JPH0410986Y2 - - Google Patents

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JPH0410986Y2
JPH0410986Y2 JP1986027744U JP2774486U JPH0410986Y2 JP H0410986 Y2 JPH0410986 Y2 JP H0410986Y2 JP 1986027744 U JP1986027744 U JP 1986027744U JP 2774486 U JP2774486 U JP 2774486U JP H0410986 Y2 JPH0410986 Y2 JP H0410986Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クランク軸等の軸物の外径加工を行
なう加工装置に係り、特に軸物の両端部を把持す
る心押台及び軸物の外径加工を行なう加工ユニツ
トが各別のすべり面と滑合できるようにした軸物
の加工装置に関する。
〔従来の技術〕
クランク軸等の軸物の外径を切削加工する工作
機械には、特公昭56−45726号公報及び特開昭53
−80092号公報に見られるように種々の形式のも
のが知られている。
この種の工作機械は、軸物の両端を把持し、か
つインデツクス可能に、あるいは回転可能に支持
する心押台と、心押台に支持された軸物の外径を
切削する加工ユニツトを備え、これら心押台及び
加工ユニツトはベツド上に設けた案内面上に沿つ
て移動可能に設置されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような軸物加工装置では、心押台及び加
工ユニツトを移動可能に支持する案内面が共用さ
れているため、複数の加工ユニツト同士や加工ユ
ニツトと心押台とが相互に接近するところには、
切削屑に対し案内面を確実に保護するカバーを付
設することができず、案内面の摩耗が激しく、ま
た、複数の加工ユニツトが案内面を相互に重複し
て摺動する領域では案内面の摩耗が局部的に偏在
し、これに伴い加工精度の恒久的維持ができなく
なる。
さらに、心押台及び加工ユニツトは、機械のベ
ースの幅方向全長に亘る長いスパンの案内面間に
跨つて支持されるため、これらを支えるサドル等
は加工時負荷に耐え得る剛性のものにすると、必
然的に全体が大型かつ複雑化し、これに伴いベツ
ドもそれらの荷重に耐えるように大型かつ重量化
してしまう問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記のような従来の問題を解決するた
めになされたもので、案内面の摩耗を軽減し、案
内面を含めたベツドの軽重量化及び小型化を可能
にした軸物の加工装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る軸物の加工装置は、被加工用軸物
の両端を支持する第1及び第2の心押台と、上記
被加工用軸物の外周を加工する第1及び第2の加
工ユニツトと、上記第1及び第2の心押台と第1
及び第2の加工ユニツトをベツド上で移動可能に
案内支持するために複数平行に設けた案内面とを
有する軸物の加工装置において、ベツド上に少な
くとも4条の案内面を平行に設け、互いに隣接す
る上記第1の心押台及び第1の加工ユニツトと第
2の心押台及び第2の加工ユニツトが、1条の案
内面を跨いで互いに異なる2条の案内面間に配置
され、かつ、上記第1の心押台及び第2の心押台
と第1の加工ユニツト及び第2の加工ユニツト
が、1条の案内面を跨いで互いに異なる2条の案
内面間に配置されるようにしたものである。
〔考案の作用〕
本考案においては、互いに近接する心押台と加
工ユニツトが互いに異なる2条の案内面上間に設
置され、心押台及び加工ユニツトが別々に案内さ
れることになるから、各心押台と加工ユニツトは
互いに接近しても相互に干渉しないように、ベツ
ドの案内面を切削屑かた保護するテレスコピツク
カバーを容易に付設することができ、各案内面の
摩耗が減少され、かつ案内面への荷重量も軽減可
能になる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
ついて説明する。
第1図乃至第3図は本考案をクランク軸のクラ
ンクピンを切削する加工機械に適用した場合のも
ので、1はベツドであり、その上面には、前後方
