JPH04116268A - エンジンの点火装置 - Google Patents

エンジンの点火装置

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JPH04116268A
JPH04116268A JP23811890A JP23811890A JPH04116268A JP H04116268 A JPH04116268 A JP H04116268A JP 23811890 A JP23811890 A JP 23811890A JP 23811890 A JP23811890 A JP 23811890A JP H04116268 A JPH04116268 A JP H04116268A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエンジンの点火装置に関し、特に点火プラグ
のアークのエネルギ及び持続時間を増大することによっ
て燃焼効率を向上したものに関するものである。
〔従来の技術〕
近年自動車においては、エンジン内での燃焼性向上の観
点から点火時期や燃料噴射量の最適制御、さらには空燃
比、圧縮比の最適化等が行われており、また上記と同様
な観点から点火プラグや点火コイルなど点火装置の改良
も行われている。
第7図は従来の一般的なガソリン自動車の点火装置を示
しており、第7図体)は点火装置の回路構成図、第7図
(b)はイグニッションコイルの閉磁路タイプの鉄芯を
示す図、第7図(C)はイグニションコイルの開磁路タ
イプの鉄芯を示す図、第7図(d)は点火プラグの断面
構造を示す図である。図において、10はイグニッショ
ンコイルで、閉磁路型鉄芯71に1次コイル12,2次
コイル13をそれぞれ巻回して構成されている。上記1
次コイル12の一端は、その駆動トランジスタ14を介
して接地されており、該トランジスタ14のベースは制
御回路15に接続されている。この制御回路15は、イ
グニッションコイル10をエンジン回転と同期して点火
制御するよう構成されている。
また、上記2次コイル13の一端は点火プラグ72の中
央電極73に接続されている。また上記1次コイル12
,2次コイル13の他端側は共通接続されており、該共
通接続点は電流調整抵抗16を介してイグニッションス
イッチ30に接続されている。さらにイグニッションス
イッチ30の他端は、バッテリ40に接続されている。
ここで50はイグニッションスイッチ30と接地との間
に接続された、始動時エンジンを回転させるスターター
 31は上記電流制限抵抗16と並列に接続され、始動
時上記制御回路15からの信号によって該抵抗16両端
を短絡する短絡回路であり、この短絡によりイグニッシ
ョンコイルの遮断電流を強くすることができる。また1
7はイグニッションコイル1002次側に存在している
漂遊容量で、これは点火プラグでのアーク放電のトリガ
ーとなるものである。
なお、鉄芯には上記第7図(b)に示す閉磁路型鉄芯に
他に、第7図(C1に示すような開磁路型鉄芯76もあ
り、この鉄芯は、コイルを巻回するための鉄芯部分76
aと、該鉄芯部分76aの外枠ケース76bとから構成
されており、ここでは該外枠ケース76bも磁路として
利用している。
次に動作について説明する。
イグニッションスイッチ30をオンにすると、上記点火
装置はバッテリ40から電源を供給され、さらにイグニ
ッションスイッチ30によってスターター50を駆動し
エンジンを回転させると、イグニッションコイルlOは
制御回路15によってエンジン回転に同期してオン、オ
フ制御される。
このときイグニッションコイル10の2次コイルに発生
した高電圧によって上記漂遊容量17が充電され、これ
ら高電圧が点火プラグ72に供給され、シリンダ内に連
続的にアークが発生する。
この時、上記イグニッションコイル10の2次側の高電
圧波形は第2図(a)、 (b)に−点鎖線Slて示す
ように、初期の微小期間Yにおいて、漂遊容量17の作
用によりピークレベル■1まて急峻に立ち上かり、直ち
に所定レベルv2まて急激に降下し、その後減衰期間X
てゆっくりと減衰していく(波形平坦部分)。なおa、
は立ち上かり時間である。
また第7図(e)は、従来の他のエンジン燃料の点火装
置の回路構成を示しており、この構成では、イグニッシ
ョンコイル10に直列に2つの気筒の点火プラグ77.
