JPH04111950U - 樹脂製プーリ - Google Patents
樹脂製プーリInfo
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- JPH04111950U JPH04111950U JP1561491U JP1561491U JPH04111950U JP H04111950 U JPH04111950 U JP H04111950U JP 1561491 U JP1561491 U JP 1561491U JP 1561491 U JP1561491 U JP 1561491U JP H04111950 U JPH04111950 U JP H04111950U
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- Japan
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- annular
- outer belt
- rib
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- resin pulley
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂製プーリにおいて、成形後の収縮によっ
て外側ベルト掛け部の全体を満遍なく変形させ、その真
円度を維持して使用時における振動の発生や寿命の低下
を招くおそれをなくす。 【構成】 本考案の樹脂製プーリは、同心状に配置され
た外側ベルト掛け部11及び内側ボス部12と、これら
を連結する環状円板部13とを備えており、外側ベルト
掛け部11と内側ボス部12との径方向に沿う中間位置
には、これらと同心状とされ、かつ、環状円板部13と
連結された少なくとも一つの環状リブ2を設けるととも
に、この環状リブ2と外側ベルト掛け部11及び内側ボ
ス部12との間には、これら及び環状円板部13と連結
され、かつ、径方向に沿う放射状に配置された直線状リ
ブ3,4を設ける一方、環状リブ2の内外側それぞれに
おける直線状リブ3,4の配置位置を周方向に沿って互
いに異ならせた。
て外側ベルト掛け部の全体を満遍なく変形させ、その真
円度を維持して使用時における振動の発生や寿命の低下
を招くおそれをなくす。 【構成】 本考案の樹脂製プーリは、同心状に配置され
た外側ベルト掛け部11及び内側ボス部12と、これら
を連結する環状円板部13とを備えており、外側ベルト
掛け部11と内側ボス部12との径方向に沿う中間位置
には、これらと同心状とされ、かつ、環状円板部13と
連結された少なくとも一つの環状リブ2を設けるととも
に、この環状リブ2と外側ベルト掛け部11及び内側ボ
ス部12との間には、これら及び環状円板部13と連結
され、かつ、径方向に沿う放射状に配置された直線状リ
ブ3,4を設ける一方、環状リブ2の内外側それぞれに
おける直線状リブ3,4の配置位置を周方向に沿って互
いに異ならせた。
Description
【0001】
本考案はベルト駆動用として一般的な樹脂製プーリにかかり、詳しくは、その
リブ構造に関する。
【0002】
従来から、この種の樹脂製プーリとしては、ガラス繊維などの強化繊維が配合
されたポリアミド樹脂のような熱可塑性樹脂を射出成形して製作されたものがあ
り、その一例としては図4及び図5で示すような概略構成を有するものが知られ
ている。
【0003】
すなわち、この樹脂製プーリ10は、同心状に離間して配置された外側ベルト
掛け部11及び内側ボス部12と、これらを一体に連結する環状円板部13とを
備えており、この環状円板部13の両表面それぞれにはこれと一体に連結され、
かつ、径方向に沿う放射状として配置された複数の直線状リブ14が設けられて
いる。そして、この環状円板部13は外側ベルト掛け部11及び内側ボス部12
の長手方向に沿う中央位置間に配置されており、直線状リブ14のそれぞれは外
側ベルト掛け部11及び内側ボス部12の長手方向における端部位置間に配置さ
れている。
【0004】
なお、これらの直線状リブ14は、樹脂製プーリ10の強度を維持しつつ軽量
化を図るために設けられたものである。さらに、このようにして製作された樹脂
製プーリ10の内側ボス部12には転がり軸受あるいは金属製ブッシュなどが取
り付けられる一方、その外側ベルト掛け部11には駆動用ベルトが掛け渡される
ことになるのであるが、これらについての図示は省略している。
【0005】
ところで、前記従来構成の樹脂製プーリ10においては、その形成素材である
樹脂に成形後の収縮が起こることになるが、このとき発生した収縮応力は強度的
に弱い部分、すなわち、外側ベルト掛け部11における直線状リブ14によって
直接的には支持されていない非支持部分11aに集中して作用することになる。
そのため、これらの非支持部分11aが径方向に沿う内側に向かって変形するこ
とが起こり、この外側ベルト掛け部11の真円度を維持することができなくなる
結果、使用時における樹脂製プーリ10の振動の発生や寿命の低下を招くことに
なっていた。なお、このとき、外側ベルト掛け部11における上記非支持部分1
1aを除く支持部分11bは、直線状リブ14を介して肉厚の内側ボス部12と
連結されており、この直線状リブ14によって強固に支持されているため、変形
を起こしにくい。
【0006】
そこで、このような不都合の発生を有効に防止すべく、例えば、樹脂製プーリ
10の各部における肉厚を調整したり、直線状リブ14の個数を増やしたりする
