JPH04117599U - 製麹機における撹拌装置 - Google Patents
製麹機における撹拌装置Info
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- JPH04117599U JPH04117599U JP2730691U JP2730691U JPH04117599U JP H04117599 U JPH04117599 U JP H04117599U JP 2730691 U JP2730691 U JP 2730691U JP 2730691 U JP2730691 U JP 2730691U JP H04117599 U JPH04117599 U JP H04117599U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、酒や味噌等の発酵製造時に使用する
麹類を自動製麹する場合の、仲仕事や仕舞仕事等に際し
て、種菌済蒸米の撹拌を適確に行うための装置を提供す
る。 【構成】麹蓋2内の蒸米に対して回転しながら昇降して
挿入され、その撹拌を行う撹拌部67を備えている。上
記撹拌部67は回転軸73に対して着脱自在な撹拌タイ
ン67bを供えている。また撹拌タイン67bは回転軸
73の軸心に対して、回転時に蒸米を掻込む方向と外側
に押出す方向に作用する構造となっている。
麹類を自動製麹する場合の、仲仕事や仕舞仕事等に際し
て、種菌済蒸米の撹拌を適確に行うための装置を提供す
る。 【構成】麹蓋2内の蒸米に対して回転しながら昇降して
挿入され、その撹拌を行う撹拌部67を備えている。上
記撹拌部67は回転軸73に対して着脱自在な撹拌タイ
ン67bを供えている。また撹拌タイン67bは回転軸
73の軸心に対して、回転時に蒸米を掻込む方向と外側
に押出す方向に作用する構造となっている。
Description
【0001】
この考案は製麹機における撹拌装置に関する。
【0002】
一般に日本酒を始めとする醸造、発酵技術で用いられる製麹方法としては、比
較的大型の木製箱(麹箱)に蒸米を収容して麹室内で麹箱毎に製麹する箱麹法,製
麹に伴う撹拌,環境制御等を省力化のために機械的に行う機械麹法が(例えば特
開平2−16967号)が知られており、いずれも一定の蒸米量を一単位として
行う点で共通している。
しかし吟醸酒と呼ばれる上質で且つ高級な日本酒等の醸造には、上質の突き破
精麹を安定して得るために多数の小形の木製容器(麹蓋)に少量の蒸米を収容して
麹室内でこれを積み重ねて発酵させる麹蓋法が最も好ましいことは古くから知ら
れている。この方法は多数の麹蓋及び各麹蓋内の麹の発酵環境を均一にするため
の製麹中に積重ね位置の入れ換えを行い、さらに蒸米の発酵段階に応じた放熱,
除湿等の条件をその都度与えるために、麹蓋内の盛り形状を変更すべく撹拌等を
繰り返し行う必要がある。
これに対し従来上記麹蓋の上下位置を入れ換える作業を機械的に行う方法及び
装置として特開平1−269482号公報に示されるものが公知である。
【0003】
上記従来の製麹機においては、麹蓋の上下循環中の盛り形状変更のための撹拌
を行うことが出来ず、製麹の重要な不可欠の工程である仲仕事,仕舞仕事,出麹
等の作業時には、麹蓋を環境室外に取り出して人手によってこれらの作業を行う
必要がある。その結果、製麹環境の急変や雑菌の侵入,その他作業の非能率性等
の問題がある。
本考案は上記問題点を解決するための撹拌装置付の自動製麹装置を既に提案し
ているが、本考案は上記撹拌装置に関し、製麹の発酵状態や段階に応じて最も適
切な撹拌を行い、より良質の麹の製造を行う装置を提供せんとするものである。
【0004】
上記のような問題点を解決するための本考案の装置は、種菌済の蒸米を盛付け
た麹蓋2を移動させながら、該麹蓋2上から回転する撹拌部67を昇降させ上記
麹蓋2内の蒸米の盛り形状を変更する装置であって、上記撹拌部67が回転軸7
3のまわりにタイン67bを取り付けたものを対象としており、このうち第一の
考案では、該タイン67bを回転軸73に対して着脱交換可能に取り付けたこと
を特徴とし、さらに第二の考案では上記タイン67bを回転軸73の回転によっ
て蒸米を回転軸心を中心にして押出し方向又は掻込み方向に作用する構造とし、
蒸米の発酵段階ら応じて撹拌部67を掻込み又は押出し方向のいずれか一方の回
転に選択できる機構としたことを特徴としている。
【0005】
撹拌部67は麹蓋2の上方から回転しながら下降して麹蓋2内の蒸米を撹拌す
ることにより、盛り形状の変更も併せて行うが、このときタイン67bは直接蒸
