JPH04110354U - 氷垂直搬送装置の放出部構造 - Google Patents
氷垂直搬送装置の放出部構造Info
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- JPH04110354U JPH04110354U JP1405491U JP1405491U JPH04110354U JP H04110354 U JPH04110354 U JP H04110354U JP 1405491 U JP1405491 U JP 1405491U JP 1405491 U JP1405491 U JP 1405491U JP H04110354 U JPH04110354 U JP H04110354U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】コンパクトに形成することができ、しかも、水
滴が不所望の箇所に滴下することのない氷垂直搬送装置
の放出部構造を提供する。 【構成】氷垂直搬送装置は、貯氷庫内の氷7を下方から
上方に搬送する垂直搬氷部Bと、該垂直搬氷部Bから延
びる放出部Cとを有し、走行方向に沿って所定間隔で離
間して取着された横バー2を備える無端帯1が垂直搬氷
部B及び放出部Cを循環走行する。放出部Cは、放出ス
パウトに連通するその放出端5aが上に位置するように
傾斜して配置されており、放出部Cにおいて氷7を下方
から支持する氷支持板5は、同放出部Cの傾斜に実質的
に沿って配設されている。
滴が不所望の箇所に滴下することのない氷垂直搬送装置
の放出部構造を提供する。 【構成】氷垂直搬送装置は、貯氷庫内の氷7を下方から
上方に搬送する垂直搬氷部Bと、該垂直搬氷部Bから延
びる放出部Cとを有し、走行方向に沿って所定間隔で離
間して取着された横バー2を備える無端帯1が垂直搬氷
部B及び放出部Cを循環走行する。放出部Cは、放出ス
パウトに連通するその放出端5aが上に位置するように
傾斜して配置されており、放出部Cにおいて氷7を下方
から支持する氷支持板5は、同放出部Cの傾斜に実質的
に沿って配設されている。
Description
【0001】
本考案は、氷を下方から上方の放出端に運びそこから放出する氷垂直搬送装置
に関し、特に、同氷垂直搬送装置の放出部構造に関するものである。
【0002】
従来の氷垂直搬送装置では、無端搬送部材即ち搬送チェーンから突出したバケ
ットやレーキにより氷を上方に搬送するので、同垂直搬送装置の設置のために比
較的に広いスペースを必要とし、製氷機の貯氷庫のような狭い場所にこのような
垂直搬送装置を配置することは困難であった。
【0003】
そこで、これを改良するために、本出願人は、駆動手段によって駆動される少
なくとも2本の無端帯と、同無端帯間に氷の最長辺より稍広い間隔で装架された
多数の横バーと、これ等の横バーに対して同横バー間の約1/2〜2/3の間隔
を置いて、該横バーを含む平面と平行な面に配置された固定案内台とを有すると
共に、上記無端帯により、氷を下部の水平搬氷部から垂直搬氷部を経由して上部
の放出部に送る氷垂直搬送装置を実願平2ー118037号等として既に出願し
た。
【0004】
図5は、上記実願平2ー118037号の氷垂直搬送装置における放出部を概
略的に示すもので、図中、符号1は無端帯、2は横バー、3は無端帯1のガイド
スプロケット、4は無端帯1の駆動スプロケット、5は角氷7の放出端5aを有
する前カバー、6は先端に下向きに傾斜した氷落下助成板8を備えた固定案内台
である。
【0005】
この氷垂直搬送装置において、図示しない駆動モータにより駆動スプロケット
4を矢印方向に回動して、無端帯1を矢印方向に走行させると、同無端帯1は、
隣接する横バー2間に角氷7を挟持して水平な放出部Cにある前カバー5の放出
端5aまで運び、そこから、氷7を図示しない漏斗状の放出スパウトを介してコ
ップのような容器に落下、放出させる。尚、氷落下助成板8は、融解のため横バ
ー2に跨って搬送され放出端5aで落下しなかった角氷を押して強制的に落下さ
せるための板である。
【0006】
上述したような氷垂直搬送装置において、一対の無端帯1と隣接する横バー2
との間に画定される空間部分に角氷7が収容されて上述のように放出されるので
