JPH04110109U - 汚濁液濾過装置の排出口構造 - Google Patents

汚濁液濾過装置の排出口構造

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JPH04110109U
JPH04110109U JP465691U JP465691U JPH04110109U JP H04110109 U JPH04110109 U JP H04110109U JP 465691 U JP465691 U JP 465691U JP 465691 U JP465691 U JP 465691U JP H04110109 U JPH04110109 U JP H04110109U
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filter paper
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polluted liquid
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 汚濁液槽に形成された排出口上を移動する濾
紙の移動を円滑にする。 [構成] 排出口構造は濾紙の移動方向と平行な複数の
スリットによって構成されている。濾紙は、スリットで
構成された排出口を覆い、目詰まりが生じるとチェーン
によって移動させられる。このとき、スリットの向きが
濾紙の移動方向とほぼ一致しているため、濾紙の移動を
阻害する要因はほとんどない。したがって、濾紙は、チ
ェーンと濾紙との間に生じる摩擦による引摺り力によっ
てチェーンに引摺られ、排出口上を円滑に移動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、汚濁液槽の底板に形成されチェーンによって移動させられる濾紙に 覆われた排出口を有する汚濁液濾過装置における排出口の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の汚濁液濾過装置は汚濁液槽の底板に排出口が形成されている。 排出口は複数の孔が形成された多孔板を有し濾紙で覆われている。 濾紙は、一般に帯状になっており、循環移動するチェーンと汚濁液槽内面との 間に挟まれ、チェーンの重量によって生じるチェーンとの間の摩擦による引摺り 力F1を利用したチェーンの牽引によって移動させられるようになっている(無 論、摩擦による引摺り力F1は、濾紙と汚濁液槽内面との間の摩擦抵抗力F2よ り大きくなるように設定されている。)。 従って、この汚濁液濾過装置は、汚濁液を濾紙によって濾過し、多孔板の孔か ら排出するようになっている。又、汚濁液濾過装置は、濾紙に目詰が生じると、 チェーンの循環移動によって、濾紙の目詰が生じた部分を汚濁液槽の外に送り出 すとともに、濾紙の新しい部分を排出口の多孔板上に引き込み、濾過効率の低下 を防いでいる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような汚濁液濾過装置の排出口は次の問題点を有している。 多孔板の孔が大きいと、濾紙は、汚濁液槽内と汚濁液槽外との圧力差によっ て孔に食込み、前記引摺り力F1だけでは移動しにくくなることがある。このた め、チェーンは移動しても濾紙は移動しないというスリップ現象が生じ、濾紙は チェーンによって損傷を受けることがある。 逆に、孔が小さいと、濾紙を有効に使用することができなくなり早く目詰ま りが生じる。 濾紙に汚濁液中の切削片が刺さると、濾紙を移動させたとき、その切削片が 孔に引っ掛かり、濾紙が破れことがある。このため、汚濁液は、濾過されないま ま排出口から排出され、例えば、工作機械に送り込まれ、工作機械の切削、或い は、研削に支障を与える。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、汚濁液槽の底板に形成されチェーンによって移動させられる濾紙に 覆われた排出口を有する汚濁液濾過装置において、前記排出口を前記濾紙の移動 方向と平行な複数のスリットによって構成することにより、前記の課題を解決し たものである。
【0005】
【作用】
濾紙は、スリットで構成された排出口を覆い、目詰まりが生じるとチェーンに よって移動させられる。このとき、スリットの向きが濾紙の移動方向とほぼ一致 しているため、濾紙の移動を阻害する要因はほとんどない。したがって、濾紙は 、チェーンと濾紙との間に生じる摩擦による引摺り力によってチェーンに引摺ら れ、排出口上を円滑に移動する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 汚濁液濾過装置10のダーティタンク(汚濁液槽)11は、例えば、旋盤、研 磨盤等の工作機械(図示省略)から排出された切削粉或いは研削粉を含んだ汚れ たクーラント(汚濁液)が流れ込むようになっている。なお、クーラントは冷却 液のことであるが、タンク11内には切削液が流れ込むようにしてもよい。
【0007】 ダーティタンク(以下、単に「タンク」と称す。)11の底板12には排出口 13が形成されている。排出口13には後述する濾紙30の移動方向(図1中矢 印A)と平行な複数本のウエッジワイヤ60が具えてある。ウエッジワイヤ60 の間にスリット61が形成されている。ウエッジワイヤ60の断面形状は三角形 である。排出口13の下部には吸引室14が形成されている。 タンク11内には、フライト15を有するフライトコンヤベチェーン(以下、 単に「チェーン」と称す。)16が設けられている。チェーン16は、一対のス プロケット17,18に掛け渡してあり、モータ19によって駆動され、タンク 11内を循環移動するようになっている。
【0008】 濾紙30はロール状に巻かれ、タンク11の上部に設けられ、その端は、タン ク11とチェーン16との間に挟まれ排出口13を覆っている。 タンク11の上部には濾過された清浄なクーラントCを貯めるクリーンタンク 31が設けられている。クーリンタンク31にはオーバフロー管34が設けられ ている。タンク11とクリーンタンク31との間には、クリーンタンク31に接 続された3方弁36と、吸引室14内の圧力を検知する圧力センサー33と、濾 過されたクーラントをクリーンタンク31と他の工作機械(図示省略)へ送り込 むポンプ32とが設けられている。ポンプ32は吐出口37が工作機械に接続さ れている。なお、圧力センサー33は、3方弁36とポンプ32との間に具えら れているが、3方弁36と吸引室14との間に具えてもよい。