78及びダイオード79を接続し、1つのイグニッショ
ンコイルによって、2つの点火プラグを作動させるよう
にしている。ここで上記2つの気筒は、4気筒のエンジ
ンでは180°ストロークがずれている第1.第3気筒
あるいは第2.第4気筒とする。
その他の構成は第7図(a)に示すものと同一である。
このような回路構成では、排気工程にある気筒と、圧縮
工程にある気筒で同時に点火プラグかスパークすること
となるか、排気工程にある気筒は空気圧か小さいので難
無く放電し、回路としての抵抗が無視でき、また排気工
程であるから爆発しない。一方の圧縮工程にある気筒の
点火プラグは、排気側の点火プラグにアークか出て放電
回路を形成しているので、アークか瞬間遅れて発生する
が圧縮点火の工程にあるため爆発を起こしエンジンが自
動運転する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような点火装置では、漂遊容量による
アーク放電は10−9秒オーダ単位の極めて短時間であ
り、実際にガソリンの点火に有効な部分はエネルギーの
小さい上記波形平坦部分Xであり、つまりこの部分の電
圧は300〜500Vでその期間は2/1000秒前後
であるため、ガソリンの点火が充分ではなかった。この
ためガソリンの燃焼効率は現状では30%台と低く、7
0%弱は不完全燃焼で排ガスとなり空気を汚染しており
、また燃焼効率が悪いため、ガソリンの消費量の割にパ
ワーがでないという問題があった。
また、上記イグニッションコイルの鉄芯71は、その中
央脚71aの輻Weと両側の側脚71b。
71cの幅Wsか同程度または非常にロスの大きい開磁
路型となっており、つまりそれらの断面積や磁路に大き
なロスかあり、このため中央脚71aては磁束か過密に
なり、発熱等によりロスが生じ、またこの場合コイルの
巻数も多くしなければならないという問題かあり、これ
か立ち上かり時間を長くするという不合理があった。ま
た中央脚71aの一部にギャップを形成して磁束漏洩型
アーク発生装置となっている。
さらに上記点火プラグ72では、接地電極75の先端部
75aか中央電極73の先端部73a上に覆い被さるよ
うに位置しているため、第8図に示すように接地電極先
端部75aがスパークしたアークFの広がりを遮ること
となり、その影になった部分での燃料の着火が遅れたり
不十分となったりするという問題があった。ここてEは
エンジンの周壁である。
またさらに2つの点火プラグを1つのイグニッションコ
イルで点火する構成では、排気工程での点火プラグのス
パークは、圧縮工程の点火爆発には差し支えないか、排
気工程の気筒で無用のアーク発生かあるのて、点火プラ
グの寿命か短くなるという欠点かある。
この発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので
、燃焼効率を従来の30%から飛躍的に向上することが
でき、これによりエンジン出力の増大を図るとともに、
燃費を向上し排ガスを低減できるエンジンの点火装置を
得ることを目的とする。
この発明は、イグニッションコイルでの発生した磁束の
発熱や漏れによるロスを低減できるエンジンの点火装置
を得ることを目的とする。
この発明は、スパークしたアークがシリンダ内に均一に
広がり、燃料の着火を素早くかつ充分に行うことができ
る点火プラグを有するエンジンの点火装置を得ることを
目的とする。
この発明は、点火プラグの寿命の短縮を招くことなく、
1つのイグニッションコイルにより2つの点火プラグを
作動できるエンジンの点火装置を得ることを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るエンジンの点火装置は、イグニッション
コイルの2次側と点火プラグとの間に波形処理回路を接
続し、該波形処理回路は、上記イグニッションコイルの
2次側高電圧波形を、その立上りピークを抑え、該抑え
た分のエネルギーを上記立上りピークに続(滑らかに減
衰する波形平坦部分に移行させてこの波形平坦部分を長
くした波形とする構成としたものである。
この発明は、上記エンジンの点火装置において、イグニ
ッションコイルの鉄芯として、中央脚とその両側に側脚
を有するギャップのない完全閉磁路型鉄芯を用い、該鉄
芯の中央脚の断面積をその両側の側脚の断面積のほぼ2
倍に設定したものである。
この発明は、上記エンジンの点火装置において、点火プ
ラグを、イグニッションコイルの二次側高電圧が印加さ
れる電極の先端と、車体側に接続された接地電極の先端
とが、点火プラグの取付位置でのシリンダ内壁面の法線
と垂直な平面内に含まれるよう構成したものである。
この発明は、上記エンジンの点火装置において、イグニ
ッションコイルの制画回路を、高電圧をその極性を所定
タイミングで反転させて上記イグニッションコイルの2
次側に発生させるよう構成し、該イグニッションコイル
の2次側に並列に2つの点火プラグを接続し、順逆切換
回路により各点火プラグかそれぞれ所定極性の高電圧に
よりスパークするようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、イグニッションコイルの2次側と
点火プラグとの間に波形処理回路を設け、上記2次側高
電圧波形を、その立上りピークを抑え、該抑えた分のエ
ネルギーを上記立上りピークに続く滑らかに減衰する波
