JPH04116852U - 自動現像装置の昇温制御装置 - Google Patents

自動現像装置の昇温制御装置

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JPH04116852U
JPH04116852U JP2779691U JP2779691U JPH04116852U JP H04116852 U JPH04116852 U JP H04116852U JP 2779691 U JP2779691 U JP 2779691U JP 2779691 U JP2779691 U JP 2779691U JP H04116852 U JPH04116852 U JP H04116852U
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temperature
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temperature increase
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隆 八木
好広 増田
英司 西村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像処理開始時の作業者の待機時間を短縮で
き、しかも資源の消費及び現像液の劣化を抑制できる自
動現像装置の昇温制御装置を提供する。 【構成】 本考案に係る自動現像装置の昇温制御装置
は、入力部41と温度検知部26と記憶部45とマイク
ロコンピュータ40とを備えている。入力部41は、自
動現像装置の処理開始時期を設定する。温度検知部26
は処理液の温度を測定する。記憶部46は、処理液の昇
温特性を記憶すると共に記憶された昇温特性を、ヒータ
24による昇温時に、温度検知部26により測定された
温度変化で更新する。マイクロコンピュータ40は、記
憶部45に記憶された昇温特性と処理開始時期とに基づ
いて、処理液の昇温開始時期を設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、昇温制御装置、特に、所定温度に昇温された処理液で感光材料を処 理する自動現像装置の昇温制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
感光材料を現像処理する自動現像装置は、通常内部に、現像液、定着液、水洗 水等の処理液を収容した各種の処理槽を有し、感光材料をこれらの処理槽に順次 浸漬して処理を行うように構成されている。自動現像装置では、これらの処理の 間、各処理液を一定の温度に制御することが必要である。このため例えば現像液 では、ヒータによる加熱と冷却水による冷却とによって、通常38±0.2℃の 範囲に温度制御されている。
【0003】 一方、これらの処理液は、一日の作業開始前には通常、室温近くになっている 。したがって作業開始に当たっては、予定時刻の一定時間前に電源を投入し、ヒ ータにより作業開始時刻までに処理液を所定温度まで昇温させ、直ちに作業を開 始し得るようにしておくと作業性が向上する。
【0004】 そこで、自動現像装置の稼働開始時における作業の効率化を図るために、自動 現像装置にタイマと自動スイッチとを設け、予め設定した時刻に昇温を開始する ように構成したものが用いられている(特開昭62−113144号公報参照) 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、予め設定した時刻に昇温を開始する構成となってい る。しかし、昇温開始時の現像液の温度、ヒータの熱容量及び現像液の特性等に より、現像液が設定温度に達して現像可能状態となるまでの時間が異なる。つま り、昼休み等で現像装置を短時間停止させたのみで現像液の温度があまり下がっ ていない場合と、現像装置を翌日まで停止させ、現像液の温度が室温近くまで下 がっている場合とでは、現像液を設定温度まで上昇させるのに必要な時間は全く 異なる。また、現像液の種類を変えたり、ヒータ容量が異なる現像装置で現像す る場合にも、現像液を設定温度まで上昇させるのに必要な時間が異なる。さらに 、翌日または週明け等に現像作業を開始する際に、室温の変動等により現像液が 通常より低温となっている場合は、設定温度に達するまでの時間が通常より長く なる。
