JPH0673868A - フリーアクセスフロア構造 - Google Patents
フリーアクセスフロア構造Info
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- JPH0673868A JPH0673868A JP23049292A JP23049292A JPH0673868A JP H0673868 A JPH0673868 A JP H0673868A JP 23049292 A JP23049292 A JP 23049292A JP 23049292 A JP23049292 A JP 23049292A JP H0673868 A JPH0673868 A JP H0673868A
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- floor panel
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 床パネル1の四隅部の支脚12を、隣接する
床パネル1の支脚12とともに、共通の受座部材2に嵌
合構造をもって装着すると共に、この嵌合部22に弾性
係合手段を設けて、支脚12を徒らに上方に移動しない
ように規制する。かつこの係合手段は、係合面が斜面で
係合するものとして、大きな引き上げ力を加えることで
係合を解除し、支脚を抜き外すことができるものとす
る。 【効果】 敷設作業を簡単にでき、床パネルの横ずれを
防止できると共に、隣接する床パネル間の上面に段違い
を生じるのを防止しうる。かつ床パネルの脱着が可能で
あり、しかもその作業を容易にできる。
床パネル1の支脚12とともに、共通の受座部材2に嵌
合構造をもって装着すると共に、この嵌合部22に弾性
係合手段を設けて、支脚12を徒らに上方に移動しない
ように規制する。かつこの係合手段は、係合面が斜面で
係合するものとして、大きな引き上げ力を加えることで
係合を解除し、支脚を抜き外すことができるものとす
る。 【効果】 敷設作業を簡単にでき、床パネルの横ずれを
防止できると共に、隣接する床パネル間の上面に段違い
を生じるのを防止しうる。かつ床パネルの脱着が可能で
あり、しかもその作業を容易にできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数の電子機器類や
通信機器類が設置されるオフィスルーム、コンピュータ
ルーム等に敷設施工されるフリーアクセスフロア構造、
即ち所謂上げ床構造に関するものである。
通信機器類が設置されるオフィスルーム、コンピュータ
ルーム等に敷設施工されるフリーアクセスフロア構造、
即ち所謂上げ床構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子通信機器や事務機器の室内設置台数
の増加に伴い、これらをめぐる配線を機能的に処理する
ため床を2重にしたフリーアクセスフロアが昨今用いら
れることが多くなってきている。このようなフリーアク
セスフロア構造として、下面の四隅部に所定高さの支脚
を有する方形の単位床パネルをコンクリート等の基床面
上に敷き並べ、該床パネル群上に木質床材、カーペット
等の化粧床材を敷設するか、あるいは上記床パネルに予
め対応形状のカーペット、木製床材等の化粧床材を一体
に貼着したものを用意し、基床面上に化粧材付き床パネ
ルを敷き並べるものとしたフロア構造が多く用いられて
いる。
の増加に伴い、これらをめぐる配線を機能的に処理する
ため床を2重にしたフリーアクセスフロアが昨今用いら
れることが多くなってきている。このようなフリーアク
セスフロア構造として、下面の四隅部に所定高さの支脚
を有する方形の単位床パネルをコンクリート等の基床面
上に敷き並べ、該床パネル群上に木質床材、カーペット
等の化粧床材を敷設するか、あるいは上記床パネルに予
め対応形状のカーペット、木製床材等の化粧床材を一体
に貼着したものを用意し、基床面上に化粧材付き床パネ
ルを敷き並べるものとしたフロア構造が多く用いられて
いる。
【0003】ところが、概してこのような従来のアクセ
スフロア構造においては次のような問題があった。
スフロア構造においては次のような問題があった。
【0004】即ち、床パネルが置き敷きされるコンクリ
ートスラブ等の基床面は、必ずしも十分な水平面に仕上
げられていない。たとえば図15にやや誇張して示すよ
うに、多くの場合コンクリート基床面(G)に多少の不
陸を有する。このため、床パネル(P1 )(P2 )を敷
き並べた際、隣接する床パネル(P1 )(P2 )相互間
に段差(L)を生じることがある。このような段差
(L)は、これが大きいと、床仕上げ面にその影響があ
らわれ、もとより有害である。小さいときには、とくに
仕上げにカーペットとか塩化ビニルシート床材等の柔軟
な化粧床材を用いる場合には格別大きな支障とならない
が、木質化粧床材のような硬質の床材を用いる場合に
は、たとえ小さい段違いであってもそのまま床面が段違
いに仕上ったり、下地との密着の悪い浮き部分を生じる
など、仕上がりに悪影響を及ぼす。
ートスラブ等の基床面は、必ずしも十分な水平面に仕上
げられていない。たとえば図15にやや誇張して示すよ
うに、多くの場合コンクリート基床面(G)に多少の不
陸を有する。このため、床パネル(P1 )(P2 )を敷
き並べた際、隣接する床パネル(P1 )(P2 )相互間
に段差(L)を生じることがある。このような段差
(L)は、これが大きいと、床仕上げ面にその影響があ
らわれ、もとより有害である。小さいときには、とくに
仕上げにカーペットとか塩化ビニルシート床材等の柔軟
な化粧床材を用いる場合には格別大きな支障とならない
が、木質化粧床材のような硬質の床材を用いる場合に
は、たとえ小さい段違いであってもそのまま床面が段違
いに仕上ったり、下地との密着の悪い浮き部分を生じる
など、仕上がりに悪影響を及ぼす。
【0005】加えて、化粧床材に木質床材を用いる場合
には、たとえ施工時において平坦に施工しても、経時的
に床面段差を生じることがある。即ち、施工後、室内の
湿度、水分の変化に伴い、木質床材に反りが発生し、木
質床材と一体化している脚付き床パネルを持ち上げる傾
向が生じる。このため特に隣接する脚付きパネルとの境
界部に木質床材の接合部が重なっているような場合に
