JPH04114465U - 液流下式コーターの塗工幅調節装置 - Google Patents
液流下式コーターの塗工幅調節装置Info
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- JPH04114465U JPH04114465U JP2614091U JP2614091U JPH04114465U JP H04114465 U JPH04114465 U JP H04114465U JP 2614091 U JP2614091 U JP 2614091U JP 2614091 U JP2614091 U JP 2614091U JP H04114465 U JPH04114465 U JP H04114465U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】一定幅でしか塗工できない液流下式コーターの
塗工幅を乱流や脈流を引き起こすこと無しに簡単な操作
で塗工幅を調節する液流下式塗工幅調節装置を提供す
る。 【構成】走行するウェブに空間を隔てた上部から該ウェ
ブの走行方向と直角に位置した液流下式コーター1の堰
の先端2から液をオーバーフローさせ、堰面(液の流下
斜面)4にそって流下させ、落下させることによって、
ウェブに液を塗工する液流下式コーターにおいて、塗工
液の流下幅を自在に調整するためにオーバーフローする
堰の両端、または、片方の端に堰の先端2の形状と整合
する凹部を有し、かつ堰の幅方向に長さを有するスペー
サー3によって、堰の先端2を覆う。 【効果】乱流や脈流を発生することなくスペーサーによ
り自由に限定された塗工幅で、走行ウエブに塗工するこ
とが出来る。
塗工幅を乱流や脈流を引き起こすこと無しに簡単な操作
で塗工幅を調節する液流下式塗工幅調節装置を提供す
る。 【構成】走行するウェブに空間を隔てた上部から該ウェ
ブの走行方向と直角に位置した液流下式コーター1の堰
の先端2から液をオーバーフローさせ、堰面(液の流下
斜面)4にそって流下させ、落下させることによって、
ウェブに液を塗工する液流下式コーターにおいて、塗工
液の流下幅を自在に調整するためにオーバーフローする
堰の両端、または、片方の端に堰の先端2の形状と整合
する凹部を有し、かつ堰の幅方向に長さを有するスペー
サー3によって、堰の先端2を覆う。 【効果】乱流や脈流を発生することなくスペーサーによ
り自由に限定された塗工幅で、走行ウエブに塗工するこ
とが出来る。
Description
【0001】
本考案は、不織布及びガラスペーパーの製造工程に於いて、液流下式コーター
の塗工幅調節装置に関するものであり、製品が必要とする種々の抄造幅の異なる
ウェブに塗工幅を調節しながら、適正な塗工幅で効率よく生産することである。
【0002】
液をアプリケーターより落下させて塗工する液流下式コーター設備は欧米が主
流である。欧米では該設備を使用した製造ラインでの製造品種はグラスファイバ
ーを主原料としたルーフリングやフローリング類で、しかも幅が規格化されてい
る事から一定幅での生産である。従って、規格幅に設計されたマシンでは抄幅の
調節は、不要であり、コーターについても、同様に塗工幅の調節は、不要なもの
である。
【0003】
しかし、日本国内では、同一用途であってもメーカーにより要求幅は様々であ
り、別用途となると、更に、幅寸法差が大きくなる。この様に用途別に異なった
幅寸法を要求される日本国内では、欧米式製法では幅ロスが大きく生産効率が著
しく悪化する。
【0004】
生産効率向上の手段としては、ユーザーが要求する製品幅に片耳10〜15mm
程度の耳付けをした抄造幅での生産が望ましいが、抄造幅を狭くすると言う事は
、コーターでの液の流下幅も狭くすると言う事であり、単に堰の先端の両端を高
くして液の流下幅を狭くしても、一定幅の使用として設計された塗工設備では、
遮断された部分の液が開口部に向かって流れるため、渦流、乱流や脈流が生じ、
均一流下の妨げとなって、塗工面にムラが生じたり、耳部が厚くなったり、薄く
なったり、好ましからざる結果となる。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】
本考案は、効率生産上、一番ネックとなるコーター塗工幅の調節装置について
、図1の堰よりオーバーフローする液の渦流や乱流、あるいは脈動を引き起こす
ことがなく、安定した均一流下が望め、ユーザーが要望する適正な抄造幅、塗工
幅での生産を簡便な手段によって可能にすることである。
【0006】
即ち、本考案は以下の構成からなる。走行するウェブ6に空間を隔てた上部か
ら、該ウェブ6の走行方向と直角に位置した液流下式コーター1の堰の先端2か
ら液をオーバーフローさせ、堰面(液の流下斜面)4にそって流下させ、堰面4
の下端から落下させることによって、ウェブ6に液を塗工する液流下式コーター
において、塗工液の流下幅を自在に調整するためにオーバーフローする堰の両端
、または、片方の端に堰の先端2の形状と整合する凹部を有し、かつ堰の幅方向