形平坦部分に移行させてこの波形平坦部分を長くした波
形とするようにしたから、点火プラグのアークが燃料の
着火に寄与する時間が増大するとともに、アークのエネ
ルギーが増大することとなる。この結果エンジンでの燃
焼が充分かつ確実に行われることとなり、ひいてはエン
ジンでの燃焼効率が飛躍的に向上しエンジン出力の増大
を図るとともに燃費や排ガス対策の問題を解決すること
ができる。
またこの発明においては、イグニッションコイルに、中
央脚の断面積をその両側側脚の断面積のほぼ2倍に設定
した完全閉磁路型鉄芯を用いたから、中央脚部で磁束か
過密状態になることはな(、効率よく高電圧を発生し、
鉄芯ての発熱も防止できる。また上記完全閉磁路型鉄芯
はギャップのない構造であるので、1次、2次ともに大
幅に巻数を減らすことができ、いたずらに磁束の漏れが
生ずることはない。この結果上記鉄芯内で発生した磁束
が有効に電磁変換に寄与することとなり、鉄芯内でのエ
ネルギーロスを低減することができる。
しかも巻数が少ないので、インピーダンスも少なくでき
、立ち上がり時間が少なく高速化の対応に有利である。
また漂遊容量によるlo−6〜10−9秒という短時間
むだな放電のエネルギーを抑えることができる。
またこの発明においては、点火プラグの中央電極及び接
地電極を、該両電極の先端か点火プラグの取付位置での
シリンダ内壁面の法線と垂直な平面内に含まれるよう構
成したから、従来のように発火核の広がりを邪魔するこ
となくスパークしたアークがシリンダ内に均一に広がり
、燃料の着火を素早くかつ充分に行うことができ、これ
により燃焼効率を向上することかできる。
またこの発明においては、高電圧をその極性を所定のタ
イミングで反転させてイグニッションコイルの2次側に
発生し、2つの点火プラグをそれぞれ所定極性の高電圧
によりスパークするようにしたので、2つの点火プラグ
が同時にスパークすることはなくなり、つまり爆発工程
の気筒でのスパークにともなう排気工程の気筒でスパー
クはなくなり、各気筒の爆発工程でのみスパークするこ
ととなり、これにより点火プラグの消耗を抑制すること
ができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるガソリン自動車の点
火装置の全体構成を示し、第1図(alは点火装置の回
路構成図、第1図(b)は上記点火装置のイグニッショ
ンコイルの鉄芯を示す図、第1図(C)は上記点火装置
の点火プラグの断面構造を示す図である。図において、
第6図と同一符号は同一または相当部分を示し、60は
イグニッションコイルlOの2次側高電圧の立ち上がり
ピークを抑え、該抑えた分のエネルギーを波形の滑らか
に減衰する波形平坦部分に加算するとともに、この波形
平坦部分を延長する波形処理回路で、上記イグニッショ
ンコイルIOの2次側コイル13と点火プラグ20の中
央電極21との間に接続されている。
61は該回路を構成する第1の直列接続体で、第1の抵
抗61aと第1のコイル61bが直列に接続されてなる
。また62は第2の直列接続体で、第1のコンデンサ6
2aと第2の抵抗62bと第2のコイル62cを直列に
接続してなり、上記第1の直列接続体61と並列に接続
されている。また63は上記第1の直列接続体61と並
列に接続された、上記第1のコンデンサ62aに比へて
かなり容量が小さい第2のコンデンサである。
第1図(b)は上記イグニッションコイル10の鉄芯を
示し、ここでこの鉄芯11は閉磁路型のものであり、そ
の中央脚11aの幅Wcoは左右の側脚11b、Ilc
の幅Wsの比べてほぼ2倍となっており、つまり中央脚
11aは側脚11b、11Cの約2倍の断面積を有して
いる。
また第1図(C)は上記点火プラグの断面構造を示し、
21は中央電極となる金属性芯材で、セラミックなどの
絶縁性部材22で被覆されている。また23は該絶縁性
部材22に装着された金属性の外皮で、その一端側は上
記中央電極先端21aをその両側から挟むよう配置され
た一対の接地電極23aとなっている。ここで上記接地
電極23aの先端と上記中央電極21の先端21aは該
中央電極21の軸方向と垂直な平面内に位置するよう構
成されている。
次に動作について説明する。
イグニッションスイッチ30をオンした後、エンジンが
自動運転状態となるまでの動作は、従来と同一であるの
で省略し、ここでは、イグニッションコイル1002次
側の高圧波形を処理する波形処理回路60の動作を説明
する。
まずイグニッションコイル10から高電圧か上記波形処
理回路60に供給されると、第2のコンデンサ63は比
較的短時間で高電圧に充電され、その電圧を点火プラグ
21に供給する。このとき第2のコンデンサ63に比べ
て大きな容量を持つ第1のコンデンサ62aでは第2の
抵抗62bと第2のコイル62cの作用により徐々に充
電が行われる。さらに第1の直列接続体61では特に第
1のコイル61bによりイグニッションコイルの2次コ
イル13で発生した高電圧の急激な立上りピークを抑え
て点火プラグ20に2次電圧を供給する。
このような波形処理回路60の動作によって2次電圧の
立上り部分での形状は第2図(a)、 (b)の実線S
Oで示すように、ピークレベルが従来のvl(2号数千
ボルト)から■。(1号数千ボルト)にまで抑えられ、
また巻数が少な(、しかも効率のよい完全閉磁路形であ
