JPH0411361B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411361B2 JPH0411361B2 JP58080958A JP8095883A JPH0411361B2 JP H0411361 B2 JPH0411361 B2 JP H0411361B2 JP 58080958 A JP58080958 A JP 58080958A JP 8095883 A JP8095883 A JP 8095883A JP H0411361 B2 JPH0411361 B2 JP H0411361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- edta
- mold
- color difference
- remove
- Prior art date
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Description
本発明は木材のカビによる汚染を除去し、かつ
汚染木材をリフレツシユする方法に関し、特に黒
カビ、青変菌による変色の如く木材組織中に比較
的深く侵入して変色を生じた場合でも、これら変
色による木材の汚染を容易に除去できる方法に関
する。 従来から、木材の漂白、脱色に各種漂白剤が使
用され、亜塩素酸ナトリウムもカビによる変色の
汚染除去に使用されている。一方過酸化水素によ
る漂白も行われており、過酸化水素はともすれば
分解が速すぎるので、このものの分解抑制剤とし
てエチレンジアミン四酢酸ナトリウム(EDTA)
を添加することも行われている。 ところで、上記の如く亜塩素酸ナトリウムはカ
ビによる変色汚染除去に使用されているといつて
も、これにより除去できるのは、木材表面の簡単
に除去できるものにとどまり、黒カビ、青変菌の
如く木材組織中に比較的深く侵入し、それ故容易
には除去し難い汚染を除去することはできない。
例えば、青変菌によるこのような汚染はブルース
テイン(Blue stein)と称され、木材表面を拭し
よくしただけでは除去し難いことがよく知られて
いる。又このようなブルーステイン等の黒カビ、
青変菌による変色はEDTA単独で、あるいは過
酸化水素とEDTAとを併用しても除去すること
はできない。 本発明はかかる除去し難い黒カビ、青変菌によ
る汚染を容易に除去し、かつ汚染された木材をリ
フレツシユすることができる木材処理方法を提供
することを目的としたもので、本発明者等の鋭意
検討によれば、亜塩素酸ナトリウムとEDTAを
併用することによりかかる目的を達成できること
を知見し、これに基づき本発明を完成するに至つ
た。 即ち、本発明はPHが8〜10の塩素系漂白剤とエ
チレンジニトリロ四酢酸又はその金属塩よりなる
処理液で木材を処理することを特徴とする木材の
黒カビ、青変菌によるカビ汚染除去及びリフレツ
シユ方法に存する。 本発明に使用される塩素系漂白剤としては、代
表的には亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)が挙げ
られる。他に次亜塩素酸ソーダ、二塩化イソシア
ヌール酸ナトリウム、クロラミンT、クロラミン
B等も使用できる。これら漂白剤にEDTA又は
その金属塩を添加することにより、黒カビ、青変
菌による木材変色部の除去が可能であり、
EDTAの金属塩にはNaを使用することが好まし
い。 次に、本発明の、塩素系漂白剤とEDTA又は
その金属塩との好ましい配合割合を、亜塩素酸ソ
ーダ、及びEDTAを例にとつて示す。 25%亜塩素酸ソーダ
10〜60wt%好ましくは25〜50wt% EDTA 0.1〜50wt%好ましくは0.5〜10% 本発明においては、これら漂白剤とEDTA又
はその金属塩とを、例えば水で希釈して全体を
100wt%として、当該溶液により木材を処理すれ
ばよいが、これに限定されず、PH調整の為に
NaOH等のアルカリを添加する、あるいは防カ
ビ剤を添加する等適宜の変更が可能である。PHの
範囲は8〜10好ましくは8〜9であり、8以下で
は塩素系漂白剤の分解がスムーズに行われず、特
にPH8以下では、PH値が低下する程分解が激しく
なり、ガスの発生が急激に起こるので実用上好ま
しくなく、10以上では木材を損傷する等の問題が
ある。 処理の方法としては特に限定されず、塗布法、
スプレー法、浸漬法、加圧処理法、拡散法等各種
の方法が適用され、塗布法によつても木材内部に
まで侵入することにより引き起こされる青変菌、
黒カビによる変色汚染も容易に除去できる。 本発明の方法は原木、単板、合板、木材成型品
各種木材に適用してカビによる汚染を除去し、又
木材をリフレツシユできる。 次に本発明の実施例を示す。 実施例1〜4、比較例1〜4 第1表に示す配合組成から成る処理液を準備
し、これを赤ラワン材に塗布し、処理液塗布後、
一日自然乾燥させた後に、色差計(日本電色工業
社製、色差計ND−101DP)を使用して、赤ラワ
ン材表面の色差を測定して、その黒カビによる変
色部の除去程度を調べた。 又比較例として、未処理のもの、亜塩素酸Na
単独の場合およびEDTA単独の場合についても
同様に調べた。 結果を第1表に示す。
汚染木材をリフレツシユする方法に関し、特に黒
