JPH04108209A - Lcノイズフィルタ - Google Patents

Lcノイズフィルタ

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JPH04108209A
JPH04108209A JP22736090A JP22736090A JPH04108209A JP H04108209 A JPH04108209 A JP H04108209A JP 22736090 A JP22736090 A JP 22736090A JP 22736090 A JP22736090 A JP 22736090A JP H04108209 A JPH04108209 A JP H04108209A
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conductor
noise filter
spiral
terminal
inductor
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JP22736090A
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Takeshi Ikeda
毅 池田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明はLCノイズフィルタの改良に関する。
[従来の技術] 従来より、第14図(A)に示すように、セラミックス
などの絶縁性基板10の一面に第1の導体12をスパイ
ラル状に形成し、同図(B)に示すよう、他面に接地導
体14を形成したノイズフィルタが知られている。この
ノイズフィルタは、第15図に示すように、スパイラル
状の第1の導体12がインダクタンスLを得ると共に、
そのスパイラル状の第1の導体12と接地導体14との
間で分布定数的に静電容量Cを得て、LCノイズフィル
タとして機能する。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、このような従来のLCノイズフィルタは、次の
ような問題があった。
(a)第1の問題 従来のノイズフィルタは、スパイラル状に形成された第
1の導体12に期待するほどのインダクタンスが得られ
ず、LCノイズフィルタと言うよりもコンデンサに類似
した電気的特性しか得ることができないという問題があ
った。これは、次の理由によるものと推定される。
すなわち、このLCノイズフィルタにおいては、スパイ
ラル状の第1の導体12に対し、接地導体14が静電容
量で容量結合すると共に、誘導結合している。従って、
スパイラル状の第1の導体12の通電電流で発生した磁
束により接地導体14にも起電力が生じ、この起電力に
よって実線Aで示すような短絡電流が流れる。
スパイラル状の第1の導体12を変成器におけ一次フイ
ルに例えれば、接地導体14は短絡された二次コイルの
ように作用し、スパイラル状の第1の導体12には期待
するはとのインダクタンスしか得られず、これがLCノ
イズフィルタとして十分な機能を発揮できない原因と考
えられる。
(b)第2の問題 このノイズフィルタは、インダクタとして機能する第1
の導体12の両端電極18.20に信号を通電し、この
信号中に含まれるノイズを除去するものであるが、通電
信号の周波数が高くなると、スパイラル状に巻かれた第
1の導体12に矢印Bで示すような線間短絡が生し、第
1の導体12はインダクタとして機能しなくなってしま
うという問題があった。
特に、このような線間短絡現象は、通電信号の周波数が
高くなればなるほど頻繁に発生するため、従来のノイズ
フィルタは、高周波用のノイズフィルタとして用いるこ
とができないという問題があった。
[発明の目的] 本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その第1の目的は前記第1の問題を解決すること
にあり、その第2の目的は前記第1及び第2の問題の双
方を解決する優れた電気的特性を備えたLCノイズフィ
ルタを提供することある。
[問題を解決するための手段] 前記問題を解決するため、本発明のLCノイズフィルタ
は、 誘電体と、 前記誘電体の一面にスパイラル状に形成されインダクタ
として機能する第1の導体と、前記第1の導体の線間領
域と相対向するよう前記誘電体の他面に形成され、前記
第1の導体との間でキャパシタを形成する第2の導体と
、を含むことを特徴とする。
[作用] 次に本発明の詳細な説明する。
本発明者は、例えば第14図に示すLCノイズフィルタ
において、スパイラル状に形成された第1の導体12に
、なぜ期待するほどのインダクタンスが得られないかに
ついての検討を行なった。