るから、より急峻に大きなエネルギーが立ち上がること
となり、波形は垂下特性を持つので、ガソリン発火核の
形成エネルギーかより大となる。ここでalは立ち上が
り時間であり、従来のa、に比べ短くなっている。
そしてこのように波形が立ち上がった後波形が減衰して
いく過程では、まず、大容量の第1のコンデンサ62a
に蓄えられた電荷が放電され、さらにその後第1.第2
のコイル61b、62cの作用により一定レベルでの電
流供給が引き延ばされることとなる。このため波形の滑
らかに減衰する波形平坦部分XOIつまり燃焼に寄与す
る部分は第2図(alに示すように、従来のものXに比
べそのエネルギーが大きく持続時間が長いものとなる。
この結果としてシリンダー内ではこのような波形のアー
クが発生することとなる。
このように本実施例では、イグニッションコイルlOの
2次側と点火プラグ2oとの間に波形処理回路60を設
け、イグニッションコイル10の2次側高電圧波形を、
そのピークを抑え、その分のエネルギーを上記立上りピ
ークに続く滑らかに減衰する波形平坦部分に上乗せして
、波形の持続時間及び該波形平坦部分でのエネルギーを
増大したので、シリンダー内でのアークの持続時間か増
大するとともに、スパークか強力なものとなる。
また上記波形処理回路60の第1.第2の直列接続体6
1.62にはコイルを含んでいるため、アークに垂下特
性を持たせることかでき、より着火時間と発火核形成エ
ネルギーを大きくでき、エンジンの高速回転での着火を
確実なものとてきる。
この結果エンジンの低速あるいは高速回転状態にかかわ
らず、燃料の着火が確実かつ十分に行われることとなり
、これにより燃焼効率か増大するとともに、不完全燃焼
のガスが減少することとなる。
また本実施例ではイグニッションコイル10の鉄芯を、
その中央脚11aが側脚11b、lieの約2倍の断面
積を有しかつギャップのない構造としたので、イグニッ
ションコイルを効率のよいトランスとすることができる
。すなわち、トランスとしての磁気抵抗か著しく低減し
、発生磁力線数が増大する。さらに飽和電流が大きくな
り、−次コイルの巻数を100回と従来の3分の1以下
に、また2次コイルの巻数も従来の30%近く少なくて
き、軽量、コンパクト化を図り、効率よい大容量のアー
クの発生が可能となる。またこのように巻数を少なくし
たことにより時定数L/Rか小さくなって立ち上がりが
より急峻になるとともに、時間的な電流変化が大きくな
り、高速状態での燃料の着火の確実性を増大できる。
また点火プラグ20を、中央電極21の先端21aと接
地電極23の先端23aが、中央電極21の軸方向に垂
直な平面内に含まれるように構成したので、アーク発生
時接地電極23がアークの広がりを遮ることがなく、シ
リンダー内にスパークの影の部分が生じなくなる。これ
によっても着火の確実性を向上することができる。
なお、上記実施例では、イグニッションコイルの1次側
にはバッテリ電圧の12ボルトをそのまま供給するよう
にしているが、これは第3図(a)に示すように、イグ
ニッションスイッチ30とバッテリ40との間にダイオ
ード・ロータ式の昇圧回路70を設け、12ボルトの電
圧を400ボルト程度に昇圧し、このような高電圧を1
次コイルに供給するようにしてもよい。この場合イグニ
ッションコイルの負担か軽くなり、このためコイルの巻
数を低減することが可能となり、軽量、コンパクトでし
かも高性能なイグニッションコイルを提供することかで
きる。
また波形処理回路は第1図(a)に示す構成のものに限
るものではなく、原理的には第1図(d)に示すように
、2次側高電圧波形を遅延する容量成分60aと、その
立ち上かりピークを抑えて垂下特性を持たせる誘導成分
60bと、上記電流を減衰する抵抗成分60c、60d
とが並列又は直列に接続された回路構成であればよい。
ただし、第3図fb)に示すような、誘導成分を有しな
い回路65も場合によっては用いることもできる。この
回路では、第2の直列接続体62を容量の大きな第1の
コンデンサ62a及び第2の抵抗62bから構成し、こ
の直列接続体62にそれぞれ第1の抵抗61と容量の小
さい第2のコンデンサ63とを並列に接続している。
この場合アークに垂下特性を持たせることはあまり期待
てきないか、イグニッションコイルの2次側で発生され
る高電圧の立上りピークを抑えて、波形平坦部分でのエ
ネルギーの増大や該波形平坦部分を延長できる効果は得
られる。
また上記第1の実施例において、点火プラグと並列に、
コンデンサとコイルを並列接続してなるLC回路を接続
してもよく、この場合、磁歪共振や共振現象を利用して
アークの持続時間をさらに増大することがてきる。
第4図は本発明の第2の実施例によるエンジンの点火装
置を説明するための図であり、ここでは第1の実施例の
回路構成において波形処理回路60と点火プラグ20と
の間にさらに付加抵抗6を直列に接続した構成とし、上
記付加抵抗6を点火プラグ20の中央電極21の一部に
組み込んている。その他の構成は第1の実施例と同一で
ある。
この場合上記付加抵抗6によって電磁雑音の低減ととも
に、アーク持続時間の増大を図ることかできる効果かあ
る。
第5図(a)〜(C)は本発明の第3の実施例によるエ
ンジンの点火装置を説明するための図であり、図におい
て、81.82はそれぞれイグニッションコイル10の
2次側コイル13の両端に接続された第1.第2の波形