は、該接合部において段差を生じ易い。このような傾向
は、冬期、ホットカーペットを敷いたり、ストーブを置
いて暖房する場合に一層起こり易い。
には、たとえ施工時において平坦に施工しても、経時的
に床面段差を生じることがある。即ち、施工後、室内の
湿度、水分の変化に伴い、木質床材に反りが発生し、木
質床材と一体化している脚付き床パネルを持ち上げる傾
向が生じる。このため特に隣接する脚付きパネルとの境
界部に木質床材の接合部が重なっているような場合に
は、該接合部において段差を生じ易い。このような傾向
は、冬期、ホットカーペットを敷いたり、ストーブを置
いて暖房する場合に一層起こり易い。
【0006】更にはまた、従来の上記フリーアクセスフ
ロア構造では、個々の脚付き床パネルが基床面上に固定
されていない。このため、床面上の歩行、家具類の移動
等によって受ける衝撃、その他床面上から加わる外力に
より、床パネルが横ずれを生じるおそれもある。
ロア構造では、個々の脚付き床パネルが基床面上に固定
されていない。このため、床面上の歩行、家具類の移動
等によって受ける衝撃、その他床面上から加わる外力に
より、床パネルが横ずれを生じるおそれもある。
【0007】従来、このような横ずれの防止対策とし
て、実開昭62−38350号公報に示されるような手
段が提案されている。この先行提案は、図16に示すよ
うに皿状の支脚連結部材(100 )を用い、隣接する脚付
き床パネル(P1 )(P2 )(Pn)の寄り集った支脚
(101 )を共通の連結部材(100 )に嵌め込むことによ
り相互に連結し、床パネルの個々の単位での横ずれを防
止するものである。
て、実開昭62−38350号公報に示されるような手
段が提案されている。この先行提案は、図16に示すよ
うに皿状の支脚連結部材(100 )を用い、隣接する脚付
き床パネル(P1 )(P2 )(Pn)の寄り集った支脚
(101 )を共通の連結部材(100 )に嵌め込むことによ
り相互に連結し、床パネルの個々の単位での横ずれを防
止するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の先行
提案技術においては、更に次のような問題があり、特に
木質床材を用いる場合には必ずしも好適に使用しうるも
のではなかった。
提案技術においては、更に次のような問題があり、特に
木質床材を用いる場合には必ずしも好適に使用しうるも
のではなかった。
【0009】即ち、皿状の連結部材(100 )を単にコン
クリート基床面(G)上に載置した状態で施工しようと
するときは、該連結部材(100 )が床面上で自由に動く
ために、床パネル(P1 )(P2 )…(Pn)の配設施
工作業が行いにくい。そこで、連結部材(100 )を予め
基床面(G)上に接着剤とかボルトで固定することが必
要になるが、この場合にはそれ自体を正確に位置決めし
て固定しなければならないために、その固定作業自体が
極めて厄介である。
クリート基床面(G)上に載置した状態で施工しようと
するときは、該連結部材(100 )が床面上で自由に動く
ために、床パネル(P1 )(P2 )…(Pn)の配設施
工作業が行いにくい。そこで、連結部材(100 )を予め
基床面(G)上に接着剤とかボルトで固定することが必
要になるが、この場合にはそれ自体を正確に位置決めし
て固定しなければならないために、その固定作業自体が
極めて厄介である。
【0010】加えて、皿状連結部材(100 )は単に床パ
ネル(P1 )(P2 )…の支脚(101 )を受け止めてい
るにすぎないから、上下方向の拘束力を有しない。その
ため、振動や衝撃によって床パネル(P1 )(P2 )が
浮き上がるのを防止できない。このことは、特に木質床
材を仕上げに用いる場合、前述したような該木質床材の
伸縮とか反りの影響による床パネルの浮き上がりを防止
できず、結果として隣接床パネル(P1 )(P2 )間に
おいて床面に段違いを発生させるとか、あるいは床張り
の一部に浮き部分を生じて、歩行感を劣化し、あるいは
踏み鳴りを発生させるというような問題を派生する。
ネル(P1 )(P2 )…の支脚(101 )を受け止めてい
るにすぎないから、上下方向の拘束力を有しない。その
ため、振動や衝撃によって床パネル(P1 )(P2 )が
浮き上がるのを防止できない。このことは、特に木質床
材を仕上げに用いる場合、前述したような該木質床材の
伸縮とか反りの影響による床パネルの浮き上がりを防止
できず、結果として隣接床パネル(P1 )(P2 )間に
おいて床面に段違いを発生させるとか、あるいは床張り
の一部に浮き部分を生じて、歩行感を劣化し、あるいは
踏み鳴りを発生させるというような問題を派生する。
【0011】この発明は、上記のような問題点に鑑み、
施工の容易性、床パネルの横ずれ防止、床パネルの浮き
上がりの防止、床パネルの損傷に対処するためのその取
替えの自在性の諸機能を併せて保有するようなフリーア
クセスフロア構造を提供することを目的としてなされた
ものである。
施工の容易性、床パネルの横ずれ防止、床パネルの浮き
上がりの防止、床パネルの損傷に対処するためのその取
替えの自在性の諸機能を併せて保有するようなフリーア
クセスフロア構造を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的において、こ
の発明は上面パネル部の少なくとも隅部に支脚を有する
床パネルと、基床面上に載置され、隣接する床パネルの
寄り集った支脚どおしを受け入れて相互に連結するジョ
イント用の受座部材とを具備し、前記支脚と受座部材と
が、水平方向の相対移動に対して拘束力を有する雌雄嵌
合手段と、嵌合後において支脚の上下方向の相対移動を
規制する係合手段とを介して相互に結合されると共に、
かつ、前記係合手段は、その係合面が鉛直線に対して鋭
角をなす斜面に形成されることにより、係合力に打ち勝
つ人為的な大きな引き抜き方向の力を加えることによ
り、係合を解除して支脚をジョイント受座部材から抜脱
分離しうるものとなされていることを特徴とするフリー
アクセスフロア構造を要旨とする。
の発明は上面パネル部の少なくとも隅部に支脚を有する
床パネルと、基床面上に載置され、隣接する床パネルの
寄り集った支脚どおしを受け入れて相互に連結するジョ
イント用の受座部材とを具備し、前記支脚と受座部材と
が、水平方向の相対移動に対して拘束力を有する雌雄嵌
合手段と、嵌合後において支脚の上下方向の相対移動を
規制する係合手段とを介して相互に結合されると共に、
かつ、前記係合手段は、その係合面が鉛直線に対して鋭
角をなす斜面に形成されることにより、係合力に打ち勝
つ人為的な大きな引き抜き方向の力を加えることによ
り、係合を解除して支脚をジョイント受座部材から抜脱
分離しうるものとなされていることを特徴とするフリー
アクセスフロア構造を要旨とする。
【0013】好適な実施態様として、前記雌雄嵌合手段
は、床パネル側の筒状に形成された支脚と、該支脚の下
端部を内嵌めまたは外嵌めに嵌合しうる対応断面形状に
形成された受座部材側の短筒状嵌合部とより構成され
る。
は、床パネル側の筒状に形成された支脚と、該支脚の下
端部を内嵌めまたは外嵌めに嵌合しうる対応断面形状に
形成された受座部材側の短筒状嵌合部とより構成され
る。
【0014】また、係合手段は、床パネル側の支脚と受
座部材側の嵌合部のいずれか一方に設けられた弾性係合
片と、これを弾性係合しうるように他方の部材に設けら
れた対応の被係合部とよりなるものとなされる。
座部材側の嵌合部のいずれか一方に設けられた弾性係合
片と、これを弾性係合しうるように他方の部材に設けら
れた対応の被係合部とよりなるものとなされる。
【0015】更にまた、係合手段の係合力を一層確かな
ものとするために、係合片を有する部材または被係合部
を有する部材の少なくともいずれか一方に、係合手段に
対するバックアップ用の弾性舌片が突設され、該弾性舌
片の先端が前記係合片の先端部の係合部の背後に臨んで
近接または当接状態に位置されるものとなされる。
ものとするために、係合片を有する部材または被係合部
を有する部材の少なくともいずれか一方に、係合手段に
対するバックアップ用の弾性舌片が突設され、該弾性舌
片の先端が前記係合片の先端部の係合部の背後に臨んで
近接または当接状態に位置されるものとなされる。
【0016】
【作用】コンクリート基床面上に先行配置された床パネ
ルによって位置固定された受座部材の対応嵌合部に、隣
接配置すべき床パネルの支脚を嵌合することによって、
順次床パネルの配列施工が行われる。受座部材への床パ
ネルの支脚の嵌合により、受座部材を介して床パネルの
相対的な横ずれが防止される。一方、施工後において
は、係合手段によって床パネルの上方移動が規制される
ため、その浮き上がりが防止され、床面に段違いを生じ
ない。その一方で、係合手段の係合面が、斜面係合され
ているため、強い力で引き上げることによって個々の床
パネルの取外しが可能であり、ひいてはその取替えを可
能とする。
ルによって位置固定された受座部材の対応嵌合部に、隣
接配置すべき床パネルの支脚を嵌合することによって、
順次床パネルの配列施工が行われる。受座部材への床パ
ネルの支脚の嵌合により、受座部材を介して床パネルの
相対的な横ずれが防止される。一方、施工後において
は、係合手段によって床パネルの上方移動が規制される
ため、その浮き上がりが防止され、床面に段違いを生じ
ない。その一方で、係合手段の係合面が、斜面係合され
ているため、強い力で引き上げることによって個々の床
パネルの取外しが可能であり、ひいてはその取替えを可
能とする。
【0017】
実施例1 図1はこの発明の第1実施例によるフリーアクセスフロ
ア構造の施工状態の概要を示す。(1)は方形の支脚付
き床パネル、(2)はその隣接する床パネル(1)
(1)の交叉部分においてコンクリート基床面(G)上
に配置されたジョイント用受座部材、(3)は仕上げ用
の化粧床材である。
ア構造の施工状態の概要を示す。(1)は方形の支脚付
き床パネル、(2)はその隣接する床パネル(1)
(1)の交叉部分においてコンクリート基床面(G)上
に配置されたジョイント用受座部材、(3)は仕上げ用
の化粧床材である。
【0018】上記床パネル(1)及び受座部材(2)
は、好ましくは合成樹脂成形物、たとえばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ABS等の合成樹
脂成形物が用いられるが、その他アルミニウム、スチー
ル等の金属材料あるいは木質材料、窯業材料等でつくっ
たもので良い。更にはそれらを複合したものでも良い。
は、好ましくは合成樹脂成形物、たとえばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ABS等の合成樹
脂成形物が用いられるが、その他アルミニウム、スチー
ル等の金属材料あるいは木質材料、窯業材料等でつくっ
たもので良い。更にはそれらを複合したものでも良い。
【0019】化粧床材(3)は、この実施例においては
木質床材が用いられ、各床パネル(1)に対応大の方形
床材を予め貼着一体化したものとしている。これに代え
てタイルカーペット、塩化ビニルタイル等を用いても良
い。更には、複数個の床パネル(1)を敷設したのち、
その上面に全体的に長尺のカーペット、塩化ビニルシー
ト床材、畳、金属床材、石材製床材等を敷設するものと
しても良い。
木質床材が用いられ、各床パネル(1)に対応大の方形
床材を予め貼着一体化したものとしている。これに代え
てタイルカーペット、塩化ビニルタイル等を用いても良
い。更には、複数個の床パネル(1)を敷設したのち、
その上面に全体的に長尺のカーペット、塩化ビニルシー
ト床材、畳、金属床材、石材製床材等を敷設するものと
しても良い。
【0020】図2、3に示すように、床パネル(1)
は、例えば1辺長さが248mm、見かけ厚さが14.
5mmの大きさを有する方形の上面パネル部(11)と、
その四隅部から一体に突設された長さ30mmの支脚
(12)とを有する。上面パネル部(11)は図面には簡略
化して示したが、板状部を網状多孔板として形成し、そ
の下面に多数の補強用リブを形成して所定の厚みと強度
が付与されるものである。一方支脚(12)は、断面方形
の角筒状のものに形成されている。そして、その外側方
の2側面、即ち床パネル(1)の外周側に位置する隣接
の2側壁には、下端から平行状に2条のスリット(14)
(14)を切込むことにより、それらの間に弾性係合片
(13)(13)が形成されている。係合片(13)は下端外
面に、断面略三角形の係合凸部(15)を有する。
は、例えば1辺長さが248mm、見かけ厚さが14.
