JPH04109263U - シール装置 - Google Patents
シール装置Info
- Publication number
- JPH04109263U JPH04109263U JP2036291U JP2036291U JPH04109263U JP H04109263 U JPH04109263 U JP H04109263U JP 2036291 U JP2036291 U JP 2036291U JP 2036291 U JP2036291 U JP 2036291U JP H04109263 U JPH04109263 U JP H04109263U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- ring
- rotating shaft
- sliding surface
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Sealing (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ノズル口14から空間15内に送り込むシール
用流体の圧力を高める事なく、摺接面16部分のシール
性を向上させる。 【構成】回転軸1外周面に設けた回転リング3の側面
と、ハウジング2側に設けたシールリング8の端面との
突き合わせ面が摺接面16となる。空間15内にシール
用流体を送り込む為のノズル口14は、この摺接面16
の外周側に対向させている。この為、摺接面16部分の
シールは、上記シール用流体の静圧だけでなく、動圧に
よっても保持される。
用流体の圧力を高める事なく、摺接面16部分のシール
性を向上させる。 【構成】回転軸1外周面に設けた回転リング3の側面
と、ハウジング2側に設けたシールリング8の端面との
突き合わせ面が摺接面16となる。空間15内にシール
用流体を送り込む為のノズル口14は、この摺接面16
の外周側に対向させている。この為、摺接面16部分の
シールは、上記シール用流体の静圧だけでなく、動圧に
よっても保持される。
Description
【0001】
この考案は、各種の機械装置、工作機械等の回転部分の気密保持を図る為のシ
ール装置の改良に関し、設備を大型化したり、運転経費を高くする事なく、シー
ル性能の向上を図るものである。
【0002】
各種の機械装置、工作機械等の回転部分で、周囲に存在する流体(気体或は液
体)の進入を嫌う部分には、図3に示す様なシール装置を組み込む事が、従来か
ら行なわれている。
【0003】
このシール装置は、回転軸1の外周面と、この回転軸1の周囲に設けられたハ
ウジング2の内周面との間をシールするものであって、上記回転軸1の中間部外
周面には、少なくとも片側面(図3の右側面)を平滑面とした回転リング3を外
嵌している。この回転リング3は、上記回転軸1の中間部外周面に形成された段
部4と、やはり回転軸1に外嵌されたスリーブ5の端面との間で挟持されており
、上記回転軸1外周面の雄螺子部6に螺着したナット7により、上記スリーブ5
が回転軸1から抜け出るのを防止する事で、上記回転軸1の中間部外周面に止着
している。
【0004】
又、スリーブ5の周囲には、少なくとも一端面(図3の左端面)を平滑面とし
たシールリング8を設けている。一方、上記ハウジング2の開口端部(図3の右
端部)内周縁に形成された内向フランジ部9の内周縁には、保持筒10の基端部
を、軸方向(図3の左右方向)に亙る変位を自在として支持しており、且つ上記
内向フランジ部9の内周面に設けた凹溝17に装着したOリング18により、保
持筒10と内向フランジ部9との間の気密保持を図っている。この保持筒10の
中間部には、クランク型の折れ曲がり部11を形成し、この折れ曲がり部11の
片面(図3の右側面)と上記内向フランジ部9の内側面との間に、圧縮ばね12
を設けている。
【0005】
上記シールリング8は、この様な保持筒10先端部(図3の左端部)の保持部
13に内嵌保持されて、その先端部をこの保持部13の端縁よりも突出させ、上
記圧縮ばね12の弾力に基づいて前記一端面を、前記回転リング3の片面に摺接
させている。
【0006】
更に、前記ハウジング2の内周面にはノズル口14を開口させて、上記シール
リング8と回転リング3との摺接面16よりも外側で、ハウジング2の内側に存
在する空間15内に、圧縮空気等のシール用流体を送り込み自在としている。
【0007】
上述の様に構成されるシール装置に於いては、回転軸1が回転した場合でも、
それぞれが平滑面とされた回転リング3の片面とシールリング8の一端面とが摺
接する事で、回転部分のシール保持を図り、ハウジング2の周囲に存在する流体
(ガス、蒸気、液体)が、前記空間15内に進入するのを防止する。この場合に
於いて、空間15内の圧力は、前記ノズル口14から噴出するシール用流体によ
り、ハウジング2の周囲の圧力よりも高く保たれている為、ハウジング2の周囲
に存在する流体が上記摺接面16等を通じて空間15内に進入し難く、回転軸1
とハウジング2との間のシール性は有効に保持される。
【0008】
ところで、上述の様に構成され作用するシール装置に於いて、シール性能を向
上させる為には、ノズル口14から空間15内に送り込まれるシール用流体の圧
力を高くしたり、或は流体の種類を変更する必要がある。
【0009】