ことが行われているが、十分な効果が得られないのが実情であった。また、成形
後の冷却時間を増やしたり、外側ベルト掛け部11の変形した非支持部分11a
を治具によって矯正するというような方策の採用も検討されているが、これらの
方策を採用した場合には、その分だけ製作時間の延長化や工程数の増加を招くこ
とになるため、製作効率が低下するという別異の不都合が生じてしまう。
【0007】
本考案は、このような不都合に鑑みて創案されたものであって、外側ベルト掛
け部の直線状リブで支持された支持部分をも成形後に生じる樹脂の収縮に伴って
非支持部分と同程度に変形させ、もって外側ベルト掛け部の真円度を維持するこ
とができる構成の樹脂製プーリを提供することを目的としている。
【0008】
本考案にかかる樹脂製プーリは、このような目的を達成するため、同心状に離
間して配置された外側ベルト掛け部及び内側ボス部と、これらを連結する環状円
板部とを備えており、前記外側ベルト掛け部と内側ボス部との径方向に沿う中間
位置には、これらと同心状とされ、かつ、前記環状円板部と連結された少なくと
も一つの環状リブを設けるとともに、当該環状リブと前記外側ベルト掛け部及び
内側ボス部との間には、これら及び前記環状円板部と連結され、かつ、径方向に
沿う放射状に配置された直線状リブを設ける一方、前記環状リブの内外側それぞ
れにおける直線状リブの配置位置を周方向に沿って互いに異ならせたことを特徴
としている。
【0009】
上記構成によれば、外側ベルト掛け部と内側ボス部との間に設けられた直線状
リブにおける力の作用線は、これらの直線状リブが周方向に沿って位置ずれさせ
られているため、環状リブの外側及び内側で互いに分断されていることになる。
そこで、この樹脂製プーリの形成素材である樹脂に成形後の収縮が起こると、収
縮応力は外側ベルト掛け部の非支持部分を変形させると同時に、外側ベルト掛け
部における支持部分と環状リブとの間に設けられた外側の直線状リブを介して環
状リブに伝わることになる。
【0010】
ところが、この環状リブは、周方向に沿う位置が外側の直線状リブと異なる内
側の直線状リブを介して肉厚の内側ボス部と連結されているのであるから、外側
の直線状リブから伝わった収縮応力によって内側に撓むことになり、外側の直線
状リブを介して外側ベルト掛け部における支持部分をその非支持部分と同様に内
側に向かって変形させることになる。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は本実施例にかかる樹脂製プーリの上半部の概略構成を示す正面図、図2
は図1のA−A線に沿う断面図であり、これらの図における符号1は樹脂製プー
リを示している。なお、これらの図1及び図2において、従来例を示す図4及び
図5と互いに同一もしくは相当する部品、部分には同一符号を付している。
【0013】
この樹脂製プーリ1は、従来例同様、同心状に離間して配置された外側ベルト
掛け部11及び内側ボス部12と、これらを一体に連結する所定厚みの環状円板
部13とを備えており、この環状円板部13は外側ベルト掛け部11及び内側ボ
ス部12の長手方向に沿う中央位置間に配置されている。そして、外側ベルト掛
け部11と内側ボス部12との径方向に沿う中間位置には、これらと同心状とさ
れた環状リブ2が設けられており、この環状リブ2は環状円板部13と一体に連
結されている。
【0014】
また、この環状リブ2と外側ベルト掛け部11との間及び環状リブ2と内側ボ
ス部12との間それぞれには、径方向に沿う放射状に配置された直線状リブ3,
4が設けられており、これらの直線状リブ3,4は外側ベルト掛け部11及び環
状リブ2のみならず、環状円板部13とも連結されている。そして、この環状リ
ブ2の内外側それぞれに設けられた直線状リブ3,4の配置位置は、周方向に沿
って互いに異ならされ、すなわち、相互に位置ずれさせられている。
【0015】
そこで、外側ベルト掛け部11と内側ボス部12との間に設けられた直線状リ
ブ3,4における力の作用線は環状リブ2の外側及び内側において互いに分断さ
れていることになり、環状リブ2は周方向に沿う配置位置が外側の直線状リブ3
とは異なる内側の直線状リブ4を介して肉厚の内側ボス部12と連結されている
ことになる。なお、これらの直線状リブ3,4が、外側ベルト掛け部11、環状
リブ2及び内側ボス部12の長手方向における端部位置間に配置されていること
は従来例と同様である。
【0016】
したがって、この樹脂製プーリ1において発生した収縮応力は外側ベルト掛け
部11の非支持部分11aを変形させると同時に、外側ベルト掛け部11におけ
る支持部分11bと環状リブ2との間に設けられた外側の直線状リブ3を介して
環状リブ2に伝わり、この環状リブ2を径方向に沿う内側に向かって撓ませるこ
とになる。そして、この環状リブ2の撓みが外側の直線状リブ3を介して外側ベ
ルト掛け部11の支持部分11bに伝えられ、この支持部分11bを非支持部分
11aと同様に内側に向かって変形させることになる。
【0017】
ところで、以上説明した実施例では、環状リブ2を外側ベルト掛け部11と内
側ボス部12との間に一つだけ設けるものとしているが、図3で示すように、両
者11,12間に二つもしくは三つ以上の環状リブ2を設けてもよい。その際、
直線状リブ3,4のそれぞれは環状リブ2に関し、それぞれ相互に位置ずれされ
ることはいうまでもない。
【0018】
以上説明したように、本考案にかかる樹脂製プーリによれば、成形後の熱可塑
