JPH10184825A - 油圧式オートテンショナ - Google Patents

油圧式オートテンショナ

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JPH10184825A
JPH10184825A JP34816096A JP34816096A JPH10184825A JP H10184825 A JPH10184825 A JP H10184825A JP 34816096 A JP34816096 A JP 34816096A JP 34816096 A JP34816096 A JP 34816096A JP H10184825 A JPH10184825 A JP H10184825A
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rod
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seal ring
leak
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久 早川
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    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes or chains 
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes or chains  with means for impeding reverse motion
    • F16H2007/0859Check valves

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧式オートテンショナにおけるチェックバ
ルブ及びリークダウン機能を集約して構造を簡単にし、
コストダウン及び設計の自由度の増大を図ることであ
る。 【解決手段】 作動油4を封入したシリンダ1の内部に
ロッド6の作動によってスライドするプランジャ3を収
納し、そのプランジャ3にチェックバルブ機能及びリー
クダウン機能を具備させた油圧式オートテンショナにお
いて、チェックバルブ15を、プランジャ3に設けた液
通路と、その液通路の途中に一定のストロークをもって
装着されたシールリング39とにより構成し、上記のリ
ークダウン機能性を果たすためのリークすき間をシール
リング39の外径面とシリンダ1の内径面との間に設け
た構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車エンジンのカ
ム軸を駆動するタイミングベルト等のベルトの張力を一
定に維持する油圧式オートテンショナに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来から知られているこの種の
油圧式オートテンショナである(例えば、実開平5−8
099号公報参照)。
【0003】この油圧式オートテンショナは、有底のア
ルミ合金製シリンダ1の底側下半部内面に有底の鋼製ス
リーブ2を熱膨張を吸収する程度のすき間をおいて嵌合
し、そのスリーブ2の内部にプランジャ3を摺動自在に
嵌入している。
【0004】上記シリンダ1及びプランジャ3の内部に
は作動油4が封入され、シール部材5によりシールして
いる。上記のシール部材5に液密を保持してロッド6が
挿入される。ロッド6はその中程がこれと一体の焼結合
金製の軸受7により支持され、下端がプランジャ3の上
面のロッド挿入孔8に挿入係合される。上記の軸受7は
作動油4が流通する孔10が貫通され、ロッド6のスラ
イドと共にシリンダ1の内壁をスライドする。
【0005】上記プランジャ3には弁孔9が設けられ、
この弁孔9はロッド6の下端部に設けられたT形通路1
1を通じて作動油4のリザーバ室12に通じている。上
記弁孔9の下端部にはチェックボール13及びリテーナ
14から成るチェックバルブ15が設けられる。上記リ
テーナ14は、スリーブ2の底面と弁孔9との間に設け
られた圧力室16の内部のプランジャスプリング17に
よりプランジャ3に押し付けられる。また、プランジャ
スプリング17は、上記プランジャ3を押し上げてこれ
をロッド6の下面に押し当てると同時に、スリーブ2を
シリンダ1の底面に押し付ける。
【0006】上記のチェックボール13は圧力室16の
圧力がリザーバ室12側の圧力より高くなった際に、図
示のごとく弁孔9を閉塞し、逆に圧力室16側の圧力が
小さくなるとこれを開放する。
【0007】上記リザーバ室12内の軸受7とスリーブ
2の上端との間にロッドスプリング18が介在され、こ
れによりロッド6に外方へ突出する方向のバネ力を付与
する。なお、図中20は圧力室16への空気の混入を避
けるセパレータである。
