JPH04113355U - 油圧式オートテンシヨナにおけるリテーナの支持装置 - Google Patents
油圧式オートテンシヨナにおけるリテーナの支持装置Info
- Publication number
- JPH04113355U JPH04113355U JP1749691U JP1749691U JPH04113355U JP H04113355 U JPH04113355 U JP H04113355U JP 1749691 U JP1749691 U JP 1749691U JP 1749691 U JP1749691 U JP 1749691U JP H04113355 U JPH04113355 U JP H04113355U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- plunger
- protrusion
- ring
- check valve
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベルトの張力を所定の張力に保持する油圧式
オートテンショナにおいて、プランジャの通路を開閉す
るチェック弁のストロークの管理の容易化と、そのチェ
ック弁のストロークを制限するリテーナの取付けの強化
とを図る。 【構成】 通路を有するプランジャ3の下端面に円形突
出部21を形成する。突出部21に取付けられるリテー
ナ23を、通路開閉用チェック弁22のストロークを制
限する円形底板24の外周に複数の円筒片25を設け、
各円筒片25の上端に折曲片26を形成した構成とす
る。このリテーナ23を突出部21に嵌合し、その外側
にリング27を圧入して折曲片26を締付ける。
オートテンショナにおいて、プランジャの通路を開閉す
るチェック弁のストロークの管理の容易化と、そのチェ
ック弁のストロークを制限するリテーナの取付けの強化
とを図る。 【構成】 通路を有するプランジャ3の下端面に円形突
出部21を形成する。突出部21に取付けられるリテー
ナ23を、通路開閉用チェック弁22のストロークを制
限する円形底板24の外周に複数の円筒片25を設け、
各円筒片25の上端に折曲片26を形成した構成とす
る。このリテーナ23を突出部21に嵌合し、その外側
にリング27を圧入して折曲片26を締付ける。
Description
【0001】
この考案は、エンドレスの歯付ベルトやチェーン等の伝動部材の張力を設定張
力に保持する油圧式オートテンショナにおけるリテーナの支持装置に関するもの
である。
【0002】
一般に、油圧式オートテンショナにおいては、図7に示すように、シリンダ4
0の内部にプランジャ41を組込んでシリンダ内部を圧力室42とリザーバ室4
3とに区画し、その両室42、43をプランジャ41に形成した通路44で連通
し、この通路44の下端開口をチェック弁45で開閉するようにしている。
【0003】
また、プランジャ41と共に軸方向に移動するロッド46の上部をシリンダ4
0の上側開口部に取付けたシール部材47を貫通させて外部に突出させ、そのロ
ッド46をシリンダ40の内部に組込んだ調圧スプリング48によって外方向に
押圧している。
【0004】
上記オートテンショナは、ロッド46にベルトの張力が作用する取付けとし、
そのベルトの張力が増大してロッド46およびプランジャ41が押し込まれたと
き、圧力室42の作動油をプランジャ41とシリンダ40の摺動面間よりリザー
バ室43内にリークさせ、ロッド46にかかる衝撃力を緩衝している。
【0005】
また、ベルトの張力が小さくなると、調圧スプリング48の弾力によりロッド
46およびプランジャ41を外方向に移動させ、同時にチェック弁45を開放さ
せ、リザーバ室43の作動油を通路44から圧力室42に流入させるようにして
いる。
【0006】
このような油圧式オートテンショナは、普通、プランジャ41の下端にリテー
ナ49を取付け、このリテーナ49でチェック弁45のストロークを管理してい
る。
【0007】
そのリテーナ49の取付方法として、プランジャ41の下端に形成した突出部
50の外側にリテーナ49の円筒部51を圧入する方法、あるいは図8に示すよ
うに、リテーナ49の上端部に設けたフランジ52をリテーナスプリング53の
弾力によってプランジャ41の下端面に押し付ける方法、さらには、図示省略し
たが、図8に示すリテーナ49のフランジ52をプランジャ41の下端面にスポ
ット溶接する方法が知られている。
【0008】
ところで、圧入によるリテーナの取付けにおいては、圧入代のバラツキによっ
て突出部50からリテーナ49が抜ける場合があるため、圧入面を高精度に仕上
げる必要がある。また、オートテンショナにおいては、チェック弁45のストロ
ークを0.2 〜0.3mm 程度に管理する必要があるが、圧入位置の管理により、チェ
ック弁45のストロークを公差0.1 mm以下に管理することは困難である。
【0009】
一方、リテーナ49をスプリング53で支持する方法においては、プランジャ
41が急激に上昇したとき、リテーナ49が付いていけずにプランジャ41から
外れる可能性がある。
【0010】
さらに、溶接による取付けにおいては、スポット部の形状によって溶接強度に
