JPH04115406U - 面フアスナーを用いた取付構造体 - Google Patents

面フアスナーを用いた取付構造体

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JPH04115406U
JPH04115406U JP2827791U JP2827791U JPH04115406U JP H04115406 U JPH04115406 U JP H04115406U JP 2827791 U JP2827791 U JP 2827791U JP 2827791 U JP2827791 U JP 2827791U JP H04115406 U JPH04115406 U JP H04115406U
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JP
Japan
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hook
loop
loop fasteners
attached
loop fastener
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JP2827791U
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Inventor
忠徳 国川
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は壁板材や天井材等の建築用内外装部
材及びOA機器部材を固定基板上または部材同士で着脱
自在に接合するための面ファスナーを用いた取付構造体
に関し、その目的は、上記建築用内外装部材及びOA機
器部材を正確な位置へ強固に接合することのできる建築
用内外装部材の取付構造体を提供することにある。 【構成】 互いに嵌合可能で且つ嵌合状態で少なくとも
一方向に摺動できる膨頭部4付きの突起3を多数配列し
た可撓性樹脂製の面ファスナー1,1を備え、該面ファ
スナー同士の平面垂直剥離強力は0.5Kg/cm2
上であり、一方の面ファスナー1は固定基板5Aに添設
されると共に、他方の面ファスナーは被取付部材5Bに
添設されてなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は壁材、床材、天井材等の建築用内外装部材やOA機器用の机、椅子、 仕切壁等を固定基板又は部材同士を着脱自在に接合するための取付構造体に関し 、詳細には上記建築用内外装部材及びOA機器部材を正確な位置に強固に接合で きる面ファスナーを用いた取付構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
生活水準の向上や社会環境の安定が進む中では内装用の壁板や天井板等は美観 が一義的に重んじられる傾向を見せる。そこで、釘やねじを用いずにこれらを壁 又は天井等に添設できること、しかも取り換えの自由が保証されること等という 観点から着脱自在な添設手段である、面ファスナーを使用することが考えられて いる。該面ファスナーとしてはマジックテープ(商標名)と称されるものが汎用 され、このマジックテ−プは一方の接合面に多数のフック状係合素子を形成した ものと、もう一方の接合面に多数のループ状係合素子を形成したものをペアーと して用い、上記フック状係合素子をループ状係合素子に引掛ける様に係合させて 2つの接合面を互いに接合するものである。
【0003】 ところで上記構造の面ファスナーはフック状係合素子とループ状係合素子の高 度な可撓性(伸展姿勢と湾曲姿勢の往復自在性)によって接合解除を行なわせる ものであるから、接合に要する力は小さくて済むが、単位面積あたりの接合力は 弱い。尚接合力の弱さは各面に形成されたフック状係合素子とループ状係合素子 の全てが接合に利用されている訳ではないという事情も関与している。従って例 えば建築用内外装部材が簡単に剥れない様にするためには、広い面積の面ファス ナーを使用しなければならず、非常に不経済であった。また広い面積の面ファス ナーを使用するとき、例えば壁面と壁板の間に断熱材,防音材等を介設する必要 がある場合に、該断熱材や防音材等の充填領域が狭められることになり、規定量 を充填することができなくなるといった不都合も生じてくる。
【0004】 他方前記面ファスナーによる接合においては、日中或は季節による温度変化が 繰り返されたり、または壁板の重い荷重が継続して加えられることに基づくクリ ープ現象によってフック状係合素子又はループ状係合素子が伸びきったり或はそ の一部が破壊されてしまうこともあり、接合力のゆるみによって壁板が浮いたり 、ずれ下がることがあり、またわずかな押圧によって壁板が動き、建築物として の安定感を失うという問題も生じる。
