレンを高速紡糸し、熱処理することにより
、伸び率の大きいハード・エラスチック・ファイバーが
得られることがN告されている(繊維と工業 Vol、
36.P、51〜57.19801゜また、多孔質ポリ
プロピレン繊維が伸び率40%という値を有し、この繊
維がエネルギー回生用弾性体に適していることが報告さ
れている(特開昭63−24971)号公報)が、この
場合も繊維の強度は依然として低いものにとどまってい
る。
これらの方法は、いずれも紡糸後いずれかの段階におい
て、繊維に熱処理を行なうことが必要であり、この熱処
理工程が複雑であるため、高強度で破断点伸度が大きい
延伸繊維を工業的に生産する方法としては不利である。
て、繊維に熱処理を行なうことが必要であり、この熱処
理工程が複雑であるため、高強度で破断点伸度が大きい
延伸繊維を工業的に生産する方法としては不利である。
さらに、このような熱処理によっては、繊維の伸び率の
改善に限界があり、この超高分子量重合体を用いた繊維
の出力エネルギー量を充分に高くすることは困難であっ
た。
改善に限界があり、この超高分子量重合体を用いた繊維
の出力エネルギー量を充分に高くすることは困難であっ
た。
さらに、特開平2−41412号公報には、製品メルト
インデックス値が1ないし5となる結晶性ボリプ0ピレ
ンを主成分とし、単糸が1ないし10デニールの繊度を
有し、破断強度の80%荷重10回繰り返し後の弾性回
復エネルギー量が5゜0 kgf■/g以上の高弾力性
ポリプロピレン繊維が記載されている。
インデックス値が1ないし5となる結晶性ボリプ0ピレ
ンを主成分とし、単糸が1ないし10デニールの繊度を
有し、破断強度の80%荷重10回繰り返し後の弾性回
復エネルギー量が5゜0 kgf■/g以上の高弾力性
ポリプロピレン繊維が記載されている。
しかしながら、上記ポリプロピレン繊維は、ここに開示
されたメルトインデックス値が1ないし5という規定か
らみて、その分子量は極限粘度[η1に換算してほぼ3
以下のものであり、実施例に開示された結晶性ポリプロ
ピレン繊維の、破断強度の80%荷重IO回繰り返し後
の弾性回復エネルギー量も、精々5ないし8 kgfm
/g程度のものしか得られていない。
されたメルトインデックス値が1ないし5という規定か
らみて、その分子量は極限粘度[η1に換算してほぼ3
以下のものであり、実施例に開示された結晶性ポリプロ
ピレン繊維の、破断強度の80%荷重IO回繰り返し後
の弾性回復エネルギー量も、精々5ないし8 kgfm
/g程度のものしか得られていない。
[発明の目的J
本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決す
るために提案されたものであって、その目的とするとこ
ろは、高強度で、破断伸度が大きく、かつ出力エネルギ
ー量に優れた。比較的高分子量のプロピレン重合体延伸
物を、溶融紡糸法によって製造することにある。
るために提案されたものであって、その目的とするとこ
ろは、高強度で、破断伸度が大きく、かつ出力エネルギ
ー量に優れた。比較的高分子量のプロピレン重合体延伸
物を、溶融紡糸法によって製造することにある。
[問題点を解決するための手段]
すなわち、本発明によれば、その破断強度が0.7GP
a以上で、破断伸度が20%以上、弾性率4、0GPa
以上、および破断強度の50%荷重IO回繰り返し後の
出力エネルギー量が3.0kgfa+/g以上であるこ
とを特徴とする、高強度で出力エネルギー量に優れたプ
ロピレン重合体延伸物が提供される。
a以上で、破断伸度が20%以上、弾性率4、0GPa
以上、および破断強度の50%荷重IO回繰り返し後の
出力エネルギー量が3.0kgfa+/g以上であるこ
とを特徴とする、高強度で出力エネルギー量に優れたプ
ロピレン重合体延伸物が提供される。
さらに1本発明によれば、
該プロピレン重合体延伸物の製造方法が提供され、その
特徴とするところは、極限粘度[η1が少なくとも3.
5dff/g以北のプロピレン重合体を、溶融紡糸する
に際して原糸中のC軸結晶配向とa゛軸結晶配向との比
(C軸結品配向強度/a゛軸結晶配向強度)が1.2以
上になるように、高ドラフトをかけて紡糸することによ
り原糸中の結晶構造を調整して、さらに、この原糸に温
度をかけて後延伸することにより、高強度で破断伸度が
大きく、かつ、出力エネルギー量の大きなプロピレン重
合体延伸物とすることにある。
特徴とするところは、極限粘度[η1が少なくとも3.
5dff/g以北のプロピレン重合体を、溶融紡糸する
に際して原糸中のC軸結晶配向とa゛軸結晶配向との比
(C軸結品配向強度/a゛軸結晶配向強度)が1.2以
上になるように、高ドラフトをかけて紡糸することによ
り原糸中の結晶構造を調整して、さらに、この原糸に温
度をかけて後延伸することにより、高強度で破断伸度が
大きく、かつ、出力エネルギー量の大きなプロピレン重
合体延伸物とすることにある。
[発明の好適態様の説明]
以下、本発明に係るプロピレン重合体延伸物及びその製
造法について、具体的に説明する。
造法について、具体的に説明する。
本発明は、従来の溶融紡糸法によるポリプロピレン紡糸
では達成されないような、非常に高い破断強度と出力エ
ネルギー量を有する延伸物の製造を可能にした点に大き
な特徴がある。
では達成されないような、非常に高い破断強度と出力エ
ネルギー量を有する延伸物の製造を可能にした点に大き
な特徴がある。
すなわち、本発明に係るプロピレン重合体延伸物は溶融
紡糸時に、高ドラフトをかけて徐冷で冷却することによ
り、結晶配向軸方向がほとんどC軸配向のような特殊な
原糸を作製し、これを、さらに後延伸することにより高
強度で、かつ、出力エネルギー量が大きい延伸物が得ら
れる。
紡糸時に、高ドラフトをかけて徐冷で冷却することによ
り、結晶配向軸方向がほとんどC軸配向のような特殊な
原糸を作製し、これを、さらに後延伸することにより高
強度で、かつ、出力エネルギー量が大きい延伸物が得ら
れる。
般に、ゲル紡糸法や準結晶マット法やワックスブレンド
法、あるいは従来からの溶融紡糸法では、繊維の強度を
向上させる方法として、繊維を延伸させる方法が利用さ
れている。しかし延伸倍率が高くなるに従って、分子が
高配向するため、般に弾性率が高くなり、この結果伸び
率は低下する。
法、あるいは従来からの溶融紡糸法では、繊維の強度を
向上させる方法として、繊維を延伸させる方法が利用さ
れている。しかし延伸倍率が高くなるに従って、分子が
高配向するため、般に弾性率が高くなり、この結果伸び
率は低下する。
このような伸び率が低下した繊維をエネルギー回生用弾
性体、ローブ、特に係留ロープや索引ロブなどのいわゆ
る動索として使用すると、エネルギー回生時間が短くな
ったり、瞬間的に過剰の負荷がかかったときに切れ易く
なる。従って、エネルギー回生弾性体、動索用途として
使用するプロピレン重合体延伸物は、高強度でかつ伸び
率が高く、かつ、出力エネルギー量の大きい繊維が望ま
しい。
性体、ローブ、特に係留ロープや索引ロブなどのいわゆ
る動索として使用すると、エネルギー回生時間が短くな
ったり、瞬間的に過剰の負荷がかかったときに切れ易く
なる。従って、エネルギー回生弾性体、動索用途として
使用するプロピレン重合体延伸物は、高強度でかつ伸び
率が高く、かつ、出力エネルギー量の大きい繊維が望ま
しい。
しかし、強度および伸び率はともに分子の配向性に起因
した因子であるため、従来からの方法では両者が共に連
動して変化し、このように強度を一定のレベルに維持し
て低下させることなく、かつ伸び率を向上させるのは困
難であった。
した因子であるため、従来からの方法では両者が共に連
動して変化し、このように強度を一定のレベルに維持し
て低下させることなく、かつ伸び率を向上させるのは困
難であった。
本発明者等は、プロピレン重合体繊維あるいはフィルム
を作製するに際して、従来からの溶融紡糸法では、使わ
れた事のないような高分子量のプロピレン重合体を用い
て、さらに原糸を溶融紡糸する段階で高ドラフトをかけ
、徐冷することにより、ラメラ(延伸前の結晶)が繊維