向に所定間隔をあけて平行する4条の第1,第
2,第3,第4案内面2a,2b,2c,2dが
ベツド1の長手方向に沿つて形成されている。3
は上記ベツド1の長手方向の一端側に位置して第
1案内面2aとこれに隣接する第2案内面2bの
後側に位置する第3案内面2cの上に跨つてベツ
ド1の長手方向に移動可能に設置した第1の心押
台、4は上記ベツド1の長手方向の他端側に位置
して第2案内面2bと第3案内面2cの後側の第
4案内面2dの上に跨つてベツド1の長手方向に
移動可能に設置した第2の心押台であり、これら
各心押台3,4は、被加工用軸物、例えばクラン
ク軸5の両端ジヤーナル部5aを把持するチヤツ
ク6,7をそれぞれ同一軸線上に揃えて備え、そ
してそれぞれの心押台3,4の内部には、それぞ
れのチヤツク6,7を操作する油圧シリンダ及び
クランク軸5の各クランクピン5bを加工位置に
割出しするためのインデツクス機構(いずれも公
知技術であるため図示せず)が装着されている。
また、8は上記各心押台3,4間における第1心
押台3に近い側に位置してベツド1の第2,第4
案内面2b,2dの上に跨つてベツド1の長手方
向に移動可能に設置した第1のサドル、9は第1
のサドル8に対応してベツド1に取り付けたNC
サーボモータで、このサーボモータ9により回転
されるボールねじ10はサドル8に設けたボール
ナツト11に螺合され、サーボモータ9を駆動す
ることによりサドル8をクランク軸5の軸線方向
に移動できるようになつている。また、上記第1
のサドル8上には、クランク軸5のクランクピン
5bの周りを旋回して、例えば3,4番ピンを切
削加工するための加工ユニツト12がサドル8の
移動方向と直交する方向に移動可能に設置され、
この加工ユニツト12の移動操作はサドル8に設
置した油圧シリンダ13等によつて行なわれるも
のである。
14は上記各心押台3,4間における第2心押
台4に近い側に位置してベツド1の第1,第3案
内面2a,2cの上に跨つてベツド1の長手方向
に移動可能に設置した第2のサドルで、上記第1
のサドル8と同様にサーボモータ15、該サーボ
モータ15により回転されるボールねじ16及び
該ボールねじ16と螺合しサドル14に固定した
ボールナツト17を備えており、さらに第2のサ
ドル14上には、第2の加工ユニツト18がサド
ル14の移動方向と直交する方向に移動可能に設
置されている。上記第2の加工ユニツト18は、
クランク軸5の周りを回転して、例えが1,2番
ピンを切削加工するものであり、そして第1の加
工ユニツト12と同様に移動操作用の油圧シリン
ダ19を備えている。また、上記第1及び第2の
加工ユニツト12,18は、これにそれぞれ対応
する第1及び第2の心押台3,4のチヤツク6,
7が挿通される貫通穴12a,18aを有し、こ
の貫通穴12a,18aの内側には、クランク軸
5の周りを回転すると同時にクランク軸5の直径
方向にインフイードされる工具ヘツド(いずれも
図示せず)が装着されている。
一方、第1図及び第2図において、20は第1
のサドル8のワーク側側面に取り付けたクランク
軸5の振止め装置で、クランク軸5のジヤーナル
部5aを両側から挾持する押金20a,20bを
備えている。
次に上記のように構成された本実施例の動作に
ついて説明する。
クランク軸5の各クランクピン5bをワーク固
定、ツール旋回で切削加工する場合は、まず、ク
ランク軸5の長さに応じて第1,第2の心押台
3,4をそれぞれの第1,第3案内面2a,2c
及び第2,第4案内面2b,2d上で移動させ、
クランク軸5の長さに適合した位置に固定する。
その後、クランク軸5の両端ジヤーナル部5aを
各心押台3,4のチヤツク6,7に係合して把持
する。このとき、チヤツク6,7のインデツクス
機構が動作して、クランク軸5の回転方向の位相
決めがなされ、#1P,#3Pのクランクピン5
bがジヤーナル部5aの芯に対して水平になつた
状態におかれる。
そして、第1の加工ユニツト12により、全て
のクランクピン5bを切削加工する際には、ま
ず、サーボモータ9を駆動してボールねじ10を
回転することによりサドル8を第2,第4案内面
2b,2d上を第1図において矢印A方向に移動
させ、切削刃Tを、例えば#4Pのクランクピン
5bに対向するように位置決めする。#4Pのク
ランクピン5bへの切削刃Tの位置決めが完了し
たならば、油圧シリンダ13を作動して加工ユニ