5mmの大きさを有する方形の上面パネル部(11)と、
その四隅部から一体に突設された長さ30mmの支脚
(12)とを有する。上面パネル部(11)は図面には簡略
化して示したが、板状部を網状多孔板として形成し、そ
の下面に多数の補強用リブを形成して所定の厚みと強度
が付与されるものである。一方支脚(12)は、断面方形
の角筒状のものに形成されている。そして、その外側方
の2側面、即ち床パネル(1)の外周側に位置する隣接
の2側壁には、下端から平行状に2条のスリット(14)
(14)を切込むことにより、それらの間に弾性係合片
(13)(13)が形成されている。係合片(13)は下端外
面に、断面略三角形の係合凸部(15)を有する。
【0021】一方、受座部材(2)は、方形の底板部
(21)上に方形の囲繞壁を突設することによって4つの
短筒状の支脚受入れ用嵌合部(22)が桝目状に形成され
ている。この嵌合部(22)は、床パネル(1)の支脚
(12)に対応して、その下端部をしっくりと嵌合しうる
大きさに形成されている。かつ各嵌合部(22)の囲繞壁
は、強度向上をはかるために受座部材(2)の外周面に
おいて相互に連続したものに形成されている。また、各
嵌合部(22)は、その内方に位置する隣接する2つの壁
面に、支脚(12)の係合片(13)に対応する係合孔(2
3)が穿設されると共に、これらの係合孔(23)対応し
て底板部(21)から一体に断面逆L字状のバックアップ
用の弾性舌片(24)が突設されている。
(21)上に方形の囲繞壁を突設することによって4つの
短筒状の支脚受入れ用嵌合部(22)が桝目状に形成され
ている。この嵌合部(22)は、床パネル(1)の支脚
(12)に対応して、その下端部をしっくりと嵌合しうる
大きさに形成されている。かつ各嵌合部(22)の囲繞壁
は、強度向上をはかるために受座部材(2)の外周面に
おいて相互に連続したものに形成されている。また、各
嵌合部(22)は、その内方に位置する隣接する2つの壁
面に、支脚(12)の係合片(13)に対応する係合孔(2
3)が穿設されると共に、これらの係合孔(23)対応し
て底板部(21)から一体に断面逆L字状のバックアップ
用の弾性舌片(24)が突設されている。
【0022】ところで、図4に詳しく示すように前記弾
性係合片(13)の係合凸部(15)は、断面三角形に形成
されたものであるが、係合面となるその上面(15a )
は、鉛直線に対する角度(θ1 )が好ましくは30〜8
0°程度、特に好ましくは60°前後の鋭角をなす斜面
に形成されている。一方支脚嵌合時の誘導面となる下面
(15b )は、鉛直線に対する角度(θ2 )が好ましく
は、20〜60°、特に好ましくは30°前後のこれも
鋭角をなす斜面に形成されている。上記上面(15a)の
斜面の角度(θ1 )は、係合片(13)の係合時に十分な
係合力を発現させるものとしながら、人為的な大きな引
き外し力が加えられたときには係合を解除しうるものと
するために特に重要であり、その角度(θ1 )が80°
をこえる状態では、大きな係合力が得られるが爾後解除
が困難なものとなり、逆に30°未満では十分な係合力
を発現させることができない。
性係合片(13)の係合凸部(15)は、断面三角形に形成
されたものであるが、係合面となるその上面(15a )
は、鉛直線に対する角度(θ1 )が好ましくは30〜8
0°程度、特に好ましくは60°前後の鋭角をなす斜面
に形成されている。一方支脚嵌合時の誘導面となる下面
(15b )は、鉛直線に対する角度(θ2 )が好ましく
は、20〜60°、特に好ましくは30°前後のこれも
鋭角をなす斜面に形成されている。上記上面(15a)の
斜面の角度(θ1 )は、係合片(13)の係合時に十分な
係合力を発現させるものとしながら、人為的な大きな引
き外し力が加えられたときには係合を解除しうるものと
するために特に重要であり、その角度(θ1 )が80°
をこえる状態では、大きな係合力が得られるが爾後解除
が困難なものとなり、逆に30°未満では十分な係合力
を発現させることができない。
【0023】また、受座部材(2)側の係合孔(23)に
おける上縁端面、すなわち上記係合凸部(15)の上面
(15a )が係合される被係合部(23a )は、これも上記
上面(15a )に対応する斜面に形成されている。もっと
も係合凸部(15)の上面およびこれが係合される上記被
係合部(23a )のいずれもが上記斜面に形成されること
は、必ずしも必要なことではない。いずれか一方を水平
面あるいは逆方向の斜面に形成しても良い。要は、係合
凸部(15)とこれが係合する被係合部(23a )との係合
面が、実質的に鉛直線に対して鋭角をなす斜面に形成さ
れることによってこの発明の目的は達成される。すなわ
ち、この発明の係合手段における係合部の係合態様は、
この実施例1のように相互に対応する角度の斜面どおし
の係合のほか、斜面と円弧面、円弧面どおし、あるいは
相互に傾斜角度を異にした斜面どおし等々の各種の態様
が考えられるが、この発明においてはいずれの場合にあ
っても、係合凸部と被係合部との接触面、あるいはそれ
らの線状接触部における接線の存する平面が、鉛直線に
対して鋭角の斜面を形成しているものであれば良い。従
って、この明細書における係合面というのは、上記接触
面及び接触部における接線の存するいずれをも含む意味
において用いられているものとする。このことは、後述
の各種変形例及び他の実施例の参照によって容易に理解
されるであろう。
おける上縁端面、すなわち上記係合凸部(15)の上面
(15a )が係合される被係合部(23a )は、これも上記
上面(15a )に対応する斜面に形成されている。もっと
も係合凸部(15)の上面およびこれが係合される上記被
係合部(23a )のいずれもが上記斜面に形成されること
は、必ずしも必要なことではない。いずれか一方を水平
面あるいは逆方向の斜面に形成しても良い。要は、係合
凸部(15)とこれが係合する被係合部(23a )との係合
面が、実質的に鉛直線に対して鋭角をなす斜面に形成さ
れることによってこの発明の目的は達成される。すなわ
ち、この発明の係合手段における係合部の係合態様は、
この実施例1のように相互に対応する角度の斜面どおし
の係合のほか、斜面と円弧面、円弧面どおし、あるいは
相互に傾斜角度を異にした斜面どおし等々の各種の態様
が考えられるが、この発明においてはいずれの場合にあ
っても、係合凸部と被係合部との接触面、あるいはそれ
らの線状接触部における接線の存する平面が、鉛直線に
対して鋭角の斜面を形成しているものであれば良い。従
って、この明細書における係合面というのは、上記接触
面及び接触部における接線の存するいずれをも含む意味
において用いられているものとする。このことは、後述
の各種変形例及び他の実施例の参照によって容易に理解
されるであろう。
【0024】バックアップ用の弾性舌片(24)は、図4
に見られるように係合片(13)が受座部材(2)側に係
合された状態時において、その先端(24a )が係合片
(13)の係合凸部(15)の背後の位置、即ち背面側に近
接しまたは当接して位置されるものとなされている。こ
れの作用は、係合片(13)の係合力を補い、不本意に係
合片(13)が被係合部(23a )から外れるのを防止する
ものである。一方で、弾性舌片(24)の存在が、支脚
(12)の嵌合部(22)への嵌合の妨げになってはならな
いし、係合片(13)の人為的な引き外しを不可能にする
ものであってはならない。そのために、弾性舌片(24)
はその配設位置、保有弾力、形状に十分な配慮がなさな
ければならない。このような配慮に基づき、実施例で