ところが、シール用流体の圧力を高める事は、シール装置の耐圧強度を高める
必要上、シール装置の大型化や製作費の高騰を招くだけでなく、運転経費が嵩む
原因ともなる為、好ましくない。
【0010】
又、シール用流体の種類を変える事は、シール装置を設ける設備との兼ね合い
等から制約を受け、シール性保持の面からは必ずしも最適の流体を選択出来ない
場合もある。
【0011】
本考案のシール装置は、上述の様な事情に鑑みて考案されたものである。
【0012】
本考案のシール装置は、前述した従来のシール装置の場合と同様に、回転軸と
、この回転軸の周囲に設けられたハウジングと、上記回転軸の中間部外周面に止
着された回転リングと、上記回転軸の周囲に設けられたシールリングと、このシ
ールリングと上記ハウジングとの間に設けられ、上記シールリングの片面を上記
回転リングの片面に対して弾性的に押圧するばねと、上記シールリングと回転リ
ングとの摺接面よりも外側で、上記ハウジングの内側に存在する空間内にシール
用流体を送り込む為、上記ハウジングの内周面に開口したノズル口とから構成さ
れている。
【0013】
更に、本考案のシール装置に於いては、上記ノズル口を、上記摺接面に向けて
開口させた事を特徴としている。
【0014】
上述の様に構成される本考案のシール装置の場合、前述した従来のシール装置
と同様の作用に加え、ノズル口から噴出するシール用流体の動圧によって、摺接
面からの流体の漏洩が有効に防止される。
【0015】
即ち、ノズル口から噴出するシール用流体が、シールリングと回転リングとの
摺接面に、外周側から吹き付ける事で、シールすべき流体が上記摺接面を内周側
から外周側に向けて流れ、摺接面よりも外側で、ハウジングの内側に存在する空
間内に漏洩する事が確実に防止される。
【0016】
次に、図示の実施例を説明する。
【0017】
図1は本考案のシール装置の第一実施例を示している。このシール装置は、前
述した従来構造と同様に、回転軸1の外周面と、この回転軸1の周囲に設けられ
たハウジング2の内周面との間をシールするものであって、上記回転軸1の中間
部外周面には、少なくとも片側面(図1の右側面)を平滑面とした回転リング3
を外嵌し、この回転リング3を、上記回転軸1の中間部外周面に形成された段部
4と、やはり回転軸1に外嵌されたスリーブ5の端面との間で挟持している。そ
して、上記回転軸1外周面の雄螺子部6に螺着したナット7により、上記スリー
ブ5が回転軸1から抜け出るのを防止している。
【0018】
上記スリーブ5の周囲には、一端面(図1の左端面)を平滑面としたシールリ
ング8を設けると共に、上記ハウジング2の開口端部(図1の右端部)内周縁に
形成された内向フランジ部9の内周縁には、保持筒10の基端部を、軸方向(図
1の左右方向)に亙る変位を自在として支持し、且つ上記内向フランジ部9の内
周面に設けた凹溝17に装着したOリング18により、保持筒10と内向フラン
ジ部9との間の気密保持を図っている。又、この保持筒10の中間部には、クラ
ンク型の折れ曲がり部11を形成して、この折れ曲がり部11の片面(図1の右
側面)と上記内向フランジ部9の内側面との間に、圧縮ばね12を設けている。
【0019】
そして、この様に形成された保持筒10先端部(図1の左端部)の保持部13
に、上記シールリング8を内嵌保持して、その先端部をこの保持部13の端縁よ
りも突出させ、上記圧縮ばね12の弾力に基づいて前記一端面を、回転リング3
の片面に摺接させている。
【0020】
更に、前記ハウジング2の内周面で、上記シールリング8と回転リング3との
摺接面16に対向する部分にはノズル口14を、この摺接面16に向けて開口さ
せ、上記摺接面16よりも外側で、ハウジング2の内側に存在する空間15内に
、圧縮空気等のシール用流体を送り込み自在としている。このノズル口14は、
ハウジング2の内周面の全周に亙ってスリット状に形成されており、上記シール
用流体が上記摺接面16の外周側に向けて、その全周に亙って吹き付けられる。
【0021】
上述の様に構成される本考案のシール装置の場合、前述した従来のシール装置
と同様の作用に加え、ノズル口14から噴出するシール用流体の動圧によって、
摺接面16からの流体の漏洩が有効に防止される。
【0022】
即ち、回転軸1が回転した場合でも、それぞれが平滑面とされた回転リング3
の片面とシールリング8の一端面とが摺接する事で、回転部分のシール保持を図
り、ハウジング2の周囲に存在する流体(ガス、蒸気、液体)が、前記空間15
内に進入するのを防止する。空間15内の圧力は、前記ノズル口14から噴出す
るシール用流体により、ハウジング2の周囲の圧力よりも高く保たれている為、
ハウジング2の周囲に存在する流体が上記摺接面16等を通じて空間15内に進
入し難く、回転軸1とハウジング2との間のシール性が保持される。
【0023】
更に、本考案のシール装置の場合、ノズル口14から噴出するシール用流体が
、シールリング8と回転リング3との摺接面16に、外周側からその全周に亙っ
て吹き付ける事により、シールすべき流体が上記摺接面16を内周側から外周側
に向けて流れ、摺接面16よりも外側で、ハウジング2の内側に存在する空間1
5内に漏洩する事が一層確実に防止される。
【0024】
即ち、上記摺接面16部分には、ノズル口14から空間15内に送り込まれた
シール用流体の静圧が加わり、この静圧とハウジング2の周囲に存在する流体と