カビ、青変菌による変色の如く木材組織中に比較
的深く侵入して変色を生じた場合でも、これら変
色による木材の汚染を容易に除去できる方法に関
する。 従来から、木材の漂白、脱色に各種漂白剤が使
用され、亜塩素酸ナトリウムもカビによる変色の
汚染除去に使用されている。一方過酸化水素によ
る漂白も行われており、過酸化水素はともすれば
分解が速すぎるので、このものの分解抑制剤とし
てエチレンジアミン四酢酸ナトリウム(EDTA)
を添加することも行われている。 ところで、上記の如く亜塩素酸ナトリウムはカ
ビによる変色汚染除去に使用されているといつて
も、これにより除去できるのは、木材表面の簡単
に除去できるものにとどまり、黒カビ、青変菌の
如く木材組織中に比較的深く侵入し、それ故容易
には除去し難い汚染を除去することはできない。
例えば、青変菌によるこのような汚染はブルース
テイン(Blue stein)と称され、木材表面を拭し
よくしただけでは除去し難いことがよく知られて
いる。又このようなブルーステイン等の黒カビ、
青変菌による変色はEDTA単独で、あるいは過
酸化水素とEDTAとを併用しても除去すること
はできない。 本発明はかかる除去し難い黒カビ、青変菌によ
る汚染を容易に除去し、かつ汚染された木材をリ
フレツシユすることができる木材処理方法を提供
することを目的としたもので、本発明者等の鋭意
検討によれば、亜塩素酸ナトリウムとEDTAを
併用することによりかかる目的を達成できること
を知見し、これに基づき本発明を完成するに至つ
た。 即ち、本発明はPHが8〜10の塩素系漂白剤とエ
チレンジニトリロ四酢酸又はその金属塩よりなる
処理液で木材を処理することを特徴とする木材の
黒カビ、青変菌によるカビ汚染除去及びリフレツ
シユ方法に存する。 本発明に使用される塩素系漂白剤としては、代
表的には亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)が挙げ
られる。他に次亜塩素酸ソーダ、二塩化イソシア
ヌール酸ナトリウム、クロラミンT、クロラミン
B等も使用できる。これら漂白剤にEDTA又は
その金属塩を添加することにより、黒カビ、青変
菌による木材変色部の除去が可能であり、
EDTAの金属塩にはNaを使用することが好まし
い。 次に、本発明の、塩素系漂白剤とEDTA又は
その金属塩との好ましい配合割合を、亜塩素酸ソ
ーダ、及びEDTAを例にとつて示す。 25%亜塩素酸ソーダ
10〜60wt%好ましくは25〜50wt% EDTA 0.1〜50wt%好ましくは0.5〜10% 本発明においては、これら漂白剤とEDTA又
はその金属塩とを、例えば水で希釈して全体を
100wt%として、当該溶液により木材を処理すれ
ばよいが、これに限定されず、PH調整の為に
NaOH等のアルカリを添加する、あるいは防カ
ビ剤を添加する等適宜の変更が可能である。PHの
範囲は8〜10好ましくは8〜9であり、8以下で
は塩素系漂白剤の分解がスムーズに行われず、特
にPH8以下では、PH値が低下する程分解が激しく
なり、ガスの発生が急激に起こるので実用上好ま
しくなく、10以上では木材を損傷する等の問題が
ある。 処理の方法としては特に限定されず、塗布法、
スプレー法、浸漬法、加圧処理法、拡散法等各種
の方法が適用され、塗布法によつても木材内部に
まで侵入することにより引き起こされる青変菌、
黒カビによる変色汚染も容易に除去できる。 本発明の方法は原木、単板、合板、木材成型品
各種木材に適用してカビによる汚染を除去し、又
木材をリフレツシユできる。 次に本発明の実施例を示す。 実施例1〜4、比較例1〜4 第1表に示す配合組成から成る処理液を準備
し、これを赤ラワン材に塗布し、処理液塗布後、
一日自然乾燥させた後に、色差計(日本電色工業
社製、色差計ND−101DP)を使用して、赤ラワ
ン材表面の色差を測定して、その黒カビによる変
色部の除去程度を調べた。 又比較例として、未処理のもの、亜塩素酸Na
単独の場合およびEDTA単独の場合についても
同様に調べた。 結果を第1表に示す。
【表】
【表】
実施例5〜7、比較例5〜7
第2表に示す配合組成から成る処理液を準備
し、これを赤ラワン材に塗布し、処理液塗布後、
一日自然乾燥させた後に、色差計(日本電色工業
社製、色差計ND−101DP)を使用して、赤ラワ
ン材表面の色差を測定して、その青変菌による汚
染部の除去程度を調べた。 又比較例として、未処理のもの、亜塩素酸Na
単独の場合およびEDTA単独の場合についても
同様に調べた。 結果を第2表に示す。
し、これを赤ラワン材に塗布し、処理液塗布後、
一日自然乾燥させた後に、色差計(日本電色工業
社製、色差計ND−101DP)を使用して、赤ラワ
ン材表面の色差を測定して、その青変菌による汚
染部の除去程度を調べた。 又比較例として、未処理のもの、亜塩素酸Na
単独の場合およびEDTA単独の場合についても
同様に調べた。 結果を第2表に示す。
【表】
以上第1表〜第2表に示す結果から次の事が判
る。即ち、上記比較例1、5は未処理時での黒カ
ビ又は青変菌変色汚染部分とカビに汚染されてい
ない(正常な)部分との色差計測定値とその色差
である。比較例2、6はEDTAを添加せずに亜