【0005】 また上記の様な面ファスナー同士の接合施工時においては、フック状係合素子 とループ状係合素子との接合が上記した高度な可撓性に基づいて行われるため、 壁板を押圧したときソフトなクッション感覚のままで接合が行われ、パチッとし た確実な接合完了感覚が得られない。従ってうまく接合されているのか否かを確 認することができず、場合によっては接合自体が不確実なままとなる危険もあっ た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記事情に鑑み、本考案の目的は、建築用内外装部材及びOA機器部材を強固 に接合固定できると共に、また接合後、浮き上りや位置ずれ、更には脱落を生じ ることがない面ファスナーを利用した取付構造体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成し得た本考案は、膨頭部付き突起を多数配列されて互いに嵌合 可能で、且つ該嵌合状態で少なくとも一方向に摺動可能な様に構成された可撓性 樹脂製の一対の面ファスナーを備え、該面ファスナー同士の平面垂直剥離強力は 0.5Kg/cm2以上であり、且つ少なくとも一方の面ファスナーの非嵌合面 側は固定基板に添設され、他方の面ファスナーの非嵌合面側は被取付部材に添設 されたものであることを要旨とするものである。
【0008】
【作用及び実施例】 図1は本考案取付構造体における面ファスナーの一実施例を示す一部平面図で あり、図2(A)は図1のII−II線矢視拡大断面図である。該面ファスナー1は 可撓性プラスチック材料によって形成され、平板状の基盤2上には複数本のレー ル状の突起3,3,…が互いに平行に立設されると共に、各突起3,3,…の上 方先端には該突起3,3,…の両側部側へ拡大する膨頭部4,4,…が一体形成 される。
【0009】 本考案の取付構造体は上記した様な構造からなる2つの面ファスナー1を一対 として構成されるものであり、図2(A)に示す様に夫々の面ファスナー1,1 を対面させ、一方側の面ファスナー1の膨頭部4,4間に他方側面ファスナー1 の膨頭部4が向い合う様に配置し、矢印方向へ無理嵌めして図2(B)に示す様 に膨頭部4,4同士を係合させ、互いの面ファスナー1,1を接合することがで きる。即ち図2(A)の状態から矢印方向に力を加えると、膨頭部4,4の側縁 が弾性変型し、膨頭部4,4の隙間を通して押し込まれた後、膨頭部4,4が定 常状態に復帰し、図2(B)の係合状態が得られる。
【0010】 なお図2(B)の係合状態において、夫々の面ファスナー1,1はレール状突 起3の長手方向(図2の紙面貫通方向)に相互に移動可能であり、係合状態で往 復移動できる構造となっている。
【0011】 面ファスナー1の構造は図例のものに限定されず、その他、図3(A)〜(C )に示す構造のもの等であってもよい。すなわち(A)に示す例では突起3をレ ール状とせず夫々独立させた棒状に形成すると共に、膨頭部4は球形に形成して いる。また(B)に示す例は、同じく棒状の突起3に半球形の膨頭部4を一体形 成してなるものであり、いわゆるキノコ状としたものである。なおこれら棒状の 突起3は、それらの個々の形態はレール状ではないがその配置にあたっては少な くとも一方向に沿って直線状に配列され、係合状態を形成した段階では該配列方 向に沿う方向へ面ファスナー同士が相互に反対方向へ移動可能となる様に構成す ることもできる。また図3(C)はレール状突起3に該レール方向に沿って円柱 形の膨頭部4を形成したものである。膨頭部形状は、上記図示例のほかトゲ状、 台形状、逆三角形状等であっても良く、その棒状突起の配列は碁盤状配列や千鳥 状配列等であっても良い。
【0012】 面ファスナー1,1同士を接合した状態における平面垂直剥離強力(JIS L3416の測定に準ずる)は、突起3や膨頭部4の形状や寸法及び面ファスナ ー1自体の形成素材(特に弾性や硬さ等)を種々選定することにより変更するこ とができるが、建築用内外装部材及びOA機器部材の接合用として十分な接合強 度を確保するには、この平面垂直剥離強力を0.5Kg/cm2以上にしなけれ ばならず、低過ぎるときは部材取付としての要求強度を満足できなくなる。
【0013】 また膨頭部4の突出幅や突起3の高さ並びに形成素材を適宜選定することによ り、膨頭部4同士を嵌合したときに前記した無理嵌めからの復元に際してパチッ という嵌合音を生じる様にすることができ、これによって作業者は面ファスナー 同士の嵌合完了を聴覚で感じることができる。従ってこの音が聴こえない限り接 合は完了しておらず、これにより確実な接合作業を可能とする。
