JPH04108834U - ガス開閉器の鎖錠装置 - Google Patents

ガス開閉器の鎖錠装置

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JPH04108834U
JPH04108834U JP2067091U JP2067091U JPH04108834U JP H04108834 U JPH04108834 U JP H04108834U JP 2067091 U JP2067091 U JP 2067091U JP 2067091 U JP2067091 U JP 2067091U JP H04108834 U JPH04108834 U JP H04108834U
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龍志 丸山
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力室の圧力変化を検出する圧力ベローズを
使用し、圧力低下時に所望の動作ストロークを確保して
開閉器の開閉動作を機械的にロックする。 【構成】 圧力室3の圧力低下に伴って伸縮する圧力ベ
ローズ5に連動して変位体9を変位させ、これに係合す
るラッチレバー12を変位体9から離脱させると同時
に、このラッチレバー12に係止する突出体14を係止
解除してばね15の付勢により突出させ、突出体14の
突出ストロークを突き上げ棒20によりシャッタ18に
伝達してこれを動作させ、シャッタ18により移動が阻
止されていた鎖錠ピン22をばね23の付勢により開閉
レバー25の入位置と切位置との間に突入させ、開閉器
の開閉動作をロックする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遮断器,開閉器等のガス開閉器において、圧力室内の圧力低下を検 出して開閉動作をロックする鎖錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
開閉要素を収納した圧力室内にSF6 ガス等の絶縁性ガスを封入してなるガス 開閉器にあっては、ガス漏れ等によって封入ガスのガス圧が低下したままの状態 で開閉動作を行うと、所定の遮断性能が十分に発揮せず、遮断不能となり、内部 短絡等の事故を発生する危険があるため、従来より、圧力室の内圧を圧力計にて 監視する以外に、この封入ガスの圧力低下時に開閉器の動作をロックすることが 行われている。
【0003】 すなわち、図7に示すように、圧力室Aの近傍にこの圧力室A内にパイプBを 介して連通した圧力ベローズCを設けると共に、圧力ベローズCの受圧板Dに対 向してこの受圧板Dの動きに応じてオンオフするマイクロスイッチEを設け、圧 力室A内のガス圧が最低保証圧力より低下した時にマイクロスイッチEを作動さ せるようにしている。
【0004】 そして、このマイクロスイッチEの接点信号により警報回路を駆動したり、開 閉器の開閉動作を電気的にロックするようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記圧力ベローズCは、簡単に圧力検出できる反面、圧力変化に伴 う伸縮の動作ストロークが小さいため、前述したように、圧力低下を電気的にし か検出できないといった欠点を有しており、したがって、開閉器を手動で投入, 遮断する場合、従来のものではフールプルーフがされていないため、圧力低下に 伴って開閉動作が電気的にロックされているにも拘わらず、誤って手動で開閉操 作してしまうことがあり、この場合、圧力室Aの耐圧が低下していることから短 絡事故につながる恐れがある。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に留意してなされたものであ り、その目的とするところは、圧力室の圧力変化を検出する圧力ベローズを使用 し圧力低下時に所望の動作ストロークを確保して機械的に開閉動作をロックでき るガス開閉器の鎖錠装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案のガス開閉器の鎖錠装置においては、開閉 要素を収納した圧力室内のガス圧を検出する圧力ベローズと、この圧力ベローズ の伸縮に連動した変位体と、この変位体に係脱自在に係合し圧力室の圧力低下に より変位体から離脱するラッチレバーと、ばねにより移動付勢され変位体に係合 したラッチレバーにより係止されると共にラッチレバーの変位体からの離脱によ り係止解除されて突出する突出体と、ばねにより移動付勢され開閉レバーの入位 置と切位置との間に突入して開閉レバーの回動を阻止する鎖錠ピンと、この鎖錠 ピンの突入を阻止するシャッタと、突出体の突出ストロークをシャッタに伝達し てこれによる鎖錠ピンの阻止を解除させる伝達手段とを備える。