処理回路、83はイグニッションコイル10の2次コイ
ル13の中点に接続された第3の波形処理回路で、上記
各波形処理回路の構成は第1図(d)に示す原理的な回
路構成と同一である。また25は高圧側側部電極25a
、中央電極25c、低圧側側部電極25bを有する点火
プラグで、それぞれ上記各電極はこの順序で一直線上に
配列されており、上記第1.第3.第2の波形処理回路
の出力が順次接続されている。また84は上記第3の波
形処理回路83と第3の電極25cとの間に直列に挿入
された付加抵抗である。
ここで上記高圧側側部電極25aに対して低圧側である
中央電極25cの形状及び該中央電極25Cに対してさ
らに低圧側である低圧側側部電極25bの形状は、それ
ぞれより高圧側の電極に対向する部分に鋭利な突出部を
有する形状となっている。
このような構成の第3の実施例では、3つの電極があり
、アークは3個になり1つがアークを発生し難くても空
気がイオン化し点火し易い状態になり、また電極の電子
が飛び出す部分を鋭利な形状にしているため、アークが
発生し易く、発生したアークは安定である。またA、8
2カ所でアークが発生することとなり、これによって燃
料の着火の確実性を第1の実施例に比べてさらに増大す
ることができ、より一層燃焼効率を向上することができ
る。また波形処理回路は2次コイルと各電極との間に接
続されているので、高圧側側部電極25aと中央電極2
5cとの間のアーク放電、また中央電極25cと低圧側
側部電極25bとの間のアーク放電のそれぞれについて
垂下特性を持たせることができ、立上りを急峻にするこ
とができる。
また第5図(d)は本発明の第4の実施例によるエンジ
ンの点火装置を示し、ここでは点火プラグの3つの電極
の配置のみ上記実施例と異なっている。
すなわちここては点火プラグ26の中央電極26C2高
圧側及び低圧側側部電極26a、26bを所定の3角形
の頂点に配置し、各電極相互間でアークの発生か可能と
なるようにしている。
この実施例装置では、中央電極26cと両測部電極26
a、26bとの間、及び該両測部電極26a、26b間
にアークか発生するため、シリンダ内で発生するアーク
を強力なものとてきる。また仮に、両測部電極26a、
26b間にアークが発生しなくても、これらの電極間に
は瞬間とは言え、高電圧が印加され、これにより燃料が
イオン化して、発火核が形成し易い環境が作り出される
ので、燃料の着火に有利となる。また上記側部電極26
a、26b間には中央電極と側部電極間の倍の電圧か印
加されるので、アークの距離も大きくなり、着火エネル
ギーがそれだけ大きくなる。
このことから3電極方式が2電極方式より点火効率がよ
いが、直線配列よりも3角形の頂点上の配置がさらによ
いことが分かる。
またもちろんこの実施例でも、第5図(d)に示すよう
に点火プラグの電極を、低電位側の電極の、高電位側に
対向する部分か鋭利に尖った形状にしているため、アー
クか発生し易い。
また第6図(a)は本発明の第5の実施例によるエンジ
ンの点火装置を示し、ここでは、第5図(a)〜(C)
に示す第3の実施例の回路構成において、上記第2の波
形処理回路82として、コンデンサ及びコイルを並列接
続してなる回路構成のものを用い、第3の波形処理回路
83の代わりに、コンデンサC及びコイルLを並列接続
してなる第1.第2のLC回路91.92を設け、該両
り、C回路の一端を上記イグニッションコイル10の2
次コイルの中点に接続し、第1.第2のLC回路91.
92の他端をそれぞれ上記第1.第2の波形処理回路8
1.90の出力に接続し、上記中央電極25cを接地し
ている。
この実施例では、上記第1.第2の波形処理回路81.
82の作用によりアーク発生のエネルギーを増大した上
で、さらにアーク持続時間、つまり波形平坦部分での3
00〜500■の電圧を長く保持できることとなり、ガ
ソリン点火の効率をさらに向上できる。
また第6図(b)は本発明の第6の実施例によるエンジ
ンの点火装置を示し、ここでは、上記第5の実施例にお
いて、イグニッションコイルlOの1次側の回路構成に
代えて、高電圧をその極性を所定タイミングで反転して
イグニッションコイルの2次側に出力可能な電圧制御回
路100を用い、その2次側には第1.第2の点火プラ
グ27,28を並列に接続している。すなわち該第1の
点火プラグ27では、中央電極27c及び側部電極27
a、27bは所定の3角形の頂点に配置されており、中
央電極27、Cは2次側コイル13の中点に接続されか
つ接地されている。また高圧側側部電極27aは順方向
のダイオード101を介して該コイル13の一端側に、
低圧側側部電極27bはその他端側に接続されている。
また上記第2の点火プラグ28では、低圧側側部電極2
8bが上記ダイオード101のアノードに、高圧側側部
電極28aか順方向ダイオード102を介して上記コイ
ル13の他端側に接続されており、中央電極28cは接
地されている。
さらに上記ダイオード101と並列に順逆切換回路10
5が接続されている。この順逆切換回路105は上記2
次コイル13の一端側、つまり電極27aや28b側が
高圧になった時、第1の点火プラグにのみ電圧印加し、
他端側、つまり電極27bや28a側が高圧になったと
き、第2の点火プラグ28にのみ電圧を印加するもので
あり、例えば上記ダイオード101と逆並列に接続され
