JPH04110830U - 天 窓 - Google Patents

天 窓

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JPH04110830U
JPH04110830U JP2084691U JP2084691U JPH04110830U JP H04110830 U JPH04110830 U JP H04110830U JP 2084691 U JP2084691 U JP 2084691U JP 2084691 U JP2084691 U JP 2084691U JP H04110830 U JPH04110830 U JP H04110830U
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plate portion
receiving plate
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acrylic dome
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JP2084691U
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弘 稲葉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枠の開口を覆うアクリルドーム等の採光用閉
塞体の枠への取付部における美観の向上を図る。 【構成】 アクリルドーム(採光用閉塞体)15の周縁
部16は、ボルト30の締付けにより受板部10の上面
と保持用型材20の上板部22の下面との間で挟持され
る。アクリルドーム15の周縁部16においては、庇が
不要となつているとともに、上面にボルト30が露出し
ておらず、アクリルドーム15の周縁部16は保持用型
材20によつて覆われているため、外観の見栄えが良
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の屋上等の水平面または斜面に設けた枠にアクリルドームやガ ラス板等の採光用閉塞体を取り付けた天窓における採光用閉塞体の取付け構造の 改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
建物の屋上等に固設した固定枠に、開口がアクリルドームによつて閉塞された 可動枠を上下動または揺動し得るように支持した構造になる天窓において、アク リルドームを可動枠に取り付ける手段の一つとして、従来は、可動枠の開口の周 縁に外側に水平に突出する受板部を形成してその受板部の上面にアクリルドーム の周縁部を覆うように載置し、受板部とアクリルドームの周縁を複数のボルトと ナツトの締付けによつて固定するという方法が取られていた。
【0003】 かかる取付け方法においては、雨の侵入を防止するためにアクリルドームの周 縁部には可動枠を外側から覆うための庇を大きく張り出す必要があるが、この庇 によつて美観が損なわれるという欠点があつた。また、ボルトは、アクリルドー ムの周縁部の上面から貫通させるようになつていたため、ボルトの頭部がアクリ ルドームの表側に露出することとなり、美観を低下させる原因となつていた。さ らに、ボルトによる締付けがアクリルドームの周縁部の長さ方向において間隔を 空けた複数箇所で行うようになつていたために、その締付け箇所では、アクリル ドームの周縁部が可動枠との間に介装したパツキンを押し潰しつつ変形すること となり、アクリルドームが割れるという恐れがあつた。
【0004】 かかる不具合は、可動枠を備えた開閉式の天窓に限らず、固定枠にアクリルド ームを取り付けるようにした非開閉式の天窓においても、同様に生じる問題であ つた。なお、外国製の天窓として、アクリルドームの周縁部に下向きに延出する 庇を固着して、その庇の外側からボルトを水平に螺合した構造になるものがある が、このような天窓においても、上述の不具合は同様に生じていた。
【0005】 また、天窓としては、アクリルドームを用いずに、枠の開口にガラス板を嵌め た構造になるものがある。このような天窓におけるガラス板の取付け構造の一つ として、枠の開口の周縁に内側に突出する受板部を形成し、その受板部にシリコ ンコーキングを介してガラス板の周縁部を固着する方法が採られている。
【0006】 しかし、この方法では、シリコンコーキングの耐用寿命が比較的短いことから 、数年間使用を続けただけで、ガラス板を確実に保持できなくなつたり雨漏りが 発生したりするという欠点があつた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の天窓は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した ように、建物の屋上等の水平面または斜面に設けた枠の開口の周縁に外側に突出 する受板部を形成し、その受板部の上面にアクリルドーム、ガラス板等の採光用 閉塞体の周縁を載置し、互いに対応する上板部と下板部とを有するコ字形断面の 保持用型材を受板部に外側から嵌め、下板部に下側から貫通させて螺合したボル トの先端を受板部の下面に押圧させることにより、採光用閉塞体の周縁を受板部 の上面と上板部の下面との間で挟圧してその採光用閉塞体を枠に取り付けた構成 とした。
【0008】 なお、上記構成において、請求項2に記載したように、採光用閉塞体の周縁と 保持用型材の上板部との間に介装したパツキンに、採光用閉塞体に溜まつた水を 受板部の上面に導く排水路を形成し、受板部に、排水路をその受板部の下面に連 通させる排水孔を形成するようにしてもよい。
【0009】
【考案の作用及び効果】
本考案は上記構成になり、採光用閉塞体としてアクリルドームを用いた天窓に おいては、枠の外側に突出する受板部とその受板部に外側から嵌めた保持用型材 とによつて従来のアクリルドームにおける庇の役割が果たされているため、アク リルドームには庇が不要である。
【0010】 アクリルドームの周縁部は断面コ字形の保持用型材によつて覆われているとと もに、アクリルドームを固定するためのボルトは保持用型材の下側から螺合され ているため、アクリルドームの周縁部の表面にボルトは露出しない。
【0011】 アクリルドームの枠への固定は、枠の受板部と保持用型材の上板部との間でア クリルドームの周縁部を挟圧することによつて行われているため、アクリルドー ムの周縁部は、複数箇所にボルトを貫通させて締め付けた従来の天窓のように変 形を生じるということがない。
【0012】 上述のように、本考案の天窓は、アクリルドームに庇が不要であるとともに、 アクリルドームの周縁部の表面にボルトが露出しないようになつているから、美 観の向上を図ることができる効果がある。また、アクリルドームの周縁部はボル トの締付けによる変形を生じないから、アクリルドームが割れるのを防止するこ とができる効果がある。
【0013】 また、採光用閉塞体としてガラス板を用いた天窓においては、比較的耐用寿命 の短いシリコンコーキングを用いることなく、ガラス板は枠に取り付けられる。 したがつて、長年に渡つて使用を続けても、ガラス板を確実に保持し続けること ができるとともに、雨漏りの発生を防止することができる効果がある。
【0014】 なお、採光用閉塞体の周縁と保持用型材の上板部との間に介装したパツキンに 、採光用閉塞体に溜まつた水を受板部の上面に導く排水路を形成し、受板部に、 排水路をその受板部の下面に連通させる排水孔を形成した場合には、雨天時に採 光用閉塞体の表面に降り注いだ雨水が、排水路及び排水孔を通り、保持用型材の 下板部の上面を伝つてその端縁から落下するという順で流れることにより、枠の 外側に排出されるため、雨水が採光用閉塞体の表面に溜まるのを防止することが できる効果がある。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図に基づいて説明する。 符号1は、図示しない建物の屋上面に固定して設けられた方形をなすアルミ合 金製の枠であつて、その全周にわたる上向きの立上部2で囲むことにより採光の ための開口3が形成されている。
【0016】 枠1の立上部2の上端部の内面には、外周側に排水溝5を、内周側にL字形断 面の支持枠6を備えた支持板部4が全周にわたつて形成されており、この支持板 部4の支持枠6には、枠1の開口3を閉塞するガラス板7がその周縁をパツキン 8を介して載置することにより嵌め込まれている。また、立上部2には、排出溝 5を屋外側に連通させる排水孔9が形成されている。
【0017】 立上部2の上端には、外側へ水平に突出し、外周縁から上方に立ち上がる係止 板部11を有する受板部10が全周にわたつて形成されている。この受板部10 の外周縁には、その上面から下面に連通する排水孔12が適宜間隔を空けた複数 箇所に形成されているとともに、受板部10の上面には、枠1の長さ方向と平行 な突条13が形成されている。