【0008】上記の油圧式オートテンショナは、そのロ
ッド6の上端をプーリアーム19に当接することによ
り、そのテンションプーリ21をベルト22に押し当
て、前記ロッドスプリング18のバネ力による張力をそ
のベルト22に及ぼす。
【0009】上記のベルト22に弛みが生じると、ロッ
ド6がこれに追従して突き出し、ベルト22の張力を一
定に保持する。逆に、ベルト22の緊張が高まると、ロ
ッド6に作用する荷重がロッドスプリング18のバネ力
より増大し、これと係合されたプランジャ3の下降によ
り、圧力室16内の圧力が上昇するためチェックボール
13が弁孔9を閉塞する。その結果、圧力室16内の作
動油4は、プランジャ3の外周面とスリーブ2の内径面
の間に存在するリークすき間23を通じてリザーバ室1
2へリークする。このため、ロッド6はダンパ作用を受
けて緩慢に下降し、ベルト22の振動発生を防止する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の油圧式オートテ
ンショナの重要な機能として、チェックバルブ15にお
けるチェックバルブ機能と、リークすき間23における
リークダウン機能とを挙げることができる。
【0011】上記のチェックバルブ機能のためにチェッ
クボール13のすき間の管理が必要であり、また上記の
リークダウン機能のために、プランジャ3とスリーブの
リークすき間の管理が必要となる。これらの管理のため
に、従来は加工精度や寸法精度に多大の労力を費してお
り、このことが製品のコストの増大する要因となってい
た。
【0012】そこで、この発明は上記の各機能を集中す
ることにより構造を簡単にして、コストダウン及び設計
の自由度を拡げることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明はシリンダ内部に挿入したロッドの下端
にプランジャを設けると共に、該ロッドの上端を上記シ
リンダから突出せしめ、上記シリンダの内部に作動油を
封入し、上記プランジャの上側にリザーバ室を設けると
共に、該プランジャと上記シリンダ底部との間に圧力室
を設け、上記ロッドをその上端方向に付勢するロッドス
プリングを設け、上記プランジャに上記リザーバ室と圧
力室とを連通・遮断するチェックバルブ及び該チェック
バルブによる遮断時に上記圧力室内の圧力により作動油
を圧力室からリザーバ室へリークさせるリークすき間を
設けてなる油圧式オートテンショナにおいて、上記チェ
ックバルブは、上記プランジャに上記リザーバ室と上記
圧力室とを通じるように設けられた液通路と、その液通
路の途中に一定のストロークをもって装着されたシール
リングとにより構成され、上記のリークすき間を、上記
シールリングの外径面と上記シリンダの内径面との間に
設けた構成としたものである。
【0014】上記構成の油圧式オートテンショナにおい
て、上記プランジャの外径面に上記液通路に連通した周
溝を設け、該周溝内に上記のシールリングを一定のスト
ロークをもって装着した構成をとることができる。
【0015】また、上記のプランジャは、上板、中板、
及び下板を上記ロッドの長さ方向に重ねて該ロッドに固
定することにより設けられ、上記の周溝は上記中板の外
径を上板及び下板の外径より小さく形成することにより
形成され、上記の液通路は、上板の外径面と上記シリン
ダ内径面との間の間隙、上記の周溝及び下板に設けた貫
通穴とを連通させて形成した構成を採用することができ
る。
【0016】上記構成の油圧式オートテンショナは、ロ
ッドの上端にロッドスプリングのばね力より大きい押込
み方向の荷重が作用するとプランジャが押込まれ、チェ
ックバルブが閉じて作動油の移動を遮断する。このた
め、圧力室内の圧力が上昇して圧力室内の作動油がリー
クすき間からリークし、ロッドはダンパ作用を受けて緩
慢に押込まれる。
【0017】また、ロッドに作用する荷重が減少する
と、ロッドはロッドスプリングのばね力によってシリン
ダ外方に移動し、チェックバルブが開らいて液通路が開
放される。このためリザーバ室の作動油が液通路を経て
圧力室に戻る。このため、ロッドは速やかに上方に向っ
て突き出す。
【0018】なお、シールリングのシール面に半径方向
のリークコントロール溝を設けると、リークダウン特性
を変えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に示した実施形態の油圧式オ
ートテンショナは、前述の従来例のもの(図5参照)と
同様に、有底のアルミ合金製シリンダ1の底側内面に鋼
製スリーブ2を熱膨張を吸収する程度のすき間をおいて
嵌合し、そのスリーブ2の内部にプランジャ3を摺動自
在に嵌入している。
【0020】上記シリンダ1の内部には作動油4が封入
され、シリンダ1の開放端をシール部材5によりシール
している。上記のシール部材5にロッド6が液密を保持
して貫通している。ロッド6はその中程がこれと一体の
