JPH04110456U - 雪吊り具 - Google Patents

雪吊り具

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JPH04110456U
JPH04110456U JP2177891U JP2177891U JPH04110456U JP H04110456 U JPH04110456 U JP H04110456U JP 2177891 U JP2177891 U JP 2177891U JP 2177891 U JP2177891 U JP 2177891U JP H04110456 U JPH04110456 U JP H04110456U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹木の枝吊りと雪の降り積りを防ぐ雪吊り具
を提供することにある。 【構成】 支柱2とその上部に嵌挿する笠体5から構成
され、笠体は支柱に嵌脱可能となる軸棒6より放射方向
に適宜数の笠骨8を突設し、隣接笠骨間に小骨9を適宜
間隔で設け、小骨間に適宜大きさの目18を形成したもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主として樹木の小枝類を雪より守る雪吊り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
雪国に於いては、樹木に降り積った雪の重みによって枝折れが生じないように 古くから雪吊りが行われている。雪吊りは樹木より高い支柱を、樹木に沿って立 て、その支柱上部に無数の縄端部を固定し、支柱の上部より垂れ下がる縄を略均 等に分散し、その縄先を樹木の小枝類に結び、枝折れを防いでいた。支柱上部に 縄掛け用の環体を取付け、環体より縄を垂れ下げるものも工夫されている。 (例えば実開昭52-75662号公報、実開昭57-33158号公報)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の雪吊りは、支柱上部より垂れ下げる縄を略均等に分散し、その縄先を樹 木の小枝類に結び、枝折れが生じないように吊ると共に、雪吊りによって独特の 美観が醸し出されるようにしなければならないので、高度の熟練を要する問題点 があった。又従来の雪吊りは樹木の小枝類を如何にも雪の被害から守る様に見え るが、実際には支柱上部より垂れ下げた縄にて小枝類を吊るものであるから、小 枝類には以前として雪が降り積り、その降り積った雪によって小枝や葉が傷む問 題点があると共に、縄の結束位置より先に降り積った雪によって小枝が折損する 問題点もあった。 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところは、樹木の枝吊りと雪の降り積りを防ぐ雪吊り具を提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における雪吊り具は、支柱とその上部に嵌 挿する笠体から構成され、笠体は支柱に嵌脱可能となる軸棒より放射方向に適宜 数の笠骨を突設し、隣接笠骨間に小骨を適宜間隔で設け、小骨間に適宜大きさの 目を形成したものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案における雪吊り具の構造を実施例の図面に基ずき説明すると、雪 吊り具1は地上に直立する支柱2と、支柱2の上部に嵌挿する笠体5から構成す るもので、支柱2には金属性か合成樹脂性のパイプ、或いはそれらの複合パイプ を用いることが望ましく、支柱長さHは樹木Tの大きさに合わせて、例えば長尺 パイプより支柱長さHが2m〜5m等の支柱2を切断しておくか、30mm〜1m程 度の短尺支柱2a,2bに切断し、その短尺支柱2a,2bを、支柱2a,2bに挿入するジ ョイント4を用いて順次連結し、適宜長さの支柱2を成形するものである。
【0006】 笠体5は支柱2の上部内周に嵌挿可能となる軸棒6の外周に環状部7を設け、 該環状部7より放射方向に適宜数の笠骨8を突設し、隣接する笠骨8a,8bの間に 小骨9を適宜間隔で設け、小骨9aと小骨9bの間に適宜大きさの目18を形成し、蜘 蛛の巣状を成すもので、笠骨8は環状部7より外周に向けて20cm〜1m程度突設 し、且つ6〜12本程度の笠骨8を等角度で突設するものである。笠骨8aと笠骨 8bの間に設ける小骨9は、笠体5に結着した雪が成長し、笠体5の目18を埋める 程度が望ましく、小骨9の間隔を内周より外周に向けて順次狭くなるようにする ことが望ましい。
【0007】 笠体5を構成する軸棒6と環状部7、笠骨8、及び小骨9の内、環状部7と笠 骨8を合成樹脂にて一体形成することも可能であるし、小骨9や軸棒6も含めて 合成樹脂にて一体成形することも可能であるばかりか、笠体5を形成する笠骨8 や小骨9等に着色を施しておけば、笠体5の美観は著しく向上する。又短尺支柱 2a,2bの連結に用いるジョイント4は、支柱2a,2bに嵌挿可能となる軸棒14の中 間部に鍔24を設けたものである。更に笠体5の軸棒6を環状部7より上下に突出 しておけば、笠体5を短尺支柱2aと2bの間に嵌挿し、二段に笠体5を設けること も可能である。
【0008】 図4の(A)(B)は、笠体5の笠骨8を環状部7より外周に向けて下降傾斜 したもので、笠骨8を下降傾斜することにより小骨9aと小骨9bの間隔が実際より 狭くなり、目18も小さくなるので、その分、雪の結着成長が容易になる。
【0009】 図5の(A)(B)は、笠体5の軸棒6を支柱2より一回り太くし、該軸棒6 に支柱2より少し大きい下向穴16を設け、下向穴16に支柱2の上部を挿入するも のである。即ち笠体5の軸棒6を支柱2の上部外周に嵌挿するものである。
【0010】 図6の(A)(B)は、笠体5の環状部7を省略し、軸棒6より放射方向に直 接笠骨8を設け、隣接する笠骨8a,8bの間に小骨9を適宜間隔で設けたものであ る。環状部7を省略しても略同様の目的を達成するものである。又笠体5の平面 形状としては、円形、楕円形、矩形、多角形が望ましいが、前記形状に限定され るものではない。