【0018】 符号15は、上方に膨らんだ形状をなし、ガラス板7の上方において枠1の開 口3を覆うアクリルドーム(本考案の構成要素である採光用閉塞体に相当する) であつて、このアクリルドーム15は、その全周にわたつて外側へ水平に突出す る板状の周縁部16をクロロプレン発泡体からなる板状のパツキン17を介して 前記受板部10の上面に載置することにより支持されている。
【0019】 符号20は、アルミ合金を押出し成形してなる長尺の保持用型材であつて、側 板部21の上下両端に水平な上板部22と水平な下板部23とを互いに対応して コ字形断面をなすように突成するとともに、側板部21の下端を下方へ延出して 雨避板部24を形成した形状をなす。保持用型材20の内周の側板部21と上板 部22との接続部分には、受板部10の係止板部11と整合する下向きの係止溝 25が形成されている。
【0020】 かかる保持用型材20は、枠1の受板部10とその上面に載置したアクリルド ーム15の周縁部16とを外側から覆うように嵌められており、保持用型材20 の係止溝25を受板部10の係止板部11の上端に嵌合させることによつて外側 に外れる方向への移動不能に位置決めされている。保持用型材20の上板部22 の下面とアクリルドーム15の周縁部16の上面との間には、クロロプレン発泡 体からなり、板状をなす複数枚のパツキン26が、受板部10の排水孔12と対 応する各位置で保持用型材20の長さ方向において互いに間隔を空けた状態で介 装されている。
【0021】 受板部10の係止板部11の側面とアクリルドーム15の周縁部16の外端縁 及びその下側のパツキン17の外端縁との間には間隙が設けられており、この間 隙と上記パツキン26、26同士の間隙とによつて、アクリルドーム15の保持 用型材20よりも内周側において露出した上面を受板部10の排水孔12に連通 させる複数の排水路35が構成されている。
【0022】 保持用型材20の下板部23に形成したねじ孔27には、雄ねじ部31を上に 向けたボルト30が下板部23の下側から螺合されている。ボルト30の頭部3 2の外周面には、滑止め用のセレーシヨンが形成されているとともに、頭部32 の先端面には、硬貨34が整合する円弧形の係止凹部33が形成されている。こ のボルト30は、下板部23を貫通した雄ねじ部31の上端を枠1の受板部10 の下面に押圧させた状態で締め付けられている。
【0023】 このボルト30の締付けにより、アクリルドーム15の周縁部は、受板部10 の上面と保持用型材20の上板部22の下面との間でパツキン17、26を介し て挟圧されており、これによつて、アクリルドーム15は枠1に固定して取り付 けられている。
【0024】 本実施例の天窓は上記構成になり、現場におけるアクリルドーム15の取付け は、アクリルドーム15の周縁部16を枠の受板部10に載置し、そこに保持用 型材20を外嵌して位置決めし、しかる後に、ボルト30をその頭部32のセレ ーシヨンを指で摘むことにより回転させて雄ねじ部31の上端が受板部10の下 面に当接するまで上方へ螺進させ、最後に、ボルト30の頭部32の係止凹部3 3に硬貨34を嵌めて回転させることによりボルト30を強く締め付けるという 手順で行う。
【0025】 このように、現場における施工においては、六角形の頭部を有するボルトを用 いた場合とは異なり、スパナ等の工具が不要であるため、作業性に優れ、アクリ ルドーム15の取付けは簡単に行うことができる。
【0026】 雨天時にアクリルドーム15の上に降り注いだ雨は、その周縁部16の上面を 流れ、周縁部16と保持用型材20との間に構成した複数の排水路35を通るこ とによつて受板部10の上面に落ち、その排水孔12から落下し、保持用型材2 0の下板部23の上面を伝い、その先端縁から落下するという順で流れることに より、枠1の外部に排出される。
【0027】 また、受板部10の上面に流れ込んだ雨水が受板部10とパツキン17との隙 間を通つて枠1の立上部2の内側に侵入しても、その雨水は、ガラス板7を支持 する支持枠6の外周側に設けた排水溝5内に流れ込んで排水孔9から枠1の外部 に排出されるため、屋内に雨漏りすることはない。
【0028】 枠1の外側には、受板部10とアクリルドーム15の周縁部16に外嵌された 保持用型材20が突き出し、さらに、その保持用型材20からは雨避板部24が 下向きに突出しているため、これらが従来のアクリルドームの庇の役割を果たし ている。
