JPH04116082U - 配管支持具 - Google Patents

配管支持具

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JPH04116082U
JPH04116082U JP1925991U JP1925991U JPH04116082U JP H04116082 U JPH04116082 U JP H04116082U JP 1925991 U JP1925991 U JP 1925991U JP 1925991 U JP1925991 U JP 1925991U JP H04116082 U JPH04116082 U JP H04116082U
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hook
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裕康 山形
洋二 吉良
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管を受け止め支持するための受部に、固定
部に跨がせてその受部を懸吊するためのフックを連設し
た配管支持具において、固定部に本固定するまでの間に
固定部から外れる虞をなくすこと。 【構成】 配管を受け止め支持するための受部5に連設
され、固定部27aに跨がせることでその受部5を懸吊
するためのフック15に、前記固定部27aの被係止部
27bに係止することで前記フック15の離脱を阻止す
るための係止具18を付設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空調配管や電気配管等の配管を天井や壁等から吊り下げ支持するた めの配管支持具であって、さらに詳しくは、配管を受け止め支持するための受部 に、固定部に跨がせて前記受部を懸吊するためのフックを連設してある配管支持 具に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述した配管支持具を用いて配管作業を行なう場合、一般的に、配管の架設経 路に沿って設置した複数の吊りボルト等にそれぞれ予め被掛止用金具を固定部と して取り付けるとともに、各固定部にそれぞれ配管支持具のフックを跨がせてお き、各固定部から懸吊された受部間にわたって配管を架設した後、配管の落下防 止用のカバーとともに配管支持具を固定部にボルトを介して固定することが行な われている。このような配管支持具において、従来、フックを平板の曲げ加工で 形成し、そのフックを固定部に跨がせて引っ掛けておけるようにしたものが知ら れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の配管支持具は、単にそのフックを固定部に引っ掛ける だけのものであったから、ボルトによって固定部に本固定するまでの間、配管を 受部に載せる作業を行なう際に配管が当たったり作業者の手が当たったりしてフ ックが簡単に固定部から外れてしまい、配管支持具が落下する事態が発生し易い ものであった。この種の配管作業は通常天井近傍の高所で行なわれることが多い ため、配管支持具が落下すると、下方で作業をしている人にとって危険でもあり 、また、配管作業を一旦中断して配管支持具を取りに行く必要があって作業効率 の低下を来すものであった。 本考案の目的は、上記実情に鑑み、固定部に本固定するまでの間に固定部から 外れる虞のない配管支持具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による配管支持具の特徴構成は、配管を受け止め支持するための受部に 、固定部に跨がせて前記受部を懸吊するためのフックを連設してある配管支持具 本体と、前記フックに取り付けられて、前記固定部の被係止部に係止することで 前記フックの離脱を阻止するための係止具とから構成したことにある。
【0005】
【作用】
つまり、フックを固定部に跨がせた状態で係止具を固定部の被係止部に係止さ せることによって、配管支持具をボルト等を介して固形部に本固定していない状 態でも、固定部からフックが離脱することを阻止して配管支持具が外れることを 防止できる。
【0006】
【考案の効果】
その結果、配管支持具を本固定する前に配管や作業者の手が当たっても配管支 持具が固定部から外れて落下する事態を回避できるから、高所作業となることが 多い配管作業において、下方で作業する人に危険が生じる虞がなく、落下した配 管支持具を取りに行くために配管作業が中断されることもなく、配管作業を手際 よくかつ安全に進められる配管支持具にできた。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて、本考案の実施例を説明する。