米内に挿入されて回転軸73の回とともに回転する。上記撹拌部67は回転軸7
3に対して着脱交換することによって、蒸米の発酵状態や作業段階に応じて適切
に作用する形状または構造の撹拌部67を選んで付設することができ、修理や掃
除等の際も着脱交換によって容易に行われる。
また請求項2の考案においては、回転軸73の軸心を中心にしてタイン67b
が押出し方向又は掻込み方向に作用させることができるので、蒸米の発酵状態や
選択的作業段階又は種類等に応じて、いずれかの適合した撹拌作用を得ることが
できる。
【0006】
図面は本考案の実施例を示し、図2は環境制御された製麹室1内に収容された
製麹装置の正面図である。本実施例では製麹装置は麹蓋2に対して種菌済の蒸米
の盛付けを行う盛付け装置3と、盛付け後の麹蓋2を多数搬入して積重ね、該積
重ね状態において各麹蓋2を温度,湿度,CO2濃度等の製麹条件を均等に与え
るために昇降及び移送循環(ローテーション)させる循環機構4と、該循環機構
4上において必要に応じて盛形状を変更させ、各麹蓋1内における発酵条件の均
一化を行うための撹拌装置6とで構成される。
以下これらの各装置や機構及びそれぞれの作用等につき詳述する。
【0007】
A.製麹室
製麹室1は前記製麹室装置を内部収容できるスペースを有し且つ外部環境と遮
断された環境室を形成するように、周壁を非含水性及び断熱性材料より構成し、
室外に設置された空調機で外部の空気を浄化し温度及び湿度と風量、その他必要
に応じ酸素濃度、炭酸ガス濃度等を調節出来る機能を備えている。
さらに、製麹室1には外部のコントローラーと接続して上記のような内部環境
を測定制御する温度計,湿度計,炭酸ガス(CO2)をサンプリングして計測す
る濃度計等(いずれも図示しない)が取付けられている。
【0008】
B.盛付け装置
盛付け装置3にはフレーム16上に歪み量によって荷重測定を行う荷重センサ
ー17を介して、蒸米投入用ホッパー18が取付けられ、該ホッパー18の下方
には、麹蓋2を載置して待機させるベルトコンベアからなる搬入ライン19が左
右方向に設置されている。該搬入ライン19は後述する下部移送ライン27a内
に含まれるものである。
上記搬入ライン19は、後述する循環機構4のフレーム26の右側下方に水平
に突設された搬入フレーム20に装備されて盛付装置3のフレーム16下方に挿
通されており、フレーム16側には固定されず、あるいは固定される場合でも簡
単に係脱できる機構とする。
【0009】
上記麹蓋2にはホッパー18の排出口21より所定量の種菌済の蒸米が排出落
下されるが、このときダンパー開閉用の駆動部23が、上記荷重センサー17の
測定値に応動し、ダンパー22が開閉して蒸米の供給(盛付け)量が常に一定に
なるように設定されている。ホッパー18への蒸米の供給量はバッチ式では一枚
当たりの麹蓋2への盛付け量と次に述べる循環機構4に積込む蒸米の総量(例え
ば80〜90Kg)とによって決められ、連続供給式ではホッパー18への供給
口(図示しない)を断熱的に閉塞できる機構にすることが望ましい。
盛付け装置3では蒸米は初期形状は山形に盛付けられ、盛付後の麹蓋2では搬
入ライン19によって図2中で左方の循環機構4内に送り込まれる。
【0010】
C.循環機構
(a)下部移送ライン
循環機構4のフレーム26の下方には、上記搬入ライン19のコンベアと接続
又は連系作動するようにこれと一体をなす下部移送ライン27aが左右方向に挿
通されており、前後2本のエンドレスベルト28は、盛付け装置3の右端のプー
リ29と循環機構4の左端のモーター31付の駆動プーリ32に巻掛けられ、ベ
ルト28の上辺下にはベルト28及び麹蓋2を支えるガイドプーリ33が適宜ピ
ッチで軸支されている。
【0011】
(b)昇降ライン
上記フレーム26内には多数段(図示する例では9段で各列に空きスペースを
少なくとも1個設けている)に麹蓋2がフレーム内に上下方向に設けられたガイ
ド34に沿って左右2列に近接して平行に積重ねられる上昇ライン36aと下降
ライン36bが形成されている。
【0012】
昇降ライン36a、36bの下方のベルト28、28間には最下段の麹蓋2を
下方より受け止め、あるいは持ち上げて昇降せしめる受板37付のエアシリンダ
からなるアクチュエータ38a,38bが上向きに設置されている。該アクチュ
エータ38a,38bには製麹の進行によって麹蓋2内の蒸米(麹)の重量変化
を検出する計量装置(図示しない)が付設されている。
【0013】
上昇ライン36aは下部移送ライン27aによって送られてきた麹蓋2を、ア