【0011】 本案の雪吊り具は上記構造であるから、これを用いる場合、先ず支柱2を樹木 Tに沿って直立し、その支柱2を倒れないように樹木Tの幹や太い枝に縄等Rで 適宜固定し、次で支柱2の上部に笠体5の軸棒6を嵌挿し、樹木小枝類tの上方 に笠体5が位置するようにするか、或いは支柱2の上部に予め笠体5を嵌挿して おき、その支柱2を樹木Tに沿って直立し、直立した支柱2を縄等Rで適宜固定 するものである。
【0012】 支柱2の上部に嵌挿する笠体5を、保護する樹木Tの小枝類tから10cm〜20cm 上に位置するようにし、笠体5の下方に小枝類tが位置するようにせしめ、必要 に応じて樹木小枝類tを笠体5の笠骨8や小骨9より縄等Rで吊ることも可能で ある。又樹木Tの枝ぶりにより、1本の樹木Tに複数の本案雪吊り具1を用いる こともあり、その場合、笠体5と隣接する笠体5' を縄等Rで結べば、雪吊り具 1は安定する。更に笠体5を保護する樹木小枝類tの下に隠れるように配置し、 笠体5によって小枝類tを下から通年支持することも可能である。
【0013】
【考案の効果】
本考案の雪吊り具は、上記のとおり構成されているので、次に記載する効果を 奏する。 雪吊り具の支柱を樹木に沿って直立し、その支柱上部に笠体を嵌挿しても、笠 体には目が形成されているため、笠体によって光の差し込みが遮ぎられたり、風 雨の吹き込みが妨げられることもないので、樹木の成長に悪影響を与えることは ない。しかも樹木に向けて降る雪は、初期に笠体の目を通り樹木にも降り積もる が、笠体の笠骨や小骨に結着する雪は降雪量に応じて成長し、その成長に応じて 笠体の目が順次小さくなり、目を通って樹木に降り積もる雪量が少なくなるし、 やがて笠体の目が笠骨や小骨に結着して成長した雪によって塞がれると、笠体よ り下の樹木に雪が降り積もらないので、樹木を雪の被害から守ることができる。
【0014】 本案の雪吊り具は支柱を直立し、その支柱上部に笠体を嵌挿するだけであるか ら、従来の雪吊りより取扱が著しく簡単になる。しかも支柱より笠体を分離し、 或いは笠体より更に軸棒を分離し得るので、保管や輸送が容易である。特にツツ ジのような低木に用いる場合、支柱の下部を土中に差し込み、支柱を通年直立し ておき、その支柱に笠体のみを必要に応じて嵌挿することも可能であるし、笠体 も通年時嵌挿しておき、降雪期には樹木を雪より守り、それ以外の時期には笠体 の上部に植木鉢等を載せ、花壇として利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案雪吊り具の使用例を示す正面図である。
【図2】の(A)(B)本案雪吊り具の分解状態におけ
る構造例を示す一部切欠正面図である。
【図3】の(A)(B)(C)(D)笠体の構造例を示
す平面図である。
【図4】の(A)(B)笠体の構造例を示す縦断面図で
ある。
【図5】の(A)(B)笠体の構造例を示す縦断面図で
ある。
【図6】の(A)(B)笠体の構造例を示す縦断面図で
ある。
【図7】の(A)(B)本案雪吊り具の使用例を示す斜
視図と正面図である。
【符号の説明】
1 雪吊り具 2,2a,2b 支柱 4 ジョイント 5,5' 笠体 6,14 軸棒 7 環状部 8,8a,8b 笠骨 9,9a,9b 小骨 18 目 24 鍔 R 縄等 T 樹木、t 小枝類、 H 支柱長さ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱(2)とその上部に嵌挿する笠体
    (5)から構成され、笠体は支柱に嵌脱可能となる軸棒
    (6)に適宜数の笠骨(8)を放射方向に突設し、隣接
    笠骨間に小骨(9)を適宜間隔で設け、小骨間に適宜大
    きさの目(18)を形成した雪吊り具。
JP1991021778U 1991-03-11 1991-03-11 雪支持具 Expired - Lifetime JPH0737486Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991021778U JPH0737486Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 雪支持具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991021778U JPH0737486Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 雪支持具

Publications (2)

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JPH04110456U true JPH04110456U (ja) 1992-09-25
JPH0737486Y2 JPH0737486Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=31907452

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4998344U (ja) * 1972-12-20 1974-08-24
JPS5328151U (ja) * 1976-08-19 1978-03-10
JPS57149764U (ja) * 1981-03-18 1982-09-20

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4998344U (ja) * 1972-12-20 1974-08-24
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JPS57149764U (ja) * 1981-03-18 1982-09-20

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