【0008】 図4に示すように、天井(図示せず)からアンカーボルト2を吊り下げ姿勢で 設けてあり、このアンカーボルト2に配管の一例である空調配管Hを横姿勢で支 持するための取付具3を装着してある。この取付具3は、アンカーボルト2に螺 合可能なナット部4と、空調配管Hを受け止め支持するための受部5を備えた一 対の配管支持具Sとからなっている。両配管支持具Sは、それぞれ、空調配管H が受部5から外れるのを防止するためのカバー6を有している。
【0009】 図2及び図3に示すように、前記ナット部4は、上側に上部折返し部27を備 え、且つ、下側に下部折返し部26を備え、さらに、内周部に前記アンカーボル ト2に螺合するネジ部9を備えた、2個のチャンネル部材形状の分割ナット部材 4A,4Bを、一端部同士で枢支したものであり、この枢支部11を支点に揺動 開閉できるようになっている。また、枢支部11とは反対側の遊端部12どうし をビス13を用いて接合することで、両分割ナット部材4A,4Bを閉じ状態に 保持できるようになっている。 このナット部4をアンカーボルト2に装着する場合には、両分割ナット部材4 A,4Bを開き側に揺動してアンカーボルト2の所定の位置に被せる。そしてア ンカーボルト2とネジ部9との山合わせを行いながら、両分割ナット部材4A, 4Bを閉じ側に揺動して両方の遊端部12を重ね合わせる。そしてビス13をネ ジ孔14に締着して両方の遊端部12どうしを確実に接合し、両分割ナット部材 4A,4Bを閉じ状態に保持するのである。
【0010】 前記受部5は空調配管Hを載置しておくためのもので、鈑金製であり、全体が 凹状に屈曲形成されており、この凹状の部分に空調配管Hを係入することで、空 調配管Hが転がり落下するのを防止している。また、この受部5の一方の側壁2 5を、その上端で折り曲げ下向きに突出した本考案のフックである第1フック1 5を一体形成し、一方、前記上部折返し部27の上面に、その第1フック15を 差し込み係合するためのスリット16を形成してある。さらに、前記側壁25の 外側下部には、下部折返し部26の端縁に形成の切欠部29に係止するための下 向きに突出した第2フック10を付設してある。 そして、前記上部折返し部27の前記スリット16よりも先端側の部分27a (固定部の一例である)に前記第1フック15を跨がせるとともに、その第1フ ック15の下向き突出部15aをスリット16に係入貫通させることで、前記受 部5をナット部4に懸吊することができるように構成してある。
【0011】 また、図2に示すように、受部5に第1フック15を連設してなる配管支持具 本体Aに対して、前記第1フック15の下向き突出部15aに、板バネ製の係止 具18を付設してある。この係止具18は、図1(イ)に示すように、前記第1 フック15の下向き突出部15aが前記スリット16に上方から係入するのに伴 なって、スリット16の開口縁に押圧されてスリット16の幅方向にひしげるよ うに弾性変形し、図1(ロ)に示すように、スリット16を越したところで元の 姿勢に復元する。そして、その状態で第1フック15の下向き突出部15aが上 方に引き上げられた場合に、前記係止具18はスリット16の周部(前記固定部 27aの裏側であって被係止部の一例である)27bに下方から当接し、第1フ ック15がスリット16から抜け出すのを防止できるように構成してある。
【0012】 前記カバー6は、同じく鈑金製で、受部5の先端に簡易なヒンジ17を介して 揺動自在に枢支してあり、外方へ揺動することによって受部5が開放姿勢になり 、内方に揺動することによって閉じ姿勢に切り換わるようにしてある。また、前 記カバー6の遊端部に係止部6aを形成し、一方、受部5の折曲部分には、その 係止部6aが係合することで受部5に対するカバー6の位置決めを行うための切 欠部5aを形成してある。 図3および図5の(イ)、(ロ)に示すように、前記カバー6の遊端部と、カ バー6の閉じ状態でその遊端部に対向する受部5の側壁25とに、中心をほぼ一 致させてそれぞれ貫通孔20,21を形成し、前記ナット部4の上部折返し部2 7のうち前記受部5をナット部4に懸吊した状態で前記貫通孔20,21に対向 する部分(前記固定部の一部である)27aに、それら貫通孔20,21と中心 がほぼ一致する貫通孔22を形成するとともに、第1フック15の下向き突出部 15aに、ねじ固着部23を設けてある。そして、前記カバー6の貫通孔20・ 受部5の貫通孔21・ナット部4の貫通孔22にそれぞれ貫通させた取付用ねじ 19を前記ねじ固着部23に固着することで、前記カバー6を受部5とともに前 記ナット部4に固定することができるように構成してある。
