JPH04113931U - 塩化ビニル樹脂組成床材 - Google Patents
塩化ビニル樹脂組成床材Info
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- JPH04113931U JPH04113931U JP1755391U JP1755391U JPH04113931U JP H04113931 U JPH04113931 U JP H04113931U JP 1755391 U JP1755391 U JP 1755391U JP 1755391 U JP1755391 U JP 1755391U JP H04113931 U JPH04113931 U JP H04113931U
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- vinyl chloride
- chloride resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 省エネルギ−の促進に充分に寄与し得るよう
な保温蓄熱効果を持つ塩化ビニル樹脂組成床材を得るこ
と。 【構成】 所定波長以下の熱、光エネルギ−を吸収し、
蓄熱する第1の塩化ビニル樹脂組成物を内層側に配設
し、さらに床上面空間における熱、光エネルギ−を第1
の塩化ビニル樹脂組成物に伝搬する第2の塩化ビニル樹
脂組成物を第1の塩化ビニル樹脂組成物の外層側に積層
し、第1の塩化ビニル樹脂組成物に所定波長以下の熱、
光エネルギ−を蓄熱し、床上面空間からの熱、光エネル
ギ−が減少、あるいは無くなった時に床上面空間に放出
し、床面を保温する。
な保温蓄熱効果を持つ塩化ビニル樹脂組成床材を得るこ
と。 【構成】 所定波長以下の熱、光エネルギ−を吸収し、
蓄熱する第1の塩化ビニル樹脂組成物を内層側に配設
し、さらに床上面空間における熱、光エネルギ−を第1
の塩化ビニル樹脂組成物に伝搬する第2の塩化ビニル樹
脂組成物を第1の塩化ビニル樹脂組成物の外層側に積層
し、第1の塩化ビニル樹脂組成物に所定波長以下の熱、
光エネルギ−を蓄熱し、床上面空間からの熱、光エネル
ギ−が減少、あるいは無くなった時に床上面空間に放出
し、床面を保温する。
Description
【0001】
本考案は、蓄熱効果を有する塩化ビニル樹脂組成床材に関するものである。
【0002】
住宅用の床材として、塩化ビニル樹脂組成物をシ−ト状あるいはタイル状に加
工した床材が多く使用されている。
図3は、従来の塩化ビニル樹脂組成床材の断面構成を示すものであり、この塩
化ビニル樹脂組成床材4は、例えば表1のような成分で構成されている。
【0003】
【表1】
【0004】
ところで、最近のエネルギ−事情の悪化と省エネルギ−化の促進のために、住
宅用の暖房エネルギ−の節約が強く望まれ、床材についても蓄熱保温性のあるも
のが求められている。
【0005】
しかしながら、上記したような従来の塩化ビニル樹脂組成床材では、積極的に
蓄熱保温性を持たせるような組成構成あるいは構造にしていない。このため、蓄
熱保温効果は極めて小さく、省エネルギ−の促進にほとんど寄与し得ないという
問題がある。
【0006】
本考案は上記のような事情に鑑みなされたもので、その技術的課題は、省エネ
ルギ−の促進に充分に寄与し得る塩化ビニル樹脂組成床材を提供することである
。
【0007】
本考案による塩化ビニル樹脂組成床材は、内層側に配設され、所定波長以下の
熱、光エネルギ−を吸収し、蓄熱する第1の塩化ビニル樹脂組成物と、この第1
の塩化ビニル樹脂組成物の外層側に積層され、床上面空間における熱、光エネル
ギ−を第1の塩化ビニル樹脂組成物に伝搬する第2の塩化ビニル樹脂組成物とか
ら構成した。
【0008】
ここで、第1の塩化ビニル樹脂組成物は、ポリ塩化ビニル樹脂に炭化ケイ素、
炭化ジルコニュ−ム、ケイ化モリブデンを含む蓄熱剤を混合して構成したものが
好ましい。
【0009】
上記構成によれば、床上面空間における熱、光エネルギ−は第2の塩化ビニル
樹脂組成物を介して第1の塩化ビニル樹脂組成物に伝搬される。そして、このう
ち所定波長以下の熱、光エネルギ−は第1の塩化ビニル樹脂組成物に吸収され、
蓄熱される。この蓄熱エネルギ−は、床上面空間からの熱、光エネルギ−が減少
、あるいは無くなった時に第2の塩化ビニル樹脂組成物を介して床上面空間に放
出され、床面を保温する。
【0010】
図1は、本考案の一実施例を示す断面図であり、この実施例の塩化ビニル樹脂
組成床材1は、所定波長以下の熱、光エネルギ−を吸収し、蓄熱する第1の塩化
ビニル樹脂組成物2を内層側に配設し、さらに床上面空間における熱、光エネル
ギ−を第1の塩化ビニル樹脂組成物2に伝搬する第2の塩化ビニル樹脂組成物3
を第1の塩化ビニル樹脂組成物2の外層側に積層したものである。
【0011】
第1の塩化ビニル樹脂組成物2は、ポリ塩化ビニル樹脂に炭化ケイ素、炭化ジ
ルコニュ−ム、ケイ化モリブデンを含む蓄熱剤を混合して構成されるもので、例
えば0.6eV以下(波長2μm以上)の熱、光エネルギ−をほとんど反射し、
0.6eVより大きい(波長2μmより小さい)熱光エネルギ−をほとんど吸収
するように、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC樹脂)、可塑剤、充填剤、蓄熱剤を表
2に示すような配合構成で形成される。
また、第2の塩化ビニル樹脂組成物は、表1の配合構成と同じ組成で構成され
る。
【0012】
【表2】
【0013】
この構成によれば、床上面空間の熱、光エネルギ−は図1に太実線Aで示すよ
うに第2の塩化ビニル樹脂組成物3に侵入し、この第2の塩化ビニル樹脂組成物
3で若干エネルギ−を吸収されながら第1の塩化ビニル樹脂組成物2に伝搬され
る。第1の塩化ビニル樹脂組成物2に伝搬した熱、光エネルギ−のうち0.6e
V以下(波長2μm以上)の熱、光エネルギ−は細実線Bおよび破線Cに示すよ
うに第1の塩化ビニル樹脂組成物2で反射され、第2の塩化ビニル樹脂組成物3
を介して床上面空間に放出される。一方、0.6eV以上の熱光エネルギ−は破
線Dで示すように第1の塩化ビニル樹脂組成物2に吸収され、蓄熱される。この
蓄熱エネルギ−は、床上面空間からの熱、光エネルギ−が減少、あるいは無くな
った時に第2の塩化ビニル樹脂組成物3を介して床上面空間に放出され、床面を
保温する。
【0014】
図2は本考案の実施例と従来例の保温効果を測定した結果を示すグラフであり
、まず、約1時間かけて室内を7℃から30℃に加熱し、この後に本考案の床材
1と従来の床材3の表面温度の変化を測定したものである。
このグラフから明らかなように、本考案の床材1は加熱停止後120分経過し
ても25℃以上の表面温度となっているのに対し、従来例の床材3は約20℃に
低下している。また、本考案の床材1においては180分経過しても15℃以上
の表面温度を保っている。
【0015】
このように本考案の実施例においては、蓄熱保温効果が大きい。このため、暖
房エネルギ−の節約になり、省エネルギ−の促進に充分に寄与し得るものとなる
。
【0016】
以上のように本考案の塩化ビニル樹脂組成床材は、所定波長以下の熱、光エネ