そして、その大きな原因は、接地導体14に実線Aで示
すように流れる短絡電流にあるという仮定に従い、基板
の他面側に、キャパシタとして機能する第2の導体をど
のように形成すれば、前記第1の導体のインダクタとし
ての機能を損なわず、良好な特性を持ったLCノイズフ
ィルタを得ることができるか検討を進めた。
この検討の結果、本発明者は前記第2の導体を、第1の
導体の線間領域と相対向するよう形成したところ、前記
第1の導体に十分なインダクタンスが得られると共に、
第1及び第2の導体間に十分なキャパシタンスが得られ
、良好な電気的特性を有するノイズフィルタとなること
を見出した。
さらに、前記第2の導体は、第1の導体の線間領域と相
対向するようスパイラル状に形成することにより、この
第2の導体が第1の導体の線間短絡を防止するシールド
導体としても機能することになる。これにより、第1の
導体は、従来のように線間短絡が生じることがなく、イ
ンダクタとして十分に機能することが確認された。
このように本発明によれば低周波領域から高周波領域に
わたり優れた電気的特性を有するLCノイズフィルタを
得ることができる。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1実施例 第1図、第2図には本発明にかかるLCノイズフィルタ
の好適な第1実施例が示されている。
実施例のLCノイズフィルタは、第1図(A)に示すよ
う、セラミックスなどの絶縁性基板10の一面にインダ
クタとして機能する第1の導体12をスパイラル状に形
成している。そして、スパイラル状の第1の導体12の
外端部は、そのまま端子12に接続されており、内端部
はリード22を介し端子20に接続されている。なお、
リード22と、第1の導体12とが交差する箇所は、互
いに絶縁されている。
また、第1図(B)に示すよう、絶縁性基板10の他面
10bには、第1の導体12の線間領域16と相対向す
るよう第2の導体30がスノくイラル状に形成され、こ
の第2の導体30の外端部はそのまま端子32と接続さ
れている。
第2図(A)には、実施例のLCノイズフィルタの等価
回路図が示されており、前記第1の導体12は第1のイ
ンダクタL1として機能して、第2の導体30もインダ
クタL2として機能する。
また、第1の導体12および第2の導体30は、第2図
(B)に示すよう基板10を挟んで互いに近接配置され
ている。このため、両者は互いに静電容量で容量結合し
、両者の間にはキャパシタンスCが分布定数的に形成さ
れることになる。
従って、本実施例のノイズフィルタは、ノーマルモード
型分布定数タイプのLCノイズフィルタとして機能する
ことになる。
特に、本実施例のノイズフィルタでは、第2の導体30
が第1の導体12の線間領域16と相対向するよう形成
されている。従って、スパイラル状に形成された第1の
導体12の線間距離に比べ基板10の両面に設けられた
第1および第2の導体12.30間の線間距離が短くな
るため、第2の導体30が第1の導体12の線間短絡を
防止するシールド導体としても機能することになる。
以上の構成とすることにより、本実施例のノイズフィル
タは、前述した第1および第2の問題を解決し、低周波
領域から高周波領域にわたり優れた電気的特性を有する
ノーマルモード型の三端子ノイズフィルタとして機能す
ることになる。
第2実施例 次に、本発明の好適な第2実施例を説明する。
なお、前記第1実施例と対応する部材には同一符号を付
しその説明は省略する。
本実施例の特徴は、前記第1図(B)に示す第2の導体
30(第3図B参照)の内端部に、前記第1の導体12
と同様に端子34を設け、四端子コモンモード型のLC
ノイズフィルタを形成したことにある。
第3図(B)には、本実施例の四端子コモンモード型L
Cノイズフィルタの等価回路図が示されており、同図に
示すよう、実施例の第1および第2の導体12.30は
それぞれインダクタL1およびL2として機能し、両者
の間には静電容量が分布定数的に形成されることになる
第3実施例 第4図、第5図には、本発明のLCノイズフィルタの好
適な第3実施例が示されている。
実施例のLCノイズフィルタは、基板10の表面に一組
のインダクタ導体12−1.12−2を第1の導体とし
てスパイラル状に形成し、基板10の裏面側に、前記各
インダクタ導体12−1゜12−2の線間領域16−1
.16−2と相対向するよう一組のキャパシタ導体30
−1.30−2を第2の導体としてスパイラル状に形成
したことを特徴とする。
前記各インダクタ導体12−1.12−2の外端部には
端子18−1.18−2が接続され、その内端部にはリ
ード22−1.22−2を介し端子20−1.20−2
が接続されている。また、前記各キャパシタ導体30−