【0014】 上記した一方側の面ファスナーの非嵌合面側に添装する建築用内外装部材とし ては、木材製品、セラミック製品、プラスチック製品、金属製品、布・不織布製 品、紙製品、皮革製品等が挙げられ、具体的には天井板、床タイル、瓦、壁板、 カーペット、人工芝、階段用踏板、棚板、カーテンレール等が例示される。また 他方側の面ファスナーは上記建築用内外装部材を接合固定するための固定基板、 例えばコンクリート製床面、各種柱、梁材等の剛体に取付けられる。
【0015】 またOA機器部材の取付けとしては、事務椅子における背板や座板の取付け、 事務机同士の連結取付け、オフィス内仕切壁(パーティション)の連結取付け、 或は図6に示す様に面ファスナー1,1,…を用いて本棚や書庫9等を連結又は 固定するのに使用される。
【0016】 図4(A)、(B)は面ファスナー1,1,…の取付け例を示す説明図であり 、固定基板5Aの4隅部に面ファスナー1,1,…を添設し、これらに対応して 内外装部材5Bの4隅部にも同様に面ファスナー1,1,…を添設する。なお面 ファスナー1は突起3を縦方向配列としたもの3aと横方向配列としたもの3b を2種準備してこれらを交差させる方向に嵌合させれば、面ファスナー1同志を 接合した常態では縦方向及び横方向のいずれの方向へも内外装部材5Bが完全に 動かず、特に外装品にあっては有利である。これに対し全ての面ファスナーにお ける突起3の配列を同一方向並びとすれば、内外装部材5Bを固定基板5Aに対 して動かすことができ、位置合わせ作業或はその補正作業を簡単に行うことがで きる。面ファスナー1の添設形態はこれらの例に限定されるものではなく、任意 形状の面ファスナーを任意の方向で添設したものが採用される。
【0017】 また図5は面ファスナー1,1による固定基板5Aと内外装部材5Bの接合状 態例を示す断面説明図であり、該面ファスナー1は単位面積当たりの接合強力が 高く、面ファスナー1の配設面積を少なくすることができるので、壁面などに対 して十分な量の断熱材6や防音材等を充填することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の様に構成されているので、建築用内外装部材及びOA機器部材 を固定基板上または部材同士で着脱自在に強固且つ確実に接合することができ、 接合完了状態の判定が正確になると共に、接合後は外力や環境変化によって簡単 に位置ずれや変形及び剥離などを生じる様なことはない。従って例えば壁材装着 用として用いた場合の剥離現象が防止されると共に、天井内張り用として用いた 部分の脱落等を確実に防止することができ、しかも離脱しようとする場合は、係 合部の側縁から引き剥がす様に力を加えることによって離脱も容易に行うことが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案取付構造体の一部を示す一部破断平面図
である。
【図2】(A)は図1のII−II線矢視拡大断面図であ
り、(B)は膨頭部同士の嵌合状態を示す断面図であ
る。
【図3】(A)〜(C)は面ファスナーの他の例を示す
斜視説明図である。
【図4】(A),(B)は面ファスナーの添設例を示す
説明図である。
【図5】本考案取付構造体の接合状態例を示す断面説明
図である。
【図6】本考案取付構造体の使用状態の例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 面ファスナー 2 基盤 3 突起 4 膨頭部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨頭部付き突起が多数配列されて互いに
    嵌合可能で、且つ該嵌合状態で少なくとも一方向に摺動
    可能な可撓性樹脂製の一対の面ファスナーを備え、該面
    ファスナー同士の平面垂直剥離強力は0.5Kg/cm
    2以上であり、且つ少なくとも一方の面ファスナーの非
    嵌合面側は固定基板に添設され、他方の面ファスナーの
    非嵌合面側は被取付部材に添設されたものであることを
    特徴とする面ファスナーを用いた取付構造体。
JP2827791U 1991-03-29 1991-03-29 面フアスナーを用いた取付構造体 Pending JPH04115406U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021089299A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 シャープ株式会社 表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021089299A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 シャープ株式会社 表示装置

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