あるが、空間部分の面積が1個の角氷を収容するだけの面積しかない場合には下
記のような現象は起きないが、例えば隣接する横バー2間の寸法が2個の角氷を
搬送しうるような値であると、放出端5aからは2個の角氷7同士が付着した連
接状態で同時に回転しながら落下することがある。
【0007】
そのような場合、図示しない前述の漏斗状の放出スパウトが水平な放出部Cの
放出端5aの近傍に配置されていると、連接状態の角氷7が放出スパウトの狭く
なった部分に詰まり易いため、放出スパウトは、連接状態の角氷が回転するのに
十分な余裕を見て放出端5aのかなり下方に配置する必要があり、これは、放出
部C全体を高く延びるように設計することを必要とするので、装置がそれだけコ
ンパクトにできなくなる。
【0008】
また、放出部Cが実質的に水平であると、必然的に前カバー5も水平となるた
め、前カバー5の水平部5b上には水滴が溜まり易く、これが放出端5aから放
出スパウトを介して下方に滴下し、コップの載置台(図示せず)を汚したり、コ
ップに飛散したり、コップを持つ手に飛散したりするなど、氷搬送装置としては
避けなけねばならない現象が生ずる。
【0009】
従って、本考案の目的は、更にコンパクトに形成することができ、しかも、水
滴が不所望の箇所に滴下することのない氷垂直搬送装置の放出部構造を提供する
ことである。
【0010】
この目的を達成するため、本考案は、貯氷庫内の氷を下方から上方に搬送する
垂直搬氷部と、該垂直搬氷部から延びる放出部とを有し、走行方向に沿って所定
間隔で離間して取着された横バーを備える無端搬送部材が前記垂直搬氷部及び前
記放出部を循環走行する氷垂直搬送装置において、前記放出部は、放出スパウト
に連通するその放出端が上に位置するように傾斜して前記垂直搬氷部に接続され
ると共に、前記放出部において氷を下方から支持する氷支持板が同放出部の前記
傾斜に実質的に沿って配設されていることを特徴とするものである。
【0011】
無端搬送部材を駆動すると、そこに取着された横バーが氷を押して、氷を垂直
搬氷部を経て放出部に送る。隣接する横バーと無端搬送部材とにより画成される
空間部分の大きさによっては、同空間部分に複数個の氷が収容され、しかも互い
に付着し連接した状態で放出部の放出端に送られる。
【0012】
放出部は傾斜しているので水平配列の場合に比較して放出端の下方に広いスペ
ースが確保されるため、放出端から連接状態で転がり落ちる氷はこのスペースで
回転して良い姿勢となり、放出スパウトには詰まらずに落下する。
【0013】
また、氷が放出端の近傍に位置する状態で無端搬送部材が停止すると、放出部
における支持板が水平なら、この氷から生じた水滴が支持板に溜まり放出端から
放出スパウトを介してコップに飛散したりするが、放出部における支持板も傾斜
しているため、水滴は支持板に沿って落下し、放出スパウトには入らない。
【0014】
次に、本考案の好適な実施例について添付図面を参照して詳細に説明するが、
図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
【0015】
図1は、本考案による氷垂直搬送装置10を備えた貯氷装置11を一部断面で
示す側面図で、この貯氷装置11は、貯氷庫12と、その開閉扉13と、貯氷庫
12を画成する断熱箱体14等を有し、断熱箱体14の頂部もしくは天井部は、
排水機能を備えた容器載置台15となっている。尚、この貯氷装置11には、製
氷部が設けられておらず、角氷は、別体の製氷機から運ばれて貯氷庫12に貯留
されるが、製氷機に一体的に設けられた貯氷庫内に本考案による氷垂直搬送装置
10を配設しうることは言うまでもない。
【0016】
氷垂直搬送装置10は、貯氷庫12の底部に位置する下部の水平搬氷部Aと、
この水平搬氷部Aから上方に垂直(直角である必要はない)に延びて、断熱箱体
14を貫いて外部に露出する垂直搬氷部Bと、同垂直搬氷部Bに連続する放出部
Cとを有し、該放出部Cは本考案に従ってその先端が上方に傾斜している。角氷
は、水平搬氷部Aにおいて積載され、垂直搬氷部Bにおいて上方に運ばれ、放出
部Cにおいて放出スパウト16を介して放出される。
【0017】