ツト12を#4Pのクランクピン5bの外周部に
近接する位置に移動させ、工作機械をクランクピ
ン切削モードに移行させる。このとき、振止め装
置20の押金20a,20bが#3Pと#4Pの
クランクピン5b,5bの間のジヤーナル部に押
し付けられる。
工作機械の切削モード設定により切削用のサー
ボモータ12bが起動されると、加工ユニツト1
2の工具ヘツド(図示せず)の切削刃Tが、#4
Pのクランクピン5bの周りを回転すると共に、
インフイード動作されて#4Pのクランクピン5
bを切削加工する。#4Pのクランクピン5bの
切削加工が完了したならば、工具ヘツドを定位置
停止し、振止め用押金20a,20bを開放す
る。その後は、再び第1のサドル8をサーボモー
タ9により移動させて#1Pのクランクピン5b
に工具ヘツドが対向するように位置決めし、この
位置で再び工具ヘツドを駆動して#1Pのクラン
クピン5bの切削を行なう。
次に、#2P,#3Pのクランクピン5b,5
bの切削を行なうには、チヤツク6,7のインデ
ツクス機構によりクランク軸5を180°回転して、
#2P,#3Pのクランクピン5b,5bの中心
を加工ユニツト12の切削刃Tの旋回中心に一致
させる。そして、前記と同様に加工ユニツト12
のサーボモータ12bを起動して、まず#2Pの
クランクピン5bの加工を、その次に#3Pのク
ランクピン5bの加工を行なつて、クランク軸5
の全てのクランクピン5bの加工を終了する。
また、第2の加工ユニツト18により全てのク
ランクピン5bを切削加工することもできる。こ
のときの加工ユニツト18を含めたサドル14の
動作は、上記第1のサドル8、加工ユニツト12
と同様であるので、その説明は省略する。
第1の加工ユニツト12と第2の加工ユニツト
18の両方によりクランク軸5のクランクピン5
bを加工する場合には、例えば第1の加工ユニツ
ト12により#4Pと#3Pのクランクピン5b
を、また、第2の加工ユニツト18により#1P
と#2Pのクランクピン5bを、前記と同様に各
加工ユニツト12,18と各チヤツク6,7のイ
ンデツクス機構を機能させて行なう。この場合、
#1P,#4Pのクランクピン5bを各加工ユニ
ツト12,18で同時に切削加工した後、#2
P,#3Pのクランクピン5b,5bを同時に切
削加工するようにする。
上記のような本実施例にあつては、2台の加工
ユニツト12,18でクランクピンの加工を行な
うため、全加工のサイクルタイムを短縮できる。
また、4条の平行する案内面2a〜2d上に対と
なる心押台3,4及び加工ユニツト12,18の
サドル8,14を卍型に配置し、隣り合つた心押
台3,4及びサドル8,14が、また心押台3と
サドル8及び心押台4とサドル14がそれぞれ
別々の案内面上を摺動できるようにしてあるた
め、各心押台3,4とサドル8,14、あるいは
サドル8とサドル14同士は互いに接近しても相
互に干渉しないように、ベツド1の案内面2a〜
2dを切削屑から保護するテレスコピツクカバー
を容易に付設することができると共に、サドル
8,14が同一案内面を重複して摺動することが
なく、従来のように共通にすることに伴う案内面
の摩耗やその偏圧を大幅に減少させ得る。また、
切削加工位置が両案内面のスパンの中間に位置さ
れ、切削抵抗が両案内面によつて安定的に支持さ
せることができる。また、各心押台3,4とサド
ル8,14はそれぞれ必要以上にスパンが長くな
ることはなく、それらを支えるサドル等を小型化
できるほか、案内面に対する心押台及び加工ユニ
ツトを含めたサドルの荷重は別々に作用するた
め、従来に比し案内面にかかる荷重量は少なくな
り、これに伴い案内面を小型化できると共に、ベ
ツドの小型、軽量化も可能になる。
なお、本考案における加工装置は、上記実施例
に示すようにクランク軸を切削するものに限ら
ず、円筒カム、その他の軸物の外径加工にも適用
できることは勿論である。また、案内面は4条の
ものに限定されないほか、加工ユニツト数も実施
例のものに限定されない。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、複数対の案内面
をベツド上に平行に形成し、互いに近接する心押
台と加工ユニツトが互いに異なる複数条の案内面
間に設置されるようにしたので、各案内面の防塵
保護ができると共に、加工ユニツトによる同一案
内面の重複摺動が防止されて、各案内面の摩耗が