軸方向に対して直角に配列するような結晶構造を持つ原
糸を調製し、すなわち、XwA回折法で測定した結晶配
向比(C軸結晶配向強度/ a ’軸結晶配向強度)が
1.2以上になるような、はとんどC軸結晶ν向だけを
持つような結晶構造の原糸を作製して、さらにこの原糸
を60ないし120℃の延伸温度で後延伸することによ
り、高強度で、かつ破断伸度が太き(、しかも出力エネ
ルギー量が大きい繊維が得られると言うことを見いだし
本発明に至った。
を作製するに際して、従来からの溶融紡糸法では、使わ
れた事のないような高分子量のプロピレン重合体を用い
て、さらに原糸を溶融紡糸する段階で高ドラフトをかけ
、徐冷することにより、ラメラ(延伸前の結晶)が繊維
軸方向に対して直角に配列するような結晶構造を持つ原
糸を調製し、すなわち、XwA回折法で測定した結晶配
向比(C軸結晶配向強度/ a ’軸結晶配向強度)が
1.2以上になるような、はとんどC軸結晶ν向だけを
持つような結晶構造の原糸を作製して、さらにこの原糸
を60ないし120℃の延伸温度で後延伸することによ
り、高強度で、かつ破断伸度が太き(、しかも出力エネ
ルギー量が大きい繊維が得られると言うことを見いだし
本発明に至った。
以下、本発明で用いられるプロピレン重合体について説
明する。
明する。
プロピレン重合体
本発明において用いられるプロピレン重合体は、デカリ
ン溶媒中135℃で測定した極限粘度[η1が少なくと
も3.5dl/g以上、好ましくは4.0dff/g以
上、さらに好ましくは5.5dl゜7g以上である。プ
ロピレン重合体延伸物は分子量が大きくなるほど、その
引張破断強度は高くなる傾向にある。一方、溶融紡糸法
による成形性の面から見ると、紡糸できるプロピレン重
合体の極限粘度[η]は7 d ff/g程度が限界で
あり、それ以上の[y+]では、重合体溶融物の曳糸性
がなくなり、ドラフトをかけて紡糸することが不可能に
なる。
ン溶媒中135℃で測定した極限粘度[η1が少なくと
も3.5dl/g以上、好ましくは4.0dff/g以
上、さらに好ましくは5.5dl゜7g以上である。プ
ロピレン重合体延伸物は分子量が大きくなるほど、その
引張破断強度は高くなる傾向にある。一方、溶融紡糸法
による成形性の面から見ると、紡糸できるプロピレン重
合体の極限粘度[η]は7 d ff/g程度が限界で
あり、それ以上の[y+]では、重合体溶融物の曳糸性
がなくなり、ドラフトをかけて紡糸することが不可能に
なる。
ただし、極限粘度[η]が7 d 127g以上の高分
子量物であっても流動化助剤、例えば、流動パラフィン
、ワックス類、テトラリン等を添加することにより、容
易に紡糸することができるようになるが、本発明でいう
延伸物の特長を失う虞がある。従って、成形法を問わな
ければ極限粘度[η]の上限は一般に30 d ff/
gと言われているが、溶融紡糸法で流動化助剤を使わず
に、好ましくは紡糸できる分子量の上限は、極限粘度[
r+]で7dI2/g程度である。
子量物であっても流動化助剤、例えば、流動パラフィン
、ワックス類、テトラリン等を添加することにより、容
易に紡糸することができるようになるが、本発明でいう
延伸物の特長を失う虞がある。従って、成形法を問わな
ければ極限粘度[η]の上限は一般に30 d ff/
gと言われているが、溶融紡糸法で流動化助剤を使わず
に、好ましくは紡糸できる分子量の上限は、極限粘度[
r+]で7dI2/g程度である。
本発明におけるプロピレン重合体は、配位アニオン重合
により得られるプロピレン単独重合体、あるいはプロピ
レンと少量の他のα−オレフィン、例えばエチレン、l
−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ペンテン、
1−ヘキセン、l−オクテン、■−デセン等を共重合体
としたプロピレン系重合体が用いられる。
により得られるプロピレン単独重合体、あるいはプロピ
レンと少量の他のα−オレフィン、例えばエチレン、l
−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ペンテン、
1−ヘキセン、l−オクテン、■−デセン等を共重合体
としたプロピレン系重合体が用いられる。
また、本発明に用いられるプロピレン重合体は、それ単
独、あるいは少量(例えば30重量L%以下)の他の樹
脂、例えば、ポリエチレンやα−オレフィン系重合体を
ブレンしてもよい。ここで言うポリエチレンとは、高圧
法、中圧法、あるいは低圧法いずれのポリエチレンでも
よい。また、α−オレフィン系重合体は、エチレン性二
重結合を一つ以上有する炭素数が4以上、好ましくは炭
fjRが4ないしI8までのα−オレフィンを重合ある
いは共重合させることにより得られる重合体あるいは共
重合体である。このような炭素数4トス上のa−オレフ
ィン系重合体として、具体的には、ポリブテン−1、ポ
リ−1−ペンテン、ポリ−1−ヘキセン、ポリ−3−メ
チル−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、
ポリ−4=メチル−1,3−ペンタジェン、ポリ−5−
メチル−1−ヘキセン、ポリ−4−メチル−1−ヘキセ
ン、ポリ−4−フェニル−1−ブテン、ポリーI−ヘプ
テン、ポリ−ニーオクテン、ポリ−l−ノネン、ポリ−
1−デセンなどが上げられる。
独、あるいは少量(例えば30重量L%以下)の他の樹
脂、例えば、ポリエチレンやα−オレフィン系重合体を
ブレンしてもよい。ここで言うポリエチレンとは、高圧
法、中圧法、あるいは低圧法いずれのポリエチレンでも
よい。また、α−オレフィン系重合体は、エチレン性二
重結合を一つ以上有する炭素数が4以上、好ましくは炭
fjRが4ないしI8までのα−オレフィンを重合ある
いは共重合させることにより得られる重合体あるいは共
重合体である。このような炭素数4トス上のa−オレフ
ィン系重合体として、具体的には、ポリブテン−1、ポ
リ−1−ペンテン、ポリ−1−ヘキセン、ポリ−3−メ
チル−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、
ポリ−4=メチル−1,3−ペンタジェン、ポリ−5−
メチル−1−ヘキセン、ポリ−4−メチル−1−ヘキセ
ン、ポリ−4−フェニル−1−ブテン、ポリーI−ヘプ
テン、ポリ−ニーオクテン、ポリ−l−ノネン、ポリ−
1−デセンなどが上げられる。
このような重合体やポリエチレンは、デカリン溶媒中1
35℃で測定した極限粘度[η1が、2.0 dβ/g
以上であり、好ましくは3.0dff/g以上である。
35℃で測定した極限粘度[η1が、2.0 dβ/g
以上であり、好ましくは3.0dff/g以上である。
一方、極限粘度[ηJの上限は、溶融紡糸した原糸の性
能を失わない限り特に限定されないが、一般には極限粘
度[η] =30dI2/g以下であり、好ましくは極
限粘度[ηコ=15dl/g以下である。また、これら
他の樹脂のブレンド量は、その延伸成形体がポリプロピ
レンの特質を失わない程度である必要がある。従ってブ
レンド量は30重量%以下、好ましくは10重量%以下
である。
能を失わない限り特に限定されないが、一般には極限粘
度[η] =30dI2/g以下であり、好ましくは極
限粘度[ηコ=15dl/g以下である。また、これら
他の樹脂のブレンド量は、その延伸成形体がポリプロピ
レンの特質を失わない程度である必要がある。従ってブ
レンド量は30重量%以下、好ましくは10重量%以下
である。
級−系
本発明のプロピレン延伸物の製造法について説明すると
、未延伸成形体、すなわち原糸の製造は、極限粘度[η
]が3.5dl/g以上のプロピレン重合体を溶融紡糸
する事により得られる。ここで、プロピレン重合体を、
たとえばスクリュー式押出機のダイの紡糸口金から押し
出すことにより原糸が得られる。この時ダイの紡糸口金
数は、単穴または2個以上の多穴であってもよい。この
際のグイ温度は、通常170℃ないし360℃、好まし
くは190℃ないし320℃特に好ましくは210℃な
いし280℃であり、この温度にすることにより、安定
したフィラメントを紡糸することができる。この場合、
