JPH04112214U - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

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JPH04112214U
JPH04112214U JP1690291U JP1690291U JPH04112214U JP H04112214 U JPH04112214 U JP H04112214U JP 1690291 U JP1690291 U JP 1690291U JP 1690291 U JP1690291 U JP 1690291U JP H04112214 U JPH04112214 U JP H04112214U
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秀幸 近藤
正男 矢島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、ピント合わせにおける人間の指
先の負荷を軽減することを目的とする。 【構成】 この考案は、微動用軸に着脱可能に連結され
微動用軸を回動させるモータ1と、顕微鏡本体の移動を
指示する操作部2と、この操作部2からの指示信号によ
りモータ1を駆動する制御手段3とを備えたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、顕微鏡は、検体を観察するための顕微鏡本体と、人間の手で回動され前 記顕微鏡本体を粗動させるための粗動用つまみと、人間の手で回動され前記顕微 鏡本体を微動させるための微動用つまみと、この微動用つまみの回動により前記 顕微鏡本体を微動させ前記粗動用つまみの回動により前記顕微鏡本体を粗動させ る移動機構とを有し、人間の手で粗動用つまみ,微動用つまみを回動させて顕微 鏡本体のピントを検体に合わせている。この顕微鏡は医療検査機関において検体 の病理検査を大量に行う場合に用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記顕微鏡は人間の手で粗動用つまみ,微動用つまみを回動させて顕微鏡本体 のピントを検体に合わせるので、人間の手で大きなトルクで粗動用つまみ,微動 用つまみを回動させて移動機構を介して顕微鏡本体を移動させる必要があり、医 療検査機関において検体の病理検査を大量に行う場合には大量の検体に対して各 々人間の手で粗動用つまみ,微動用つまみを回動させて顕微鏡本体のピントを検 体に合わせなければならず、人間の指先の負荷が大きい。 本考案は上記欠点を改善し、ピント合わせにおける人間の指先の負荷を軽減す ることができる顕微鏡を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の考案は、検体を観察するための顕微鏡本 体と、回動される微動用軸と、この微動用軸の回動により前記顕微鏡本体を微動 させる移動機構とを有する顕微鏡において、図1に示すように前記微動用軸に着 脱可能に連結され前記微動用軸を回動させるモータ1と、前記顕微鏡本体の移動 を指示する操作部2と、この操作部2からの指示信号により前記モータ1を駆動 する制御手段3とを備えたものであり、 請求項2の考案は、検体を観察するための顕微鏡本体と、回動される微動用軸 と、この微動用軸の回動により前記顕微鏡本体を微動させる移動機構とを有する 顕微鏡において、前記微動用軸に着脱可能に連結され前記微動用軸を回動させる モータと、前記顕微鏡本体を通して検体を撮像して映像信号を出力する撮像装置 と、この撮像装置からの映像信号により前記顕微鏡本体の合焦位置を検出して前 記モータを制御することにより前記顕微鏡本体のピント合わせを行う自動合焦装 置とを備えたものである。
【0005】
【作用】
請求項1の考案では、操作部2により顕微鏡本体の移動が指示され、この操作 部2からの指示信号により制御手段3がモータ1を駆動して微動用軸を回動させ 、この微動用軸の回動により移動機構が顕微鏡本体を移動させる。
【0006】 請求項2の考案では、撮像装置が顕微鏡本体を通して検体を撮像して映像信号 を出力し、この映像信号により自動合焦装置が顕微鏡本体の合焦位置を検出して モータを制御する。そして、モータが微動用軸を回動させ、この微動用軸の回動 により移動機構が顕微鏡本体を移動させて顕微鏡本体のピント合わせが行われる 。
【0007】
【実施例】
図2は本考案の第1の実施例の概略を示す。 顕微鏡本体11は対物レンズ12および鏡筒13を有するもので、鏡筒13が 顕微鏡フレーム14により上下方向に移動可能に支持され、検体載置台15上に は検体16がセットされる。顕微鏡本体11は検体載置台15上の検体16にピ ントが合わされ、検体載置台15上の検体16が顕微鏡本体11により観察され る。
【0008】 図3および図4はこの第1の実施例のピント合わせ機構を詳細に示す。 鏡筒13は鏡筒支持台17に固定されて支持され、顕微鏡フレーム14は箱形 に形成される。この顕微鏡フレーム14の両側には貫通孔が形成され、この貫通 孔に操作軸18が回転可能に嵌合される。操作軸18の顕微鏡フレーム14より 外側に突出した両端部には、微動用ツマミ19,20が連結され、この微動用ツ マミ19,20に粗動用つまみ21,22が結合される。操作軸18の中央部に はピニオン23が形成され、可動レース24にラック25が形成されてこのラッ ク25がピニオン23と噛合される。また、固定レース26は顕微鏡フレーム1 4に固定され、可動レース24および固定レース26に複数個のV形溝が対向し て形成されてそこに鋼球27が配設されることにより可動レース24が固定レー ス26により上下方向へ移動可能に支持される。可動レース24には鏡筒支持台 17が固定され、操作軸18,ラック25,ピニオン23,可動レース24およ び固定レース26は微動用ツマミ19,20、粗動用つまみ21,22の回動に より鏡筒13および鏡筒支持台17を上下方向へ移動させる移動機構を構成する 。粗動用ツマミ21が人間の手で右回り又は左回りに回動されると、操作軸18 およびピニオン23が右回り又は左回りに回動してラック25および可動レース 24が上方向又は下方向に移動し、鏡筒支持台17及び鏡筒13が上方向又は下 方向に粗動する。また、微動用ツマミ19が人間の手で右回り又は左回りに回動 されると、操作軸18およびピニオン23が右回り又は左回りに回動してラック 25および可動レース24が上方向又は下方向に移動し、鏡筒支持台17及び鏡 筒13が上方向又は下方向に微動する。したがって、人間の手で粗動用つまみ2 1,微動用ツマミ19を回動させて鏡筒13を移動させることにより顕微鏡本体 11のピントを検体載置台15上の検体16に合わせることができる。
【0009】 また、図5に示すように微動用ツマミ20にはステッピングモータ29がカプ ラ28を介して着脱可能に連結され、ステッピングモータ29がモータ固定機構 30にネジで固定される。モータ固定機構30はネジで顕微鏡フレーム14に固 定され、ステッピングモータ29およびモータ固定機構30の外側にカバー31 が被せられてこのカバー31がネジで顕微鏡フレーム14に固定される。このよ うに、ステッピングモータ29,カプラ28,モータ固定機構30,カバー31 からなる部分は操作軸18および顕微鏡フレーム14に着脱可能に取付けられ、 ステッピングモータ29が外部接続用コネクタ32,ケーブル33を介してモー タコントローラ34に接続される。モータコントローラ34は操作スイッチとし て、ステッピングモータ29を1ステップづつ連続的に回転させるためのスイッ チSW1、ステッピングモータ29を1ステップだけ回転させるためのスイッチ SW2、ステッピングモータ29を5ステップ回転させるためのスイッチSW3 、ステッピングモータ29を10ステップ回転させるためのスイッチSW4、ス テッピングモータ29を50ステップ回転させるためのスイッチSW5を有する 。
【0010】 図6は上記モータコントローラ34の構成を示す。 各スイッチSW1〜SW5は抵抗R1〜R5を介して電源に接続される。また 、スイッチSW1〜SW5にはチャタリングを防止するノイズキャンセラーPG 1〜PG5が付けられている。I/Oレジスタ35は8ビット構成で、各ビット にスイッチSW1〜SW5が割り当てられ、スイッチSW1〜SW5からのオン /オフ信号を並列に取り込む。この場合、I/Oレジスタ35はスイッチSW1 〜SW5のオフ時に“0”として取り込み、スイッチSW1〜SW5のオン時に “1”として取り込む。RAM36はCPU37が計算結果や一時的に記憶した いデータを記憶するのに使用され、ROM38はプログラムや固定データが記憶 されている。
【0011】 CPU37はROM38に記憶されているプログラムに従って図7に示すよう にI/Oレジスタ35からデータを読み込み、このデータからスイッチSW1〜 SW5のオン/オフ状態を判断してスイッチSW1〜SW5のいずれかがオンさ れたときにそのオンされたスイッチのモードに設定して入出力ポート(I/O) 39を介してドライバ40に指令を出力することによってドライバ40にステッ ピングモータ29を駆動させる。例えば、CPU37はスイッチSW1がオンさ れたときにはステッピングモータ29を1ステップづつ連続的に回転させるモー ドに設定してこのモードの指令をドライバ40に出力することによってドライバ 40にステッピングモータ29を1ステップづつ連続的に回転させ、スイッチS W2がオンされたときにはステッピングモータ29を1ステップだけ回転させる モードに設定してこのモードの指令をドライバ40に出力することによってドラ イバ40にステッピングモータ29を1ステップだけ回転させ、スイッチSW3 がオンされたときにはステッピングモータ29を5ステップ回転させるモードに 設定してこのモードの指令をドライバ40に出力することによってドライバ40 にステッピングモータ29を5ステップ回転させ、スイッチSW4がオンされた ときにはステッピングモータ29を10ステップ回転させるモードに設定してこ のモードの指令をドライバ40に出力することによってドライバ40にステッピ ングモータ29を10ステップ回転させ、スイッチSW5がオンされたときには ステッピングモータ29を50ステップ回転させるモードに設定してこのモード の指令をドライバ40に出力することによってドライバ40にステッピングモー タ29を50ステップ回転させる。したがって、スイッチSW1をオンすれば顕 微鏡本体11が連続的に微動し、スイッチSW2をオンすれば顕微鏡本体11が ステッピングモータ29の1ステップ分だけ微動し、スイッチSW3をオンすれ ば顕微鏡本体11がステッピングモータ29の5ステップ分だけ微動し、スイッ チSW4をオンすれば顕微鏡本体11がステッピングモータ29の10ステップ 分だけ微動し、スイッチSW5をオンすれば顕微鏡本体11がステッピングモー タ29の50ステップ分だけ微動する。CPU37は指令を出力した後にはI/ Oレジスタ35からデータを読み込んでこのデータから押されたスイッチがオフ になったか否かを判断し、オフになるまで待機する。もし、スイッチSW1がオ ンならば、更に1ステップづつ連続的な駆動駆動を指令する。
【0012】 この第1の実施例によれば、スイッチSW1〜SW5を人間の指により小さな トルクで操作して顕微鏡本体11のピント合わせを行うので、人間の指先の負担 を軽減することができる。しかも、既存の微動用ツマミ20をスイッチSW1〜 SW5の操作で回動させるようにしたので、小型化できて全体をコンパクトにで きる。
【0013】 図8は本考案の第2の実施例を示す。 この第2の実施例は上記第1の実施例において、顕微鏡本体11のピント合わ せを自動的に行うようにしたものである。テレビジョンカメラからなる撮像装置 41は顕微鏡本体11を通して検体載置台15上の検体16を撮像して映像信号 を出力する。自動合焦装置42はテレビジョンカメラ41からの映像信号により 顕微鏡本体11の合焦位置を検出して駆動部43を制御し、この駆動部43によ り微動用ツマミ20が回動されて顕微鏡本体11のピント合わせが行われる。図 9に示すように駆動部43はカプラー44,ジョイント45,ステッピングモー タ46,固定具47,吸盤48により構成され、微動用ツマミ20および顕微鏡 フレーム14に着脱可能に取付けられる。すなわち、カプラー44が微動用ツマ ミ20の周りに複数のネジ49により固定され、ステッピングモータ46が回転 軸のずれを補正するためのジョイント45を介してカプラー44に連結される。 固定具47は端部に吸盤48が固定され、この吸盤48が顕微鏡フレーム14に 固定される。ステッピングモータ46は固定具47に固定され、自動合焦装置4 2からの信号により駆動されて微動用ツマミ20を回動させることにより顕微鏡 本体11を合焦位置へ移動させる。
【0014】 図10に示すように自動合焦装置42においては、テレビジョンカメラ41か らの映像信号がゲート回路50において走査線設定部51からの信号により特定 の走査線部分が選択的に通過し、高域通過フィルタ(HPF)52により高周波 成分のみが取り出される。このHPF52の出力信号はピークホールド回路53 によりピークが検出されて保持されることにより高周波成分の量が検出され、こ のピークホールド回路53の出力信号は顕微鏡本体11が合焦位置にある時に最 大になって顕微鏡本体11が合焦位置よりずれるに従って低下する。図示しない モータ駆動回路はピークホールド回路53の出力信号に応じてステッピングモー タ46を駆動することによって顕微鏡本体11を合焦位置へ移動させる。