1.30−2の外端部は、アース端子32とリードを介
し接続されている。
第5図には、実施例のLCノイズフィルタの等価回路図
が示されており、基板10の表面側に設けられた各イン
ダクタ導体12−1.12−2はインダクタンスL、、
L2を有するインダクタとして機能し、基板10の裏面
側に設けられた各キャパシタ導体30−1.30−2と
の間でキャパシタンスCを分布定数的に形成することに
なる。
さらに、これらキャパシタ導体30−1.30−2は、
前記第1のインダクタ導体12−1.12−2の線間領
域16−1.16−2と相対向するよう形成されている
。このため、これらキャパシタ導体30−1.30−2
は、前記各インダクタ導体12−1.12−2の線間短
絡を防止するシールドとしても機能することになる。
従って、端子32をアース側に接続し、各端子18−1
.18−2.20−1.20−2を入出力端子として用
いることにより、低周波領域から高周波領域にわたり優
れた電気的特性を有するコモンモード型口端子LCノイ
ズフィルタを得ることができる。
第4実施例 次に本発明の好適な第4実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第6図には、本実施例のLCノイズフィルタが示され、
実施例のLCノイズフィルタは、基板10の表面に設け
られたスパイラル溝24内に第1の導体12を形成し、
この第1の導体12の線間領域16と相対向するよう基
板10の裏面側に設けられたスパイラル溝36内に第2
の導体3oを形成することを特徴とする。
前記基板10の裏面側には、中心から周囲に伸びる放射
溝26が設けられ、この溝26の内端部は、基板10の
表面側に設けられたスパイラル満24の内端部とスルー
ホールを介して連通されている。この放射溝26内には
、スルーホールを介し第1の導体12の内端部と電気的
に接続されるリード22が形成される。
そして、実施例のLCノイズフィルタは、第1の導体1
2の外端部に端子18が接続され、その内端部にリード
22を介し端子2oが接続されている。さらに、第2の
導体3oの外端部には、アース端子30が接続されてい
る。
以上の構成とすることにより、実施例のLCノイズフィ
ルタは、第3図(A)に示すようなノーマルモード型三
端子LCノイズフィルタとして機能することになる。
特に、本実施例では各導体12.30は溝内に形成され
ているため、前記各実施例に比べ線間短絡現象をより効
果的に防止することができる。
なお、本実施例において前記各導体12.30およびリ
ード22は、基板lOの満24.36゜26以外の部分
に予めレジストを塗布しておき、これを液状の導電体が
充填された導電層内にディッピングすることにより容易
に形成することができる。また、表面にレジストを塗布
することなく基板10をディッピングした場合でも、そ
の後基板表面を研磨し、溝以外に付着した導電体を除去
することによっても容易に形成することができる。
また、ディッピング以外にも、例えば導電体をメツキす
ることによっても各湾内に導体を形成することもできる
さらに、本実施例ではスパイラル溝24.36内に導体
12.30を設けているため、各導体を基板10の表面
に被覆形成するのに比べ、各導体の断面形状や断面積を
任意に設定でき、例えば断面積を大きくとることにより
、通電電流が比較的大きい電源用のLCノイズフィルタ
としても極めて好適なものとなる。
なお、本実施例のような溝型タイプのLCノイズフィル
タは、第1実施例に示すようなノーマルモード型三端子
フィルタばかりでなく、必要に応じて第2実施例〜第3
実施例等の各種タイプのフィルタに適用することができ
る。
特に、本実施例を前記第3実施例に示すようなタイプの
フィルタに適用することにより、基板10の表面に設け
られた各インダクタ導体12−1゜12−2は、第7図
に示すよう互いにスパイラル溝24−1.24−2の間
に介在する壁体28を挟んで相対向することになる。こ
のため各インダクタ導体12−1.12−2は互いに静
電容量で容量結合し、両者の間にはキャパシタンスCが
分布定数的に形成される。従って、基板10として誘電
率の高い材料を用いることにより、各インダクタ導体1
2−1.12−2間のキャパシタンスCを必要に応じ大
きな値に設定することができる。
第5実施例 第8図、第9図には、本発明の好適な第5実施例が示さ
れている。
本実施例の特徴は、スパイラル状に形成された第1の導
体12の線間領域16と相対向するよう、基板10の裏
面側に−または複数のアース用ブロック導体40を第2
の導体30として設けたことにある。
実施例では、40−1.40−2.40−3の3個のア
ース用ブロック導体が設けられている。
これにおいて、前記各アース用ブロック導体40−1.
