JPH04110221U - 軸受装置 - Google Patents
軸受装置Info
- Publication number
- JPH04110221U JPH04110221U JP2134091U JP2134091U JPH04110221U JP H04110221 U JPH04110221 U JP H04110221U JP 2134091 U JP2134091 U JP 2134091U JP 2134091 U JP2134091 U JP 2134091U JP H04110221 U JPH04110221 U JP H04110221U
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- JP
- Japan
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- sleeve
- bearing
- main shaft
- circumferential surface
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長時間のドライ状態及び異物水中雰囲気下で
良好な軸受作用を可能とする。 【構成】 主軸11には可撓スリーブ12を設け、スリ
ーブ外周面12Aはセラミック軸受14の内周面と共に
軸受面を構成する。スリーブ下端面12Bを弾性リング
15を介して軸端面11Aで支持し、スリーブ上端面1
2Cも弾性リング15を介して止めナット16で半固定
状態にて主軸11により支持する。スリーブ12の主軸
11に嵌入する内周面の上下部にも、弾性リング17を
挿入する。スリーブ12の内周側には液溜め用のポケッ
ト18を設け、主軸11に設けた給液孔19を通してポ
ケット18に潤滑液20を供給する。ポケット18とス
リーブ外周面12Aとを、熱膨張によって大きく開く給
液孔21により連通する。
良好な軸受作用を可能とする。 【構成】 主軸11には可撓スリーブ12を設け、スリ
ーブ外周面12Aはセラミック軸受14の内周面と共に
軸受面を構成する。スリーブ下端面12Bを弾性リング
15を介して軸端面11Aで支持し、スリーブ上端面1
2Cも弾性リング15を介して止めナット16で半固定
状態にて主軸11により支持する。スリーブ12の主軸
11に嵌入する内周面の上下部にも、弾性リング17を
挿入する。スリーブ12の内周側には液溜め用のポケッ
ト18を設け、主軸11に設けた給液孔19を通してポ
ケット18に潤滑液20を供給する。ポケット18とス
リーブ外周面12Aとを、熱膨張によって大きく開く給
液孔21により連通する。
Description
【0001】
本考案は、立軸、横軸河川水ポンプ、海水ポンプ等の回転機械に適用して好適
な軸受装置に関する。
【0002】
図10、図11は従来より用いられている軸受装置を示す図である。これらの
図において、符号1は主軸、2は該主軸1に嵌入されたスリーブ、3はポンプケ
ーシング、4は軸受ハウジング、5は該軸受ハウジング4に焼嵌めされているセ
ラミック軸受である。
【0003】
また、図示はしていないが、主軸1の下部にはインペラが配設されており、吸
入された水の一部Wは主軸1とセラミック軸受5との隙間6等を通って主軸1の
上部吐出口に向かって流れる構造となっている。
【0004】
セラミック軸受5は、インペラ等の回転によって主軸1に作用する外力を該主
軸1が円滑に回転するように支承するためのものである。そして、軸受ハウジン
グ4の内周面にはゴムリング7がライニングされ、セラミック軸受5は該ゴムリ
ング7を介して可撓し易いように支持されている。
【0005】
しかしながら、上述した従来の軸受装置においては、次のような問題があった
。
【0006】
(1)揚水するまでに長時間を要し、その間軸受面である隙間6は水のないド
ライ状態となる。これによって、セラミック軸受5は異常に温度が上昇し、焼付
き、摩耗が生じるという問題があった。
【0007】
(2)弾性体のゴムリング7によりセラミック軸受5の片当り防止を行ってい
るが、該ゴムリング7はセラミック軸受5の外周に取り付けるため、セラミック
軸受機構が大きくなり、ポンプ効率に問題があった。
【0008】
本考案は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、長時
間のドライ状態及び異物水中雰囲気下で良好な軸受作用が可能で、しかもコンパ
クトな軸受装置を提供することを目的とする。
【0009】
上記の課題を解決するために、本考案は、軸受面を形成するスリーブの主軸嵌