バラツキが生じ易く、また、チェック弁45に電蝕を生じる可能性がある。
【0011】
この考案は、チェック弁のストロークの管理の容易化と、リテーナの取付けの
容易化を図ることを技術的課題としている。
【0012】
上記の課題を解決するために、この考案においては、プランジャの下部に取付
けるリテーナを、チェック弁の移動量を制限する円形底板の外周に複数の円筒片
を設け、各円筒片の上端から外向きに折曲片を形成した構成とし、そのリテーナ
の上部をプランジャの下面に設けた円形突出部の外側に嵌合し、上記リテーナの
外周上部に各円筒片の上部内周を突出部の外周面に密着させるリングを圧入した
構成を採用したのである。
【0013】
ここで、リングは、周方向の一部が切り離された切り離しリングであってもよ
く、あるいは、内周をテーパとしたものであってもよい。内周をテーパとしたリ
ングにおいては、プランジャの下面に設けた突出部の外径面も上記テーパに適合
するテーパとする。
【0014】
リテーナの取付けに際しては、プランジャの突出部にリテーナの上部を嵌合し
、そのリテーナの折曲片をプランジャの下面に当接させた状態において、リテー
ナの外周上部にリングを圧入し、そのリングによって円筒片を内径方向に締付け
る。
【0015】
図1は、この考案に係る油圧式オートテンショナの一実施例を示す。図示のよ
うに、下端が閉塞するシリンダ1の内側下部には底付きスリーブ2が挿入され、
そのスリーブ2内にプランジャ3がスリーブ2内径面との間にリークすきまをも
って挿入されている。このプランジャ3の組込みによってシリンダ1の内部は圧
力室4とリザーバ室5に区画される。
【0016】
上記プランジャ3の上端面には段付孔6が形成され、その段付孔6の下部小径
孔7内にロッド8の下端部が挿入されている。小径孔7の内周には、係合溝9が
形成され、一方、ロッド8には上記係合溝9に対向して周溝10が設けられ、そ
の両溝9、10間に止め輪11がはめ込まれている。
【0017】
止め輪11は外径方向への弾力を有し、係合溝9の上端面に形成した外方傾斜
するテーパ面を押圧している。この押圧によってロッド8は段付孔6の底面に押
し付けられている。
【0018】
ロッド8の上端部は、シリンダ1の上側開口部に取付けたシール部材12をス
ライド自在に貫通して外部に突出している。
上記ロッド8には、リザーバ室5内に位置する部分の外側に筒状のセパレータ
13とウエアリング14とが設けられている。セパレータ13は、上端および下
端に向けて拡がりをもち、その下端に設けたフランジ15が前記スリーブ2の上
端で支持されている。一方ウエアリング14はロッド8の上部外周に形成した段
16によってロッド8上端に向けて移動するのが防止され、外周部には複数の孔
17が設けられている。このウエアリング14とセパレータ13のフランジ15
間に調圧スプリング18が組込まれ、その調圧スプリング18の弾力によってロ
ッド8は外方向への突出性が付与されている。
【0019】
上記ロッド8の下端部にはT字形の孔19が形成され、この孔19はプランジ
ャ3に設けた通路20と連通している。
通路20はプランジャ3の下端面に設けた突出部21の下面で開口し、その下
端開口にチェック弁22の弁座が設けられている。
チェック弁22はボールから成り、そのチェック弁22を保持するリテーナ2
3がプランジャ3の突出部21に取付けられている。
【0020】
図3および図4は、リテーナ23の詳細を示す。リテーナ23はチェック弁2
2の移動量を制限する円形の底板24を有し、その底板24の外周に複数の円筒
片25を周方向に所要の間隔において設け、各円筒片25の上端に外向きに折曲
片26を形成した構成とされ、隣接する円筒片25間に油が流通可能な間隔が設
けられている。
【0021】
上記リテーナ23は、図2に示すように、プランジャ3の突出部21に上部が
嵌合され、リテーナ23の外周上部に圧入するリング27の締付けによって取付
けられる。
【0022】
ここで、リング27は、図5に示すように、周方向の一部に切り離し部28を
有する切り離しリングであってもよく、切り離し部の無いものであってもよい。
切り離しリング27の取付けに際しては、そのリング27を拡径し、切り離し部
28を拡げた状態でリテーナ23の外側に嵌合する。そのリング27の取付けに
よって、各円筒片25は内径方向に締付けられ、内周上部が突出部21の外周面
に密着する。
【0023】
リテーナ23は、折曲片26がプランジャ3の下面に当接する取付けとされる
。リテーナ23は上記のように、リング27の締付けによる取付けであるため、
寸法変化が少なく、折曲片26の上面と底板24の上面間の寸法を管理すること
によって、チェック弁22のストロークを管理することができる。
【0024】
また、リテーナ23の円筒片25と突出部21の嵌合面に精度の高い加工を必
要としないため、加工が容易である。
【0025】
図6に示すように、切り離しリング27の内径面と突出部21の外径面を下端
に向けて外方に拡がるテーパ面29、30とすると、上記リング27の圧入によ
るリテーナ23の取付けにおいて、テーパ面29、30同士が互に係合するため
、リテーナ23を強固に取付けることができる。
