JPH04116018U - 等速ジヨイント - Google Patents
等速ジヨイントInfo
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- JPH04116018U JPH04116018U JP1982991U JP1982991U JPH04116018U JP H04116018 U JPH04116018 U JP H04116018U JP 1982991 U JP1982991 U JP 1982991U JP 1982991 U JP1982991 U JP 1982991U JP H04116018 U JPH04116018 U JP H04116018U
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- JP
- Japan
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- tracks
- track
- ball
- offset
- sets
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- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 等速ジョイントの温度上昇を抑制し、回転バ
ランス性能、耐久性、許容回転数、NVH性能の向上を
図る。 【構成】 外輪1の内面と内輪2の外面に半径方向で対
向する複数組のサーキュラーコンタクトトラックC1 、
C2 を形成する。少なくとも3組のサーキュラーコンタ
クトトラックをオフセットサーキュラーコンタクトトラ
ックC2 とする。3組のオフセットサーキュラーコンタ
クトトラックC2 に半径方向の予圧を付与してジョイン
トの半径方向のガタを無くし、回転バランス性能を向上
させる。また、各トラックとボール4との間に略等しい
円周方向すきまを形成し、ジョイントにトルクが付与さ
れたとき、各ボール4をボール転走面に同時に接触させ
て各トラックに円周方向荷重を分担させ、温度上昇の抑
制と、耐久性、許容回転数、NVH性能の向上を図る。
ランス性能、耐久性、許容回転数、NVH性能の向上を
図る。 【構成】 外輪1の内面と内輪2の外面に半径方向で対
向する複数組のサーキュラーコンタクトトラックC1 、
C2 を形成する。少なくとも3組のサーキュラーコンタ
クトトラックをオフセットサーキュラーコンタクトトラ
ックC2 とする。3組のオフセットサーキュラーコンタ
クトトラックC2 に半径方向の予圧を付与してジョイン
トの半径方向のガタを無くし、回転バランス性能を向上
させる。また、各トラックとボール4との間に略等しい
円周方向すきまを形成し、ジョイントにトルクが付与さ
れたとき、各ボール4をボール転走面に同時に接触させ
て各トラックに円周方向荷重を分担させ、温度上昇の抑
制と、耐久性、許容回転数、NVH性能の向上を図る。
Description
【0001】
この考案は、自動車のプロペラシャフトやドライブシャフト用に用いられる等
速ジョイントに関するものである。
【0002】
プロペラシャフト及びドライブシャフトの回転トルクを車軸に伝達する場合、
一般にボールタイプの等速ジョイントが用いられる。このボールタイプの等速ジ
ョイントには、図4乃至図6に示されたものがある。いずれのジョイントも外輪
1、内輪2、保持器3および複数のボール4から成り、外輪1の内面および内輪
2の外面にボール4の移動を案内するトラックT1 、T2 を設けてある。
【0003】
ここで、図4に示す等速ジョイントは、クロスグループジョイント(LJ)と
称され、保持器3には球形内面8と外輪1の円筒径内面5に接触案内される球形
外面6とが設けられている。
【0004】
また、図5に示す等速ジョイントはダブルオフセットジョイント(DOJ)と
称され、保持器3には外輪1の円筒形内面9に接触案内される球形外面10と内
輪2の球形外面11に接触案内される球形内面12とが設けられ、保持器3の球
形外面10の中心A1 と球形内面12の中心B1 がジョイントの中心O1 より左
右に等距離オフセットされている。
【0005】
さらに、図6に示す等速ジョイントはゼッパ型ジョイントで、外輪1の球形内
面13に形成したトラックT1 の中心A2 と内輪2の球形外面14に設けたトラ
ックT2 の中心B2 がジョイントの中心O2 より左右に等距離オフセットされて
いる。
【0006】
これら各種のボールタイプ等速ジョイントの外輪1及び内輪2のトラックT1
、T2 には図7Aに示すように、固定の接触角をもつアンギュラコンタクトトラ
ック(以下ACトラックという)と、図8に示すようなサーキュラーコンタクト
トラック(以下CCトラックという)とが存在する。
【0007】
ここで、上記トラックとボールとの間に半径方向のラジアルすきまがあると、
回転バランスが悪く、また振動を発生させるため、プロベラシャフトやドライブ
シャフト用として用いる場合、ジョイント半径方向に予圧を付与し、ラジアルす
きまのない状態で使用することが多い。
【0008】
ところで、ACトラックを有する等速ジョイントに半径方向の予圧を付与して
ラジアルすきまを無くすと、図7Bに示すように、ボール4とトラックT1 、T2
のボール転走面は4点で接触し、その予圧状態で同図の矢印方向にトルクを負
荷するとトルク負荷による接触点P1 から離れた位置に予圧による接触点P2 を
もつ4点接触状態で作動する。このため、ボール4は正しく転がり運動せず、ボ