40−2.40−3のいずれか一つは、インダクタとし
て機能する第1の導体12の一方の端子18と電気回路
的に近い位置において、第1の導体12と対向配置させ
ることが好ましく、また他の一つのブロック導体50は
、他方の端子20と電気回路的に近い位置において、第
1の導体12と対向配置させることか好ましい。
このため、前記アース用ブロック導体40−1は、第1
の導体12の端子18と電気回路的に近い場所に配置さ
れている。また、ブロック導体40−2は、第1の導体
12の端子2oと電気回路的に近い場所に配置されてい
る。
また、入出力端子18.20に近接配置されたアース用
ブロック導体40−1.40−2は、端子18.2Dに
近い位置からり−ド33−1.33−2を引き出しアー
ス端子2oと接続することが、良好な減衰特性を得る上
で好ましい。
第9図には、実施例のLCノイズフィルタの等価回路図
が示されている。
実施例において、スパイラル状に形成された第1の導体
12は、インダクタL1として機能する。
また、第1の導体12の線間領域16と基板1゜を挾ん
で相対向する各アース用ブロック導体4゜−1,40−
2,40−3は、第1の導体12の各領域との間で静電
容量により容量結合し、キャパシタンスC+ 、C2、
Csを形成する。
特に、本発明では各アース用ブロック導体4゜−1,4
0−2,40−3がそれぞれ面積の小さなブロック状に
形成され、アース端子32に接続されている。従って、
各ブロック導体40−1゜40−2.40−3に流れる
渦電流は小さく、そのインダクタンスも小さいため、第
1の導体12との間に形成されるキャパシタンスC,,
C2゜C9が直接アース端子32に接続されることにな
る。これにより、本出願人が先に行なった特願平1−1
01426号にががる出願に詳述されているように、複
数のLCノイズフィルタが直列に接続されているのと同
し状態になり、ブロック導体40の数を増やすことによ
りキャパシタンスCを増加することができ、ブロック導
体4oの個数ヲ減らすことによりキャパシタンスCを小
さくしたLCノイズフィルタを得ることができる。
また、各アース用ブロック導体40−1.40−2.4
0−3は、その面積が小さく、しかもインダクタ導体1
2の一部の領域との間でキャパシタンスを形成している
たけである。このため、第1の導体12と各アース用ブ
ロック導体4oとの間の相互インダクタンスがほとんど
無視でき、ノイズフィルタの特性劣化の一因となる相互
インダクタンスを大幅に低減することができる。
このように、本実施例によれば、前記アース用ブロック
導体40の個数を増減することにより、任意のキャパシ
タンスをもったLCノイズフィルタを得ることができる
なお、本実施例は必要に応じ前記各実施例のタイプのL
Cノイズフィルタに対しても適用できることは言うまで
もない。
第6実施例 第10図〜第12図には、本発明にかかるLCノイズフ
ィルタの好適な第6実施例が示されている。
実施例のLCノイズフィルタは、複数の絶縁板52−1
.52−2.52−3を積層して形成された積層体50
と、前記絶縁板52の層間56−1.56−2.56−
3にスパイラル状に設けられ所定ターン数のコイルを形
成する第1の導体12と、前記絶縁板54の層間56−
2.56−3゜56−4に、絶縁板52を介し前記11
の導体12の線間領域16と相対向するようスパイラル
状に設けられた第2の導体30とを有する。
実施例の積層体50では、第1の導体12および第2の
導体30の短絡、露出などを防止するため、絶縁板52
を絶縁シート54−1.54−2・・・54−7を介し
積層している。そして、最上層および最下層の絶縁シー
ト54−1.54−7の表面には、第1の導体12の端
子18a、20aと、第2の導体の端子32a、32b
が被覆形成されている。
前記第1の導体12は、絶縁板52の各層間56−1.
56−2.56−3に設けられた第1のスパイラル導体
60−1.60−2.60−3から構成されている。こ
れら各スパイラル導体7〇−1,70−2,70−3は
、これら絶縁板および絶縁シート上に形成されたスルー
ホール53゜55および層間接続リード62を介して−
の層間から他の層間にかけて連続して周回するよう直列
接続されている。
同様に、前記第2の導体30は、絶縁板52の層間56
−2.56−3.56−4に設けられた第2のスパイラ
ル導体70−1.70−2,703から構成されており
、スルーホール33,35および層間接続リード72を
介し、−の層間から他の層間にかけて連続して周回する
よう直列に接続されている。
これにより、前記第1および第2の導体12゜30は、
積層体50という限られた小さな空間内においても十分
な単数およびインダクタンスをもったコイルとして機能
することになる。
さらに、第1および第2のスパイラル導体60゜70は
、絶縁板52を介し静電容量で容量結合し、両者の間に
キャパシタンスが形成されることになる。これにより、
第1および第2の導体12.30の間には十分大きなキ
ャパシタンスCが分布定数的にほぼ連続して形成される
ことになる。
また、絶縁シート54−1の表面に形成された端子18
aは、スルーホール55を介し絶縁板52−1上に設け
られた第1のスパイラル導体70=1の外側端部に接続
され、同様に絶縁シート54−7の表面に形成された端
子20aは、絶縁シート54−7に設けられたスルーホ
ール351層間接続リード62.絶縁シート54−6に
設けられたスルーホール55を介し、絶縁板52−3上
に設けられた第1のスパイラル導体70−3の内側端部
に接続されている。また、絶縁シート54−1上に設け
られた端子32aは、絶縁シート54−1.絶縁板52
−1上に設けられたスルーホール55.53を介し、絶
縁板52−1の裏面側に設けられた第2のスパイラル導
体70−1の外側端部に接続されている。
なお、実施例では三端子型ノーマルモード型LCノイズ
フィルタを形成するために、残りの端子32bは空端子
として用いられる。
第11図には、本実施例の積層型LCノイズフィルタの
完成図が示されている。
実施例のLCノイズフィルタは、第10図に示す絶縁板
52および層間絶縁シート54を積層して形成されてい
る。そして、この積層体50の表面に、入出力端子18
a、18aを接続し一つの外部端子18として機能する
よう導電体が被覆形成されている。同様に、入出力端子
20a、20aも、一つの外部端子20として機能する
よう導電体が被覆形成される。さらに、端子32a、3
2bも一つの外部端子32として機能するよう導電体が
被覆形成されている。
これにより、積層体50の外周面に2個の入出力端子1
8.20と1個のアース端子32が設けられた三端子ノ
ーマルモード型LCノイズフィルタが形成されることに
なる。しかもこのノイズフィルタは、SMDタイプ(サ
ーフェス争マウント・デバイス)の素子として形成され
るため、その取扱いは極めて容易なものとなる。
第12図には、本実施例の積層型LCノイズフィルタの
等価回路図が示されており、本実施例よれば、キャパシ
タンスCが分布定数的に形成されたLC素子を得ること
ができ、しかも素子自体を大型化することなく、そのイ
ンダクタンスしおよびキャパシタンスCを必要に応じて
大きな値に設定することができる。従って、本実施例に
よれば、高帯域にわたり優れた減衰特性を発揮し、良好
なノイズフィルタを得ることができる。
なお、本実施例のLC素子を、ノーマルモード型LCノ
イズフィルタとして用いる場合には、キャパシタ導体と
して機能する第2の導体30の両端を接地するのではな
く、第12図に示すよう、その一端側のみを接地するこ
とが、良好な減衰特性を得る上で好ましい。とりわけ、
本実施例のように、アース端子32aをインダクタ導体
として機能する第1の導体12の入出力端子18.20
のいずれか一方と近接配置することにより、より良好な
減衰特性を得ることかできる。
なお、本実施例の積層型LC素子は、ノーマルモード型
だけではなく、四端子コモンモード型LCノイズフィル
タとして用いることかできる。この場合には、第2の導
体32の両端に端子32a。
32bを接続すればよい。
なお、本発明を、このような積層型LC素子に適用する
場合には、前述した実施例ばかりでなく、本出願人が先
に提出した特願平2−7590に詳述した各タイプの積
層型LC素子にも適用できる。
例えば、前述した積層型LC素子は、絶縁層として絶縁
板を用いたが、本発明はこれに限らず、薄膜成形技術を
用いて絶縁層を形成することも可能であり、以下にその
具体例を説明する。
第13図(a)〜(1)には、三端子ノーマルモード型
LCノイズフィルタを薄膜成形技術を用いて形成する場
合の製造工程の一例が示されている。
実施例の特徴は、絶縁層として絶縁板52の代わりに絶
縁薄膜200を用い、この絶縁薄膜200および第1.
