JPH04115645U - 積層体 - Google Patents
積層体Info
- Publication number
- JPH04115645U JPH04115645U JP1991019415U JP1941591U JPH04115645U JP H04115645 U JPH04115645 U JP H04115645U JP 1991019415 U JP1991019415 U JP 1991019415U JP 1941591 U JP1941591 U JP 1941591U JP H04115645 U JPH04115645 U JP H04115645U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- polyvinyl alcohol
- alcohol film
- container
- added
- Prior art date
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 透湿性,耐油性,保香性,接着性等に優れ、
かつ鮮度保持が図れ、また、材料費が安価で、温かい食
品の持ち帰り用容器の素材として好適な積層体を得る。 【構成】 坪量260g/m2の板紙2の片面に、ポリ
酢酸ビニル系のエマルジョンタイプの接着剤層3を介し
て、セラミック粉末の添加された20μm厚さの二軸延
伸ポリビニルアルコールフィルム4を積層することによ
り積層体1を得る。その際、セラミックの添加割合を3
〜10%、好ましくは5%とする。
かつ鮮度保持が図れ、また、材料費が安価で、温かい食
品の持ち帰り用容器の素材として好適な積層体を得る。 【構成】 坪量260g/m2の板紙2の片面に、ポリ
酢酸ビニル系のエマルジョンタイプの接着剤層3を介し
て、セラミック粉末の添加された20μm厚さの二軸延
伸ポリビニルアルコールフィルム4を積層することによ
り積層体1を得る。その際、セラミックの添加割合を3
〜10%、好ましくは5%とする。
Description
【0001】
本考案は、油分や水分を多く含む温かい食品の持ち帰り用容器などに使用され
る積層体に関する。
【0002】
一般に、例えばフライドチキンやぶたまんなどの油分や水分を多く含む温かい
食品の持ち帰り用容器としては、板紙を主材とする積層体からなる蓋付きの組み
立て容器が使用されている。そして、その場合、上記積層体としては、通常、容
器の内壁面となる側にアルミ箔を貼り付けたものが用いられ、それによって、中
身の食品が有している油分などが容器の外壁側に滲み出さないようにされている
。
【0003】
一方、最近、食品用の容器にセラミック等の遠赤外線放射体を利用することが
試みられている。例えば実開昭63−158828号公報や実開平2−1026
8号公報においては、紙などの主材からなる容器の内壁面に遠赤外線放射体を混
入もしくは該放射体シートを貼付するようにして、特に野菜や魚肉等の生鮮食品
の酸化を防止して鮮度保持を図るようにしたものが開示されている。
【0004】
上記従来のアルミ箔貼着構造の積層体では、これを温かい食品の持ち帰り用容
器の素材として使用した場合に、食品から発生した水蒸気が容器内壁に結露した
り、また、容器を形成する際に素材同士の接着性が乏しいために加工性が今一つ
であったり、さらに、素材自体の材料費も嵩むといった問題があった。
【0005】
また、この種の容器に、遠赤外線放射体が保有する鮮度保持等の効果を付加し
ようとした場合に、従来のように単に紙などにセラミックを混入してなる素材か
ら容器を構成したのでは、食品から発するにおいが容器外に漏れ出てしまうとい
う不都合があって上記のような持ち帰り用容器としては好ましくなかった。
【0006】
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、温かい食品の持ち帰り用
容器の素材として好適であり、透湿性,耐油性,保香性,接着性に優れ、また、
材料費の安価な積層体を得ることを目的とする。
【0007】
これに加えて、本考案は、内容物の鮮度保持を図ることのできる積層体を得る
ことを目的とする。
【0008】
本考案に係る積層体は、紙の表面にポリビニルアルコール(PVA)フィルム
を積層してなることを特徴とする。
【0009】
上記ポリビニルアルコールフィルムを遠赤外線放射体の添加されたものとする
と、遠赤外線が容器内の食品に作用し、食品の保存性が向上する。
【0010】
その場合、遠赤外線放射体の添加割合を3%乃至10%の範囲とし、好ましく
は5%とするのが良い。
【0011】
本考案に係る積層体は、紙の表面にポリビニルアルコールフィルムが積層され
ていることによって、透湿性,耐油性,保香性および接着性等に優れており、し
たがって、該ポリビニルアルコールフィルム面を内面にして容器を形成した場合
に、容器内壁への結露や油脂の浸透,におい漏れが防がれ、また、容器を形成す
る際の素材同士の接着性も良好である。
【0012】
また、このポリビニルアルコールフィルムに遠赤外線放射体を添加すると、容
器内容物の酸化が防止され、鮮度が保持できる。
【0013】
上記透湿性,耐油性,保香性,接着性等は主としてポリビニルアルコールフィ
ルムの特性によるものである。
【0014】
遠赤外線放射体入りのポリビニルアルコールフィルムを積層してなる上記積層
体の特性は次のとおりである。
【0015】
ポリビニルアルコールフィルムの特性として、透湿性が大きく親水性である
。すなわち、40℃×90%RHでの透湿度が700g/m2/24hrsであ
り、したがって、この積層体によって水分を多く含む温かい食品を包装してもフ
ィルム内面に結露せず、適度な水分コントロールが可能である。
【0016】
ポリビニルアルコールフィルムの特性として、耐油性・耐溶剤性に優れてい
るため、油・油脂の浸透が全くなく、したがって、上記積層体は油分を多く含む
例えばドーナツやフライドチキン等の包装に適している。
【0017】
ポリビニルアルコールフィルムの特性として、接着性・ヒートシール性を有
しているため、例えば酢酸ビニル系のエマルジョン接着が可能であり、したがっ
て、上記積層体は製凾時にサック貼が可能であり、また、熱接着のバーシーラー
,インパルスシーラーおよび高周波シールのいずれでも使用することができる。
【0018】
ポリビニルアルコールフィルムの特性として、保香性・昇華防止性を有して
いる。したがって、上記積層体は例えば温かいぶたまん,ぎょうざ等を包装して
もにおい漏れすることがなく、また、昇華性物質の保存にも適している。
【0019】
遠赤外線と天然イオンのセラミックス効果により生鮮食品の酸化防止が可能
であり、鮮度保持ができる。
【0020】
無害・安全である。
【0021】
