JPH04110132U - 中空糸膜モジユール - Google Patents

中空糸膜モジユール

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JPH04110132U
JPH04110132U JP2179091U JP2179091U JPH04110132U JP H04110132 U JPH04110132 U JP H04110132U JP 2179091 U JP2179091 U JP 2179091U JP 2179091 U JP2179091 U JP 2179091U JP H04110132 U JPH04110132 U JP H04110132U
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JP
Japan
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hollow fiber
fiber membrane
case
air
hydrophobic porous
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JP2179091U
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Inventor
橋 知 貴 三
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中空糸膜の充填作業や空気抜きの検査作業が容
易にでき、しかも濾過性能と抜気効率の両方を高める。 【構成】ケース内に濾過用の多数の中空糸膜を充填して
各中空糸膜の端末をケース開口部に固定した中空糸膜モ
ジュールにおいて、ケースの壁に抜気用の多数の微細孔
を有する疎水性多孔質体を埋設したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば浄水器等に用いられる中空糸膜モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の中空糸膜モジュールとしては、たとえば図4に示すようなもの がある。すなわち、この中空糸膜モジュール100は、ケース101内に濾過用 としての親水性の多数本の中空糸膜102を充填し、各中空糸膜102の端末を ケース101開口部に接着剤103にて固定している。さらに、この中空糸膜モ ジュール100内に混入した空気等の気体を抜くために、濾過用の親水性中空糸 膜101の他に抜気用の疎水性の中空糸膜104を入れて親水性の濾過用中空糸 膜102と同時に接着剤103にて固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのために、上記した従来技術では、中空糸膜102,104を充填する際に 、濾過用の親水性の中空糸膜102と抜気用の疎水性中空糸膜104の2種類の 中空糸膜を入れなければならず、充填作業が煩わしく、また間違いやすいという 問題があった。
【0004】 また、抜気用の疎水性中空糸膜104と親水性中空糸膜102の2種類の中空 糸膜を入れているので、空気抜き効率を高めるために抜気用疎水性中空糸膜10 4の本数を増やすと親水性中空糸膜102の充填本数が制約を受け、濾過性能が 低下してしまう。一方、濾過用中空糸膜102の本数を増やすと疎水性中空糸膜 104の充填本数が制約を受け、空気抜き効率が低下してしまう。
【0005】 さらに、空気抜き用として確実に機能してるかどうかを確認するには、中空糸 膜モジュール100全体を水で濡らさなければならず、検査に手間がかかる。
【0006】 さらにまた、従来では中空糸膜モジュール100内の空気の集まる部分と空気 抜き用の中空糸膜104の位置とが一致しておらず、空気抜きの効率が悪かった 。すなわち、中空糸膜モジュール100内の空気の溜りかたをみると、中空糸膜 の密度がケース101中央において高いために空気がケース101外周部に集ま りやすいのに対し、抜気用の疎水性中空糸膜104の位置は一定しない。
【0007】 本考案は上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的 とするところは、中空糸膜の充填作業や空気抜きの検査作業を容易にでき、しか も濾過性能と抜気効率の両方を高め得る中空糸膜モジュールを提供することにあ る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案にあっては、ケース内に濾過用の多数の中 空糸膜を充填して各中空糸膜の端末をケース開口部に固定した中空糸膜モジュー ルにおいて、 前記ケースの壁に抜気用の多数の微細孔を有する疎水性多孔質体を埋設したこ とを特徴とする。
【0009】 疎水性多孔質体は、その一端をケース内に露出させ、他端を外気側に露出させ ることが効果的である。
