JPH0410902B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410902B2 JPH0410902B2 JP329984A JP329984A JPH0410902B2 JP H0410902 B2 JPH0410902 B2 JP H0410902B2 JP 329984 A JP329984 A JP 329984A JP 329984 A JP329984 A JP 329984A JP H0410902 B2 JPH0410902 B2 JP H0410902B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- resin layer
- crosslinked
- absorbing resin
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
(発明の技術分野)
本発明は架橋ポリオレフインの製造方法に係
り、特に耐水トリー性に優れた架橋ポリエチレン
ケーブルの製造方法に関する。 (発明の技術的背景およびその問題点) 架橋ポリエチレンは誘電率、誘電正接、体積固
有抵抗、破壊電圧等の電気的性質についてポリエ
チレンとほぼ同等の優れた性質を有し、耐熱性の
点でも優れているため、近時高圧電力ケーブルや
高圧機器の絶縁体として多用されている。而して
架橋ポリエチレンを高圧ケーブル等の絶縁体に形
成する場合、架橋時におけるガス雰囲気による吸
湿、冷却水による吸湿さらには架橋剤分解残査に
よる水分残留等の様々の要因による水分の絶縁体
中への浸入により、長期的使用中に比較的低い電
圧傾度でケーブルが絶縁破壊に至ることがある。 従つて前記水分からのボウタイ状水トリー劣化
を抑制するために、ケーブル製造後に50〜70℃程
度の温度で加熱乾燥する方法、又は単に大気中に
放置して乾燥させる方法等が知られているが、前
者の場合はコアの軟化が問題となるため加熱温度
を一定以上あげることができず、例えば超高圧ケ
ーブル等の絶縁厚の大きいケーブルでは論理上無
害と考えられる100ppm以下の水分量とする為に
は1週間から2ケ月間もの時間を必要とし、さら
に後者の場合では更に長期間の乾燥時間を必要と
して、製造工程の大きな問題となつていた。 (発明の目的) 本発明者らは従来の種々の製造方法の難点を解
消すべく鋭意努力を重ねた結果、絶縁体外周に吸
水性樹脂層を形成した場合に、その乾燥速度が著
しく増加し得ることを見出した。 (発明の概要) 即ち本発明は、かかる知見に基いてなされたも
ので、架橋剤を配合した未架橋ポリオレフイン混
合物を心線上に押出被覆し、次いで該被覆層を架
橋した後この外周に吸水性樹脂層を設けて水分を
吸着後、前記吸水性樹脂層を除去することを特徴
とする架橋ポリオレフインケーブルの製造方法に
関する。 本発明の製造方法において架橋剤としては、ジ
−α−クシルパ−オキサイド、2.5−ジメチル−
2.5ジ−(ターシヤルブチルパーオキシ)ヘキサン
等の公知のものを用いることができ、これらの架
橋剤は常法通りポリエチレン100重量部に対して
0.5〜5.0重量部配合される。 而して上記架橋剤を配合した未架橋のポリエチ
レン混和物は、通常のプラスチツク押出機を用
い、架橋剤の分解温度以下の押出温度で心線上に
押出被覆された後、蒸気等による熱源により架橋
される。 本発明における吸水性樹脂層はデンプン−グラ
フト重合系、セルロース−グラフト重合系カルボ
キシメチル化多糖類系、ポリアクリル酸系、ポリ
アクリロニトル系、非イオンポリマー系等の高吸
水性樹脂粉末をポリアクリル酸エステル、等のエ
マルジヨンをバインダーとしてその中に分散させ
たものを不織布等100重量部あたり10〜250重量
部、好ましくは30〜100重量部の量をコーテイン
グ又はまぶすかあるいは高吸水性樹脂そのものを
不織布等と混織したものを用いて形成される。 このような吸水性樹脂層は架橋ポリオレフイン
押出被覆層上に、例えばテープ巻や押出しによつ
て形成される。 なお、高吸水性樹脂の市販品としては、アクア
キープ4S、アクアキープ10SH(製鉄化学工業(株)
製商品名、ポリアクリル酸系)、SGPポリマー
(ヘルケル日本社製商品名、デンプングラフト重