は、十分な弾力を保有しつつ、係合片(13)の不本意な
移動を防ぎうるものとするため、断面逆L字状に形成さ
れ、かつ先端(24a )面が丸く形成されている。
に見られるように係合片(13)が受座部材(2)側に係
合された状態時において、その先端(24a )が係合片
(13)の係合凸部(15)の背後の位置、即ち背面側に近
接しまたは当接して位置されるものとなされている。こ
れの作用は、係合片(13)の係合力を補い、不本意に係
合片(13)が被係合部(23a )から外れるのを防止する
ものである。一方で、弾性舌片(24)の存在が、支脚
(12)の嵌合部(22)への嵌合の妨げになってはならな
いし、係合片(13)の人為的な引き外しを不可能にする
ものであってはならない。そのために、弾性舌片(24)
はその配設位置、保有弾力、形状に十分な配慮がなさな
ければならない。このような配慮に基づき、実施例で
は、十分な弾力を保有しつつ、係合片(13)の不本意な
移動を防ぎうるものとするため、断面逆L字状に形成さ
れ、かつ先端(24a )面が丸く形成されている。
【0025】上記において、フリーアクセスフロアの施
工は、例えば最初の1つの床パネル(1)の4本の支脚
(12)にそれぞれ受座部材(2)を嵌合装着した状態に
して当該床パネル(1)をコンクリート基床面上に配設
する。そして、その床パネル(1)上に乗って、次の床
パネル(1)の2本の支脚(12)(12)を先行配置され
た上記受座部材(2)に嵌合して配置する。この際、次
の床パネル(1)の残り2本の支脚(12)には、予め他
の受座部材(2)を嵌合装着しておくものとする。この
ような作業の繰返しにより、床面の全体に床パネル
(1)の敷設施工を行う。
工は、例えば最初の1つの床パネル(1)の4本の支脚
(12)にそれぞれ受座部材(2)を嵌合装着した状態に
して当該床パネル(1)をコンクリート基床面上に配設
する。そして、その床パネル(1)上に乗って、次の床
パネル(1)の2本の支脚(12)(12)を先行配置され
た上記受座部材(2)に嵌合して配置する。この際、次
の床パネル(1)の残り2本の支脚(12)には、予め他
の受座部材(2)を嵌合装着しておくものとする。この
ような作業の繰返しにより、床面の全体に床パネル
(1)の敷設施工を行う。
【0026】その他、例えば、予め4個の床パネル
(1)を組合わせ、その上面に対応大の1枚の化粧床材
(3)を貼着一体化した集合床パネルを構成しておき、
これをコンクリート基床面(G)上に敷き並べて配設す
るものとしても良い。また床パネル(1)の敷設施工後
に、化粧床材の敷設施工を行うものとしても良い。
(1)を組合わせ、その上面に対応大の1枚の化粧床材
(3)を貼着一体化した集合床パネルを構成しておき、
これをコンクリート基床面(G)上に敷き並べて配設す
るものとしても良い。また床パネル(1)の敷設施工後
に、化粧床材の敷設施工を行うものとしても良い。
【0027】更に、このような床パネル(1)の敷設に
際し、コンクリート基床面(G)の不陸を吸収すると共
に、床の踏み鳴りの防止を確実なものとするために、図
3に例示するように、受座部材(2)の下面にゴムシー
ト、軟質塩化ビニルシート、合成樹脂またはゴムの発泡
体シート等の弾性下敷き材(30)を設けるものとしても
良い。
際し、コンクリート基床面(G)の不陸を吸収すると共
に、床の踏み鳴りの防止を確実なものとするために、図
3に例示するように、受座部材(2)の下面にゴムシー
ト、軟質塩化ビニルシート、合成樹脂またはゴムの発泡
体シート等の弾性下敷き材(30)を設けるものとしても
良い。
【0028】ところで、上記のような床パネル(1)の
敷設施工時において、その支脚(12)を受座部材(2)
の対応嵌合部(22)に嵌合すると、その過程で図5に示
すようにバックアップ用の弾性舌片(24)は係合片(1
3)の先端に押され、下方に弾性変形を生じて係合片(1
3)の通過を許容する。そして、係合片(13)の係合凸
部(15)が受座部材(2)側の被係合部(23a )に係合
すると、舌片(24)は弾性復元して図4に示す作用位置
に戻り、係合片(13)が同図の反時計回り方向に揺動す
るのを背後から抑えて阻止し、ひいては係合片(13)の
係合が不本意に脱外するのを防止する。
敷設施工時において、その支脚(12)を受座部材(2)
の対応嵌合部(22)に嵌合すると、その過程で図5に示
すようにバックアップ用の弾性舌片(24)は係合片(1
3)の先端に押され、下方に弾性変形を生じて係合片(1
3)の通過を許容する。そして、係合片(13)の係合凸
部(15)が受座部材(2)側の被係合部(23a )に係合
すると、舌片(24)は弾性復元して図4に示す作用位置
に戻り、係合片(13)が同図の反時計回り方向に揺動す
るのを背後から抑えて阻止し、ひいては係合片(13)の
係合が不本意に脱外するのを防止する。
【0029】また、施工後において床パネル(1)は、
支脚(12)が受座部材(2)に嵌合保持されていること
によって、隣接の床パネル(1)(1)相互が拘束さ
れ、相対的な横ずれが確実に防止される。かつ係合片
(13)が受座部材(2)側に係合されていることによっ
て、上下方向の相対移動が規制される。従って、床パネ
ル(1)の浮き上がりが防止され、コンクリート基床面
(G)の多少の不陸の存在にかかわらず、パネル床面上
に段違いを発生するのが防止される。かつ、化粧床材
(3)に木質床材が用いられる場合にあって、それが伸
縮し、反りの応力を発生することがあっても、あるいは
地震等による衝撃が作用されることがあっても、更には
床パネル(1)の一方の端部に歩行荷重等が加えられて
他方の端端にはね上げ力が作用することがあっても、床
パネル(1)の有害な浮き上がりが防止される。
支脚(12)が受座部材(2)に嵌合保持されていること
によって、隣接の床パネル(1)(1)相互が拘束さ
れ、相対的な横ずれが確実に防止される。かつ係合片
(13)が受座部材(2)側に係合されていることによっ
て、上下方向の相対移動が規制される。従って、床パネ
ル(1)の浮き上がりが防止され、コンクリート基床面
(G)の多少の不陸の存在にかかわらず、パネル床面上
に段違いを発生するのが防止される。かつ、化粧床材
(3)に木質床材が用いられる場合にあって、それが伸
縮し、反りの応力を発生することがあっても、あるいは
地震等による衝撃が作用されることがあっても、更には
床パネル(1)の一方の端部に歩行荷重等が加えられて
他方の端端にはね上げ力が作用することがあっても、床
パネル(1)の有害な浮き上がりが防止される。
【0030】ところが、フリーアクセスフロアは、床下
に配管、配線等を行うものであるところ、施工後におい
てこれらの配設を行ったり、修理点検を行う必要を生じ
ることがある。また、化粧床材の部分的な汚損、損傷に
より、その部分的な取替えを必要とする場合もある。従
ってこのような場合、床パネル(1)を爾後的に取外し
て再装着したり、取替える必要性を生じることも多い。
このような要請に対し、この発明に係るフロア構造にお
いては、例えばサッカー等の吸盤を利用した減圧吸引器
を用いて、あるいは面ファスナーを利用した係合式リフ
ター等を用いて、所定の床パネル(1)に人為的に大き
な引き上げ力を加えることで、その取外しを行うことが
可能である。この際、床パネル(1)を上方に強く引き
上げると、係合片(13)の係合凸部(15)と受座部材
(2)側の被係合部(23a )との係合面が前記のように
鋭角の斜面で係合されているため、図6に示すように係
合片(13)に弾性撓曲を生じて前記の係合関係が離脱解