【0006】 このように、現像液が設定温度に達するまでの時間が異なることにより、処理 を開始しようとするときに現像液が設定温度に達していない場合や、逆に処理を 開始するときよりかなり早い時期に現像液が設定温度に達してしまう場合が生じ る。
【0007】 処理開始時に現像液が設定温度まで上昇していないと、作業者は現像液が設定 温度になるまで待たなければならない。逆に、処理を開始する時刻よりかなり前 に現像液の温度が設定温度まで達してしまうと、処理開始までの間に温調制御に より冷却水及び電力が浪費されるとともに、現像液の酸化が促進されてしまう。
【0008】 本考案の目的は、現像処理開始時の作業者の待機時間を短縮でき、しかも資源 の浪費及び現像液の劣化を抑制できる自動現像装置の昇温制御装置を提供するこ とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る昇温制御装置は、処理液を所定温度に昇温される昇温手段を有す る自動現像装置の昇温制御装置であって、処理開始時期設定手段と温度測定手段 と昇温特性記憶手段と更新手段と昇温開始時期設定手段とをそなえたものである 。処理開始時期設定手段は、自動現像装置の処理開始時期を設定する。温度測定 手段は処理液の温度を測定する。昇温特性記憶手段は、処理液の昇温特性を記憶 する。更新手段は昇温特性記憶手段に記憶された昇温特性を、昇温手段による昇 温時に、温度測定手段により測定された温度変化により更新する。昇温開始時期 設定手段は、昇温特性記憶手段に記憶された昇温特性と処理開始時期とに基づい て、処理液の昇温開始時期を設定する。
【0010】
【作用】
本考案においては、昇温特性記憶手段が処理液の昇温特性を記憶しているが、 これが、更新手段により、温度測定手段により測定された温度変化で更新される 。そして、記憶された昇温特性及び予め設定された処理開始時期に基づいて、昇 温開始時期設定手段が処理液の昇温開始時期を定める。
【0011】 ここでは、昇温特性が、昇温時の温度変化で更新されるので、処理液及び昇温 手段の特性等により昇温特性が変化しても、昇温特性記憶手段には最適の昇温特 性が記憶される。また、更新された昇温特性に基づき、処理開始時刻から逆算し て昇温開始時期が決定される。したがって、前記特性に拘らず処理開始時期に所 定温度となるように正確な昇温開始時期が定められるので、現像処理開始時の待 機時間が短縮され、また資源の浪費及び処理液の劣化が抑制される。
【0012】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例による昇温制御装置を採用した自動現像装置1示し ている。自動現像装置1の上面には、手前側から順に標準挿入口2、明室フィル ム挿入口3及び再乾燥フィルム挿入口4が設けられている。
【0013】 標準挿入口2は、通常のフィルム処理の場合に使用するものである。標準挿入 口2の内部には、フィルムを感知するセンサ(図示せず)が設けられており、フ ィルムが挿入されると装置は待機状態から処理状態になる。
【0014】 明室フィルム挿入口3は、間仕切り等によって標準挿入口2のみを暗室内に設 置した場合に、明室側からフィルムを処理するために設けられたものである。明 室フィルム挿入口3の側方には明室挿入スイッチ7が設けられている。これを押 すことにより、明室側からの使用が暗室側に通告される。再乾燥フィルム挿入口 4は、減力のための水洗後の乾燥等、フィルム乾燥作業のみが必要な場合に使用 されるものである。再乾燥フィルム挿入口4の側方には、乾燥途中挿入スイッチ 8が設けられている。これを押すことにより、再乾燥フィルムの挿入が暗室側に 通告される。
【0015】 また、標準挿入口2の側方には、操作パネル5及び標準挿入口2への挿入の可 否を示す表示ランプ6が設けられている。操作パネル5には、各種モード等を設 定するための多数のキーからなる入力部41(図4参照)、設定されたデータ等 を表示するデータ表示部44(図4参照)等が設けられている。
【0016】 自動現像装置1の前面には、その下部に現像排液口9、定着排液口10及び排 水口11が並設されている。またその右方には、水洗水の給水口12が設けられ ている。さらに、前面上部には、現像液を濾過するためのフィルタ13が設けら れており、その右方には、電源パネル14が設けられている。電源パネル14内 には、乾燥部のブレーカー等が設けられている。