性樹脂が冷却されるに伴って発生する収縮応力は、外側ベルト掛け部の非支持部
分を変形させると同時に、その支持部分と環状リブとの間に設けられた外側の直
線状リブを介して環状リブに伝わることになる。そして、このようにして伝わっ
た収縮応力は環状リブを径方向に沿う内側に向かって撓ませることになり、さら
には、外側の直線状リブを介して外側ベルト掛け部における支持部分をその非支
持部分と同様の内側に向かって変形させることになる。
【0019】
そこで、この外側ベルト掛け部は全体として同じ程度に変形することになり、
その真円度が維持されることになるので、結果として使用時における樹脂製プー
リの振動の発生や寿命の低下をなくすることが可能となる。さらに、このことに
伴い、樹脂製プーリの各部における肉厚を調整したり、成形後の冷却時間を増や
したりする必要がなくなる結果、製作効率の低下を招くこともなくなり、その向
上を図ることができるという効果も得られる。
【図1】本実施例にかかる樹脂製プーリの上半部の概略
構成を示す正面図である。
構成を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本考案の他の実施例にかかる樹脂製プーリの上
半部の概略構成を示す正面図である。
半部の概略構成を示す正面図である。
【図4】従来例にかかる樹脂製プーリの上半部の概略構
成を示す正面図である。
成を示す正面図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
1 樹脂製プーリ
2 環状補強リブ
3 直線状補強リブ
4 直線状補強リブ
11 外側ベルト掛け部
12 内側ボス部
13 環状円板部
Claims (1)
- 【請求項1】 同心状に離間して配置された外側ベルト
掛け部及び内側ボス部と、これらを連結する環状円板部
とを備えた樹脂製プーリであって、前記外側ベルト掛け
部と内側ボス部との径方向に沿う中間位置には、これら
と同心状とされ、かつ、前記環状円板部と連結された少
なくとも一つの環状リブを設けるとともに、当該環状リ
ブと前記外側ベルト掛け部及び内側ボス部との間には、
これら及び前記環状円板部と連結され、かつ、径方向に
沿う放射状に配置された直線状リブを設ける一方、前記
環状リブの内外側それぞれにおける直線状リブの配置位
置を周方向に沿って互いに異ならせたことを特徴とする
樹脂製プーリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1561491U JP2516887Y2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 樹脂製プーリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1561491U JP2516887Y2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 樹脂製プーリ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04111950U true JPH04111950U (ja) | 1992-09-29 |
| JP2516887Y2 JP2516887Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31902773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1561491U Expired - Lifetime JP2516887Y2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 樹脂製プーリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2516887Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007170419A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Tsubakimoto Chain Co | 伝動装置用可動ガイド |
| JP2013096500A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Gates Unitta Asia Co | フランジ付きプーリ |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP1561491U patent/JP2516887Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007170419A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Tsubakimoto Chain Co | 伝動装置用可動ガイド |
| JP2013096500A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Gates Unitta Asia Co | フランジ付きプーリ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2516887Y2 (ja) | 1996-11-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |