JPH04112354U - 食器洗浄機 - Google Patents
食器洗浄機Info
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- JPH04112354U JPH04112354U JP2080191U JP2080191U JPH04112354U JP H04112354 U JPH04112354 U JP H04112354U JP 2080191 U JP2080191 U JP 2080191U JP 2080191 U JP2080191 U JP 2080191U JP H04112354 U JPH04112354 U JP H04112354U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄槽上側の開口部から食器類を出し入れす
るようにした食器洗浄機において、開口部を覆蓋する開
閉扉が開状態で上方に突出しないようにし、また下部の
噴射ノズルから噴射された湯が外部に飛び散らないよう
にする。 【構成】 下部に上向きの噴射ノズル51,52を有す
る洗浄槽30の上側に設けた開口部は、前後方向断面形
状が円弧状の天板21とその両側から内方に延びる側板
23を有し、前記円弧の円周方向に回動可能な開閉扉2
0により開閉する。開閉扉の各側板の内端縁(下端縁)
には、洗浄槽の各側壁に向かって延びる第1板状部28
aとこの第1板状部の先端縁から側壁との間に多少の隙
間をおいて同側壁と平行に更に内方に延びる第2板状部
28bよりなるL形断面形状の水洩れ防止部28を設け
る。
るようにした食器洗浄機において、開口部を覆蓋する開
閉扉が開状態で上方に突出しないようにし、また下部の
噴射ノズルから噴射された湯が外部に飛び散らないよう
にする。 【構成】 下部に上向きの噴射ノズル51,52を有す
る洗浄槽30の上側に設けた開口部は、前後方向断面形
状が円弧状の天板21とその両側から内方に延びる側板
23を有し、前記円弧の円周方向に回動可能な開閉扉2
0により開閉する。開閉扉の各側板の内端縁(下端縁)
には、洗浄槽の各側壁に向かって延びる第1板状部28
aとこの第1板状部の先端縁から側壁との間に多少の隙
間をおいて同側壁と平行に更に内方に延びる第2板状部
28bよりなるL形断面形状の水洩れ防止部28を設け
る。
Description
【0001】
本考案は、下部に噴射ノズルを備えた洗浄槽の上側に設けた開口部から、洗浄
前後の食器類を出し入れ可能とした食器洗浄機に関する。
【0002】
洗浄槽の上側に設けた開口部から食器類を出し入れする食器洗浄機には、例え
ば実開平1−128750号公報、実開平1−138257号公報等に開示され
たものがある。
【0003】
しかしながら、実開平1−128750号公報に開示された食器洗浄機では、
洗浄槽の上側に設けた開口部を洗浄時に覆蓋する開閉扉は、その後端部にて上方
へ回動可能に開口部の後端に取り付けられている。かかる開閉扉は上方に開くも
のであるので、その可動範囲に相当する上方空間を必要とし、このため食器洗浄
機の設置場所が限定されるという問題がある。また、実開平1−138257号
公報に開示された食器洗浄器では、洗浄槽の上側に設けた開口部を開閉する開閉
扉が屈曲自在の開閉シャッターにより構成されているため、開閉シャッターとそ
の案内レールとの接触部分の摩擦抵抗が必然的に増大し、円滑な開閉を期待し得
ない。
【0004】
このような問題を解決する手段として、前後方向断面形状が円弧状の天板とそ
の両側から内方に延びる側板を有する開閉扉を天板の円弧の円周方向に回動可能
として、この開閉扉を開口部を閉じる閉位置と、洗浄槽内の後部に収納される開
位置との間で移動させることが考えられる。このような場合の洗浄槽の両側壁と
開閉扉の両側板との間の隙間は、作動中の接触を防止するためにむやみに小さく
することはできないので、噴射ノズルから噴射される洗浄湯またはすすぎ湯が、
この隙間から外部に飛び散る恐れがあり、何らかの防水構造が必要となる。特に
下部の噴射ノズルに近く、従って噴出されたばかりで勢いが強い湯が当たる側板
の内端縁付近にはこのための防水構造が必要である。
【0005】
この種の扉のための防水構造としては、実開昭51−15063号公報に開示
されたような弾性パッキンを使用する構造と、実開昭61−201662号公報
に開示されたようなコ字状の溝内に他方の部材の先端縁を挿入する構造がある。
しかし前述のような閉位置で開閉扉を洗浄槽内に収納する構造の場合には、開閉
扉の側板と洗浄槽の側壁が互いに平行に相対移動するので、弾性パッキンによる
構造は回動中常に摩擦抵抗を生じ、作動が重くなるという問題がある。またコ字
状の溝を使用する構造は、その内部にゴミ等がたまり易く、たまったゴミ等を掃
除して取り除くことも困難であるので、清潔を要する食器洗浄機としては好まし
くないという問題があった。
本考案はこのような各問題を解決することを目的とする。
【0006】
このために、本考案による食器洗浄機は、添付図面に例示するように、洗浄槽
内の下部に洗浄湯またはすすぎ湯を上方に向けて噴射する噴射ノズルを有し、前
記洗浄槽の上側に設けた開口部から内部に洗浄すべき食器類を収容し、洗浄完了
後に同食器類を上方に取り出し得るようにした食器洗浄機において、前後方向断
面形状が実質的に円弧状の天板と、その両側より内方に延びて前記洗浄槽の左右
側壁の内面とほゞ平行に配置された1対の側板を有し、前記円弧のほゞ円周方向
に回動可能に設けられて前記開口部を閉じる閉位置と前記洗浄槽内の後部に収納
される開位置との間で往復回動する開閉扉を備え、前記各側板の内端縁には同内
端縁から対応する前記各側壁に向かって延びる第1板状部とこの第1板状部の先
端縁から前記側壁との間に多少の隙間をおいて同側壁と平行に更に内方に延びる
第2板状部よりなるL形断面形状の水洩れ防止部を一体的に形成したことを特徴
とするものである。
【0007】
また、前記開閉扉は前記各側板に取り付けたアームを介して前記洗浄槽に枢支
することにより、前記円弧のほゞ円周方向に回動可能とすることが望ましい。
【0008】
洗浄槽内に収容された食器類は、開閉扉を閉じた状態で下部の噴射ノズルから
噴射される洗浄湯及びすすぎ湯により洗浄される。下部の噴射ノズルに近く従っ
て噴射された湯が勢いよく当たる側板の内端縁に設けた水洩れ防止部の第2板状
部は、開閉扉の側板に比して洗浄槽の側壁との間の隙間が小となるので、この部
分を通って外部に飛び散る洗浄湯またはすすぎ湯は大幅に減少する。この第2板
状部は側板に比して小面積であるので、洗浄槽の側壁との間の隙間が小でもこれ
と接触する恐れは少ない。開閉扉を後方に回動して開けば、開閉扉は洗浄槽内の
後部に収納され、上側の開口部はほゞ全面が解放される。この状態で食器類の出
し入れを行う。
【0009】
上述のように、本考案によれば、開閉扉を開いた状態では上側の開口部はほゞ
全面が解放されるので食器類の出し入れが容易になるのみならず、開閉扉は洗浄
槽内の後部に収納されるので食器洗浄機の上方に突出することがなく、これによ
り食器洗浄機の設置場所の選択が容易になり、その上方の空間を有効に利用する
ことが可能となる。また、開閉扉の側板の内端縁に設けた水洩れ防止部により、
食器洗浄機から外部に飛び散る洗浄湯またはすすぎ湯を大幅に減少させることが
できる。この水洩れ防止部は断面形状がL形であるので、ゴミ等がたまりにくく
、またゴミ等を掃除により取り除くことも容易である。更に、開閉扉は天板の前
後方向断面形状が実質的に円弧状でこの円弧のほゞ円周方向に回動可能としたの
でその開閉は円滑である。
【0010】
また、各側板に取り付けたアームを介して開閉扉を洗浄槽に枢支したものによ
れば、開閉扉の作動が一層軽く円滑になると共に、側板の内端縁に設けた水洩れ
防止部は幅方向の動きが少なくなるので、第2板状部と洗浄槽の側壁の間の隙間
を小さくして外部に飛び散る湯の量を一層減少させることができる。
【0011】
以下に添付図面に示す実施例の説明をする。
図1及び図2に示すように、洗浄機本体10は四角い箱状で、その上側の開口
部Oには開閉扉20が設けられている。洗浄機本体10の機枠11上には洗浄槽
30が固定され、この洗浄槽30と機枠11の前後は前面板12及び背面板13
により、また左右は1対の側面板14a,14bにより覆われている。洗浄槽3
0は、ステンレス鋼板等よりなる底板31、左右の側壁32,33、前壁34及
び背壁35を互いに液密に連結してなり、上面が解放された四角い箱状である。
洗浄槽30の下部一側には、底板31及び側壁33と連続して形成された洗浄湯
タンク37が下方に突出して設けられている。前面板12、背面板13及び側面
板14a,14bの各上縁は洗浄槽30の各壁32,33,34,35の各上縁
に連結されると共に、前部開口枠17、後部開口枠16及び側部開口枠15a,
15bにより覆われている。これら各開口枠15a,15b,16,17により
、洗浄槽30の上面の後部を除く大部分を解放する開口部Oが形成されている。
洗浄槽30の両側壁32,33からは、支持板部36aとレール部36bからな
り食器類Pを収容するラックRを支持する1対の支持レール36が、内方に突出
して固定されている。
【0012】
図1及び図2に示すように、開閉扉20は前後方向断面形状が円弧状の天板2
1と、その両側縁から洗浄槽30の両側壁32,33の内面と平行に内方に延び
る1対の側板22,23よりなる板金製である。左側の側板22の内面に固定し
たパイプアーム63の基端側のボス部62は洗浄槽30の側壁32に固定した中
空ブラケット60の筒部61に枢支され、一方右側の側板23の内面に固定した
アーム70の基端部は側壁33に固定した軸受部材71により枢支された支軸7
2に固定されている。各筒部61及び支軸72の軸心は天板21の円弧の中心と
ほゞ一致しており、これにより開閉扉20は天板21の円弧のほゞ円周方向に沿
って回動可能に支持されている。。この開閉扉20は、図1の実線に示すように
反時計回転方向に回動した状態では、その前端縁が前壁34に設けた扉パッキン
80に当接して開口部Oを閉じ、二点鎖線に示すように時計回転方向に回動した
状態では、後端が底板31に当接して開口部Oの後部を除くほゞ全面を開くもの
である。天板21の前部外面には前端縁と平行にコ字状の把手25が固定され、
そのやや後方には内部を見るための窓ガラス24が設けられている。なお、左右
の側板22,23の内側にはそれらとほゞ同形のカバー板26,27が、パイプ
アーム63及びアーム70を隠すために取り付けられている。
【0013】
図1〜図3に示すように、開閉扉20の各側板22,22の内端縁(図1の実
線で示す閉状態で下端縁)には水洩れ防止部28が一体形成されている。各水洩
れ防止部28は、各側板22,23の内端縁から対応する各側壁32,33に向
かって延びる第1板状部28aと、その先端縁から側壁32,33との間に多少
の隙間をおいてこれと平行に更に内方に延びる第2板状部28bよりなり、各側
板22,23の内方延長部を折曲成形してL形断面形状に形成されている。各側
板22,23の倒立L形の後縁及び傾斜した前縁(図1参照)には、内向きの折
曲部(図4の符号23a参照)が設けられている。
【0014】
図1〜図4に示すように、各側板22,23の前後部には洗浄槽30の側壁3
2,33に向かって突出するスライド部材29が設けられている。このスライド
部材29は、図3及び図4に示すようにフランジ部29aと突出部29bよりな
り、金属に対する摩擦係数が小さくかつ耐摩耗性のある合成樹脂により一体成形
されている。スライド部材29はその突出部29bを、各側板22,23の前後
部に設けた穴23bに内側から挿入して、フランジ部29aを介して側板22,
23にねじ止め固定され、半球状に形成された突出部29bの先端は開閉扉20
の回動の全ての位置で、洗浄槽30の側壁32,33の内面に摺動可能に当接し
ている。
【0015】
各カバー板26,27は取付けねじ(図示省略)により開閉扉20の各側板2
2,23に内側から固定されている。図3及び図4に示すように、カバー板26
,27の後縁には、側板22,23後縁の折曲部23aと重合する第3板状部2
8cが折曲形成され、その先端縁からは第2板状部28bと同じく側壁32,3
3との間に多少の隙間をおいてこれと平行に更に後方に延びる第4板状部28d
が折曲形成されている。
【0016】