に長さを有するスペーサー3によって、堰の先端2を覆うことによりウェブ6に
限定された塗工幅で塗工することが出来る液流下式コーターの塗工幅調整装置で
ある。
【0007】
また、堰の幅方向(塗工幅方向)の長さが異なる複数のスペーサーを組み合わ
せることによって塗工不要部をシールし、液流下幅を自在に調節することができ
る液流下式コーターの塗工幅調節装置である。
また、堰面を流下する液に接する内側のスペーサーが堰面(液の流下斜面)に
密着し液の望ましい流下方向にそって堰面の下方部まで達する塗工幅調節用液ス
トッパー8を連結していることにより、堰面を流下する塗工液が横方向へ拡散す
ることを防止するスペーサーを備えた液流下式コーターの塗工幅調節装置である
。
【0008】
本考案におけるスペーサーの形状としては液の乱流、脈動を抑えるために図4
に示した形を創案している。即ち、該スペーサーの特徴は堰の前後、即ち、液ポ
ンド12内に垂直に浸入しているスペーサー前部の凸部10と、堰面4に添って
流下する液が堰面4で横方向に拡散しないで流下するように流下幅を制限するよ
うな、堰面4に対して垂直に近い平滑な面13を有するスペーサーの後部の凸部
11を備えている。ストッパー8においては面14が同様の効果を湊する。また
、好ましくは液ポンド12内に垂直に浸入しているスペーサーの前部の凸部10
は厚み(a)を有することが塗布ムラや耳部の安定塗布に対して効果的である。
即ち、堰の先端部から塗工液がオーバーフローする際、スペーサーで遮られたポ
ンドの液がスペーサーと接して流れる箇所で渦流や脈流、あるいは乱流を発生す
る。これを防止するため、堰の先端部に流入する液を整流するに充分な厚み、即
ち、流れを平行流にする面を構成するに充分な厚みがスペーサーに有せしめる必
要がある。その厚みは液性により適宜調節できるが、通常7mm以上は必要である
。
本考案の液流下式コーターの塗工幅調節装置はウェブが塗工時に高張力がかけ
らず、また、塗工面が塗工時の液の乱れに起因するムラが塗工幅全体にわたって
発生しないことが要求されるヘビーコートのウエブに有効で、特に、美的なセン
スが要求される壁紙や床材などのガラスペーパー、または、不織布に塗工する際
特に有効である。
【0009】
問題を解決するスペーサーの材質はサビ、液汚れを発生させないものであれば
特に限定はしないがプラスチックまたはステンレスが好ましい。特に、テフロン
加工されていると更に好ましい。また、重量としては、液の流れに耐え得る最低
重量として120g以上が必要で場合によってはスペーサーに荷重する手段をと
っても良い。
【0010】
本考案の実施例を示す図1〜図6を用いて説明する。
実施例1
加工しやすいプラスチックで作製した塗工幅を調節するためのスペーサーを図
4、図5に示す。凹部の形状は堰の先端2と整合する。液ポンド12に浸入する
スペーサー前部の凸部10、及び液が流下する堰面4に沿うスぺーサーの後部の
凸部11は類似の形状である。また液に接する面13は液面に対して垂直な面を
構成している。スペーサー後部の凸部11の長さは堰面4の先端と下端の距離の
3分の2まで達している。スペーサー3の堰の幅方向の長さは160mmの幅であ
る。このスペーサー3を二つ、2000mmの塗工幅のコーターヘッドの両はじの
堰の先端2に各々設置すると塗工幅1680mmとなる調節ができる。
さて、かようにして、ワイヤー7により保持された抄造幅1700mmのガラス
ペーパー6に塗工幅2000mmの液流下式コーターヘッド1の堰の先端2に上記
寸法を有する塗工幅調節装置により塗工幅を狭め、その分、液の供給量を調節し
て、堰面の下端より空間を隔てて5mm下のガラスペーパーに流下塗工すると、若
干エッジ部の肉は薄くなるが5mmのマージンを残して塗工することが出来、且つ
、渦流や脈流による塗工ムラも発生しない塗工面16が得られる。
【0011】
実施例2
実施例2のプラスチックに代えてステンレスを選び、形状としては図6に示す
通り、堰面4を流下する塗工液が、拡散しないようにストッパー8が流下液及び
堰面4に接する状態でスペーサー3と一体化され、該ストッパー8は更に堰の下
端より延びてウエブに接する程度に長い誘導部15を有し。これは落下する液の
エッジを誘導するためである。該ストッパー8の塗液の当たる面14はスペーサ
ー3の面13に一致している。また、スペーサー3の幅を145mmにし塗工幅2
000mmのコーターの両はじの堰の先端にそれぞれ設置すると、塗工幅1690
mmとなる調節ができる。
さて、かかる塗工場調節装置を用いて1700mm幅のガラスペーパーに塗工
すると、調節した幅の通りにウエブには5mmずつのマージンを残して塗工するこ
とが出来、且つ乱流や脈流による塗工ムラも発生しない。また、エッジ塗工部の
肉の厚薄は発生しない。
【0012】
以上説明した通り、本考案によれば、一定幅の塗工しかできないコーターの堰
部を実施例にみられるようなスペーサーにより、渦流、脈流、乱流や塗工厚みム
ラを生ずることなく任意の幅で塗工できるようになり、しかも簡便な手段である
