JPH04111441U - 印刷機のシリンダの洗浄具 - Google Patents
印刷機のシリンダの洗浄具Info
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Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷機のシリンダを洗浄し易くし、かつ洗浄
の際手が汚れないようにする。 【構成】 表面が粗い液体を吸収する材料からなる第1
の層の裏側に、液体の染みとおらない材料からなる第2
の層を接着し、さらにその裏側に液体の染みとおらない
材料からなる第3の層を接着する。特に、第2の層と第
3の層との間には袋状の隙間を作っておき、洗浄に際し
てはそこに手を差し込む。手は第2と第3の層により洗
浄液や廃液からガードされる。
の際手が汚れないようにする。 【構成】 表面が粗い液体を吸収する材料からなる第1
の層の裏側に、液体の染みとおらない材料からなる第2
の層を接着し、さらにその裏側に液体の染みとおらない
材料からなる第3の層を接着する。特に、第2の層と第
3の層との間には袋状の隙間を作っておき、洗浄に際し
てはそこに手を差し込む。手は第2と第3の層により洗
浄液や廃液からガードされる。
Description
【0001】
本考案は、印刷機のブランケット胴、圧胴等のシリンダの洗浄に用いる洗浄具
に関する。
【0002】
印刷機のシリンダは、長時間の印刷によりインキや紙粉等が付着して汚れる。
この汚れは印刷品質に悪影響を及ぼす。そのため、ある量の印刷を終えたところ
で、シリンダを洗浄している。
この洗浄は、作業者がウエスを洗浄液中に浸し、そのウエスでシリンダを擦っ
たり、拭いたりすることにより行っている。
【0003】
しかしながら、従来の洗浄方式であると、作業者の手の汚れが著しい。洗浄液
は油を含むので、手からも汚れが落ち難い。
また、ウエスには洗浄液がたっぷりと染込むので、シリンダには洗浄液が必要
以上に付着する。その除去のために洗浄時間が長引くという問題がある。
【0004】
さらに、洗浄の仕上げのために乾いたウエスを用意し、これでシリンダ表面を
磨かなければならず、面倒である。
【0005】
上記課題を解決するため、本第1の考案は、粗面状又は網目状の液体を吸収す
る材料からなる第1の層と、該第1の層の裏側に接着された、液体の染みとおら
ない材料からなる第2の層と、該第2の層の裏側に重ねられ、該第2の層とで手
の入り得る袋部が形成されるよう該第2の層に接着された、液体の染みとおらな
い材料からなる第3の層とよりなる印刷機のシリンダの洗浄具の構成を採用し、
本第2の考案は、前記第1の層と前記第2の層との間に、液体を吸収する材料
からなる中間層が介装された印刷機のシリンダの洗浄具の構成を採用し、
本第3の考案は、前記全ての層が、当該洗浄具の輪郭に沿って熱接着された印
刷機のシリンダの洗浄具の構成を採用し、
本第4の考案は、前記袋部にさらに指の仕切りが形成された印刷機のシリンダ
の洗浄具の構成を採用している。
【0006】
本第1の考案において、シリンダの洗浄に際し、手を第2と第3の層の間に挿
入し、洗浄液を洗浄具の第1の層に向って供給してそこに染み込ませておく。次
に、洗浄具をシリンダの表面にあてがって擦ることにより、シリンダ表面を洗浄
することができる。
【0007】
また、洗浄液をシリンダ表面に供給し、その上から洗浄具をあてがって拭くこ
とも出来る。第1の層は表面が粗いので、インキ滓や紙粉を層内に取り込む。シ
リンダ表面に付着した洗浄液や、その廃液は第1の層が吸収する。第1の層は廃
液を吸着した後はこれが再び外に出るのを防ぐ。このため、必要以上の洗浄液が
シリンダ表面に付着するのを防止することとなり、そのまま仕上げ拭きをするこ
とができる。第2と第3の層は、液体が染みとおらないので、両層間に差し込ま
れた手に廃液等が付着するのを防止する。
【0008】
本第2の考案によれば、第1の層を染み通って来る液体を中間層が吸収するの
で、予め洗浄液を洗浄具に含ませておく場合は、その洗浄液の量を多くして洗浄
効果を高めることができる。また、洗浄中に生ずる廃液等を保持する量もそれだ
け増大し、洗浄効果を高めることができる。
本第3の考案によれば、製造の簡易化によりコストダウンを図ることが出来、
使い捨てが可能になる。
【0009】
本第4の考案によれば、差し込んだ手の指を仕切りに引っ掛けることができ、
それだけシリンダ表面を拭き易くなる。
【0010】
以下、図面に基づき、本考案に係る印刷機のシリンダの洗浄具の実施例につい
て説明する。
実施例1
図1のように、洗浄具1は、全体として略長方形のシート状に形成され、上部
の2つの角は除去されている。
【0011】
また、図2および図3のように、第1の層2と、第2の層3と、第3の層4と
が上から下に順次重なり合った構造となっている。
第1の層2は、表面が粗くかつ液体を吸収する材料からなっており、当該洗浄
具1の輪郭と同じ輪郭の形状を有している。
この場合の液体は、シリンダの洗浄液であり、石油系溶剤、水、又はそれらの
混合液である。或いは、インキや紙粉を含んだ洗浄液の廃液である。
【0012】
第1の層2の材料としては、そのような液体に対し安定した性質のものである