【0026】
以上のように、この考案に係るリテーナの支持装置によれば、リングの圧入に
より円筒片を締付けるようにしたので、プランジャに対してリテーナを強固に取
付けることができる。
【0027】
また、締付による取付けであるため、チェック弁の移動量を制限する底板上面
とプランジャ下面に当接される折曲片間の寸法変化が小さく、チェック弁のスト
ロークの管理が容易である。
【0028】
さらに、折曲片の内径面上記を突出部の外径面に密着させるため、両者を高精
度に加工する必要がなく、加工も容易である。
【0029】
また、リングでもってリテーナを取付けるため、圧力室の容積を小さくするこ
とができ、その圧力室内の作動油中に含まれる溶存空気の温度変化による折出量
が小さく、気泡発生量を少なくすることができる。
【図1】この考案に係るオートテンショナの一実施例を
示す縦断正面図
示す縦断正面図
【図2】同上の要部を示す拡大断面図
【図3】同上リテーナの縦断正面図
【図4】同上の平面図
【図5】同上のリングを示す斜視図
【図6】同上の他の実施例を示す断面図
【図7】従来のオートテンショナを示す断面図
【図8】同上オートテンショナのリテーナの他の支持例
を示す断面図
を示す断面図
1 シリンダ
3 プランジャ
4 圧力室
5 リザーバ室
20 通路
21 突出部
22 チェック弁
23 リテーナ
24 底板
25 円筒片
26 折曲片
27 リング
28 切り離し部
29 テーパ面
30 テーパ面
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダの内部を圧力室とリザーバ室に
区画するスライド自在のプランジャに上記両室を連通さ
せる通路を設け、その通路の下端開口を開閉するチェッ
ク弁の開閉ストロークをプランジャの下方に設けたリテ
ーナで制限する油圧式オートテンショナにおけるリテー
ナの支持装置において、前記リテーナをチェック弁の移
動量を制限する円形底板の外周に複数の円筒片を設け、
各円筒片の上端から外向きに折曲片を形成した構成と
し、そのリテーナの上部をプランジャの下面に設けた円
形突出部の外側に嵌合し、上記リテーナの外周上部に各
円筒片の上部内周を突出部の外周面に密着させるリング
を圧入したことを特徴とする油圧式オートテンショナに
おけるリテーナの支持装置。 - 【請求項2】 リングが周方向の一部で切り離された切
り離しリングから成る請求項1記載の油圧式オートテン
ショナにおけるリテーナの支持装置。 - 【請求項3】 切り離しリングの内径面および突出部の
外径面を下方に向けて外方に拡がりをもつテーパ面とし
た請求項2記載の油圧式オートテンショナにおけるリテ
ーナの支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1749691U JPH04113355U (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 油圧式オートテンシヨナにおけるリテーナの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1749691U JPH04113355U (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 油圧式オートテンシヨナにおけるリテーナの支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04113355U true JPH04113355U (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=31904253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1749691U Pending JPH04113355U (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 油圧式オートテンシヨナにおけるリテーナの支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04113355U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002188697A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-05 | Otics Corp | 油圧式オートテンショナ |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP1749691U patent/JPH04113355U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002188697A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-05 | Otics Corp | 油圧式オートテンショナ |
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