合系)サンウエツトIM−300(三洋化学工業社製
商品名)、PX−402B(昭和電工社製商品名)等が
ある。 (発明の実施例) 以下実施例につき説明する。 メルトインデツクス1.2のポリエチレン100重量
部に2重量部のジ−α−クシルパ−オキサイドを
配合した未架橋のポリエチレンを2.2cm2の心線上
に樹脂温度140℃で約4.5mmの厚さ(6.6KV;実施
例1)および3.4cm2の心線上に約23mmの厚さ
(154KV;実施例2)に押出被覆した後、これを
ガス架橋により架橋ポリエチレンケーブルをそれ
ぞれ得た。製造直後の絶縁体水分量はそれぞれ
352ppm、480ppmであつた。それぞれのケーブル
上に吸水性樹脂テープを1/4ラツプ巻きし、常温
および50℃における経時変化による水分量変化を
測定し、表に示すような結果を得た併せてテープ
無のものを比較例1、2として表に示した。ただ
し絶縁体の水分量は絶縁体の中心部分からサンプ
リングレ、カールフイツシヤー法により測定し
た。
り、特に耐水トリー性に優れた架橋ポリエチレン
ケーブルの製造方法に関する。 (発明の技術的背景およびその問題点) 架橋ポリエチレンは誘電率、誘電正接、体積固
有抵抗、破壊電圧等の電気的性質についてポリエ
チレンとほぼ同等の優れた性質を有し、耐熱性の
点でも優れているため、近時高圧電力ケーブルや
高圧機器の絶縁体として多用されている。而して
架橋ポリエチレンを高圧ケーブル等の絶縁体に形
成する場合、架橋時におけるガス雰囲気による吸
湿、冷却水による吸湿さらには架橋剤分解残査に
よる水分残留等の様々の要因による水分の絶縁体
中への浸入により、長期的使用中に比較的低い電
圧傾度でケーブルが絶縁破壊に至ることがある。 従つて前記水分からのボウタイ状水トリー劣化
を抑制するために、ケーブル製造後に50〜70℃程
度の温度で加熱乾燥する方法、又は単に大気中に
放置して乾燥させる方法等が知られているが、前
者の場合はコアの軟化が問題となるため加熱温度
を一定以上あげることができず、例えば超高圧ケ
ーブル等の絶縁厚の大きいケーブルでは論理上無
害と考えられる100ppm以下の水分量とする為に
は1週間から2ケ月間もの時間を必要とし、さら
に後者の場合では更に長期間の乾燥時間を必要と
して、製造工程の大きな問題となつていた。 (発明の目的) 本発明者らは従来の種々の製造方法の難点を解
消すべく鋭意努力を重ねた結果、絶縁体外周に吸
水性樹脂層を形成した場合に、その乾燥速度が著
しく増加し得ることを見出した。 (発明の概要) 即ち本発明は、かかる知見に基いてなされたも
ので、架橋剤を配合した未架橋ポリオレフイン混
合物を心線上に押出被覆し、次いで該被覆層を架
橋した後この外周に吸水性樹脂層を設けて水分を
吸着後、前記吸水性樹脂層を除去することを特徴
とする架橋ポリオレフインケーブルの製造方法に
関する。 本発明の製造方法において架橋剤としては、ジ
−α−クシルパ−オキサイド、2.5−ジメチル−
2.5ジ−(ターシヤルブチルパーオキシ)ヘキサン
等の公知のものを用いることができ、これらの架
橋剤は常法通りポリエチレン100重量部に対して
0.5〜5.0重量部配合される。 而して上記架橋剤を配合した未架橋のポリエチ
レン混和物は、通常のプラスチツク押出機を用
い、架橋剤の分解温度以下の押出温度で心線上に
押出被覆された後、蒸気等による熱源により架橋
される。 本発明における吸水性樹脂層はデンプン−グラ
フト重合系、セルロース−グラフト重合系カルボ
キシメチル化多糖類系、ポリアクリル酸系、ポリ
アクリロニトル系、非イオンポリマー系等の高吸
水性樹脂粉末をポリアクリル酸エステル、等のエ
マルジヨンをバインダーとしてその中に分散させ
たものを不織布等100重量部あたり10〜250重量
部、好ましくは30〜100重量部の量をコーテイン
グ又はまぶすかあるいは高吸水性樹脂そのものを
不織布等と混織したものを用いて形成される。 このような吸水性樹脂層は架橋ポリオレフイン
押出被覆層上に、例えばテープ巻や押出しによつ
て形成される。 なお、高吸水性樹脂の市販品としては、アクア
キープ4S、アクアキープ10SH(製鉄化学工業(株)
製商品名、ポリアクリル酸系)、SGPポリマー
(ヘルケル日本社製商品名、デンプングラフト重