紡糸口金から押し出された溶融物に、張力をかけながら
紡糸することができる。この際のドラフト比は、5ない
し1000であるが、さらに言い換えれば、好ましくは
ラメラ(延伸前の結晶)が繊維軸方向に対して直角に配
列するような結晶構造を持つ。すなわち、X線回折法で
測定した結晶配向比(C軸結晶配向強度/a’軸結晶配
向強度)が1.2以上、さらに好ましくは1.6以上に
なるような、はとんどC軸結高配向だけを持つような結
晶構造の原糸になるように、高ドラフトをかけて紡糸す
ることである。ここでX線回折法によるプロピレン重合
体延伸物の結晶配向比(C軸結晶配向強度/ a ’軸
結晶配向)は、X!I発生装置(理学電機■製RU30
0)最大出力50kV−300mA、Cuターゲット、
繊維試料台(理学電機■製)ギヤ比=4:l、コリメー
ターφ1mm、計数管(理学電機■製)を用いて測定し
た。
、未延伸成形体、すなわち原糸の製造は、極限粘度[η
]が3.5dl/g以上のプロピレン重合体を溶融紡糸
する事により得られる。ここで、プロピレン重合体を、
たとえばスクリュー式押出機のダイの紡糸口金から押し
出すことにより原糸が得られる。この時ダイの紡糸口金
数は、単穴または2個以上の多穴であってもよい。この
際のグイ温度は、通常170℃ないし360℃、好まし
くは190℃ないし320℃特に好ましくは210℃な
いし280℃であり、この温度にすることにより、安定
したフィラメントを紡糸することができる。この場合、
紡糸口金から押し出された溶融物に、張力をかけながら
紡糸することができる。この際のドラフト比は、5ない
し1000であるが、さらに言い換えれば、好ましくは
ラメラ(延伸前の結晶)が繊維軸方向に対して直角に配
列するような結晶構造を持つ。すなわち、X線回折法で
測定した結晶配向比(C軸結晶配向強度/a’軸結晶配
向強度)が1.2以上、さらに好ましくは1.6以上に
なるような、はとんどC軸結高配向だけを持つような結
晶構造の原糸になるように、高ドラフトをかけて紡糸す
ることである。ここでX線回折法によるプロピレン重合
体延伸物の結晶配向比(C軸結晶配向強度/ a ’軸
結晶配向)は、X!I発生装置(理学電機■製RU30
0)最大出力50kV−300mA、Cuターゲット、
繊維試料台(理学電機■製)ギヤ比=4:l、コリメー
ターφ1mm、計数管(理学電機■製)を用いて測定し
た。
繊維試料台に、試料の繊維軸方向を子午線方向に平行に
固定して乗せる。この試料を回転させながら、X線回折
の反射のうち、赤道線上の最強のパラトロープ面(−射
的にプロピレン重合体の場合は(1)0)面反射である
)のデバイ環に沿って強度分布曲線を測定する。具体的
には(100)面の反射位置(2θ=21.4°)に計
数管を合わせて固定し、レコーダーのペンが適当な位置
になるように感度を調整する。
固定して乗せる。この試料を回転させながら、X線回折
の反射のうち、赤道線上の最強のパラトロープ面(−射
的にプロピレン重合体の場合は(1)0)面反射である
)のデバイ環に沿って強度分布曲線を測定する。具体的
には(100)面の反射位置(2θ=21.4°)に計
数管を合わせて固定し、レコーダーのペンが適当な位置
になるように感度を調整する。
繊維試料台の回転ギヤ比を4:lにし、チャトスビード
を2cm/minにして、試料を00ないし1800ま
でのB回転を行なってX線強度を測定し、第1図のよう
なX線干渉図を得る。第1図よりC軸結晶配向強度のピ
ーク面IBとa゛軸結晶蘭向強度のピーク面積Aとの比
で表わし、下式で定義される。
を2cm/minにして、試料を00ないし1800ま
でのB回転を行なってX線強度を測定し、第1図のよう
なX線干渉図を得る。第1図よりC軸結晶配向強度のピ
ーク面IBとa゛軸結晶蘭向強度のピーク面積Aとの比
で表わし、下式で定義される。
結晶配向比=
このようにして口金から押し出された溶融体は、ドラフ
トをかけなから風冷や水、メタツル、アセトンのような
強制冷却手段を用いて冷却することにより、その結晶化
速度をコントロールすることもできるが、口金から巻き
取りロールまでのエアーギャップをできるだけ長くして
、徐冷することが好ましい。すなわち、ドラフト張力下
でゆっくり冷却することにより、ラメラが繊維軸方向に
対して直角に配列したような結晶の高次構造を充分に形
成させる時間を与えてやることが好ましい。
トをかけなから風冷や水、メタツル、アセトンのような
強制冷却手段を用いて冷却することにより、その結晶化
速度をコントロールすることもできるが、口金から巻き
取りロールまでのエアーギャップをできるだけ長くして
、徐冷することが好ましい。すなわち、ドラフト張力下
でゆっくり冷却することにより、ラメラが繊維軸方向に
対して直角に配列したような結晶の高次構造を充分に形
成させる時間を与えてやることが好ましい。
また、落融紡糸温度は成形に支障のない限り、170な
いし360℃の範囲でできるかぎり低温で紡糸すること
が、樹脂の熱劣化を防止する意味と、ドラフト張力を高
くするという意味で望ましい。
いし360℃の範囲でできるかぎり低温で紡糸すること
が、樹脂の熱劣化を防止する意味と、ドラフト張力を高
くするという意味で望ましい。
なお、ここで、ドラフト比は、紡糸口金の内径Doと落
融物を冷却固化して巻取った原糸径りとの比を表わし、
下式で定義される。
融物を冷却固化して巻取った原糸径りとの比を表わし、
下式で定義される。
ドラフト比=D、/D
辻−郭
このようにして得られた、プロピレン重合体の原糸を、
更に延伸することにより、高強度で、破断伸度が大きく
、しかも出力エネルギーの大きな延伸物を得ることがで
きる。
更に延伸することにより、高強度で、破断伸度が大きく
、しかも出力エネルギーの大きな延伸物を得ることがで
きる。
プロピレン重合体の原糸の延伸は、一般には延伸温度6
0ないし210℃、好走しくは120ないし170℃、
最も好ましくは140ないし160℃の温度範囲内で行
なわれる。このとき使用される熱媒体としては、空気、
水蒸気、液体媒体のいずれをも用いることができる。ま
た、延伸倍率は2ないし50倍であるが、好ましくは3
ないし15倍であり、最も好ましくは4ないし8倍であ
る。この延伸操作は、−段あるいは二段以上の多段の、
いずれによっても行なうことができるが、できるだけ高
い延伸温度で、出来るだけ高延伸倍率で、しかも−段延
伸で行なうことが有利である。また、プロピレン重合体
の延伸物は、延伸するにつれてその結晶融解温度が高く
なる傾向にあるため、多段延伸で行なう場合には、−段
目以降の各延伸段は、前段より15ないし20℃高い目
の温度に設定することが大切である。なお、ここで、延
伸倍率は、原糸の繰り出し速度R6と延伸物の巻取り速
度R1との比で表わし、下式で定義される。
0ないし210℃、好走しくは120ないし170℃、
最も好ましくは140ないし160℃の温度範囲内で行
なわれる。このとき使用される熱媒体としては、空気、
水蒸気、液体媒体のいずれをも用いることができる。ま
た、延伸倍率は2ないし50倍であるが、好ましくは3
ないし15倍であり、最も好ましくは4ないし8倍であ
る。この延伸操作は、−段あるいは二段以上の多段の、
いずれによっても行なうことができるが、できるだけ高
い延伸温度で、出来るだけ高延伸倍率で、しかも−段延
伸で行なうことが有利である。また、プロピレン重合体
の延伸物は、延伸するにつれてその結晶融解温度が高く
なる傾向にあるため、多段延伸で行なう場合には、−段
目以降の各延伸段は、前段より15ないし20℃高い目
の温度に設定することが大切である。なお、ここで、延
伸倍率は、原糸の繰り出し速度R6と延伸物の巻取り速
度R1との比で表わし、下式で定義される。
延伸倍率=R,/R。
プロピレン東A 延f物
このようにして得られた、プロピレン重合体延伸物は、
極限粘度[η]が3.5dβ/g以上であるプロピレン
重合体を主成分とするものである。
極限粘度[η]が3.5dβ/g以上であるプロピレン
重合体を主成分とするものである。
さらに、得られた延伸物の引張破断強度は、通常は0.