また、氷垂直搬送装置10は、前述した実願平2ー118037号のものと同
様に、ガイドスプロケット3、駆動スプロケット4等に巻回された一対の無端帯
1(図1では片方のみを示す)を有し、同無端帯1(無端搬送部材)は、図示し
ない駆動モータにより駆動スプロケット4を歯車(図示せず)等を介して駆動す
ることにより、ガイドレール17、18等に案内されながら矢印の方向に走行す
る。
【0018】
更に、無端帯1は、好ましくはステンレス鋼又は合成樹脂製のエンドレスチェ
ーンからなり、略図的に示したこれ等のエンドレスチェーン間には、所定間隔で
多数の横バー2、2・・・(図2)が装架されている。この横バー2の上述の所
定間隔は、搬送される氷、即ち製氷機(図示せず)で製氷された氷の大きさを考
慮して決定されるもので、少なくとも氷の最長辺の長さより僅かに広く設定され
ているか、最長辺のn倍よりも僅かに広く設定されている。
【0019】
次に、図2は上述した氷垂直搬送装置10の氷放出部Cをそのカバー19や放
出スパウト16等を取り除いて拡大して示す図で、この図から最も良く分かるよ
うに、放出部Cは、垂直搬氷部Bに直行する水平仮想線B1 に対して角度θで上
向きに傾斜している。また、氷垂直搬送装置10は、垂直搬氷部Bから放出部C
にかけて湾曲しながら延在する前カバー5(支持板)と、無端帯1を挟んで該前
カバー5に対峙する固定案内台6とを備える。前カバー5は符号5aで示す部分
で終端しそこが放出部Cの放出端となっており、固定案内台6はガイドスプロケ
ット3に向かって延びている。
【0020】
放出部Cが上述のように角度θで上向きに傾斜しているため、前カバー5の先
端部も同様に傾斜し、また、固定案内台6の先端部も傾斜する。放出部Cの傾斜
角度θは、実施例では約20°としたが、この値に限定されるものではなく、前
述した仮想線B1の上方に連接した角氷の十分な回転スペースC1が確保されれば
よい。
【0021】
次に、上述した氷垂直搬送装置10の動作について説明する。図1及び2にお
いて、レバースイッチ20を押し駆動モータ(図示せず)を作動して無端帯1を
走行させると、各角氷7は横バー2により矢印の方向に搬送され、放出端5aに
達し、そこで落下して放出スパウト16(図1)を経てコップ(図示せず)に受
け入れられる。隣接する横バー2間には複数の角氷が収容され、それ等が互いに
付着して連接した状態のものもある。連接状態の角氷は放出端5aから落下する
と回転スペースC1 で回転し、放出スパウト16に詰まることなく通過する。
【0022】
そして、無端帯1が図2に示した状態で停止したとしても、放出端5aの直傍
にある角氷7から生ずる水滴9は、前カバー5の先端部5bが傾斜しているため
矢印で示すように確実に下方へ流れ、放出端5aからは滴下しない。
【0023】
図3は前カバー5の変形実施例を示すもので、その上向き傾斜の先端部5bは
本体部5cから分離(別部品でよい)しており、先端部5bの下端は本体部5c
の上端との間に隙間tを有して同上端の下に配設されている。このように配列す
ると、角氷から生じた水滴9はこの隙間を通って下方に落下する。また、融解も
しくは圧力が加わって小さな屑氷が発生したような場合、それが上述の隙間の位
置まで搬送されるようなことがあっても、同隙間から下方に落下させて、放出端
5aから放出しないようにすることができる。
【0024】
図4は、固定案内台6の先端部に、氷放出部Cにおける無端帯1の下側走行路
に向けて下方に傾斜した氷落下助成板8が設けられている氷垂直搬送装置に本考
案を実施したもので、放出部Cが角度θだけ上向きに傾斜しているため、横バー
2に跨って搬送される角氷7は、図5に示す場合よりも不安定な状態もしくは姿
勢をしており、氷落下助成板8がかかる角氷7に若干触れるだけで、この角氷7
は回転モーメントを受け、一層容易に下方に落下する。
【0025】
尚、この氷落下助成板8も、冒頭に述べた実願平2ー118037号の氷垂直
搬送装置のものと同様に、また、図5に示すように、ガイドスプロケット3の中
心軸3aから水平距離Hの部位で傾斜を開始し、同部位から水平方向に左方に距
離Lだけ延び、垂直方向に下方に距離hだけ延びて終端している。氷落下助成板
8の傾斜開始部位、即ち水平距離Hは、氷を放出させたい位置(例えば図示しな
