JPH04116204U - 水陸両用車両の冷却構造 - Google Patents

水陸両用車両の冷却構造

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JPH04116204U
JPH04116204U JP2016891U JP2016891U JPH04116204U JP H04116204 U JPH04116204 U JP H04116204U JP 2016891 U JP2016891 U JP 2016891U JP 2016891 U JP2016891 U JP 2016891U JP H04116204 U JPH04116204 U JP H04116204U
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JP
Japan
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air
radiator
branch
engine
air intake
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Application number
JP2016891U
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English (en)
Inventor
晴久 田口
信昭 井上
直道 佐々
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Priority to EP91122305A priority patent/EP0492655A1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強制冷却のファンを使用せずにラジエータの
冷却を行って、エンジン出力の損失を防止すると共に、
排気系による熱害を防止する。 【構成】 艇体21の前端部43に、前方へ開口した空
気取入口22を、水面位置Lよりも上方に位置させて設
ける。この空気取入口22から側部35の空気排出口2
3まで、分岐した通風路23を形成する。その一方の分
岐路24にラジエータ26を、他方の分岐路26に排気
パイプ61を設け、走行時などに通風路23内に入って
くる外気によって適宜冷却する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水陸両用車両の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に水陸両用車両の機関室(エンジンルーム)は、水上走行(航走)が可能 なように略密閉された構造になっており、エンジンを適宜冷却するための冷却装 置が備えられている。
【0003】 図4に示すように、従来この種の機関室1は、エンジン2を収容すべく密閉状 の区画壁3によって形成されていると共に、エンジン2に接続された吸気管4及 び排気管5が設けられ、それぞれ水面位置(吃水線)Lよりも上方まで延出され て開口されている。そしてエンジン2近傍には、エンジン冷却水を循環させるた めのパイプ6に接続されたラジエータ7が設けられており、冷却水により吸収さ れた熱量を適宜放出するようになっている。このラジエータ7は、通常の自動車 のように風・対流などの自然な空気の流れや、走行風による冷却が出来ないため に、エンジン2によって駆動されたファン8により強制冷却されるようになって いる。
【0004】 また区画壁3には吸気管4及び排気管5を囲むように形成された機関室1内の 空気給排のためのダクト9,10が接続され、吸排気管4,5と同様に水面L上 方に開口されている。さらにファン8とは別に、熱気を排出させるための電動フ ァン(図示せず)が備えられており、機関室1内の換気を適宜行うようになって いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこのような機関室1及びエンジン冷却装置の構成にあっては、ラジエ ータ7を冷却するためのファン8を常時作動させることが必要であり、常にエン ジン出力が損失してしまうという問題があった。
【0006】 また図4に示したような密閉状の機関室1においては、排気系(排気管5など )の熱によって機関室1内及び車両内が昇温してしまい、付帯設備などが損傷す るおそれがある。
【0007】 そこで本考案は、上記事情に鑑み、強制冷却用のファンを使用せずにラジエー タの冷却を行うと共に、排気系による熱害を防ぐ水陸両用車両の冷却構造を提供 すべく創案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、艇体の前部に前方へ開口し水上走行時の水面位置よりも上方に位置 された空気取入口を設け、この空気取入口から両側に分岐して後方に延長された 通風路を形成し、この通風路の一方の分岐路にラジエータを、他方に機関の排気 系をそれぞれ設けたものである。
【0009】
【作用】
上記構成によって、ラジエータは、車両走行に伴って空気取入口から通風路の 分岐路へと流入してくる外気によって冷却される。また排気系も他方の分岐路を 通る外気によって冷却される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
【0011】 図1乃至図3は、本考案に係わる水陸両用車両の冷却構造の一実施例を示した ものである。
【0012】 この冷却構造は、艇体(車体)21の前部に、前方へ開口し水上走行時の水面 位置Lよりも上方に位置された空気取入口22が設けられ、この空気取入口22 から両側に分岐して後方に延長された通風路23が形成されていると共に、その 分岐路の一方24にラジエータ25が、他方の分岐路26に機関の排気系たる排 気パイプ27がそれぞれ設けられて構成されている。
【0013】 艇体21は、本実施例にあっては航走形状、水密性、軽量化などを考慮したド アのない車体として成形されている。そしてその運転席28よりも前方に、略密 閉状に区画された機関室29が設けられ、これにエンジン30が収容されている 。また艇体底部には陸上走行用の前輪31及び後輪32が設けられ、運転席28 の後方には、水上走行のためのジェット推進器33が設けられている。
【0014】 空気取入口22は、機関室29よりも前方の艇体前端部43に設けられ、正面 から見て横に偏平な開口が対称的に二個穿たれて形成されている。そして図1に 示したように、この空気取入口22からの通風路23が樹脂製のダクト34によ って区画されていると共に、その分岐路24,26の末端は、艇体21の側部3 5に設けられた空気排出口36,37に接続されている。この空気排出口36, 37は、艇体21の側面を構成して前方から後方まで一体的に成形された底部側 板38に形成され、前輪31の上方に位置されている。
【0015】 ラジエータ25は、分岐路24の入口(通風路23の分岐部39の近傍)に位 置され、全体が分岐路24内に収容されている。そして冷却水循環用のパイプ4 0にて、機関室29内のエンジン30に連絡されている。即ちこのラジエータ2 5は、機関室29とはダクト34によって隔てられていると共に、エンジン30 よりも上方に位置されていることになる。
【0016】 排気パイプ27は、エンジン30からダクト34を貫通して他方の分岐路26 内に延出され、その空気排出口37の直前で開口するように形成されている。
【0017】 そして通風路23には、入ってくる空気を両側に仕切る仕切板42が設けられ ており、空気取入口22とこれに対面するように形成された分岐部ダクト41と の間に掛け渡されている。本実施例にあっては、ラジエータ25側の風量が多く なるように、他方の分岐路26へと偏って形成されている。
【0018】 また図2に示したように、通風路23の底面は、全体として略水平になるよう に形成されている。
【0019】 次に実施例の作用を説明する。
【0020】 水陸両用車両の走行に際して運転されるエンジン30の熱は、冷却水により吸 収され、冷却水はラジエータ25を経由して循環される。このラジエータ25は 、図中矢印aで示したように走行に伴って空気取入口22から通風路23の分岐 路24へと流入してくる外気によって、冷却される。熱交換された空気は、その まま分岐路24を通って艇体21の側部35の空気排出口36から排出される。 また走行が停止されているときも、ラジエータ25は通風路23内に自然に流入 してくる風によって冷却される。
【0021】 そしてエンジン30からの排ガスは、排気パイプ27によって艇体21の側部 35へと導かれて、分岐路26の空気排出口37において排出される。このとき 排ガスは、分岐路26内の外気と熱交換されて温度が低下する。
【0022】 また水上走行時にあっては、空気取入口22が通常の水面位置Lよりも上方に 位置されてはいるが、航走状況によっては空気取入口22から水が進入してくる こともある。しかしながらこの水は、通風路23内を後方へと流れ、各分岐路2 4,26の空気排出口36,37から速やかに排出される。
【0023】 このように、艇体21の前端部43に水面位置Lよりも上方に位置された空気 取入口22を設けると共に、両側部35に空気排出口36,37を設け、これら を結ぶ分岐した通風路23を形成し、その分岐路24,26の途中にラジエータ 25及び排気パイプ27を設けたので、ラジエータ25及び排気パイプ27をそ れぞれ別個に適切に冷却できる。
【0024】 すなわちラジエータ25は、分岐路26を通る走行風や自然な空気の流れによ って充分冷却され、従来必要としたエンジン駆動の冷却用ファンを廃止できる。 また冷却をより促進するためにファンを設ける場合では、少なくとも常時作動さ せる必要がない。即ち、エンジン出力の損失を防止できるものである。
【0025】 また空気排出口22を艇体21の側部35に設けたことで、空気取入口22に おける正圧と、空気排出口36,37の負圧との圧力差により、空気の流動が高 まり、所望の冷却効果が期待できる。そして空気の吹き出しが前輪31の上方で なされるので、走行安定性などに悪影響を及ぼすことがない。
【0026】 そしてラジエータ25をエンジン30よりも上方に隔離したので、通風路23 から機関室29内に水が侵入することがないと共に、水上走行の性能に係わる艇 体底部のレイアウトが自由にできる。また水面位置Lよりも上方に位置している ことで、水上走行時の座礁事故などによって破損するおそれが極めて少ない。
【0027】 また排気パイプ27は、その大部分が分岐路26内に伸びているので、機関室 29内の過度な昇温が防止できると共に、空気取入口22からの外気によって冷 却される。即ち、機関室29内外及び艇体21内に設けられている樹脂部品など の設備に、また艇体21が樹脂成形で成る場合にあってはその艇体21自体に、 排ガス熱の悪影響を及ぼすことがない。
【0028】 そして排気パイプ27の排気端が空気排出口37の手前に位置していることで 、その排ガスのガス圧によって、さらに通気効率の上昇が期待できる。
【0029】 また通気路23内に仕切板42を設けたので、分岐路24,26における空気 抵抗やラジエータ25及び排気パイプ27の昇温の程度によって風量を調節する ことができ、左右バランス及び冷却効率を向上させることができる。すなわち外 気の大半が空気抵抗の少ない分岐路26へ流入してしまうのを防ぐと共に、本実 施例では仕切板42を排気パイプ27側に偏らせることで、空気が流れにくいラ ジエータ25側の風量を確保しているものである。
【0030】 さらに通風路23は吹き抜ける構造であるので、水が進入してきても自然に排 出され、浸水或いは排水のための特別な構造を必要としない。
【0031】 また上記実施例にあっては、分岐路を艇体の両側部で開口させるものとしたが 、図1及び図2中、二点鎖線にて示したように、側部35からさらに底部側板3 8に沿って後方へ延長された分岐路51,52を形成して、艇体21の後端部5 3に設けた空気排出口54,55に接続させるようにしても構わない。このよう に構成することで、空気取入口22と空気排出口54,55との圧力差が大とな り、強い空気流による高い冷却作用が期待できる。
【0032】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0033】 艇体の前部に前方へ開口した空気取入口を設け、この空気取入口から両側に分 岐して後方に延長された通風路を形成し、その一方の分岐路にラジエータを、他 方に機関の排気系を設けたので、分岐路内を通る外気の流れによってラジエータ 及び排気系が適切に冷却され、常時作動する強制冷却用のファンが不要になって 、エンジン出力の損失を防止できると共に、排気系による熱害が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる水陸両用車両の冷却構造の一実
施例を示した平面図である。
【図2】図1の部分破断側面図である。
【図3】図1の斜視図である。
【図4】従来の水陸両用車両の冷却構造を示した側断面
図である。
【符号の説明】
21 艇体 22 空気取入口 23 通風路 24,26 分岐路 25 ラジエータ 27 排気パイプ(排気系) L 水面位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 艇体の前部に前方へ開口し水上走行時の
    水面位置よりも上方に位置された空気取入口を設け、該
    空気取入口から両側に分岐して後方に延長された通風路
    を形成し、該通風路の一方の分岐路にラジエータを、他
    方に機関の排気系をそれぞれ設けたことを特徴とする水
    陸両用車両の冷却構造。
JP2016891U 1990-12-17 1991-03-29 水陸両用車両の冷却構造 Pending JPH04116204U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016891U JPH04116204U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 水陸両用車両の冷却構造
EP91122305A EP0492655A1 (en) 1990-12-17 1991-12-27 Amphibian motor vehicle
US08/183,083 US5417177A (en) 1990-12-17 1994-01-18 Amphibian motor vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016891U JPH04116204U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 水陸両用車両の冷却構造

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Publication Number Publication Date
JPH04116204U true JPH04116204U (ja) 1992-10-16

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ID=31906300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016891U Pending JPH04116204U (ja) 1990-12-17 1991-03-29 水陸両用車両の冷却構造

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JP (1) JPH04116204U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019523728A (ja) * 2016-06-20 2019-08-29 ポラリス インダストリーズ インコーポレーテッド 無限軌道全地形対応車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019523728A (ja) * 2016-06-20 2019-08-29 ポラリス インダストリーズ インコーポレーテッド 無限軌道全地形対応車

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