7GPa以上、好ましくは1.0GPa以上、さらに好
ましくは1.I GPa以上であり、破断伸度は、通常
20%以上、好ましくは30%以上、さらに好ましくは
40%以上である。
7GPa以上、好ましくは1.0GPa以上、さらに好
ましくは1.I GPa以上であり、破断伸度は、通常
20%以上、好ましくは30%以上、さらに好ましくは
40%以上である。
また、このプロピレン重合体延伸物の弾性率は、4.0
GPa以上、強伸度曲線の50%破断強度より求めた出
力エネルギー量は通常は3.0kgfm/g以上、好ま
しくは3.5 kgfm/g以上、さらに好ましくは4
.0 kgfa+/g以上である。
GPa以上、強伸度曲線の50%破断強度より求めた出
力エネルギー量は通常は3.0kgfm/g以上、好ま
しくは3.5 kgfm/g以上、さらに好ましくは4
.0 kgfa+/g以上である。
延伸物の出力エネルギー量は1種々の方法によって測定
することができる。−例を挙げるならば、破断に必要な
応力の50%荷重10回繰り返し後の強伸度曲線の面積
より、出力エネルギー量を求める方法が簡便な方法とし
て提案することができる。
することができる。−例を挙げるならば、破断に必要な
応力の50%荷重10回繰り返し後の強伸度曲線の面積
より、出力エネルギー量を求める方法が簡便な方法とし
て提案することができる。
すなわち、引っ張り試験の際に記録紙で、縦軸を応力、
横軸を伸度と設定すれば、応力・歪曲線の破断の50%
の荷重に相当する部分から垂線をおろし、この垂線と横
軸そして応力・歪曲線に囲まれる部分がこの出力エネル
ギー量に相当する。
横軸を伸度と設定すれば、応力・歪曲線の破断の50%
の荷重に相当する部分から垂線をおろし、この垂線と横
軸そして応力・歪曲線に囲まれる部分がこの出力エネル
ギー量に相当する。
上記のようにして得られたプロピレン重合体延伸物は、
破断強度が高く、破断伸度も太き(、耐クリープ性に優
れるとともに、出力エネルギー量にも優れている。この
プロピレン重合体延伸物は特に高強度、高伸度であるた
め、エネルギー回生用弾性体としての利用や、係留ロー
ブ、索引ローブ等の動索や、エポキシ樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂などの補強用繊維としても利用できる。
破断強度が高く、破断伸度も太き(、耐クリープ性に優
れるとともに、出力エネルギー量にも優れている。この
プロピレン重合体延伸物は特に高強度、高伸度であるた
め、エネルギー回生用弾性体としての利用や、係留ロー
ブ、索引ローブ等の動索や、エポキシ樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂などの補強用繊維としても利用できる。
[実施例]
次に、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えないかぎりこれらの例に何等制
約されるものではない。
本発明はその要旨を超えないかぎりこれらの例に何等制
約されるものではない。
叉1)0゜
極限粘度[η]が6.0dJ2/gである、比較的高分
子量のポリプロピレンを、0.8+a+++φの紡糸ノ
ズルを装着したプランジャー型押出機により245℃の
樹脂温度で押し出した。この押し出された消融物を80
cmのエアーギャップ下で、25℃の空気中でドラフト
比64でボビンに巻き取り原糸とした。
子量のポリプロピレンを、0.8+a+++φの紡糸ノ
ズルを装着したプランジャー型押出機により245℃の
樹脂温度で押し出した。この押し出された消融物を80
cmのエアーギャップ下で、25℃の空気中でドラフト
比64でボビンに巻き取り原糸とした。
なお、プロセス安定剤として、3.5−ジーLert−
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)プロピオネート]メタンを高分
子量ポリプロピレンに対して01重量%添加して使用し
た。
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)プロピオネート]メタンを高分
子量ポリプロピレンに対して01重量%添加して使用し
た。
この原糸を、2台のゴデツトロールとフルゾールP(サ
ーマル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長5
0cm1 により一段延伸した。延伸条件は150℃で
5.5倍に延伸した。
ーマル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長5
0cm1 により一段延伸した。延伸条件は150℃で
5.5倍に延伸した。
なお、第一ゴデツトロールの回転速度を25cm/分と
し、第二ゴデツトロールの回転速度は137.5 cn
+/lll1nで延伸した。
し、第二ゴデツトロールの回転速度は137.5 cn
+/lll1nで延伸した。
ここで、延伸倍率は第2ゴデツトロールと第1ゴデヅト
ロールとの回転速度比により求めである。
ロールとの回転速度比により求めである。
表−1にこの繊維の破断強度、引張弾性率、破断伸度、
出力エネルギー量を記載した。
出力エネルギー量を記載した。
上記のようにして得られたプロピレン重合体延伸物は、
破断強度が高く、破断伸度も大きく、耐クリープ性に優
れるとともに、出力エネルギー量にも優れている。
破断強度が高く、破断伸度も大きく、耐クリープ性に優
れるとともに、出力エネルギー量にも優れている。
!鳳貝ユ
極限粘度[ηJが6.0dβ/gである、比較的高分子
量のポリプロピレンを、1.0關φの紡糸ノズルを装着
したプランジャー型押出機により230℃の樹脂温度で
押しだした。この押し出された瀉融物を80cmのエア
ーギャップ下で、25℃の空気中でドラフト比93でボ
ビンに巻き取り原糸とした。
量のポリプロピレンを、1.0關φの紡糸ノズルを装着
したプランジャー型押出機により230℃の樹脂温度で
押しだした。この押し出された瀉融物を80cmのエア
ーギャップ下で、25℃の空気中でドラフト比93でボ
ビンに巻き取り原糸とした。
なお、プロセス安定剤として、3,5−ジーtert−
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)プロピオネート]メタンを高分
子量ポリプロピレンに対して0.1重量%添加して使用
した。
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)プロピオネート]メタンを高分
子量ポリプロピレンに対して0.1重量%添加して使用
した。
この原糸を、2台のコデットロールとフルゾールP(サ
ーマル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長5
0cm1により一段延伸した。延伸条件は150℃で4
.5倍に延伸した。
ーマル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長5
0cm1により一段延伸した。延伸条件は150℃で4
.5倍に延伸した。
なお、第一ゴデツトロールの回転速度を25cmZ分と
し、第二ゴデツトロールの回転速度を1)2.5 cm
/+ainで延伸した。
し、第二ゴデツトロールの回転速度を1)2.5 cm
/+ainで延伸した。
ここで、延伸倍率は第2ゴデツトロールと第1ゴデツト
ロールとの回転速度比により求めである。
ロールとの回転速度比により求めである。
表−1にこの繊維の破断強度、引張弾性率、破断伸度、
出力エネルギー量を記載した。
出力エネルギー量を記載した。
上記のようにして得られたプロピレン重合体延伸物は、
実施例1で得られたものと同様に破断強度が高(、破断
伸度も大きく、耐クリープ性に優れるとともに、出力エ
ネルギー量にも優れている。
実施例1で得られたものと同様に破断強度が高(、破断
伸度も大きく、耐クリープ性に優れるとともに、出力エ
ネルギー量にも優れている。
!皇±1
極限粘度[η]が6.0dJ2/gである、比較的高分
子量のポリプロピレンを、2.0 mm中の紡糸ノズル
を装着したプランジャー型押出機により220℃の樹脂
温度で押しだした。この押し出された溶融物を80cm
のエアーギャップ下で、25°Cの空気中でトラフト比
91でボビンに巻き取り原糸とした。
子量のポリプロピレンを、2.0 mm中の紡糸ノズル
を装着したプランジャー型押出機により220℃の樹脂
温度で押しだした。この押し出された溶融物を80cm
のエアーギャップ下で、25°Cの空気中でトラフト比
91でボビンに巻き取り原糸とした。
なお、プロセス安定剤として、3.5−ジーtertブ
チルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[メ
チレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハイ
ドロキシフェニレン)プロピオネートコメタンを高分子
量ポリプロピレンに対してQ、1重置%添加して使用し
た。
チルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[メ
チレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハイ
ドロキシフェニレン)プロピオネートコメタンを高分子
量ポリプロピレンに対してQ、1重置%添加して使用し
た。
この原糸を、2台のゴデツトロールとフルゾールP(サ
ーマル化学産itm製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長
50cm)により一段延伸した。延伸条件は150℃で
4.5倍に延伸した。
ーマル化学産itm製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長
50cm)により一段延伸した。延伸条件は150℃で
4.5倍に延伸した。
なお、第一ゴデツトロールの回転速度を25cm/分と
し、第二ゴデツトロールの回転速度を150.0 cm
/minで延伸した。
し、第二ゴデツトロールの回転速度を150.0 cm
/minで延伸した。
ここで、延伸倍率は第2ゴデツトロールと第1ゴデツト
ロールとの回転速度比により求めである。
ロールとの回転速度比により求めである。
表−1にこの繊維の破断強度、引張弾性率、破断伸度、
出力エネルギー計を記載した。
出力エネルギー計を記載した。
上記のようにして得られたプロピレン屯合体延伸物も、
破断強度が高く、破断伸度も大きく、耐クリープ性に優
れるとともに、出力エネルギー砥にも優れている。
破断強度が高く、破断伸度も大きく、耐クリープ性に優
れるとともに、出力エネルギー砥にも優れている。
実施例4
極限粘度[n]が6.0dI2/gである、比較的高分
子量のポリプロピレンを、0.8mmψの紡糸ノズルを
装着したプランジャー型押出機により245℃の樹脂温
度で押し出した。
子量のポリプロピレンを、0.8mmψの紡糸ノズルを
装着したプランジャー型押出機により245℃の樹脂温
度で押し出した。
なお、プロセス安定剤として、3.5−ジーtert−
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)プロピオネート1メタンを高分
子量ポリプロピレンに対して0.1重量%添加して使用
した。
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)プロピオネート1メタンを高分
子量ポリプロピレンに対して0.1重量%添加して使用
した。
この押し出された溶融物を80cmのエアーギャップ下
で、25℃の空気中でタッチロールで引き取り、次いで
ボビンに巻き取り原糸とした。このとき、タッチロール
の引き取り速度を変えることによって、ドラフト比2.