【0008】
【作用】
前述した構成の鎖錠装置にあっては、圧力室の圧力低下に伴って圧力ベローズ が伸縮すると、これに連動して変位体が変位し、変位体に係合していたラッチレ バーが変位体から離脱すると同時に、このラッチレバーに係止されていた突出体 が係止解除されてばねの付勢により突出移動し、圧力ベローズの小さな伸縮スト ロークが突出体の大きな突出ストロークに変換される。
【0009】 さらに、突出体の突出ストロークはシャッタに伝達されてこれを動作させ、シ ャッタにより移動が阻止されていた鎖錠ピンがばねの付勢により開閉レバーの入 位置と切位置との間に突入し、開閉器の開閉動作をロックする。
【0010】
【実施例】
実施例につき、図1ないし図6を用いて説明する。 図1及び図2はガス開閉器の操作機構部の一部を示し、1は開閉器ケース、2 はケース1内を圧力室3と操作機構室4とに気密に仕切る仕切板であり、圧力室 3内には開閉要素が収納され、SF6 ガス等の絶縁性ガスが大気圧より高い圧力 で封入されている。
【0011】 5は仕切板2の底壁部に固定され圧力室3の圧力変化を検出する圧力ベローズ であり、仕切板2に気密に貫設された基体6,圧力室3側に配置された受圧板7 ,基体6と受圧板7間を連結した伸縮筒8等からなり、受圧板7に一体に基体6 を遊挿して操作機構室4に導入した変位体9が設けられ、圧力室3の圧力変化に 伴う伸縮筒8の伸縮に連動して変位体9が上下に変位する。この変位体9の上端 には高さ調節自在の調整ねじ10が螺合されている。
【0012】 前記圧力ベローズ5には、図1,図4及び図5に示すように、基体6上の支軸 11に回動自在に支持されたほぼ逆L字形のラッチレバー12が設けられ、これ がねじりばね13により図4において反時計方向に回動付勢され、ラッチレバー 12の一端が変位体9の調整ねじ10の頭部に係合している。ここで、圧力ベロ ーズ5は、圧力室3内の封入ガス圧の低下に伴って受圧板7と共に変位体9が下 方へ変位するが、圧力室3内が最低保証圧力以下に低下すると、変位体9上の調 整ねじ10がラッチレバー12から外れるように、調整ねじ10とラッチレバー 12との位置関係が調整されている。
【0013】 さらに、圧力ベローズ5の基体6には、支軸11の近傍に、基体6の凹部に嵌 まり込んだ上下方向の突出体14が設けられ、これが圧縮コイルばね15により 上方へ移動付勢されると共に、調整ねじ10に係合したラッチレバー12の他端 が突出体14の環状溝16に係止し、突出体14の上動を阻止するようになって おり、ラッチレバー12が調整ねじ10から外れて回動すると、同時にラッチレ バー12の他端も環状溝16から外れ、突出体14がばね15により上方へ突出 する。
【0014】 17は操作機構室4の上部に配設された基板、18は基板17の垂直壁上部に ねじ19により上下に回動自在に取り付けられた断面L形のシャッタであり、前 記突出体14の真上に位置している。20は下端が突出体14に連結され上端が シャッタ18に近接して対向した上下方向の突き上げ棒であり、伝達手段を構成 し、突出体14の突出に伴って上動し、シャッタ18を押し上げて上方へ回動さ せる。
【0015】 21は基板17の水平壁上に立設された支持板、22は支持板21を貫通して 左右動自在に支持された鎖錠ピンであり、この外周に巻回された圧縮コイルばね 23により右方へ移動付勢され、図6に示すように、鎖錠ピン22の端面の一部 がシャッタ18に当接することによりそれ以上の移動が阻止されている。
【0016】 この鎖錠ピン22の右側には、開閉器主軸24に一体に支持された開閉レバー 25が位置し、図3に示すように、開閉レバー25の入位置と切位置との中間に 鎖錠ピン22が対向し、シャッタ18の上方への回動により鎖錠ピン22が解放 されると、鎖錠ピン22は開閉レバー25の入位置と切位置との間に突入し、開 閉レバー25の回動を阻止する。
【0017】 なお、この開閉レバー25の一端は電磁又は手動による投入操作力によって回 動する駆動軸にリンク26を介して連結され、他端は遮断ばね27に連結されて おり、駆動軸からの投入操作力によって開閉レバー25と共に主軸24が正方向 に回動すると、これに連結された開閉要素が投入動作し、同時に遮断ばね27が 蓄勢されると共に、図外のラッチ機構により投入状態が保持され、このラッチ機 構のラッチを解除すると、遮断ばね27のばね力で開閉レバー25を介して主軸 24が逆方向に回動し、開閉要素が遮断動作するようになっている。