の圧力差により、この流体が上記摺接面16を通じて空間15内に漏洩するのが
防止されるだけでなく、ノズル口14から摺接面16に吹き付けるシール用流体
の動圧によっても、上記流体が上記摺接面16を通じて空間15内に漏洩するの
が防止される。
【0025】
又、ノズル口14から摺接面16に吹き付けたシール用流体は、上述の様に、
摺接面16を通じての流体の漏洩防止に寄与するだけでなく、この摺接面16部
分の冷却並びに洗浄にも寄与する。
【0026】
尚、上述した第一実施例の場合、摺接面16に向けてシール用流体を吹き付け
る為のノズル口14を、ハウジング2の内周面に、その全周に亙って形成してい
るが、シール用流体吹き付け用のノズル口14は、図2に示す第二実施例の様に
、ハウジング2の内周面複数箇所に設けても良い。
【0027】
本考案のシール装置は、以上に述べた通り構成され作用する為、シール装置の
耐圧強度を高める必要がなく、シール装置の大型化や製作費並びに運転経費の高
騰を招く事なく、高度のシール性を確保して、流体の漏洩に伴なう各種不都合の
発生を防止出来る。
【図1】本考案の第一実施例を示す部分断面図である。
【図2】本考案の第二実施例を示す、図1のA部に相当
する断面図である。
する断面図である。
【図3】従来構造を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸
2 ハウジング
3 回転リング
4 段部
5 スリーブ
6 雄螺子部
7 ナット
8 シールリング
9 内向フランジ部
10 保持筒
11 折れ曲がり部
12 圧縮ばね
13 保持部
14 ノズル口
15 空間
16 摺接面
17 凹溝
18 Oリング
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸と、この回転軸の周囲に設けられ
たハウジングと、上記回転軸の中間部外周面に止着され
た回転リングと、上記回転軸の周囲に設けられたシール
リングと、このシールリングと上記ハウジングとの間に
設けられ、上記シールリングの片面を上記回転リングの
片面に対して弾性的に押圧するばねと、上記シールリン
グと回転リングとの摺接面よりも外側で、上記ハウジン
グの内側に存在する空間内にシール用流体を送り込む
為、上記ハウジングの内周面に開口したノズル口とから
成るシール装置に於いて、このノズル口を、上記摺接面
に向けて開口させた事を特徴とするシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2036291U JPH04109263U (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | シール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2036291U JPH04109263U (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | シール装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04109263U true JPH04109263U (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=31906460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2036291U Pending JPH04109263U (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | シール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04109263U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5676004A (en) * | 1979-11-26 | 1981-06-23 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | Measuring device of flatness |
| JPS6033942A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | スエルコンペンセ−タ装置 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP2036291U patent/JPH04109263U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5676004A (en) * | 1979-11-26 | 1981-06-23 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | Measuring device of flatness |
| JPS6033942A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | スエルコンペンセ−タ装置 |
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