図1及び図2に示すように、洗浄槽30の底板31のほゞ中央部上面に固定し
た下ノズル軸受50には、洗浄用噴射ノズル51とすすぎ用噴射ノズル52が、
それぞれ独立して回転自在に二段に支持されている。底板31より下側の洗浄機
本体10内には洗浄湯タンク37の他にすすぎ湯タンク38が設けられている。
洗浄機本体10内の下部に設けた洗浄用ポンプ40は吸入管41を経て洗浄湯タ
ンク37から吸入した洗浄湯を洗浄湯供給管42を経て下ノズル軸受50に供給
し、またすすぎ用ポンプ45は吸入管46を経てすすぎ湯タンク38から吸入し
たすすぎ湯をすすぎ湯供給管47を経て下ノズル軸受50の突出部50aに供給
する。図示は省略したが、下ノズル軸受50内は内外二重の空間に分離され、洗
浄湯供給管42からの洗浄湯は外側の空間を経て洗浄用噴射ノズル51内に供給
され、すすぎ湯供給管47からのすすぎ湯は突出部50a及び内側の空間を経て
すすぎ用噴射ノズル52内に供給される。各噴射ノズル51,52の両翼部には
下ノズル軸受50の中心を通る半径方向とほゞ直交して斜め上方に向かう多数の
ノズル孔が形成され、それぞれ洗浄湯及びすすぎ湯を斜め上方に噴射すると共に
噴射の反力により回転するようになっている。図2に示すように、洗浄槽30と
洗浄湯タンク37の間には食器類Pの洗浄に伴う残菜物を除去するフィルタ39
が設けられている。
【0017】
主として図5に示すように、洗浄湯タンク37内上方に突出するオーバフロー
管43(突出部は図示省略)は、三分岐具43aを経て排水管44に連結されて
いる。また吸入管41の下部は、排水レバー(図示省略)により開閉される排水
コック44aを経て三分岐具43aに連結されている。すすぎ湯タンク38上部
には給湯弁48aを経て給湯管48が接続され、そのやや下方に連結したオーバ
フロー管49の途中には、排水コック49aを介してすすぎ湯タンク38内の底
部が連結されている。
【0018】
図2及び図5に示すように、一体形成された筒部61を有する中空ブラケット
60は洗浄槽30の左側の側壁32の内面に固定されている。ガスケットを介し
て中空ブラケット60の下面に液密に取付られた連結部材54と下ノズル軸受5
0の間には、1対の送湯管53A,53Bが設けられている。送湯管53Aは下
ノズル軸受50内の外側の空間を連結部材54に内蔵した逆止弁(図示省略)を
介して中空ブラケット60の内部空間に連通するものであり、送湯管53Bは下
ノズル軸受50内の内側の空間を連結部材54に内蔵した前記とは別個の逆止弁
を介して中空ブラケット60の内部空間に連通するものである。これにより下ノ
ズル軸受50に供給される洗浄湯とすすぎ湯の一部は、それぞれ別個に中空ブラ
ケット60に供給される。なお、支持レール36のレール部36bはラックRの
前後方向ほゞ全長にわたり設けられているが、支持板部36aは中空ブラケット
60と対応する部分が中断されている。
【0019】
パイプアーム63の基端側に固定したボス部62は中空ブラケット60の筒部
61の外周面と実質的に液密に回転可能に嵌合しており、この回転嵌合部を介し
て中空ブラケット60の内部空間はパイプアーム63内と連通している。パイプ
アーム63は開閉扉20の左側の側板22に固定した部分が半径方向に延びてか
ら天板21の内面に沿って屈折され、天板21のほゞ中央に達する先端部に固定
した上ノズル軸受64には上部噴射ノズル66が回転自在に支持されている。上
部噴射ノズル66の両翼部は、図示のように多少下向きに屈折されると共に上ノ
ズル軸受64の中心を通る半径方向とほゞ直交して斜め下方に向かう多数のノズ
ル孔が形成され、送湯管53A,53B、連結部材54、中空ブラケット60、
筒部61、ボス部62、パイプアーム63及び上ノズル軸受64を経て供給され
た洗浄湯及びすすぎ湯は斜め下方に噴射され、噴射の反力により上部噴射ノズル
66が回転するようになっている。
【0020】
図2及び図5に示すように、洗浄槽30の右側の側壁33の内面には、中空ブ
ラケット60の筒部61と同軸的に軸受部材71が固定されている。開閉扉20
の右側の側板23に固定したアーム70の基端部は、軸受部材71に回転自在に