塩素酸ナトリウム単独で実施した場合の測定値で
あり、この場合変色汚染部分の除去がし難いの
で、色差が未処理時より大きくなつている。 比較例3、4、7は亜塩素酸ナトリウムを添加
せずにEDTA単独で実施した場合の測定値であ
り、この場合変色汚染部分の除去がし難いので、
色差が未処理時より大きくなつている。 一方、実施例1〜7では亜塩素酸Naに加えて
EDTAを添加した場合について示してあり、
EDTAとの相剰効果によりカビ変色汚染部分が
漂白されていて、汚染が除去され、従つて色差が
小さくなつている。 この結果よりEDTAと塩素系漂白剤との併用
がカビ除去(木材リフレツシユ)に著しい効果が
ある事が判る。
る。即ち、上記比較例1、5は未処理時での黒カ
ビ又は青変菌変色汚染部分とカビに汚染されてい
ない(正常な)部分との色差計測定値とその色差
である。比較例2、6はEDTAを添加せずに亜
塩素酸ナトリウム単独で実施した場合の測定値で
あり、この場合変色汚染部分の除去がし難いの
で、色差が未処理時より大きくなつている。 比較例3、4、7は亜塩素酸ナトリウムを添加
せずにEDTA単独で実施した場合の測定値であ
り、この場合変色汚染部分の除去がし難いので、
色差が未処理時より大きくなつている。 一方、実施例1〜7では亜塩素酸Naに加えて
EDTAを添加した場合について示してあり、
EDTAとの相剰効果によりカビ変色汚染部分が
漂白されていて、汚染が除去され、従つて色差が
小さくなつている。 この結果よりEDTAと塩素系漂白剤との併用
がカビ除去(木材リフレツシユ)に著しい効果が
ある事が判る。
Claims (1)
- 1 PHが8〜10の塩素系漂白剤とエチレンジニト
リロ四酢酸又はその金属塩よりなる処理液で木材
を処理することを特徴とする木材の黒カビ、青変
菌によるカビ汚染除去及びリフレツシユ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8095883A JPS59207204A (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 木材のカビ汚染除去法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8095883A JPS59207204A (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 木材のカビ汚染除去法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59207204A JPS59207204A (ja) | 1984-11-24 |
| JPH0411361B2 true JPH0411361B2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=13733015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8095883A Granted JPS59207204A (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 木材のカビ汚染除去法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59207204A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62164502A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-21 | 山陽国策パルプ株式会社 | 木質材料の木目強調方法 |
| JPH01192501A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 木質板の変色防止剤及び変色防止方法 |
| JP4941726B2 (ja) * | 2007-01-12 | 2012-05-30 | 沖縄県 | 変色木材の漂白方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57123010A (en) * | 1981-01-24 | 1982-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of preventing discoloration of wood |
| JPS57187204A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Japan Carlit Co Ltd | Method of removing pollution of wood and bleaching it |
-
1983
- 1983-05-11 JP JP8095883A patent/JPS59207204A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59207204A (ja) | 1984-11-24 |
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