【0013】 前記ねじ固着部23は、図5の(イ)、(ロ)に示すように、板バネからなる 一対の弾性係止片23A,23Bを、前記取付用ねじ19の外径よりも若干小さ な間隔を隔てて対向配置したもので、それら一対の弾性係止片23A,23Bの 間に取付用ねじ19を押し込むだけで、その取付用ねじ19をねじ固着部23に 固着できるように構成してある。すなわち、それら一対の弾性係止片23A,2 3Bがともに取付用ねじ19の先端に押圧されることで弾性変形し、両者の間隔 が拡がって取付用ねじ19の外径をやや越えると、両弾性係止片23A,23B の先端縁が取付用ねじ19のねじ山を乗り越え、弾性復元力によって、ねじみぞ に係止するのであり、取付用ねじ19を引き続いて押圧することで上述の動作が 繰り返され、取付用ねじ19を螺進させることなく、所定量進めてねじ固着部2 3に固着することができるのである。 従って、ナット部4に懸吊した受部5に空調配管Hを載置した後にカバー6を 閉じ姿勢にした状態で、前記3つの貫通孔20,21,22を合わせて取付用ね じ19を貫通させ、前記ねじ固着部23に、その取付用ねじ19を手指で押し込 むか、或は、ハンマー等でその取付用ねじ19の頭部を打って押し込むことで、 ドライバー等を用いたねじ込み作業を全く必要とせずに、極めて容易にカバー6 を受部5とともにナット部4に固定できる。 なお、このねじ固着部23への取付用ねじ19の上述した固着状態では、一対 の弾性係止片23A,23Bの先端が取付用ねじ19のねじみぞの1つに係止し ているから、ドライバーを用いてこの取付用ねじ19を回転させることで普通の 螺合状態と同様にさらに前進させたり後退させることも可能であり、取付用ねじ 19のねじ固着部23に対するより強固な固着及びねじ固着部23からの離脱を 行なうことができるようにしてある。
【0014】 図6の(イ)、(ロ)に示すように、前記係止具18の一対と前記一対の弾性 係止片23A,23Bとを、ともにステンレス製の板バネ部材24に一体に形成 してある。そして、この板バネ部材24を前記フック15の下向き突出部15a にハンダ付けしてある。
【0015】 前記空調配管Hを支持部材3に支持させる場合には、ナット部4をアンカーボ ルト2に装着した後、ナット部4に受部5を懸吊し、カバー6を外方へ揺動して 受部5を開放状態にする。そして受部5に空調配管Hを係入した後、カバー6を 内方に揺動して受部5を閉じ状態にする。そして取付用ねじ19を前述のように ネジ固着部23に固着する。これによって、受部5の外れ止め、及び、カバー6 の開き止めと抜け止めを防止して確実にナット部4に固定できる。 なお、スリット16とねじ孔24とは前記上部折返し部27と同様に下部折返 し部26にも夫々設けられており、また、切欠部29は前記下部折返し部26と 同様に上部折返し部27にも設けられているので、ナット部4を上下逆に使用す ることもできる。
【0016】 次に、本考案の別の実施例を列記する。
【0017】 <1> 先の実施例では、空調配管Hを支持させる構成として、受部5とその 受部5に対するカバー体6を設け、カバー体6を受部5とともに取付用ねじ19 によってナット部4に固定するものを説明したが、それに替えて、受部5のみを 取付用ねじ19によってナット部4に固定するようにするとともにカバー体6は 別のねじ等でナット部4又は受部5に固定するようにしたり、或は、弾性フック 等の手段によってカバー体6をナット部4又は受部5に係止するようにしてもよ い。また、カバー体6を省略し、空調配管Hを単に受部5に載置する構成として もよい。
【0018】 <2> 先の実施例では、係止具18と弾性係止片23A,23Bとを板バネ 部材24に一体に形成してフック15に後付けしたものを説明したが、それに替 えて、係止具18と弾性係止片23A,23Bとを、それぞれ別個に形成してフ ック15に後付けしたり、或は、両者をともにフック部15と一体成形したり、 さらには、それらのうちの一方をフック部15と一体に形成するとともに他方を フック部15に後付けにする構成を採用してもよい。
【0019】 <3> 先の実施例では、空調配管Hを例に挙げて説明したが、本考案の配管 支持具が対象とする配管は、空調配管のほか、電気配管や給排水配管やガス配管 等様々のものがあり、さらに、それらどうしの継手部分、および、断熱のために 配管を囲繞する断熱材やラッギングをも含むものであり、それらを配管Hと総称 する。
【0020】 <4> 先の実施例では、取付具3をアンカーボルト2に装着することで配管 Hを支持する構成を説明したが、それに替えて、アンカーボルト2又はそれに一 体形成した支持具、或はアンカーボルト以外の他の支持具に受部5を直接懸吊さ せて支持する構成としてもよい。
【0021】 <5> 受部5、固定部27a、フック15、被係止部27b、係止具18の 形状や材質や互いの関係等の具体的構成は適宜変更自在であり、次にそのいくつ かを挙げる。
【0022】 <5−1> 図7に示すものは、平板からなる固定部27aの例である。こ の実施例では、被係止部27bはこの平板の下面である。すなわち、フック15 は、先の実施例で説明したようなスリット16に係入するものでなくてもよく、 少なくとも固定部27aを跨ぐことで受部5を懸吊するものであればよい。
【0023】 <5−2> 図8に示すものは、係止具18をフック15に対して先の実施 例とは反対側に設けたものである。この実施例では、固定部27aは、スリット 16の両側にわたるものであり、フック15は、その固定部27aの一部に跨ぐ 構成となっている。また、被係止部27bはスリット16の周部の下面である。
【0024】 <5−3> 図示はしないが、先の実施例では係止具18をスリット16の 長手方向に沿った方向の両側に設けていたのに替えて、何れか一方にのみ設けて もよい。また、先の実施例の構成と上述した<5−2>の構成とを組み合わせて 係止具18をフック15の表裏の両側に設けてもよい。
【0025】 <5−4> 図9に示すものは、固定部27aが立姿勢の平板であって、そ の固定部27aに形成した凹凸部からなる被係止部27bに、係止具18が弾性 的に係止する構成のものである。
【0026】 <5−5> 係止具18は板バネのように自身が弾性を有する材料から形成 する構成のほか、ピン等の非弾性材料から形成した係止本体とそれを付勢するス プリング等の付勢手段とから構成してもよい。
【0027】 <5−6> 係止具18は、先の実施例や上述のいくつかの別実施例で説明 したような、係止具18自身の弾性の利用或は付勢手段の併用等によって、フッ ク15を固定部27aに跨がせることで係止具18を自動的に固定部27aの被 係止部27bに係止する構成に替えて、フック15を固定部27aに跨がせた後 、レバー操作で係止具18を固定部27aの被係止部27bに係止させることを 可能にする構成としてもよい。
【0028】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の拡大断面図
【図2】取付具のアンカーボルトへの取付状態での断面
【図3】取付具の分解斜視図
【図4】取付具のアンカーボルトへの取付状態での斜視
【図5】取付用ねじの取付部分の拡大断面図
【図6】(イ)板バネ部材の正面図、(ロ)板バネ部材
の側面図
【図7】別の実施例を示す要部の拡大断面図
【図8】さらに別の実施例を示す要部の拡大断面図
【図9】さらに別の実施例を示す要部の拡大断面図
【符号の説明】
5 受部 15 フック 18 係止具 27a 固定部 27b 被係止部 H 配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管(H)を受け止め支持するための受
    部(5)に、固定部(27a)に跨がせて前記受部
    (5)を懸吊するためのフック(15)を連設してある
    配管支持具本体(A)と、前記フック(15)に取り付
    けられて、前記固定部(27a)の被係止部(27b)
    に係止することで前記フック(15)の離脱を阻止する
    ための係止具(18)とから構成してある配管支持具。
JP1991019259U 1991-03-28 1991-03-28 配管支持具 Expired - Lifetime JP2544887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991019259U JP2544887Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 配管支持具

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JP1991019259U JP2544887Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 配管支持具

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JPH04116082U true JPH04116082U (ja) 1992-10-15
JP2544887Y2 JP2544887Y2 (ja) 1997-08-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02105679U (ja) * 1989-02-08 1990-08-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02105679U (ja) * 1989-02-08 1990-08-22

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