【0010】 疎水性多孔質体はポリフッ化ビニリデン等の水との接触角が90度以上の素材 で、表面に開口する微細孔の孔径が細菌の侵入を阻止できる程度に小さく絞った ものを用いることが好ましい。
【0011】
【作用】
上記構成の中空糸膜モジュールにあっては、ケース内に混入した空気等の気体 は疎水性多孔質体の微細孔を通じて外気側に抜ける。疎水性多孔質体はケースの 壁に設けられているので、ケース外周側に集まった空気が疎水性多孔質体を通じ てスムーズに外気側に抜ける。
【0012】 そして、抜気用の疎水性多孔質体をケースに埋設することにより、中空糸膜の 充填作業として濾過用の中空糸膜のみを充填するだけで良い。
【0013】 また、空気抜きの検査は、ケースに埋設した疎水性多孔質体単独で行うことが できる。
【0014】 さらに、疎水性多孔質体の微細孔の孔径を細菌の侵入を阻止できる程度に絞っ ておけば、疎水性多孔質体の微細孔を通じて細菌等が外部に流出するおそれがな い。
【0015】
【実施例】
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。本考案の一実施例に係る中 空糸膜モジュールを示す図1および図2において、1は中空糸膜モジュール全体 を示すもので、概略、ケース2と、このケース2内に充填される濾過用の多数の 中空糸膜3と、この中空糸膜3の端末をケース2開口部に接着剤としてのポッテ ィング剤4によって固定したポッティング部6と、から構成され、浄水器のフレ ーム20に取付け固定されている。
【0016】 ケース2はその両端が開口する略円筒状の部材で、U字状に曲げられた中空糸 膜3の両端末がケース2の一方の開口部に接着固定され、他方の開口部から流入 してくる原水を全量濾過する全量濾過タイプの中空糸膜モジュールとなっている 。
【0017】 ポッティング部5においては、各中空糸膜3の間および中空糸膜3とケース2 内周面との隙間がポッティング剤5にて流体密に密封され、各中空糸膜3の端末 はポッティング部5端面に開口している。
【0018】 そして、ケース2の壁に抜気用の多数の微細孔6を有する疎水性多孔質体7が 埋設されている。疎水性多孔質体7としては、図2(b)に示すように、内部が 中空の中空糸膜71を用いてもよく、また図2(c)に示すように内部が中実の 多孔質体72を用いてもよい。中空糸膜71を用いる場合には、図2(b)に示 すように、ケース2内部側の端末は閉塞処理される。
【0019】 疎水性多孔質体7はポリフッ化ビニリデン等の水との接触角が90度以上のも ので、表面に開口する微細孔6の孔径が細菌の侵入を阻止できる程度、好ましく は0.1μm以下に、小さく絞ったものが用いられる。とくに、中実の多孔質体 72を用いる場合には、内部の微細孔6を通じて空気を抜くために、空気抜き効 率を高めるために、内部の孔径を大きくし、表面に開口する孔径を絞っておけば 、空気抜き効率を高くでき、しかも細菌等の流入をも阻止することができ、有利 である。
【0020】 この疎水性多孔質体7は、中空糸膜モジュール1の軸方向断面に沿って設けら れ、一端がケース2内部に露出し、他端が外気側に露出している。外気側端部は 、この実施例ではポッティング部5の端面と同一面のケース2端面に開口してい る。そして、他端がケース2内周のポッティング部5近傍に開口している。すな わち、ケース2には疎水性多孔質体7を装着するための孔8が穿設されており、 この孔8内に疎水性多孔質体7が挿入固定されている。疎水性多孔質体7はその 外気側端部が孔8の外気側開口部内周に接着や溶着等によって流体密に固定され 、この固定部9から先端側の外周と孔8内周との間に隙間が形成されている。図 示例では、疎水性多孔質体7の先端はケース2内周面よりも内部に突出しないよ うにしているが、濾過用中空糸膜3と干渉しない程度にケース2内部に突出させ てもよい。
【0021】 疎水性多孔質体7は、たとえば、図3に示すようにケース2製作の際に、ケー ス2の壁にあらかじめケース2端面から内周側に通じる孔8を穿設しておいて、 この孔8にペンシル状に形成した小型の疎水性多孔質体7入りの空気抜きモジュ ール10を接着や溶着によって差し込み固定する方法と、樹脂製のケース2成形 の際に一体成形で疎水性多孔質体7を埋め込む方法とがある。
【0022】 空気抜きモジュール10は、空気抜き用ケース11内に疎水性多孔質体7を差 し込んで、その一端を空気抜き用ケース11の開口部位に接着剤12等にて固定 したものである。
【0023】 上記構成の中空糸膜モジュールにあっては、水等の濾過はケース2内に流入し た原液が濾過用中空糸膜3の膜壁を通じて濾過され、濾過された濾過液が各中空 糸膜3の端末開口部から流出する。また、この原液は疎水性多孔質体7表面では 撥水されて微細孔6内には侵入しない。一方、ケース2内に混入した空気等の気 体は疎水性多孔質体7の微細孔6を通じて外気側に排出される。疎水性多孔質体 7はケース2の壁に設けられているので、ケース2外周側に集まった空気は疎水 性多孔質体7を通じてスムーズに効率良く外気側に抜ける。
