JPH04114750U - 縦置き式モータにおける通気構造 - Google Patents

縦置き式モータにおける通気構造

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JPH04114750U
JPH04114750U JP1991025786U JP2578691U JPH04114750U JP H04114750 U JPH04114750 U JP H04114750U JP 1991025786 U JP1991025786 U JP 1991025786U JP 2578691 U JP2578691 U JP 2578691U JP H04114750 U JPH04114750 U JP H04114750U
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annular rib
case bracket
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motor
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/26Structural association of machines with devices for cleaning or drying cooling medium, e.g. with filters

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦置き式のモータにおいて、刷子の摩耗粉に
よつてモータケーシングに穿設した通気孔が塞がつてし
まうことを回避する。 【構成】 モータケーシング内外の通気経路を、ケース
ブラケツト底面部9bに形成される連通孔9dから、環
状リブ9cに形成される連通溝9e、環状リブ9cとキ
ヤツプ部14とのあいだに形成される間隙Cを経由して
刷子摩耗粉溜り部Bに至る経路とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用電装品等に取付けられる縦置き式モータにおける通気構造に 関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
一般に、コア軸が上下方向を向くように配設される所謂縦置き式モータのなか には、モータケーシングの底面部を構成するケースブラケツトの内周面部と、該 内周面部を通つて下方に突出して出力軸を構成するコア軸の下端部とのあいだに 、コア軸をケースブラケツトに回動自在に軸承するための軸受を上側に、オイル や埃等の夾雑物の浸入を防止する封止部材を下側にそれぞれ介装した縦置き式密 封型のものがある。
【0003】 ところで、このような縦置き式でかつ密封型のモータにおいて、モータ内の圧 力を大気圧と一致させるため、モータケーシングに通気路を形成することになる が、この通気路は、通常、ケーシングの底面部を形成するケースブラケツトに設 けられる。しかるにケースブラケツトの底面部には、コンミテータに摺接する刷 子の摩耗粉が溜るため、該溜つた摩耗粉によつて通気孔が詰りやすく、この結果 、充分な通気が確保できなくなる惧れがあつて問題となつている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる縦置き 式モータにおける通気構造を提供することを目的として創案されたものであつて 、モータケーシングの底面部を構成するケースブラケツトの内周面部と、該内周 面部を通つて下方に突出して出力軸を構成する上下方向を向いたコア軸の下端部 とのあいだに、コア軸をケースブラケツトに回動自在に軸承するための軸受を上 側に、オイルや埃等の夾雑物の浸入を防止する封止部材を下側にそれぞれ介装し てなる縦置き式のモータにおいて、前記上側に配される軸受外周部を支持すべく ケースブラケツト底面部から上方に向けて環状に突出し、その外周側のケースブ ラケツト底面部に刷子摩耗粉の溜り部を形成する環状リブと、ケースブラケツト の軸受支持部および封止部材支持部のあいだの内周面部から外周面部に至るよう ケースブラケツト底面部を径方向に貫通して形成される連通孔と、軸受の上下間 を連通するよう環状リブの内周面部に形成される連通溝と、軸受の上方から環状 リブの外周面までを環状リブに対して間隙を存する状態で被覆するようコア軸に 一体的に設けたキヤツプ部とを有し、そしてモータケーシング内外の通気経路を 、ケースブラケツト底面部に形成される連通孔から環状リブに形成される連通溝 、環状リブとキヤツプ部とのあいだに形成される間隙を経由して刷子摩耗粉溜り 部に至る経路に構成したことを特徴とするものである。
