JPH04108741U - 床構造 - Google Patents

床構造

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JPH04108741U
JPH04108741U JP1821691U JP1821691U JPH04108741U JP H04108741 U JPH04108741 U JP H04108741U JP 1821691 U JP1821691 U JP 1821691U JP 1821691 U JP1821691 U JP 1821691U JP H04108741 U JPH04108741 U JP H04108741U
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floor
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floor structure
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紀久 根本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロア材上での衝撃による振動の伝搬を防
ぎ、かつフロア材の敷設が容易で、そのうえ取外しも簡
単な床構造を提供する。 【構成】 裏面側に、長手方向に沿い、内部が溝開口幅
より広げられた断面形状の嵌合溝11が設けられた定尺
の木質系フロア材1に、前記嵌合溝11に係合する突起
21が上面側に設けられ、かつ下端に弾性片3が固定さ
れた合成樹脂製床敷枠体2とからなる床構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般の住宅、オフィス、病院等の建造物において、その基礎床面上 に敷設される、定尺の木質系フロア材と床敷枠体とからなる床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
前記のような建造物の床構造としては、まず基礎床面に300mm間隔で45mm 角の根太を並べ、その上に0.9m×1.8mの定尺合板を釘止めし、さらにそ の上面に表面層として例えばカーペットやプラスチックタイルなどを貼着したも のがある。
【0003】 最近、とくに一般の住宅では、表面層のカーペットはダニ等の発生や、ほこり が喘息をひきおこし健康に良くないとのことから、またプラスチックタイルはそ の冷たさと滑りやすいことから、見直しが望まれているとともに、表面に薄い銘 木が貼着された木質系のフロア材が、その素朴な高級感からもてはやされるよう になってきた。
【0004】 しかしながら、上記のような基礎床面に根太を並べ、その上に木質系フロア材 を釘で固定する従来の床構造では、そのフロア材上での衝撃による振動が基礎床 面を通じて階下や隣戸に伝搬されるので、とくに階下の住人から苦情がでること が多く、そのために集合住宅では、やむを得ず再びそのフロア材の上にカーペッ トを敷くなどして、騒音や振動の伝搬を低減すべく対応している。
【0005】 また一般の住宅にも各種電化製品が設置されるようになり、その電源等の配線 が床上に巡らされて見苦しくなっているが、オフィスでは美観を損うのと空間の 有効利用を図るため、なおさら各種配線を床下に配置することができるとともに 、その撤去、移動が容易な床構造が要望されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、フロア材上での衝撃による振動の伝搬を防ぎ、かつフロア材の敷設 が容易で、そのうえ取外しも簡単な床構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の床構造は、裏面側に、長手方向に沿い、内部が開口幅より広げられた 断面形状の嵌合溝が設けられた定尺の木質系フロア材と、前記嵌合溝に係合する 突起が上面側に設けられ、かつ下端に弾性片が固定された合成樹脂製床敷枠体と からなり、木質系フロア材の裏面に床敷枠体の上面が前記長手方向に摺動可能に 密接係合した状態で基礎床面上に設置されていることを特徴とするものであるか ら、課題を解決することができるのである。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の床構造の一実施例を示す斜視図である。木質系フロア材1の裏 面側には、そのフロア材1の長手方向に沿い、あり溝状に形成された2本の嵌合 溝11が設けられている。このフロア材1は300mm幅で長さ1.8mの合板で 、その上面には薄い銘木が貼着されており、その四周には凸条12または凹溝1 3からなる本ざね加工が施されている。嵌合溝11の前記長手方向と垂直な断面 形状は、内部が溝開口幅より広げられた、逆台形型となっている。
【0009】 その木質系フロア材1を支持する床敷枠体2は、硬質熱可塑性合成樹脂から射 出成形で製造された縦横各250mm、高さ45mmの略箱体で、底に9本の脚部を 有し、その各脚部の下端には弾性片3の根元部が埋設固定されている。各弾性片 3は、硬さ75(JIS K 6301)のエチレン−酢酸ビニル共重合体製の突 出高さ5mmの部片より成る。床敷枠体2は図1に示したように、適切なリブ22 を設けたり、欠如部23を設けるなどして、所定の強度を維持しながら軽量化、 成形の容易性、成形時間の短縮、成形歪の低減などをはかっている。なお床敷枠 体2の上面側には前記嵌合溝11に係合する逆台形型の突起21が設けられてい る。そして木質系フロア材1の裏面に床敷枠体2の上面が前記長手方向に摺動可 能に密接係合するようになっており、そのような状態で基礎床4面上に設置され 、フロア材1の凹溝13に別のフロア材1の凸条12を挿入して、順次組み立て られ所定範囲が敷き詰められる。
【0010】 図2は、一例として3個の床敷枠体2のそれぞれの突起21が、木質系フロア 材1の嵌合溝11に挿入された状態で基礎床4面上に施工されていることを示す 図面である。なお図1は、木質系フロア材1に1列の床敷枠体2が挿入されてい る例を示したが、木質系フロア材1の幅がたとえば900mmである場合、複数列 の床敷枠体2を長手方向に沿って配置する場合もある。
【0011】 上記実施例において嵌合溝11に挿入される突起21は、嵌合溝11の断面形 状にほぼ全面的に摺接する形状となっているが、木質フロア材1の裏面と床敷枠 体2の上面が摺動可能に密接係合することが可能ならば、突起21の一部を切り 欠いた形状としてもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案の床構造は、上記のように構成されているから、床敷枠体の脚部下端に 固定された弾性片の作用により、木質系フロア材上での衝撃が吸収されて、その 振動が階下や隣戸に伝搬される度合いが減衰した。
【0013】 本考案の床構造において、木質系フロア材は基礎床面から床敷枠体により支持 されているから、長尺の根太を使用しない。したがって基礎床面への根太の固定 ならびにフロア材と根太の固定を必要としないから、施工が簡単で短時間に実施 することができる。また要求によりそのフロア材を取外すことも容易であるから 、電源用の配線の設置、変更、除去が簡単に行なえる。床敷枠体の各側面に欠如 部を設けることによって、床敷枠体の下部で基礎床面上を各方向に配線を自由に 巡らせることができる。
【0014】 また本考案の床構造は、床敷枠体の高さを適宜設定すれば、従来の畳敷きの和 室を簡単に木質系フロア材の洋室に変更することが可能であり、再度和室に戻す ことも容易であるから、季節毎に変った雰囲気を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の床構造の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本考案の実施状態の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 木質系フロア材 2 床敷枠体 3 弾性片 4 基礎床 11 嵌合溝 21 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面側に、長手方向に沿い、内部が開口
    幅より広げられた断面形状の嵌合溝が設けられた定尺の
    木質系フロア材と、前記嵌合溝に係合する突起が上面側
    に設けられ、かつ下端に弾性片が固定された合成樹脂製
    床敷枠体とからなり、木質系フロア材の裏面に床敷枠体
    の上面が前記長手方向に摺動可能に密接係合した状態で
    基礎床面上に設置されていることを特徴とする床構造。
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