1から847の原糸を得た。
で、25℃の空気中でタッチロールで引き取り、次いで
ボビンに巻き取り原糸とした。このとき、タッチロール
の引き取り速度を変えることによって、ドラフト比2.
1から847の原糸を得た。
このようにして調製した原糸をX線回折法によって、結
晶配向比で測定した。すなわち、X線発生装置(理学電
機■製RU300)最大出力50kV −300mA、
Cuターゲット、繊維試料台(理学電機■製)ギヤ比
=4:l、コリメーターψImm、計数管〔理学電機■
製)を用いで、繊維試料台に、試料の繊維軸方向を、子
午線方向に平行に固定して乗せる。この試料を回転させ
ながら、X線回折の反射のうち、赤道線上の最強のバラ
トロープ面のデバイ環に沿って強度分布曲線を測定する
。具体的には(1)0)面の反射位置(2θ=214°
)に計数管を合わせて固定し、レコーダーのペンが適当
な位置になるように感度を調整する。
晶配向比で測定した。すなわち、X線発生装置(理学電
機■製RU300)最大出力50kV −300mA、
Cuターゲット、繊維試料台(理学電機■製)ギヤ比
=4:l、コリメーターψImm、計数管〔理学電機■
製)を用いで、繊維試料台に、試料の繊維軸方向を、子
午線方向に平行に固定して乗せる。この試料を回転させ
ながら、X線回折の反射のうち、赤道線上の最強のバラ
トロープ面のデバイ環に沿って強度分布曲線を測定する
。具体的には(1)0)面の反射位置(2θ=214°
)に計数管を合わせて固定し、レコーダーのペンが適当
な位置になるように感度を調整する。
繊維試料台の回転ギヤ比を4=1にし、チャトスピード
を2cm/n+i口にして、試料を00ないし180°
までのβ回転を行なってX1)強度を測定し、第1図の
ようなX線モ渉図を得る。第1図よりC軸結品配向強度
のピーク面積Bとa°軸結品配向強度のピーク面積Aと
の比で表わし、下式で定義される。
を2cm/n+i口にして、試料を00ないし180°
までのβ回転を行なってX1)強度を測定し、第1図の
ようなX線モ渉図を得る。第1図よりC軸結品配向強度
のピーク面積Bとa°軸結品配向強度のピーク面積Aと
の比で表わし、下式で定義される。
結晶配向比=B/A
表−2にドラフト比と結晶配向比を記載した。
また、第2図にこの結果を図示した。延伸倍率を高くす
ることにより、原糸中の結晶ラメラの配向け、はとんど
C軸配向になっていく。
ることにより、原糸中の結晶ラメラの配向け、はとんど
C軸配向になっていく。
実施例5
極限粘度[η〕が6.0dj2/gである、比較的高分
子量のポリプロピレンを、0.8 mm中の紡糸ノズル
を装着したプランジャー型押出機により245℃の樹脂
温度で押し出した。
子量のポリプロピレンを、0.8 mm中の紡糸ノズル
を装着したプランジャー型押出機により245℃の樹脂
温度で押し出した。
なお、プロセス安定剤として、3,5−ジーtert−
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)ブロビオネト1メタンを高分子
量ポリプロピレンに対して01重量%添加して使用した
。
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)ブロビオネト1メタンを高分子
量ポリプロピレンに対して01重量%添加して使用した
。
この押し出された溶融物を80cmのエアーギャップ下
で、25℃の空気中でタッチロールで引き取り、次いで
ボビンに巻き取り原糸とした。このとき、タッチロール
の引き取り速度を変えることによって、ドラフト比を1
3.2から97.5の原糸を得た。
で、25℃の空気中でタッチロールで引き取り、次いで
ボビンに巻き取り原糸とした。このとき、タッチロール
の引き取り速度を変えることによって、ドラフト比を1
3.2から97.5の原糸を得た。
このドラフト比を変えた原糸を、2台のゴデツトロール
とフルゾールP(サーマル化学産業■製熱媒)を入れた
延伸槽(有効横長50cm1 により一段延伸した。延
伸条件は150℃で5.5倍に延伸した。
とフルゾールP(サーマル化学産業■製熱媒)を入れた
延伸槽(有効横長50cm1 により一段延伸した。延
伸条件は150℃で5.5倍に延伸した。
なお、第一ゴデツトロールの回転速度を25cm/分と
し、第二ゴデツトロールの回転速度を137.5 cm
/1IIinで延伸した。
し、第二ゴデツトロールの回転速度を137.5 cm
/1IIinで延伸した。
ここで、延伸倍率は第2ゴデツトロールと第1ゴデツト
ロールとの回転速度比により求めである。
ロールとの回転速度比により求めである。
表−3に原糸のドラフト比とこれら繊維の出力エネルギ
ー量および破断強度を記載した。また、この結果を第3
図および第4図に示した。
ー量および破断強度を記載した。また、この結果を第3
図および第4図に示した。
実施例6
Mi 限粘度[n ] カソレぞし3.03dff/g
、 4.30dR/g、4.61dff/g、6.01
dff/gであ6;’ロピレン重合物を、0.8 mm
中の紡糸ノズルを装着したプランジャー型押出機により
、245℃の樹脂温度で押し出した。二の押し出された
溶融物を80cmのエアーギャップ下で、25℃の空気
中でドラフト比120〜64でボビンに巻き取り原糸と
した。
、 4.30dR/g、4.61dff/g、6.01
dff/gであ6;’ロピレン重合物を、0.8 mm
中の紡糸ノズルを装着したプランジャー型押出機により
、245℃の樹脂温度で押し出した。二の押し出された
溶融物を80cmのエアーギャップ下で、25℃の空気
中でドラフト比120〜64でボビンに巻き取り原糸と
した。
なお、プロセス安定剤として、3.5−ジーtert−
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)プロピオネート]メタンを高分
子量ポリプロピレンに対して、それぞれ0.1重量%添
加して使用した。
ブチルー4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[
メチレン−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハ
イドロキシフェニレン)プロピオネート]メタンを高分
子量ポリプロピレンに対して、それぞれ0.1重量%添
加して使用した。
この原糸を、2台のゴデツトロールとフルゾルP(サー
マル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長50
cm1 により一段延伸した。延伸条件は150℃で5
.5倍に延伸した。
マル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長50
cm1 により一段延伸した。延伸条件は150℃で5
.5倍に延伸した。
なお、第一ゴデツトロールの回転速度を25cm/分と
し、第二ゴデツトロールの回転速度を137.5 cm
/ll1nで延伸した。
し、第二ゴデツトロールの回転速度を137.5 cm
/ll1nで延伸した。
ここで、延伸倍率は第2ゴデツトロールと第1ゴデツト
ロールとの回転速度比により求めである。
ロールとの回転速度比により求めである。
表−4にここで使用したプロピレン重合物の極限粘度[
η]と出力エネルギー量の測定結果を記載した。また、
第5図にこの結果を図示した。
η]と出力エネルギー量の測定結果を記載した。また、
第5図にこの結果を図示した。
比較例1
極限粘度[η]が19.30 dI;!/gの超高分子
量ポリプロピレンの粉末4grと極限粘度[η]がs、
5dff/gのポリエチレン粉末0.2g「及びデカノ
ン200+nj2とを、コンデンサーが装備されたセパ
ラブルフラスコに入れる。この時、プロセス安定剤とし
て3.5−ジーtert−ブチルー4−ハイドロキシト
ルエンを0.042gr同時に添加した。この後、撹拌
下で、系の温度を室温に保ち、窒素ガスで30分間バブ
リングし、系内に溶存している酸素を除去し、以後の操
作は窒素ガスシール下で行なった。さらに、系の温度を
1)0℃まで昇温し20分間撹拌して粉末の湿潤化を行
い、さらに、150℃に加熱して1時間攪拌を続けて、
均一な超高分子微ポリプロピレン−ポリエチレン組成物
の溶液を得た。
量ポリプロピレンの粉末4grと極限粘度[η]がs、
5dff/gのポリエチレン粉末0.2g「及びデカノ
ン200+nj2とを、コンデンサーが装備されたセパ
ラブルフラスコに入れる。この時、プロセス安定剤とし
て3.5−ジーtert−ブチルー4−ハイドロキシト
ルエンを0.042gr同時に添加した。この後、撹拌
下で、系の温度を室温に保ち、窒素ガスで30分間バブ
リングし、系内に溶存している酸素を除去し、以後の操
作は窒素ガスシール下で行なった。さらに、系の温度を