合系)サンウエツトIM−300(三洋化学工業社製
商品名)、PX−402B(昭和電工社製商品名)等が
ある。 (発明の実施例) 以下実施例につき説明する。 メルトインデツクス1.2のポリエチレン100重量
部に2重量部のジ−α−クシルパ−オキサイドを
配合した未架橋のポリエチレンを2.2cm2の心線上
に樹脂温度140℃で約4.5mmの厚さ(6.6KV;実施
例1)および3.4cm2の心線上に約23mmの厚さ
(154KV;実施例2)に押出被覆した後、これを
ガス架橋により架橋ポリエチレンケーブルをそれ
ぞれ得た。製造直後の絶縁体水分量はそれぞれ
352ppm、480ppmであつた。それぞれのケーブル
上に吸水性樹脂テープを1/4ラツプ巻きし、常温
および50℃における経時変化による水分量変化を
測定し、表に示すような結果を得た併せてテープ
無のものを比較例1、2として表に示した。ただ
し絶縁体の水分量は絶縁体の中心部分からサンプ
リングレ、カールフイツシヤー法により測定し
た。
【表】
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の架橋ポリオレフ
インケーブルの製造方法によれば、絶縁層被覆架
橋後、その外周に吸水性樹脂層を設けることによ
り、乾燥時間が大幅に短縮され、通常6.6KV級で
は14日以上又は154KV級では加熱して30日以上
であつた乾燥時間を通常3〜7日に短縮すること
ができる。
インケーブルの製造方法によれば、絶縁層被覆架
橋後、その外周に吸水性樹脂層を設けることによ
り、乾燥時間が大幅に短縮され、通常6.6KV級で
は14日以上又は154KV級では加熱して30日以上
であつた乾燥時間を通常3〜7日に短縮すること
ができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 架橋剤を配合した未架橋のポリオレフイン混
和物を心線上に押出被覆し、次いで該被覆層を架
橋した後この外周に吸水性樹脂層を設けて水分を
吸着後、前記吸水性樹脂層を除去することを特徴
とする 架橋ポリオレフインケーブルの製造方法。 2 吸水性樹脂層は、高吸水性樹脂粉末を担持さ
せたプラスチツクテープ巻回層である特許請求の
範囲第1項記載の架橋ポリオレフインケーブルの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP329984A JPS60147444A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 架橋ポリオレフインケ−ブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP329984A JPS60147444A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 架橋ポリオレフインケ−ブルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60147444A JPS60147444A (ja) | 1985-08-03 |
| JPH0410902B2 true JPH0410902B2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=11553490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP329984A Granted JPS60147444A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 架橋ポリオレフインケ−ブルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60147444A (ja) |
-
1984
- 1984-01-11 JP JP329984A patent/JPS60147444A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60147444A (ja) | 1985-08-03 |
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