いコップのような容器の設置位置)に関係するので、同位置に合わせた適当な寸
法に設定し、水平方向の距離Lの限界は、ガイドスプロケット3に沿って反転す
る横バー2に接触しないよう選び、垂直方向の距離hの限界は、ガイドスプロケ
ット3に向かって走行する横バー2の頂部に当接しないように選ぶ。
【0026】
以上のように、本考案によれば、氷垂直搬送装置の放出部をその先端が上に位
置するように傾斜させて、放出部の放出端の下方に、連接状態の角氷が回転しう
るスペースを確保したので、氷垂直搬送装置をコンパクトにすることができ、ま
た、放出端を画成する前カバーが同放出端が上になるように傾斜しているので、
前カバーの放出端近くに水滴が溜まって不所望の箇所に滴下するようなことをの
確実に防止することができる。
【図1】本考案による氷垂直搬送装置を備えた貯氷装置
を一部断面で示す側面図。
を一部断面で示す側面図。
【図2】図1の氷垂直搬送装置における放出部を拡大し
て概略的に示す側面図。
て概略的に示す側面図。
【図3】図2に示した放出部における前カバーの変形実
施例を示す部分側面図。
施例を示す部分側面図。
【図4】図2に示した放出部に氷落下助成板を設けた別
の変形実施例を示す部分側面図。
の変形実施例を示す部分側面図。
【図5】先行技術による氷垂直搬送装置の放出部を示す
側面図。
側面図。
1 無端搬送部材(無端帯)
2 横バー
5 支持板(前カバー)
5a 放出端
7 氷(角氷)
8 氷落下助成板
9 水滴
10 氷垂直搬送装置
12 貯氷庫
16 放出スパウト
A 水平搬氷部
B 垂直搬氷部
C 放出部
Claims (1)
- 【請求項1】貯氷庫内の氷を下方から上方に搬送する垂
直搬氷部と、該垂直搬氷部から延びる放出部とを有し、
走行方向に沿って所定間隔で離間して取着された横バー
を備える無端搬送部材が前記垂直搬氷部及び前記放出部
を循環走行する氷垂直搬送装置において、前記放出部
は、放出スパウトに連通するその放出端が上に位置する
ように傾斜して前記垂直搬氷部に接続されると共に、前
記放出部において氷を下方から支持する氷支持板が同放
出部の前記傾斜に実質的に沿って配設されていることを
特徴とする氷垂直搬送装置の放出部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1405491U JPH083899Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 氷垂直搬送装置の放出部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1405491U JPH083899Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 氷垂直搬送装置の放出部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04110354U true JPH04110354U (ja) | 1992-09-24 |
| JPH083899Y2 JPH083899Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31901758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1405491U Expired - Lifetime JPH083899Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 氷垂直搬送装置の放出部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083899Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP1405491U patent/JPH083899Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH083899Y2 (ja) | 1996-01-31 |
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