クチュエータ38aにより一段づつ一定時間間隔毎に上方へ間欠上昇させる機構
であり、下降ライン36bは後述する上部移送ライン27bにより麹蓋2が最上
段に移送されると、これをアクチュエータ38bの操作により上記上昇ラインに
おける上昇間隔に対応して一段ずつ下降せしめる機構である。これらの作動には
上記アクチュエータ38a,38bの他に後で述べる各ラインの前後に設けられ
たストッパー機構39が連系作動する。
【0014】
(c)麹蓋の構成
麹蓋2は、例えば500×700×120(mm)の箱型の木製トレーからな
り、その内部中央は左右方向の仕切り板2a(図3参照)により左右に仕切られ
ている。麹蓋2の正面及び背面には、アングル状断面の把手40が横向きに付設
されている。
【0015】
(d)ストッパー機構及び昇降ラインの作動
ストッパー機構39は昇降ライン36a,36bの各前後位置に対をなして設
けられており、フレーム26側に固定して立設されたストッパーフレーム44に
は、上下各位置で共に回動自在なヘ字形のレバー46と爪47が、それぞれの略
中心で軸支され、レバー46の外端には上下方向のロッド48の上端が連結され
、下方の爪47にはブラケット49が外側面側に突設されて上記ロッド48に上
下スライド可能に連結されている。
【0016】
上記ストッパー機構39は、昇降ライン36a,36bに積み重ねられた麹蓋
2を下部のアクチュエータ38a,38bが所定量持ち上げて下降させ、あるい
は下降させて持ち上げることにより、麹蓋2の把手40の左右端でレバー46や
爪47をロッド48を介して連系的に開閉回動させ、最終的に爪47の先端で下
部移動ライン27a上の次の段の製麹2の把手40の両端を下方から支承し、昇
降ライン36a,36b上の麹蓋2をそれぞれ一段ずつ昇降移動させるものであ
る。
【0017】
(e)移送ライン
下部移送ライン27aは、既に述べたようにベルト28及びモーター31を搬
入ライン19と共用しており、下降ライン36bから下降した麹蓋2は移送ライ
ン27aで上昇ライン36a下の定位値に移送される。
これに対し昇降ライン36a,36b上では、フレーム26に各ラインの最上
段位置の麹蓋2を左から右に向かって水平移送する移送ライン27bが設けられ
、該移送ライン27bはフレーム26の左右側面前後端のブラケット56に軸支
されたスプロケット57と、該スプロケット57に左右方向に巻掛けられた2本
のチエン58,上記スプロケット57及びチエン58を駆動するモーター59に
よって構成されている。そして上昇ライン36a上の最上段位置に麹蓋2が上昇
し且つ下降ライン36bの最上段位置が空きスペースとなった時に、上昇ライン
36a上より下降ライン36b上に麹蓋2が水平に摺動移動して移送される。前
後のチエン58は麹蓋2の把手40に沿って張設され、該チエン58には上記把
手40の左端に係止して麹蓋2を左方向に送るための係止部61が所定のピッチ
で設けられている。
上記のように麹蓋2を積み重ねて昇降ラインを構成することにより、アクチュ
エータ38a,38b及びストッパー機構39のような簡単な機構の昇降装置で
昇降ラインを構成できる。
【0018】
D.撹拌装置
撹拌装置6は、盛付け装置3によって盛付けられた蒸米の盛り形状を変更する
もので、この変更は製麹の進行に応じて、麹蓋2内の麹全体を均一条件下で発酵
させるために毎回のローテーション毎に又は数回のローテーションの間隔を置い
て行うものである。
上記撹拌装置6は、上昇ライン36a上に突設したブラケット63、該ブラケ
ット63に基端部又は屈曲点を軸支した前後の平行リンクからなる揺動アーム6
4,65、該揺動アーム64,65の先端に前後2台取り付けられたモーター6
6付の撹拌部67、上記揺動アーム64の右端を上下に揺動させるようにフレー
ム26側に取り付けられたエアシリンダー68とで構成されている。69,70
は揺動アーム64,65の揺動支点及び撹拌フレーム71の取付軸となるアーム
軸である。
【0019】
撹拌部67は、麹蓋2が上昇ライン36a上から下降ライン36b上に移送開
始する際に上方より下降して交互に逆回転連動を続け、麹蓋2の移送により周壁
が撹拌部67に接衝する前にシリンダー68によって上方に揺動させられ、次の
撹拌作動の待機姿勢に格納される。この作動により麹蓋2内の麹き撹拌されるが
、所望の盛り形状を得るため、上部移送ライン27bの速度を変化させたり、撹
拌部67の揺動を繰り返すこともある。撹拌装置6の詳細については別途後述す
る。
【0020】
E.麹蓋のセット