【0009】 次に動作を説明する。 工作機械から送られてきた汚れたクーラントDは、タンク11内に流れ込む。 汚れたクーラントDは、ポンプ32によって、濾紙30と吸引室14のスリッ ト61を通過させられ、清浄なクーラントCとなって、クリーンタンク31と工 作機械へ送られる。汚れたクーラントDは、濾紙30を濾過する際、清浄なクー ラントCとなる。
【0010】 一方、汚れたクーラントに含まれた切削粉、研削粉は、濾紙30に除々に溜り 、濾紙30に目詰りを起こさせ、クーラントの流れを悪くする。この間、ポンプ 32は、吸引動作を継続しているため、吸引室14内の圧力をタンク11内の圧 力より除々に低下させる。この状態が継続して吸引室内14の圧力が所定の圧力 より低くなると、圧力センサー33はこれを感知して3方弁36をポンプ32と 吸引室14との接続から、ポンプ32とクリーンタンク31との接続に切換えさ せる。3方弁36の切換えによって、吸引室14内の清浄なクーラントは吸出さ れなくなり吸引室14内に溜まる。即ち、ポンプ32と吸引室14との間の流れ は止められる。このため、吸引室14内の圧力は元の所定の圧力に戻り、吸引室 14への濾紙30の吸着力が軽減され、濾紙の目詰まりした部分はチェーン16 によって移動させられる。濾紙30にはチェーン16の自重が加わっており、チ ェーン16はチェーン16と濾紙30との間に生じる摩擦による引摺り力F1を 利用して濾紙30を牽引移動させる。無論、引摺り力F1は、濾紙30とタンク 11との間の摩擦抵抗力F2より大きくなるように設定されている。
【0011】 かくして、濾紙の目詰まりした部分は排出口13からタンク31の立上壁40 へ移動し、タンク11外に排出される。 この間、ポンプ32はクーリンタンク31の清浄なクーラントを工作機械に送 り続けている。 濾紙の目詰まりした部分が立上壁40に移動すると、濾紙の新しい部分が排出 口13のウエッジワイヤ60上に引込まれる。その後、モータ19は停止する。 モータ19が停止した後、3方弁36は元の位置に切り換わり、ポンプ32の 接続はクーリンタンク31から吸引室14に切り換わる。 以上の動作は、濾紙30に目詰まりが生じる度毎に自動的に繰り返される。
【0012】 以上の動作において、スリット61の方向と濾紙30の移動方向とが同一であ るから、濾紙30が排出口13上を移動するときの前記摩擦抵抗力F2は小さく 、濾紙とチェーンとの間にスリップ現象が生じることが少なくなる。この結果、 濾紙30は損傷するようなことがない。 又、タンク11内と吸引室14内との圧力差によって、濾紙30が図3のよう にスリット61に吸い込まれた状態になったり、濾紙30に汚れたクーラントD 中の切削片(図示省略)が刺さるようなことがあっても、同様な理由によって濾 紙30はそのままの状態で移動することができ、損傷を受けることが少なくなる 。 仮に、濾紙30が破れるようなことがあっても、スリット61の隙間を狭く設 定しておくことによって、大きな切削粉が吸引室14に入りこむことを防止する ことができる。
【0013】 なお、以上に説明した汚濁液濾過装置10は、ポンプ32によって、吸引室1 4内の圧力をタンク11内の圧力より低くし、汚れたクーラントDを吸引室14 に吸引しているため、減圧式濾過装置或いは汚濁液吸引式濾過装置と呼ばれてい る。
【0014】
【考案の効果】
本考案の排出口構造によると、濾紙の移動方向と同じ方向にスリットを形成し てあるので、次のような効果を奏する。 排出口上における濾紙の前記摩擦抵抗力F2が小さくなり、チェーンと濾紙 との間のスリップ現象が生じなくなり、濾紙を円滑に移動させることができる。 濾紙を円滑に移動させることができるようになると、濾紙を移動させる際の 、濾紙の損傷を防止することができる。 前記摩擦抵抗力F2が小さくなることから、安価で引っ張り強度の小さい濾 紙を使用することができる。 汚濁液槽内と外部との圧力差によって濾紙がスリットに吸い込まれて落込ん だような状態になったり、濾紙に切削片が刺さるようなことがあったりしても、 濾紙はそのままの状態で排出口上を円滑に移動することができる。 仮に、濾紙が破損したり、濾紙の装着を忘れたりして、汚濁液が濾紙を通過 しないでスリットに流れ込むようなことがあっても、スリットによって大きな切 削粉は濾過することができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の排出口の構造を具えた汚濁液吸引式濾
過装置の濾紙に沿った概略断面図である。
【図2】排出口をダーティタンク内から見た部分平面図
である。
【図3】図2の右側面図である。
【0016】
【符号の説明】
10 汚濁液濾過装置 11 ダーティタンク(汚濁液槽) 12 底板 13 排出口 16 フライトコンベヤチェーン(チェーン) 30 濾紙 61 スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚濁液槽の底板に形成されチェーンによっ
    て移動させられる濾紙に覆われた排出口を有する汚濁液
    濾過装置において、前記排出口を前記濾紙の移動方向と
    平行な複数のスリットによって構成したことを特徴とす
    る、汚濁液濾過装置の濾過液排出口構造。
JP1991004656U 1991-01-18 1991-01-18 汚濁液濾過装置の排出口構造 Expired - Fee Related JPH0728894Y2 (ja)

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JPH0728894Y2 JPH0728894Y2 (ja) 1995-07-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225207U (ja) * 1985-07-31 1987-02-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6225207U (ja) * 1985-07-31 1987-02-16

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