大幅に減少でき、かつ両案内面で切削抵抗を安定
的に支持することができ、これに伴い高い加工精
度の維持ができると共に、心押台や加工ユニツト
の支持部を小型化でき、案内面への荷重量が軽減
し、案内面の小型及びベツドの軽量化も容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る軸物加工装置の一例を示
す平面図、第2図はその側面図、第3図は第1図
の−線に沿う断面図である。 1……ベツド、2a〜2d……案内面、3,4
……心押台、5……クランク軸(軸物)、8,1
4……サドル、12,18……加工ユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被加工用軸物の両端を支持する第1及び第2の
    心押台と、 上記被加工用軸物の外周を加工する第1及び第
    2の加工ユニツトと、 上記第1及び第2の心押台と第1及び第2の加
    工ユニツトをベツド上で移動可能に案内支持する
    ために複数平行に設けた案内面とを有する軸物の
    加工装置において、 ベツド上に少なくとも4条の案内面を平行に設
    け、 互いに隣接する上記第1の心押台及び第1の加
    工ユニツトと第2の心押台及び第2の加工ユニツ
    トが、1条の案内面を跨いで互いに異なる2条の
    案内面間に配置され、 かつ、上記第1の心押台及び第2の心押台と第
    1の加工ユニツト及び第2の加工ユニツトが、1
    条の案内面を跨いで互いに異なる2条の案内面間
    に配置されるようにした ことを特徴とする軸物の加工装置。
JP1986027744U 1986-02-27 1986-02-27 Expired JPH0410986Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986027744U JPH0410986Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27
DE3750883T DE3750883T2 (de) 1986-02-27 1987-02-23 Bearbeitungsgerät.
AT91106934T ATE115453T1 (de) 1986-02-27 1987-02-23 Bearbeitungsgerät.
AT87102542T ATE71570T1 (de) 1986-02-27 1987-02-23 Werkzeugschlittenvorrichtung in einer werkzeugmaschine.
EP87102542A EP0235719B1 (en) 1986-02-27 1987-02-23 Tool slide device in machine tool
DE8787102542T DE3775943D1 (de) 1986-02-27 1987-02-23 Werkzeugschlittenvorrichtung in einer werkzeugmaschine.
EP91106934A EP0442542B1 (en) 1986-02-27 1987-02-23 Machining apparatus
KR1019870001721A KR950004527B1 (ko) 1986-02-27 1987-02-27 공작기계의 공구이송장치
US07/019,809 US4800789A (en) 1986-02-27 1987-02-27 Tool slide device in machine tool

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JP1986027744U JPH0410986Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JPS62141428U JPS62141428U (ja) 1987-09-07
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JP1986027744U Expired JPH0410986Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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