ール4と外輪トラックT1 およびボール4と内輪トラックT2 の相互間において
滑りが生じ、その滑りのため摩擦が増大して発熱し、耐久性、許容回転数、NV
H性能を悪化させる問題がある。
【0009】
一方、CCトラックでは、常に2点接触状態でトルク伝達するため、ACトラ
ックに比べれば良好である。しかし、予圧状態では、ボールは、内、外輪トラッ
クにより、半径方向、円周方向の両方向に拘束されジョイントの半径方向、円周
方向精度の両者の影響を受けるため、各トラック間での面圧不均一が大きくなり
、さらにボールの動きを悪化させる問題がある。
【0010】
この考案は上記の不都合を解消し、温度上昇を抑制し、回転バランス性能、耐
久性、許容回転数、NVH性能の向上を図ることを技術的課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、第1の考案においては、外輪および内輪に円弧
状のボール転走面をもつ複数組のCCトラックを形成したボールタイプの等速ジ
ョイントにおいて、3組以上のCCトラックを、対向間隔が一定する第1案内面
と、その両端に連続する一対の円弧状第2案内面とでボール転走面を形成するオ
フセットCCトラックとし、各トラックとボールとの間に略等しい円周方向すき
まを設け、上記オフセットCCトラックのそれぞれに半径方向の予圧を付与した
構成を採用したのである。
【0012】
また、第2の考案においては、CCトラックの全てをオフセットCCトラック
とし、3組以上のオフセットCCトラックに半径方向に予圧を付与した構成を採
用したのである。
【0013】
上記のように、オフセットCCトラックに半径方向の予圧を付与することによ
ってジョイントのラジアルがたがなくなり、回転バランス性能を向上させること
ができる。また、外輪と内輪の相互間にトルクが負荷されると、ボールはトラッ
クに対して2点で接触し、各接触点に負荷を受ける状態でトルクを伝達する。
【0014】
以下、この考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0015】
なお、図1はこの考案に係る等速ジョイントの断面図であり、全体的な構成は
図4乃至図6に示される等速ジョイントと同じであるため、省略してある。
【0016】
図1に示すように、外輪1の内面と内輪2の外面には、3組のCCトラックC1
と3組のオフセットCCトラックC2 が円周方向に交互に形成され、各トラッ
クC1 、C2 内に組み込まれたトルク伝達用のボール4が保持器3で支持されて
いる。
【0017】
図2は、CCトラックC1 およびオフセットCCトラックC2 の詳細を示す。
CCトラックC1 のボール転走面15は円弧とされ、そのボール転走面15とボ
ール4との間に半径方向すきまδ1 および円周方向すきまδ2 が設けられている
。
【0018】
一方、オフセットCCトラックC2 のボール転走面16は対向間隔が円周方向
の全体にわたって一定する第1案内面17と、その第1案内面17の円周方向両
端に連続する一対の円弧状第2案内面18とから成る。一対の第2案内面18の
曲率中心はボール4の中心に対して左右に等距離オフセットされ、ボール4との
間に円周方向すきまδ3 が形成されている。この円周方向すきまδ3 は前記CC
トラックC1 の円周方向すきまδ2 と略同じ大きさとされている。
【0019】
実施例では、上記第1案内面17をジョイント中心Oに曲率中心をもつ円弧面
としてあるが、上記ジョイント中心Oとトラック中心を通る半径方向の直線に直
交する平面であってもよい。
【0020】
上記オフセットCCトラックC2 には半径方向の予圧が付与され、その予圧に
よって第1案内面17がボール4と圧接している。
【0021】
上記のように、オフセットCCトラックC2 に半径方向の予圧を付与すること
により、ジョイントの半径方向のガタが無くなり、回転バランス性能を向上させ
ることができる。その予圧状態において内輪2にトルクが負荷されると、CCト
ラックC1 内のボール4およびオフセットCCトラックC2 内のボール4が円周
方向に移動する。
【0022】
このとき、CCトラックC1 に設けられた円周方向すきまδ2 とオフセットC
CトラックC2 に形成された円周方向すきまδ3 は略同じ大きさであるため、図
3に示すように、各トラックC1 、C2 内のボール4はCCトラックC1 のボー
ル転走面15およびオフセットCCトラックC2 の第2案内面18に略同時に接
触し、各接触部において同等の円周方向荷重を分担する。
【0023】
また、各トラックC1 、C2 内のボール4は対応するトラックC1 、C2 に対
して2点で接触するため、ボール4は正しく転がり運動し、摩擦による発熱や振
動の発生を抑制することができる。
【0024】
実施例の場合は、6組のトラックのうち、3組のトラックをオフセットCCト
ラックとしたが、全てのトラックをオフセットCCトラックとし、少なくとも3
組のオフセットCCトラックに半径方向の予圧を付与してもよい。
【0025】
以上のように、この考案に係る等速ジョイントにおいては、複数個のCCトラ
ックのうち、少なくとも3組のトラックをオフセットCCトラックとし、そのオ
フセットCCトラックに予圧を付与してジョイントの半径方向のガタを無くする
ようにしたので、回転バランス性能の向上を図ることができる。また、トラック
のそれぞれに略等しい円周方向すきまを設けたので複数のトラックのそれぞれに
円周方向荷重を分担させることができ、ジョイントの温度上昇を抑制し、耐久性