【0017】 図2は、自動現像装置1の内部構造を示す縦断面概略図である。自動現像装置 1は、挿入されたフィルムを現像する現像部15、現像されたフィルムを定着す る定着部16、定着されたフィルムを水洗する水洗部17、水洗されたフィルム の水分を除去する絞り部19、及び絞られたフィルムを乾燥する乾燥部18等か ら構成されている。またこれら各部へフィルムを搬送する搬送機構20が設けら れている。
【0018】 搬送機構20は、図示しないモータにより駆動される複数のローラからなる。 このローラは、千鳥ローラ方式と対向ローラ方式とを組み合わせて配列されてお り、確実にフィルムを搬送し得るようになっている。搬送機構20で搬送された フィルムは、乾燥部18の下方に設けられたフィルム受け21に排出される。乾 燥部18は、両側面に設けられたファンヒータ22を有しており、フィルムを確 実に乾燥する。現像部15及び定着部16には、処理液としての現像液及び定着 液がそれぞれに循環供給され得るようになっている。また、液補充によりオーバ フローした処理液は各排液口9,10へ排出されるようになっている。さらに、 水洗部17の排水及び絞り部19で絞られた排水は、排水口11へ排水されるよ うになっている。
【0019】 図3は、自動現像装置1の処理液循環機構及び温度調節機構を示す断面概略図 である。図2及び図3を参照して、処理液の循環経路について説明する。
【0020】 現像液は、現像部15の底部から循環ポンプ34により吸引され、現像液を温 調制御する熱交換タンク23、フィルタ13を通って、スプレーチューブ36か ら現像部15内へ入る。このスプレーチューブ36によって、現像部15内にお ける現像液の均一な撹拌が行われる。
【0021】 定着液は、定着部16の底部から循環ポンプ33にて吸引され、熱交換タンク 23内のパイプ35を通って定着部16へ入る。この定着液は、温調制御された 現像液により温調される。
【0022】 熱交換タンク23は、定着部16の下方に設けられている。熱交換タンク23 はその内部に、冷却水を通して現像液を冷却するためのコイルパイプ状のクーラ 25と、シーズヒータを用いた現像液を加熱するヒータ24と、サーミスタを用 いた現像液の温度を検知する温度検知部26と、定着液を現像液により温度制御 するためのパイプ35とを備えている。
【0023】 水洗水は、給水口12から給水され、オン/オフする水洗水用電磁弁32によ り制御されて水洗部17に供給される。また、給水によりオーバーフローした水 は、排水口11に排出される。
【0024】 冷却水は、給水口12から給水され、冷却水電磁弁31のオン/オフにより熱 交換タンク23内のクーラ25に送られ、熱交換タンク23内の現像液を冷却す る。クーラ25を通過した水は、水洗部17に流入し、水洗水として再利用され る。
【0025】 さらに、この自動現像装置1には、現像液及び定着液の酸化疲労や処理疲労に よる劣化を防止するための液補充機構が設けられている。自動現像装置1の下部 には、補充タンク27,28が設けられている。補充タンク27には現像用補充 液が所定量収納されており、補充タンク28には同様に定着用補充液が収納され ている。これらの補充液は、現像液用補充ポンプ29及び定着液用補充ポンプ3 0を介して現像部15及び定着部16にそれぞれ供給される。現像用補充液の補 充は、例えば、処理したフィルムの全面積に応じて自動補充する等の方式により 行われ、同様に定着用補充液の補充もフィルムの全面積に応じて自動補充する方 式により行われる。
【0026】 次に、自動現像装置1の制御系の構成について説明する。図4は制御系の構成 を示すブロック図である。制御系はマイクロコンピュータ40を含んでおり、マ イクロコンピュータ40には、操作パネル5の入力部41と、タイマ42と、温 度検知部26の出力をA/D変換するA/D変換部43と、他の入力部とが接続 されている。またマイクロコンピュータ40には、操作パネル5のデータ表示部 44と、ROM,RAM等からなる記憶部45と、循環ポンプ34と、ヒータ2 4と、電磁弁31と、他の出力部とが接続されている。