【0029】 さらに、ボルト30は保持用型材20の下側から螺合されているため、アクリ ルドーム15の周縁部16の上面には従来のようにボルトが露出するということ がなく、また、アクリルドーム15の周縁部16は保持用型材20によつて覆わ れているため、その保持用型材20の外面の形状や表面処理によつて外観の見栄 えを良くすることができる。
【0030】 このように、アクリルドーム15には庇がないこと及びボルト30が隠蔽され ていることによつて、美観の向上が図られている。
【0031】 また、アクリルドーム15の枠1への固定は、受板部10と長尺の保持用型材 20との間で挟圧することによつて行われているため、部分的にボルトを貫通さ せて締め付けた従来の天窓のようにアクリルドームの周縁部が変形を生じて割れ るという恐れはない。
【0032】 本実施例においては、受板部10の上面に突条13を形成してその突条13に よつてパツキン17を部分的に押し潰すようになつているから、パツキン17の シール性が高められている。
【0033】 なお、アクリルドーム15の周縁部16の内周側の縁部は、受板部10との間 に介装したパツキン17を介すことによつてガラス板7の外周縁部の上面を押圧 しており、これにより、ガラス板7が上方への遊動不能に保持されている。
【0034】 本実施例においては、アクリルドーム15を本考案にかかる手段によつて枠1 に取り付け、ガラス板7を本考案にかかる手段とは異なる手段によつて取り付け るようにしたが、本考案によれば、アクリルドームの周縁の下側にガラス板の周 縁を重ねてこれらを一緒に受板部と保持用型材の上板部との間で挟持するように することもできる。また、アクリルドームを二重に設けてその上下に重ねた周縁 部を受板部と保持用型材の上板部との間で挟持することもできる。
【0035】 上記実施例においては、建物に固定して設けた枠1にアクリルドーム15を取 り付ける非開閉式の天窓に適用した例を説明したが、本考案は、固定枠に可動枠 を上下動または揺動し得るように支持してその可動枠にアクリルドームを取り付 けるようにした開閉式の天窓にも適用することができる。
【0036】 また、本考案は、アクリルドーム15に替えて、ガラス板を採光用閉塞体とし て枠に取り付けるようにした天窓にも適用することができる。
【0037】 このようにガラス板を採光用閉塞体として用いた天窓に適用した場合には、従 来の天窓のように耐用寿命が比較的短いシリコンコーキングを使用しないため、 長年にわたつて使用しても、ガラス板を確実に保持しておくことができるととも に、雨漏りの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】一部切欠平面図である。
【符号の説明】
1:枠 3:(枠の)開口 10:受板部 12:排水
孔 15:アクリルドーム(採光用閉塞体) 16:
(アクリルドームの)周縁部 20:保持用型材22:
上板部 23:下板部 26:パツキン 30:ボルト
35:排水路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の屋上等の水平面または斜面に設け
    た枠の開口の周縁に外側に突出する受板部を形成し、該
    受板部の上面にアクリルドーム、ガラス板等の採光用閉
    塞体の周縁を載置し、互いに対応する上板部と下板部と
    を有するコ字形断面の保持用型材を前記受板部に外側か
    ら嵌め、前記下板部に下側から貫通させて螺合したボル
    トの先端を前記受板部の下面に押圧させることにより、
    前記採光用閉塞体の周縁を前記受板部の上面と前記上板
    部の下面との間で挟圧して該採光用閉塞体を前記枠に取
    り付けたことを特徴とする天窓。
  2. 【請求項2】 前記採光用閉塞体の周縁と前記保持用型
    材の上板部との間に介装したパツキンに、前記採光用閉
    塞体に溜まつた水を前記受板部の上面に導く排水路を形
    成し、前記受板部に、前記排水路を該受板部の下面に連
    通させる排水孔を形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の天窓。
JP2084691U 1991-03-08 1991-03-08 天 窓 Pending JPH04110830U (ja)

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