支持された支軸72の先端にねじ止め固定されている。支軸72の外端に溶接な
どにより固定したレバー73と側壁33の外側に固定した係止片74の間には2
個のスプリング75を張設し、これにより開閉扉20の回動による重心の移動に
伴う開閉扉20の操作力の変化を減少させている。
【0021】
上記実施例の食器洗浄機により汚れた食器類Pの洗浄を行う場合は、洗浄用ポ
ンプ40を作動させて洗浄湯タンク37内の洗浄湯を下ノズル軸受50及び上ノ
ズル軸受64に供給し、洗浄用噴射ノズル51及び上部噴射ノズル66から食器
類Pに向けて噴射してこれを洗浄する。洗浄後の洗浄湯は洗浄湯タンク37内に
回収され、再び洗浄用ポンプ40により吸入されて繰り返し使用される。洗浄が
終了すれば洗浄用ポンプ40を停止してすすぎ用ポンプ45を作動させる。すす
ぎ用ポンプ45はすすぎ湯タンク38内のすすぎ湯を下ノズル軸受50及び上ノ
ズル軸受64に供給し、すすぎ用噴射ノズル52及び上部噴射ノズル66から食
器類Pに向けて噴射してこれをすすいで洗浄湯を除く。使用後のすすぎ湯は洗浄
湯タンク37内に回収され、所定の液面を越えればオーバフロー管43及び排水
管44を経て外部に排出される。すすぎが終了すればすすぎ用ポンプ45を停止
する。洗浄湯タンク37内に残った湯は、通常は次の洗浄に使用するが、洗浄機
本体10の前面に設けた排水レバー44bにより排水コック44aを開けば三分
岐具43a及び排水管44を経て排出される。
【0022】
洗浄またはすすぎ状態では、主として図3に示すように、洗浄用噴射ノズル5
1またはすすぎ用噴射ノズル52、特にその先端部付近から噴射されたばかりの
洗浄湯またはすすぎ湯は、開閉扉20の各側板22,23の内端縁付近に勢いよ
く当たる。しかし洗浄槽30の各側壁32,33と各側板22,23との間の隙
間に比して小さい各側壁32,33と各第2板状部28bの間の隙間に飛び込ん
だ湯は、まず側壁32,33に当たってはね返り、次いで直ちに第2板状部28
bに当たってはね返り、これを繰り返して勢いがそがれる。従って各側板22,
23の内端縁からの水洩れは大幅に減少する。各側板22,23の倒立L形の後
縁及び傾斜した前縁は各噴射用ノズルから離れると共に噴射された湯は各側壁3
2,33との間の隙間に入りにくい角度で飛び込むので、ここからの水洩れは少
ない。従ってカバー板26,27に設ける第3及び板状部28c,28dは必ず
しも設ける必要はない。
【0023】
本実施例では、把手25により開閉扉20を後方に回動すれば開閉扉20及び
これに取り付けられた上部噴射ノズル66は洗浄槽30内の後部に収納される。
これにより洗浄機本体10の上側の開口部Oはほゞ全面が解放されるので、食器
類Pを収容したラックRの洗浄槽30内への出し入れは容易となる。また、開口
部Oを開いた際に開閉扉20が上方に突出しないので食器洗浄機の設置場所の選
択が容易になり、また上方の空間を有効に利用できるようになる。更に、開閉扉
20は筒部61及び支軸72により枢支されているので作動は円滑である。
【0024】
なお本実施例では、各側板22,23の前後部に各側壁32,33と摺動可能
に当接するスライド部材29を設けて、各側板22,23の横方向の動きを規制
し、これにより各水洩れ防止部28の第2板状部28bが各側壁32,33と接
触することを防止している。しかし第2板状部28bは側板22,23に比して
小面積であり、また洗浄槽30への支持部である中空ブラケット60及び軸受部
材71に接近しているので、必ずしもスライド部材29を設けなくとも第2板状
部28bと側板22,23の接触は防止できる。またこの水洩れ防止部28は断
面形状がL形なので、ゴミ等はたまりにくく、また掃除により除去することも容
易である。
【0025】
上記実施例では、天板21は前後方向の断面形状を円弧状としたが、この断面
形状は実質的に円弧状であればよく、例えば正多角形の一部をなす断面形状ある
いは略円弧上の複数の点をほゞ直線で結んだ断面形状などとしてもよい。また上
記実施例では上ノズル軸受64を経て上部噴射ノズル66に洗浄湯及びすすぎ湯
を供給する供給管路を部分的に共用して片側に設けたが、本考案は中空ブラケッ