【0027】 図5は、記憶部45の記憶内容の一例を示す図である。記憶部45は、現像液 の昇温特性を、設定温度(例えば38℃)から順に記憶するメモリ(M2)46 と、温度検知部26の測定結果を、1℃ずつ順に記憶するメモリ(M1)47と 、制御プログラム、各種フラグ、各種レジスタ等を記憶する他のメモリとから構 成されている。メモリ(M2)46には、アドレスM21〜M2XのX個のアド レスに、1℃ごとの昇温時間(秒)が昇温特性として記憶されている。ここでは アドレスM21に、例えば37℃から38℃に昇温させるための時間が格納され ている。それから順に、アドレスM22以下、36℃から37℃…というように 1℃刻みで昇温時間が格納されている。
【0028】 また、メモリ(M1)47には、アドレスM11〜M1XのX個のアドレスに 、温度検知部26で測定された1℃ごとの昇温時間(秒)が、測定順に記憶され ている。ここではアドレスM11には、測定開始時の温度から1℃昇温させるた めの時間が格納されている。それから順に、アドレスM12以下、1℃刻みで昇 温時間が格納されている。この昇温特性は、現像液及びヒータ24の熱容量等の 特性によって定まるものである。なお、メモリ(M2)46の記憶内容は、メモ リ(M1)47の記憶内容をアドレスの降順に読み出したものに対応している。
【0029】 次に、図6〜図11の制御フローチャートにしたがい、自動現像装置1の制御 動作を説明する。なお、図12〜図14は、メモリ(M1)47とメモリ(M2 )46との記憶内容の関係を示す図である。 図示しないメインスイッチがオンされると、図6のステップS1では、記憶部 45の初期設定等を行う。続いて、ステップS2では、後述する調整フラグが0 にリセットされる。ステップS3では、操作パネル5内の入力部41の操作によ り、昇温特性作成が指示された否かを判断する。同様に、ステップS4では、入 力部41の操作により各種設定が行われたか否かを判断する。ステップS5では 、入力部41の操作により終業モードか指定されたか否かを、ステップS6では 、休憩モードが指定されたか否かをそれぞれ判断する。ステップS7では、現像 ,定着,水洗,乾燥を順次行う通常処理が指定されたか否かを判断する。ステッ プS7で、通常処理の指定ではないと判断されると、プログラムはステップS2 に戻る。
【0030】 ステップS3で昇温特性作成が指示されたと判断された場合は、ステップS8 に進む。ステップS8では、図7に示す昇温特性作成処理が行われ、その後メイ ンルーチンに戻る。ステップS4で各種設定を行うと判断された場合には、ステ ップS9に進む。ステップS9では、入力部41で入力された設定処理を行い、 その後メインルーチンに戻る。ここでは設定温度、現像処理の開始時刻、現像処 理の終了時刻等の設定が行われる。ステップS5で終業モードと判定された場合 は、ステップS10にすすむ。ステップS10では終業モード処理を実行し、そ の後メインルーチンに戻る。ステップS6で休憩モードと判断された場合は、ス テップS11に進む。ステップS11では休憩モード処理を実行し、その後メイ ンルーチンに戻る。
【0031】 図7は、ステップS8の昇温特性作成処理の内容を示すフローチャートである 。この処理は、たとえば自動現像装置1をユーザの指定場所に設置したとき、又 は、現像液を変更したときに実行される。昇温特性作成処理に入ると、ステップ S21で、ヒータ24による昇温を開始する。ステップS22では、昇温開始時 刻Ty0を読み込む。ステップS23では、現在温度tと設定温度txとの比較 により、昇温が完了したか否かを判断し、昇温が完了していないと判断したとき は、ステップS24に進む。ステップS24では、1℃上昇するごとに、その間 の時間値を、メモリ(M1)47に入力する。これを昇温完了まで繰り返す。
【0032】 ステップS23で昇温完了と判断されると、ステップS25に進む。ステップ S25では、昇温完了時刻Tx0を読み込む。続いてステップS26では、昇温 開始時刻Ty0から昇温完了時刻Tx0間以外の昇温特性を、メモリ(M1)4 7に入力された1℃上昇ごとの時間値により、算出する。例えば、得られた昇温 特性の昇温開始時及び昇温完了時の部分を一次直線で近似し、その他の部分の昇 温特性を求める。これらが得られると、ステップS27では、メモリ(M1)4 7の内容を、設定温度の時間値が格納されたアドレスから順に昇温開始時まで降 順に読み出し、それを、読み出し順にメモリ(M2)46に、図12に示すごと く書き込む。つまり、メモリ(M1)47の設定温度txの1℃手前のアドレス に格納された時間値を、メモリ(M2)46のアドレスM21に格納し、それか ら順に若いアドレスを読み出し、それをメモリ(M2)46のアドレスM22か ら昇順に書き込んで行くのである。この書き込みが終了すると、メインルーチン に戻る。