1)0℃まで昇温し20分間撹拌して粉末の湿潤化を行
い、さらに、150℃に加熱して1時間攪拌を続けて、
均一な超高分子微ポリプロピレン−ポリエチレン組成物
の溶液を得た。
この(gNiiを、150℃に保った2mmφのノズル
をつけたプランジャー型押出機に移し、1時間静置した
後、該溶液を押し出した。この押し出された溶液を、3
0cmのエアーギャップ下で、室温に引き取り、次いで
アセトン浴槽内に導き、結晶化操作を行なって、結晶化
繊維とした。この時該洛液は、自由落下に近い状態で引
き取り、積極的にドラフトは行なわなかった。この結晶
化した繊維をボビンに巻き取り、減圧下、室温で乾燥し
て、延伸工程に供した。
をつけたプランジャー型押出機に移し、1時間静置した
後、該溶液を押し出した。この押し出された溶液を、3
0cmのエアーギャップ下で、室温に引き取り、次いで
アセトン浴槽内に導き、結晶化操作を行なって、結晶化
繊維とした。この時該洛液は、自由落下に近い状態で引
き取り、積極的にドラフトは行なわなかった。この結晶
化した繊維をボビンに巻き取り、減圧下、室温で乾燥し
て、延伸工程に供した。
上記のような方法で調製された繊維を次の条件で延伸し
た。
た。
4台のゴデツトロールと各ロール間に設置したフルゾー
ルP(サーマル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有
効横長50cn+lにより連続延伸した。延伸条件は、
第−延伸層では120℃で5倍、第二延伸層では145
℃で30倍、第三延伸層では170℃で585倍に延伸
した。
ルP(サーマル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有
効横長50cn+lにより連続延伸した。延伸条件は、
第−延伸層では120℃で5倍、第二延伸層では145
℃で30倍、第三延伸層では170℃で585倍に延伸
した。
なお、第一ゴデツトロールの回転速度を0.5m/分と
し、第二以降のゴデツトロールの回転速度を変更するこ
とにより、所望の延伸比を得た。表−1にこの繊維の破
断強度、引張弾性率、破断伸度、出力エネルギー量を記
載した。
し、第二以降のゴデツトロールの回転速度を変更するこ
とにより、所望の延伸比を得た。表−1にこの繊維の破
断強度、引張弾性率、破断伸度、出力エネルギー量を記
載した。
本発明での破断強度、引張弾性率、破断伸度、出力エネ
ルギー量は■オリエンティック製テンシロン引張試験機
U−1)60にて23℃で測定した。このときクランプ
間の試料長は、20III1)で、引張速度は20mm
/分とした。ただし、引張弾性率は、初期弾性率で、接
線の傾きを用いて計算した。また、計算に必要な繊維断
面積は、繊維の密度を0.910 g/c1)3とし、
試料の重量とから計算により求めた。
ルギー量は■オリエンティック製テンシロン引張試験機
U−1)60にて23℃で測定した。このときクランプ
間の試料長は、20III1)で、引張速度は20mm
/分とした。ただし、引張弾性率は、初期弾性率で、接
線の傾きを用いて計算した。また、計算に必要な繊維断
面積は、繊維の密度を0.910 g/c1)3とし、
試料の重量とから計算により求めた。
実施例−1の結果に比べ、弾性率は高いが、強度および
伸度が低いため、分子量が高いにもかかねらず、出力エ
ネルギー量は低い。
伸度が低いため、分子量が高いにもかかねらず、出力エ
ネルギー量は低い。
比較例2
極限粘度[η]が19.oa Q、 / gである超高
分子量ポリプロピレンの粉末20grとバラフィンワツ
ク、Z、 f LUVAX−1266分子量460:
日本精蝋■’W)800grとを200mmφのスクリ
ュー式押出i (L/D=26)を用いて樹脂温度21
0℃で押し出して混合組成物を調製した。このとき、プ
ロセス安定剤として、3.5−ジーtert−ブチルー
4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[メチレン
−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハイドロキ
シフェニレン)プロピオネート1メタンを高分子徹ポリ
プロピレンに対して0.1重量%添加した。
分子量ポリプロピレンの粉末20grとバラフィンワツ
ク、Z、 f LUVAX−1266分子量460:
日本精蝋■’W)800grとを200mmφのスクリ
ュー式押出i (L/D=26)を用いて樹脂温度21
0℃で押し出して混合組成物を調製した。このとき、プ
ロセス安定剤として、3.5−ジーtert−ブチルー
4−ハイドロキシトルエンおよびテトラキス[メチレン
−3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ハイドロキ
シフェニレン)プロピオネート1メタンを高分子徹ポリ
プロピレンに対して0.1重量%添加した。
上記のようにして調製した超高分子量ポリプロピレン組
成物を防止原液として溶融物を次の条件で紡糸し、原糸
を得た。
成物を防止原液として溶融物を次の条件で紡糸し、原糸
を得た。
すなわち、21)IIIIφの紡糸ノズルを装着したプ
ランジャー型押出機により200℃の樹脂温度で、上記
紡糸原液を押し出した。
ランジャー型押出機により200℃の樹脂温度で、上記
紡糸原液を押し出した。
この押し出された溶融物を、70cmのエアーギャップ
下で、25℃の空気中で、ドラフト比18でボビンに巻
き取り原糸とした。
下で、25℃の空気中で、ドラフト比18でボビンに巻
き取り原糸とした。
上記のようにして調製された原糸を、5台のゴデツトロ
ールと各ゴデツトロール間に設置した4個の延伸槽(有
効横長50cm1を用いて、連続延伸を行なって延伸物
を得た。すなわち、第一ゴデツトロールの回転速度を2
5 am/minに、第二ゴデツトロールの回転速度を
175 cm/winに、第三ゴデツトロールの回転速
度を200 cm/n+inに、第四ゴデツトロールの
回転速度を253 cm/minに、第五ゴデツトロー
ルの回転速度を320 cm/minにし、4段延伸で
総延伸倍率を12.8倍とした。
ールと各ゴデツトロール間に設置した4個の延伸槽(有
効横長50cm1を用いて、連続延伸を行なって延伸物
を得た。すなわち、第一ゴデツトロールの回転速度を2
5 am/minに、第二ゴデツトロールの回転速度を
175 cm/winに、第三ゴデツトロールの回転速
度を200 cm/n+inに、第四ゴデツトロールの
回転速度を253 cm/minに、第五ゴデツトロー
ルの回転速度を320 cm/minにし、4段延伸で
総延伸倍率を12.8倍とした。
また、第−延伸槽には100℃のn−デカンを、第二延
伸槽には120℃のn−デカンを、第三延伸槽には14
0℃のフルゾールPを、第四延伸槽には160℃のフル
ゾールPを熱媒として用いた。
伸槽には120℃のn−デカンを、第三延伸槽には14
0℃のフルゾールPを、第四延伸槽には160℃のフル
ゾールPを熱媒として用いた。
ここで、総延伸倍率は第五ゴデツトロールと第一ゴデツ
トロールとの回転速度比により求めである。
トロールとの回転速度比により求めである。
この繊維の破断強度、引張弾性率、破断伸度、出力エネ
ルギー量を表−1に記数した。
ルギー量を表−1に記数した。
比較例3
極限粘度[Q]が19.30 d9/gである超高分子
量ポリプロピレンの粉末3.0 grとp−キシレン(
蒸留品)3000mffとをコンデンサーが装備された
セパラブルフラスコに入れる。この時、プロセス安定剤
として3,5−ジーtert−ブチルー4−ハイドロキ
シトルエンを0.03gr同時に添加した。この後、攪
拌下で、系の温度を室温に保ち、窒素ガスで30分間バ
ブリングし、系内に溶存している酸素を除去し、以後の
操作は窒素ガスシール下で行なった。系の温度を135
℃まで昇温し、1時間撹拌を続けて、均一な超高分子量
ポリプロピレン溶液を得た。次いで攪拌を止めて放冷し
て25℃まで降温しで静置する。次いで130℃に静か
にに昇温して、10分間静置する。次いで55℃の恒温
槽に入れ、20時間静置して等温結晶化させる。
量ポリプロピレンの粉末3.0 grとp−キシレン(
蒸留品)3000mffとをコンデンサーが装備された
セパラブルフラスコに入れる。この時、プロセス安定剤
として3,5−ジーtert−ブチルー4−ハイドロキ
シトルエンを0.03gr同時に添加した。この後、攪
拌下で、系の温度を室温に保ち、窒素ガスで30分間バ
ブリングし、系内に溶存している酸素を除去し、以後の
操作は窒素ガスシール下で行なった。系の温度を135
℃まで昇温し、1時間撹拌を続けて、均一な超高分子量
ポリプロピレン溶液を得た。次いで攪拌を止めて放冷し
て25℃まで降温しで静置する。次いで130℃に静か
にに昇温して、10分間静置する。次いで55℃の恒温