【0005】 そして本考案は、この構成によつて、縦置き式のモータにおいて、刷子の摩耗 粉によつて通気路が塞がつてしまうことを確実に回避できるようにしたものであ る。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1は油圧 ポンプ駆動用のモータであつて、該モータ1は、コア軸2が上下方向を向いた所 謂縦置き式のものであるが、ロータコア3、コンミテータ4、刷子5、永久磁石 6等の部材から構成されていること等は従来通りであり、また、モータ1のケー シングAは、上下両側が開口した円筒形状のヨーク7の上下開口端に、上下のケ ースブラケツト8、9をそれぞれ一体的に組付けて形成されている。そしてコア 軸2の上端部は、上側のケースブラケツト8に軸受10を介して回動自在に軸承 されている。
【0007】 一方、前記下側のケースブラケツト9は、中央部が円筒状に開口してあつて内 周面部9aが形成されており、そしてコア軸2の下端部は、この内周面部9aを 貫通して下方に突出し、該突出部がモータの出力軸2aとなるように構成されて いるが、ケースブラケツト9の内周面部9aとコア軸2の下端部とのあいだには 、コア軸2をケースブラケツト9に対して回動自在に軸承するための封止型の軸 受11と、オイルの浸入を防止するためのオイルシール12とが介装されるが、 軸受11が上側で、オイルシール12が下側に位置するよう設定されている。そ して上側の軸受11の外周面は、ケースブラケツト9の底面部9bから上方に向 けて環状に突出した環状リブ9cの内周面に内嵌することで支持される構成にな つており、さらにこの環状リブ9cが内壁となる状態で、該環状リブ9cの外周 側の底面部9bの上面に刷子摩耗粉の溜り部Bが形成されている。
【0008】 また、ケースブラケツト9には、内周面部9aから外周面部に至るよう底面部 9bに径方向に向けて貫通せしめた連通孔9dが形成されている。つまりこの連 通孔9dは、軸受11とオイルシール12とのあいだから摩耗粉溜り部Bの下側 を通つて外周面部に至るように形成されており、そして、この連通孔9dの外端 にはラビリンスチユーブ13の基端部が一体的に止着されている。さらに前記環 状リブ9cの内周面には、連通溝9eが上下方向に形成されていて、軸受11の 上下間を連通するようになつている。一方、コア軸2の下端部にはキヤツプ部1 4が一体的に止着されているが、このキヤツプ部14は、軸受11の上方から環 状リブ9cの外周面に至るまでを被覆すべく略有天筒形状になつているが、キヤ ツプ部14と環状リブ9cとのあいだは間隙Cを存して対向しており、而してケ ーシングAには、ラビリンスチユーブ13から、連通孔9d、連通溝9e、そし て間隙Cを経由して摩耗粉溜り部Bに至る通気経路が形成されている。
【0009】 また、15は油圧ポンプであつて、該油圧ポンプ15のケーシング16は、ケ ースブラケツト9の下面に一体的に止着されるが、ケーシング16に形成される ポンプ室Dの上壁16aとケースブラケツト9とのあいだにオイル溜り室Eが仕 切り形成されている。そしてこのオイル溜り室Eにオイル流入口16bが形成さ れ、該オイル溜り室Eに流入したオイルは、上壁16aに形成した流通孔16c を経由してポンプ室Dのオイル流入側に流入し、そしてポンプロータ17の回動 によつてオイル排出側に強制移送され、オイル排出口16dから排出される構成 になつているが、前記モータの出力軸2aとポンプロータ17とがボス軸18を 介して連動連結されていて、モータ1の駆動力を油圧ポンプ15側に伝達する構 成になつている。
【0010】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、前述したように、モータ1の 駆動に伴い、オイルが強制排出されることになるが、この縦置き式のモータ1に おいてケーシングA内外の通気は、ラビリンスチユーブ13から連通孔9d、連 通溝9e、そして間隙Cを経由して摩耗粉溜り部Bに至る通気経路を経由してな されることになり、これによつてケーシングAの内圧を略外気圧に一致させるこ とができる。
【0011】 この様に、ケーシングAに内外の通気をする通気経路が形成されるものである が、この通気経路が、摩耗粉溜り部Bから直接形成されるものでなく、該摩耗粉 溜り部Bが形成される底面部9bから上方に突出形成した環状リブ9bとこれを 被覆するキヤツプ14とのあいだの間隙Cから、環状リブ9cの内周側の連通溝 9e通つて連通孔9dに至るようになつている。このため、摩耗粉溜り部Bに溜 つた摩耗粉が通気経路を塞ぐには、環状リブ9bとこれを被覆するキヤツプ部1 4とのあいだの間隙Cを略全周に亘つて迫り上がつて塞ぐ必要が有るが、このよ うなことが生じることは現実としては想定できず、また仮令摩耗粉が迫り上がろ うとしても、モータ駆動に伴い回転するキヤツプ部14によつて振り払われてし まうため、従来のように刷子摩耗粉が連通孔に詰つて通気性能が損なわれてしま うことを確実に回避できることになる。
【0012】 しかもこのものでは、キヤツプ部14によつて軸受11を覆う構成になつてい るため、上方から落下してきた刷子5の摩耗粉が軸受11内に浸入して、軸受1 1の円滑な軸承機能を損なうような不具合も確実に回避できる。