その他、上記積層体を構成するポリビニルアルコールフィルムは、ガスバリア
ー性,非導電性,離型性,耐熱性を有し、印刷適性も良好で熱水にも溶解すると
いう特性を有している。
【0022】
以上のことから、上記積層体は、調理済みのフライドチキン,ドーナツ,饅頭
,ぶたまん,ぎょうざ等の食品の持ち帰り用の容器として適している。
【0023】
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1は本考案の一実施例に係る積層体の層構成図である。この実施例において
、積層体1は、坪量260g/m2の板紙2の片面に、ポリ酢酸ビニル系のエマ
ルジョンタイプの接着剤層3を介して、セラミック粉末の添加された20μm厚
さの二軸延伸ポリビニルアルコールフィルム4を積層することにより形成される
。ここで、上記セラミックとしては、例えばハイテクジャパン(株)製のバイオ
・コスモが用いられ、その添加割合は3〜10%、好ましくは5%とされる。ま
た、上記二軸延伸ポリビニルアルコールフィルムとしては、例えば日合フィルム
(株)製のボブロン(登録商標)が用いられる。
【0025】
図2は積層体1を用いた持ち帰り用の蓋付きワンタッチ箱の一例を示すもので
、(a)はその展開図、(b)は糊付け部を貼着した状態で示す平面図である。
【0026】
この蓋付きワンタッチ箱を形成するためのブランク板5は、折曲線6,7,8
,9を介して互いに連設された矩形形状の前板10,底板11,後板12,蓋板
13および差し込みフラップ14と、折曲線15,16を介して上記前板10,
底板11および後板12の両側方にそれぞれ連設された折り込み片17,18,
側板19,20および折り込み片21,22と、折曲線23,24を介して側板
19,20のそれぞれ側方に連設された折り込みフラップ25,26よりなって
おり、上記各折り込み片17,18,21,22には、底板11の四隅から対角
線方向にそれぞれ折曲線27,28,29,30が設けられている。
【0027】
上記ブランク板5は、ポリビニルアルコールフィルム4を上面(箱の内面)に
して、折曲線27〜30をそれぞれ山折りにし、その他の折曲線6〜9,15,
16,23,24を谷折りにして、折曲線15,16と折曲線27〜30にそれ
ぞれ囲まれた三角形部に水性接着剤を塗布し、折曲線15,16を谷折りするこ
とにより各折り込み片17,18;21,22をそれぞれ前板10および後板1
2に貼付すると、図2(b)に示すような形状となる。なお、ワンタッチ箱はこ
の状態で凾詰めされ、流通される。
【0028】
この箱を組み立てる際には、側板19,20を両側に引き上げると、前板10
および後板12がワンタッチで立ち上がり、その後、蓋板13を折り曲げ、差し
込みフラップ14を所要部に差し込むと直方体形状の持ち帰り用容器となる。
【0029】
なお、上記実施例においては、板紙2とポリビニルアルコールフィルム4との
接着を、エマルジョンタイプの接着剤を用いた(いわゆるウエットラミネート)
場合について説明したが、この接着は、その他、ウレタン系の接着剤によるドラ
イラミネートを用いても良く、また、ポリエチレンによる押し出しラミネートを
用いても良い。
【0030】
本考案は以上のように、紙の表面にポリビニルアルコールフィルムを積層する
ことにより構成されているので、透湿性,耐油性,保香性,接着性等に優れ、ま
た、材料費が安価で、温かい食品の持ち帰り用容器の素材として好適な積層体が
得られる。
【0031】
また、このポリビニルアルコールフィルムに遠赤外線放射体を添加すると、容
器内容物の酸化防止が図れ、鮮度を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る積層体の層構成図
【図2】同積層体を用いた蓋付きワンタッチ箱の展開図
および糊付け部を貼着した状態で示す平面図
および糊付け部を貼着した状態で示す平面図
1 積層体
2 板紙
3 接着剤層
4 二軸延伸ポリビニルアルコールフィルム
Claims (3)
- 【請求項1】 紙の表面にポリビニルアルコールフィル
ムを積層してなることを特徴とする積層体。 - 【請求項2】 ポリビニルアルコールフィルムが遠赤外
線放射体を添加されたものである請求項1記載の積層
体。 - 【請求項3】 遠赤外線放射体の添加割合が3%乃至1
0%とされた請求項2記載の積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991019415U JPH04115645U (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991019415U JPH04115645U (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04115645U true JPH04115645U (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=31905694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991019415U Pending JPH04115645U (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04115645U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5890808A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-30 | Nec Corp | パルス幅変調増幅器 |
| JPH02131559A (ja) * | 1988-04-20 | 1990-05-21 | Yoshimasa Yokoyama | 鮮度保存性を有する包装材、及び鮮度保存性物質の包装材への定着方法 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP1991019415U patent/JPH04115645U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5890808A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-30 | Nec Corp | パルス幅変調増幅器 |
| JPH02131559A (ja) * | 1988-04-20 | 1990-05-21 | Yoshimasa Yokoyama | 鮮度保存性を有する包装材、及び鮮度保存性物質の包装材への定着方法 |
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