たダイオードなどである。ここで上記第1.第2の点火
プラグは4サイクルエンジンの第1.第3気筒あるいは
第2.第4気筒のように、爆発工程と排気工程とカ月8
0’離れた気筒に適用している。
この実施例では、2つの気筒の点火プラグを1つのイグ
ニッションコイルで駆動することができ、しかも順逆切
換回路105により点火プラグにはそれぞれの気筒の爆
発工程でのみ電圧か印加されるので、従来のように爆発
工程と排気工程の両方で点火プラグに電圧か供給される
ものに比べ、点火プラグの寿命を長(できる。
第6図(C)は上記第6の実施例に変形例であり、ここ
では、第6図(b)において、コイル13の他端側に接
続された第2の波形処理回路82を、抵抗R,コイルL
、コンデンサCを並列接続してなる回路構成とし、第1
.第2の波形処理回路81゜82の出力に直列に抵抗8
1a、82aを挿入している。また、第1のLC回路9
1をコイル13の中点と一端側との間に、第2のLC回
路92をコイル13の中点と他端との間に接続している
第6図(d)は本発明の第7の実施例によるエンジンの
点火装置の説明図であり、5電極刃式のものを示してい
る。ここでは第6図(a)に示す第5の実施例において
、イグニッションコイル10の2次側に2つの2次コイ
ル13a、13bを巻回し、各2次コイルに第6図(C
)に示すように第1.第2の波形処理回路81.82及
びLC回路91,92を接続し、さらに点火プラグとし
て、中心電極121eとその周囲に均等に配置された4
つの側部電極121a〜121dとを有するプラグ12
1を用いている。そして第1の2次コイル13a側の第
1.第2の波形処理回路81.82の出力を、それぞれ
抵抗81a、82bを介して側部電極121a、121
bに、コイル13aの中心点PIを中央電極に接続して
いる。同様に第2の2次コイル13b側も第1.第2の
波形処理回路81゜82の出力を抵抗81a、82aを
介して側部電極121c、121dに接続し、中央電極
121eにコイル13bの中点P2を接続している。
この実施例の構成では、第6図げ)に示すように中心電
極121eと、4つの側部電極121a〜121dとの
間にアークA1〜A4が発生し、さらに隣接する側部電
極相互間には上記アークのF3倍の強いアークB1−8
4が発生する。これによってアークが強力となり、点火
核が早く大きく広がることとなる。また仮にいずれかの
電極間のギャップでアークに至らず失火したとしても、
点火核力か発生し広がる雰囲気形成に役立つこととなる
。このことから2次コイル2組を中心点て接続しこれを
中央電極としてこの周囲に相互に正負となるよう4電極
配置したほうか上記3角形の頂点上に電極を配置するよ
りよいことかわかる。
第6図(e)は本発明の第8の実施例によるエンジンの
点火装置を示す図であり、これは第6の実施例の、1つ
のイグニッションコイルで2つの点火プラグを作動する
構成に、上記第7の実施例の5電極方式を組み合わせた
ものである。
′すなわち第6図(d)に示す回路構成において、点火
プラグ121に加えて、中心電極122e及び4つの側
部電極122a〜122dを有する点火プラグ122を
設け、第6図(e)に示すように各プラグの対応する位
置にある電極同士、つまり中央電極121 e、  1
21 e同士、及び側部電極121a−121d、12
2a 〜122d同士を接続したものである。またここ
では、第1の点火プラグの側部電極121a及び121
cの給電線にはそれぞれ順方向接続のダイオード101
を挿入し、上記側部電極!21d及び122dの給電線
に順方向接続のダイオード102を直列に挿入し、上記
各ダイオード101と並列に順逆切換回路105を接続
している。
この実施例では、点火アークを強力なものとできるとと
もに、2つのイグニッションコイルにより2気筒の点火
プラグについて5電極方式を実施することができる。
なお上記第5〜第8の実施例では、点火プラグにはLC
回路を並列に接続したか、点火プラグに並列に接続する
回路は、抵抗及びコンデンサを並列接続してなるRC回
路や抵抗、コンデンサ及びコイルを並列接続してなるL
RC回路でもよい。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明に係るエンジンの点火装置によれ
ば、イグニッションコイルの2次側と点火プラグとの間
に波形処理回路を設け、上記2次側高電圧波形を、その
立上りピークを抑え、該抑えた分のエネルギーを上記立
上りピークに続く滑らかに減衰する波形平坦部分に移行
させて、この波形平坦部分を長くした波形とするように
したので、点火プラグのアークが燃料の着火に寄与する
時間が増大するとともに、アークのエネルギーが増大す
ることとなる。この結果エンジンでの燃焼が充分かつ確
実に行われることとなり、ひいてはエンジンでの燃焼効
率が飛躍的に向上しエンジン出力の増大を図るとともに
燃費や排ガス対策の問題を解決することができる。
また、イグニッションコイルに、中央脚の断面積をその
両側側脚の断面積のほぼ2倍に設定した閉磁路型鉄芯を
用いたので、中央脚部で磁束が過密状態になることはな
く、鉄芯での発熱を防止てきる。また上記閉磁路型鉄芯
はギャップのない構造であるので、磁束の漏れが生ずる
ことはない。
この結果上記鉄芯内で発生した磁束が有効に作用するこ
ととなり、鉄芯内でのエネルギーロスを低減することが
