JPH04115867U - リール装置 - Google Patents

リール装置

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JPH04115867U
JPH04115867U JP2665891U JP2665891U JPH04115867U JP H04115867 U JPH04115867 U JP H04115867U JP 2665891 U JP2665891 U JP 2665891U JP 2665891 U JP2665891 U JP 2665891U JP H04115867 U JPH04115867 U JP H04115867U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ又はテープ状物品や線材を巻き取るリ
ール装置を、ひれ片を備えた回転軸に対して迅速に装填
でき、且つ、自動的に装填する場合における装置の構造
を簡単化する。 【構成】 巻き芯部3に、回転軸Aにおけるひれ片A1
が嵌まる溝孔5を円周方向に沿って適宜間隔で形成して
成るリール装置1において、巻き芯部3における端面
を、相隣接した溝孔5で挟まれた部位ごとに円周方向に
沿って同一方向に傾斜するようにした螺旋状の傾斜面6
に形成する。溝孔5とひれ片A1とを位置合わせしなく
ても、傾斜面6のガイド作用により、溝孔5がひれ片A
1に嵌まり込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種素材からなるテープとか、小型電子部品を収納するために使用 するテープ状キャリアー等のテープ状物品、或いは糸等の線状物品を巻き取るた めに使用するリール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
チップ型抵抗器等の小型の電子部品の運搬には、帯板状の軟質材製ベース体に 、電子部品が嵌まる収納凹所を適宜間隔で凹み形成し、前記ベース体の上面に、 前記収納凹所を塞ぐ長尺状の粘着テープを貼着して成るテープ状キャリアーが利 用されており、このテープ状キャリアーを巻き取るための従来のリール装置11 は、図11に示すように、回転軸A1が嵌まる通孔12を備えた巻き芯部13の 両端にフランジ部14を連接し、前記巻き芯部13に、前記回転軸Aの外周面に 突設した複数枚のひれ片A1が嵌まる溝孔15を、前記回転軸Aのひれ片A1の 間隔に対応して円周方向に沿って適宜間隔で形成した構成になっている。
【0003】 そして、このリール装置11にてテープ状キャリアーを巻き取るに際して、回 転軸Aにリール装置11を自動的に装填するには、図12〜図14に示すような 手段が採られていた。 すなわち、先ず、リール装置11の外径よりも大径の孔21を穿設したテーブ ル20上に、リール装置11を同心状に保持するための支柱22を立設すると共 に、前記孔21に向けて前後移動自在な支持板23を上下多段状に配置し、最下 段の支持板23を後退させて最下段に位置したリール装置11を孔21より落下 してから、最下段の支持板11を前進させて2段目の支持板23を後退させるこ とにより、2段面に位置していたリール装置11を最下段に位置させると言う操 作を順次上方の支持板23に向けて繰り返すことにより、リール装置11を1枚 ずつ落下するように構成する。 また、前記テーブル20の下方に、上面に駆動ローラ25を備え下面に光セン サー26を備えた左右一対の受け台24を、互いの間隔が広狭自在となるよう水 平移動自在に配置し、両受け台24,24を前進させた状態にて、テーブル20 から落下したリール装置11を受けて、これを駆動ローラ25にて回転しつつ、 光センサー26にて、リール装置11に穿設した位置決め用孔11aの位置を検 出することにより、リール装置11を所定の姿勢に位置決めする。 そして、前記受け台24の下方に、テーブル20の孔21と同心状に回転軸A を配設し、該回転軸Aに、位置検出用の円板体A3を固着し、回転軸Aを回転し つつ検知手段27にて円板体A3のマークを検知することにより、回転軸Aを、 そのひれ片A1が前記受け台24上に位置決めされたリール装置11の溝孔15 と平面視で一致するように位置決めし、それから、左右両受け台24,24を後 退させてリール装置11を落下させることにより、リール装置11を回転軸Aに 装填するようにしたものであった。 回転軸Aには、リール装置11に対する支持板A2を設けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来の手段では、リール装置11を回転軸Aに被嵌するための装 置が著しく複雑であるため、設備費用が嵩むことに加えて、リール装置11と回 転軸Aとの位置合わせに長い時間を要するため、装填工程の能率が低いと言う問 題があった。
