JPH04114890U - テイルト式キヤブ車両のトーシヨンバー装置 - Google Patents
テイルト式キヤブ車両のトーシヨンバー装置Info
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- JPH04114890U JPH04114890U JP1851991U JP1851991U JPH04114890U JP H04114890 U JPH04114890 U JP H04114890U JP 1851991 U JP1851991 U JP 1851991U JP 1851991 U JP1851991 U JP 1851991U JP H04114890 U JPH04114890 U JP H04114890U
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- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トーションバーの固有振動数を変化させるこ
とによって、トーションバー自体のピーク時の振動を抑
制し、キャブに伝達される振動を低減することを目的と
する。 【構成】 一対のトーションバー1,2夫々の車幅方向
に沿って互いに略平行に配設されるシャフト部3の一部
分相互をクランプ部材6により連結する。これにより、
トーションバー1,2の有効長さが短くなり、トーショ
ンバー1,2の固有振動数が変化することになる。この
固有振動数を変化させて、トーションバー1,2の共振
点を変化させるようにし、特定の周波数でトーションバ
ー1,2が共振を起こさないようにすれば、トーション
バー1,2自体の振動を抑制でき、キャブに伝達される
振動を低減することが可能となる。
とによって、トーションバー自体のピーク時の振動を抑
制し、キャブに伝達される振動を低減することを目的と
する。 【構成】 一対のトーションバー1,2夫々の車幅方向
に沿って互いに略平行に配設されるシャフト部3の一部
分相互をクランプ部材6により連結する。これにより、
トーションバー1,2の有効長さが短くなり、トーショ
ンバー1,2の固有振動数が変化することになる。この
固有振動数を変化させて、トーションバー1,2の共振
点を変化させるようにし、特定の周波数でトーションバ
ー1,2が共振を起こさないようにすれば、トーション
バー1,2自体の振動を抑制でき、キャブに伝達される
振動を低減することが可能となる。
Description
【0001】
本考案は、本考案は、キャブがフレームに傾動自在に支持されたティルト式キ
ャブ車両において、フレームとキャブとの間にキャブを傾動する方向に付勢する
トーションバーを介装した構成のトーションバー装置に関し、特に、トーション
バーの制振構造に関する。
【0002】
一般に、大型トラック等においては、運転席を構成するキャブの下方にエンジ
ンを配設し、このエンジンの整備性を考慮してキャブを傾動自在にフレームに支
持すると共に、キャブの後方を持ち上げて前方へと傾動させる際の操作力を軽減
するするために、キャブとフレーム間にトーションバーを介装して該キャブを傾
動方向に付勢するようにしている(実公昭63−22148号公報等参照)。
【0003】
かかるトーションバーは一対設けられ、夫々車幅方向に沿うシャフト部の一端
部を車体に固定し、該シャフト部の他端部から略直角方向に延びるアーム部の先
端部をキャブに当接してなる構成であり、その捩じり反力でキャブに対する付勢
力を得るものである。
【0004】
ところで、フレームから上述のトーションバーを介してキャブへと伝達される
振動により室内に騒音が発生することが有り、好ましくなかった。
このため、従来では、トーションバーとキャブとの間に防振用の弾性材を介在
させ、キャブへの振動を遮断する方策が採られている(実公昭60−19022号
公報等参照)。
【0005】
本考案は更に騒音を低減させるため、トーションバーの固有振動数を変化させ
ることによって、トーションバー自体のピーク時の振動を抑制し、キャブに伝達
される振動を低減することを目的とする。
【0006】
このため、本考案のティルト式キャブ車両のトーションバー装置は、フレーム
と該フレームに傾動自在に支持されたティルト式キャブとの間に介装され、上記
キャブを傾動する方向に付勢するトーションバーであって、夫々一端部を車体に
固定し、他端部をキャブに当接してなる一対のトーションバーを備えてなるティ
ルト式キャブ車両のトーションバー装置において、前記一対のトーションバー夫
々の車幅方向に沿って互いに略平行に配設されるシャフト部の一部分相互を連結
する連結手段を設けた構成とする。
【0007】
かかる構成において、トーションバーの固有振動数はその長さや径等によって
変わる。
従って、一対のトーションバー夫々の車幅方向に沿って互いに略平行に配設さ
れるシャフト部の一部分相互を連結手段により連結した結果、上記のトーション
バーの固有振動数が変化することになる。
【0008】