ト60、ボス部62、パイプアーム63等を左右両側に設け、供給管路を洗浄湯
用とすすぎ湯用に完全に分離して実施することもできる。
【図1】 本考案による食器洗浄機の実施例の側方向か
ら見た全体断面図である。
ら見た全体断面図である。
【図2】 本考案の実施例の前側から見た全体断面図で
ある。
ある。
【図3】 本考案の実施例の水洩れ防止部及びその付近
の構造を示す拡大断面図である。
の構造を示す拡大断面図である。
【図4】 図3の拡大4−4断面図である。
【図5】 本考案の実施例の全体構造の概略を示す透視
図である。
図である。
20…開閉扉、21…天板、22,23…側板、28…
水洩れ防止部、28a…第1板状部、28b…第2板状
部、30…洗浄槽、32,33…側壁、51,52…噴
射ノズル(洗浄用噴射ノズル、すすぎ用噴射ノズル)、
63,70…アーム(パイプアーム、アーム)、O…開
口部、P…食器類。
水洩れ防止部、28a…第1板状部、28b…第2板状
部、30…洗浄槽、32,33…側壁、51,52…噴
射ノズル(洗浄用噴射ノズル、すすぎ用噴射ノズル)、
63,70…アーム(パイプアーム、アーム)、O…開
口部、P…食器類。
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄槽内の下部に洗浄湯またはすすぎ湯
を上方に向けて噴射する噴射ノズルを有し、前記洗浄槽
の上側に設けた開口部から内部に洗浄すべき食器類を収
容し、洗浄完了後に同食器類を上方に取り出し得るよう
にした食器洗浄機において、前後方向断面形状が実質的
に円弧状の天板と、その両側より内方に延びて前記洗浄
槽の左右側壁の内面とほゞ平行に配置された1対の側板
を有し、前記円弧のほゞ円周方向に回動可能に設けられ
て前記開口部を閉じる閉位置と前記洗浄槽内の後部に収
納される開位置との間で往復回動する開閉扉を備え、前
記各側板の内端縁には同内端縁から対応する前記各側壁
に向かって延びる第1板状部とこの第1板状部の先端縁
から前記側壁との間に多少の隙間をおいて同側壁と平行
に更に内方に延びる第2板状部よりなるL形断面形状の
水洩れ防止部を一体的に形成したことを特徴とする食器
洗浄機。 - 【請求項2】 前記開閉扉は前記各側板に取り付けたア
ームを介して前記洗浄槽に枢支することにより前記円弧
のほゞ円周方向に回動可能としてなる請求項1に記載の
食器洗浄機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2080191U JPH0710700Y2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2080191U JPH0710700Y2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 食器洗浄機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04112354U true JPH04112354U (ja) | 1992-09-30 |
| JPH0710700Y2 JPH0710700Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31906798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2080191U Expired - Lifetime JPH0710700Y2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710700Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP2080191U patent/JPH0710700Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0710700Y2 (ja) | 1995-03-15 |
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