除される。同時にバックアップ用の弾性舌片(24)が上
向きに弾性変形して係合片(13)の抜脱上昇を許容す
る。従って、支脚(12)を受座部材(2)側の嵌合部
(22)から抜脱して、所定の床パネル(1)を取外すこ
とができる。そして、この取外し後、前記施工時と同様
にして床パネル(1)を再装着することにより、フロア
を簡単に復元することができる。
に配管、配線等を行うものであるところ、施工後におい
てこれらの配設を行ったり、修理点検を行う必要を生じ
ることがある。また、化粧床材の部分的な汚損、損傷に
より、その部分的な取替えを必要とする場合もある。従
ってこのような場合、床パネル(1)を爾後的に取外し
て再装着したり、取替える必要性を生じることも多い。
このような要請に対し、この発明に係るフロア構造にお
いては、例えばサッカー等の吸盤を利用した減圧吸引器
を用いて、あるいは面ファスナーを利用した係合式リフ
ター等を用いて、所定の床パネル(1)に人為的に大き
な引き上げ力を加えることで、その取外しを行うことが
可能である。この際、床パネル(1)を上方に強く引き
上げると、係合片(13)の係合凸部(15)と受座部材
(2)側の被係合部(23a )との係合面が前記のように
鋭角の斜面で係合されているため、図6に示すように係
合片(13)に弾性撓曲を生じて前記の係合関係が離脱解
除される。同時にバックアップ用の弾性舌片(24)が上
向きに弾性変形して係合片(13)の抜脱上昇を許容す
る。従って、支脚(12)を受座部材(2)側の嵌合部
(22)から抜脱して、所定の床パネル(1)を取外すこ
とができる。そして、この取外し後、前記施工時と同様
にして床パネル(1)を再装着することにより、フロア
を簡単に復元することができる。
【0031】図7は係合片(13)の係合構造の変形例を
示すものであって、その係合凸部(16)が断面円弧状に
形成されたものである。この場合、受座部材(2)側の
被係合部(23a )との接触部は線状のものとなるが、こ
の接触部における接線の存する平面をもって構成される
係合面は、実質的に係合片(13)の抜脱移動を可能とす
る斜面を構成しているものである。
示すものであって、その係合凸部(16)が断面円弧状に
形成されたものである。この場合、受座部材(2)側の
被係合部(23a )との接触部は線状のものとなるが、こ
の接触部における接線の存する平面をもって構成される
係合面は、実質的に係合片(13)の抜脱移動を可能とす
る斜面を構成しているものである。
【0032】実施例2 図8及び図9にこの発明の第2の実施例を示す。この実
施例は、床パネル(101 )の角筒状支脚(112 )が、受
座部材(102 )側の短筒状嵌合部(122 )の内側にしっ
くりと嵌合されるように、相対的に小さく形成されたも
のである。このことに対応して、係合片(123 )は、受
座部材(102 )側にその底板部(121 )から立上げて設
けられ、その先端の外向きの係合凸部(125 )が、支脚
(112 )の内面に設けられた凸条からなる被係合部(11
5 )に係合されるものとなされている。かつバックアッ
プ用の弾性舌片(114 )は、支脚(112 )の内面に、上
記被係合部(115 )に対向する配置において突設されて
いる。その他の構成及び作用等は前記実施例1の場合と
同様である。
施例は、床パネル(101 )の角筒状支脚(112 )が、受
座部材(102 )側の短筒状嵌合部(122 )の内側にしっ
くりと嵌合されるように、相対的に小さく形成されたも
のである。このことに対応して、係合片(123 )は、受
座部材(102 )側にその底板部(121 )から立上げて設
けられ、その先端の外向きの係合凸部(125 )が、支脚
(112 )の内面に設けられた凸条からなる被係合部(11
5 )に係合されるものとなされている。かつバックアッ
プ用の弾性舌片(114 )は、支脚(112 )の内面に、上
記被係合部(115 )に対向する配置において突設されて
いる。その他の構成及び作用等は前記実施例1の場合と
同様である。
【0033】実施例3 この実施例は図10及び図11に示すものであり、その
変形例を図12に示す。
変形例を図12に示す。
【0034】この実施例において、床パネル(201 )の
支脚(212 )は、受座部材(202 )の嵌合部(222 )の
外側に嵌まり込むものとなされている。かつ係合片(22
3 )は、受座部材(202 )側の嵌合部(222 )の内側に
おいて、その底板部(221 )から対峙状に立上って1対
づつ設けられている。そして係合凸部(225 )が各1対
の両係合片(223 )(223 )の先端部に対向状に設けら
れている。これに対応して支脚(212 )内に、上記係合
片(223 )(223 )間に嵌まり込んでその係合凸部(22
5 )(225 )の下面に係合する細い帯板状の被係合部
(215 )が横架状に設けられている。
支脚(212 )は、受座部材(202 )の嵌合部(222 )の
外側に嵌まり込むものとなされている。かつ係合片(22
3 )は、受座部材(202 )側の嵌合部(222 )の内側に
おいて、その底板部(221 )から対峙状に立上って1対
づつ設けられている。そして係合凸部(225 )が各1対
の両係合片(223 )(223 )の先端部に対向状に設けら
れている。これに対応して支脚(212 )内に、上記係合
片(223 )(223 )間に嵌まり込んでその係合凸部(22
5 )(225 )の下面に係合する細い帯板状の被係合部
(215 )が横架状に設けられている。
【0035】従って、この実施例3の場合、支脚(212
)を受座部材(202 )の嵌合部(222 )に強制的に嵌
め合わせることにより、対向する両係合片(223 )(22
3 )が離間方向に弾性撓曲して被係合部(215 )をそれ
らの間に受け入れ、係合凸部(225 )の下面側に係合し
て支脚(212 )の上方移動を阻止する。
)を受座部材(202 )の嵌合部(222 )に強制的に嵌
め合わせることにより、対向する両係合片(223 )(22
3 )が離間方向に弾性撓曲して被係合部(215 )をそれ
らの間に受け入れ、係合凸部(225 )の下面側に係合し
て支脚(212 )の上方移動を阻止する。
【0036】図12に示す変形例は、被係合部(215a)
が断面六角形の棒状体に形成されたものである。
が断面六角形の棒状体に形成されたものである。
【0037】その他の構成及び作用原理は、概ね前記実
施例1の場合と同様である。
施例1の場合と同様である。
【0038】実施例4 図13及び図14に示すこの実施例においては、床パネ
ル(301 )の角筒状支脚(312 )が受座部材(302 )側
の嵌合部(322 )の外側に嵌合されるものとなされてい
る。そして、嵌合部(322 )の周壁、すなわち囲繞壁の
隣接する外方側壁の一部に1対の係合片(323 )(323
)が形成され、その先端部外面に断面円弧状の係合凸
部(325 )が設けられている。かつこれに対応して、支
脚(312 )の内面の2個所に断面三角形の被係合部(31
5 )が突設され、支脚(312 )を嵌合部(322 )に嵌合
した状態において、図14に示すように係合凸部(325
)が被係合部(315 )の上面側の斜面に係合されるも
のとなされている。
ル(301 )の角筒状支脚(312 )が受座部材(302 )側
の嵌合部(322 )の外側に嵌合されるものとなされてい
る。そして、嵌合部(322 )の周壁、すなわち囲繞壁の
隣接する外方側壁の一部に1対の係合片(323 )(323
)が形成され、その先端部外面に断面円弧状の係合凸