この固有振動数を変化させることにより、ピーク時の周波数でトーションバー
自体の振動を抑制でき、キャブに伝達される振動を低減することが可能となり、
室内騒音発生の低減効果を得られる。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、図示しないフレームと該フレームに傾動自在に支持されたティ
ルト式キャブとの間に介装され、上記キャブを傾動する方向に付勢するトーショ
ンバー1,2は、車両の左右に対応して左右に各一本ずつ設けられている。
【0010】
かかるトーションバー1,2は、夫々断面円形状の棒状部材からなり、車幅方
向に沿って互いに略平行に配設されるシャフト部3と、該シャフト部3の一端部
から略直角な方向に連接して延びるアーム部4とから構成される。
前記シャフト部3の先端部は、フレームに固定取付されたティルトヒンジブラ
ケット5に回転不能に固定され、アーム部4の先端部は、キャブに固定取付され
たコンタクトシートに下方から当接される。
【0011】
かかる構成では、キャブは自重でティルトヒンジブラケット5のヒンジ部5a
を支点としてトーションバー1,2を捩じって下がろうとする。しかし、トーシ
ョンバー1,2は捩じられまいとするため、キャブの自重とトーションバー1,
2のトルクはキャブがなす所定角度位置で釣合い、これによって僅かな力でキャ
ブを上げ降ろしすることできる。
【0012】
ここで、前記一対のトーションバー1,2夫々の車幅方向に沿って互いに略平
行に配設されるシャフト部3の一部分相互を連結する連結手段が設けられている
。
この連結手段は、一対のトーションバー1,2夫々のシャフト部3の一部分相
互を結束する如く連結する一対の金属製クランプ部材6と、両クランプ部材6相
互を固定する締結具としてのボルト12とナット15から構成される。
【0013】
上記クランプ部材6は、図2及び図3に示すように、円筒を2つ割りにした形
の2つの略半円筒状部7を平行に並列して連接部8で一体に連結した構成であっ
て、内面に円弧状の湾曲面に形成された2つの溝9を有してなるクランプ部10
と、該クランプ部10の両側の外面から軸直角な方向に夫々延びる一対のフラン
ジ部11と、を有する一体成形品から構成される。
【0014】
かかるクランプ部材6の連接部8には、夫々クランプ部材6同士を連結するた
めのボルト12の挿通孔13が形成されている。又、クランプ部材6の2つの溝
9の内面(円弧状の湾曲面)には、円筒を2つ割りにした略半円筒状の樹脂製ブ
ッシュ14が固定されている。
以上の構成のクランプ部材6により、一対のトーションバー1,2夫々のシャ
フト部3の一部分相互を連結するに際しては、まず、並列するシャフト部3の両
側にクランプ部材6を夫々配し、並列するシャフト部3を両側から挟み込むよう
にクランプ部材6同士を突き合わせる。この場合、各クランプ部材6の溝9のブ
ッシュ14内周面とシャフト部3外周面とが嵌合し、各クランプ部材6の溝9の
ブッシュ14同士並びに連接部同士が接合される。この状態で、ボルト12を連
接部8の挿通孔13に挿通し、該ボルト12の先端部をナット15にねじ込んで
、ボルト12とナット15により、クランプ部材6同士を締結する。尚、ボルト
12の頭部と連接部8との間にはワッシャ16を介装する。
【0015】
これによって、一対のトーションバー1,2夫々のシャフト部3の一部分相互
は結束されるが如く連結される。
かかるクランプ部材6によるシャフト部3の連結箇所は、予め実験によって後
述する効果が最も良好に発揮される位置に設定する。
本実施例においては、例えば、ティルトヒンジブラケット5間に位置するシャ
フト部3の長さをLとした場合、一方のティルトヒンジブラケット5からクラン
プ部材6によるシャフト部3の連結箇所までの長さをlとすると、トーションバ
ーの有効長さはL−lとなる。
【0016】
ここで、トーションバー1,2の固有振動数はその長さや径等によって変わる
。
従って、上記のように、一対のトーションバー1,2夫々の車幅方向に沿って
互いに略平行に配設されるシャフト部3の一部分相互をクランプ部材6により連
結した結果、トーションバー1,2の有効長さが短くなり、上記のトーションバ
ー1,2の固有振動数が変化することになる。
【0017】
この固有振動数を変化させて、トーションバー1,2の共振点を変化させるよ
うにし、特定の周波数でトーションバー1,2が共振を起こさないようにすれば
、トーションバー1,2自体の振動を抑制でき、キャブに伝達される振動を低減
することが可能となる。
図4は、従来のトーションバー装置を使用した場合と、本考案のトーションバ
ー装置を使用した場合とにおける室内騒音の発生状況を、本考案者らの実験によ
り明らかにしたグラフであり、車速に対する室内騒音レベルを示している。
【0018】
この実験結果によって、本考案のトーションバー装置は従来のものと比べて騒
音を大幅に低減できることが明らかである。特に、この実験結果によると、ある
高速走行時に多大な振動低減効果があることが判る。
又、上記実施例によると、トーションバー1,2とクランプ部材6との間に樹