第2の導体12.30を薄膜成形技術を用いて形成した
ことにある。
すなわち、実施例のLC素子は、まず第13図(a)に
示すよう絶縁性の基板100の裏面側から側面にかけて
補助端子部18a″を被覆形成すると共に、基板100
の表面には、前記補助端子部18aから連続する第1の
スパイラル導体601を被覆形成する。
次に、同図(b)で示すように、基板100の表面に第
1のスパイラル導体60の端部が露出するよう絶縁薄膜
200−1を被覆形成する。
次に、同図(C)に示すように、基板100の裏面側か
ら側面にかけて補助端子部32a′を被覆形成すると共
に、絶縁薄膜200−1上に前記補助端子部328′か
ら連続し、しかも絶縁薄膜200−1を介し第1のスパ
イラル導体60−1の線間領域16と相対向する第2の
スパイラル導体70−1を被覆形成する。
次に、同図(d)に示すよう、各スパイラル導体60−
1.70−1の端部が露出するよう絶縁薄膜200−2
を被覆形成する。
次に、同図(e)に示すよう、この絶縁薄膜200−2
上に層間接続リード62.72を、導体60−1.70
−1の露出端部から絶縁基板100の外周部にかけて被
覆形成する。そして、同図(f)に示すように、この層
間接続リード62゜72の端部が露出するよう絶縁薄膜
200−3を被覆形成する。
次に、同図(g)に示すよう、前記絶縁薄膜200−3
,200−2を介して前記第2のスパイラル導体70−
1の線間領域17と相対向するよう、第1のスパイラル
導体60−2を被覆形成する。この時、第1のスパイラ
ル導体60−2は、その外周端部が層間接続リード62
の露出端部に接続される。
次に、同図(h)に示すよう、前記第1のスパイラル導
体70−2の内周端部と層間接続リード72の端部とが
露出するよう、絶縁薄膜200−4を被覆形成する。そ
して、同図(i)に示すよう、前記第1のスパイラル導
体60−2の線間領域16と、絶縁薄膜200−4を介
して相対向するよう第2のスパイラル導体70−2を被
覆形成する。この時、この第2のスパイラル導体70−
2の外周端部は、層間接続リード72の露出端部と接続
されるように形成される。
このような絶縁薄膜の形成工程と、スパイラル導体およ
び層間接続リードの形成工程とを、以下第13図(j)
〜(r)に示すよう繰り返し行ない積層体50を形成す
る。この時、同図(q)の工程において、基板100の
側面および裏面にかけて眉間接続リード62と連続する
補助端子部1gb−を被覆形成する。
そして、同図(S)に示す工程において、その積層体5
0の片側端部に、前記補助端子部18a18b−,32
a−と電気的に接続される導電キャップ19a、19b
、33aを嵌込み固定する。
これにより、本実施例によれば、第13図(1)に示す
よう、第1の導体12の両端に接続された入出力用の端
子18.20と、第2の導体3oの片側端部に接続され
た接地用の端子32とが形成されることになる。
このようにして、本実施例によれば、同図(1)に示す
ような三端子ノーマルモード型LCノ゛イズフィルタを
薄膜成形技術を用いて形成することができる。
なお、本発明を、このような積層型LC素子に適用する
場合には、前述した実施例ばがりてなく、本出願人が先
に提出した特願平2−11540に詳述した分割接地タ
イプの積層型LC素子にも適用できる。この場合には、
第2の導体30を、前記第5実施例と同様に複数に分割
することにより、任意のCをもった、積層型LC素子を
得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、誘電体の一面に
インダクタとして機能する第1の導体をスパイラル状に
形成し、この第1の導体の線間領域と相対向するよう誘
電体の他面に第2の導体を形成することにより、第1の
導体のインダクタンスを低下させることなく、優れた電
気的特性を有する分布定数型LCノイズフィルタを得る
ことができるという効果がある。
さらに、本発明によれば、第1の導体の線間領域と相対
向するよう形成された第2の導体が、第1の導体の線間
短絡を防止するシールド導体としても機能することにな
り、高周波流域においても線間短絡を発生させることが
なく、ノイズ成分を除去することができる分布定数型L