部(325 )が設けられている。かつこれに対応して、支
脚(312 )の内面の2個所に断面三角形の被係合部(31
5 )が突設され、支脚(312 )を嵌合部(322 )に嵌合
した状態において、図14に示すように係合凸部(325
)が被係合部(315 )の上面側の斜面に係合されるも
のとなされている。
【0039】その他の構成及び作用は前記実施例1の場
合と略同様である。
合と略同様である。
【0040】上記にこの発明の各種実施例を示したが、
この発明はこれらの実施例の構造に限定されるものでは
ない。特許請求の範囲第1項に示した構成の範囲内で各
種の設計変更が可能である。
この発明はこれらの実施例の構造に限定されるものでは
ない。特許請求の範囲第1項に示した構成の範囲内で各
種の設計変更が可能である。
【0041】たとえば、上記各実施例においては、床パ
ネルの上面パネル部を方形に形成したものを示したが、
これに限定されるものではなく、隣接する床パネルどお
しを密接状態に敷き並べることができる形状であれば任
意である。例えば三角形、六角形等に形成しても良い。
また、実施例では、支脚と嵌合部との1つの嵌合手段に
対して、それぞれ2つの係合手段を有するものを示した
が、1嵌合手段あたりの係合手段の数は任意であり、も
とより少なくとも1つ以上あれば良い。
ネルの上面パネル部を方形に形成したものを示したが、
これに限定されるものではなく、隣接する床パネルどお
しを密接状態に敷き並べることができる形状であれば任
意である。例えば三角形、六角形等に形成しても良い。
また、実施例では、支脚と嵌合部との1つの嵌合手段に
対して、それぞれ2つの係合手段を有するものを示した
が、1嵌合手段あたりの係合手段の数は任意であり、も
とより少なくとも1つ以上あれば良い。
【0042】
【発明の効果】この発明は上述の次第で、先ず、隣接す
る床パネルがその支脚を共通の受座部材に嵌合され、該
受座部材を介して相互に水平方向の相対移動が拘束され
るものとなされている。従って、床パネルに横ずれを生
じない。かつコンクリート基床面の不陸に基づく床面の
段差の発生を防止する。
る床パネルがその支脚を共通の受座部材に嵌合され、該
受座部材を介して相互に水平方向の相対移動が拘束され
るものとなされている。従って、床パネルに横ずれを生
じない。かつコンクリート基床面の不陸に基づく床面の
段差の発生を防止する。
【0043】また、支脚を嵌合部に嵌合した状態におい
て、両者が例えば係合片と被係合部による係合手段によ
り、上下方向の相対移動を規制されるものとなされてい
る。従って、床パネルの不本意な浮き上りが防止され、
床面に段違いを生じるのが防止される。このことは、化
粧床材の木質床材を用いる場合においてとくに有益であ
る。すなわち木質床材の伸縮とか反りの影響により、所
定の床パネルにこれを持ち上げようとする力が作用して
も、受座部材を介して隣接の床パネルにより浮き上がり
が防止されるので、隣接床パネルの境界部に木質床材の
接合部が一致している場合にも、段違いを生じるのが防
止され、ひいては実施例1に示したようなタイル状の木
質床材を予め貼着した床パネルによる簡易なフリーアク
セスフロア施工が可能となる。
て、両者が例えば係合片と被係合部による係合手段によ
り、上下方向の相対移動を規制されるものとなされてい
る。従って、床パネルの不本意な浮き上りが防止され、
床面に段違いを生じるのが防止される。このことは、化
粧床材の木質床材を用いる場合においてとくに有益であ
る。すなわち木質床材の伸縮とか反りの影響により、所
定の床パネルにこれを持ち上げようとする力が作用して
も、受座部材を介して隣接の床パネルにより浮き上がり
が防止されるので、隣接床パネルの境界部に木質床材の
接合部が一致している場合にも、段違いを生じるのが防
止され、ひいては実施例1に示したようなタイル状の木
質床材を予め貼着した床パネルによる簡易なフリーアク
セスフロア施工が可能となる。
【0044】また、上記係合手段を有することにより、
先行敷設した床パネルの支脚に予め嵌合装着されて位置
固定された受座部材に対して、順次次位の床パネルの支
脚を嵌合していくことで、施工を簡単に行うことがで
き、施工作業性が良い。
先行敷設した床パネルの支脚に予め嵌合装着されて位置
固定された受座部材に対して、順次次位の床パネルの支
脚を嵌合していくことで、施工を簡単に行うことがで
き、施工作業性が良い。
【0045】更には、前記係合手段は、係合面が鋭角の
斜面をなす所謂斜面係合構造のものとなされ、人為的に
大きな引き上げ力を加えることによって床パネルを取外
すことが可能なものとなされている。従って、前記のよ
うな浮き上がり防止機能を保有しつつ、施工後において
所定の床パネルを部分的に取外して床下の点検や配管・
配線等の敷設、修理等を支障なく行うことができると共
に、損傷した床パネルの取替え作業も容易に行うことが
でき好都合である。
斜面をなす所謂斜面係合構造のものとなされ、人為的に
大きな引き上げ力を加えることによって床パネルを取外
すことが可能なものとなされている。従って、前記のよ
うな浮き上がり防止機能を保有しつつ、施工後において
所定の床パネルを部分的に取外して床下の点検や配管・
配線等の敷設、修理等を支障なく行うことができると共
に、損傷した床パネルの取替え作業も容易に行うことが
でき好都合である。
【0046】また、請求項2によれば、床パネルの支脚
を、受座部材によってしっかりと拘束しうるものとなし
うると共に、支脚の受座部材に対する嵌合装着作業を行
い易いものとなしうる点で有利である。
を、受座部材によってしっかりと拘束しうるものとなし
うると共に、支脚の受座部材に対する嵌合装着作業を行
い易いものとなしうる点で有利である。
【0047】また、請求項3によれば、係合手段を最も
簡易な構造として、作用の確実なものとすることができ
る。
簡易な構造として、作用の確実なものとすることができ
る。
【0048】更に、請求項4によれば、係合手段の係合
力を向上し、床パネルの浮き上がり防止機能を一層確実
なものとすることができる。
力を向上し、床パネルの浮き上がり防止機能を一層確実
なものとすることができる。
【図1】この発明の第1実施例による床パネルの敷設施
工状態の概要を示す斜視図である。
工状態の概要を示す斜視図である。
【図2】第1実施例の床パネルと受座部材とを分離して
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図3】第1実施例における床パネルの敷設施工途上の
状態を示す要部断面図である。
状態を示す要部断面図である。
【図4】第1実施例における床パネルの支脚と受座部材
の結合状態を示す要部の断面図である。
の結合状態を示す要部の断面図である。
【図5】第1実施例において、床パネルの支脚を受座部
材に嵌合するときの嵌合途上の状態を示す断面図であ
る。
材に嵌合するときの嵌合途上の状態を示す断面図であ
る。
【図6】第1実施例において、床パネルを取外す際の支
脚の受座部材からの抜脱途上の状態を示す断面図であ
る。
脚の受座部材からの抜脱途上の状態を示す断面図であ
る。
【図7】第1実施例における係合手段の変形例を示す断
面図である。
面図である。
【図8】第2実施例の床パネルの支脚部分を受座部材の
対応嵌合部とを分離状態にして示した縦断斜視図であ
る。
対応嵌合部とを分離状態にして示した縦断斜視図であ
る。
【図9】第2実施例における支脚の受座部材への嵌合連
結状態を示す縦断斜視図である。
結状態を示す縦断斜視図である。
【図10】第3実施例の床パネルと受座部材とを分離し