【0005】 また、手作業にてリール装置11を回転軸Aに装填する場合においても、リー ル装置11における溝孔15の位置と、回転軸Aにおけるひれ片A1との位置と を一々目視にて確認してから、リール装置11を回転軸Aに被嵌しなければなら ないため、手作業による装填作業においても、作業能率が低いと言う問題があっ た。
【0006】 本考案は、自動的又は手作業のいずれの場合であっても、リール装置を回転軸 に能率良く装填できるようにすると共に、回転軸に自動的に装填する場合におけ る装置を至極簡単にできるようにしたリール装置を提供することを目的とするも のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本考案は、回転軸が嵌まる通孔を有する巻き芯部と、 該巻き芯部の両端に連接したフランジ部とを備え、前記巻き芯部に、前記回転軸 の外周面に突設したひれ片が嵌まる溝孔を円周方向に沿って適宜間隔で複数条形 成して成るリール装置において、前記巻き芯部における両端面のうち少なくとも いずれか一方の端面を、相隣接した溝孔で挟まれた部位ごとに円周方向に沿って 同一方向に傾斜するようにした螺旋状の傾斜面に形成する構成にした。
【0008】
【作用】
この構成において、例えば、鉛直状の軸線回りに回転する回転軸に対して上方 からリール装置を落下して、リール装置を回転軸に被嵌したり、逆に、回転軸を 回転しつつリール装置における巻き芯部の通孔に挿入したりして、リール装置を 回転軸に自動的に装填するにおいて、リール装置における巻き芯部の溝孔と回転 軸におけるひれ片との位置が一致していなくても、回転軸のひれ片がリール装置 における巻き芯部の端面に接当すると、この端面が円周方向に沿って傾斜してい ることにより、回転軸のひれ片を巻き芯部の軸方向に案内するようなガイド作用 が生じるから、回転軸の回転に連れてリール装置が回転軸に対して相対的に回転 し、リール装置における巻き芯部の溝孔が回転軸のひれ片に自動的に嵌まり込む ことになる。
【0009】 また、手作業にてリール装置を回転軸に被嵌する場合においても、リール装置 を回転軸の先端部に被嵌して、巻き芯部の傾斜状端面を回転軸におけるひれ片に 接当した状態で回転すると、リール装置の溝孔と回転軸のひれ片とが一致してい なくても、リール装置における巻き芯部の傾斜状端面のガイド作用にて、リール 装置はその回転に連れて回転軸に嵌まり込むようにガイドされて、やはり、リー ル装置における巻き芯部の溝孔が、回転軸のひれ片に自動的に嵌まり込むことに なる。
【0010】
【考案の効果】
従って本考案によれば、自動的にリール装置を回転軸に装填するにおいても、 手作業による装填作業においても、一々リール装置における巻き芯部の溝孔と回 転軸のひれ片との位置決めを行なう必要がないから、自動工程であると手作業で あるとを問わず、リール装置を回転軸に対して迅速に装填することができて、装 填能率を格段に向上することができるのであり、また、自動的な装填工程におい ては、従来のような位置決め手段を不要にできるから、それだけ装填装置を簡単 化して、設備費を格段に低減することができる効果を有する。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面(図1〜図10)に基づいて説明する。 図1〜図6に示すのは第1の実施例であり、これらの図において符号1は本考 案に係るリール装置を示し、該リール装置1は、回転軸Aが嵌まる通孔2を形成 した巻き芯部3と、該巻き芯部3の両端に一体的に連接したフランジ部4とを備 え、前記巻き芯部3には、前記回転軸Aの外周面に突設した3枚のひれ片A1に 対応した3条の溝孔5を形成している。 そして、前記リール装置1における巻き芯部3の両端面を、相隣接した溝孔5 で挟まれた部位ごとに、円周方向に沿って同じ方向に傾斜するようにした螺旋状 の傾斜面6に形成する。
【0012】 以上の構成のリール装置1を、前記したように電子部品を収納したテープ状キ ャリアーBの巻き取り装置に適用すると、図6に示すように、リール装置1を載 置するテーブル20の下方に回転軸Aを直接に配設して、回転する回転軸Aに対 して、テーブル20からリール装置1を落下するだけで、リール装置1を回転軸 Aに装填することができる。 つまり、回転軸Aを、リール装置1における下面の傾斜面6の傾斜する方向と 同じ方向に回転しつつ、この回転軸Aに向けてリール装置1を落下すると、先ず 、回転軸Aにおけるひれ片A1の上端がリール装置1における巻き芯部3の傾斜 面6に接当する。すると、巻き芯部3の傾斜面6が、回転軸Aの回転方向に沿っ て傾斜していることにより、回転軸Aにおけるひれ片A1を巻き芯部3の軸心に 沿って案内するようなガイド作用が生じるため、溝孔5が回転軸Aのひれ片A1 に自動的に嵌まり込むのである。