入面と該スリーブの上、下端との間にそれぞれ弾性リングを介装すると共に、該
スリーブの内周面又は厚肉部に、給液孔を介してスリーブ外周面と連通するポケ
ットを設け、潤滑液を該ポケットに供給するよう構成したものである。
【0010】
上記の手段によれば、組立時のセラミック軸受の偏心、運転時の動的なセラミ
ック軸受の偏心による、スリーブ外周面で構成する軸受面の片当りは、スリーブ
内周に設けた弾性リングにより偏心を追従し、軸受面が全面当りとなるので、片
当り防止ができ、耐焼付性向上が可能になる。
【0011】
また、スリーブに設けたポケットに潤滑液を溜め、スリーブ外周の軸受面温度
が上昇すると給液孔が熱膨張により大きくなって開き、該ポケット内の潤滑液が
軸受面(スリーブの外周面)に供給されるので、軸受面ドライ条件の起動時の運
転でも潤滑作用をなし得る。
【0012】
以下、図1〜図9を参照して本考案の5つの実施例について説明する。
【0013】
図1は、本考案の第1実施例に係わる軸受装置を示す断面図である。図1にお
いて、主軸11には可撓スリーブ12が設けられており、該可撓スリーブ12の
外周面12Aは軸受ハウジング13に焼嵌めされたセラミック軸受14の内周面
と共に軸受面を構成している。
【0014】
前記可撓スリーブ12は、その下端面12Bがゴム等の弾性体で作製された弾
性リング15を介して軸端面11Aに支持されており、かつ上端面12Cも弾性
リング15を介して止めナット16で半固定状態にて主軸11に支持されている
。また、可撓スリーブ12の主軸11に嵌入される内周面の上、下部にも、弾性
リング17が挿入されており、可撓スリーブ12は該弾性リング17を介して半
固定的にセットされている。
【0015】
さらに、可撓スリーブ12の内周面には液溜め用のポケット18が設けられて
おり、主軸11に設けた液供給通路19を通して該ポケット18に水等の潤滑液
20が供給されるようになっている。該ポケット18と軸受面を成す可撓スリー
ブ12の外周面12Aとは、給液孔21により連通されている。
【0016】
そして、温度が低い時は給液孔21の径dはほぼ零であるが、可撓スリーブ1
2の外周面12Aの温度が上昇すると、熱膨張で給液孔21の径dが大きくなり
、液溜め用のポケット18内の潤滑液20が給液孔21を通して可撓スリーブ1
2の外周面12Aに供給される。
【0017】
以上述べた本実施例の構成によれば、弾性リング15、17を介在させること
により、可撓スリーブ12は、図2に示すように、セラミック軸受14に傾きθ
があっても、その面にならい全面接触状態となり、これによって片当り防止を図
ることができ、図3に示すように耐焼付性が向上する。なお、図3において、a
が従来のスリーブ単体の場合、bが弾性リング15、17を有する可撓スリーブ
12の場合を示す。
【0018】
また、可撓スリーブ12の外周面12Aの温度が上昇すると、図4に示すよう
に、給液孔21が開の状態となり、図5に示すように液溜め用のポケット18内
の潤滑液20を軸受面である可撓スリーブ12の外周面12Aに供給でき、潤滑
効果を上げる。丁度、本ポンプ起動時のドライ運転で、軸受面である外周面12
Aの摺動面温度Tが上昇した時に潤滑作用をならしめ、ドライ運転時でも安定し
た軸受性能を得る効果を有する。
【0019】
なお、通常運転時には、液潤滑となり軸受面である外周面12Aの温度も上昇
しないため、給液孔21は閉となり、ポケット18内の潤滑液20は供給されな
い。
【0020】
次に、図6は本考案の第2実施例に係わる軸受装置を示し、可撓スリーブ12
の厚肉部(ソリッド部)に液溜め用のポケット18を設け、予め注液孔22より
潤滑液20を封入する構造としたものである。該注液孔22は、潤滑液の封入後
プラグにより閉じられる。
【0021】
また、図7は本考案の第3実施例に係わる軸受装置を示し、図6と略同様であ
るが、可撓スリーブ12の上部に孔23を介してポケット18に連通する液溜め
容器24を設け、潤滑液20の封入容量を大きくしたものである。
【0022】
さらに、図8は本考案の第4実施例に係わる軸受装置を示し、図7の液溜め容
器24の代わりに、可撓スリーブ12の内周面に設けたポケット18に孔23を
介して連通する液溜めタンク25を可撓スリーブ12と一体的に設け、ポンプ外
部より導入された導液管26より液溜め用のポケット18に潤滑液20を供給す
るようにしたものである。このような構造では、上方の弾性リング15は省略さ
れる。
【0023】
さらにまた、図9は本考案の第5実施例に係わる軸受装置を示し、図8と略同
様であるが、可撓スリーブ12のポケット18に連通する液溜めタンク25を可