Cノイズフィルタを得ることができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる分布定数型LCノイズフィルタ
の好適な第1実施例の説明図であり、同図(A)は基板
表面の説明図、同図(B)は基板裏面側の説明図、 第2図は第1図に示すノイズフィルタの■−■断面説明
図、 第3図は本実施例にがかるLCノイズフィルタの等砺回
路図、 第4図は本発明にがかるLCノイズフィルタの好適な第
3実施例の説明図、 第5図はその等価回路図、 第6図は、本発明の好適な第4実施例である溝型LCノ
イズフィルタの説明図、 第7図は溝型LCノイズフィルタを前記第3実施例にが
かるLCノイズフィルタに適用した場合に各インダクタ
導体間に形成される線間容量の説明図、 第8v!Jは本発明の好適な第5実施例の概略説明図、 第9図はその等価回路図、 第10図1第11図は本発明を積層型LC素子に適用し
た場合の説明図、 第12図はその等価回路図、 第13図は積層型LC素子を薄膜成形技術を用いて形成
する場合の一例を示す説明図、第14図は従来のLC素
子の説明図、 第15図はその等価回路図である。 10・・・基板、12・・・第1の導体、16・・・線
間領域、30・・・第2の導体、40・・・アース用ブ
ロック導体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体と、 前記誘電体の一面にスパイラル状に形成されインダクタ
    として機能する第1の導体と、 前記第1の導体の線間領域と相対向するよう前記誘電体
    の他面に形成され、前記第1の導体との間でキャパシタ
    ンスを形成する第2の導体と、を含むことを特徴とする
    LCノイズフィルタ。
  2. (2)請求項(1)において、 前記第2の導体を第1の導体の線間領域と相対向するよ
    うスパイラル状に形成したことを特徴とするLCノイズ
    フィルタ。
  3. (3)請求項(1)において、 前記第1の導体の両端は、入出力端子にそれぞれ接続さ
    れ、 前記第2の導体は、アース端子に接続され、ノーマルモ
    ード型として形成されたことを特徴とするLCノイズフ
    ィルタ。
  4. (4)請求項(3)において、 前記第2の導体は、前記第1の導体の線間領域のと相対
    向するよう形成された1または複数のアース用ブロック
    導体を含むことを特徴とするICノイズフィルタ。
  5. (5)請求項(4)において、 前記アース用ブロック導体は、 前記第1の導体の入力端子に近接配置された第1のブロ
    ック導体と、 第1の導体の出力端子に近接配置された第2のブロック
    導体と、 を含むことを特徴とするLCノイズフィルタ。
  6. (6)請求項(1)〜(5)のいずれかにおいて、前記
    誘電体は、互いに積層され積層体を構成する複数の絶縁
    層として形成され、 前記第1の導体は、前記絶縁層の層間に、1つの層間か
    ら他の層間にかけて連続してスパイラル状に周回するよ
    う形成され、 前記第2の導体は、前記絶縁層の層間に、前記第1の導
    体の線間領域と相対向するよう形成されたことを特徴と
    する積層型LCノイズフィルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10121479C1 (de) * 2001-05-03 2002-11-07 Bosch Gmbh Robert Zwischen verschiedenen Leuchtfunktionen umschaltbarer Kraftfahrzeugscheinwerfer mit einer Filterschaltung zur Reduzierung einer Störabstrahlung einer Endstufe
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JPWO2016067746A1 (ja) * 2014-10-30 2017-08-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 積層コンデンサおよび車載制御装置

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