【0033】 図8及び図9は終業モード処理の内容を示すフローチャートである。この処理 は、たとえば夕方から翌朝まで自動現像装置1を停止する場合に実行される。終 業モード処理に入ると、ステップS31で、処理開始設定時刻Tx1を読み込む 。なお、この処理開始設定時刻Tx1は、ステップS9の設定処理で設定された ものである。続いてステップS32で、現在時刻Tを読み込む。ステップS33 では、現在時刻Tが処理開始設定時刻Tx1の1時間前か否かを判定する。現在 時刻Tが処理開始設定時刻Tx1の1時間前になるまではステップS32で現在 時刻Tを読み込み、1時間前になるとステップS34に進む。ステップS34で は、モードIN時刻Tz1を読み込む。この場合、時刻Tz1は、現在時刻Tと 同一となる。
【0034】 ステップS35では、時刻Tx1から時刻Tz1を減算し、時間Tk1を検出 する。次にステップS36ではメモリ(M2)46に格納された時間値を、アド レスM21から順に読み込む。ここでは、時間Tk1がアドレスM21から順に 読み込んだ時間値の和より小さくなるまで、アドレスM2iの読み込みが続けら れる。これにより、時間Tk1の間における昇温特性が読み込まれたことになる 。
【0035】 なお、現在時刻Tが処理開始時刻Tx1の1時間前となった時点で昇温特性を 読み込むのは、自動現像装置の昇温制御動作は、通常、1時間以内に完了するた めである。従って、現像部15の現像液容量が大きい場合などで昇温制御動作に 1時間以上を要する場合においては、この時間はそれに応じた時間に設定してお けばよい。
【0036】 昇温特性が読み込まれると、ステップS37に移行する。ステップS37では 、温度検知部26で検出された現在温度tを読み込み、読み込んだ現在温度tよ り1℃低い温度t−1が昇温特性のカーブと交差したか否かを判断する。具体的 には、t−1℃から設定温度まで上昇するのに必要な時間と、現在時刻Tから処 理開始時刻Tx1までの時間とを比較し、比較結果が一致したときに交差したと 判断する。この判断により、昇温特性に沿った昇温開始時期が定まる。
【0037】 ここで、昇温開始時期を定めるにあたり、現在温度tより1℃低い温度t−1 を利用しているのは外気温の大きな変動等の外的要因により、昇温動作に遅れが 生じた場合にも対応し得るようにするためである。なお、外的要因により逆に、 昇温動作に進みが生じた場合には、後述するヒータ24の制御動作によって、こ れに対応している。
【0038】 ステップS37で温度t−1が昇温特性と交差したと判断されると、ステップ S38に進む。ステップS38では、ヒータ24の加熱による昇温を開始する。 ステップS39では、現在温度tが設定温度txより2℃低いところまで達した か否かを判断する。現在温度tが設定温度txより2℃低い温度に達するまでは 、ステップS40に移行する。ステップS40では、温度検知部26で検出され た現在温度tを、それが1℃上昇するごとにメモリ(M1)47に記憶する。そ して、ステップS39に戻る。
【0039】 現在温度tが設定温度txより2℃低い温度まで上昇すると図9のステップS 41に移行する。ステップS41では、現在時刻Tと現在温度tに対応する昇温 特性上の時刻とを比較する。そしてステップS42では、その比較結果に基づい て、温度上昇が1分以上早いか否かを判断する。温度上昇が1分以上早くない場 合は、ステップS48に進み、昇温が完了したか否かを判断する。ステップS4 2で、温度上昇が1分以上早い(加熱し過ぎ)と判断すると、ステップS43に 進み、温度上昇が3分以上早いか否かを判断する。温度上昇が3分以上早くない 場合は、ステップS45に進み、ヒータ24の間欠運転を行う。また、温度上昇 が3分以上早い場合は、ステップS44に進み、ヒータ24を停止させる。
【0040】 ステップS44又はステップS45での処理が終了すると、ステップS46に 移行する。ステップS46では調整フラグを1にセットし、ステップS47では 昇温完了か否かを判断する。この判断は、現在温度tが設定温度txに一致した か否かにより判断する。なお、調整フラグは、温度制御中にヒータの停止や間欠 運転が行われたか否かを記憶するためのものである。
【0041】 ステップS47で昇温がまだ完了していないと判断された場合はステップS4 1に戻り、それ以降の処理を繰り返す。またステップS47又はステップS48 で昇温完了と判断された場合はステップS49に移行する。ステップS49では 、調整フラグが1か否かを判断する。調整フラグが1のときはステップS50に 移行する。ステップS50では、メモリ(M1)47の最終2アドレスを除き、 その記憶内容をメモリ1(M2)46に並べ換えて記憶する。
【0042】 最終2アドレスを除いて記憶するのは、ヒータの間欠運転又はヒータの停止に より昇温特性を調整したときには、最終2アドレスは本来の昇温特性に対応して いないからである。図14はこのことを示す図であり、メモリ(M1)47の最 終2アドレスの時間値(120秒,150秒)はメモリ(M2)46のアドレス M21,M22には記憶されないのである。
【0043】 ステップS49で調整フラグが1ではないときは、温度上昇が昇温特性に沿っ ているので、ステップS51に進む。ステップS51では、メモリ(M1)47 の内容を図13に示すごとく並べ換えて、メモリ(M2)46に記憶する。ステ ップS50又はステップS51での処理が終了すると、ステップS52に移行す る。ステップS52では、表示ランプ6の点灯等により、オペレータに昇温が終 了したことを告知し、メインルーチンに戻る。
【0044】 一方、ステップS48で昇温が完了していないと判断されたときは、ステップ S53に移行する。ステップS53では、調整フラグが1か否かを判断する。調 整フラグが1のときは、そのままステップS41に戻り以降の処理を繰り返す。 調整フラグが1ではないときは、ステップS54に移行する。ステップS54で は、温度検知部26で検出された測温値を、メモリ(M1)47に記憶した後、 ステップS41に戻る。ここでは、調整フラグが0の間(現実の温度上昇が昇温 特性に相当している間)について、メモリ(M1)47内の昇温特性が更新され ることになる。
【0045】 図10及び図11は、ステップS11の休憩モード処理の内容を示すフローチ ャートである。休憩モード処理は、例えば1時間以内の短時間の休止(昼休み等 )を行う際の昇温開始時期を定めるモードである。この処理は、基本的には、終 業モード処理と同様である。但し、終業モード処理では、処理開始設定時刻Tx 1の1時間前から温度制御に入っていたが、休憩モード処理では、入力部41の 操作が行われると直ちに温度制御に入る。
【0046】 休憩モード処理では、まずステップS60で、モードIN時刻Tz2を読み込 む。続いてステップS61に進み、処理開始設定時刻Tx2を読み込む。これ以 降ステップS62からステップS81までの処理は、終業モード処理のステップ S35からステップS54までの処理と同様であり、詳細な説明を省略する。
【0047】 なお、終業モード処理では、処理開始設定時刻Tx1の1時間前から現在温度 tの検出を行っているが、休憩モード処理では、常にあるタイミングで現在温度 tを検出している。
【0048】 但し、終業モード処理と休憩モードとを分ける必要はなく、休憩時も終業モー ド処理を行うようにしても良い。ここでは、休憩時間が1時間以内の場合は、終 業モード処理と休憩モード処理とは実質的に同じ動作を行う。
【0049】 このように本実施例では、調整フラグを設け、昇温特性を、ヒータのオン/オ フにより変更した場合は、その昇温特性を、メモリ(M2)に記憶しないように しているので、純粋にヒータの熱容量及び現像液の特性に応じた昇温特性を常に 得ることができる。また、設定温度の2℃手前から昇温特性に沿って昇温してい るか否かを判断しているので、その間に、現像液の温度が設定温度を越えること がなくなる。
【0050】 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、図8のステップS37及び図10のステップS64に おいて、現在温度tではなく、これより1℃低い温度t−1に基づいて昇温開始 時期を定めると共に、図9のステップS41〜S45及び図11のステップS6 8〜S72において、現在時刻Tと現在温度tに対応する昇温特性上の時刻とを 比較してヒータ制御を行っている。これは、外的要因の変動等により昇温動作の 完了時刻が変動することを防止し、昇温制御をより正確に行うためのものである 。しかし、このような補正動作は行わず、更新された処理液の昇温特性のみによ り昇温制御を行うようにしてもよい。
【0051】 (b) 前記実施例ではメモリ(M1)及びメモリ(M2)に1℃ごとの昇温特 性として格納しているが、一定時間(例えば10秒)ごとの昇温特性を格納する ようにしても良い。この場合、モードIN時刻から10秒ごとに現在温度を読み 込み、それがメモリ(M2)の昇温特性と一致したときに交差したと判断して昇 温を開始すればよい。
【0052】 (c) 前記実施例では、メモリ(M2)の内容を終業モード及び休憩モードの 実行毎に更新しているが、本発明はこれに限るものではなく、間欠的に更新を行 ってもよい。また、所定期間の昇温特性の平均値等をメモリ(M2)に記憶し、 それによる更新を行ってもよい。
【0053】 (d) 前記実施例では、メモリ(M2)に昇温特性だけを記憶しているが、メ モリ(M2)に昇温特性と降温特性とを記憶し、それらを昇温時及び降温時に更 新すると共に、それらの特性と休止期間とにより昇温開始時期を設定するように してもよい。
【0054】
【考案の効果】 本考案に係る昇温制御装置では、処理液の昇温特性と予め設定された現像処理 開始時期とに基づいて処理液の昇温開始時期を定めるので、現像処理開始時期に 処理液の温度が所定温度になるように正確な昇温開始時期が定められる。また、 処理液の昇温特性が更新されるので、処理液の特性及び昇温手段の熱容量等によ り昇温特性が変化しても、正しい昇温特性を特性記憶手段に格納し、それに応じ た昇温開始時期が設定できる。したがって、現像処理開始時の作業者の待機時間 が短縮され、また資源の浪費及び現像液の劣化が抑制される。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による昇温制御装置を採用し
た自動現像装置の斜視図。
【図2】自動現像装置の内部構造を示す縦断面概略図。
【図3】自動現像装置の処理液循環経路を示す縦断面概
略図。
【図4】制御系の構成を示すブロック図。
【図5】記憶部の記憶内容を示す図。
【図6】自動現像装置のメインルーチンの処理内容を示
すフローチャート。
【図7】昇温特性作成処理の内容を示すフローチャー
ト。
【図8】終業モード処理の処理内容を示すフローチャー
ト。
【図9】終業モード処理の処理内容を示すフローチャー
ト。
【図10】休憩モード処理の処理内容を示すフローチャ
ート。
【図11】休憩モード処理の処理内容を示すフローチャ
ート
【図12】記憶部の並べ替えの一例を示す図。
【図13】記憶部の並べ替えの一例を示す図。
【図14】記憶部の並べ替えの一例を示す図。
【符号の説明】
1 自動現像装置 26 温度検知部 40 マイクロコンピュータ 41 入力部 45 記憶部 46 メモリ(M2) 47 メモリ(M1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理液を所定温度に昇温させる昇温手段を
    有する自動現像装置の昇温制御装置であって、前記自動
    現像装置の処理開始時期を設定する処理開始時期設定手
    段と、前記処理液の温度を測定する温度測定手段と、前
    記処理液の昇温特性を記憶する昇温特性記憶手段と、前
    記昇温特性記憶手段に記憶された昇温特性を、前記昇温
    手段による昇温時に、前記温度測定手段により測定され
    た温度変化で更新する更新手段と、前記昇温特性記憶手
    段に記憶された昇温特性と、前記処理開始時期とに基づ
    いて、前記処理液の昇温開始時期を設定する昇温開始時
    期設定手段と、を備えた自動現像装置の昇温制御装置。
JP2779691U 1991-03-28 1991-03-28 自動現像装置の昇温制御装置 Pending JPH04116852U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62238556A (ja) * 1986-04-09 1987-10-19 Fuji Photo Film Co Ltd 自動現像機の暖機装置
JPH02110609A (ja) * 1988-10-19 1990-04-23 Osaka Gas Co Ltd 暖房又は冷房装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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