次に循環機構4内への麹蓋2の最初のセット方法について述べると、先ず上昇
ライン36aの最下段と下降ライン36bの最上段と最下段とをそれぞれ空きス
ペースとするように、各ラインに麹蓋を挿入セットするとともにホッパー18下
に麹蓋をセットする。(このとき残りの一個の麹蓋2は下降ライン36aの最下
段にセットしてもよい。)
【0021】
次にダンパー22を駆動部23で開いて麹蓋2内に所定量の蒸米を放出して初
期形状に盛付け、搬入ライン19及び下部移送ライン27bにより、上昇ライン
36aの最下段の空きスペースに移送し、同時に上部移送ライン27bで上昇ラ
イン36aの最上段の麹蓋2を下降ライン36b最上段の空きスペースに移送す
る。
【0022】
続いて上昇ライン36aのアクチュエータ38aにより麹蓋2を一段押し上げ
てセットさせるとともに、下降ライン36bのアクチュエータ38bで下降ライ
ン側の麹蓋を一段下げて二段目以上を支持させ、ベルト28上に下降した麹蓋2
をホッパー18の下方に移送し、以下同様の作業を麹蓋2の数だけ繰り返して自
動的な盛付け作業を完了し、次の製麹作業に移行する。
【0023】
F.撹拌部の詳細
図3,図4は撹拌装置6の詳細図で、揺動アーム64,65には平行リンクの
一部を構成する撹拌フレーム71が取り付けられ、該撹拌フレーム71の下端に
前後方向に架設されたビーム72には、同一ピッチで前後各4本配設される回転
軸73が軸受74を介して縦方向に軸支されており、該回転軸73の下端には麹
蓋2の仕切板2aで隔てられた前後の区画部に各別に挿脱されるように、前後2
群の撹拌部67がそれぞれ取り付けられている。
【0024】
またビーム72上の各回転軸73突出端には、前後の各撹拌部67群毎に相互
に噛み合っている同一径のギヤ76が嵌設されており、4本の回転軸73のうち
一本の軸の入力端73bは、カップリング77を介してモータ66側の出力軸6
6aと連結されており、隣接している各ギヤ76及び撹拌部67は交互に連動し
て逆回転する機構となっている。
【0025】
前後撹拌部67は各回転軸73の下部突出端に挿脱可能に嵌合されるスリーブ
67aと、該スリーブ67aのまわりに突設される棒状部材からなる撹拌タイン
67bとで構成され、各タイン67bは図1に示すようにスリーブ67aの外周
放射状に且つ等角度間隔(図示例では90°)毎に複数段所定の段差をもって固
着され、各段のタイン67bは隣接する撹拌部67同士では回転中相互に干渉し
ないように各段毎に段差を生じさせている。
【0026】
また各タイン67bは先端に向かって所定の曲率で同一方向に湾曲しており、
それぞれの先端は軸心を中心とした同心円内に納まるように揃えられ、且つ鋭利
な尖端部67cを形成している。該尖端部67cは撹拌部67の回転方向により
、例えば図1(B)において時計方向回転するときは、回転軸心に対する蒸米の
掻込み方向撹拌とともに蒸米のボール状の塊を突きほぐすことによって粉砕する
ように作用し、時計方向回転時には、回転軸心に対して押出し方向に作用する。
【0027】
これらの回転方向の使い分けは仲仕事や仕舞仕事等のように麹の発酵段階によ
って異なる塊の有無,麹表面の損傷の可否等に応じて行われる。そしてタイン尖
端部67cは、上記突きほぐし作用を効率よく行わしめるように端面刃角形成時
に二番角を十分にとってより鋭利な形状とすることが好ましい。
67dはスリーブ67aの上下端付近に穿設されたピン孔で、これに対応して
穿設された回転軸73側のピン孔73aと重ね合わせてノックピン79を差し込
み固定することで、撹拌部67が回転軸73側にセットされる。スリーブ67a
を上下逆向きにして差し込んで同様にセットすると、タイン67bの向きが逆向
きとなり、回転軸73が同一回転方向でもタイン67bは前述した掻込み方向と
押出し方向の回転をし、異なる作用をすることになる。
【0028】
図5に示す例はタイン67bを板状部材で形成したもので、この例では麹の塊
の突きほぐし作用の点で優れた面があるが、麹が平坦面付着し易いという点では
図1に示すものが好ましい。
【0029】
図6は隣接する図1のタイン67bの外周が平面視で相互に重なり合うように
その外周径を形成したもので、このような形状のものが蓋2内の蒸米をもれなく
確実に撹拌する点では撹拌性能が優れている。
【0030】
図7は撹拌装置6の各群の回転軸73の隣間隔を同一に保持しながら交互にギ
ヤ76の外形を変化させた場合の例を示し、この構成によれば隣接し合う各撹拌
部67の回転速度が異なり、図1,図6に示すいずれのタインの場合でも撹拌状
態がより複雑化し、ミキシング作用の向上が期待できる。
【0031】
以上の如く構成される本考案によれば、請求項1の考案ではタインの着脱交換
が可能なので蒸米の精米度合による粒の大小,麹の固まり具合,その他の製麹条
件に応じたタインを用意して各条件に最も適合した撹拌を行うことで、理想的な
製麹を行うことができ、またタインの着脱の向きを変えることにより、方向性の
あるタインの作用方向を逆向きに変更し、同様にその時の条件に合った撹拌を行
うことが可能となる。ほか、タインを取り外すことによってその洗浄や修理等の
メンテナンスも容易且つ十分に行える利点がある。
【0032】
また請求項2の考案においては、タインの回転軸心を中心にタインを、蒸米の
押出し方向又は掻込み方向に作用させ、蒸米が最も硬くなる仲仕事時には掻込み
方向に回転させて塊を粉砕させることが可能であり、逆に麹が完成して損傷を避
けるべき仕舞仕事では押出し方向に回転させて滑らかな撹拌をさせることができ
る等、麹の出来具合や段階に応じ最も好ましい処理を行って、良質の麹の製造を
行える利点がある。
【図1】(A),(B)は撹拌タインの正面図及び平面
図である。
図である。
【図2】自動製麹装置の全体正面図である。
【図3】撹拌装置の拡大側面図である。
【図4】撹拌装置の拡大正面図である。
【図5】(A),(B)は撹拌タインの第二の実施例を
示す正面図及び平面図である。
示す正面図及び平面図である。
【図6】撹拌タインの第三の実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図7】撹拌部の回転機構の一部を示す平面図である。
2 麹蓋
6 撹拌装置
67 撹拌部
67a スリーブ
67b 撹拌タイン
73 回転軸
Claims (2)
- 【請求項1】 種菌済の蒸米を盛付けた麹蓋(2)を
移動させながら、該麹蓋(2)上から回転する撹拌部
(67)を昇降させ上記麹蓋(2)内の蒸米の盛り形状
を変更する装置であって、上記撹拌部(67)が回転軸
(73)のまわりにタイン(67b)を取り付けたもの
において、該タイン(67b)を回転軸(73)に対し
て着脱交換可能に取り付けてなる製麹機における撹拌装
置。 - 【請求項2】 種菌済の蒸米を盛付けた麹蓋(2)を
移動させながら、該麹蓋(2)上から回転する撹拌部
(67)を昇降させ上記麹蓋(2)内の蒸米の盛り形状
を変更する装置であって、上記撹拌部(67)が回転軸
(73)のまわりにタイン(67b)を取り付けたもの
において、上記タイン(67b)を回転軸(73)の回
転によって蒸米を回転軸心を中心にして押出し方向又は
掻込み方向に作用する構造とし、蒸米の発酵段階ら応じ
て撹拌部(67)を掻込み又は押出し方向のいずれか一
方の回転に選択できる機構とした製麹機における撹拌装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2730691U JPH04117599U (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 製麹機における撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2730691U JPH04117599U (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 製麹機における撹拌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04117599U true JPH04117599U (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=31911620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2730691U Pending JPH04117599U (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 製麹機における撹拌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04117599U (ja) |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP2730691U patent/JPH04117599U/ja active Pending
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