【0015】 この第2の実施例によれば、顕微鏡本体11のピント合わせを自動的に行うの で、人間の指先の負担を軽減し又は無くすことができる。しかも、既存の微動用 ツマミ20を回動させることによって顕微鏡本体11のピント合わせを行うよう にしたので、小型化できて全体をコンパクトにできる。さらに、駆動部43を微 動用ツマミ20および顕微鏡フレーム14に容易に着脱できるように取付けるの で、既存の顕微鏡に対して何ら改造することなく顕微鏡本体11のピント合わせ を自動的に行うようにすることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように請求項1の考案によれば、検体を観察するための顕微鏡本体と、 回動される微動用軸と、この微動用軸の回動により前記顕微鏡本体を微動させる 移動機構とを有する顕微鏡において、前記微動用軸に着脱可能に連結され前記微 動用軸を回動させるモータと、前記顕微鏡本体の移動を指示する操作部と、この 操作部からの指示信号により前記モータを駆動する制御手段とを備えたので、人 間の指により小さなトルクで操作部を操作して顕微鏡本体のピント合わせを行う ことができ、人間の指先の負担を軽減することができる。しかも、既存の微動用 ツマミを操作部の操作で回動させるようにしたので、小型化できて全体をコンパ クトにできる。
【0017】 また、請求項2の考案によれば、検体を観察するための顕微鏡本体と、回動さ れる微動用軸と、この微動用軸の回動により前記顕微鏡本体を微動させる移動機 構とを有する顕微鏡において、前記微動用軸に着脱可能に連結され前記微動用軸 を回動させるモータと、前記顕微鏡本体を通して検体を撮像して映像信号を出力 する撮像装置と、この撮像装置からの映像信号により前記顕微鏡本体の合焦位置 を検出して前記モータを制御することにより前記顕微鏡本体のピント合わせを行 う自動合焦装置とを備えたので、顕微鏡本体のピント合わせを自動的に行うこと ができ、人間の指先の負担を軽減し又は無くすことができる。しかも、既存の微 動用ツマミを操作部の操作で回動させるようにしたので、小型化できて全体をコ ンパクトにできる。さらに、モータ等を微動用ツマミ等に容易に着脱できるよう に取付けることにより、既存の顕微鏡に対して何ら改造することなく顕微鏡本体 のピント合わせを自動的に行うようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の考案を示すブロック図である。
【図2】本考案の第1の実施例の概略を示す概略図であ
る。
【図3】同第1の実施例のピント合わせ機構を示す横断
面図である。
【図4】同第1の実施例のピント合わせ機構を示す縦断
面図である。
【図5】同第1の実施例の一部を示す断面図である。
【図6】同第1の実施例の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図7】同第1の実施例におけるCPUの処理フローを
示すフローチャートである。
【図8】本考案の第2の実施例の概略を示す概略図であ
る。
【図9】同第2の実施例の一部を示す断面図である。
【図10】同第2の実施例における自動合焦装置を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 操作部 3 制御手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】検体を観察するための顕微鏡本体と、回動
    される微動用軸と、この微動用軸の回動により前記顕微
    鏡本体を微動させる移動機構とを有する顕微鏡におい
    て、前記微動用軸に着脱可能に連結され前記微動用軸を
    回動させるモータと、前記顕微鏡本体の移動を指示する
    操作部と、この操作部からの指示信号により前記モータ
    を駆動する制御手段とを備えたことを特徴とする顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】検体を観察するための顕微鏡本体と、回動
    される微動用軸と、この微動用軸の回動により前記顕微
    鏡本体を微動させる移動機構とを有する顕微鏡におい
    て、前記微動用軸に着脱可能に連結され前記微動用軸を
    回動させるモータと、前記顕微鏡本体を通して検体を撮
    像して映像信号を出力する撮像装置と、この撮像装置か
    らの映像信号により前記顕微鏡本体の合焦位置を検出し
    て前記モータを制御することにより前記顕微鏡本体のピ
    ント合わせを行う自動合焦装置とを備えたことを特徴と
    する顕微鏡。
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