できる。
また、点火プラグの中央電極及び接地電極を、該両電極
の先端が点火プラグの取付位置でのシリンダ内壁面の法
線と垂直な平面内に含まれるよう構成したので、スパー
クしたアークがシリンダ内に均一に広がり、燃料の着火
を素早くかつ充分に行うことができ、これにより燃焼効
率を向上することができる。
さらに、高電圧をその極性を所定のタイミングで反転さ
せてイグニッションコイルの2次側に発生し、2つの点
火プラグをそれぞれ所定極性の高電圧によりスパークす
るようにしたので、2つの点火プラグが同時にスパーク
することはなくなり、つまり爆発工程の気筒でのスパー
クにともなう排気工程の気筒でスパークはなくなり、各
気筒の爆発工程でのみスパークすることとなり、これに
より点火プラグの消耗を抑制することができる。
このようなイグニッションコイルや点火プラグの改良に
よってもエンジン出力の増大を図り、燃費向上や排ガス
の浄化を飛躍的に進めることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例によるエンジンの点火装置の
全体構成を示す図、第2図はその動作を説明するための
波形図、第3図は上記第1の実施例の変形例を示す図、
第4図は本発明の第2の実施例による点火装置の構成を
示す図、第5図は本発明の第3及び第4の実施例による
点火装置を示す図、第6図は本発明の第5ないし第8の
実施例によるエンジンの点火装置を示す図、第7図は従
来のエンジンの点火装置を説明するための図、第8図は
従来の点火装置におけるスパークプラグの問題点を説明
するための図である。 図において、6,84は付加抵抗、lOはイグニッショ
ンコイル、11は閉磁路型鉄芯、12は1次コイル、1
3は2次コイル、15は制御回路、16は電流調整抵抗
、20.25〜28,121゜122は点火プラグ、2
1.25c 〜28c、121e、122eは中央電極
、22は接地電極、25a〜28a、25b〜28b1
121a〜121d、122a 〜122dは側部電極
、30はイグニッションスイッチ、40はバッテリ、5
0はスターター 60は波形処理回路、61は第1の直
列接続体、61aは第1の抵抗、61bは第1のコイル
、62は第2の直列接続体、62aは第1のコンデンサ
、62bは第2の抵抗、62cは第2のコイル、63は
第2のコンデンサ、70は昇圧回路、81〜83は第1
〜第3の波形処理回路、91.92はLC回路、100
は電圧制御回路、101.102はダイオード、105
は順次切換回路である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダー内にてアークを発生する点火プラグと
    、2次側に高電圧を発生しこれを上記点火プラグに印加
    するイグニッションコイルと、該イグニッションコイル
    をエンジン回転と同期して駆動制御する制御回路とを備
    えたエンジンの点火装置において、 上記2次側高電圧波形を、その立上りピークを抑え、該
    抑えた分のエネルギーを上記立上りピークに続く滑らか
    に減衰する波形平坦部分に移行させて、この波形平坦部
    分を長くした波形とする波形処理回路を備えたことを特
    徴とするエンジンの点火装置。
  2. (2)請求項1記載のエンジンの点火装置において、 上記波形処理回路は、上記点火プラグに直列に接続した
    直列波形処理回路であることを特徴とするエンジンの点
    火装置。
  3. (3)請求項1記載のエンジンの点火装置において、 上記波形処理回路は、上記点火プラグに直列に接続した
    直列波形処理回路と、該点火プラグに並列に接続した並
    列波形処理回路とからなることを特徴とするエンジンの
    点火装置。
  4. (4)請求項2または3記載のエンジンの点火装置にお
    いて、 上記直列波形処理回路は、 上記2次側高電圧波形を遅延する容量素子と、その立ち
    上がりピークを抑えて該波形にアーク発生に合理的な垂
    下特性を持たせる誘導素子と、上記抵抗素子とを並列に
    接続してなるものであることを特徴とするエンジンの点
    火装置。
  5. (5)請求項2または3記載のエンジンの点火装置にお
    いて、 上記並列波形処理回路は、 コイルとコンデンサを並列接続してなるLC回路、抵抗
    とコンデンサを並列接続してなるRC回路、あるいはコ
    イル、抵抗、コンデンサを並列接続してなるLRC回路
    であることを特徴とするエンジンの点火装置。
  6. (6)請求項2または3記載のエンジンの点火装置にお
    いて、 上記直列波形処理回路は、 第1のコンデンサ及び第1の抵抗を直列に接続してなる
    直列接続体と、 それぞれ該直列接続体に並列に接続された第2の抵抗及
    び第2のコンデンサとからなるものであることを特徴と
    するエンジンの点火装置。
  7. (7)請求項2または3記載のエンジンの点火装置にお
    いて、 上記直列波形処理回路は、 抵抗及びコイルを直列接続してなる第1の直列接続体と
    、 コンデンサ、抵抗及びコイルを直列接続してなり、上記
    第1の直列接続体と並列に接続された第2の直列接続体
    と、 上記第1の直列接続体と並列に接続されたコンデンサと