ので、生産効率の向上が計れることになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗工幅調節装置が設置された液流下式コーター
の全体図である。
の全体図である。
【図2】横体図である。
【図3】コーターヘッドの断面図。
【図4】スぺーサーの立体図。
【図5】図4の側面図。
【図6】ストッパーと一体化され落下液のエッジをウエ
ブに導く誘導部を有するスペーサーの立体図。
ブに導く誘導部を有するスペーサーの立体図。
1 液流下式コーターヘッド
2 堰の先端
3 スペーサー
4 堰面(液の流下斜面)
5 液流入口
6 走行するウェブ
7 ワイヤー
8 塗工幅調節用ストッパー
9 塗工面
10 スペーサー前部凸部
11 スペーサーの後部凸部
12 液ポンド
13、14 流下する液に接する面
15 落下液エッジ誘導部
Claims (4)
- 【請求項1】 走行するウェブ6に空間を隔てた上部か
ら該ウェブ6の走行方向と直角に位置した液流下式コー
ター1の堰の先端2から液をオーバーフローさせ、堰面
(液の流下斜面)4にそって流下させ、落下させること
によって、ウェブ6に液を塗工する液流下式コーターに
おいて、オーバーフローする堰の両端、または、片方の
端に堰の先端2の形状と整合する凹部を有し、かつ堰の
幅方向に長さを有するスペーサー3によって、堰の先端
2を覆うことによりウェブ6に限定された塗工幅で塗工
することが出来る液流下式コーターの塗工幅調整装置。 - 【請求項2】 複数のスペーサーを組み合わせることに
よって、塗工不要部をシールし、液流下幅を調節する請
求項1記載の液流下式コーターの塗工幅調節装置。 - 【請求項3】 内側のスペーサーが、液流下方向にそっ
て堰面(液の流下斜面)に密着し、堰面の下方面まで覆
う塗工幅調節用液ストッパー8を連結することにより、
堰面を流下する塗工液が拡散することを防止する請求項
1または2記載の液流下式コーターの塗工幅調節装置。 - 【請求項4】 ウェブがガラスペーパー、または、不織
布である請求項1または2記載の液流下式コーターの塗
工幅調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991026140U JPH081018Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 液流下式コーターの塗工幅調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991026140U JPH081018Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 液流下式コーターの塗工幅調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114465U true JPH04114465U (ja) | 1992-10-08 |
| JPH081018Y2 JPH081018Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31910686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991026140U Expired - Fee Related JPH081018Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 液流下式コーターの塗工幅調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081018Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63160977U (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 | ||
| JPH02214569A (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 塗布装置 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP1991026140U patent/JPH081018Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63160977U (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 | ||
| JPH02214569A (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 塗布装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH081018Y2 (ja) | 1996-01-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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