ルギ−を吸収し、蓄熱する第1の塩化ビニル樹脂組成物2を内層側に配設し、さ
らに床上面空間における熱、光エネルギ−を第1の塩化ビニル樹脂組成物2に伝
搬する第2の塩化ビニル樹脂組成物3を第1の塩化ビニル樹脂組成物2の外層側
に積層したものである。このため、第1の塩化ビニル樹脂組成物に所定波長以下
の熱、光エネルギ−を蓄熱し、床上面空間からの熱、光エネルギ−が減少、ある
いは無くなった時に床上面空間に放出し、床面を保温することができる。したが
って、蓄熱保温効果が大きく、暖房エネルギ−の節約になり、省エネルギ−の促
進に充分に寄与し得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の塩化ビニル樹脂組成床材の一実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本考案の塩化ビニル樹脂組成床材と従来の塩化
ビニル樹脂組成床材の保温効果を実測した結果を示すグ
ラフである。
ビニル樹脂組成床材の保温効果を実測した結果を示すグ
ラフである。
【図3】従来の塩化ビニル樹脂組成床材の構造を示す断
面図である。
面図である。
1 塩化ビニル樹脂組成床材
2 第1の塩化ビニル樹脂組成物
3 第2の塩化ビニル樹脂組成物
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
E04F 15/10 104 7805−2E
Claims (2)
- 【請求項1】 内層側に配設され、所定波長以下の熱、
光エネルギ−を吸収し、蓄熱する第1の塩化ビニル樹脂
組成物と、この第1の塩化ビニル樹脂組成物の外層側に
積層され、床上面空間における熱、光エネルギ−を第1
の塩化ビニル樹脂組成物に伝搬する第2の塩化ビニル樹
脂組成物とから成る塩化ビニル樹脂組成床材。 - 【請求項2】 第1の塩化ビニル樹脂組成物は、ポリ塩
化ビニル樹脂に炭化ケイ素、炭化ジルコニュ−ム、ケイ
化モリブデンを含む蓄熱剤を混合して成るものである請
求項1記載の塩化ビニル樹脂組成床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991017553U JP2515059Y2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 塩化ビニル樹脂組成床材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991017553U JP2515059Y2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 塩化ビニル樹脂組成床材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04113931U true JPH04113931U (ja) | 1992-10-06 |
| JP2515059Y2 JP2515059Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31904300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991017553U Expired - Lifetime JP2515059Y2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 塩化ビニル樹脂組成床材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515059Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6012215B2 (ja) * | 2012-03-22 | 2016-10-25 | 株式会社エフコンサルタント | 積層体 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6441764A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-14 | Descente Ltd | Solar heat selective absorption material and manufacture thereof |
| JPH0197936U (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-29 | ||
| JPH01268942A (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-26 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 蓄熱体埋設断熱材及びその製造方法 |
| JPH0224451A (ja) * | 1988-07-12 | 1990-01-26 | Nitto Boseki Co Ltd | 置敷き床タイル |
| JPH0258580A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-27 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 熱輻射体 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP1991017553U patent/JP2515059Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6441764A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-14 | Descente Ltd | Solar heat selective absorption material and manufacture thereof |
| JPH0197936U (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-29 | ||
| JPH01268942A (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-26 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 蓄熱体埋設断熱材及びその製造方法 |
| JPH0224451A (ja) * | 1988-07-12 | 1990-01-26 | Nitto Boseki Co Ltd | 置敷き床タイル |
| JPH0258580A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-27 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 熱輻射体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2515059Y2 (ja) | 1996-10-23 |
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