【0013】 そのうえ実施例のように、ケースブラケツト9の下面にオイル溜り室Eが形成 されたものにおいて、該オイル溜り室E内のオイルがオイルシール12の封止を 越えてケーシングA内に浸入したとしても、該浸入したオイルは、軸受11の下 側に形成される連通孔9dに流れ込んで外部に排出されることになつて、軸受1 1に付着することを効果的に回避できることになる。この結果、軸受11を、下 側から浸入するオイルから有効に保護できることになつて、軸受11が焼き付い てしまう等の不具合を回避できる。
【0014】 尚、本考案を実施するにあたり、図4に示すようにキヤツプ部14に、環状リ ブ9cに近接するよう突起14aを形成しておけば、環状リブ9cの外周面に付 着しようとする摩耗粉をモータ駆動に伴い回転する突起14aによつて強制的に 剥離できるという利点が有つて、さらに都合が良い。
【0015】
【作用効果】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、モータケーシ ング内外の通気をする通気経路が形成されるものであるが、この通気経路は、従 来のように摩耗粉溜り部から直接形成されるものでなく、該摩耗粉溜り部が形成 されるケースブラケツト底面部から上方に突出形成した環状リブとこれを被覆す るキヤツプ部とのあいだの間隙から環状リブの内周側の連通溝を通つて連通孔に 至るように設定されている。このため、摩耗粉溜り部に溜つた摩耗粉が通気経路 を塞ぐには、環状リブとキヤツプ部とのあいだの間隙を略全周に亘つて迫り上が つて塞ぐ必要が有つて、現実上生じることはなく、また仮令迫り上がつた摩耗粉 があつたとしても、これは、モータ駆動に伴い回転するキヤツプ部によつて確実 に振り払われるため、従来のように刷子摩耗粉が連通孔に詰つて通気性能が損な われてしまうことを確実に回避できることになる。しかもこのキヤツプ部が、軸 受位置に上方から落下しようとする刷子摩耗粉を振り払うため、軸受のより一層 優れた保護ができることになつて、円滑な軸承機能を損なうような不具合も確実 に回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータの断面図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】他例を示すキヤツプ部の断面図である。
【図4】従来例を示すモータの断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 コア軸 9 ケースブラケツト 9a 内周面部 9b 底面部 9c 環状リブ 9d 連通孔 9e 連通溝 11 軸受 12 オイルシール 14 キヤツプ部 15 油圧ポンプ A モータケーシング B 摩耗粉溜り部 C 間隙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケーシングの底面部を構成するケ
    ースブラケツトの内周面部と、該内周面部を通つて下方
    に突出して出力軸を構成する上下方向を向いたコア軸の
    下端部とのあいだに、コア軸をケースブラケツトに回動
    自在に軸承するための軸受を上側に、オイルや埃等の夾
    雑物の浸入を防止する封止部材を下側にそれぞれ介装し
    てなる縦置き式のモータにおいて、前記上側に配される
    軸受外周部を支持すべくケースブラケツト底面部から上
    方に向けて環状に突出し、その外周側のケースブラケツ
    ト底面部に刷子摩耗粉の溜り部を形成する環状リブと、
    ケースブラケツトの軸受支持部および封止部材支持部の
    あいだの内周面部から外周面部に至るようケースブラケ
    ツト底面部を径方向に貫通して形成される連通孔と、軸
    受の上下間を連通するよう環状リブの内周面部に形成さ
    れる連通溝と、軸受の上方から環状リブの外周面までを
    環状リブに対して間隙を存する状態で被覆するようコア
    軸に一体的に設けたキヤツプ部とを有し、そしてモータ
    ケーシング内外の通気経路を、ケースブラケツト底面部
    に形成される連通孔から環状リブに形成される連通溝、
    環状リブとキヤツプ部とのあいだに形成される間隙を経
    由して刷子摩耗粉溜り部に至る経路に構成したことを特
    徴とする縦置き式モータにおける通気構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の縦置き式モータにおい
    て、ケースブラケツトの下方には、ケースブラケツト下
    面にオイル室が形成される状態で油圧ポンプが組込まれ
    るものとし、さらに前記封止部材はオイルシールである
    ことを特徴とする縦置き式モータにおける通気構造。
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