槽に入れ、20時間静置して等温結晶化させる。
上記のようにして調製した超高分子量ポリプロピレンの
単結晶を含むp−キシレン液をメツチエ上に濾紙をのせ
アスピレ〜りで吸引濾過する。濾過終了後、濾過物の上
に1枚濾紙を置き、さらに重石を乗せて、室温で減圧し
て3日間乾燥する。
単結晶を含むp−キシレン液をメツチエ上に濾紙をのせ
アスピレ〜りで吸引濾過する。濾過終了後、濾過物の上
に1枚濾紙を置き、さらに重石を乗せて、室温で減圧し
て3日間乾燥する。
このようして、0.1)0mmの厚みを持つ単結晶マッ
トを得た。
トを得た。
上記の単結晶マットを、41)IffI幅に切り出して
、10開φの二つ割りのポリエチレン製ビレットに挟ん
で、4ItIffIψの口金部を持つコニカルダイを装
着したプランジャー型押出機(シリンダー径10ram
φ)に挿入して、125℃で10分間保った後、擬メル
ト状態で、l mm/minの押し出し速度で押し出し
て、約6倍に同相延伸した。
、10開φの二つ割りのポリエチレン製ビレットに挟ん
で、4ItIffIψの口金部を持つコニカルダイを装
着したプランジャー型押出機(シリンダー径10ram
φ)に挿入して、125℃で10分間保った後、擬メル
ト状態で、l mm/minの押し出し速度で押し出し
て、約6倍に同相延伸した。
次いで、同相延伸したポリエチレンビレットを二つ割り
にして、ポリプロピレン延伸物を取り出して、エアーオ
ーブン付きの引張試験機(鼻汁製作所製)を用いて、チ
ャック間距離20cmで、予めエアーオーブンを165
℃に昇温しでおき、試料を取り付け、直ちに100 m
m/minの速度で、総延伸(gi率72倍まで延伸し
た。
にして、ポリプロピレン延伸物を取り出して、エアーオ
ーブン付きの引張試験機(鼻汁製作所製)を用いて、チ
ャック間距離20cmで、予めエアーオーブンを165
℃に昇温しでおき、試料を取り付け、直ちに100 m
m/minの速度で、総延伸(gi率72倍まで延伸し
た。
この繊維の破断強度、引張弾性率、破断伸度、出力エネ
ルギー量を表−1に記載した。
ルギー量を表−1に記載した。
表から明らかなように、破断強度、引張弾性率は十分に
大きいが、破断伸度が小さいため出力エネルギー量は小
さい。
大きいが、破断伸度が小さいため出力エネルギー量は小
さい。
比較例4
極限粘度[n]が3.17dff/gであるプロピレン
重合物を、2.0mmφの紡糸ノズルを装着したプラン
ジャー型押出機により290℃の樹脂温度で押しだした
。この押し出された落融物を80cmのエアーギャップ
下で、25℃の空気中でドラフト比97でボビンに巻き
取り原糸とした。なお、プロセス安定剤として、3.5
−ジーtert−ブチルー4−ハイドロキシトルエンお
よびテトラキス[メチレン−3(3,5−ジーtert
−ブチルー4−ハイドロキシフェニレン)プロピオネ−
)−]メタンを高分子量ポリプロピレンに対してロー1
重量%添加して使用した。
重合物を、2.0mmφの紡糸ノズルを装着したプラン
ジャー型押出機により290℃の樹脂温度で押しだした
。この押し出された落融物を80cmのエアーギャップ
下で、25℃の空気中でドラフト比97でボビンに巻き
取り原糸とした。なお、プロセス安定剤として、3.5
−ジーtert−ブチルー4−ハイドロキシトルエンお
よびテトラキス[メチレン−3(3,5−ジーtert
−ブチルー4−ハイドロキシフェニレン)プロピオネ−
)−]メタンを高分子量ポリプロピレンに対してロー1
重量%添加して使用した。
この原糸を、2台のゴデツトロールとフルゾルP(サー
マル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長50
cm)により一段延伸した。延伸条件は150℃でl
080倍に延伸した。
マル化学産業■製熱媒)を入れた延伸槽(有効横長50
cm)により一段延伸した。延伸条件は150℃でl
080倍に延伸した。
なお、第一ゴデツトロールの回転速度を25cm/分と
し、第二ゴデツトロールの回転速度を250、Ocn+
/lll1nで延伸した。
し、第二ゴデツトロールの回転速度を250、Ocn+
/lll1nで延伸した。
ここで、延伸倍率は第2ゴデツトロールと第1ゴデツト
ロールとの回転速度比により求めである。
ロールとの回転速度比により求めである。
表−1に繊維の破断強度、引張弾性率、破断伸度、出力
エネルギー量を記載した。
エネルギー量を記載した。
[発明の効果フ
本発明によれば、紡糸する際に原糸中の結晶構造を調整
するとともに、この原糸に温度をかけて後延伸すること
により、高強度で破断伸度が大きく、かつ、出力エネル
ギー量の大きなプロピレン重合体延伸物を製造する事が
でき、このプロピレン重合体延伸物は破断強度の50%
荷重10回繰り返し後の出力エネルギー量が大きいため
に、たとえば、エアバッグなどのエネルギー回生用弾性
体用の素材、あるいは係留ローブ、索引ロープなどの動
索、強化プラスチック用の補強用繊維などとして幅広い
用途に対応できるものとなる。
するとともに、この原糸に温度をかけて後延伸すること
により、高強度で破断伸度が大きく、かつ、出力エネル
ギー量の大きなプロピレン重合体延伸物を製造する事が
でき、このプロピレン重合体延伸物は破断強度の50%
荷重10回繰り返し後の出力エネルギー量が大きいため
に、たとえば、エアバッグなどのエネルギー回生用弾性
体用の素材、あるいは係留ローブ、索引ロープなどの動
索、強化プラスチック用の補強用繊維などとして幅広い
用途に対応できるものとなる。
第1図は、本発明に係るプロピレン重合体原糸のX線干
渉図、 第2図は、本発明に係るプロピレン重合体原糸のドラフ
ト比と結晶配向比の関係を表わすグラフ、第3図は、本
発明に係るプロピレン重合体原糸のドラフト比と延伸物
の出力エネルギー量の関係を表わすグラフ、 第4図は、本発明に係るプロピレン重合体原糸のドラフ
ト比と延伸物の破断強度の関係を表わすグラフ、 第5図は、本発明に係るプロピレン重合体の分子黴と出
力エネルギー量の関係を表わすグラフである。 特許出願人 三井石油化学工業株式会社9回転角 巣 図
渉図、 第2図は、本発明に係るプロピレン重合体原糸のドラフ
ト比と結晶配向比の関係を表わすグラフ、第3図は、本
発明に係るプロピレン重合体原糸のドラフト比と延伸物
の出力エネルギー量の関係を表わすグラフ、 第4図は、本発明に係るプロピレン重合体原糸のドラフ
ト比と延伸物の破断強度の関係を表わすグラフ、 第5図は、本発明に係るプロピレン重合体の分子黴と出
力エネルギー量の関係を表わすグラフである。 特許出願人 三井石油化学工業株式会社9回転角 巣 図
Claims (2)
- (1)破断強度が0.7GPa以上、破断伸度が20%
以上、弾性率が4.0GPa以上、および破断強度の5
0%荷重10回繰り返し後の出力エネルギー量が3.0
kgfm/g以上である、極限粘度[η]が少なくとも
3.5dl/g以上のプロピレン重合体を主成分とする
延伸物であって、該延伸物が前記プロピレン重合体を溶
融紡糸するに際して、X線回折法で測定される原糸中の
C軸結晶配向と、a′軸結晶配向との結晶配向比(C軸
結晶配向強度/a′軸結晶配向強度)が1.2以上にな
るようにドラフトをかけて紡糸し、さらに、この原糸を
延伸倍率2ないし50倍の範囲で後延伸することによっ
て得られたものであることを特徴とするプロピレン重合
体延伸物。 - (2)極限粘度[η]が少なくとも3.5dl/g以上
のプロピレン重合体を、溶融紡糸するに際して、X線回
折法で測定される原糸中のC軸結晶配向と、a′軸結晶
配向との結晶配向比(C軸結晶配向強度/a′軸結晶配
向強度)が1.2以上になるようにドラフトをかけて紡
糸し、さらに、この原糸を延伸倍率2ないし50倍の範
囲で後延伸することを特徴とする、破断強度が0.7G
Pa以上、破断伸度が20%以上、弾性率が4.0GP
a以上、および破断強度の50%荷重10回繰り返し後
の出力エネルギー量が3.0kgfm/g以上であるプ
ロピレン重合体延伸物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22467690A JPH04108108A (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | プロピレン重合体延伸物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22467690A JPH04108108A (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | プロピレン重合体延伸物及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04108108A true JPH04108108A (ja) | 1992-04-09 |