【0018】 このような構成の鎖錠装置にあっては、圧力室3内のガス圧が設定された圧力 (最低保証圧力)以下に低下すると、圧力ベローズ5に連動した変位体9がラッ チレバー12から外れ、ラッチレバー12がねじりばね13により回動し、続い て、ラッチレバー12の回動によってこれが突出体14の環状溝16から外れる ため、突出体14がコイルばね15により上方へ突出し、圧力ベローズ5の小さ な動作ストロークが変位体9,ラッチレバー12及び突出体14によるダブルラ ッチ構造により拡大され、突出体14の大きな突出ストロークが得られることに なる。
【0019】 さらに、突出体14の突出により突き上げ棒20を介してシャッタ18が押し 上げられ、シャッタ18から解放された鎖錠ピン22がばね23により開閉レバ ー25の入位置と切位置との間に突入するようになり、開閉レバー25の回動つ まり開閉動作が機械的にロックされ、この結果、圧力低下時に誤って手動操作し ても開閉動作を確実に禁止できることになり、同時に緩慢な動作をすることもな いため、圧力低下時の開閉動作による内部短絡の危険がなくなる。
【0020】 なお、実施例では、伝達手段として突き上げ棒を用いたが、これに限らず、突 出体14の突出ストロークをシャッタ18に伝達してこれを所定動作させ得るも のであればよい。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているため、つぎに記載する効果を奏 する。 圧力ベローズに連動した変位体にラッチレバーを係合すると共にこのラッチレ バーに突出体を係合し、圧力室内の圧力低下時にこの係合を順次外して所定の動 作ストロークを確保し、これによりシャッタを動作させて鎖錠ピンにより開閉レ バーの入位置又は切位置から切位置又は入位置への回動を阻止するようにしたの で、動作ストロークの小さい圧力ベローズを用いたうえで機械的ロック機構を構 成でき、開閉器を圧力低下時に誤って手動動作させる危険がなくなり、従来のよ うな内部短絡事故を確実に防止でき、信頼性を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるガス開閉器の鎖錠装置の1実施例
を示す切断正面図である。
【図2】図1の切断平面図である。
【図3】開閉レバーと鎖錠ピンとの関係を示す側面図で
ある。
【図4】圧力ベローズの平面図である。
【図5】突出体とラッチレバーとの関係を示す切断正面
図である。
【図6】シャッタと鎖錠ピンとの関係を示す側面図であ
る。
【図7】従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
3 圧力室 5 圧力ベローズ 9 変位体 12 ラッチレバー 14 突出体 15 圧縮コイルばね 18 シャッタ 20 突き上げ棒 22 鎖錠ピン 23 圧縮コイルばね 25 開閉レバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉要素を収納した圧力室内のガス圧を
    検出する圧力ベローズと、該圧力ベローズの伸縮に連動
    した変位体と、該変位体に係脱自在に係合し前記圧力室
    の圧力低下により変位体から離脱するラッチレバーと、
    ばねにより移動付勢され前記変位体に係合した前記ラッ
    チレバーにより係止されると共に前記ラッチレバーの前
    記変位体からの離脱により係止解除されて突出する突出
    体と、ばねにより移動付勢され開閉レバーの入位置と切
    位置との間に突入して前記開閉レバーの回動を阻止する
    鎖錠ピンと、該鎖錠ピンの前記突入を阻止するシャッタ
    と、前記突出体の突出ストロークを前記シャッタに伝達
    し該シャッタによる前記鎖錠ピンの阻止を解除させる伝
    達手段とを備えたガス開閉器の鎖錠装置。
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Citations (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49102952U (ja) * 1972-12-25 1974-09-04
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