軸受7により支持され、ロッド6の下端に前記のプラン
ジャ3が取付けられる。上記の軸受7は作動油4が流通
する孔10が設けられ、ロッド6のスライドと共にシリ
ンダ1の内壁をスライドする。
【0021】上記のロッド6のまわりにロッドスプリン
グ18が嵌められ、そのロッドスプリング18をスリー
ブ2と軸受7との間に介在して、ロッド6に対し上向き
(外向き)の付勢力を及ぼす。
【0022】上記のプランジャ3は、上板31、中板3
2及び下板33を上下3枚に重ねて、ロッド6の下端の
小径部34に挿入し、その小径部34の段部35に上板
31を当てると共に、ナット36で締付け固定したもの
である。上記の上板31及び下板33の外径はスリーブ
2の内径より小さく、また中板32の外径は、上板31
及び下板33の外径よりも小さく形成され、中板32の
外周に周溝37(図2参照)が設けられる。
【0023】上記のプランジャ3にチェックバルブ15
とリークすき間23が設けられる。
【0024】チェックバルブ15は上記プランジャ3に
設けられた液通路38、その液通路38の途中に設けら
れた周溝37、バルブ部材としてのシールリング39、
シール面41とにより構成されるが、これらの詳細は次
のとおりである。
【0025】即ち、上記の液通路38は、プランジャ3
により上下に区画されたリザーバ室12と圧力室16と
を通じる通路であり、スリーブ2の内径面との間隙、そ
の間隙に通じた前記の周溝37及びその周溝37に通じ
るように下板33に設けられた所要数の貫通孔42によ
り構成される。
【0026】シールリング39は滑り性及び耐摩耗性に
優れある程度の弾力性のある熱可塑性合成樹脂(例え
ば、ポリエーテルケトン−PEEK)により形成された
ものであり、断面形状が正方形又は長方形をなし、図4
(a)、(b)に示すように、複合ステップ形の合い口
43を有する。合い口43の形式としては、ストレート
型、アングル型などがある。
【0027】上記のシールリング39は、上記の周溝3
7と対向したスリーブ2の内径面に摺接され、その大部
分が周溝37の内側に入り込んでいる。このシールリン
グ39のロッド6の長さ方向(上下方向)の高さHは、
前記の周溝37の溝幅Wより大でありその差(W−H=
S)がシールリング39の周溝37に対するストローク
となる。
【0028】上記周溝37の上板31側の溝壁は、シー
ルリング39の上面が密着するシール面41となってお
り、プランジャ37が矢印方向Aに押し下げられてシー
ルリング39がこのシール面41に密着すると、液通路
38が遮断される。この遮断状態において、シールリン
グ39の外径面とスリーブ2の内径面との間にリークす
き間15が形成される。
【0029】また、周溝37の下板33側の溝壁には前
記の貫通孔42が設けられ貫通孔42が中板32外径面
の内外にわたる直径をもって形成される。上記の貫通孔
42が存在するため、シールリング39がこの溝壁に密
着しても液通路38が遮断されることはない。即ち、下
板33側の溝壁は非シール性の単なるシールリング39
の保持面44となっている。
【0030】なお、図4(b)のようにシール面46に
半径方向のリークコントロール溝45を形成するとリー
クすき間15のリーク量を変化させ、リークダウン特性
を変えることができる。
【0031】実施形態の油圧式オートテンショナは、以
上のごときものであり、従来のものと同様にロッド6の
外端をプーリアーム19に当接させることにより、テン
ションプーリ21をベルト22に押し当て、ロッドスプ
リング18のバネ力による張力をベルト22に付与す
る。
【0032】このベルト22に弛みが生じると、ロッド
6がこれに追従して突き出し、ベルト22の張力を一定
に保持する。逆に、ベルト22の緊張が高まると、ロッ
ド6に作用する荷重がロッドスプリング18のバネ力よ
り増大するとプランジャ3が下降する。このため、圧力
室16内の圧力が上昇し、シールリング39がシール面
41に密着して液通路38を遮断する(図2(a))。
【0033】そして、圧力室16の圧力の上昇、シール
リング39自体の弾性変形、加工公差等によってリーク
すき間23が生じ、そのリークすき間23から作動油が
リザーバ室12にリークする(図2(a)矢印参照)。
このため、ロッド6は上記のリーク量に応じたリークダ
ウン特性に基づくダンパ作用を受けて緩慢に下降し、ベ
ルト22の振動発生を防止する。
【0034】逆に、ベルト22が弛緩してロッド6に作
用する荷重が減少するとロッド6が上昇し、圧力室16
の圧力が低下する。これと同時にシールリング39がシ
ール面41から離れ保持面44側に移動する。このため
液通路38が開放され、リザーバ室12の作動油が液通
路38を経て圧力室16に移動する(図2(b))。こ
の場合、液通路38の断面積は十分大きいので、作動油
の移動量が多い結果ロッド6の上昇は迅速に行われ、ベ
ルト22の弛緩に速やかに追従する。