Family
ID=16817476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22467690A Pending JPH04108108A (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | プロピレン重合体延伸物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04108108A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002180347A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-06-26 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 結晶性高分子延伸物の製造方法 |
| WO2011087694A3 (en) * | 2009-12-23 | 2011-11-24 | Invista Technologies S.A.R.L | Fabric including polylefin elastic fiber |
| WO2012111723A1 (ja) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | 三井化学株式会社 | スパンボンド不織布 |
| KR20160081893A (ko) | 2013-10-04 | 2016-07-08 | 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 | 전원장치 |
| WO2025135019A1 (ja) * | 2023-12-20 | 2025-06-26 | 東洋紡エムシー株式会社 | ポリプロピレン繊維及びポリプロピレン繊維の製造方法 |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP22467690A patent/JPH04108108A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002180347A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-06-26 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 結晶性高分子延伸物の製造方法 |
| WO2011087694A3 (en) * | 2009-12-23 | 2011-11-24 | Invista Technologies S.A.R.L | Fabric including polylefin elastic fiber |
| CN102770590A (zh) * | 2009-12-23 | 2012-11-07 | 英威达技术有限公司 | 包含聚烯烃弹性纤维的织物 |
| CN104264305A (zh) * | 2009-12-23 | 2015-01-07 | 英威达技术有限公司 | 包含聚烯烃弹性纤维的织物 |
| WO2012111723A1 (ja) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | 三井化学株式会社 | スパンボンド不織布 |
| CN103370464A (zh) * | 2011-02-15 | 2013-10-23 | 三井化学株式会社 | 纺粘非织造布 |
| JP5717769B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2015-05-13 | 三井化学株式会社 | スパンボンド不織布 |
| KR101536494B1 (ko) * | 2011-02-15 | 2015-07-13 | 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 | 스펀본드 부직포 |
| EP2677074A4 (en) * | 2011-02-15 | 2016-12-21 | Mitsui Chemicals Inc | SPIN FIBER FLEECE |
| US9693912B2 (en) | 2011-02-15 | 2017-07-04 | Mitsui Chemicals, Inc. | Spunbonded nonwoven fabrics |
| KR20160081893A (ko) | 2013-10-04 | 2016-07-08 | 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 | 전원장치 |
| WO2025135019A1 (ja) * | 2023-12-20 | 2025-06-26 | 東洋紡エムシー株式会社 | ポリプロピレン繊維及びポリプロピレン繊維の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0205960B1 (en) | Very low creep, ultra high moduls, low shrink, high tenacity polyolefin fiber having good strength retention at high temperatures and method to produce such fiber | |
| FI93865C (fi) | Sulakehrätty luja polyeteenikuitu | |
| KR100951222B1 (ko) | 고강도 폴리에틸렌 섬유 | |
| EP1059370A1 (en) | Reduced shrinkage in metallocene isotactic polypropylene fibers | |
| WO1999063137A1 (en) | High-strength polyethylene fiber and process for producing the same | |
| JPWO2009028590A1 (ja) | 生産性の高い高強度ポリエチレン繊維、及びその前駆体、並びに前駆体の製造方法 | |
| US5302453A (en) | Molecular orientation articles molded from high-molecular weight polyethylene and processes for preparing same | |
| US20030197304A1 (en) | Higher throughput in metallocene isotactic polypropylene fibers | |
| JP4337539B2 (ja) | ポリエステル繊維の製造方法、及び溶融紡糸用紡糸口金 | |
| JP3734077B2 (ja) | 高強度ポリエチレン繊維 | |
| JPH04108108A (ja) | プロピレン重合体延伸物及びその製造方法 | |
| JP3023382B2 (ja) | 超高分子量ポリプロピレン組成物 | |
| US5430119A (en) | Stretched molded article of ultra-high-molecular weight polypropylene and process for the preparation of the same | |
| JPS6241341A (ja) | ゲル繊維の高速延伸方法 | |
| JPS6241311A (ja) | 改良されたポリプロピレンモノフイラメントおよびその製造方法 | |
| JP3070694B2 (ja) | 超高分子量ポリプロピレン延伸成形体およびその製造方法 | |
| JPH0641814A (ja) | 超高分子量ポリプロピレン延伸成形体の製造方法 | |
| JPH07238416A (ja) | 高強度ポリエチレン繊維の製造方法 | |
| JPH02210013A (ja) | 乾・湿式紡糸方法 | |
| JP3849852B2 (ja) | 不織布およびフィルター | |
| JP3849851B2 (ja) | 高強度ポリエチレン繊維不織布および電池セパレータ | |
| JPH03260112A (ja) | 超高分子量ポリプロピレン延伸成形体及びその用途 | |
| JP2865435B2 (ja) | 超高分子量ポリプロピレン延伸成形体及びその用途 | |
| JPH03260111A (ja) | 超高分子量ポリプロピレン延伸成形体の製造方法 | |
| JPH03279413A (ja) | 高分子量ポリエチレン分子配向成形体 |