【0024】 そして、抜気用の疎水性多孔質体7をケース2の壁に埋設することにより、ケ ース2内には中空糸膜3の充填は濾過用の中空糸膜3のみを充填するだけで良い ので、従来のように空気抜き用と濾過用の2種類の中空糸膜を充填する煩わしさ がなく、また中空糸膜を取り違えるおそれもない。
【0025】 また、ケース2内には濾過用の中空糸膜3のみを充填するので、充填効率を高 めることができ、濾過効率の向上をはかることができる。さらに、空気抜き用の 疎水性多孔質体7の収納スペースとして、ケース2内を利用する必要がないので 、濾過用の中空糸膜3に制約されることなく、空気抜き効率の向上を図ることが できる。
【0026】 空気抜きの検査は、濾過用中空糸膜3とは無関係にケース2の壁に埋設した疎 水性多孔質体7単独で行うことができる。
【0027】 さらにまた、微細孔6の孔径を絞っているので、微細孔6を通じて細菌等が外 部に流出するおそれがなく、衛生的である。
【0028】
【考案の効果】
本考案は以上の構成および作用を有するもので、抜気用の疎水性多孔質体をケ ースの壁に埋設したので、中空糸膜を充填する際には濾過用の中空糸膜のみを充 填すればよく、従来のように2種類の中空糸膜をケースに入れる煩わしさや、入 れ忘れがなく、作業性が著しく向上する。
【0029】 また、ケース内に濾過用中空糸膜のみを充填するので、従来のように抜気用中 空糸膜に制約されることなく、濾過用の中空糸膜の充填率を高めることができ、 濾過性能を向上させることができる。抜気用の疎水性多孔質体についても、濾過 用の中空糸膜に制約されることなく、抜気効率を高めることができる。
【0030】 一方、ケース単品で抜気性能を検査することができ、検査工程も極めて容易と なる。
【0031】 さらに、モジュール外周部が一番空気等の気体が溜りやすく、空気排出位置と して効果的である。
【0032】 また、多孔質体の微細孔の表面に開口する孔径を細菌の流出を阻止する程度に 小径に絞っておけば、微細孔を通じて細菌が外部に流出するおそれがなく衛生的 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例に係る中空糸膜モジュ
ールの要部断面図である。
【図2】図2(a)は図1の中空糸膜モジュールの全体
構成を示す概略断面図、同図(b)は疎水性多孔質体と
して疎水性中空糸膜を用いた場合の断面図、同図(c)
は疎水性多孔質体として中実の多孔質体を用いた場合の
断面図である。
【図3】図3は図1の疎水性多孔質体の他の装着方法を
示す説明図である。
【図4】従来の中空糸膜モジュールの概略構成を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 中空糸膜モジュール 2 ケース 3 濾過用中空糸膜 4 ポッティング剤 5 ポッティング部 6 微細孔 7 疎水性多孔質体 71 疎水性中空糸膜 72 中実の疎水性多孔質体 8 孔 9 固定部 10 空気抜きモジュール 11 空気抜き用ケース 12 接着剤

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内に濾過用の多数の中空糸膜を充填
    して各中空糸膜の端末をケース開口部に固定した中空糸
    膜モジュールにおいて、前記ケースの壁に抜気用の多数
    の微細孔を有する疎水性多孔質体を埋設したことを特徴
    とする中空糸膜モジュール。
  2. 【請求項2】疎水性多孔質体は、その一端をケース内に
    露出させ、他端を外気側に露出させた請求項1記載の中
    空糸膜モジュール。
  3. 【請求項3】疎水性多孔質体はポリフッ化ビニリデン等
    の水との接触角が90度以上の素材で、表面に開口する
    微細孔の孔径が細菌の侵入を阻止できる程度に小さく絞
    られた請求項1または2記載の中空糸膜モジュール。
JP2179091U 1991-03-11 1991-03-11 中空糸膜モジユール Pending JPH04110132U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58163490A (ja) * 1982-03-23 1983-09-28 Mitsubishi Rayon Co Ltd 水の浄化方法及び装置
JPS6343606B2 (ja) * 1979-07-26 1988-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS6351603B2 (ja) * 1982-10-13 1988-10-14 Tokyo Shibaura Electric Co

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970902