て示した一部切欠き斜視図である。
て示した一部切欠き斜視図である。
【図11】第3実施例における支脚の受座部材への嵌合
連結状態を示す縦断面図である。
連結状態を示す縦断面図である。
【図12】第3実施例における係合手段の変形例を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図13】第4実施例の床パネルの支脚部分を受座部材
の対応嵌合部とを分離状態にして示した縦断斜視図であ
る。
の対応嵌合部とを分離状態にして示した縦断斜視図であ
る。
【図14】第4実施例における支脚の受座部材への嵌合
連結状態を示す縦断斜視図である。
連結状態を示す縦断斜視図である。
【図15】従来の床パネルの敷設状態を示す概要説明図
である。
である。
【図16】従来の床パネルの敷設状態の他の例を示す概
要説明図である。
要説明図である。
1…床パネル 2…受座部材 11…上面パネル部 12…支脚 13…係合片 15…係合凸部 15a…係合凸部の上面(係合面) 22…嵌合部 23…係合孔 23a…被係合部 24…バックアップ用弾性舌片
Claims (4)
- 【請求項1】 上面パネル部の少なくとも隅部に支脚を
有する床パネルと、基床面上に載置され、隣接する床パ
ネルの寄り集った支脚どおしを受け入れて相互に連結す
るジョイント用の受座部材とを具備し、 前記支脚と受座部材とが、水平方向の相対移動に対して
拘束力を有する嵌合手段と、嵌合後において支脚の上下
方向の相対移動を規制する係合手段とを介して相互に結
合されると共に、 かつ、前記係合手段は、その係合面が鉛直線に対して鋭
角をなす斜面に形成されていることを特徴とするフリー
アクセスフロア構造。 - 【請求項2】前記嵌合手段は、床パネル側の筒状に形成
された支脚と、該支脚の下端部を内嵌めまたは外嵌めに
嵌合しうる対応断面形状に形成された受座部材側の短筒
状嵌合部とよりなる請求項1のフリーアクセスフロア構
造。 - 【請求項3】係合手段は、床パネル側の支脚と受座部材
側の嵌合部のいずれか一方に設けられた弾性係合片と、
これを弾性係合しうるように他方の部材に設けられた対
応の被係合部とよりなりなる請求項2記載のフリーアク
セスフロア構造。 - 【請求項4】係合片を有する部材または被係合部を有す
る部材の少なくともいずれか一方に、係合手段に対する
バックアップ用の弾性舌片が突設され、該弾性舌片の先
端が前記係合片の先端部の係合部の背後に臨んで近接ま
たは当接状態に位置されるものとなされている請求項3
記載のフリーアクセスフロア構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23049292A JPH0673868A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | フリーアクセスフロア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23049292A JPH0673868A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | フリーアクセスフロア構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673868A true JPH0673868A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16908626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23049292A Pending JPH0673868A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | フリーアクセスフロア構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673868A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7372534B2 (en) | 2003-07-30 | 2008-05-13 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Light adjuster with electrically conductive tape stuck on electrically conductive cylindrical housing in which is accommodated part of wiring |
| JP2008303553A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Hitachi Metals Techno Ltd | フリーアクセスフロア用支持台 |
| JP2017025558A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | センクシア株式会社 | フリーアクセスフロア |
| US10833426B2 (en) | 2013-01-24 | 2020-11-10 | Elringklinger Ag | Method for producing an electrically conductive bond between an electrical line and an electrically conductive component and assembly produced using the method |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP23049292A patent/JPH0673868A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7372534B2 (en) | 2003-07-30 | 2008-05-13 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Light adjuster with electrically conductive tape stuck on electrically conductive cylindrical housing in which is accommodated part of wiring |
| JP2008303553A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Hitachi Metals Techno Ltd | フリーアクセスフロア用支持台 |
| US10833426B2 (en) | 2013-01-24 | 2020-11-10 | Elringklinger Ag | Method for producing an electrically conductive bond between an electrical line and an electrically conductive component and assembly produced using the method |
| JP2017025558A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | センクシア株式会社 | フリーアクセスフロア |
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