必要がある。また、シリンダ表面に付着したインキ滓や紙粉を掻き落としやすい
ように粗面状シートが用いられる。
第1の層2となる粗面状シートとしては、例えば、厚さが3〜5mmの発泡ポ
リエチレン製シート又は50〜60g/m2 のセルロース、レーヨン若しくはポ
リプロピレン系の網目状不織布が好適である。
【0013】
また、第1の層2は、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリビニルアルコール、ナイロン、ポリエステル等の網目状材料(
20〜30メッシュ、網目の大きさ0.5〜1mm)と、セルロース、レーヨン
、ポリプロピレン系の不織布(20〜50g/m2 )、紙(20〜50g/m2
)又は布との積層体で構成することもできる。この場合、第2の層と重ね合わせ
る前に予め接着剤により接着したり、加熱により接着したり、或いは縫製により
貼り合わせ、一体化しておいてもよい。
【0014】
第2の層3は、液体の染みとおらない材料から作られ、前記第1の層2と同じ
外形であり、第1の層2の裏側に熱接着されている。符号5はそれらの四周を熱
接着する熱接着部を示している。
第2の層3の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体等の熱接着可能なフィルムが用いられる。厚さは望ましくは20
〜50μmである。
【0015】
第3の層4も液体の染みとおらない材料から作られ、第2の層3の裏側に重ね
られ、熱接着されている。第3の層4は、後述のように手を入れ易くするため、
第2の層3よりもやや短くなっている。
第3の層4の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ナイロン等の熱接着可能なフィルムが用いられ、その厚さは例
えば20〜50μmである。
【0016】
該第3の層4は、第2の層3とで手の入り得る袋部6が形成されるように第2
の層3に熱接着されている。この熱接着部7は洗浄具1の上縁と両側縁とにおい
て前記第1と第2の層2,3の熱接着部5と重なり合うように形成されている。
しかし、洗浄具1の下縁は接着されず、そのため、そこから袋部6内に手を差し
込み得るようになっている。
【0017】
袋部6の上部には、熱接着により指の仕切り8が形成されている。この場合、
熱接着は第1と第2と第3の層2,3,4を積層したものを上下から挟むように
してなされている。また、この仕切り8は、当該洗浄具1の左右幅を略2:1に
区分する位置に形成されている。
なお、前記第1と第2と第3の層2,3,4の各々の間の熱接着部5,7の熱
接着は別個に行っても良いが、同時に行うのが望ましい。上記仕切り8の熱接着
は、第2層3と第3層4との間のみ行うようにすることもできる。
【0018】
また、熱接着部5,7の熱接着と該熱接着部に沿った断裁とは別個に行っても
良く、同時に行っても良い。
さらに、前記第2の層3は第1の層2に対し予め塗布形成しておき、これを第
3の層4と重畳するようにしてもよい。すなわち、発泡ポリエチレンシートや網
目状不織布の片面に予めポリエチレンやポリプロピレンをエクストルージョンコ
ーティング等により塗布しておき、この塗布層の上に第3層のフィルムを重ね合
わせるのである。
【0019】
次に、上記洗浄具の使用法について説明する。
図4のように一方の手9を掌が第1の層2の側に来るように洗浄具1の袋部6
内に差し込む。
そして、洗浄液を第1の層2に付けるか或いはシリンダ表面に付け、シリンダ
表面に第1の層2をあてがうようにして拭く。
【0020】
これにより、シリンダ表面からインキ滓や紙粉等が擦り取られ、擦り取られた
ものは第1の層2の粗い目の中に取り込まれる。また、廃液等は第1の層2中に
染み込み保持されるので、そのまま仕上げ拭きを行うことができる。
なお、洗浄液は、予めスプレー容器に充填しておくのが望ましい。これを洗浄
具を嵌めない他方の手に持って洗浄具の表面又はシリンダの表面に洗浄液を噴射
させるのである。
【0021】
このスプレー容器は、図示しないが、液化石油ガス等の噴射剤を石油系溶剤と
共に、又は前記噴射剤を水、石油系溶剤及び界面活性剤等の混合液と共に充填し
ておき、ノズル頭を押すことにより、ノズル孔から内容液を容器外に噴射するよ
うにしてなるものである。
実施例2
この実施例の洗浄具10は、図5及び図6に示されるように、前記第1の層2
と前記第2の層3との間に、液体を吸収する材料からなる中間層11を有してい
る。
【0022】
この場合、第1と第2の層2,3は実施例1におけると同様な材料で作られ、
中間層11は不織布で作られている。この不織布は、望ましくはポリプロピレン
系である。
中間層11は、他の層2,3,4と重ね合わせられ、ヒートシーラーにより洗
浄具の輪郭に沿って熱圧着されている。符号12は熱圧着による熱接着部を示し
ている。
【0023】
なお、第2の層3は、中間層11に対し、実施例1の場合と同様に、予めエク
ストルージョンコーティング等により塗布しておき、しかる後、他の層と重ね合
せて接着することもできる。
このように、不織布からなる中間層11を有することから、洗浄液や廃液の保
持量がより多くなる。
【0024】
なお、この実施例において前記実施例1におけると同様の構成部分は同一の符
号をもって示し、その詳細な説明は省略する。
【0025】
本考案に係る洗浄具は、以上のような構成を有することから、印刷機のシリン
ダを作業者が手を汚すことなく洗浄することができる。また、インキ滓等を第1
の層の粗い目の中に取り込むことができるので、洗浄効果を高めることができる
。さらに、廃液を第1の層中に吸収するので、そのまま仕上げ拭きを行うことが
できる。従って、従来のように乾いたウエスを別途用意しておきシリンダを仕上
げ拭きする必要がなく、洗浄作業を簡易化することができる。また、多量の洗浄
液がシリンダに付着しないので、その拭き取りに手間がかからず、洗浄作業の迅
速化を図り得る。
【0026】
本第2の考案のように中間層を介在させるようにすると、洗浄具の保持できる
液体の量が増加し、それだけ洗浄効果が高まる。
本第3の考案のように構成すれば、製造の簡易化によりコストダウンを図り、
使い捨てが可能になる。
本第4の考案のように構成すれば、差し込んだ手の指を仕切りに引っ掛けるこ
とができ、それだけシリンダ表面を拭き易く、洗浄効果を高めることができる。
【図1】本考案に係る洗浄具の正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の III−III 線断面図である。
【図4】洗浄に際して手を挿入した状態の洗浄具の斜視
図である。
図である。
【図5】本考案の他の実施例の図2と同様な断面図であ
る。
る。
【図6】上記他の実施例の図3と同様な断面図である。
1 洗浄具
2 第1の層
3 第2の層
4 第3の層
5 熱接着部
6 袋部
7 熱接着部
8 仕切り
9 手
11 中間層
Claims (4)
- 【請求項1】 粗面状又は網目状の液体を吸収する材料
からなる第1の層と、該第1の層の裏側に接着された、
液体の染みとおらない材料からなる第2の層と、該第2
の層の裏側に重ねられ、該第2の層とで手の入り得る袋
部が形成されるよう該第2の層に接着された、液体の染
みとおらない材料からなる第3の層とよりなる印刷機の
シリンダの洗浄具。 - 【請求項2】 前記第1の層と前記第2の層との間に、
液体を吸収する材料からなる中間層が介装されたことを
特徴とする請求項1の印刷機のシリンダの洗浄具。 - 【請求項3】 前記全層は当該洗浄具の輪郭に沿って熱
接着されたことを特徴とする請求項1又は2の印刷機の
シリンダの洗浄具。 - 【請求項4】 前記袋部には指の仕切りが形成されたこ
とを特徴とする請求項1、2又は3の印刷機のシリンダ
の洗浄具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1393391U JPH04111441U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 印刷機のシリンダの洗浄具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1393391U JPH04111441U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 印刷機のシリンダの洗浄具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04111441U true JPH04111441U (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=31901663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1393391U Pending JPH04111441U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 印刷機のシリンダの洗浄具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04111441U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS616359B2 (ja) * | 1980-05-27 | 1986-02-25 | Mitsubishi Genshi Nenryo Kk | |
| JPH021069B2 (ja) * | 1982-12-27 | 1990-01-10 | Hitachi Kiden Kogyo Kk |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP1393391U patent/JPH04111441U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS616359B2 (ja) * | 1980-05-27 | 1986-02-25 | Mitsubishi Genshi Nenryo Kk | |
| JPH021069B2 (ja) * | 1982-12-27 | 1990-01-10 | Hitachi Kiden Kogyo Kk |
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