【0013】 上記の実施例は、リール装置1における溝孔5の数を、回転軸Aにおけるひれ 片A1の数と同じ3条に形成した場合であったが、回転軸Aにおけるひれ片A1 が3枚の場合には、図7に示すように溝孔5を6条形成すると言うように、溝孔 5の条数をひれ片A1の数の整数倍にしても良いのであり、このように構成する と、相隣接した溝孔5の間の間隔が狭まることにより、傾斜面6の傾斜角度を大 きくすることができるので、傾斜面6のガイド機能をより一層向上できる利点が ある。
【0014】 また、図8に示すように、溝孔5を十字状に延びるように形成すると、回転軸 Aのひれ片A1が2枚の場合と4枚の場合との両方に対応できる。
【0015】 図9〜10に示すのは、リール装置1を載置するテーブル28の上方に、真空 吸引具29を備えた回転軸Aを配設して、回転軸Aを回転しつつ下降させて上昇 すると言う動作を行うことにより、リール装置1を上方に持ち上げるように構成 した場合であり、この場合も、前記第1の実施例で示したのと同じ作用により、 回転軸Aのひれ片A1をリール装置1の溝孔5に自動的に挿入することができる 。 なお、この実施例における真空吸着具29は回転軸Aに固着されており、回転 軸Aの上端面に摺動自在に接当するヘッダー30を昇降部材31に固着し、該ヘ ッダー30を真空源に接続する一方、前記回転軸Aに、真空吸着具29とヘッダ ー30とを連通する連通孔32を穿設することにより、回転軸Aを回転しつつリ ール装置1を吸引して持ち上げできるようにしている。
【0016】 上記の実施例は、電子部品を収納するテープ状キャリアーの巻取り用リール装 置に適用した場合であったが、本考案は、各種素材から成るテープ(金属板のス トリップも含む)の巻取りとか、各種のテープ状物品の巻取り、或いは、糸状体 や線体の巻き取り等に使用するリール装置一般について適用できることは言うま でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リール装置の要部を示す断面図である。
【図2】リール装置の平面図である。
【図3】図2のIII − III視拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】リール装置を回転軸に装填する手段を示す正面
図である。
【図6】図5のVI−VI視断面図である。
【図7】リール装置の他の実施例を示す要部平面図であ
る。
【図8】リール装置の他の実施例を示す要部平面図であ
る。
【図9】回転軸の他の実施例を示す図である。
【図10】図9の回転軸にリール装置を装填する手段を
示す断面図である。
【図11】従来のリール装置を示す斜視図である。
【図12】従来のリール装置を回転軸に装填する手段を
示す正面図である。
【図13】図12のXIII −XIII 視断面図である。
【図14】図12のXIV −XIV 視平面図である。
【符号の説明】
1 リール装置 2 通孔 3 巻き芯部 4 フランジ部 5 溝孔 6 傾斜面 A 回転軸 A1 ひれ片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸が嵌まる通孔を有する巻き芯部と、
    該巻き芯部の両端に連接したフランジ部とを備え、前記
    巻き芯部に、前記回転軸の外周面に突設したひれ片が嵌
    まる溝孔を円周方向に沿って適宜間隔で複数条形成して
    成るリール装置において、前記巻き芯部における両端面
    のうち少なくともいずれか一方の端面を、相隣接した溝
    孔で挟まれた部位ごとに円周方向に沿って同一方向に傾
    斜するようにした螺旋状の傾斜面に形成したことを特徴
    とするリール装置。
JP1991026658U 1991-03-26 1991-03-26 電子部品収納用テープのリール装置 Expired - Lifetime JP2545484Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49126212A (ja) * 1973-03-08 1974-12-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS49126212A (ja) * 1973-03-08 1974-12-03

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