、許容回転数、NVH性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る等速ジョイントの断面図
【図2】同上の一部を拡大して示す断面図
【図3】同上の作動状態を示す断面図
【図4】クロスグループジョイントの断面図
【図5】ダブルオフセットジョイントの断面図
【図6】ゼッパ型ジョイントの断面図
【図7】A、Bはアンギュラコンタクトの断面図
【図8】サーキュラーコンタクトトラックの断面図
1 外輪
2 内輪
4 ボール
15、16 ボール転走面
17 第1案内面
18 第2案内面
δ2 、δ3 円周方向すきま
Claims (2)
- 【請求項1】 外輪の内面と内輪の外面にボール転走面
を円弧とした複数組のサーキュラーコンタクトトラック
を形成し、各トラック内にボールを組み込んだ等速ジョ
イントにおいて、前記複数組のトラックのうち、少なく
とも3組のトラックを、対向間隔が一定する第1案内面
と、その両端に連続する一対の円弧状第2案内面とでボ
ール転走面を形成するオフセットサーキュラーコンタク
トトラックとし、各トラックとボールとの間に略等しい
円周方向すきまを設け、上記オフセットサーキュラーコ
ンタクトトラックのそれぞれに半径方向の予圧を付与し
たことを特徴とする等速ジョイント。 - 【請求項2】 請求項1記載の等速ジョイントにおい
て、サーキュラーコンタクトトラックの全てをオフセッ
トサーキュラーコンタクトトラックとし、3組以上のト
ラックに半径方向の予圧を付与した等速ジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982991U JP2565675Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 等速ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982991U JP2565675Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 等速ジョイント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04116018U true JPH04116018U (ja) | 1992-10-15 |
| JP2565675Y2 JP2565675Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=31906018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982991U Expired - Fee Related JP2565675Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 等速ジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565675Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007034776A1 (ja) | 2005-09-22 | 2007-03-29 | Ntn Corporation | 摺動式等速自在継手 |
| WO2010140487A1 (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-09 | Ntn株式会社 | ドライブシャフトおよびドライブシャフトの組立方法 |
| WO2012114929A1 (ja) * | 2011-02-21 | 2012-08-30 | Ntn株式会社 | 揺動斜板型可変容量圧縮機の揺動板の回転阻止機構およびこれを構成する等速自在継手 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP1982991U patent/JP2565675Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007034776A1 (ja) | 2005-09-22 | 2007-03-29 | Ntn Corporation | 摺動式等速自在継手 |
| WO2010140487A1 (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-09 | Ntn株式会社 | ドライブシャフトおよびドライブシャフトの組立方法 |
| JP2010281341A (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-16 | Ntn Corp | ドライブシャフトおよびドライブシャフトの組立方法 |
| CN102439326A (zh) * | 2009-06-02 | 2012-05-02 | Ntn株式会社 | 驱动轴以及驱动轴的组装方法 |
| WO2012114929A1 (ja) * | 2011-02-21 | 2012-08-30 | Ntn株式会社 | 揺動斜板型可変容量圧縮機の揺動板の回転阻止機構およびこれを構成する等速自在継手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2565675Y2 (ja) | 1998-03-18 |
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Legal Events
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