【0035】図3(a)はプランジャ3の変形例であ
り、前記の上板31、中板32及び下板33を一体化し
た一部品で構成し、その外周面に周溝37を設けたもの
である。その他は上記の実施形態と同様である。
【0036】また、図3(b)に示すように、スリーブ
2の上端とロッドスプリング38との間に第2の軸受
7’を介在し、ロッド6がその軸受7’の内径を摺動す
るようにしてもよい。このようにすると、ロッド6は軸
受7(図1参照)と軸受7’の2個所で支持されるの
で、安定性が増す。
【0037】以上の実施形態は、アルミ合金製シリンダ
1と鋼製スリーブ2を組合わせて用いる例について説明
したが、従来例について述べたと同様に、鋼製シリンダ
を使用する場合は、鋼製スリーブ2は不要であり、シー
ルリング39はその鋼製シリンダ1の内周面を直接摺動
するように嵌入される。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明はチェックバル
ブ機能とリークダウン機能とを一つの部品、即ちシール
リングに集約したので、チェックバルブ構造が簡単にな
り、コストダウンを図ることができると共に、軽量化を
図ることができる。また従来のプランジャスプリングも
不要となるので全長が短くできる。
【0039】またシールリングは温度変化に対する追従
性がよいのでシリンダの材質をアルミニウムとすること
ができ、設計の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の断面図
【図2】(a)、(b)同上のプランジャ部分の拡大断
面図
【図3】(a)同上のプランジャ部分の変形例の拡大断
面図 (b)同上の圧力室部分の変形例の断面図
【図4】(a)、(b)同上のシールリングの斜視図
【図5】従来例の断面図
【符号の説明】
1 シリンダ 2 スリーブ 3 プランジャ 4 作動油 5 シール部材 6 ロッド 7、7’ 軸受 8 ロッド挿入孔 9 弁孔 10 孔 11 T形通路 12 リザーバ室 13 チェックボール 14 リテーナ 15 チェックバルブ 16 圧力室 17 プランジャスプリング 18 ロッドスプリング 19 プーリアーム 20 セパレータ 21 テンションプーリ 22 ベルト 23 リークすき間 31 上板 32 中板 33 下板 34 小径部 35 段部 36 ナット 37 周溝 38 液通路 39 シールリング 41 シール面 42 貫通孔 43 合い口 45 リークコントロール溝 46 シール面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内部に挿入したロッドの下端に
    プランジャを設けると共に、該ロッドの上端を上記シリ
    ンダから突出せしめ、上記シリンダの内部に作動油を封
    入し、上記プランジャの上側にリザーバ室を設けると共
    に、該プランジャと上記シリンダ底部との間に圧力室を
    設け、上記ロッドをその上端方向に付勢するロッドスプ
    リングを設け、上記プランジャに上記リザーバ室と圧力
    室とを連通・遮断するチェックバルブ及び該チェックバ
    ルブによる遮断時に上記圧力室内の圧力により作動油を
    圧力室からリザーバ室へリークさせるリークすき間を設
    けてなる油圧式オートテンショナにおいて、 上記チェックバルブは、上記プランジャに上記リザーバ
    室と上記圧力室とを通じるように設けられた液通路と、
    その液通路の途中に一定のストロークをもって装着され
    たシールリングとにより構成され、 上記のリークすき間を、上記シールリングの外径面と上
    記シリンダの内径面との間に設けたことを特徴とする油
    圧式オートテンショナ。
  2. 【請求項2】 上記プランジャの外径面に上記液通路に
    連通した周溝を設け、該周溝内に上記のシールリングを
    一定のストロークをもって装着したことを特徴とする請
    求項1に記載の油圧式オートテンショナ。
  3. 【請求項3】 上記のプランジャは、上板、中板及び下
    板を上記ロッドの長さ方向に重ねて該ロッドに固定する
    ことにより設けられ、上記の周溝は上記中板の外径を上
    板及び下板の外径より小さく形成することにより形成さ
    れ、上記の液通路は、上板の外径面と上記シリンダ内径
    面との間の間隙、上記の周溝及び下板に設けた貫通穴と
    を連通させて形成したことを特徴とする請求項2に記載
    の油圧式オートテンショナ。
  4. 【請求項4】 上記シールリングのシール面に半径方向
    のリークコントロール溝を設けたことを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載の油圧式オートテンショ
    ナ。
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