    から構成したものてあることを特徴とするエンジンの点
    火装置。
  8. (8)請求項1記載のエンジンの点火装置において、 上記波形処理回路と点火プラグの中央電極との間に付加
    抵抗を挿入したことを特徴とするエンジンの点火装置。
  9. (9)請求項8記載のエンジンの点火装置において、 上記付加抵抗は垂下特性を持たす抵抗と雑音防止用の抵
    抗を組み込んだものであることを特徴とするエンジンの
    点火装置。
  10. (10)シリンダー内にてアークを発生する点火プラグ
    と、2次側に高電圧を発生しこれを上記点火プラグに印
    加するイグニッションコイルと、該イグニッションコイ
    ルをエンジン回転と同期して駆動制御する制御回路とを
    備えたエンジンの点火装置において、 上記イグニッションコイルは、中央脚とその両側の側脚
    を有する完全閉磁路型鉄芯を用いており、該鉄芯の中央
    脚はその両側の側脚の約2倍の断面積を有するものであ
    ることを特徴とするエンジンの点火装置。
  11. (11)シリンダー内にてアークを発生する点火プラグ
    と、2次側に高電圧を発生しこれを上記点火プラグに印
    加するイグニッションコイルと、該イグニッションコイ
    ルをエンジン回転と同期して駆動制御する制御回路とを
    備えたエンジンの点火装置において、 上記点火プラグは、 上記イグニッションコイルの2次側高電圧が印加される
    中央電極と、車体側に接続された接地電極とを有してお
    り、 上記両電極は、それぞれの先端が上記点火プラグの取付
    位置でシリンダ内壁面に立てた法線と垂直な平面内に含
    まれるよう構成されていることを特徴とするエンジンの
    点火装置。
  12. (12)シリンダー内にアークを発生する点火プラグと
    、2次側に高電圧を発生しこれを上記点火プラグに印加
    するイグニッションコイルと、該イグニッションコイル
    をエンジン回転と同期して点火制御する制御回路とを備
    えた点火装置において、上記スパークプラグを、一直線
    上に等間隔に配置された、あるいは3角形の頂点に配置
    された3つの電極を有するものとし、 上記イグニッションコイルの2次コイルの両端にそれぞ
    れ第1、第2の波形処理回路を、該2次コイルの中点に
    第3の波形処理回路を接続し、該第3の波形処理回路の
    出力を上記点火プラグの中央の電極に、上記第1、第2
    の波形処理回路の出力をスパークプラグの両側部の電極
    に接続しており、 上記各波形処理回路は、 上記2次側高電圧波形を、その立上りピークを抑え、該
    抑えた分のエネルギーを上記立上りピークに続く滑らか
    に減衰する波形平坦部分に移行させてこの波形平坦部分
    を長くした波形とする回路構成となっていることを特徴
    とするエンジンの点火装置。
  13. (13)請求項12記載のエンジンの点火装置において
    、 上記第3の波形処理回路の代わりに、コンデンサ及びコ
    イルを並列接続してなる第1、第2のLC回路を設け、 該両LC回路の一端を上記イグニッションコイルの2次
    コイルの中点に接続し、 第1、第2のLC回路の他端をそれぞれ上記第1、第2
    の波形処理回路の出力に接続し、 上記中央電極を接地したことを特徴とするエンジンの点
    火装置。
  14. (14)請求項13記載のエンジンの点火装置において
    、 イグニッションコイルの2次側を2個の2次コイルを巻
    回し、各々の中点を共通とした構成とし、上記点火プラ
    グを、中央電極とその周囲に等間隔に配置した4つの側
    部電極とを有する構造とし、上記2次コイルの中点を上
    記中央電極に接続し、各2次コイルの両端を上記4つの
    電極に、隣合う電極ではその極性が異なるよう接続した
    ことを特徴とするエンジンの点火装置。
  15. (15)請求項12ないし14のいずれかに記載のエン
    ジンの点火装置において、 上記点火プラグは、 低電位側の電極の、高電位側に対向する部分が鋭利に尖
    った形状をしていることを特徴とするエンジンの点火装
    置。
  16. (16)請求項12ないし15のいずれかに記載のエン
    ジンの点火装置において、 上記制御回路を、 高電圧をその極性を所定のタイミングで反転させて上記
    イグニッションコイルの2次側に発生させるよう構成し
    、 該イグニッションコイルの2次側に並列に2つの点火プ
    ラグを接続し、 順逆切換回路により各点火プラグがそれぞれ所定極性の
    高電圧によりスパークするようにしたことを特徴とする
    エンジンの点火装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1994017302A1 (en) * 1993-01-29 1994-08-04 Dawson Royalties Limited Ignition circuit having device to shorten inductive discharge phase of a spark event
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