撓スリーブ12と別体に設けて、タンク25がスリーブ12を支持する作用を有
する構造としたものである。この構造では、液溜めタンク25は主軸11に螺着
され、また上方の弾性リング15は可撓スリーブ12と液溜めタンク25との間
に介装される。
【0024】
なお、図7〜図9において、図1に示したものと同一の部分には同一の符号を
付して、重複する説明は省略する。
【0025】
以上述べたように、本考案によれば、軸受面を形成するスリーブの主軸嵌入面
と該スリーブの上、下端との間にそれぞれ弾性リングを介装した構成としたこと
により、該弾性リングにより偏心を追従し、軸受面が全面当り構造となるので、
コンパクトで、軸受面片当り防止構造の軸受装置を提供できるという効果を奏す
る。
【0026】
また、スリーブの内周面又は厚肉部には、給液孔を介して該スリーブの外周面
とを連通するポケットを設け、潤滑液を該ポケットに供給できるよう構成したこ
とにより、スリーブ外周の軸受面温度が上昇した場合、該給液孔が熱膨張により
大きく開き、ポケット内の潤滑液が軸受面に供給され潤滑液として作用するので
、長時間のドライ状態及び異物水中雰囲気下でも良好な軸受作用が可能であると
いう効果も奏する。
【図1】本考案の第1実施例に係わる軸受装置を示す断
面図である。
面図である。
【図2】該軸受装置の動作説明図である。
【図3】該軸受装置と従来の軸受装置とにおける偏心角
と摩擦係数との関係を示す図である。
と摩擦係数との関係を示す図である。
【図4】該軸受装置の動作説明図である。
【図5】該軸受装置における摺動面温度と給液孔径との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図6】本考案の第2実施例に係わる軸受装置を示す要
部の断面図である。
部の断面図である。
【図7】本考案の第3実施例に係わる軸受装置を示す要
部の断面図である。
部の断面図である。
【図8】本考案の第4実施例に係わる軸受装置を示す要
部の断面図である。
部の断面図である。
【図9】本考案の第5実施例に係わる軸受装置を示す要
部の断面図である。
部の断面図である。
【図10】従来の軸受装置を示す断面図である。
【図11】図10のA−A線断面図である。
11 主軸
12 可撓スリーブ
12A スリーブの外周面
12B スリーブの下端面
12C スリーブの上端面
13 軸受ハウジング
14 セラミック軸受
15 弾性リング
16 止めナット
17 弾性リング
18 ポケット
19 液供給通路
20 潤滑液
21 給液孔
24 液溜め容器
25 液溜めタンク
フロントページの続き
(72)考案者 益田 将寛
兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号
三菱重工業株式会社高砂製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】軸受面を形成するスリーブの主軸嵌入面と
該スリーブの上、下端との間にそれぞれ弾性リングを介
装すると共に、該スリーブの内周面又は厚肉部に、給液
孔を介してスリーブの外周面と連通するポケットを設
け、潤滑液を該ポケットに供給するよう構成したことを
特徴とする軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2134091U JPH04110221U (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2134091U JPH04110221U (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04110221U true JPH04110221U (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=31907116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2134091U Withdrawn JPH04110221U (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04110221U (ja) |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP2134091U patent/JPH04110221U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950615 |