脂製のブッシュ14を介装するようにしたから、キャブのティルト時にトーション
バー1,2が捩じられる場合に、該トーションバー1,2がクランプ部材6に対
して摺動し易くなり、トーションバー1,2の捩じり動作に影響を及ぼすことが
ない。
【0019】
尚、本実施例においては、締結具によって固定される一対クランプ部材6によ
ってトーションバー1,2のシャフト部3同士を連結するようにしたが、この構
成に限定されず、要は一対のトーションバー夫々の車幅方向に沿って互いに略平
行に配設されるシャフト部の一部分相互を連結する連結手段を設ければ良い。
【0020】
以上説明したように、本考案のティルト式キャブ車両のトーションバー装置に
よれば、一対のトーションバー夫々の車幅方向に沿って互いに略平行に配設され
るシャフト部の一部分相互を連結する連結手段を設けるようにしたから、トーシ
ョンバーの共振点を変化させることによって、トーションバー自体の振動を抑制
でき、キャブに伝達される振動を低減することが可能となり、室内騒音低減に多
大に効果を発揮する実用的効果大なるものである。
【図1】 本考案に係るティルト式キャブ車両のトーシ
ョンバー装置の一実施例を示す斜視図
ョンバー装置の一実施例を示す斜視図
【図2】 同上実施例におけるクランプ部材の斜視図
【図3】 図1中A矢視図で、同上実施例におけるクラ
ンプ部材の締結状態を示す図
ンプ部材の締結状態を示す図
【図4】 従来のトーションバー装置と本考案のトーシ
ョンバーの作用を比較説明するグラフである。
ョンバーの作用を比較説明するグラフである。
1 トーションバー
2 トーションバー
3 シャフト部
4 アーム部
5 ティルトヒンジブラケット
6 クランプ部材
12 ボルト
15 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 フレームと該フレームに傾動自在に支持
されたティルト式キャブとの間に介装され、上記キャブ
を傾動する方向に付勢するトーションバーであって、夫
々一端部を車体に固定し、他端部をキャブに当接してな
る一対のトーションバーを備えてなるティルト式キャブ
車両のトーションバー装置において、前記一対のトーシ
ョンバー夫々の車幅方向に沿って互いに略平行に配設さ
れるシャフト部の一部分相互を連結する連結手段を設け
たことを特徴とするティルト式キャブ車両のトーション
バー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991018519U JP2540190Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | ティルト式キャブ車両のトーションバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991018519U JP2540190Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | ティルト式キャブ車両のトーションバー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114890U true JPH04114890U (ja) | 1992-10-09 |
| JP2540190Y2 JP2540190Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31904999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991018519U Expired - Fee Related JP2540190Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | ティルト式キャブ車両のトーションバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540190Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6290557A (ja) * | 1984-11-05 | 1987-04-25 | ビ−アイシ−シ− パブリツク リミテツド コンパニ− | しや断器 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP1991018519U patent/JP2540190Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6290557A (ja) * | 1984-11-05 | 1987-04-25 | ビ−アイシ−シ− パブリツク リミテツド コンパニ− | しや断器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2540190Y2 (ja) | 1997-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |