JPH04117269A - r‐リノレン酸高含有飲料 - Google Patents

r‐リノレン酸高含有飲料

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JPH04117269A
JPH04117269A JP2236715A JP23671590A JPH04117269A JP H04117269 A JPH04117269 A JP H04117269A JP 2236715 A JP2236715 A JP 2236715A JP 23671590 A JP23671590 A JP 23671590A JP H04117269 A JPH04117269 A JP H04117269A
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JP
Japan
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linolenic acid
beverage
mucor
linolenic
glyceride
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JP2236715A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Abe
寛 安部
Yutaka Miura
裕 三浦
Tomoya Aoyama
倫也 青山
Toshiaki Nakajima
中島 寿昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Breweries Ltd
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Asahi Breweries Ltd
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、γ−リノレン酸グリセリドを高濃度で含有す
る飲料に関する。
〔従来の技術〕
γ−リノレン酸は、通常体内でリノール酸より合成され
るが、動物脂肪の取り過ぎ、アルコールの飲み過ぎ、加
工食品の偏食によるミネラルやビタミンB、の不足ある
いは糖尿病、老化等により体内での合成が弱まることが
知られている。このような場合、γ−リノレン酸を体外
から直接摂取することが必要である。また、γ−リノレ
ン酸はそれを摂取することにより、アレルギ一体質の改
善や成人病の予防などに効果があるここが知られている
(Sugai、 T :皮膚。
29、330−338(1987))。
さらにγ−リノレン酸を摂取する場合、γ−リノレン酸
の生理活性の効果を十分に得るためにはある程度の量が
必要であるといわれており、例えば、アトピー性皮膚炎
の治療に関する報告では、1日あたりγ−リノレン酸の
投与量を180mg、360mg、540mgと三段階
かえてテストしたところ、投与量が多いほどその効果が
認められた(Wright S、 Burton J、
L、 : Lancet、 20.1120(1982
):]。
γ−リノレン酸は、一般に月見草油から得ることが出来
、現在健康食品としてカプセル化したものが広く市販さ
れている。
また、最近では、微生物を培養して該微生物からγ−リ
ノレン酸を含有する脂質を効率的に採取する技術が開示
されている。すなわち、特開昭63−263088号公
報には、アジシブイア属、モルティエレラ属、ムコール
属、リゾプス属およびシンセファラストラム属に属する
微生物を培養し、菌体内の脂質を得る方法が開示されて
いる。特開昭63−283589号および特開平1−1
32371号公報にはムコール属に属する微生物を培養
し、γ−リノレン酸を効率よく採取する方法が開示され
ている。さらに、γ−リノレン酸を含有する飲食品関係
としては、特開昭62−81310号公報にγ−リノレ
ン酸をサイクロデキストリンにより包接し水溶性として
調製したガンマリルン酸含有ドリンク剤が、特開昭63
−116643号公報には糸状菌由来の不飽和脂肪酸含
有の食用組成物が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
月見草油を原料としたγ−リノレン酸の健康食品は生産
量が少ないため日常簡単に摂取しにくい。また、月見草
油を用いてγ−リノレン酸を高い割合で含有した飲料を
製造した場合、月見草油中に含有されているγ−リノレ
ン酸含量が約8%と低いため、十分な量のγ−リノレン
酸を添加するとγ−リノレン酸以外の他の脂肪酸側鎖を
もつ脂質を多量に添加する結果となり油の臭いや味が強
い飲料となったり、飲料中で油脂が分離したり、脂質過
酸化物の発生によって毒性が生じるなどの問題がある。
また現在商品として存在するγ−リノレン酸飲料は飲料
中に含有されるγ−リノレン酸の量がppm単位でコン
マ以下と低く、これではγ−リノレン酸の生体での十分
な調節機能は望めない。高濃度にすると、その飲料は油
の臭いと味が強くなり、実用化することはできない。
また、特開昭62−81310号公報に開示のγ−リノ
レン酸を添加したドリンク剤はγ−リノレン酸またはγ
−リノレン酸低級アルキルエステルをサイクロデキスト
リンで包接したものを飲料に添加するものであるが、こ
の技術はγ−リノレン酸高含量の飲料を製造できない。
さらに、そのγ−リノレン酸は糸状菌のモルテイエレラ
属菌から抽出されたものを使用しているが、その抽出脂
質のγ−リノレン酸含量が低いことからこのモルティエ
レラ属菌由来のγ−リノレン酸飲料も油の臭いと味が気
になるものであった。
そこで、本発明はγ−リノレン酸を飲料に容易に高濃度
で添加することができる方法を確立して目的の飲料を提
供することを目的とした。
また、本発明は、生体調節機能を期待できる高濃度のγ
−リノレン酸を添加しても、油臭、油の味を感じないで
、かつ飲みやすい飲料を提供することを目的とした。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はγ−リノレン酸グリセリドを乳化状態で高濃度
に含有することを特徴とする飲料に関する。γ−リノレ
ン酸グリセリドの含有量はγ−リノレン酸として1 p
pm以上、好ましくは10ppm以上、とくに好ましく
は30〜50ppm以上、さらに好ましくは1100p
p以上およそ11000pp程度まで含有させることが
のぞましい。
また、γ−リノレン酸グリセリドは糸状菌のムコール属
菌より抽出したものであることが好ましく、ムコール属
菌はγ−リノレン酸またそのエステルを産生ずるもので
あればどの菌でもよく、たとえばムコール・ジャバニク
ス(Mucorjavanicus) FERM−P−
9360,ムコール・シルシネロイデス(Mucor 
circinelloides)などがあげられる。そ
の中でもムコール・シルシネロイデス(Mucor c
ircinelloides)のHU T 1121(
FERM−P −9359)が特に好ましい。このムコ
ール・シルシネロイデスが産生ずる脂質はγ−リノレン
酸を32−t%含有し、従来のγ−リノレン酸含有脂質
に比較すると約4倍の含有量であるので、従来品と同量
のγ−リノレン醜を含有させるためには1/4の脂質で
よいためγ−リノレン酸含有原料として最適である。
ムコール属菌を培養する培地は、該微生物が良く生育し
て目的の脂質を生産しうるちのであればよく、炭素源、
窒素源、無機塩類および必要により微生物の生育に好適
なアミノ酸等の成分を含むものが用いられる。
ムコール属菌の温度、時間等の培養条件は、使用する微
生物の性質などを考えて、目的とする脂質の生産量が高
くなるように設定すればよい。通常は20〜32℃、好
ましくは25〜30”C3pH3〜7、好ましくはp)
13.5〜6にて60〜120時間、好ましくは70〜
100時間培養すればよい。
γ−リノレン酸を含有する脂質は、通常ムコール属菌体
内に蓄積される。この蓄積された脂質を得るために、常
法によって培養液を固・液分離し、菌体を収集する。該
菌体からγ−リノレン酸含有の脂質を抽出するには、B
ligh &Dyer法、またはFolich法を用い
ることができる。
ムコール シルシネロイデス由来の脂質は前述のように
32−t%のγ−リノレン酸と68%の他の脂質を含有
する。この他の脂質は本来飲料中に含まれるのは臭いや
味の面から好ましいことではない。したがって、γ−リ
ノレン酸類を含む全脂質として100m1中に多くとも
300■以下、好ましくは200■以下、特に好ましく
は180■以下に押さえることが適当である。
したがって、本発明に用いるγ−リノレン酸グリセリド
としてはグリセリンの3つの○H基のすべてにリルン酸
がエステル結合している1−ジグリセリドが最も好まし
い。ついでジグリセリド、モノグリセリドの順であり、
リルン酸を全く含まないグリセリドが一番好ましくない
ことは当然である。
本発明は、γ−リノレン酸グリセリドを高含有率で含有
する脂質を選択し、これをショ糖脂肪酸エステル、グリ
セリン脂肪酸エステル、植物ガム、レシチン、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ルよりなる群から選ばれた乳化剤で乳化することにより
γ−リノレン酸グリセリドを高濃度で含有する飲料を得
ることができる。
飲料にはさらに、栄養、風味、色調を改善する目的で、
種々の果汁、発酵乳等を添加することもできる。
以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
〔実施例〕
(1)ムコール属菌からのγ−リノレン酸含有脂質の抽
出 第1表に示す培地6Qを10Ω容量のジャーファメンタ
ーに入れ、ムコール・シルシネロイデスHU T 11
21 (FERM−P−9359)を接種し、30℃で
3日間通気撹拌培養をおこなった。培養終了後、培養液
を口過して、菌体を回収して乾燥菌体21.6g/Qを
得た。この乾燥菌体をエタノールで脱水後、ボールミル
を用いてヘキサンで菌体内脂質を抽出した。エバポレー
ターを用いて抽出物からヘキサンを除去して菌体内脂質
を得た。得られた脂質量は、6.4 g / Qでその
うちγ−リノレン酸グリセリドの形で含まれるγ−リノ
レン酸の含有率は32.4%であった。
第1表 ムコール属菌の培養培地 (2)γ−リノレン酸含有脂質の乳化方法ムコール属菌
体から摘出したγ−リノレン酸含有脂質を高圧ホモジナ
イズして乳化した。各成分の配合割合は第2表に示す通
りである。
第2表 γ−リノレン酸含有脂質の乳化処方例第3表 
γ−リノレン酸含有脂質の乳化物含有飲料の処方例(3
)γ−リノレン酸含有脂質の乳化物含有飲料の製法 γ−リノレン酸含有脂質の乳化物含有飲料を第3表に示
す処方で調製した。
〔試験例〕
(1)γ−リノレン酸摂取による生体調節機能における
効果 1カプセル剤あたりγ−リノレン酸を30■含有するカ
プセルを調製した。このカプセル剤を23人〔30〜5
0歳の男性〕に毎゛日3カプセルずつ3か月間服用させ
た。一方有効成分を全く含まないカプセルを同様のグル
ープ20人に服用させ、試験開始時と終了時の血中コレ
ステロールを測定した結果を第1図に示した。
その結果、試験前に血中コレステロールが220■/a
以上の人において、試験後面中コレステロールの低下が
認められた(γ−リノレン酸摂取群は第1図A、非摂取
群は第1図Bに示す)。
このことから、本発明のγ−リノレン酸含有飲料を22
0mu /日摂取することにより、90■/日のγ−リ
ノレン酸が摂取できるため同様の効果が期待される。
なお、前記γ−リノレン酸含有カプセル剤は32%含有
γ−リノレン酸グリセリドを単にゼラチンでカプセル化
したものである。
(2)月見草およびモルティエレラ属菌由来のγ−リノ
レン酸を含有する飲料の比較 月見草油およびモルティエレラ属菌由来のγ−リノレン
酸と本発明のムコール属菌由来のγ−リノレン酸を10
0m12あたり42mg入った飲料を調製した。各処方
は第4表に示す通りである。
調製した飲料について、20人のパネルによる官能検査
を行った。また、各飲料の酸化安定性についても試験し
た。酸化安定性は、飲料を開放容器にいれた状態で60
℃で1週間放置するオーブンテストを行い、過酸化物価
試験紙法により過酸化物価を測定した。
その結果を第4表に示す。
(以下余白) 第4表 各γ−リノレン酸含有飲料の比較結果 (3)γ−リノレン酸含有飲料摂取による生体調節機能
における効果 実施例で調製した本発明の飲料を23人(30〜50才
男性)に毎日2本ずつ3カ月間飲んでもらい、試験前と
試鹸後の血中コレステロール値を測定した。カプセルと
同様に試験前に血中コレステロールが220■/己以上
の人において、試験後直中コレステロールの低下が認め
られた。
〔発明の効果〕
本発明による飲料はγ−リノレン酸をグリセリドの形で
乳化状態とすることにより高濃度に含有させることがで
きるので、これを摂取することによって生体におけるγ
−リノレン酸の生理的効果が充分発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはγ−リノレン酸摂取群の、Bはγ−リノレン
醜非摂取群の服用前、服用後のγ−リノレン酸のコレス
テロール低下作用を示すグラフである。 図 (A) (B) 月1用薊 月経用陵

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、γ−リノレン酸グリセリドを乳化状態で高濃度に含
    有することを特徴とするγ−リノレン酸高含有飲料。 2、γ−リノレン酸グリセリドをγ−リノレン酸として
    1ppm以上含有することを特徴とする請求項1記載の
    飲料。 3、γ−リノレン酸グリセリドが糸状菌のムコール属菌
    由来の物である請求項1または2記載の飲料。 4、γ−リノレン酸グリセリドを乳化するための乳化剤
    がショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、
    植物ガム、レシチン、ソルビタン脂肪酸エステル、プロ
    ピレングリコール脂肪酸エステルよりなる群から選ばれ
    た化合物の少なくとも1種である請求項1、2または3
    記載の飲料。 5、ムコール属菌がムコール・シルシネロイデスHUT
    1121(FERM−P−9359)である請求項1、
    2、3または4記載の飲料。
JP2236715A 1990-09-06 1990-09-06 r‐リノレン酸高含有飲料 Pending JPH04117269A (ja)

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JP (1) JPH04117269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016047808A (ja) * 2014-08-25 2016-04-07 出光興産株式会社 高脂血症および/または脂肪肝の改善剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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